12月20日、21日両日に土木施工管理技士の第1回目の収録を行った。場所はいつもの四谷のスタジオだ。2日間とも朝から始めて午後3時頃に終了した。収録内容は、土木一般(土工、コンクリート工、基礎工)、専門土木の一部(構造物、河川・砂防、道路・舗装、海岸・港湾)だ。パワポで一般土木が72頁、専門専門土木が85頁、合計で157頁だ。これで全体の約1/3ほどになる。
7つのパートのうち、ノーミスは3つのパート。コンクリート工では、混和剤のうち、「減水剤」を「減衰剤」と何箇所も書いてあって、ここの間違いに気が付かず、収録中気が付き、再収録。他にはテーマが「河川砂防」だが、「河川堤防」と書かれていて、収録中に気が付く。もう一つ「遮水層」を「遮断層」と書いてあって、ここも再収録。遮断層と遮水層は意味が逆になるから、この間違いは重要だ。
あと収録中に気がついた点がある。コンクリート構造物の塩害対策のための工法で、「電気防食」と「脱塩工法」がある。電気防食はガスでも出てくため、知ってはいるが、脱塩工法というのもあって、こちらは、一定の時間だけ、電気を通して塩素イオンを集めるそうだ。工法は電気防食に似ている。このへんは、ポイント解説には詳しくは書かれていない。終わったら、ポイント解説の補足資料を作成して、解説しようと思う。
もう一つ浚渫でバックホウが出て来る。バックホウは、アームの向きがどっちか忘れたため、しゃべらなかったが、この建設機械は、2級には出て来るが、意外に1級には出てこない。こちらも補足で解説しようと思う。
収録しつつ、講座内容がレベルアップしていくようになってきた。この調子で、次回第2回は、1月半ばの収録を目指す。専門土木、の残り、法規、共通工学に施工管理までだ。