労働安全コンサルタント試験の前々日の話だ。月曜日の午前は、年に一度の中小企業診断士の理論政策研修、今年私が選んだのは、あきない総研の「提案力強化のためのロジカルシンキング」4時間、講師は、私と同じプロ講師養成講座の卒業生Nさん、会場は新橋、駅から少し歩く。
ロジカルシンキングとは何か、ロジカシンキングの基本講座構造、イシュ・ツリー、そして事例研究。さらに仮説思考、仮説思考とは何か、仮説の立案、仮説の検証、帰納法と演繹法、総合演習と続く。最後は中小企業白書からIT利活用による生産性向上だ。
ロジカルシンキングは、ぼんやりとは知っていたが、今回改めての学習。ミッシーによるロジカルツリー、ゴールデンカット、風鈴など、新しい用語を知る。
最近思うことがある。先日読んだ「アウトプット大全」で一層思うようになったのが、「研修の成果は使ってナンボ!」だ。受講したコストが、アウトプットした成果に見合えばそれでいい、受講しても、それを使ってアウトプットを出さないと、意味がない。
そんな意味では、土日の大学の授業はもったいない。ほとんどアウトプトする場面がないのである。講義の受講ばかり、つまりインプットばかりで、理論研修のようにアウトプットする機会がないのだ。
というわけで、このロジックツリーや、仮説思考、今年新たに挑戦しようと思っていることに、使えそうな気がする。使ってナンボだ。