今年最後の北アルプスは、上高地の焼岳登山を計画、二泊三日の予定で上高地を訪問、上高地は今年もう三回目になる。ところが天候が悪く、3日目の早朝に登山をすることになった。初日は上高地温泉、2日目は上高地散策、3日目には焼岳登山を書き込みます。
まず初日の上高地温泉。泊ったのは、帝国ホテルの対岸、上高地温泉ホテルという宿。上高地の宿を探していて、見つけたものだが、これが、歴史のある、かけ流しの温泉であった。明治時代の創業で、文人がよく訪れていた。芥川龍之介に高村光太郎、若山牧水、あのウエストン夫妻も宿泊している。
温泉は、内湯と露天、露天は桶風呂が二つ。浴場に文人の歌が掲げられている。登山帰りの人も使えるようになっている。山を下りての風呂はありがたい。
廊下には、芥川龍之介などの文章が掲示されている。文人がここに滞在して小説などを書いていた。私もお金があればそれ、やりたいもんだ。風呂は、二泊で、合計7回も入浴してしまった。
右足のアキレス腱と骨のつなぎ目が痛かったんだが、これも温泉の効果だろうか、治ってしまった。温泉の泉質は、高温だが、温泉成分が薄く、残念だが単純泉だ。ただ筋肉痛や骨の痛みにも効くようになっていた。(明日に続く)