年末に高尾山に登った。百名山トレーニングが目的ではない、高尾山の花めぐり、冬のシモバシラを見つけるためだ。
高尾山は「花めぐり手ぬぐい」がビジターセンタで販売されている。印刷されている11種の高尾山の花を見つけて、スタンプを全部押すと、コンプリートスタンプが貰える。(写真をクリックすると、ビジターセンターのページに飛びます)
この11種というのは、季節の花のため、その季節に登らないといけない。逃すと、1年後になってしまう。私は、現在、①ヤマユリ、②イワタバコ、③キッコウハグマ、④カントウカンアオイ を見つけた。今日は、⑤シモバシラの氷の華を見つけるのが目標。
シモバシラは、植物だ。寒い朝、土が持ち上がるあれではない。冬でも、そこそこ寒い朝、シモバシラの茎に水が上がって、その水が凍って茎がパンクしないと、氷の華はできない。暖かい朝はダメ、極端に寒い朝もダメ、雨が降ったらおしまい、という条件がある。
そこで、高尾山の朝の気温が、マイナスになった頃に、出かける。高尾山の朝だから、自宅は始発に出た。ケーブルカーの運転までまだだいぶ時間があるため、1号路を登る。7時15分。登山者はもう結構登ってる。
陽射しが差してきた、シモバシラが解けちゃいけない。急ごう。
ケーブルの終点付近、朝日に輝く都心。奥は東京湾だ。
女坂付近で一株見つけた。
山頂の茶屋の裏に、小さいがかなりの株があった。こちらは金網で防護してある。
山頂からの富士山、今日も美しい。ゾクゾクする美しさだ。
山頂から下って、大型トイレから右に曲がった地点。右の崖を誰かが撮影している。ここにもあるな。
アップを一枚。
高尾山をリフトで下って、高尾ミュージアム599へ。ここにもシモバシラがあるそうだ。庭で誰かが撮影中。結構大きいな。
さて、これで花めぐりは5花を発見、次は、ハナネコノメ、3月中旬~4月中旬。