月末から来月にかけて登山計画を持っている。山で使う筋肉は2週間使っていないと衰える。ということでほぼ毎週どこかにヤマに出かける。昨日は、奥多摩と奥武蔵の中間、棒の折山(棒の峰ともいう)標高969m。
飯能からバスに乗り、名栗湖入口で下りて、有間ダムまで歩く。途中変な看板がある。増水だって、いやな予感がする。
有間ダム到着、ダムサイトを歩いて、登山口へ。登山口では、車で来た人たちで平日なのに結構賑わっている。
そして山道へ。この山は渓谷歩きで人気があるが、岩も結構ある。と、下山者とすれ違う。まだ、朝9時だ、なんでかと尋ねると、川が増水して登れないという。登った方もいるとも。渓谷につくまで4パーティが帰って来た。やな感じ。
渓谷に到着、川は確かに増水している。先に進む。
渡りにくそうな場所には、よく見ると、枯れ木の幹が一本渡してある。ここを渡れという意味のようだ。ストックを使いながら渡る。それほどでもないな。
この渓谷の一番の見どころ、岩がせり出し、川幅が狭い場所に来た。ここにも木はあるが、濡れて滑りそうだ。水の少ないときは岩が顔を出してして、そこを踏み台にすればいいが、今日は水の中だ。
落ちたらかなり危険、ヘルメットを持ってきたらよかった。靴を横にして、左の岩をホールドにして少しずつ進む。緊張する場所だ。そして無事通過。
クサリ場の少し前まで来た。水の流れは激しいが、歩く場所は、水には触れない。
渓谷を無事通過し、岩苔石(いわごけいし)へ。春に来たときは、時間切れでここで下山した地点だ。今日はまだ時間はある。
どんどん登って、ゴンジリ峠へ、ここは山頂と高水三山への分岐がある地点だ。途中、木道がかなり壊れていて、木道以外を歩けの看板もある。
最後は、尾根伝いに山頂へ。2,3パーティが先着している。渓谷を登ってきた人たちだ。周りはぼんやりしていて、山々はよくは見えない。
そして、下山は、あの渓谷は使わず、尾根伝いにお風呂のあるさわらびの湯へ降りる。渓谷の渡渉に手間取って6時間近くかかったトレーニングでした。ちょっとは冒険したかな。