秩父札所巡り~第4日の後半の記事になります。龍石寺からは、秩父市街地を歩く。この辺の町は秩父夜祭の担当になってるらしい。
そして、十八番神門寺。このお寺には、昔、大きな榊の木があって、左右に枝別れして、それが門のように結ばれていたそうだ。
本堂には巡礼の先客がいた。そのお隣でお経を読む。私は、一番札所で教えてもらったように、最初と最後の経文だけを読む簡略化だが、先客は、般若心経をゆっくりと全部読んでる。私があとに来て先に終わってしまった。
お昼前の最後は、十七番定林寺。市街地で細い道が多い、googleは無駄がなく、凄く助かる。このお寺は近くなって本堂が見えて来た。
銅鐘は県の指定文化財になってる。
納経所で、今日は初めてのお客様ですよ、と言われた。ほう、街中は人気ないのかな。
そして秩父鉄道の秩父駅へ、昼食は、ワラジカツ。三重のカツ、凄いのが出て来た。これ、太りそう。
休憩後、秩父鉄道で、影森駅へ、次はいよいよ、噂のお寺だ、ちょっと緊張してきた。ネットでの評判は酷い。御朱印を先に貰おうとしたら住職に怒られたとか、ハイキング客は良く思ってないらしいとか、車の置き方が悪くて謝ったが、とうとう御朱印を貰えなかったとか・・ そしてその二十七番大渕寺に到着。
遠くから見られてるかもしれないと思い、山門の前で礼儀正しく、脱帽して、一礼。上にある月影堂まで登って納経する、緊張するな。
振り返ると、山の上に、白い巨大な護国観音が聳えている。
そして、いよいよ納経所へ。入ると留守だ。ベルを鳴らして暫く待つ・・すると間もなく、「チクショウ」と独り言を言いながら、住職らしい人が帰ってきた。「おお、いよいよ来たな」。
席に着くと、私から「お願いします。」先方が「二十八番はいいの?」「はい、結構です、来月来ますから。」交わした言葉はそのくらい。最後に「お気をつけて」と言われた。
はあ・・緊張したわりに、拍子抜けしてしまった。思うに、マナー違反などをしない限りは、何でもないんじゃなかろうか。お寺を出る際に一枚。注意書きがあった。
拍子抜けして、本日最後のお寺、二十六番円融寺へ。裏から入ってしまったらしい、庭がなかなかだ。
山門に戻って、撮影し、納経。
このお寺は奥の院があって、30分ほど山道を登ると岩井堂という、懸け作りの建物があるそうだ。鳥取の国宝、投入堂のよう。
そして、本日の予定の9寺の巡礼、昨日から合わせると13寺の巡礼を終了。武甲山を眺めながら、影森駅に戻り、御花畑駅から、祭りの湯に入って、帰宅。
この日は風が強く、武蔵野戦も止まっていて大変だった。そして何とか帰宅して、自宅で散華を貼る。これで通算26寺。残りは8寺、来月からは、いよいよ山岳寺院かな。