資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

ドボク学会に入会~ドボクねえ・・

2018年12月16日 | 土木施工管理技士資格とその活用
土木施工管理技術テキスト【改訂新版】 《2冊函入り》
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地域開発研究所

 土木学会に入会した。来春から1級土木施工管理技士の動画講座を開講するが、最新の技術情報入手のためでもある。学生時代に土木学会誌を何度が読んで、学会に入会しないかという、誘いがあったが当時は興味もなく断ったものだ。あれから43年経っての入会だ。

 入会申し込みは、インターネットで簡単に出来たが、送金方法は傑作だ。郵便局での振り込みはわかるが、それ以外の手段は、現金持ち込みか、現金封筒を使えという。今どき現金封筒を使う人なんているのかね。この学会、IT化があんまり進んでいないようだ。それとも、このクレジットカード全盛の時代に、事務局がついて行けないのか。

 もう一つ、以前から気になっていたことがある。「土木」(ドボク)という名称だ。先日近くの公園を通った時、「土建まつり」をやっていた。埼玉土建の主催だった。「ど・け・ん」だ。イメージ悪いね。読者の方はどう思われるだろうか。せめて建設とかいう名称ならまだ何だが、「どけん」はねえ。「どけんや」は悪い人というイメージがついて回る。粗っぽい、汚い、ワイロなどのイメージがついて回る。最近の学生さんは職業選択の段階で、選択しなくなると思うが。

 実は、私の卒業した学校も、私は「土木工学科」卒業だが、今は改称して、「環境都市工学科」と名前が変わっている。内容はほとんど変わっていないのだが・・要はイメージを変えたいようだ。とにかく、ドボク学会の一員となった。たまには現場見学でも行こうかねえ。


低エントロピーは使える、のわかりやすい例え

2018年12月15日 | ガス主任技術者資格とその活用
エネルギー論争の盲点 天然ガスと分散化が日本を救う (NHK出版新書)
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NHK出版

 この新書本、筆者は石井彰氏と言って、私が購読している「ガスエネルギー新聞」に論説を時々書かれている方だ。2011年書かれた本だから、あの福島第一の事故直後だ。本書の要旨はこうだ。日本のエネルギー問題は、分かりやすい解はない。あるとすれば、エネルギー源の多様化だ。化石燃料なら地域的に偏らない調達、エネルギーの種類で言うと、再生可能エネルギー、化石燃料、原子力などバランスよく使うこと。

 そして、著者の提案事項は、天然ガスの増大。世界のほかの国に比べて、日本は天然ガスの利用比率が少ない。天然ガスは、化石燃料のうち、CO2の排出が少ないが、再生可能エネルギーと比較しても中途半端なため、あまり注目されてこなかったそうだ。また、省エネ効果もエネルギー問題の解決策として有効だ。排熱を無駄にしないコージェネ―レーションや改良著しい燃料電池なども有望だそうだ。この方、ガス派だな。どうりでガスエネルギー新聞によく登場する訳だ。

 本書の中に、エントロピーの話が出て来る。「良質のエネルギーは低エントロピーである」という。エントロピーの単位は、ジュール/ケルビン、変化熱量÷温度 である。化石燃料が1千度で燃焼したときのエントロピーは、温度が高いからエントロピーの数字は小さい。そのエネルギーが水に移転し、お湯になった時、熱が外部に漏れないと仮定して、100度のお湯は、分母が小さいから、燃焼している燃料に比べて、高エントロピーである。だんだん冷めていくと高エントロピーになる。「エントロピーは増大する」というのが熱力学の第二法則だから、この説明になっている。つまり、人類にとっては、低エントロピーの方が使える、というものだ。

 エネルギーだけを見ると、低エントロピーの化石燃料と熱量を等しくするには、大量のお湯や水があれば、同じ熱量になる。しかし、低エントロピーの燃料という物質には、お湯や水という高エントロピーの物質は使い勝手の面からは勝てない。これ、ガス主任技術者試験の基礎理論に出て来る、エントロピーの話を分かりやすく例えたものになる。書いてて、自分も勉強になったなあ。


「エネルギー診断プロフェショナル」という資格

2018年12月14日 | ガス主任技術者資格とその活用

 社団法人省エネルギーセンターから、「エネルギー診断プロフェショナル」(略称、診断プロ)の資格の案内が来た。初めて聞く資格だ。センターのHPによれば、その役割は、「エネルギーに係わる総合的かつ高度な知見、さらに現場経験をもとに、対象となるエネルギー使用が適正となるよう、現状を把握・分析の上、機器・設備の導入およびそれらの運用、その他生産・サービス提供に係わるロジスティックス等のあり方を有機的な形で提案すること。」となっている。

 省エネのプロとしての資格、かなり専門的だ。そして、エネルギー管理士(私は熱部門の管理士だ)は試験の一部が免除される。どうやら、エネルギー管理士の上位資格のようだ。

 合格率を見ると、平成29年度は、1次試験(筆記)が62.5%、二次試験(診断報告書審査と面接)が67.6%だ。一次と二次を掛け算すると、42.2%。結構高い。ちなみにこれまでの取得者は約500名、そんなに多い数ではない。希少価値はある。

 試験科目がⅠ-AとⅠーBの基礎知識、Ⅱ課題抽出能力、Ⅲ課題解決能力となっているが、Ⅰ-Aの基礎知識が免除になる。Ⅰ-Bは、新エネルギーなどエネルギー管理士の科目にないものだ。このメリットは大きいな。

 しかし、省エネ診断など、やったこともない。今から、省エネの仕事を始めるのもつらいな、単に資格マニアだから試験だけ受けるのも、もったいないし、この年で大丈夫かいな。受験、どうしようか、考えてしまう。


1級土木動画講座の開発その5~河川・砂防

2018年12月13日 | 土木施工管理技士資格とその活用

 今日の専門土木は、河川・砂防だ。専門土木は、分野によって全然内容が違うから、それがまた面白い。今日は、河川堤防、護岸、砂防の地すべりだ。堤防と護岸の違い、わかるかな? 堤防は盛土して堤防の両側が斜面になって切れている。一方、護岸は、一方が切れているだけのものだ。

 役に立つワンポイント知識を話す。河川の右岸と左岸、どうやって見分けるか? これは、下流側を見て、右が右岸、左が左岸である。それに法(のり)は斜面のことだが、裏法(うらのり)と表法(おもてのり)どっとだろうか? 答えは、河川の水のある方が表法、家などのある方が裏法という。言われないとわかんないよね。

 次は砂防。sabo(サボー)という外国語もあるように、日本の砂防技術は高い水準にあるそうだ。山に行くと渓流に時々見かける砂防ダム、こんな山の中に誰が作っったんだろう、大変だったな、と思うことがある。今年は夏の登山の際に、立山砂防を見てきた。

 

 最後は、地すべり。私は学生時代に「地すべり」という専門科目を学んだ。北陸の出身だが、北陸は地すべり地帯のため科目があったようだ。

 地すべりは粘土があり、ここに水が入ると発生する。粘土+水ですべるのである。そうでない場合は、がけ崩れ、山くずれである。粘土は水を含んで離さない。またじわじわ滑る。従って、排水するか滑りを食い止めることが必要になる。難しいからここまでかな。

 


戦史検定上級は敢闘賞!!

2018年12月12日 | 地理・歴史系資格とその活用
増補版 太平洋戦争通史 ―開戦決定から降伏調印まで一三七九日の記録―
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文芸社

 戦史検定中上級の受験結果が返ってきた。受験したときからダメとわかっていたが、封書がなぜか厚い。そして何か異物が入っているようだ。中身は、まず「敢闘賞」。よく読むと、中上級は、軍司令官から大隊長まで5段階に分かれているが、この肩書のある人は、受験者62人中58%。一番上の軍司令官は該当者なしだが、その次のクラスの師団長が2人、旅団長が4人、連隊長が14人、合格ラインの一番下の大隊長が12人となっている。

 

 そして、その下は敢闘賞だ。26人。私はこの中だ。これ、カタカナ交じりの敢闘賞をよく読むと、戦果不十分ナレド、善ク困難ヲ克服シテ検定ニ挑ミシ・・と書いてあって、要するに不合格だけど、敢闘賞を上げますよ、と書かかれている。そうか、やっぱり不合格か。

 もう一つ、受験の販促品(景品)がついている。一つはゼロ戦のコースターだろうか。もう一つは鉛筆。鉛筆削りで削らないといけないやつだ。そしてよく見ると、この鉛筆は「靖国神社」の銘が書かれている。販売元は靖国神社だ。トンボのエコマーク商品だと。来年はどうするかな。自信ないし、でも太平洋戦争は研究してみる価値はあるな。

 


ガス主任模擬問題集、今年も出版するよ

2018年12月11日 | ガス主任技術者資格とその活用
甲種ガス主任技術者試験 模擬問題集 2018年度受験用 ~ポケット版~
クリエーター情報なし
三恵社

 今年もガス主任技術者試験の模擬問題集(上の写真)を出版することにした。実はこの問題集、著者の人件費を考えると以前から収支的には赤字で、自分ブランドが確立するまでと思って出版してきた。数年出版してきて、自分ブランドもできてきたため、そろそろこの問題集の出版は止めようと思っていた。

 しかし、出版社から是非継続してほしいという声があった。そこで私が編集していたものを出版社の方で編集することにして、継続を決めた。今年も同じ方法で、継続することにした。

 さて、今回の内容だが、昨年動画講座をやって1年間使った問題をベースに、①今年の本試験問題の傾向と対策を入れる。これはこのブログを読まれている方なら、すでにブログにアップした内容だ。②ガス協会のと都市ガス工業の製造編、消費機器編が改訂されたが、そのあたりの問題も巻末に入れる。このくらいかな、今年度の解答速報は、確報ではないからまだ取り込まない。ベースは昨年1年間使った内容だから記述誤りも修正済みだ。

 そして、販売価格、これは出版社が決めるのだが。ガス主任試験は受験者数が少なく、あんまり部数が出ない、従って、どうしても割高になる。例年通り二千数百円当たりだろう。

 それと出版した書籍は、法律で国会図書館が購入することになる。今まで発行した書籍は全て国会図書館に収納されているそうだ。これ、国会書図書館が存続して、継続購入してくれる限り、自分が死んでも足跡が残る、ということになる。これって、少し嬉しいね。

 最後は出版の時期、昨年はごたごたして出版時期も遅れたが、今年はそんなことはない。出版社さんのスケジュールにも左右されるが、2019年の2~3月当たりかな。


何と!山の知識検定ゴールドコースに合格

2018年12月10日 | 登山&自然系資格とその活用
山の知識検定公認BOOK 安全登山の基礎知識 増補改訂版
クリエーター情報なし
スキージャーナル

 先日、山の知識検定ゴールドコースを受験した記事を書いた。11月12日の記事だ。その結果が返ってきた。何と合格!!である。だめだと思っていたんだがねえ・・

 

 結果通知にはこう書いてある。当日受験者は38名、当初設定の正解ライン70%に達した人は12名で33.3%。この検定にはもう一つ基準があって、受験生の50%が合格という。そしてこの基準に達する正解ラインは59%だった。私、自己採点は54%だったが、記述式にあったため、何とかこれに救われたようだ。それにしてもおそらくぎりぎりの合格だろう。でも合格は合格だ。

 これで、一昨年はブロンズコース、昨年はシルバーコース、そして今年は一発でゴールドコースに合格だ。あっけなく取得してしまったが、この山の知識検定は、言って見れば、ペーパードライバーだ。3,000m級の山は一人じゃいけないし、冬山だって無理だ。そういう意味では、次の目標がない、また探そう。そしてホンモノの山にも登らないと。

 


新しいブログ始めました

2018年12月09日 | IT

 新しいブログを始めた。目指せ!甲種 ガス主任技術者試験 と 1級土木動画講座のブログ だ。これは、毎日買い込んで書き込んでいる記事のうち、ガス主任技術者関連と1級土木関連の記事を別にしたものだ。

 来年の私の事業予定では、ガスは、東京で少人数の面対講座を開催するつもりだ。また土木は1級の動画講座を開講する計画だ。そのため、事前のPRを兼ねて作成した。

 面対講座だから、受講生を募集しないといけない。また動画講座だって受講生を募集しないといけない。そのためのこのブログを作って、試験関連の記事を貯めていき、読者に読んでもらって、その中から講座を申し込んでくれる人がいたらいい、と思っている。そのうち、この新しいブログに受講生募集などの記事を載せますよ。

 新しい二つのブログの記事は、資格の達人ブログの中から抜いた記事だ。従ってこのブログを読んでる方は、過去に読んだ記事になるからつまらないと思う。ただ、今のブログを読んでない方には、新鮮だろう。資格の達人ブログの左下、ブックマークにリンクがあります。 

 下の写真は、1級土木動画講座の表紙写真にする予定のものです。群馬県の八ッ場ダム、重力式ダムを建設中のものです。昔、民主党が政権を持っていた頃、このダムを中止しろとかいって、大問題になったダムです。写真だって、著作権があるから他人様の写真は使えませんので、私が現地見学会で撮った写真を使っています。

 


人生に無駄はなかった

2018年12月08日 | 執筆・講演・診断
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社

 人生に無駄はない。今ホリエモンのゼロという書籍を読んでいる。初版は2013年というから刑務所を出て間もない頃だ。そのホリエモンの半生を読んでいて、人生に無駄はがないな、と感じている。経験がその人を成長させている。実は私もその通りだと思っているので、そのことをここに書き込む。

 私は、学生時代5年間、田舎の高等専門学校の土木工学を学んだ。そしてその縁で、某ガス会社に入社した。土木出身のため土木職に就くかと思ったら、全然違う職に就いた。ガス屋となったのである。ここでは、ガス導管の維持管理、熱量変更、製造供給計画、IT化、地震対策、緊急保安、人材育成に従事した。後半は部下の人事労務管理が主だ。この間に、資格マニアになり、中小企業診断士の資格を取得し、いろんな方と知り合った。その資格を使ってみたいと思い、会社を早期退職した。いろんな方から聴かれる、何で退職したの? それは残りの人生で、取得した資格を使ってみたかったのだ。

 そして独立、しばらくは食えなかったが、現在は順調に仕事ができている。これは、サラリーマン時代に吸収したものが大いに役に立っている。まず、「マネジメント研修」。現在ある企業さん向けに、マネジメント研修をやっている。診断士になってプロ講師養成講座に通い、プロになったが、このマネジメント研修の中身は、私の現役時代の現場の経験がベースになっている。いろいろな事件が発生し、対応にも苦労した。研修の事例研究なども、この自分の経験が役に立っている。

 そして次は、国家試験、「ガス主任技術者試験」の取得支援。ガス屋になったら皆これを目指す。私も20代で取得した。現役時代に取得した資格だが、テキストを繰り返し読み返し、講師として模擬試験問題を作り、仕事ができている。これは現役時代に何箇所か部署を経験したことが役に立っている。講座でも地震復旧の経験なども話す。

 最後は、現在取り組んでいる「土木施工管理技士の動画講座」。現役時代は全くと言っていいほど使わなかった土木工学。これが今になって役に立っている。学生時代5年間の経験、測量実習や土質・水理やコンクリートの実験など、教える際に役に立っている。

 土木工学、ガス技術、そして現場の人事労務、どれも学生時代、サラリーマン時代は苦労したが、今、それで食っている。人生には無駄はない。


1級土木動画講座の開発その4~鋼・コンクリート構造物

2018年12月07日 | 土木施工管理技士資格とその活用

 土木施工管理技士動画講座の開発その4です。土木一般を終えて、いよいよ専門土木に入った。専門土木は全部で34問出題され、そのうちの10問を選択する。合格ラインは6割だから、34問中6問正解ならOKとなる。受験者には負担は少ないのだが、講師側は全部問題を準備しないといけない。

 専門土木は、構造物、河川・砂防、道路・舗装、ダム・トンネル、海岸・港湾、鉄道・地下構造物、上下水道・薬液注入の7分野もある。私も得意分野とそうでもない分野があるが、講師としては、全部学習してテキストや問題集を作らないといけない。

 まずは、構造物。構造物は鋼構造物とコンクリート構造物がある。特に鋼構造物には、図のように応力ひずみ曲線図のような基本的なものもあるが、普段聞いたことのない材料や部品が登場する。

 トルシア形高力ボルト、これは、締め付けると壊れるタイプのボルトだ。溶接のエンドタブ、スタッドジベルなど難しい。コンクリートは劣化し、ひび割れなどが起きるが、その原因は様々だ。中性化やアルカリ骨材反応など、沢山あり、現象も似ているため、覚えにくい。下のように一覧表にすると体系的になる。私はこのように一覧表にするのが好きだ。


泳いで渡る三途の川

2018年12月06日 | 登山&自然系資格とその活用

 私は毎週、1,2回スイミングプールに通っている。どこで聞いたか忘れてしまったが、こんな話を聞いた。ある年配者が一生懸命、水泳の練習をする。その歳で何で? と聞くと「三途の川」を泳いで渡るわよ」という。そういうモチベーションの高め方もあったのか、という笑い話である。

 さて、三途の川、私はよく知らない。ウイキを見ると、なるほど、死んでから地獄や天国に行く際に渡る川だ。善人や悪人の種類によって渡る川の位置が3通りある。悪人ほど、途中で失敗し、地獄に行ってしまうそうだ。また渡り賃は六文銭。真田幸村の旗印は、六文銭。死ぬ覚悟で、という意味のようだ。

 そして、肝心の三途の川の川幅、泳いで渡るならこれ、調べないと。三途の川は昔から仏画に描かれているが、どうも、その仏画によってまちまちだ。赤い橋が架かっているものが多い。また、川の水は濁っていて、大きな石が上流から流れてくる、これは危険だ。また得体のしれない動物がやってきて、人を食べてしまうなど、恐ろしい場所だ。

 こりゃ、泳いで渡るどころじゃないな。川が濁っているため、ゴーグルも持っていかなきゃ、と思っていたが、やっぱり、橋を渡るか、浅瀬を渡れるように、日常の行動に注意するべしだな。

 写真は、土佐光信(室町時代の絵師)の十王図から三途の川、この時代の作品なら著作権はないだろうと思って、貼り付けました。この画によると、橋を馬で渡ってる人、川でおぼれそうになってる人、変な動物がうようよしていて鬼もいる、ようになってる。怖いイメージをつけたかったためだろう。三途の川、泳がないぞ。

 最後に、このブログには、毎回カテゴリーとジャンルを入れる。今日のカテゴリーは、健康・スポーツ系資格、そしてジャンルは、何と、マリンスポーツ!! 三途の川でマリンスポーツだ ! !

 


戦前の日本

2018年12月05日 | ビジネス・経済
教科書には載っていない! 戦前の日本(文庫版)
クリエーター情報なし
彩図社

 コンビニに置いてあった本だ。小さくて安いし、読みやすい。コンビニの雑誌コーナーの手前の本は良く工夫されている。タイトルは「戦前の日本」、そういえば戦前の日本って、あんまり知らないな。テレビなどでは、戦争の準備一辺倒になってる。

 読んでみて、よく知らないことがいっぱいあった。

 当時合法だった売春の遊郭

 モルヒネなど麻薬も買えた

 白系ロシア人のスタルヒン

 ドイツの飛行船ツエッペリング号

 紡績でイギリスを追い抜く貿易大国

 アジアから留学生が大量に来ていた革命基地

 今より厳しかった受験戦争

 発行百万部の雑誌キング

 悲劇の病気肺結核

 明治時代にできた日本の貴族

 経済界を支配した財閥

 いろんな手法があった徴兵逃れ

 ブラジルにハワイに排斥された移民

 最後は、東京多摩に軍都という巨大都市 があった。

 感心したのは、このくらいかな。一つ一つは面白くて、解説が書けるが、この位にしておきます。暇なら読んでみてくださいな。


丹沢大山

2018年12月04日 | 登山&自然系資格とその活用

 12月3日(月)は、ツアー登山で丹沢大山へ。この日はヤビツ峠から山頂を目指す。バスの車中で今日登る地図を見る。バスは一人二席が使えてゆったり。今日は標高差は約500m、トレーニングのためストックなしで歩こう。登山口の売店は月曜日のせいか閉まっている。

 丹沢は階段が多いのが特徴だ。やがて尾根道に出る。三の塔や塔ノ岳がそばに見える。山頂だけが欠けた富士山も。途中雨がパラパラと来たが、2時間ほどで山頂へ。

 前日は、あの田中陽希さんがこの大山に登っていたそうだが、1日違いだ、残念!下りは、「かごや道」を下る。かごやというが、この下り、とてもかごを担いで下れる坂じゃない。乗ってる人も転げ落ちてしまうんじゃないか。そして、阿夫利神社へ。紅葉がまだ残っている。

 ケーブルでさらに下の駅へ。この大山、昔は「大山詣」というくらいに、流行っていた。そのせいか参道に結構お店がある。私は記念に登山バッジを購入。今年の山も日帰りであと2,3回かな。


1級土木動画講座の開発その3~基礎工

2018年12月03日 | 土木施工管理技士資格とその活用

 1級土木施工管理技士講座の開発その3、今日は基礎工。基礎工は土木一般に含まれ必須問題に近い位置付けになっている。既製杭、場所打ち杭、直接基礎、軟弱地盤の対策、土留め工などだ。

 基礎工で問題になるのは、土の性質。土木の世界では、砂質土は良い土、粘性土は悪い土だ。そもそも砂と粘土の違いは何か。粒度が違うことだけだ。粘土の方が砂よりずっと細かい。ミクロンの単位になる。粒が細かいと、ここに水が入り込むと、その水を放さない。締固めのため、排水しようとしてもこれが出ないのである。軟弱地盤の対策は、ほとんどが粘性土から水を取り出す対策である。

 杭にも多くの種類がある。既製杭は普通の杭だが、場所打ち杭というのもある。細長い穴を掘って、鉄筋カゴを吊り下げ、その中にコンクリートを打ち込む。これが固まれば杭になる。大型のものもできる。よくビルの基礎工事でやっているものだ。

 

 他には土留め。道路工事などでよくやっている。この土留めで問題になるのは、ボイリングとヒービング。どちらも土留めの土が崩れるのだが、ボイリングは砂質土、ヒービングは粘性土に起きる現象だ。根入れ(土に埋め込む長さ)を長くするのは共通だが、ボイリングは、底面が湧き上がってくるため、地下水位を下げるのも対策。ヒービングは底面が盛り上がり、対策は底面の改良だ。


いっぱいあるウォーキング資格

2018年12月02日 | 登山&自然系資格とその活用

 私が日常やってる運動は、登山に水泳、キックボクシングだ。それに一番手軽な運動、ウォーキング。出かける仕事のないときは、週に3,4回朝、1時間弱歩く。自宅から出て、公園を3周して帰る。うちの近所は、団地で緑が多く、公園は樹木があり、気持ちがいい。散歩道になる。

 そのウォーキング、資格などはないだろうかと探してみた。ネットで検索すると、あるある、まあ覚えきれないほど出て来る。昔検索した時は、ほとんどなかったのだが。皆民間資格である、ということは儲かるんだろう。健康ウォーキングアドバイザー、公認ウォーキング指導員、歩き方インスタラクター、ウォーキング技能検定、ウォーキング指導者、ウォーキングトレーナー、ノルディックウォーキング指導者、ウォーキングインストラクター・・まだありそうだが調べるに疲れた。

 そして、ほとんどの講座は、講習会がある。受講料は、皆、結構いい値段だ。歩く講習で、こんなに取るのか、という感想。健康産業は儲かるんだろうな。さて、このうちどれを選ぶか。

 今のところ有力なのは、健康ウォーキングアドバイザー、これは一発試験だ。2カ月に一度在宅受験で、1万円。しかし、どうやって事前学習するんだろうか? もう一つ、ウォーキング技能検定、こちらは1日講習会の後試験、毎月実施、そして講習会と試験費用が2.1万円。他の試験は講習会費用と年会費などが必要で、後始末が面倒だ。主催団体としては、年会費でつなぎ留めたいんだろうが・・