一瞬の夢

　練習のスタートが１７時過ぎになるのでなんとか１時間程度で終わるメニューで実施。本来のメニューも間違いなく１時間で終わる予定だったのですが、日頃の行いが悪く（選手にとっては幸い？）実施できなかったため体育館の中で簡単に実施。

　短時間で追い込むためにはどうするか？うーん、気持ち？自主的に意識して動かないと追い込めない。それができていたかは・・・。案外最初の練習でぐったりしていたので今日はこれくらいにしておこうかな～と思っていたら、選手が自主的に靴を履き始めてやる気満々だったので補強をやることに。みんながんばるね～。強制はしていないのに・・・。

　「勉強しているか？」と確認したら「・・・」という返事が。え？それでいいの？まー本人がそれで良いのなら良いでしょう。kanekoの言っていることは全く理解していないだけのこと。今の２年生が引退するときに、「みんなで中国大会に行こうと言ったけどできなかったね」って良いながら涙を流すと良いでしょう。青春ごっこはkanekoの見ていないところでやってください。
　自分たちが「やる」と決めたことに対して数日間で守れなくなるならそんな「夢」は見ない方がよい。そっちのほうがすっきりします。「目標」と「夢」は別物です。「目標」は到達するために最善の努力をして達成可能なもの。「夢」はいつか叶ったらいいな～と希望的に思っているもの。うちの選手の「中国大会へ」は「目標」ではなく「夢」だったようです。

　結局、「言う」ことは簡単、「実行」するのは困難（無理？）だった。それだけのことです。非常に残念・・・。怒られて「やらなきゃ！」って思うレベルからは脱出したと思っていたんだけどね。本気で言っていることと冗談で言っていることの区別もつかないようでは結局は「信」じることができていないってこと。「練習だけではダメだ」と言い続けてきた意味すら理解できないのか？