kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

またも競技場練習

2009-08-31 | 陸上競技
今日から2学期が始まりました。1日早いだけなのですがなんだか損した気分ですね(笑)。他校ではもっと早く始まっているところもありますし、他県では盆過ぎから学校が始まるところもあるようです。だんだんとそういう方向に向かっていくのでしょうか…。嫌ですね(笑)。

学校は午前中だけでしたが2年生が明日から就業体験学習に行くのでその事前指導が微妙に長引き練習開始は食事を取ってから2時半からにしました。練習開始時にかなりのトラブルが発生したため大激怒。あり得ません。この対応に30分近く要したのでまともに練習開始したのが3時過ぎでした。なにをやっているんでしょうか…。どれだけの人に迷惑をかけながら練習をするのか…。書きかけの日誌を提出する者もいました。ここ最近ではあり得ない庫とですね。崩れるのは一緒だと言い続けているのですが。伝わりませんね。

その後気持ちを切り替えて練習に。顧問がいつまでも引っ張っていたらいけないと以前指摘されたこともありますし、沈んだ状態で練習をしても効率が悪いですからね。ピリピリした雰囲気でアップに取り組んでいたので動きもかなり良かったですね。150mをMAXで行きましたが随分スピードが出るようになっていました。少しの追い風でしたが久々に見るとかなり動きも良くなってきています。良い傾向です。

刺激を入れた後に専門練習にしました。短短は力みを解放するための練習にしました。これまでは無理矢理力で押している雰囲気がありましたが、そこまで力まなくても身体は進みます。高いスピードを出した状態でしかつかめない部分があると思うので、その中で身体をコントロールする走りをしていきました。感覚的にはかなり良かったと思いますね。

短長は400mのためのレース展開をつかむ。あれだけ400mを走っていますがまだ感覚がつかめていません。前半の流れがつかめていないのでここに時間を割きました。感覚的に鈍い者がいるので前半からガンガン行ってしまってラスト持たないパターンが見受けられました。これは400mHでも言えることですが、トータルで400mという感覚がまだ足りません。スピードが上がった分だけ前半速く入ってしまうので最終的にラストで失速する。ここを克服するための練習、つまり感覚をつかむための練習がどうしても必要になります。

これまでも前半の入りに関してはかなりやっていましたが、まだまだつかめていません。前半の練習を何本か繰り返してから300mまで伸ばしました。MAXではなくレースの中での300mの位置付けです。土曜日にかなり走っていますから追い込みではなくどうやって感覚をつかむか。前半の練習が上手くいった者は44秒台で入ってもまだ余裕があります。切り替えが出来れば60秒台も見えてきます。42~43秒で入れるようにスピードを上げていく事が出来ればもうワンランク上で戦えると思います。

400mHも同様でした。これまで20~21歩かかっていた部分が19歩でカバーできるようになっていました。その分少し前半が遅くなっている感じがありますが、向かい風ですからここも変わってくると思いますね。速く楽にを身に付けさせていきたいと思います。

本人達の感覚が変わりつつあるというのが大きいですね。マイルに関しては最低レベルを60秒がテーマです。簡単なことではありませんが近づいてきていると思っています。まだ安定はしていませんが少しずつ良い方向に向かっていると思います。

明日からは就業体験学習。先週末からかなりやっているのでちょうど良い休養になるかもしれません。まーそれでも練習はやりますが(笑)。基本的な部分に力を注ぐ時間にしていきたいですね。練習自体はかなり良い感じだったと思います。
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日誌の現れる変化~負けから学ぶこと~

2009-08-30 | 陸上競技
夏休みはなかなか日誌に目を通す機会がありません。それでも毎日きちんと書いている者は自分のその日の取り組みや走りをしっかりと振り返っています。これだけblogに書いていると私のやり方や指導方法に非難もあると思います。他の学校だったら出来ない、うちだったら選手が反発すると言われることがあります。それは持って行き方だと思っています。競技に真剣に向き合うようになれば色々と変わってくると思っています。日誌だけでなく色々な部分が違うと思います。あれこれ批判を受けながらもやるべきことをしっかりとやっていきたいと考えています。上手くいってもいかなくても結局は評価を受けるのですから(笑)。

話がかなり逸れましたが、地区新人の後に日誌を見てみとやはり意識的な変化が見られる者がいます。特にyukaはこの3ヶ月で大きく考え方が成長してきています。それに見合う競技成績の成長もしてきています。まず大きな差が責任感でしょう。中国選手権、1走を任せましたが62秒かかりました。バトンの受け渡しで計れば61秒ですがきちんと400mでいけば62秒。県レベルでは十分ですが中国で考えるとレースを壊しました。この時点で第2集団での勝負を余儀なくされます。ここに関してはかなりきつく言いました。私の所に来る前に本人達がそれを一番痛感していましたが…。こういう上手く行かなかった時に何を学ぶかというのが大切だと思っています。同じことを繰り返さないためには表面上の理解だけではなくきちんとした理解が必要になります。本人が日誌に「最近になってやっと先生がいうことの本当の意味が分かってきた」と書いていました。どれだけ難しいことを言っているのかって話です(笑)。キャプテンが分かりきっていないから周りはまだまだ分かりませんね。

日誌には選手同士でミーティングをした時にyukaが「rinaに勝つ」と宣言した様子が書かれていました。これは本人ではなく周りの者の日誌からですが。61秒4を出した事に全く満足していません。目指すものはまだまだ先にあることを忘れていないのです。61秒台を出しても結局は1走で遅れる。目標には届かないのです。エースであるrinaに勝てないようでは中国では戦えない。yukaは初めて決勝を走りました。これまで順位が決まる決勝では力が及ばず何度も外されてきました。言葉にはできない悔しさがあったはずです。最初から強かったのではなく自分の努力で勝ち取った。だからこそまだ満足はしないのです。更に上を目指す。この姿を見てチームは何を感じるでしょうか。負け続けてきたから分かる事もある。日誌を見て強くその部分を感じました。悔しさが上を目指す気持ちを支えている。これは前キャプテンのshimaから学んだのではないかと思います。

何度も書いていますが日誌には意識レベルが反映されると思っています。どれだけ良いことを書いても同じことを毎日書いていたり、自分自身の本当の内面を現すものでなければ何も意味がありません。必ず現れます。頑張りますだけでは何の変化も生み出さない。当然です。勝った時、負けた時に本当の姿が現れる。負けた時に何を学ぶかで次につながるのです。泣いているだけで強くなれるわけではない。本当の変化が無い限り次のレベルには届かないのです。

まだまだ伸びる可能性がある。求められていること、目指すものをしっかりと理解していかなければいけません。日誌の使い方を各自がどれだけ考えられるか。次に向かって自分の内面と向き合うために使ってもらいたいですね。成長は認めますが、全体的に足りないものがある。個人個人でもまだまだ足りませんし、改善する部分があります。現状に満足している選手はあっという間に置いていかれてしまう。女子のマイル、メンバーに入るだけでかなり熾烈です。何とかなると思っている者は気がついた時にはメンバーから外れている。目指すものは何かをもっと考えてもらいたいですね。

負けて何を学ぶか。負けた時に何を感じでどう考えるか。この辺りが今後の成長を決める。日誌を見ながらそう感じました。止まれません。常に上を向いて進みたい。そこを選手に理解させ本気で行動移させたいですね。
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夏休み最後の走り込み

2009-08-30 | 陸上競技
土曜日で夏休みの練習は最後になります。月曜日からは学校が始まりますからゆっくり時間をかけて練習が出来るのは最後になります。予定通りタータンでの専門練習と走り込みをしました。

中でも最大の課題に置いていたのは400mHの練習です。これは市営競技場の土のグランドではなかなかできません。前半と後半のレースパターンを身に付けさせていきたいと考えていたので。レース後半での失速が目立ちます。通常のレースであれば問題はありませんが、目指す場所に向けては今のままでは届きません。67秒レベルでは中国新人の決勝止まり。来年は中国準決勝で負けてしまいます。殻を破るきっかけを与えなければ66~67秒のままです。きちんとラストが持つようになれば目指す場所にかなり近づけます。感覚を身に付けさせるために実施しましたがある程度はできるようになったと思います。あとはフラットレースやマイルでのラストまでの力の配分です。60秒台の力は間違いなくあります。あとはそれを引き出せるかどうかだけ。殻を破ってもらいたいですね。

男子に関しては短い距離でハイスピードでの追い込み。最近調子が上がってきている2年生と以前からかなり走れるようになってきていり3年生、この2人がお互いを意識しつつも良い感じで練習を引っ張ってくれています。先日11秒2で走ったといっても手動計時ですから互いに練習の質を上げていき電気計時で11秒前半を狙ってもらいたいですね。今の感じでいけば十分可能性があると思います。夏の成果が見られます。これまで上手く噛み合わなかった分、走れる楽しさを実感してくれているのではないでしょうか。

短長はレース感覚で前半200mを走った後での250m。前半の200mは大会と同じように向かい風。その中でレースの組み立てをしていく。どのパターンでもしっかりと対応していく必要があります。前半の流れはまずまずつかめてきたのではないかと感じています。後半、250mで大きな差がつきました。200から250まで数分レストを取っていますが、250mでmisatoと他の者で1秒以上の差がつきます。ここが課題。中国で戦うことを考えたらmisatoと同じかそれ以上のレベルの選手はたくさんいます。ラストで10m近く離されるというのであればマイルでは致命的です。順位が完全に逆転してしまいます。
あとでビデオで確認しましたがmisatoは35秒2位でカバーしていました。他の者のMAXに近いタイムで走れている。差がつきますね。今のうちで一番強いのは間違いありませんが、ここに頼っていくわけにはいきません。中国選手権では59秒6くらいのラップでしたが、感覚をつかみ始めているのでフラットでの58秒台は確実に届くレベルだと思います。他の者は死ぬ気で追わなければ届きません。まだまだです。

専門練習が終わってから更に走りました。かなり長くなりましたが集中力を保ってしっかりと走れていたと思います。普段から合宿並の練習量かもしれません(笑)。先週少し落としているのである程度の負荷をかけておかなければいけませんから。あくまで勝負は秋であり、来年の春。今だけを見ていくわけにはいきません。

この夏で変わった者はかなり変わりました。過去の実績は関係ないと強く感じました。全員がきちんとやるのが当たり前のレベル。あとは見えない意識の差だけ。どうやって埋めていくか。見えないものをしっかりと見せて欲しいですね。

また書きます。日誌を読んで感じたことがあるので。
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追い込み

2009-08-29 | 陸上競技
来週から学校が始まり、2年生は就業体験で4日間学外に行きます。ほとんどの者が学校近辺ではなく市街に行きます。どうにもならない部分です。学校に戻って来るのは5時か6時になります。他校では体育祭等もあって練習が積めない所もあるようですから同じといえば同じですが。

金曜日、私は午前中からかなりバタバタしていたのでほとんど練習を見ることができませんでした。合間を見てやるべき事を指示を出して基本的な事を繰り返しました。積み重ねてきた部分をもうひとつ進めていく事ができるようになってきたと思っています。午前中はひたすらその部分をやり続けました。私は見ていませんでしたが、陸上関係の先生方が練習する風景を見ていませんでしたがおられたようですが階段等を使ってしっかりと取り組んでいたようです。真面目にやっているというのは当たり前の話できちんと意識をして何をやっているかを理解できているかが大切です。速い動きの中で意識することは難しいですから、動きを繰り返す中で身に付けていく必要があると思います。

昼前に少し時間ができたのでグランドで走りました。各自がやるべき事を理解しながら取り組むことが出来てきています。まだまだ足りない者もいますが、目指すところに向けて進んでいかなければいけません。この夏には課題であった加速段階の修正に取り組み、その後地面からの反発を上手くもらいながら無駄に力を使わない感覚を身につける部分をやってきました。あとはフォローのタイミングを上手く取るための練習。基本的な要素を身につけるためにはかなりの時間を要します。意識する部分もかなりあります。
午前中は短い距離を中心にかなり走りました。感覚がつかめ始めている者は動きが良くなってきています。走るという一瞬の動作だから難しい。繰り返す中でその感覚を身に付けていくしかないのです。

そのまま2部練習にしました。午後からはもう一度加速段階を意識する練習とハードル練習に分かれて実施。午前にかなり走っていますから少し量を減らしましたがそれでも2時間近くやりました。今回はハードルを中心に見ましたが、少しずつ改善されてきている感じがあります。土曜日にハードルを使った専門練習をやりたかったのでそれに合わせたハードリングをきちんと身に付けさせたいと考えていました。バランスが崩れてしまいリズムが崩れてしまうために失速してしまいことが多い。ここの克服が急務になります。

かなりやっていますが選手はよくついてきてくれます。私がどうこうではなく選手が強くなろうという気持ちがどれだけあるかが影響してきます。本当に目指すものがあるならできると思っています。選手の目標意識次第で変わってきます。伸びる選手には共通する部分があります。何がなんでも強くなろうとするがむしゃらさです。まだまだ表面上の部分しか変わっていない。変われるか?そこが全て。強くなるチャンスは自分でつかむしかありません。

変わりつつある。県内のレベルに満足したくはありません。インターハイ、ここだけです。本気で狙いたいですね。土曜日もかなり走りました。これはまた書きます。
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地区新人~甘さを痛感する~

2009-08-28 | 陸上競技
今回、準備や片付け等の部分で他校の先生にほめられる事が何度かありました。まーある程度はできて当然ですが。

最初の段階で3年生には練習をさせてから補助員をさせました。開会式などには参加させた方が良いと思い参加するために練習を一時中断。その後練習をするためにバックストレートへ。担当部署の先生には少し遅れることを伝えておきました。しかし、なかなか女子の2名が部署に行きません。途中で「バックストレートで練習をするなと言われた…」と言いに来ました。何をやっているのか…。まずは使うなと言った審判に問題がある。この大会はバックストレートはアップ場所として開放すると決まっているはずです。400m系の種目以外は問題ない。競技をしていたのは1レーンしか使わない競歩です。全く問題はないはずですが…。
加えて任せた仕事をやらずに練習をやり続けようとした3年生にも大きな問題があります。優先事項は補助員です。大会には選手として来ているのではなく補助員として参加しているのです。頭を下げて待ってもらったにも関わらず結局間に合わずに他の者がその部署に回っていました。自分で判断して動くことができるようにならなければいけないのですが…。若干キレ気味でしたが、その後はしっかりと働きましたから許せる範囲でしょうか。

試合終了後の片付けば率先して働いていました。日頃から全くそういう意識がない学校とは大きな差があります。部活動はこの辺りをしっかりと身に付けさせる必要があると思っています。気がつかない学校は話をしたり自分達の片付けだけをしたりしています。きちんとした指導をしていく必要性を強く感じました。

全てが終わって最後に本部の掃除があったので指示を出しました。が、真っ先に来るのは3年生…。その前の段階でかなり怒っていましたから当然激怒。新人大会ですから真っ先に動くのは下級生でなければいけません。自分達の大会ですから。3年生の方が気がつくのが早かったとしても最後まで働くべきは下級生のはずです。甘いですね。きちんと判断をしなければいけません。最後に短距離を集めてかなり話をしました。激怒する理由をきちんと理解させなければいけません。怒られるからやるという初歩的なレベルでは無くなっていると思いますが、まだまだ甘い部分があります。考えなければいけないと思います。普通の学校なら大したことないと許されるのかもしれませんが、やはり細かく理解させておかなければいけません。競技だけやれば良いというわけではありませんから。地道な作業になりますがしっかりと取り組んでいかなければいけないと強く感じました。
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地区新人~殻を破れない~

2009-08-28 | 陸上競技
地区新人、ある程度の収穫がありました。逆にまだ殻を破れない者がいる。ここに大きな課題があります。チームとしての取り組みに甘さが出てしまいますから…。

今回女子の400mHはバックストレートがかなり強い向風で記録が出づらい状況でした。出場者もうちから3人です。この中で明らかにお互いを過剰に意識している部分がありました。負けられないという気持ちが見え隠れして自分のレースに集中できない。2年生がそういう状態ですから上手くいくはずがありません。予想タイムよりも大幅に遅く69秒と71秒…。考えられないタイムです。

その後400mの結果を目の当たりにして「自分はマイルメンバーに入れないのではないか」という不安が頭をよぎったのでしょう。更に自分を見失う。春先から殻を破れないのには大きな原因があるのです。ここに気づかない限りは戦えるはずがありません。2年生の2人、分かったつもりでいますから大幅な変化がありません。練習でかなり良い動きが出来ても大会で全く走れない。厳しいようですが、自分が変わらなければ何も変わりません。わざとプレッシャーをかけるような声かけをしています。殻を破るきっかけを与えていますが、そこをなかなか越えられません。力的には60秒で走ってもおかしくないと思っていますがなかなかそこまで到達しません。

更にリレーの前に「足が痛い」と言い出したのでぶちギレ。個人もリレー2種目も走らせませんでした。意味がありませんから。この期に及んで今更何を言うのかって話です。2年生エースはエントリーすらしていませんから、走れなくなったら全く経験のない1年生を使わないといけなくなります。これがどれだけの事か全く分かっていません。殻を破る気がないならこちらも力を貸す必要がありません。

結局4継はアンカーを変え、マイルは1走に1年生を入れました。マイルに関してはかなりの不安があったはずです。65秒5位で帰って来ましたから普通であれば合格点ですが、今のチームの状態からすれば明らかに不足です。エースがきちんと走ったらそれだけで7秒違いますから…。結局65秒、61秒、61秒、62秒のラップで4分10秒かかりました。最低でも大会記録の更新はしなければいけませんでした。何をやっているのでしょうか…。
アンカーラップ62秒も問題です。明らかにラストで減速していました。単独だからではなく必ず走りに原因があるのです。普通であれば62秒で走れば問題はないかもしれませんが、60秒ラップを期待していますから2秒遅いことになります。戦えません。今のチームで62秒は足を引っ張る事になります。目標を下げて「中国新人に行く」事だけを考えれば4分10秒を切れば可能性は高いと思いますが、全く意味はありません。参加するだけで終わってしまいますから。目標を下げてしまえば全てが無意味になる。高い目標があるから人は頑張っていけるのですから…。

秋にどこまで行けるか?本気で変わる気があるか?強くならなければうちの勝負種目であるマイルのメンバーには入れません。予選要員として走って満足するのか?本気になるという意味がまだ分かっていない。殻を破る。難しいかもしれませんがやらなければいけません。しっかりと取り組ませたいと思います。
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地区新人~主な競技成績~

2009-08-28 | 陸上競技
地区新人では初めて取り組む種目等もあり、どこまでが評価できるかわかりません。だいたいで(笑)。

特に強さを感じたのは女子の400mです。この種目に関してはかなり力を入れていますから当然といえば当然なんですが。1人故障明けだったので出場させませんでしたが、それでも他のメンバーがかなり力を付けてきていますから面白いと思っています。
今回の地区新人は県新人の選考も兼ねていました。練習だけで力を判断するのがかなり難しい状態でした。1年生のhatuが中国選手権でかなりの走りをしましたから、2年生のyukaを単純に走らせるというわけにはいきません。チャンスを与えないといけませんから。レース自体はhatuが積極的に走りました。逆にyukaは冷静。バックストレートが向風だったので少し抑えたと言っていました。ラストの直線では並んで入ってきて勝負。最後はyukaが意地を見せて勝ちましたが、61秒4と61秒5です。どちらが出場しても県の決勝ライン。これでマイルの4人目までの持ちタイムの最低が62秒5になりました。昨年の2番手のタイムが4番手。まずまずのレベルですがまだ足りません。最低ラインを60秒台に持っていかない限りは戦えませんから。
この2人は800mも走りましたが2分25秒と27秒で1・3位。800mの練習は全くやっていませんから上出来です。

あとは男子の100mと200m。ここが最大の山でした。otaniは1年の春に11秒3と22秒8で走っていますが、それ以来まともに走れていませんでした。何もしないで走れていたものが考え始めて動きを崩す。疲れが蓄積しやすいのもありなかなか走れませんでした。試合前日、自分の走りをビデオで確認させどこの部分を修正しなければいけないのかを話しました。そこからひたすら意識させていく。それしかありません。元々筋肉質でウエイトをやったおかげで更に筋肉量が増えました。それがマイナスになりパワーで無理矢理動かすような走りになっていました。力を抜く場面が全くない。ここを改善しない限りは次のレベルはないと思っています。
レースではかなり動きが良くなっていました。無駄なエネルギーを使わずに身体が進むようになりました。100mでは11秒2の大会タイ記録で優勝、200mでは向風に阻まれましたがダントツで23秒1で優勝。1年生の春を彷彿させる走りでした。男子がなかなか強くならないと言われている中でやっと力を出し始めました。まだまだ戦えるレベルではありません。もうワンランク上げていかなければいけません。疲れやすいタイプですからとにかく抜きながらやらなければいけません。

この2つに関してはかなり良かったと思います。その他、自己ベスト更新をほとんどの者が果たしました。少し疲れを抜いたというのもありますが、秋に向けて手応えを感じる部分がかなりありました。これからが本当の取り組みになります。まだまだやらなければいけないこともあります。大きな課題を残していますから…。
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地区新人~総括~

2009-08-26 | 陸上競技
地区新人が終わりました。個々の競技レベルとしてはかなり上がってきているのを感じました。特別な調整はしていませんが、まずまずの走りが出来ていたと思います。

全体を通じてベスト更新が9割近くあったと思います。ベスト更新ができなかったのはこれまである程度の競技成績を出してきているmikiくらいでしょうか。400mHのバックストレートの強い向風はかなり厳しいですから。あとはほとんどのレースで良い走りをしてくれました。これまで男子がいまいち走れなかった部分を克服できたのも大きい。4継に関しても今のメンバーからしたら十分な45秒0でしたからこれから先の伸びが非常に楽しみになってきます。

男女共に人数はかなり少ないですが出場した種目に関しては上位入賞をしています。女子に関しては投擲も合わせて7人しかエントリーしていませんが、109点まで取りましたからこれはかなり評価出来ると思います。対抗戦ですから負けたくない。人数的なものがありますからそんなに簡単にはいきません。それでも勝ちたいという気持ちがあります。負けたくはありません。男女共に109点で総合2位。良く頑張ってくれた思います。また別に書きますが甘い部分もかなりあります。ここを上手く出来るようにならなければこれ以上上では戦えません。地区で1位?県で1位?狙うべき部分がまだ見えていない者もいます。自分の力がチームにどれだけ必要なのかをきちんと理解しなければいけません。ここが越えられるかがうちのチームが鍵です。インターハイを狙うなら4人が走れるだけでは不十分です。マイルで1走が65秒5位かかって4分10秒。まー最低限でしょうか。現時点で4分3~4秒。まだまだ届かない。62秒の選手は足を引っ張る。それだけは確かです。

また書きます。眠い(笑)。
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地区新人前日

2009-08-26 | 陸上競技
最近私自身が疲れ気味でなかなかblogを書くところまで到達しません。夜は力尽きてしまって寝てしまいます…。本当は中国選手権についてまだまだ書きたいことがあるのですがそこまで回りません。大変だった1日目の事とか(笑)。

あっという間に地区新人の前日になってしまいました。男子は準備がある程度できていますが、女子は中国選手権があったので専門の準備が不足気味でした。アップ自体はフリーにしましたがその後バトン練習と専門練習にかなり時間を取りました。異例です(笑)。
特にハードルに関しては秋以降戦っていくための準備になりますからやはりやら県レベルではなく中国レベルで考えていかなければいけませんから、ある程度の時間を要します。女子の400mHはチーム内でかなり良い戦いができると思います。お互いかなり意識していますし(笑)。悪い方向に意識すると硬くなって全く力が発揮できなくなりますから注意が必要になりますが、日頃の練習の質が上がればそれだけで負荷も上がっていくことになるので更に上のレベルを目指せます。面白くなると思います。

他の者もまずまずの調子です。まずは自分の最大パフォーマンスを発揮してもらいたいですね。
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中国選手権~マイルでの収穫と課題~

2009-08-24 | 陸上競技
中国選手権のマイル、予選で4分8~10秒程度で通過する感じがありました。数チームが棄権していたこともあり、決勝進出ラインはそのレベルに落ち着くのではないかと予想されました。スタート前のリストを見るとうちの組は2チーム棄権しており、単独レースになる可能性が高くタイムが伸びるかどうかという感じがありましたが他の組も4分~4分9秒程度でフィニッシュしていたのでそれほど慌てることもなくレースに臨むことが出来たと思います。

うちは2年生エースのrinaが走れませんからmisatoが2走を走りました。新チームで戦う時にはここにrinaが入ります。最大で1秒差くらいだと思いますから、それ以外の者がどれだけ走れるかで秋の戦いが予測されます。misatoに頼るわけではありませんが2走の力がかなり大きいですからね。実際のレースは2走でトップに立ちあとは単独レース。最後まで大幅に減速することなく4分3秒5でフィニッシュ。良く走りました。中国大会での4分1秒に次ぐチームセカンドベスト。この時期、このグランドコンディションでのタイムとしてはかなり良かったと思います。中国とは2人メンバーが違います。61~62秒で走れる選手が5人います。misatoとrinaは58~59秒で行けますから、チームの平均としてはかなり高くなってきているのを改めて感じました。4分3秒は良いタイムです。

決勝はやはり他のチームも全力で臨んで来ました。うちは400mHのmikiとshimaはメンバー選考から外しました。400mHのレースから1時間少しでマイルでしたから、疲れが残る者よりは他のメンバーで臨むほうが良いという判断。加えて61~62秒であれば大差ありません。mikiが走れば60~61秒では間違いなく走ります。タイム的には1秒は上がると思いますが、当日の調子から見ても誰と変えるかの判断が難しい部分もありました。試すという意味でも予選と同じメンバーで臨むことにしました。

実際のレースは1走からかなりの差をつけられました。やはりここが課題です。yukaが特別悪かったというわけではありません。本人はかなり責任を感じていましたが、周りのチームの1走は強かった。1走で62秒かかった時点で中国レベルの大会では戦えません。中国では1走が61秒でしたがそれでも遅れていました。流れに乗れなければ差がついていく一方になります。2走のmisatoに頼ってレースを作ってもらいましたが3走に渡った時点で5位、前の集団とは4秒以上の差がついていました。
このパターンになるとどれだけ差があっても前半から前を追うしかなくなります。5位を守るだけの走りをするなら全く違う展開になりますが、それでは意味がありません。前を追うように叫びました。前半オーバーペースになりますがそれで追うしかない。それに引っ張られて6位のチームは楽に走れます。仕方ありません…。3走のhatuは1年生ながら60秒ラップ、4走のakaneは62秒ラップ。最終的に4分5秒5で5位。4位までは4分を切っていますから大差をつけられたことになります。これが今の力の差です。受け止めなければいけません。

予選は自分達のペースで走れました。決勝はかなり前にいるチームを追うのでオーバーペースで入ることになる。少し前にいるチームなら引っ張ってもらってタイムが上がりますが、オーバーペースではタイムが伸びない。難しい部分です。やはり2走までで前の集団についておかなければ戦えません。県レベルであればどのようなパターンでも中国大会に進めるかもしれませんが、さらに上の戦いを目指すのであればきちんとした戦略を持って戦える状態を作らなければいけません。misatoにとっては最後の中国になりますが、後輩に大きなモノを残してくれました。こういう積み重ねがチームを成長させていくのだと思います。

あとは1、2年生の中から殻を破っていく者を育てなければいけない。rinaが故障気味ですから実際に走る後の3人がどれだけ走れるようになるかが課題となります。最低ラインを60秒ラップにしていかなければ戦えません。決勝で2年生2人が62秒かかりました。これでは不十分です。mikiに変えれば最低でも1秒近く上がるはずです。チーム内での競争が更に上がっていきます。大切な事です。練習では60秒ラップで走ったhatuは一番後ろを走っている。ラストの差もあるかもしれませんが、全体的に更に上がるはずです。1年生に正メンバーを取られているようでは…。もちろん学年に関係なく戦いますが、上級生は意地を見せるべきです。「実際にレースを走らせてもらえるのか…」と心配している暇はないはずです。

中国でしか経験できない大きなモノを得ることができました。これを秋や来年につなげていきたい。それが3年生から引き継いでいくものです。昨年は4分7秒がチームベストでしたが、今は4分3~5秒の力があります。これをどこまで高めることができるかで来年の戦いに影響します。まだまだやる事がありますが、現時点としてはかなりの収穫と課題がありました。しっかりと受け止めていきたいと思います。

また書きます(笑)
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