県総体2日目。かなりバタバタでした。リレーで狙っている時はこの日の昼を過ぎるまでは落ち着きません。この日の女子のリレーに関しては「戦う」という事しか考えていませんでした。あとは本人達がやってくれるしかないですから。
この日のアップを見ていると「行けるだろうな」と感じていました。ひょっとしたらこのメンバーで50秒切りができるのではないかという感覚さえありました。それくらい3人の走りが良い。2→4走まではかなり準備ができていました。故障なく順調に進んできていました。アンカーのAは1週間前のポイント練習ができていない部分がありました。9割くらいかなという感じでしたがこれまでと比べると間違いなく走れるようになってきています。
2走と3走はこれまで見てきた中で一番の動きかなという感じはありました。1年生ながらすでに「県を代表するに値する存在感」があります。いや、強いわ。スーパールーキーがいる。それだけで注目を集めます。それに刺激を受けながらチーム自体が大きく成長しているなと感じています。これなら間違いなく6位以内には入れるだろうという感じがありました。もう1人のスーパールーキーを温存してでも「49秒台が見える」と感じていました。過大評価ではなく、ですね。
レース前にそれぞれに声かけをしました。私にできることは「いつも通り」をきちんと意識させることだけですから。慌てずに。冷静に。これしかありません。
レースは内側に優勝候補のチーム。スタートしてからすぐに追いつかれました。これは想定内です。あれだけの差を詰められるのだから間違いなく1秒は力の差があったでしょう。それでも冷静に走ってくれました。突然のリレーですから精神的な負担は大きかったはず。それでも役割を果たしてくれました。1→2走は準決勝よりもバトンを詰めました。少しつまり気味。リレーゾーンに入る前に「ハイ」という声がかかりましたがNが冷静に待つことが出来ました。1年生とは思えません。こういう部分はきちんと話をしてきていますから「いつも通り」という感じではあるのですが。そこから一気に加速して遅れを取り戻す。圧巻の走りでしたね。私は後ろから見ていたのでどれだけ詰めたかは分かりませんが、周りを走っている選手を追い抜いて行くのだけは明確でした。
更に衝撃的だったのは3走の走り。内側から全部外を抜いていきました。内側有利は当然ですがこれは本当に速かった。ちょっと驚きの走りでした。アンカーには2位で渡りました。大きな差ではありませんが。最後まで粘って粘って走ってくれました。最後少しだけ抜かれて3位。50秒38でした。いや、本当によく走りました。
県選手権で49秒台を出しています。そのタイムだけを見られたら「タイムを落としている」と判断されるかもしれません。しかし、実際はこのメンバーでのベストだと思います。1走のMoは今回のうちのチームの「最優秀選手」だと思います。実は朝から体調が悪く吐き気もあったとのこと。それでも「自分が走らないとリレーに出れない」というのが分かっていたからです。
今回はリレーメンバーに3年生のマネージャーを入れています。このチームを一番近くで支えてくれたのは他の誰でもなくこの3年生のマネージャーです。男子キャプテンが表に出て全力で引っ張ってくれる。声を出してみんなを鼓舞してくれる。それを陰でささえてくれていました。この子を中国大会へ連れて行きたい。そう選手には伝えていました。Moが走れなければ出場さえできなくなる。それが分かっていたから一生懸命に走ってくれたのです。
そしてそれを感じていたから他のメンバーも全力で走ってくれたし、サポートしてくれた。男子も声を枯らして応援してくれた。危機的な状態に立った時に「チーム力」が問われるのだと思います。チームが上手くいっていなければこういう時に一気に崩れる。力がある選手が来てくれているから上の大会に進めたとは思っていません。うちの学校がリレーで中国に進むというのは「当たり前」ではないと思っています。多かれ少なかれそれぞれの事情があってその中でやりくりをしているのです。
女子が活躍しています。表に見えるのは女子かもしれませんが、学校の練習では男子が引っ張ってくれています。この子達がいなければ今回の結果はなかったと思っています。女子のリレーでの中国大会進出は「チーム力」だと自負しています。
リレーは1人では走れません。今回のリレーのアンカー、先日まで思うように走れませんでした。それが「自分が強くならないといけない」と感じてから大きく変わりました。この子が1年生を引っ張ってくれるからリレーができる。それぞれがチームの中で役割があってそれを果たしてくれるからチームになるのです。「勝ち上がったから良い」とは思っていません。今回のリレーはチームとしてかなり評価できると思っています。
最低限の事は果たせたと思います。が、あくまで「通過点」です。本当に目指しているのはもっともっと上の部分です。誰1人として「満足」はしていません。うちのチームから「インターハイ出場」を果たしたいと思っています。出るだけではなく戦いたいのですが今のうちでは力不足。来年以降のためにインターハイ出場が目標。良いチームになったと思っています。
女子に関してはこの日と翌日のレースで「無限の可能性」を感じることになりました。これはまた別に。ひとまずこのあたりで終わりにしておきます。
この日のアップを見ていると「行けるだろうな」と感じていました。ひょっとしたらこのメンバーで50秒切りができるのではないかという感覚さえありました。それくらい3人の走りが良い。2→4走まではかなり準備ができていました。故障なく順調に進んできていました。アンカーのAは1週間前のポイント練習ができていない部分がありました。9割くらいかなという感じでしたがこれまでと比べると間違いなく走れるようになってきています。
2走と3走はこれまで見てきた中で一番の動きかなという感じはありました。1年生ながらすでに「県を代表するに値する存在感」があります。いや、強いわ。スーパールーキーがいる。それだけで注目を集めます。それに刺激を受けながらチーム自体が大きく成長しているなと感じています。これなら間違いなく6位以内には入れるだろうという感じがありました。もう1人のスーパールーキーを温存してでも「49秒台が見える」と感じていました。過大評価ではなく、ですね。
レース前にそれぞれに声かけをしました。私にできることは「いつも通り」をきちんと意識させることだけですから。慌てずに。冷静に。これしかありません。
レースは内側に優勝候補のチーム。スタートしてからすぐに追いつかれました。これは想定内です。あれだけの差を詰められるのだから間違いなく1秒は力の差があったでしょう。それでも冷静に走ってくれました。突然のリレーですから精神的な負担は大きかったはず。それでも役割を果たしてくれました。1→2走は準決勝よりもバトンを詰めました。少しつまり気味。リレーゾーンに入る前に「ハイ」という声がかかりましたがNが冷静に待つことが出来ました。1年生とは思えません。こういう部分はきちんと話をしてきていますから「いつも通り」という感じではあるのですが。そこから一気に加速して遅れを取り戻す。圧巻の走りでしたね。私は後ろから見ていたのでどれだけ詰めたかは分かりませんが、周りを走っている選手を追い抜いて行くのだけは明確でした。
更に衝撃的だったのは3走の走り。内側から全部外を抜いていきました。内側有利は当然ですがこれは本当に速かった。ちょっと驚きの走りでした。アンカーには2位で渡りました。大きな差ではありませんが。最後まで粘って粘って走ってくれました。最後少しだけ抜かれて3位。50秒38でした。いや、本当によく走りました。
県選手権で49秒台を出しています。そのタイムだけを見られたら「タイムを落としている」と判断されるかもしれません。しかし、実際はこのメンバーでのベストだと思います。1走のMoは今回のうちのチームの「最優秀選手」だと思います。実は朝から体調が悪く吐き気もあったとのこと。それでも「自分が走らないとリレーに出れない」というのが分かっていたからです。
今回はリレーメンバーに3年生のマネージャーを入れています。このチームを一番近くで支えてくれたのは他の誰でもなくこの3年生のマネージャーです。男子キャプテンが表に出て全力で引っ張ってくれる。声を出してみんなを鼓舞してくれる。それを陰でささえてくれていました。この子を中国大会へ連れて行きたい。そう選手には伝えていました。Moが走れなければ出場さえできなくなる。それが分かっていたから一生懸命に走ってくれたのです。
そしてそれを感じていたから他のメンバーも全力で走ってくれたし、サポートしてくれた。男子も声を枯らして応援してくれた。危機的な状態に立った時に「チーム力」が問われるのだと思います。チームが上手くいっていなければこういう時に一気に崩れる。力がある選手が来てくれているから上の大会に進めたとは思っていません。うちの学校がリレーで中国に進むというのは「当たり前」ではないと思っています。多かれ少なかれそれぞれの事情があってその中でやりくりをしているのです。
女子が活躍しています。表に見えるのは女子かもしれませんが、学校の練習では男子が引っ張ってくれています。この子達がいなければ今回の結果はなかったと思っています。女子のリレーでの中国大会進出は「チーム力」だと自負しています。
リレーは1人では走れません。今回のリレーのアンカー、先日まで思うように走れませんでした。それが「自分が強くならないといけない」と感じてから大きく変わりました。この子が1年生を引っ張ってくれるからリレーができる。それぞれがチームの中で役割があってそれを果たしてくれるからチームになるのです。「勝ち上がったから良い」とは思っていません。今回のリレーはチームとしてかなり評価できると思っています。
最低限の事は果たせたと思います。が、あくまで「通過点」です。本当に目指しているのはもっともっと上の部分です。誰1人として「満足」はしていません。うちのチームから「インターハイ出場」を果たしたいと思っています。出るだけではなく戦いたいのですが今のうちでは力不足。来年以降のためにインターハイ出場が目標。良いチームになったと思っています。
女子に関してはこの日と翌日のレースで「無限の可能性」を感じることになりました。これはまた別に。ひとまずこのあたりで終わりにしておきます。