思う事を。
色々とあって中学校に話をするために訪問することがある。営業活動です。うちの学校について知ってもらう事が最大の目視です。実業高校というのもあって「就職」しかないという認識がある。仕方ない事だと思います。生徒の半分は進学をします。国公立への進学も2桁。今年は立命館大学に合格した生徒もいますし、関西大学への指定校推薦も2枠あります。こういう部分はアピールしていかなければ誰も知らないのではないかと思います。
その中で「部員の人数」を聞かれます。各学年男女それぞれ2〜3人です。今はトータルで10人弱。本当に少ない人数でやっています。驚かれます。それでもリレーでインターハイに進みました。強豪校といわれる学校の人数の4分の1くらいかもしれないないですね。「数は力」です。多ければその中から数名力のある選手が出てくればそれで評価を受ける。うちのようなチームでは全員が力をつけなければいけない。
前任校。女子7人で県総体のトラックの部で優勝しました。ロングスプリント中心にして長距離0での優勝。フィールドは投擲がいてくれたのでそちらも優勝。総合優勝を果たしました。その活躍は眼を見張るものがありました。が、当時今と同じような中学校砲門をした際、「tokushoは陸上やってるんですか?」と言われた事があります。これはかなりショックでした。県総体で総合優勝して個人でもリレーでも優勝していました。それでも「やっているの?」と言われる。そういう部分があるのも受け入れていかなければいけないなと強く感じました。
私が今の学校に赴任した時、男子は20人近くいたと思います。女子は2人だったか。当時はかなり男子の人数がいました。競技をするという感覚の中でやっているうちに人数が少なくなっていく。「練習開始時間を守る」「練習を一生懸命やる」という基本的なことを求める中で人数は減っていきました。それをどうとらえるのか。今の時代ですから「部活動を一生懸命にやる必要はない」「身体を動かせばいい」という感覚もあると思います。それを否定するというのも難しい。が、「方針」としてどうするか。それを否定される可能性もある。
「数は力」というのは間違いないと思います。が、「目指す方向性が異なる力」が集まることで何かを生み出すことができるのか。「力はないが一生懸命やって強くなりたい」と思うのか。それとも「そんなに本気になってやるなんてバカらしい」と思うのか。それは大きな「差」だと思います。そこの「方向」が異なる中で同じ集団に属して何かをやるというのは難しい。無茶なことを求めてはいません。根本的な方針があってそれに従ってやっているだけ。「やりたい時だけやる」というのは違うと思います。
「人数少ないですね」と言われます。「一人一人をしっかりと見ることを心掛けている」という返答をします。それが正しいのかどうかはわかりません。実際問題今の指導スタイルで選手が30人いると難しいと思います。「やっておけ」という感じではないので。一人一人の動きを見ながら関わってくスタイル。その「方向」でこれからも進めていきたいと思っています。そうなると「たくさんの選手がいる」というのは「デメリット」になるのではないかと。
人数が集まらないチームの「負け惜しみ」という部分もあります(笑)。しかし、本当にそう思っている部分が大きい。人が多ければその分、力が分散します。「競技に向かう」という根本的な部分を「方向付け」するだけでかなりのエネルギーを注ぐことになります。そうなると「競技を一生懸命にやりたい」という選手に向き合う時間がなくなっていく。ここは避けたいなと思います。
全員がIHに届くレベルになるわけではない。県総体出場が目標になる選手だっている。それでも「本気になる」という経験は必要だと思う。それなりに練習をやって終わりではなく「本気になって取り組む」という部分を大切にしていきたい。その経験は将来必ず役に立つ。逃げているばかり、言い訳をしているだけでは絶対によくない。そう感じています。
まとまりません(笑)。思うことをひたすら書いています。お許しを。
色々とあって中学校に話をするために訪問することがある。営業活動です。うちの学校について知ってもらう事が最大の目視です。実業高校というのもあって「就職」しかないという認識がある。仕方ない事だと思います。生徒の半分は進学をします。国公立への進学も2桁。今年は立命館大学に合格した生徒もいますし、関西大学への指定校推薦も2枠あります。こういう部分はアピールしていかなければ誰も知らないのではないかと思います。
その中で「部員の人数」を聞かれます。各学年男女それぞれ2〜3人です。今はトータルで10人弱。本当に少ない人数でやっています。驚かれます。それでもリレーでインターハイに進みました。強豪校といわれる学校の人数の4分の1くらいかもしれないないですね。「数は力」です。多ければその中から数名力のある選手が出てくればそれで評価を受ける。うちのようなチームでは全員が力をつけなければいけない。
前任校。女子7人で県総体のトラックの部で優勝しました。ロングスプリント中心にして長距離0での優勝。フィールドは投擲がいてくれたのでそちらも優勝。総合優勝を果たしました。その活躍は眼を見張るものがありました。が、当時今と同じような中学校砲門をした際、「tokushoは陸上やってるんですか?」と言われた事があります。これはかなりショックでした。県総体で総合優勝して個人でもリレーでも優勝していました。それでも「やっているの?」と言われる。そういう部分があるのも受け入れていかなければいけないなと強く感じました。
私が今の学校に赴任した時、男子は20人近くいたと思います。女子は2人だったか。当時はかなり男子の人数がいました。競技をするという感覚の中でやっているうちに人数が少なくなっていく。「練習開始時間を守る」「練習を一生懸命やる」という基本的なことを求める中で人数は減っていきました。それをどうとらえるのか。今の時代ですから「部活動を一生懸命にやる必要はない」「身体を動かせばいい」という感覚もあると思います。それを否定するというのも難しい。が、「方針」としてどうするか。それを否定される可能性もある。
「数は力」というのは間違いないと思います。が、「目指す方向性が異なる力」が集まることで何かを生み出すことができるのか。「力はないが一生懸命やって強くなりたい」と思うのか。それとも「そんなに本気になってやるなんてバカらしい」と思うのか。それは大きな「差」だと思います。そこの「方向」が異なる中で同じ集団に属して何かをやるというのは難しい。無茶なことを求めてはいません。根本的な方針があってそれに従ってやっているだけ。「やりたい時だけやる」というのは違うと思います。
「人数少ないですね」と言われます。「一人一人をしっかりと見ることを心掛けている」という返答をします。それが正しいのかどうかはわかりません。実際問題今の指導スタイルで選手が30人いると難しいと思います。「やっておけ」という感じではないので。一人一人の動きを見ながら関わってくスタイル。その「方向」でこれからも進めていきたいと思っています。そうなると「たくさんの選手がいる」というのは「デメリット」になるのではないかと。
人数が集まらないチームの「負け惜しみ」という部分もあります(笑)。しかし、本当にそう思っている部分が大きい。人が多ければその分、力が分散します。「競技に向かう」という根本的な部分を「方向付け」するだけでかなりのエネルギーを注ぐことになります。そうなると「競技を一生懸命にやりたい」という選手に向き合う時間がなくなっていく。ここは避けたいなと思います。
全員がIHに届くレベルになるわけではない。県総体出場が目標になる選手だっている。それでも「本気になる」という経験は必要だと思う。それなりに練習をやって終わりではなく「本気になって取り組む」という部分を大切にしていきたい。その経験は将来必ず役に立つ。逃げているばかり、言い訳をしているだけでは絶対によくない。そう感じています。
まとまりません(笑)。思うことをひたすら書いています。お許しを。