kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

方向

2018-11-30 | 陸上競技
思う事を。

色々とあって中学校に話をするために訪問することがある。営業活動です。うちの学校について知ってもらう事が最大の目視です。実業高校というのもあって「就職」しかないという認識がある。仕方ない事だと思います。生徒の半分は進学をします。国公立への進学も2桁。今年は立命館大学に合格した生徒もいますし、関西大学への指定校推薦も2枠あります。こういう部分はアピールしていかなければ誰も知らないのではないかと思います。

その中で「部員の人数」を聞かれます。各学年男女それぞれ2〜3人です。今はトータルで10人弱。本当に少ない人数でやっています。驚かれます。それでもリレーでインターハイに進みました。強豪校といわれる学校の人数の4分の1くらいかもしれないないですね。「数は力」です。多ければその中から数名力のある選手が出てくればそれで評価を受ける。うちのようなチームでは全員が力をつけなければいけない。

前任校。女子7人で県総体のトラックの部で優勝しました。ロングスプリント中心にして長距離0での優勝。フィールドは投擲がいてくれたのでそちらも優勝。総合優勝を果たしました。その活躍は眼を見張るものがありました。が、当時今と同じような中学校砲門をした際、「tokushoは陸上やってるんですか?」と言われた事があります。これはかなりショックでした。県総体で総合優勝して個人でもリレーでも優勝していました。それでも「やっているの?」と言われる。そういう部分があるのも受け入れていかなければいけないなと強く感じました。

私が今の学校に赴任した時、男子は20人近くいたと思います。女子は2人だったか。当時はかなり男子の人数がいました。競技をするという感覚の中でやっているうちに人数が少なくなっていく。「練習開始時間を守る」「練習を一生懸命やる」という基本的なことを求める中で人数は減っていきました。それをどうとらえるのか。今の時代ですから「部活動を一生懸命にやる必要はない」「身体を動かせばいい」という感覚もあると思います。それを否定するというのも難しい。が、「方針」としてどうするか。それを否定される可能性もある。

「数は力」というのは間違いないと思います。が、「目指す方向性が異なる力」が集まることで何かを生み出すことができるのか。「力はないが一生懸命やって強くなりたい」と思うのか。それとも「そんなに本気になってやるなんてバカらしい」と思うのか。それは大きな「差」だと思います。そこの「方向」が異なる中で同じ集団に属して何かをやるというのは難しい。無茶なことを求めてはいません。根本的な方針があってそれに従ってやっているだけ。「やりたい時だけやる」というのは違うと思います。

「人数少ないですね」と言われます。「一人一人をしっかりと見ることを心掛けている」という返答をします。それが正しいのかどうかはわかりません。実際問題今の指導スタイルで選手が30人いると難しいと思います。「やっておけ」という感じではないので。一人一人の動きを見ながら関わってくスタイル。その「方向」でこれからも進めていきたいと思っています。そうなると「たくさんの選手がいる」というのは「デメリット」になるのではないかと。

人数が集まらないチームの「負け惜しみ」という部分もあります(笑)。しかし、本当にそう思っている部分が大きい。人が多ければその分、力が分散します。「競技に向かう」という根本的な部分を「方向付け」するだけでかなりのエネルギーを注ぐことになります。そうなると「競技を一生懸命にやりたい」という選手に向き合う時間がなくなっていく。ここは避けたいなと思います。

全員がIHに届くレベルになるわけではない。県総体出場が目標になる選手だっている。それでも「本気になる」という経験は必要だと思う。それなりに練習をやって終わりではなく「本気になって取り組む」という部分を大切にしていきたい。その経験は将来必ず役に立つ。逃げているばかり、言い訳をしているだけでは絶対によくない。そう感じています。

まとまりません(笑)。思うことをひたすら書いています。お許しを。
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役割

2018-11-29 | 陸上競技
役割。ここをもう少し明確にしていく必要があると感じている。昨年度は男女キャプテンが練習の中心になって練習を引っ張るという感じがあった。キャプテンという「役割」を与えられそれに見合う行動を心がける。それが自然にできていた。

その反面、それ以外の「役割」に関してはかなりアバウトだった。中心になる選手が自覚して先頭に立つ。が、それを支える立場の者やムードメーカーになる選手というのが出てこなかった。特定の選手にかかる負担が大きかったと思う。そうなるとかなり「不公平感」が出てくる。また、「自分はついていけばいい」という感覚になり自らチーム内に存在意義を示せなくなる。練習の主体が自分自身ではなくなってしまう。

うちのような少人数のチームでどのように組織づくりをするのか。やはり一人一人が自分の「役割」を自覚して行動に移さなければいけなくなる。今年度はインターハイにリレーで出場することができた。チームとしての完成度はそこまででなかったが力は出せた。私からすればもっともっと上の結果を目指せたのではないかという気持ちもある。チームとしての力は出し切れなかったのではないか。

そう考えていく中でやはり「役割分担」を明確にしていく必要があるなと感じた。今の取り組みのレベルを上げていく、一冬で大きな伸びを示す。そのためにはやはり「集団」としての力が必要になってくると感じている。

冬季に入って大半の選手は「取り組み姿勢の変化」が生まれている。これまでは「与えられたメニューをやる」というだけだった。それが「意味を理解する」という所からスタートして「身体の感覚の変化」や「使っている部分への意識」が少しずつできるようになった。基本的な部分が少し伝わってきたのではないか。もちろんまだまだ目指す所と比べると不足する部分は多くある。ししかし、この「変化」は大切にしたい。

今がチャンスではないか。2年生の人数は少ない。それでも今はまだ3年生が通常通り練習に参加してくれている。3年生には3年生の役割がある。頼るべきではないと言われるかもしれないが3年生であってもチームの一員として練習に参加するのであればやはり「役割」を果たしていかなければいけない。練習に参加する全員が自分にしかできない「役割」を果たしていく。自分の存在意義を示し続けていく。

練習について考える。そこもすごく大切な事だと思う。それだけではなく「何をするためにグラントに立つのか」を考えなければいけない。グランドに立っている時間はチームとしての時間。その時間の中で「グランドに立つ意味」をどれだけ理解するか。自分自身の中で「明確な役割」について分かるかどうか。ここは大きいのではないかと思う。

全員がリーダーになって引っ張るというのは組織ではない。引っ張る者もいれば支える者もいる。競技力で引っ張って行く者もいる。他のメンバーよりも技術的な理解が深いので私の代わりに修正のための発言をする者もいる。人それぞれに何らかの「役割」があってそれを毎日毎日果たし続ける。それが最終的に「自分自身の存在意義」になる。私自身、今のチームにおける「役割」を認識して「存在意義」を示さなければいけない。不要な存在であればチームにとってマイナスでしかない。

私は主役ではない。選手それぞれが主役にならなければいけない。練習主体は選手。そうであれば自ら考える必要が出てくる。「役割」について考えることでそれぞれが「自分自身」について理解するキッカケを獲る。考える事で様々な事が分かる。漠然と言われた事だけをやるという受け身の姿勢から抜け出す。ここもすごく大切なことだと思う。

「役割」を自覚する。この部分を投げかけました。本気でそれを感じ取れるか。言われたから表面的に「役割」を提示するのではない。そこは大切。

やりたいこと。少しずつ提案して理解させたいと思います。少しずつ。少しずつ。
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試しながら

2018-11-29 | 陸上競技
水曜日。練習は1時間程度を目標に。前の記事にも書きましたが練習パターンを3つに分けました。この日のパターンはこれまでやったことのない形。どれくらい時間がかかるか分かりません(笑)。かなり省略しながら実施することにしています。本当は段階的なやりたいのですがそんな事をやっていたら時間が足りなくなります。

軸系をやってから補強サーキット。通常メニューから省略して実施。プレート補強、PR&縄跳び、台トレーニング、スイング歩行の4種目。走るだけにするのはやはり避けたい。今のスタイルが正解なのかどうなのか分からないのですが流れは変えないようにしたいと考えています。狙いとする部分を外さずに短時間で取り組んでいきたいと思います。やはりここまでで20分強かかりました。バランスの問題。考えていきたいですね。

この日の課題はスイッチング。練習の大半をそこに注ぎます。2学期中間の時には入れていませんでした。私が不在だったのもあるので。その結果、動きのタイミングが少し遅れ気味になってしまった感覚があります。私の指導の流れの中で「スイング」は外せない要素です。ハードルドリルは続けていましたがやはり足りなくなっていた感じがありました。その反省を生かして練習を3パターンにしました。思いつきではなくしっかりと考えて取り組みをしたい。

ハードルドリルを省略していきなりスイッチングラン。課題を置きながらです。本来であればハードルドリルをやってミニハードルでのスイッチングをやってからスイッチングランに入りたい。全てをやるのは不可能なので省略。この冬は単純なスイッチングランから歩数を増やして取り組みたいと考えています。昨年の冬は連続のスイッチングランでした。より走りに近づける事を考えた時に次の段階に進むべきだと判断。

ミニハードルでの「タタタ」と「タタタタ」を。分かりにくいですね。一歩の連続ではなく交互にスイッチングを行うと形です。前回やったのですがその時に足長を記録するの忘れていました。もう一度確認しながらなので少し時間を取られました。もったいない。速く動くだけになってしまい気味なのでその辺りは話をしながら。ここの動きを定着させるとかなり変わってくると感じています。様々な形で意識できるようにしたい。

そこからスイッチングランver2を。段階を追う。そのテーマの中でやっています。流れ的にはスイッチングランを一歩ではなく2歩、3歩で行うようにしました。よりスプリトに近づいた状態でのスイッチングラン。この辺りになると走力やスプリントによって間が変わってきます。ここも「視る」中で判断しなければいけません。画一的な練習をすると逆効果になる事も多々あります。広すぎて接地がズレてしまったり、狭すぎて重心移動が生まれなくなったり。

「やりたい事」がある。そこに向けて何をするか。単純にやればいいという訳ではない。どこの学校でもやっている練習かもしれない。しかし、その狙いが明確であるかどうかは大きい。スイッチングランに関しても同様。「やれば良い」とあうものではない。一つ一つの狙いが明確になって個々に合ったものかどうかは大切。合わないものでやると何一つ上手くいかなくなる。改めてそう感じました。

結局ここで終わり。本当はもう少し走りたかったのですが。省略できるところを見ると増やしていって正確に素早く練習を進めていきたいと思います。短時間でもやれることはある。

まだまだ試行錯誤の部分が多い。自分の中で整理していきたいと思います。目の前にいる選手の動きを確認しながら方向性を定めていきたいですね。

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コーチング

2018-11-29 | 陸上競技
思う事を。

時間があるときに本を読もうと思って再び色々と読み始めた。本を読まないと頭が悪くなるなと感じていたので。語弊があるかもしれませんが。なんとなく生きていたら時間は過ぎていく。それも一つの方法だと思います。深く考えず場当たり的に行動する事も必要だったりする。

本を読まなくなって明らかに「語彙」が減った気がしていた。物事を伝えるのに同じ表現しかできない。頭を使わなくなるので感情的な表現が増える。考えて仕方ないことに対してあれこれ考える。それはその場に留まってしまっていて何も進まないという事に繋がる。良いことではない。

本を読む。そうすると確実に「自分の考えに近い内容の本」を選んでしまう。ここはその人の思考も大きく影響していると思う。良いとか悪いとかは別にしてそれぞれの考え方の根底にある部分は否定できない。「自分の考え方は間違っていない」という安心感が得られる。逆に自分の考え方に沿わない内容の本は読まなくなる。思考の偏りが生まれるのはこの辺りからだと思う。特にこうやって年齢を重ねていると自分の考え方を否定的に捉えられるというのは好まない。

かなり前に読んだ「スラムダンクの勝利学」を読み直した。バスケット漫画の「スラムダンク」の内容を通じて「勝つために必要なこと」を学ぶというもの。選手自身の変化を心理学分野の切り口から見ていく。心の動きや変化をピックアップして考えていく。内容的にはかなり面白い。主役になる選手以外にも焦点が当てられる。「勝つことの意味」について書かれている。読んでいてその事をtnk先生と話をすると盛り上がる(笑)。どうもtnk先生もタイムリーにスラムダンクを読んでいたらしい。病院で読んでいて涙が出そうになったと言っていた。まさに心が動く内容になっている。

「スラムダンクの勝利学」を読み直した。話をするうちにもう一度スラムダンク自体を読み直してみようと思った。で、ひたすら読み耽る。息子が全巻購入しているのでそれを読む。一気に陵南戦が終わるところまで読んだ。インターハイが決まるまでの内容。泣いた(笑)。何度か読んでいるがこの歳になって色々な視点で読み直してみると新しく学ぶことが多い。指導者としての視点から見直す事もできる。もちろんフィクションなのて「あり得ない展開」だってある。それは当然。試合に負ける事でさらに成長していく姿が記されている。時間を忘れて読んだ。

翌日、その話をtnk先生にすると「これ!」と言って本を貸してくれた。「安西先生の言葉」という本を(笑)。今私が欲している事をベストのタイミングで提供してくれる。今度は時間があるときにこの本を読んだ。これは「選手」ではなく「指導者」の立場からスラムダンクを読み解く。作者がその意図を持って最初から書いているのかは分からないが(笑)。それでも一気に読んでしまった。読んだばかりの内容が出てくるのでそのシーンが思い浮かんで読みながら涙が出て出てくる。

コーチングの在り方。ここに触れてある。コーチングと一言で言っても様々なやり方がある。当然。練習の組立もすごく大切だと思う。しかし、それだけでは足りない。経験則だけで指導するのを私個人としては嫌う。様々な指導者と出会う中で自分なりの指導スタイルを作ってきた。しかし、それは「コーチング」だろうか。経営者の理念について読む機会が多かった。そのため「コーチング」にはなっていなかったかもしれない。それなりに結果は出してきた自負はある。それでも全てが納得できる形ではないし、選手たちも同じような感覚があるかもしれない。もっと出来たのではないか?という感覚。

人それぞれに指導スタイルはある。寡黙な指導者もいれば雄弁な指導者もいる。自分に合ったスタイルがある。私は寡黙なスタイル。と、書くと全力で突っ込まれる可能性があるが(笑)。コーチングとしてどのスタイルが一番良いというのはないのかもしれない。しかし、心がけているのは「観る」こと。「視る」かもしれない。とにかくグランドに立つ。そこで選手の動きや行動を「視る」ようにしている。あれこれ話はするがその根底は「視る」事だと思う。だからグランドには余程のことがない限り立つ。そこに存在意義があるから。

指導するにあたってやはり「知識」は必須だと思う。知っているつもりで指導するというのはやはり違う。が、知っているから全てを伝えるというのも違う。「教えない」こともある。同じ「教えない」であっても両者の意味は全く異なる。コーチングの本質というのはこの辺りにもある気がしている。他の指導者と話をするときに「知らない」事を恥だと思って知らないのに知っているフリをする。それは何も生み出さない。

学ばなければいけない。選手に求めるだけではなく自らが学ばなければいけない。そこがコーチングをする上で根底にある。それを改めて感じた。

もう少し書きたいことがあるがまた別の機会に。スラムダンクから学ぶことは多い(笑)
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テスト週間に入る

2018-11-28 | 陸上競技
火曜日。この日からテスト週間へ。例年は修学旅行がテスト明けにあるのですが今回はテスト前。そのため1週間テストに入るのが遅くなりました。これにより県合宿への参加は誰もできず。仕方ないですが。うちはうちのペースで練習を進めていければと思います。

テスト週間に入ったこともあり練習時間は1時間と限定して実施。身体を動かし続けるということは重要だと思います。ここも考え方。もちろん、これによりかなり練習量が少なくなります。基礎筋力の部分と基礎的な動きの部分を重視しておきたいと考えています。

2学期の中間考査時は「A練習」「B練習」と2つのパターンで形成しました。今回は「Cパターン」を作成して3つのパターンで。毎回毎回練習計画を組んでもいいと思うのですが限られた時間なので複雑なことはやらずに「決められたことをやる」ほうが対応しやすいなと思っているので。365日毎日異なる練習をするのが目標ですが期間限定で繰り返し練習になるのは妥協点かなと。

前日に体幹強化サーキットを実施しているのでこの日はシャフト補強。BCTから始めてシャフト補強に入りました。この冬はシャフト補強をしっかりとやりたいなと思っています。原点に返るという意味もあります。昨年は「重さの変化」をつけていました。同じ種目を重さを変えて2回。これも効果はあると思うのですが「飽きる」という最大の問題点があります。さらには距離を伸ばすことでしか感じない部分もある。疲労してからどうやって動かすのか。こういう部分は重要。設定していた距離よりも「短いな」と感じる部分がありました。ウォーキングメジャーで計りなおす(笑)。これからの取り組みにも大きく影響します。

ここまでで35分くらいかかったでしょうか。すぐにスパイクを履いてスキップ走。片足スキップのみとしました。時間があればあれこれやりたいのですが全てをやっていると間に合わなくなります。取捨選択をしながらですね。

休まずに合流走。今のマイブームです。短時間で最大スピードを出して競り合わせるには一番いいかなという感じがあります。バトンの出の練習にもなります。スタンディングからしっかりと加速する練習をしておくことでリレー練習にもなります。ここは2次的な狙いとなるのですが。やはり「加速する」「中間で維持する」という両方を一度にやることを考えるとこの手の練習が一番適しているのではないかと。

最後に60並走。これもペアを変えずに。走力の差のある選手同士で組ませています。それによりどちらにも刺激になる。60m地点でバトンを渡すようにしています。距離設定をして60m地点でバトンの受け渡しをする。受ける方、渡す方の両方をやります。そのため「速い者」が前から出る場合は「遅い者」が必死についていかなければいけない。離れるとパスができないので。逆のパターンの時は「受ける者」をかなり前から出します。「速い者」が後ろから必死に追って追いつく。最大スピードを出し続ける練習になります。

走る量は本当に少ない。その中で「最大負荷」をかけたいなと思います。ちょうど1時間で練習終了。できればもう少し早く終わらせたいですね。練習も大切だと思いますが勉強時間の確保はもっと大切です。

やれることをしっかりとやっていきたいですね。
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短時間で

2018-11-27 | 陸上競技
月曜日。この日は7時間授業。ここはどうにもなりません。私自身感情的にかなり微妙な部分がありました。だからといってどうこうという話ではないのですが。「やるべきことをやる」ということに集中しなければいけないなと感じています。まー前の記事にあるようにこの状況で前向きに全力でという話にはなりにくい。でもやる以外に方法はない。

そんな気持ちもあり練習開始前に少しだけ話しをしました。「何のためにグランドに立つのか」という話。テスト週間に入る前というのもありました。その状況で集中力を欠くというのでは「グランドに立つ」意味はなくなります。何のために練習をするのか。どこを目指しているのか。単純にグランドに来て体を動かして終わりというのではあまりにも時間がもったいないと思います。練習をやる意味、目的意識、狙いを明確にして取り組む必要があります。

また、「声を出す」という部分に関して何度も話をしています。これがなかなかできません。結局は「自分次第」という部分。自分のために雰囲気を良くする。この感覚だからなかなか声が出ないのかなという気がしています。声を出して元気よく練習をすることで周りの皆がその気になります。苦しくてもここで負けたらいけないという気持ちになる。それが必要だと思います。最終的にはそれは「自分に返ってくる」のです。そこの感覚も持ってもらいたい。

練習はBCTから。この冬はしっかりとやりたいと思います。「軸づくり」という意味合いが大きい。身体の内面に目を向けることで動かし方も変わってくるだろうという考え方。大きな筋肉を鍛えるというだけでは結局ごまかしてしまうのかなと。もちろん意識してBCTをやらなければ意味がなくなるので非常に難しいところですが。中学生の導入段階では実はBCTは難しいのではないかと思います。ある程度競技に対しての意識がしっかりしてこないと「やることが目的」の練習になってしまう。これは私の考えなのでどうかはわかりませんが。軸を意識してからバランス京。倒立が少しずつできるようになってきました。もう少しです。

そこからは体幹補強サーキット。ある程度慣れてきたかなと。ここも1年近くやっています。マンネリにならないようにしなければいけません。少しずつ種目を変えています。慣れてくると「意識しなくてもできる」用になるのでやはり注意が必要。狙いを明確にして取り組むようにしたいですね。これが20分程度で終わったでしょうか。やりたいこと、やったほうがい事はたくさんあります。全てはできない。そうであれば優先順位をつけながらです。トレーニングを重視している部分があるのでここは外せないなと考えています。

すぐにスパイクを履いて「加速段階練習」を。先週も少しやったのですが「壁引き出し」と「タイヤ押し」をやっていません。この部分は重要。足運びをきちんと確認してやらないと狙いがぼやけてしまいます。人数が多いとそれができない。合同練習などでもやるといいとは思うのですが。なかなか。先日から「足が遅れる」選手が数名。かなり気になっていました。やはりこの「加速段階」からきちんとやっておかなければいけない。どこをどうすれば「きちんと加速できるのか」を理解しなければいけない。最初から回り始めるとやはり中間でも回ります。そうなると遅れが目立ち始める。対応をしっかりと考えていきたいと思っています。

細かい部分をやりながらも大まかに。最大スピードを出すために「合流走」を。先週の疲れがある程度抜けてきたのかスピードレベルが上っていました。これくらいのスピードで走ってくれると面白いですね。かなり競争ができていました。このスピードレベルを保ちながらどうするか。見ながら工夫をしなければいけないなと考えています。重要な時間。

ほとんど走ることなくまた補強。補強サーキットへ。

①プレート補強 1サイクル (2.5kg)
②縄跳び 1セット目:パワーロープ 2セット目:普通の縄跳び
 a.PR前跳び20回→2重跳び20回 b.PR後ろ跳び20回→2重跳び20回
 c.PR開脚跳び20回→開脚跳び20回
③台トレーニング
④スイング歩行40m×2

という感じ。どうしてもスイング歩行が入れたかったので無理やり。上述のように「やりたい練習」というのがかなりたくさんあります。それをすべてやるのは無理。そうであれば取捨選択をしなければいけません。女子はスイング歩行3回目にしてある程度できるようになりました。慣れというのもありますが「意識」の部分もあると思います。どうすれば上手くできるかを考えることで少しずつ変化が生まれる。大きな差になります。重りを変えていくことも必要になるかなという気はします。補強のあとにハードル股関節を。大きく動かす。その中で軸を保つ。股関節が硬い選手は完全に崩れます。面白いほど崩れる。

終わった者からT往復走。これは短時間で負荷をかけるには適しているのかなと。T走をする狙いは「中間での切り替え」です。パワーではなく切り替えをしっかりする。接地ポジションを作る。ここができるかどうか。T走をするだけではなく中間マークを置いてすぐに「中間の走り」を意識させます。往復走なので疲労感はあると思います。その中で切り替えができるか。

最後に追いかけ走。ここもマークを置きながらです。競り合う中で自分の走りをする。ここに重きをおいています。これまでは一人で走ることが多かったのですがやはり「自分の走りに集中する」というのは実際にやっていかなければできな気がします。ここも狙いを持ちながらやりたいですね。かなりいいスピードで走れていました。やっている方向性は間違っていないなと感じています。これからの方向性をしっかりと見極めながらやりたいと思います。

追い込んではいません。それでも手応えはあるなと思っています。タフさは足りないかもしれませんがこれからの課題としておいておきたいですね。

いい練習ができたかなと思っています。まだまだですが。テスト週間に入るのでまたいろいろと考えていきたいと思います。
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フィッシング

2018-11-27 | 陸上競技
何故がアクセス数が2100を越え、アクセスIPが600を越える。今から書こうと思っている記事とは関係ないと思うのですが。なかなか恐ろしい話です。

水曜日、ネットで商品を注文。木曜日の昼頃に「商品発送」のメールが届く。これはかなり微妙。いつも職場に物が届くようにしています。そうなると翌日金曜日から3連休になる。宅配業者が持ってきてくれても不在になってしまう。業者によっては登録した番号に電話してくれるところもあります。練習中であれば受け取りに行くことも可能。そう思っていましたが金曜日は連絡なし。

土曜日は練習後に地域のお祭りに参加。毎年恒例となっています。そのお祭りから戻ってくるとスマホにメールが来ていました。「S川急便」からです。電話番号からのショートメール。「荷物を持って行ったのだが不在だったので持ち帰りました」と。で、商品追跡サービスで確認をしてくれとの内容でした。メールの下にURLが記載されていました。アクセスするとサイトへ。追跡サービスの箇所をクリックすると「電話番号の入力」を促される。入力する前にすでに電話番号が表示されていました。

入力後に「認証番号」入力を促してきました。そのタイミングでショートメールがきて「4桁番号」が送られてくる。無意識にその番号を入力。アクセスするとひたすら「ロード中」の画面が続く。ん?と思いながらも食事会があったのでそのまま放置。夜は完全にその事を忘れていました。

翌朝、ふとその事を思い出す。そういえば確認するの忘れていたな、と。サイトにアクセスするとサイトが無くなっている。ん??なんだ??ひょっとして。

すぐにスマホで検索。「S川急便」の名前を騙るフィッシング詐欺が横行しているとのことでした。「事例」として示されているそのままの内容のメール。それも「認証番号」まで入力してしまっている。パニック。どこに連絡したら良いのか分からず。「S川急便」に電話してみるが「はぁ」という感じ。そりゃそうだ。関係ないんだから。埒があかないので今度は使用しているキャリアの店舗へ電話。ここも分からないという話。お客様センターに電話してくれと言われるが結局ここでも「何か被害に遭われましたか?」と言われて現状を伝えると「被害にあってないなら」という感じでした。ここも確かに。消費者センターに電話しましたが休みなので繋がらない。悶々と時間過ごしました。

言い訳です。ちょうど商品を注文していてその商品の担当配送会社が「s川急便」でした。不在になる可能性が非常に高くかなり気にかけている。電話がかかってくるかもしれないなと思いながら。そのタイミングで連絡。いや、情けない話ですが全く疑っていませんでした。「S川急便」から連絡があるというのが頭にありました。通常であればそんなことはない。ショートメールも電話番号だったので「配達員からだろう」という思い込み。普段ならそのように考えないと思いますがタイミング的に絶妙でした。

で、よくよく思い出してみる。「認証番号」を登録しろという画面になった時にこれまた絶妙なタイミングでメールが送られてきました。4桁の場号が記載されていた。無意識にその番号を入力していました。ここはiPhoneユーザーなら何となく分かってもらえるのかも。私はiPadも持っているのでそちらにログインするときは必ず確認のためのメールが送られてきます。ここには「確認番号」のようなモノが記載されていてその番号を入力しなければiPadが使えません。今回の追跡サービスに関してもその番号を入れないと使えないのだと考えていました。相手から送られてきた認証番号を入力することで使えるのかなと。私のスマホを使うための認証番号を入れたわけではない。

その事を思い出して送られてきたメールを見てみると内容が「キャリア決済」のための確認というもの。送られてきたメールに記載してあるURLにアクセスしてその4桁番号を入れろというものでした。意味が分かりにくいかもしれません。つまりこのメール自体、全く別のスパムメールだったのです(笑)。絶妙なタイミングで4桁番号を記載したメールを送ってきた。全く別のフィッシング詐欺のためのメールです。その4桁番号を別のフィッシング詐欺のサイトに入力しているのでこちらの情報は「携帯番号」だけになります。まーすでにスパムで携帯番号で送られてきているのでここに関しては個人情報云々ではないかもしれないですね。

ここで送られてきたものではない自分のスマホの認証番号などを入力していたら...。恐ろしい。

PCのアドレスには何度も何度もAppleを騙るスパムメールが届いています。ファイルを開いて入力しろと指示しているメール。これは完全に無視。明らかですから。分かっていてもやられてしまう。私自身の注意力が足りないというのが大きな要因だとは思うのですが。

とりあえず、キャリア決済に関しては最低限の額に変更。使われることもないだろうという額です。それでも恐ろしい話だなと。まだ時間が経過していないので今のところ何が起きるか分かりません。これからの様子を見ていきたいなと思います。

ご注意ください。まーお前が言うなという話かもしれませんが...。
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強化練習をする

2018-11-25 | 陸上競技
土曜日。この日は前日に引き続き強化練習。かなりダメージが蓄積していると思います。この1週間はひたすら練習をしてきました。今やりたいことがどれだけの選手にできるか。一生懸命に取り組んでくれるのであればこちらも最大限のサポートはしたいなと考えています。

練習に関しては様子を見ながら。前日走る練習がメインだったのでこの日は足りなかった部分をしっかりとやりたいなと。走る練習だけではなく前で足を動かす感覚を作りたい。意図的にその部分の練習を増やすことに。一日の練習の流れの中でバランス良くやることも必要だと常々考えています。が、こうやってそれぞれの日にテーマを持って臨むことも必要なのかもしれない。繰り返しになるのですが正解はどこにあるのか分かりません。

軸系をやって体幹を意識してからBCT。いつもと順番を変えました。普段はバランス系から始めるのですがその前の段階で「軸」を意識した方が効果が高いのではないのか。お試しという感じもあります。色々なパターンでやっていく中で本人たちの感覚が良くなる練習をしていきたいなと思います。軸意識からのバランス系。そこから車系を。やることを明確にしてやっていく方が分かりやすいかなという感覚もあります。

休まずにランジ系。ここはもう少し減らしても良かったかなという気はしていますが。PWランジから始めてスイング歩行、DMランジへ。スイング歩行、難しいと思います。体幹をしっかりと使いたい。気がつくと手で回してしまいます。体幹から回す感覚を作りたい。その場で回す感覚を作ってから進む方が良いかもしれないなと思いますね。時間をかけてやっていきたい。

ここからやっと動き始める。2人1組で腸腰筋を意識する動きをする。そこからスイッチングを意識したチューブもも上げ。やっとハードルドリル。見ていると走りが少し流れ気味になる選手はこの辺りが遅れる。当然の話です。走りの中で修正するというのは難しいかなと。その前段階できちんと意識させておきたいなと。しつこくしつこく。ハードルドリルをやってからミニハードルを使ってスイッチング。さらにスイッチングラン。この辺りでハードルを教えてほしいと来てくれた他校の選手に個別指導を始める。うちの選手はある程度できるようになっていますからお客さんには丁寧に対応しなければいけません。繋がりがあるので他の高校の選手であっても指導します。葛藤がありましたがやはりここはやらないといけない事なのかなと。

ハードルに関しては合宿などで配布する資料も渡しました。女子だったというのもあり共通する課題を明確にしておく必要があります。何故その練習をやるのかというのも教えなければいけません。アプローチの部分から丁寧に。

うちの選手はスイッチングランをやってからチューブ走、前半マーク。走る量が少ない気はしますがそれまでにかなりやっているので良いかなと。少し走ってシャフト補強。ここは全くといって良いほど練習を見ていません。お任せ。ハードルの基礎を徹底してやっていました。少しずつ身についていうというのは選手にとっても面白いかもしれません。こちらも興味関心を持ってやってくれるのはありがたいですし。前日と同じ流れでやっていきました。強い選手の動きを見ながらやれるともっと良かったと思いますが。ここはまた別の機会に。

シャフト補強が終わってから今度は新しい感じの練習。以前も少しやったことがあるのですがミニハードルを使ったスイッチングを交互に。距離設定がなかなか難しいのでやりながら決めていく。2歩のスイッチング、3歩のスイッチング。もも上げに近い感覚でスイッチングをしました。自由にやらせると勝手に速く動きます。まーその方がやりやすいのだと思います。リズムを変えずにスイッチングをしていく。ここも工夫です。膝を上げずに切り替えだけ意識すれば簡単にできます。しかし、それは走りには繋がらない。そうならないようにどうするのかというのはしつこく言い続けて行こうと思います。切り替えを意識した動きですね。

更にはスイッチングランver2を。前段階のミニハードルのスイッチングを走りの中に取り入れる。実は少し前からスイッチングランの中にスプリント的な動きを入れていました。長い時間をかけて準備してきました。今度はそれを練習の中手間発展させたい。2歩と3歩で。自然にスプリントのスピードは上がります。意識しなくてもやろうとする動きをきちんとやれば勝手に上がっていく。そこも大切かなと。あれこれやっていく中で走りが作れれば良いなと考えています。ここはまだ工夫の余地あり。単純にやるだけではなく少しずつ流れを作って準備をしていくことが必要だと思っています。まー発想のみでやっているのでどうなのかという話もありますが。

かなり動いたので最後に60バトンを2本やって終わることに。約束としては「きちんと渡せたら終わり」という事にしました。狙いとするスピード維持の部分を重視したかったので。ある程度プレッシャーをかけなければ走れない部分もあると思います。結構な負荷をかけ続けているのでやはり大切な部分かなと。あるペア、1本目に途中で手とバトンが渡りました。それにより減速して後ろを走っていた選手との差が一気に詰まる。ほぼ無理やり60m地点で渡す。「今のは仕方ない」と言い張る。もう1本は60mを過ぎて2mくらいで渡す。いや、これはやり直しだろう?!と聞くと「誤差の範囲だから大丈夫」と。

いや、切り返しが上手くなりました。走りの切り返しの練習をこの日の課題としていたのですが最終的に「話の切り返し」が上手くなるとは。この意味が分かってもらえるかどうか(笑)。普段こんな感じのことはなかなかないのである意味貴重。こうやって自分の考えや思っていることを気軽に話せるようになると良いのですが。「やらされる練習」ではなくこういう練習ができると良いなと改めて思います。

かなりの疲労感だと思います。それでもやり切ったというのはある。強くなるエッセンスはかなり詰め込まれていると思います。きちんと練習ができる選手は結果に繋がっていく。出来ない選手はどうしていくのか。ここは本当に大きな課題です。こちらとできることはやりたい。最後は選手がどうしたいか。ここに尽きる。

ある程度考えていることはできたと思います。ケアに時間をかけてもらいたいですね。やりたいことがたくさんある。その中で何を選択するか。私自身が楽しみながらできるようにしたいですね。

まとまらず。毎回。
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合同練習2~ハードル練習~

2018-11-25 | 陸上競技
続き。というか、前の記事の流れの中で「スプリント練習」と「ハードル練習」に分けてからのことを。

ハードル。これも専門性が高い部分があると思います。とはいっても「上手い選手は勝手に跳べる」というのがあります。技術的に習得することで対応できる部分もありますが、「上手い者は上手い」という事実もある。ここはいかんともしがたいところですね。本来は早い段階でこういう部分をしっかりとやっておけるといいと思います。「強化」という意味でもしっかりと取り組んでいければと思いますね。

基礎的なことを。国体関係で練習を何度もしている選手も来てくれていたので。すでに全国レベルです。ある程度のことは身についています。それを今後どうするか。基礎的な部分の確認とワンランク上の動きを身につける。といってもやはり「正確な動き」をどれだけやるのか。それが最終的に記録につながっていくと思っています。丁寧に時間をかけて。

ハードルドリルの基礎を徹底。リードドリルと抜き足を。課題になるのは抜き足かなと。ここは多くの選手に共通する部分。女子も男子もここができない選手が多い。導入段階で横抜きをするのでここが後々弊害になっている感じがしますが。基本的な動きを覚えてもらうには早い段階がいい。簡単にドリルをやってから「ワンステップハードル」を。ここは必須だと思っています。この動きはスプリントにも効果的だと。リード足の動きと抜き足の動き、更には接地のポジション。抜き足を前まで持ってきて落とすという感覚の中で多くの技術が身に付きます。

これから少しずつ距離を伸ばしていく。ここが難しい。最初の段階で丁寧にやっておく必要がある。前に進む動きをすると速くなるので崩れやすくなる。ワンステップハードルで重心移動を生み出しながらやっていきました。細かい部分はまだまだありますがこれはもう少し時間を要すると思います。また次の機会にやれたらと思います。

そのまま「タンブリング」を。これはリズムが難しい。それでもやっていく必要があるかなと。空中での「溜め」ができるかどうか。しっかりと踏み切って浮かすことができるか。リズムの部分と動きの部分を身につける。踏切のイメージと抜き足のタイミングができてから一歩ハードル。これも重要かなと。抜き足がそのまま踏切足になります。しっかりと抜き足を持ってくれないと崩れる。持ってきてもそのタイミングが遅れると踏み切れない。一番手っ取り早い練習になるのかなと。


そこから「ハードル走」「タイヤ引き」「スプリント」を組み合わせた練習に。走りとハードリングを結びつける感覚で。これは重要な感覚だと思います。こうやってやる中で感覚の変化も生まれていくと思っています。3セット実施。疲労感はあると思いますがハードルは手を抜けない部分があるので。

最後にスプリント系と一緒に走って終わり。ロングスプリントだといってもやはりこういう部分で競り合えるようにならないといけません。大事。ヘロヘロになっていました。

ある選手は課題になる部分を最後に質問してきました。こういう選手に対してはこちらもアプローチしていきたいなと思います。必要な部分を伝えました。こうやって少しずつハードル選手の力が伸びていけばいいなと思いますね。

とりあえず記録として。
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合同練習

2018-11-24 | 陸上競技
金曜日。2年生が前日まで修学旅行でしたが基本的には通常通り練習。修学旅行に行ったから翌日は練習をしないということはありません。4日間まったくといっていいほど体を動かしていない状況でテスト週間に入るというのはさすがに・・・です。出発前から戻ってきたら強化練習をするということを伝えていました。

色々な流れがあって金曜日に合同練習に。ハードル練習会をしたいと思っていたのですが何人か集まるほうがやりやすいだろうということで集まりやすい日に実施を。本当は土曜日にする予定だったのですが参加する学校の都合もありこの日程で。ハードル選手は数人来てくれました。ハードル練習だけをやってもそれほど効果はないだろうということで前半は全体で一緒に。

トータルで30人くらいの練習になりました。これによりうちの学校のキャパを超える。普段10人前後で練習をしています。そのため道具もそれに見合った数しかない。タイヤを使った練習をやるにもタイヤは4つのみ。これでどうこなすか。昨年度まではグループ分けをして男女別に実施したりということもしました。

待ち時間が少しあったので「リアクションボール」で遊んだりダブルダッチをしたりして体を動かしてもらいました。なかなか積極的にできない部分もあります。理由はよくわかりませんがうちの女子は普段より明るく取り組んでいました。こういう雰囲気の中で練習を続けてもらえると違いますね。

コミュニケーションタッチをしてからバランス系。本当はもう少し細かく丁寧にやるといいと思うのですが身体の使い方やバランス感覚を作りながらでないとできない部分があります。うちは毎日やっているところがあります。それなりにできる。他校は初めてなのでできない部分がある。時間をかけて教えていけばできるのかもしれませんが。なんせ時間が(笑)。スタビの押し相撲をやってからまた割スクワットで。上半身と下半身の連動を意識して練習。これも慣れもあると思いますが。タイミングを合わせられるかどうか。

DM投げをやることにしていました。加速段階の練習をしておきたいというのもあったので。人数に見合った道具がない。普段は2人1組で行う練習を3人、4人1組で行う。これだけで時間がかかります。本当はもう少し細かく動きを指示できるといいのですが。連続倒立とDM投げ。地面に力を加える部分から反発をDMに伝えて投げていく。方向を上から前方向へ変える。こうやって「段階を追う」というのが今の練習の流れです。遊んでいるようにしか見えない部分もあるのですが。DMランジも同時に実施。

スパイクを履いて「加速段階の練習」を。バウンディングなどを段階的に実施。本当は壁をやったりタイヤ押しをしたりして「足運び」を覚えこませてから行うといいのですが。道具が(笑)。ここは5人1組、6人1組になりました。効率が悪いですね。待ち時間が多くなる。それを考えると楽勝という感じになってします。追い込むだけが練習ではないと思っているので問題なしといえばそうですがやはり・・・。ある程度動いて「中間の動き」を簡単に作るところまで。

走練習を少し。140-120-60を。これも競争形式で。グランドが広く使えたので全面利用させてもらうことにしました。それほどの量ではないと思いますが負荷としてはあると思いますね。残念ながらここまでに2時間近く要しました。通常であれば1時間強で終わるメニュー。教えながら、あれこれ確認しながらやるとここまで時間がかかるのか。反省材料ですね。どうせやってもらうのであればもう少し効率よく飽きずにやってもらいたい。

この段階からスプリント系とハードルでわかれる。スプリント系はもう一度軸づくりのために「BCT」を。私はハードル指導に時間をかけることになったので選手に教えさせることに。細かい動きをやることになります。適当にやるというのでは効果は出にくい部分なので。

軸を意識して「補強サーキット」を。これも道具の数が限られるので種目数を増やして対応。分散すればできることもあるので。

①プレート補強 1サイクル (2.5kg)
②ボードトレーニング
③ロープのぼり 3本
④台トレーニング
⑤バランスディスクスクワットwithB 20回 BD開脚スクワットwithB
⑥縄跳び PRと二十跳びの組み合わせ

という6種目で実施。流れの中で。休まずやるようにしていますがこれも説明と正確にやるという部分が必要になります。うちのキャパの狭さ(笑)。多いとやりたいことができない。まー私のキャパと同様ですね。男子と比べて女子は人数が少なかったのでどんどん進んでいきました。待たずに次の種目へ進むようにさせました。道具があいているところをやるほうがいいかなと。車系は通常の半分。いつも通りやるとできないので。さらにはワニウォークは省略。時間がありません。

複合走を。これもせっかく来てもらっているので「感覚の変化」を感じてもらいたいと思って実施。本来の狙いが伝わっているかどうかわからない部分もありますがやっていく中で感じ取ってもらえたらと。普段やらない練習です。うちはやりますが(笑)。スキップやシザースで膝の開きが気になりました。前段階でしっかりとやっておかないといけない部分s。シザースで空中で進むことができにくくなります。時間があればもう少しやっておきたいところです。

複合走で終わると面白くないので「合流走」も。これも狙いがあります。その狙いを理解してできるかどうか。単純に走るというのではなく「リレーにつながる」感覚を持ってくれているか。競争することで最大スピードを出すことができているかどうか。やはり大事なことだと思います。意図が伝わってくれるといいのですが。

最後に再び140-120-60を。最初と同じように競争形式で。単純にこの距離を走るだけではなく負荷をかけた後にこういう動きになるのでしんどいと思います。追い込む中でどうするか。本数で追い込むというよりは「そこまでに何をするのか」という部分が大切。疲れ切っている中での走練習をする。かなりダメージだと思います。

とりあえずやったことを書いておきます。ハードルに関してはまた別に。細かい部分もまた別に。多分かけると思います。多分。
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