月曜日、この日は大会明けなので練習は基本的に休み。が、これまでのことを振り返る必要があると判断して自分達でミーティングを行わせました。これまでの取り組みの振り返りと自分たちの課題は何か。ここを真剣に考えていかなければ次もまた同じことを繰り返す。ターニングポイントになると思っています。
最初の段階である程度指示を出して話し合う内容を決めました。私は全くミーティングには参加しませんでした。前日に個別に話をした部分もあります。あれだけ話をしてそれでも何も話ができない、変化を生み出せないというのであればこれから先練習をしても効果はないと思います。女子に関しては前日話をしたのですが日誌の内容が浅い。これでは何も変わらない危険性が高い。春の中国大会前に卒業生から日誌を借りていました。この日誌を女子は読んでみるようにだけ指示を出しました。
この日誌、とにかくすごいと思っています。卒業する前に保護者と話をした時に「日誌を書きながら寝て朝目が覚めたら日誌を書き始める」という毎日だったと言われていました(笑)。あれこれやっていたはずなのですが最後の一年は本当に陸上競技に集中していたと思います。故障を繰り返していましたが最後の田島記念で初めて58秒台に突入し、県体でも初優勝。3年生の最後の1ヶ月で自己ベストを大きく更新して競技人生を終えました。その日誌の内容は本当に素晴らしい。ここまで一つのことに一生懸命になれるというのは他者の手本となります。「陸上が最優先」となりさえすれば女子は確実に強くなります。ほとんどの選手はそこまでたどり着きません。多くの誘惑に負けてしまうからです。
この頃の選手は休み時間に他の生徒がお菓子を食べていても絶対に口にしなかったと言っていました。周りが気を使って「食べる?」とさえ言わなったようです。周囲さえも「競技が最優先」と認めているのです。引退した後に初めて友達が「もう食べるやろ?」と声をかけてくれたと何度も話していました。それくらい「覚悟」があったのです。ここ最近はそこは求めなくなっていました。ブレるというのではなく「選手のタイプに合わないな」と判断したからです。この数年間は私の指導スタイルの幅が広がった気がします。
しかし、今もう一度「競技に集中する」という雰囲気作りをしたいと思います。「天才」タイプはいません。他のことをやりながら簡単に強くなれるほど甘くはない。だからこそ他の何よりも競技を優先できるようにならなければいけない。競技で結果を残すためにはやはり勉強も日常生活も全力で取り組まなければいけない。そこができるかどうかで今の選手の結果は大きく変わっていくと思います。
結局2時間半くらい待たされました。帰っても良かったのですが、報告を受けないといけないと思っていたので。それぞれが考えてはいるようです。それが行動に出てくるかどうかです。話し合ったことで満足するのではなく、本当に何をするべきか。実際に行動に移せないのであれば今後も同じ。この先どれだけやっても先は見えます。自信過剰と言われるかもしれませんが、この数年間でやっと指導の基礎ができるようになってきたと思います。県内、中国地区でもうちの学校の名前はそれなりに知ってもらえているはずです。継続してある程度の力が出せるようになってきたのは練習の組み立てもある程度はできるようになってきたのだと思います。もちろん、まだまだ師匠や先輩方には追いつけていませんが。
今回国体に参加させてもらって「指導の幅」についても考えさせられました。専門練習というかもっと個別にメニューや内容を考える必要があるのかなと。チーム練習も大切だと思うのですが、もっと選手にあったメニューというか流れがあるのかなと。アップがほとんど必要ない選手に長時間の練習を求めると最後はダレてしまうでしょう。目指すところは同じでもそこにたどり着く手段は様々です。当たり前のことですがもっともっと細かく考えていくことも必要なのかなと。
私自身、考えていきたいと思います。戻るだけではなくこちらも変化をしなければいけないと思います。考えさせられる一日でした。
最初の段階である程度指示を出して話し合う内容を決めました。私は全くミーティングには参加しませんでした。前日に個別に話をした部分もあります。あれだけ話をしてそれでも何も話ができない、変化を生み出せないというのであればこれから先練習をしても効果はないと思います。女子に関しては前日話をしたのですが日誌の内容が浅い。これでは何も変わらない危険性が高い。春の中国大会前に卒業生から日誌を借りていました。この日誌を女子は読んでみるようにだけ指示を出しました。
この日誌、とにかくすごいと思っています。卒業する前に保護者と話をした時に「日誌を書きながら寝て朝目が覚めたら日誌を書き始める」という毎日だったと言われていました(笑)。あれこれやっていたはずなのですが最後の一年は本当に陸上競技に集中していたと思います。故障を繰り返していましたが最後の田島記念で初めて58秒台に突入し、県体でも初優勝。3年生の最後の1ヶ月で自己ベストを大きく更新して競技人生を終えました。その日誌の内容は本当に素晴らしい。ここまで一つのことに一生懸命になれるというのは他者の手本となります。「陸上が最優先」となりさえすれば女子は確実に強くなります。ほとんどの選手はそこまでたどり着きません。多くの誘惑に負けてしまうからです。
この頃の選手は休み時間に他の生徒がお菓子を食べていても絶対に口にしなかったと言っていました。周りが気を使って「食べる?」とさえ言わなったようです。周囲さえも「競技が最優先」と認めているのです。引退した後に初めて友達が「もう食べるやろ?」と声をかけてくれたと何度も話していました。それくらい「覚悟」があったのです。ここ最近はそこは求めなくなっていました。ブレるというのではなく「選手のタイプに合わないな」と判断したからです。この数年間は私の指導スタイルの幅が広がった気がします。
しかし、今もう一度「競技に集中する」という雰囲気作りをしたいと思います。「天才」タイプはいません。他のことをやりながら簡単に強くなれるほど甘くはない。だからこそ他の何よりも競技を優先できるようにならなければいけない。競技で結果を残すためにはやはり勉強も日常生活も全力で取り組まなければいけない。そこができるかどうかで今の選手の結果は大きく変わっていくと思います。
結局2時間半くらい待たされました。帰っても良かったのですが、報告を受けないといけないと思っていたので。それぞれが考えてはいるようです。それが行動に出てくるかどうかです。話し合ったことで満足するのではなく、本当に何をするべきか。実際に行動に移せないのであれば今後も同じ。この先どれだけやっても先は見えます。自信過剰と言われるかもしれませんが、この数年間でやっと指導の基礎ができるようになってきたと思います。県内、中国地区でもうちの学校の名前はそれなりに知ってもらえているはずです。継続してある程度の力が出せるようになってきたのは練習の組み立てもある程度はできるようになってきたのだと思います。もちろん、まだまだ師匠や先輩方には追いつけていませんが。
今回国体に参加させてもらって「指導の幅」についても考えさせられました。専門練習というかもっと個別にメニューや内容を考える必要があるのかなと。チーム練習も大切だと思うのですが、もっと選手にあったメニューというか流れがあるのかなと。アップがほとんど必要ない選手に長時間の練習を求めると最後はダレてしまうでしょう。目指すところは同じでもそこにたどり着く手段は様々です。当たり前のことですがもっともっと細かく考えていくことも必要なのかなと。
私自身、考えていきたいと思います。戻るだけではなくこちらも変化をしなければいけないと思います。考えさせられる一日でした。