kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

何を目指しているのか分かりませんが・・・

2025-01-23 | 陸上競技

色々と。

 

1月28日に今取り組んでいる教育プログラムの流れの中で市民会館を使って発表会を実施しようと考えています。全体の流れなどは私が考えることになります。これだけで一大イベントですが。他のことも踏まえて結構いろいろなことをやっています。当日の発表の様子を何かしらの形で配信できないかなと思っていました。

 

最初はZOOMを使っての配信をしようかなと思っていました。ポケットWi-Fiも借りてきてそれで何とか配信できないかなと。が、画質のことなども考えてくとZOOMには限界があるなと。せっかく配信するのであれば何かもっときれいに映し出す方法がないかなと。色々と調べてみると「YouTubeライブ」があることに気づきました。

 

数年前、卒業式のライブ配信をするために「スイッチャー」なるものを購入してもらっていました。カメラの切り替えなどをするためんい使用する機器です。が、当時はほとんど興味関心がなかったので業者さんの言われるままにやっていました。基本的な仕組みも理解できないまま。その時は「なんとなくわかっている」という形でやりましたが、実際にはほとんどわかってない。が、今回はどうにかして自分たちでやらないといけないという危機的な状況。個人的にはソフト系は使えるのですがハード系は苦手です。切羽詰まっている状況。

 

で、先週はかなりの時間を使って「ライブ配信」のリハーサルを。ライブに乗せるのはやはり「スライド」のほうがいいだろうなと。しかし、それでは「発表者」の様子が分からない。WEBでの発表と同じになってしまいます。また別のカメラを使って「ワイプ」の形で画面右下に映し出そうということに。ただでさ「ライブ配信」が初めてなのに別のことまでやろうとする始末。どうにもなりません。

 

「スライドを動かすタブレット」「発表の様子を映し出すiPad」「ライブ配信をするための親機」「プロジェクター」と4つの機器を接続していかなければいけません。機器の扱いが得意な人は問題ないのでしょうが。さらにいうと「ライブ配信」なんてやっていないので接続するための「HDMIケーブル」や「分配機」などが足りない。もうこの時点で「何の話をしているの?」という人も多いと思います(笑)。本当にそんな感じです。

 

で、乏しい知識をフル活用しながら「YouTubeライブ」にチャレンジ。YouTubeに接続したら勝手に配信できると思っていたのですが、「OBS」という別のアプリが必要なことが判明。関係性を確認しながらなんとか一人で配信ができるようになりました。ユーチューバーデビューも可能かなというところまできました。

 

結局、やっている内容を保護者に聴講していただくのですが、実際に会場に来れない保護者の方もいらっしゃいます。できるだけ多くの人に見てもらいたい。見られることで生徒も緊張感をもって取り組める。そのための「ツール」としてライブ配信をするだけです。もちろん、限定配信の形にします。見られて困るものではないと思いますが、肖像権の問題なども出てくると思うので。自分たちの発表の様子が世界中に配信されたらさすがに恥ずかしいというのもあるでしょうから。

 

これまで経験したことが無い内容をいくつもやっています。それが自分自身のスキルアップにつながるのは間違いないと思います。今度から外部のセミナーにも参加していこうと考えています。「教員」という枠組みの中だけで生きてきた自分がいます。やりたくないなと思うことも「生徒のため」という言葉を使ってやらされていた部分が大きい。が、自分自身の人生のことを考えてみたいなと思います。

 

教員だけが仕事ではない。陸上教室でもいいし、簡単な動画配信でもいいし。起業家教育をベースとした活動でもいいし。これまでと違う視点で活動したいなという気持ちが強くあります。何を目指すのか分かりませんが・・・。

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やりたい動きに関して

2025-01-20 | 陸上競技

これも自分が勝手に思っていることです。別に正しいかどうかは別。

 

1月になって「動きのこと」を考えるようになっています。色々な人と話をする。中四国合宿では雑談がメインでしたが。それでも「走ること」について考える時間は増えたと思います。今やっていることに対して「足りないこと」は何かというのがあります。12月に実施した「短距離合宿」でも「これはやっておいたほうがいいな」と思うことがたくさんありました。さらにまとめていくと「接地の強さ」の部分が明らかに足りない。ここをどう強化するか。どうやって身に付けていくか。

 

年が明けて「足首」のことと「軸足」のことを考えています。これまでも考えてきましたが。より練習の中に取り入れることができないかという部分。これまで足運びに関してはしつこくやってきました。同じような動きをひたすら繰り返す。これにより「地面に力を加える方向」が正しくできるようになってきているなと感じています。もちろん、それを支えるための「筋力」が必要なのは言うまでもありませんが。足を上げる動作一つをとっても筋力が必要です。そこを徹底するというのは変わりません。しかし、それだけではないなと。

 

「接地」の角度がいい感じになったとしても接地した瞬間に「足首」で緩衝してしまう。力が逃げる。それにより結果的に反発がもらえない。力が返ってこなくなるからです。そうなるとやはり「足首」の強化に関しては必須だなと思います。これまではここの部分は少なかった気がします。スパイクが圧倒的に良くなっている。そのスパイクを最大限に生かすためには「足首の強さ」は重要。ここで負けてしまったら上手く力が返ってこない。さらにはそのタイミングでの「軸足」の膝。これもずっと強化してきたつもりでした。ハードル股関節などをやりながらも「軸足を伸ばす」姿勢を保つ。中殿筋が緩まないよう意識させる。徹底してきたつもりです。しかしながらこれだけでは「接地の衝撃に耐えられない」というのも事実です。台ドロップなどを行いながら「潰れないようにする」というのは続けてやってきました。それでも「耐えられない」場面が多くあります。

 

そのことを考えていたら合宿中にやった補強が「狙い通りの動き」になるというのがありました。その動きをドリルの中に入れ込みました。接地で耐える感覚を強化するためです。「感覚」というか「筋力」というか。こういう動きをすれば「やりたいこと」ができるなと感じています。これもひたすら繰り返す。上半身も使うのでダメージもあるようです。だから「トレーニングとして」位置付けられる。道具を使うことで「必要な基礎体力の向上」にも繋がっていきます。大事なことかなと。

 

そうやって「潰れないために何をするか」をしながら「スティックドリル」もやる。これまでやってきたものを応用的に。とはいっても足長の調整だけなのですが。少しずつ幅を変えたスティックを3種類準備。1つ目は狭いもの。直線的な足運びをすることがメイン。重心移動がほとんどない中で足運びをする。そこから折り返してきて「半足長」伸ばしたスティックを使う。最初よりも少しだけ距離が遠くなっているので「重心移動」が生まれます。そうなると「接地」が崩れやすくなる。少しずつ変えていくことで感覚の変化がつかみやすいのではないかなと。3段階を一気にやってしまう形にしました。膝の引き出しの感じもつかみながら。

 

これを2週間近く繰り返してきました。この週になってある程度の変化がみられるようになりました。思っていた以上に進むようになっています。もちろん、継続的に練習ができているという前提ですが。この部分は大切にしていきたいと思っています。練習の増減も含めてですが、週に2回から3回くらいは丁寧にこの動きができる日を作っていきたいと思っています。この形が上手くいけばやりたい動きを身に付けることができるのではないかなと思っています。このことに関しては詰めて話をすることが無くなっているのでそこが課題ですが。誰かこの話を真剣に聞いてくれる人がいればいいなと思います。そこまで考えなくてもいいじゃないかという感じになるので難しいのです。

 

もう少し色々と考えながらやってみます。これは「自分の時間」だと思っています。小学生相手でも中学生相手でも「何とかしたい」という気持ちがあるのであれば対応していきたいというのが根本的なスタンスです。それ以上でも以下でもない。しかし、求められないことに対してはきっぱりと手を引く。ここも重要だと思っています。

 

楽しい部分はあります。それなりに。

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時に走る

2025-01-20 | 陸上競技

それなりに。

 

色々と思うこともあり、少しくらいは「自分のために」何かしたいなという気持ちが強くなっています。これまでの生き方を振り返ってみて常に自分自身を犠牲にしてやっている感じがある。それって本当に「正しい」ことなのか。陸上競技や教育に関わることで「やるのが当然」という感じになってしまっています。「kanekoがやるのが当たり前」という部分に対して流石に疑問を持つようになっています。別に感謝されるわけでもない。あまりにも「理不尽」だと思うことが多すぎてもういいなという感じが強くあります。

 

水曜日の練習で走練習をしました。今やりたいと思っている動きの部分を最初に実施。これは補強的な要素も入ってきます。ここを徹底的にやる。「走練習」をメインにしようと思えばやはり他の時間を削る必要があります。これまでは「走練習」の時はドリルなどの部分はほとんどやらずにそのまま走練習に入るという感じでした。しかし、走練習の量に関しては以前のように求めなくなっているのでできる限り質を高めて走っておきたいなというのがあります。正しい動きをしながら走練習ができるのが理想。これも試行錯誤なのかなと。

 

40分程度動きの確認に時間を割いてから走練習へ。短い距離のT走と120mのT走を実施。風のこともあったのでできる限り追い風で走れるようにしました。私がタイヤをスタート地点まで運ぶという感じで。これも本当はこんなことしないほうがいいなと感じています。何でもかんでも「やってもらう」というのはよくない。与えられた環境の中でどうすれば一番の練習ができるのかをある程度判断させることも必要だと思っています。今更ながら「必要最低限のこと」をやるようにしようと思っています。ほとんど休まずに走りました。

 

最後に往復走。距離的には50m程度です。40秒に1本走る。これだけでそれなりの負荷になります。もっと走ったほうがいいのかもしれません。以前のように量を追わなくなっているのでどこに正解があるのか分かりません。1本の質をできるだけ高めて走る。スピードレベルを落として何本も走るというのでは狙いたい動きができないからです。これも正しいのかどうか。テンポ走的な練習をもっとやるようにしたほうがいいという意見もあると思います。目の前の人たちを見ながらどう判断するかだと思っています。

 

基本的には「動き」と「筋力」だと思っています。これをどれだけ時間をかけて習得させるか。面白くはないと思います。トレーニングに関してはきつい。エンジョイ高校ライフとは真逆かもしれません。それは仕方ないことなのかという気もしています。何かをやろうと思えば何かを犠牲にする。全てを手にすることはできないからです。そう考えると本当に私自身は多くのことを犠牲にしてきたなと思います。正しくないなと。自分自身が生きている時間を常に人のために使うということ。それは一見「美徳」のような気もしますが、結局「自己満足」でしかない。何も残らない。

 

だからこそ考えていきたいなと思っています。自分自身がどのように行動するか。活動するか。批判をする人もいるでしょう。そうであれば「あんたがやればいい」というだけ。自分自身の人生を犠牲にして何かを成し遂げる。他者のために尽くす。そして気が付けば何も残っていない。それって幸せなのかなと。空っぽになるだけ。

 

時代は大きく変わってきています。以前の考え方が通用しなくなっている。世の中がこれまでとは全く違う流れになっている中で、「教育のために人生をささげる」というのはもう合っていない。私が何かをすることで「世の中が変わるかもしれない」と思っていましたが、結局何も変わりません。自分自身の負担が増えて嫌な思いをすることが増えるだけ。ここに関してこれからどうするか。真剣に考えています。自分自身を優先する時間があってもいい。強くそう思います

 

まとまりませんが。記録しておきます。

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またも合同練習

2025-01-19 | 陸上競技

授業が始まるとなかなか時間が確保できません。様々なことを犠牲にしています。それが本当に自分の人生としていいことなのか。本当に転換期に来ていると思っています。私が考えている「常識」と生徒たちの「常識」がかけ離れている部分もあると思います。何をもって「当たり前」とするのか。そうであればもう別にいいなという感覚もあります。そこに関して誰かから何かを強制されるものでもない。私自身の「生き方」「考え方」についてしっかりと持っておきたいと思う部分が強くなりました。

 

月曜日。この日は専門練習を入れることに。土曜日に入れていますが暖かい時間帯にもう少しやっておきたいというのもありました。せっかくやるのであればということで他の学校にも急遽声掛けをさせてもらいました。本当に急遽でしたがそれでも来てくれる選手が何人かいたことはありがたいことです。うちの選手にとっても大きな刺激になります。練習計画に関してはその時その時に必要だと思うことを入れています。思い付きという部分ではない。「専門練習が足りない」と感じたら多めに入れていくことも必要だと思っています。今回は「タータンでハードルを跳んでおきたい」という要望があったのでそれに合わせての実施です。

 

補強をある程度。上半身下半身を実施。他校の選手はさすがにダメージを受けていました。それでも「走る」ために必要な基礎筋力の向上は重要だと思っています。普段どのようなトレーニングをしているかは分かりません。慣れないトレーニングなので負荷が大きすぎる可能性もあります。やれることをしっかりとやる。

 

そこから「ドリル」的なことを少し。ここ最近の動きに関する練習はまた別に書きたいなと思っています。2週間程度経過しましたがそれだけでもずいぶん変わってきた気がします。元々「やりたいこと」があってそれを「補完」するような種目を入れています。どうすれば「潰れないか」だと思っています。パワーというよりは力の使い方という部分。これまでの流れの中に必要な要素を加えていく。これだけです。今は種目が多いですが少し絞って実施するパターンも作れたらいいなと思っています。

 

そこから専門へ。スプリント系とハードルに分かれて。ハードルは土曜日にやった練習の繰り返し。タータンで10歩&8歩のアプローチを。様々な工夫をしています。どうすれば1台目までにスピードを上げては入れるか。今年度色々と考えて取り組んできた内容です。これに他のメニューを加えながらやっていくことでハードルへの対応ができるようになると思っています。今回ハードルを跳んでいる選手は13秒台もいれば17秒台もいる。それでもやりたいことのベースは同じだと思っています。そこから色々な要素を加えていく。13秒台と15秒台では「求めること」が違います。13秒台の選手のハードリングは15秒台の選手とは違います。17秒台が13秒台の真似をしても上手くいくことはありません。その部分も含めてしつこくやっていきました。

 

最後に5歩ハードルで走る。11.2というそれほど広くない距離ですが。ヨンパとショートハードルの違い。距離を延ばせばいいという話ではないと思っています。最大でも11.5かなと。競技レベルに合わせて考えると11.2くらいで「刻む」選手と「保つ」選手に分かれていく。ショートハードルは基本「8.5m」とインターバルの距離が決まっていてそれを3歩で走るという「速い選手」も「普通の選手」も同じ枠組みの中でやっていく必要があります。速いから11.8mで動いて「走りやすい」距離設定をしても実際は「同じ5歩」で走る。そうであれば「狭い」と感じてもそれを「速く動かして処理する」という能力を高めなければいけません。逆に走力がない選手は「刻む」のではなく何とか最後まで「保たせる」方が重要です。全員が「刻む」という意識ではない。この概念は当たり前だと思いますが。

 

ハードル練習会では幅広い選手を対象としています。そうなると同じハードルでも求めることが大きく異なってきます。それに応じてどのような指導をするか。今回のように他校の選手に来てもらって練習をする際はそれなりに「収穫」がないといけません。単純に練習パートナーとして利用するわけではないので。きちんと指導しなければ失礼になるので。

 

他校の選手が来てくれること。感謝する必要があります。色々な刺激がある。それは決して当たり前ではない。そこだけは感じ取れるようになってもらいたいなと思っています。

 

また書きます。多分。

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2024年度第4回ハードル練習会

2025-01-15 | 陸上競技

1月10日土曜日。午後からはハードル練習会を実施。うちの選手は午前中の練習終了が遅れたため結構タイトな日程となっていました。それはそれで仕方ないかなと思っています。この日は中学生も多く参加してくれていました。もちろん初めて参加する選手も。こうなると指導する側の人数も必要になってきます。高校生が中学生に教える機会というは重要だと思っています。が、自分たちの練習ができなくなるのでここにどう対応するかも課題となります。

 

トータルで40人くらいは参加していたでしょうか。人数の規模としては多いのか少ないのか分かりません。それでも定期的にやっていくことで変化が生まれると思っています。どの形が一番高校生や中学生に伝わりやすいか分かりません。頻度の問題もあると思います。練習環境の提供という意味では月に2回程度できるほうがいいかなと思っています。できるだけ多くの人にハードル種目に接してほしいと思っています。特に中学生の年代が興味関心を持ってくれるといいなと。

 

アップは楽しみながら。DMを投げながら体を温めました。ハードル軸ドリルも入れながら。学校に戻ってもできるような簡単なメニューを入れています。股関節周辺の強化ができるだけで全く違ってくると思います。スプリントに関して考えるときにもこういう補強が入っておくだけでも違ってくる。本当はスプリントの練習会もしたいなと思っています。このことに関しては親しい指導者に相談。ニーズがあるかどうかもありますが。どうにかしたいなという気持ちがあります。

 

ここで断っておきますが、今のところ私自身は競技を通じて収入を増やそうという気はありません。近いうちにクラブチームを立ち上げることもあるかもしれません。そこで指導料を取る気はないのですが。別に自分自身が周囲に認めてもらうためにやっているわけではありません。競技力の向上につながる部分をどう作り出していくか。それがハードル練習会ですし、スプリント練習会になるのかなと。

 

ハードルドリルをやってからショートハードルとヨンパに分かれて実施。一歩ハードルをやってからショートは1足伸ばして1歩ハードル、そこから1歩3歩ハードル。ヨンパは2歩ハードル。ある程度の専門性が必要になると思います。同じハードルでも求められることは違います。ここは重要。ショートハードルはタータンを使って実践的練習。中学生は土の上での実践練習としました。中学生はハードルを跳ぶことに慣れる必要があります。1台目までどうするか。距離を伸ばして10歩ハードルを入れています。1台目までどれだけスピードを上げては入れるか。


これはめちゃくちゃハマりました。高さと距離を変えながら1台目のアプローチをします。中学生には分かりにくいかもしれませんが、高校生は劇的に変わった感じがあります。普段やらない形の練習というのもあったと思います。最大スピードを出しながら1台目のアプローチをすることができました。うちの3年生、大阪室内に出場します。それもあってタータンでのハードル練習としました。本人が強く望んでいるというのもありますし。まだ高いスピードで入る事に慣れていないのもあるので踏切が高くなるというのも散見しましたがこの時期としては悪くないかなという印象。


中学生、止めないと何本も跳んでいます。距離が短いのもあって。かなりの時間ハードルを跳んでいるのでしんどい部分はあると思います。それでも前向きにハードルを跳んでいる。すごい事だと思います。速いからしっかりやるというのではなく真面目に一生懸命に取り組んでいる姿は私自身も初心に帰るというか、こういうのが見たくてやってきたんだよねっていう気持ちが強くなります。できればこういう選手達と関わりながらやって行きたいなと強く思いました。


ヨンパは2歩ハードルをやってから3歩ハードル、4歩ハードルと段階を踏みながら。普段こんなに逆足のハードルを跳ぶことはないと思います。せっかくなのでひたすら。中四国合宿の時にもやったのですがある程度繰り返しやることで逆足も使えるようになります。苦手だからとかではなくやるしかないという状況を作り出す。時間が確保できる状況だからこういう練習もできます。練習会の意味があります。


ヨンパはストライド確保のための練習もやりました。15歩のストライドが難しかったようです。軽く入って跳ぼうとするから届かないのだと思います。実際のレースの1台目までの入りを考えたらかなりのスピードで入っています。この辺りはしつこく言ったつもりですがなかなかできない。軽く入ってそこから15はストライドを作るのは不可能だと思います。それでも男子選手の何人かは何本も跳んでいました。面白い。


気がつけば時間をオーバーしてしまいました。終わりにしようと伝えても「もう一本行きたい」と言って辞めない。こういう姿を見るのは嬉しいですね。私が喜ぶからもう一本というのではなく、このチャンスを活かしたいというのが伝わってきます。送迎の保護者や顧問の先生には申し訳なかったなと思いますが。


中学生、まだまだきちんとできないことが多い。時間と機会があればもっときちんとやらせてあげたいなと思います。個別にでも望んでくれればいくらでも見たいと思います。やはり中学生の最大の課題は抜き足だと思います。どこで誰が教えているのか分かりませんがきちんと抜けません。寝ている感じになる。だから前に進むことができない。このことを徹底的に改竄させて欲しいなと強く思いました。勿体無い。


勉強した、自分がやっていたという話ではなく様々なレベルの選手を見続けて来たから分かることもあります。できれば真面目で一生懸命に取り組む選手達のサポートをしたい。はやいとか遅いとかは関係なく。


私自身が楽しいなと感じる時間でした。選手達が満足して練習を終えてくれたかどうかは分かりませんが。もう少し指導の機会が欲しいなと強く感じます。ハードルとスプリント。何かできないかなと思います。

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練習会形式で

2025-01-14 | 陸上競技

土曜日。この日は午後からハードル練習会を実施する予定でした。午前中どうするかと悩んだときに「しっかりと走ろう」ということに。ハードル練習会はあくまで「技術的な改善」を狙いとしてます。それだけではなく「ベースとなる部分を高めていく」ことも必要だと思います。技術を支えるのは「心」と「体力」です。「心」の部分はイコールで「考え方」になる。どれだけこちらが与えても「考え方」が競技者でなければ絶対に強くならないと思います。

 

で、練習をするにあたって「他校を呼ぶ」ことに。単独でやってもよいのですがそれほど人数も多くないのでできるだけ活気があるほうがいいなと。そうなると近隣の学校に声をかけて一緒にやるほうがいい。「数は力」だと思っています。今のうちのチームが人数がそれほど多くありません。だからこそ細かく指導できる部分もありますが、やはり「元気さ」が足りなくなる。それを打破するためには「人数」が必要。全体で20人くらいになって練習をすることに。これだけでもずいぶん違ってきます。練習効率は間違いなく落ちます。これは仕方ない。教えたり正確にやることを考えると時間が効率よく使えません。それでも「良い練習をする」ためには必要かなと。

 

武道場である程度のことをやって屋外。動きの基本を徹底的に。今取り組んでいる練習をひたすらやりました。これは毎日やるには時間がかかりすぎてしまします。他校ではそこを最小限にして別の部分に力を使っていると思います。まー「本当に必要な動き」を指導する人は少ないと思いますが。せっかく来てもらったのであれば「今やろうとしていること」に関しては全てさらけだしてやるようにしています。何種目かは年が明けてから追加した部分もあります。足首の強化と軸足支持の部分。これも時間をかけてやっていく必要があると考えています。もちろんそれなりに負荷がかかりますが。「どうすれば動きの変化が生まれるか」は常に考えておきたい。ルーティンのようになると「意識が適当になる」部分が出てきます。徹底的に。

 

スプリント練習をしてから50mのタイヤ引き&スプリント。更には120mのタイヤ引きとスプリント。本数はそれほど多くありませんが負荷的には掛けられたかなと思っています。動きに関しては一気に変わるのは難しいと思っています。それでも丁寧にやっていくことで接地やその角度は変わっていく。ドリルだけやっても上手くいかない。実際に走ることで定着していく部分も出てきます。トレーニングもあくまで「走るため」にやっている。筋力を上げることだけを考えているわけではない。そこも踏まえてやはり「走ること」は重要。「ひたすら走る練習」というのもあると思いますが。「筋力は必要ない」という人はいないと思いますが、それがどれくらい必要なのかという考え方です。腹筋ができなくても「速ければよい」と判断するのか。ここも分かりません。選手が何を望むのか。ここは考えるべきだと思っています。

 

地道な練習は必要。できるだけ飽きないように工夫はしているつもりです。学校によっては1時間程度しか練習ができないところもあります。それを考えるとうちはそれなりに時間がある。だからといって「やるだけ」になっているようでは変化は生まれない。当然の話です。だったらどうするか。最初に記した「心」と「考え方」の部分になる。ここの変化を生み出せるかどうかなのかなと。

 

実力的にはうちの選手のほうが上なので走力でも引っ張ることになります。が、戦うことを考えたら「グループでトップを走っているからよい」というのではない。もっともっと高いレベルで走らないといけないと思っています。午前中にある程度負荷をかけられたことは合格かなとは思います。しかし、まだまだやれることはあるなと感じています。他の学校が来てくれたからできることもある。感謝する必要がある。まー「感謝しなさい」といって感謝するようであれば強制になるので面白くはないのですが。こういう時代です。いつも中心が「自分」になってしまう世の中。どこかで気づいていければいいなと思います。

 

まとまりませんが。記録しておきます。

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雑記

2025-01-14 | 陸上競技

1月8日から3学期が始まりました。おかげでまたバタバタする生活に逆戻り。これは何が正解か分からないなと思っています。これまでは「生徒のために」という言葉の下に「やりがい搾取」という形で働かされてきました。かと思えば、一般企業の新卒採用者の給与が「30万円」を超えるという話も。「採用試験の早期開始」をして人材を集めるという話になっていますが、本当にそれで「優秀な人材」が集まるのかどうか。本気で「早くすればいい教員が集まる」と思っているのであればかわいそうです。絶対に無理。待遇はそれほど良くないのにストレスを感じまくるほどの活動がある。仕事はやってもやっても終わらない。こういう記事を書くから「教員希望者が減る」みたいなことを言われますが、現実から目を背けるほうが問題だと思います。

 

バタバタしていました。年末に生徒が応募したビジネスコンテストの結果が7日に分かることになっていた。1次審査通過というかたちになって本選に出場できるかどうか。8グループくらい応募していました。7日の時点で連絡があったのが2グループ。前回はWEBで発表会をしたのですがその時の優勝グループが入っていませんでした。このグループだけは別の分野に応募していて、「この分野で大丈夫か」と確認したところ「問題ない」という事でした。8日に生徒に確認をすると「連絡がない」と。これは通過でもダメでも連絡があるというモノでした。事務局に連絡をして確認をすると「連絡するのを忘れていた」とのこと。3チーム目も本選に参加することに。しかしながら、確認の電話をしなければどうなっていたのか。「連絡を忘れていた」というのは許されることなのか。疑問です。

 

10日の金曜日。雪でした。外を見るとそれほど積もっていないので6時くらいに周南を出ました。本来であれば職場まで1時間10分くらいで到着します。大渋滞という事はありませんでしたが普段40分くらいで到着する防府まで1時間。そこからが長かった。上り坂があるのですがそこがノロノロ運転。安全第一ですが、左車線が空いていました。多分、どこかで登れなくなった車が止まっていたのでそこから後ろが明けて通るようになったのだと思います。トンネルを抜けてからはかなりのノロノロ運転。雪も降っていました。普段使う裏道に入ってみると大きな道路に出る直前の「なだらかな坂道」で2台くらい車が止まっています。対面通行の道路なので危険。そこを迂回して職場へ。途中また別の坂道でも反対車線で車が立往生。結局、2時間半かかりました。こんな状況で全力で働けというのは・・・。学校全体として多くの生徒が登校不可能でした。クラスによっては半分以上いないクラスも。授業開始は通常よりも10分遅れで開始。終わりは同じ。疑問。

 

なんとなく「変だな」と思うことはたくさんあります。もちろん、それが世の中なのだと思うのですが。理不尽だなと思う事。激怒したくても我慢させられること。何でもかんでも「やって当たり前」という風潮。それにかなりのストレスを感じます。仕事量としてはかなりあると思っています。一人で回すには難しい部分があります。本当にそこまでして働く必要があるのか。今の自分の中ではそこが大きな疑問になっています。

 

モヤモヤします。消化不良。納得できないことが多すぎる。

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新春合宿2025~最終日午後~

2025-01-09 | 陸上競技

続き。やっと最後の所まで来ました。真面目に書こうと思うと時間が足りません。難しい。

 

最終日の午後、これは例年セミナーパークの裏側の坂道に行っています。比較的長い距離が取れるし幅も広いので。この日は平日ということもありほとんど人がいませんでした。補強者に迷惑をかけずに済むのであればそのほうがいいですから。このタイミングで長距離も合宿をしていました。朝の時点で足が痛いという選手がいて「様子を見てほしい」という依頼があったので食事をしてから長距離の午後練習が始まるまでの時間をケアの時間にしました。このタイミングでkida先生から電話もあったので話をしながら治療へ。

 

最終日なので16時には終わるように設定しています。帰りの電車のこともあるので。13時練習開始。これはなかなかタイトだと思います。昼食が結構重かったので選手の様子は心配でしたが。アップに関してはまた別の指導者に任せることに。こういう形のほうが「みんなでやっている合宿」という意識が指導者のほうにも持ちやすいかなと思います。私だけで指導をしてもいいのですが、「kanekoに任せておけばいい」という流れから「全員で選手を育てよう」という意識になるほうが長い目で見た時にプラスになると思います。

 

昨年のことを完全に忘れています。本数とかも含めて。スパイクを履いて動き始めるくらいまでは電話をしていたので細かい部分まで考えられませんでした(笑)。補強などで体を温めてもらったのであとは動けばいいかなと。最長で150mくらいの距離があります。伸ばそうと思えばもっと伸ばせるのですが、安全面と気持ちの維持の部分で難しくなるので適度な距離で。この距離をアバウトですが「60m・90m・120m・150m」に分けました。本当に適当に距離設定をしているので正しいかどうかは分かりません。ここでは「距離」はそれほど大きなファクターではないと思っています。距離は適当でもいい。競争して走り続けることが重要。一人で走るのは難しいので常に競争をしながら。今回の合宿のテーマだったと思います。

 

最初はアップを兼ねて「スキップ走」で。これも競争しながら。それぞれ1本ずつにしたと思います。とにかく元気を出せるかどうか。大きな声を出しながら全体を鼓舞するようにしてほしいと伝えています。やはり、女子は声が出ません。男子に比べて女子の人数のほうが少ないというのもありますが、やはり元気がない。うちの選手も同様でした。結局はここの部分ではないかと思っています。殻を破れない。だから「めちゃくちゃ伸びたね」という選手が出てこない。「想定の範囲内」にしかなりません。もっと大きな成長をするためにはやはり「殻を破る」という部分が必要になる。

 

スキップ走から走練習へ。少しの休憩時間に他校の選手がスパイクを履いたままアスファルトの上を歩いています。何をしているのかなと思ってみていると少し離れた建物のトイレを利用しようとしている感じでした。大声で呼び戻しました。トイレに行くことを注意しているわけではありません。スパイクを履いて建物に入ろうとしていることを注意しているのです。通常考えたらわかると思います。グランドで練習をしていてそのまま校舎に入ることはありえません。それなのに普通に建物に入ろうとしている。ここまで話をしないといけないのか。注意して呼び戻すと今度は別の建物に入ろうとしています。この建物は「一般人は立ち入り禁止」の建物です。練習が始まる前にその旨伝えています。それなのに入るのか・・・。練習をするとかいう前の段階を越えていかなければいけません。

 

走練習。「60m・90m・120m・150m」をそれぞれ3本ずつ。勝ち上がりの形で実施。より上のグループで走ることを目標にしてもらいたいなと思っていました。男子はかなり高いレベルでの練習になります。少し気を抜けば下のグループに落ちる。その状況を楽しみながら練習をしてくれている様子でした。私自身がどうこうではなく「選手自身が雰囲気を作る」ということができていたと思います。その反面、女子はほとんどの選手が下を向きながらやっている。ここですね。私は普段からめちゃくちゃハードな練習を求めているわけではありません。時と場合によって求めることは違います。女子はリーダーやムードメーカーが不在の状況。誰かが引っ張っていくという感じが必要なのですがそれがありませんでした。これは今シーズンを象徴しているのかもしれないですね。

 

うちの女子選手、ショートスプリンターですがこの合宿では積極的に前で走っていました。性格的に大きな声で引っ張っていくということが苦手。だからこそ「走る」ほうで全体を引っ張る。今回は男子のグループに上がってさらに上のグループに上がっていくという感じがありました。上がって終わりではなくさらに上にという感覚。日誌などを見ても目標意識が高い。こちらが求めることは最低限という感じです。この姿を見て周囲が何を感じるか。一緒に走ることで様々なことを感じるはずですが、自分たちの学校だけで走っているチームも。勿体ないなと思いますね。

 

うちの3年生も走っていましたがそれなりに・・・という感じでしょうか。力はあると思いますが。すべてでチェックしているわけではありませんが2年生の選手に1本も勝てなかったのではないかなと思います。もっといえば「勝ってやろう」という姿勢が足りない。何が何でもという気迫を持てないから最後の一押しが効かないのだと思います。勿体ない。2年生が走れているというのはありますが、そこに対して「勝てないから」という感覚で取り組んでいないか。結局は勝負です。そこの感覚を持てるかどうか。

 

ある程度走ってスピードレベルが落ちてきたので少し休んで「90m×3ー60m×3」を。最大スピードで維持できる距離です。この距離になると「走り切れる」という感覚になるのでスピード維持ができます。まずまずかなと。見ていて競争もできていました。本来は距離が伸びてもそのスピード感覚でやってもらいたいなと思う部分です。女子も距離が短くなるとそれなりにやることができます。本当はどの距離でもやるべきなのですが。

 

最後に150mの「勝ち残り走」を。昨年度も実施しました。負けたら次から走れないという練習。これは「走らなくてラッキー」と思うか「残れなかった」と思うかで全く意味が違ってきます。「負ける」ことに慣れている選手や「勝ちたい」という思いが小さい選手は走らないほうが疲れなくていいので早く脱落したいと思います。最後に6~7人を残す形なります。トップ選手も本数を考えて力の配分をしていきます。普段なら最後尾を走っている選手でも他の選手が「余力を残す」という走りをしている状況下では「逆転」もあり得ます。先のことを考えて余力を残しすぎると負けてしまう場合もある。ここは難しい判断です。1本だけでも多く走ろうと思えばどうすればいいか。その組で最後の1人にならなければいいだけです。

 

見ているとある程度の逆転があった気がします。うちの女子、1人だけ6本目で落ちました。実力的にはもっと上で走らないといけない選手です。自分自身の自覚もあると思います。苦しくなってきたときに「もういいや」と思う部分がある。何が何でもとがむしゃらにあがいて上を目指すという姿勢が圧倒的に足りません。それが結果に直結しています。「走力」だけではない。「絶対に強くなってやろう」という気迫が出てくれば落ちそうになった時に足掻くことはできます。見ていてその様子は全くありませんでした。殻を破る。これができない限りは持っている能力を最大限に引き出すことはできないと思います。

 

7本目。男子は400m47秒台の選手がトップ、2位は200mで中国新人に出場した選手でした。ある程度のレベルです。2位だった選手が「追いかけても届かなった。別格。」と口にしていました。悔しいと思います。ガチンコ勝負をして負ける。そこから学ぶことはあると思います。中途半端な取り組みをするのではなく出し切って負けたということは完全に「力不足」ということですから。それを感じて次に勝負するときまでにどうするかです。女子はうちの2年生がトップ。ちょっと力の差がありすぎました。2位は3年生の100mH の選手。これは苦手な練習ですがやり切ったという感じです。こういう部分は評価できます。大阪室内に向けて怪我無く練習を積んでいってもらいたいですね。

 

3日間の合宿終了。最後に勝ち上がり走の上位3人には景品を渡して今シーズンの目標を口にしてもらいました。他の選手にもエネルギー補給用のゼリーとカルシウムと鉄のウエハース。栄養学で学んだことを生かしています。意識づけ問いして必要なことではないかなと。やりたいことはできました。残念なのは「全員が殻を破ることができなかった」ことでしょうか。難しいことだとは思います。もっと工夫をすれば違った結果になったかもしれません。しかし、結局は「本人が望むかどうか」です。チャンスや刺激を与え続けていますがやるかどうかは本人たち次第。我々にできることは限られています。

 

他の指導者がどう感じたか。これは気になりますが。選手にとってこの合宿がプラスに働けばいいなと思います。長々と書きました。お許しください。

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新春合宿2025~最終日午前~

2025-01-08 | 陸上競技

続き。

 

1月6日。合宿最終日。朝の時点で雨が降っていました。気温がそれほど低くないというのが救いでしたが。朝練は中止。退所の準備をさせることに。事務的なことを他の指導者にお願いしている部分もあったのでここは任せることに。前日に栄養の話をしていますが、ご飯のお代わりをする選手は少なかったですね。ある程度のエネルギー確保は必須。運動量に見合うだけの栄養は取らないといけません。

 

8時30分くらいには練習ができる状況になりましたが、通いの選手がまだ到着していないので歩きながら待つことに。かなり筋肉痛になっているようでしたから、体を動かし続けることで多少なりと筋肉痛が治まるかなと。めちゃくちゃ走っているわけではないですが4回練習をしているというだけでもそれなりに負荷がかかっているのだと思います。9時前にはそろったので練習開始。この日は11時半に食事にしていたので早めに終わる必要があります。タータンの上は水たまりができていたので坂を使ってのアップ。前日にも行ったようなことを。2人1組や3人1組で声を出しながらやっていくような種目を。活気を出す必要がある。もちろん、それができない選手もいます。どうせやるなら前向きな雰囲気の中でやるほうがいいに決まっています。そこの感覚がどうか。

 

次は少し走りたいと思っていたので急な坂(崖?)のダッシュ。20mないくらいの距離だと思います。その距離を一気に駆け上がる。15人くらいずつが全力で駆け上がります。これを10本。坂道練習は上がった分だけ降りなければいけません。降りる時間がもったいないのですがこればっかりは仕方ない。階段を使って降りる者、坂をそのまま降りる者とパターンはいろいろ。ゲーム性は低いですが「ひたすら競争」としているのでそれなりに走ります。何人かがフライングをするのでハンデを与えながら。ハンデを与えて数メートル下げたほうが走りやすいということが判明したので、10本走った後は助走をつけての駆け上がり5本。

 

そこからはスパイクを履いて。寒いのもあって休まず走りたいなと。これもセミナーパークだからできる練習なのですが、なだらかな下り坂をスパイクを履いて走る。もちろん、競争で全力。男子はグループを変えながら走るようにしていました。かなり強い選手も複数いるので同じメンバーだけで走るのは面白くない。女子は・・・なかなか変わりません。貴重な機会だから自分よりも力が上の選手と一緒に走ろうという気持ちをもってくれるといいのですが。この雰囲気が山口県の女子のレベルを示している気がします。現状維持ができればいいという感じにしかなりませんね。90mくらいの下り坂を6本。

 

午前中の最後はトータル200mくらいある坂を走る。一気に走ると最後走るだけになってしまうので90m走って20m歩く、そこからさらに受けに向けて90m走る。で、10mくらい歩いて少し下りになっている坂を100mくらい走る。これで1サイクル。時間が許す限りという感じで練習をしました。当然のことながら競争です。6人くらいが一斉スタート、仕切り直しという繰り返しです。年末の合宿の記事にも書いていますが「エンドレスリレー」的な練習は好きではありません。差がつくので面白くない。距離が長くなると最後は惰性で走ることになるので効果が出ない。そうならないように短い距離で区切って「いつも最大スピード」で走れるようにする。競争させることで質が上がると思っています。

 

時間が許す限り。と伝えていたのに3サイクル目に入るときに勝手に「ラスト行きます」と声を出していました。いや、終わらないし。とはいえ、水分補強も含めて数分間休む必要があるかなと思ったので先頭が走り終わってから5分後に移動を始めて坂を下るようにしました。見ているとやはり女子は悲壮感が漂います。男子はおかれている現状を楽しむ選手も。この差は大きいと思っています。女子選手で「嫌だな」「走りたくない」と思っている選手が複数いる感じが伝わってきます。何度も何度も全体に声掛けをしていましたが上手く入りません。結局、こういう部分なのかなと。だから飛躍的に伸びることが無い。中国地区における山口県の女子のレベルを感じ取れるかどうか。まー、何が何でもIHにという気持ちがあるかどうかも影響してくると思いますが。個人的な感覚としては「物足りない」と思いますね。

 

それでも更に3サイクル実施。「負荷をかける」ことを考えるとやはりやっておく必要があります。距離的にもそれなりに走っていますし、質もある程度以上は確保できている。うちの2年生女子はこのグループの中では圧倒的に強かったですね。仕方ない部分もありますが、男子と走っても何本か勝っていました。長距離選手かもしれませんが(笑)。男子と一緒に走って勝つというのも刺激としては大きいと思います。練習が順調に進んでいるというのを感じることができました。元々、能力はありますしストイックに練習に取り組みます。それが大きな怪我もなく練習ができているというのも大きいと思っています。悪くない。

 

11時15分くらいには練習を終えました昼食を食べないといけないので。前日の昼食はチャーハンだけで物足りない部分がありましたが、この日は揚げ物が3種類・・・。これはヘビーですね。まったく食が進んでいませんでした(笑)。午後からの練習のことを考えるとちょっと可哀そうになりました。次回以降はうどんなどのように「食べやすいもの」「消火に良いもの」を注文したほうがいいなと感じました。

 

がっつり走る日も必要。一人ではできない。集団で練習をするからできる部分もあります。数の力は偉大。

 

残すところは午後のみ。記録として。

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新春合宿2025~2日目午後~

2025-01-08 | 陸上競技

続き。

 

2日目の午後。ここからはある程度走りたいと思っていました。ここまでの3階の練習はそれほどやっていません。補強はそれなりでしたが走練習はほぼ0。楽勝だったと思います。6回の練習で全て走ってしまうと足が持たない。ケガをさせてしまったら終わってしまいます。それは避けたい。技術的な要素も改善したい。色々とやりたいことがあるので明確に分けながら。

 

午後の最初も他の指導者にお任せ。補強をやってもらいたいという形で委託。基本的な補強を少しやってから「TABATA」を。TABATA自体はオールアウトを目標に実施します。それなのに最初から(笑)。ひどい(笑)。最初は体幹系の種目を実施。2セットやっていました。そこから下半身系の補強になる。これはなかなかハードだったと思います。確実にヘロヘロ。もちろん、最大限の力でやれているのかも問題だと思いますが。やるだけになる選手も出てくる。きつくなった時に本当の姿が分かるようになっています。こればっかりは仕方ないかなと。励ましながらでしたが。

 

そこから短い坂に移動。少しは走らないといけないなと思っていたので。人数が多いので時間がかかるという問題点はあります。狭いスペースなので1回で5人ずつくらいしか走れない。20組近くになるので上がって降りてくるだけではなく下で少し待つ時間が生まれます。もったいない。休む暇なく走り続けたいのですが。雰囲気づくりというのもあったので変形ダッシュを。20mくらいでしょうか。走力の差が出すぎないように短めの距離設定にしました。IHで入賞した選手も参加してくれています。そうなると距離を延ばすを単純に「足の速さ」で勝負が決まってしまいます。そうなると面白くないので(笑)。

 

ひたすら。18本程度やりました。女子でも勝ち上がった選手は男子と一緒にやるようにしていました。集団の後ろのほうに行けば行くほど「活気がない」という特徴があります。これはどこの集団でも同じだと思っています。「やらされている」という部分。前にいる選手は「練習を楽しむ」という雰囲気がありますが、後ろにいる選手は「ついていくだけ」になります。もちろんそれでも速い選手は速い。一人で練習をするなら自分のペースでやればいい。普段の活動の中では変形ダッシュを18本もやるというのはないと思います。合宿だからできる。その意味を考えてもらいたいなと。しつこくしつこく「声を出すこと」「積極的になること」を言い続ける。他の指導者もフィニッシュ付近でひたすら声掛けをしてくれていました。自分たちの練習を自分たちで作り出す。その感覚。

 

ある程度走ってから真面目に走練習。最大90mくらいの坂を3等分して走ることに。短い距離を5本、真ん中までを4本、一番上までを3本だったと思います。休憩なしで全力で走る。男子の先頭などは見ていて面白かったですね。勝ってやろうという雰囲気があります。競争することで自分自身のテンションを挙げていく。上述のIH入賞選手も常にトップで走るために全力で走っていました。400mの47秒台の選手もいたので気を抜けないというのもあったと思います。漠然と走る選手と勝ってやろうと走る選手。どちらの質が高くなるかは言うまでもありません。女子も同様。速いかどうかではない。明らかに上位層と勝負をしようとしない選手も出てきます。この合宿でしかできないことがあると思っています。力比べという意味合いでも前で本気で走って今の自分自身を知ることが重要。難しいですね。

 

この日もミーティングを。今回は「栄養学」について。少し前に初任校の時の教え子から連絡をもらっていました。金融関係の就職先を辞めて数年前から友人と一緒に起業をしているということ。栄養学や体のコンディションなどもやっているという話でした。せっかくなので合宿の時に話をしてもらうことに。特に女子選手の貧血についての部分が気になっていたのでそこに特化した話をしてもらいたいと。男子は身体づくりの内容をメインにして。単純に我々が話をするだけではなく「第三者」から話を聞くことで伝わる部分もあると思っています。

 

不足する部分を私自身が少し補足もしました。わざわざ4人で来てもらってのミーティング。ありがたいことです。色々なつながりがあってそこから様々な部分が生まれる。別に私自身がどうこうではなく、選手にプラスになればいいなというだけです。教え子たちも「営業」という意味があると思います。それは当然あってしかるべき話かなと。すべてを無料でやってくださいというのではなく「win-win」の関係性を作っていく必要がある。情報を提供はします。それをどう受け止めてどのように利用するか。強くなるために「きっかけ」を与えていくことは重要だと思っています。

 

19時半から初めて20時半くらいまで。さらに残って質問をしている選手たちも。自分自身の身体について考える、理解する。それはすごく大切なのではないか。「参加する」だけから「自分事として考える」ことができるようになるか。限られた時間をどのように使うかも大切だと思いますね。結局、21時過ぎまで質問している選手も。いい時間だったのではないかなと思います。










 

2日目終了。やりたいことはできているかなと。あとは選手がどのように感じるかだと思いますが。

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