引き続き。あまり興味がないかもしれませんが。考えていること、やらなければいけないことを。
支部大会、変則的な内容でした。仕方ない部分もありますが。天気もかなり微妙。強風。記録が狙える感じではなかった。実施された競技場は維新公園のサブトラック。通常であれば天気が良ければホームストレートが向かい風になります。この日は朝からバックストレートが向かい風。時折突風が吹く。4継の時もすごい風でした。
400mHの時も同様。これはもうレースにならないなという印象。今回女子に関しては3人がエントリー。1人は週初めから体調不良で練習を一切していない。1人はずっと足首が痛い。着地足。さらにアキレス腱が痛いということでこれも2週間くらい動けていない。試合には出たいということなので説得しましたが出るとのこと。もう一人は3月末から足底筋膜炎になってこれも走練習ができない。難しいですね。足底筋膜炎の選手はエントリーだけして出場しないことに。出場者が少ないのでエントリーだけで県総体への出場権を得ることができます。ある意味ラッキーですが。本当は「インターハイへの戦い」という意味でのスタートですからしっかりと走れないといけません。こういう意味でも「指導力不足」なのだと思います。裏側にどのようなことがあったとしても「表面に見えるもの」で評価されます。それはそれで仕方ないかなと。
練習不足や体調不良もあり、この種目も狙っている記録と比べると全くでした。条件が悪すぎるというのもあります。前半3m以上の向かい風が吹く。やりたい流れが作れた部分もありますし、足りない部分もあります。3年生は前半からめちゃくちゃ突っ込みました。向かい風の中で突っ込むので最後もちません。突っ込んだだけではなく走練習がそれほどできていないので当然ながら失速します。が、これまではそれができなかった。走ってはいますがテンポ走のような感じです。ハードルは上手いですがこれでは。17歩で行っても稼ぐことができない。そこを克服するきっかけにはなったかもしれません。もう一人はこの週全く体が動かせていません。何とかギリギリ保てたかなと。ベストを出しましたが経験がないだけ。この記録では満足できません。中国大会で最低でも63秒台を出す。ここが実現できるかどうかがインターハイにつながっていきます。対戦相手云々ではなく「自分の目標とする記録を出す」ことが大切です。今のままで本当に戦えるのか。もう一度投げかけたいなと思います。
ずっとホームストレートは追い風。しかし、昼間の「200m決勝」と「100mH決勝」の時はホームストレートが強烈な向かい風。ありえません。風速計時自体はそこまで出ていませんが。幅跳びピットの様子を見ると直前までは最大追い風5.4mが吹いていたのにこの時間帯は向かい風3mくらいになっています。記録だけではない部分があるので仕方ないと思います。この条件の中で「勝負をする」というのは本当に難しい。しかし、「同じ条件」の中での勝負です。勝ち負けが伴います。その後、再びホームストレートが追い風になるという状況。なんなのか。
支部大会に100mの国体チャンピオンがいます。これはなかなか。とはいえ、この選手に追いつくようなレースができれば戦えるようになる。「勝てない」ではなく「差を詰める」ことができれば勝負することができるようになるのではないかなと思っています。もちろんん、相手はここをピークにする予定はないでしょう。が、それなりに走れるはず。大きな大会があるわけでもないのでそれなりに走るのだと思います。100mは向風がかなり吹いていましたが、表示は向風0.7。記録にこだわるわけではありませんが、ある程度の走りができた時には記録が出るといいなと思っています。トップが12秒40。うちの選手が12秒79。試運転の国体チャンピオンと比べるとまだ足りないというのもあると思います。それでも0.4秒差で走れると十分かなと。直後の男子のレースでは向かい風が2m以上計測されています。同じ状況下。記録云々だけではなく「勝負」や「差」の部分も考えていければと思っています。きちんと走れれば12秒5を切るくらいまでは出ると思います。3人が12秒3~5で走れるようになればインターハイでラウンドを進むことができるようになると思います。「たら」「れば」でしかないですが。
もう一度、個別に向き合いたいなと思っています。これまでとは少し違うスタンスで。責任を持ちながらもっときちんと向き合う。それがマイナスになるなら身を引く。それくらいの覚悟を持たないといけないかなと。もっとコミュニケーションを取らないといけないとと思っています。前任校のように、とはいかないかもしれません。色々な状況が違うので。それでもこちらが考えていることを伝えながら相互理解をしたい。どこよりも真摯に向き合えたらと思います。
本当に戦えるのか。常に頭に置いておきたいと思います。まとまりませんが。記録しておきます。
本当にバタバタ。今後のことも考えながら。支部大会を迎え支部大会を終え。これがどのように次につながっていくのか。
結果的には「ぼちぼち」という感じでしょうか。条件が悪いので評価が難しい部分があります。単純に「勝ち」「負け」だけではない。記録的にどこを目指すのかという部分も含めてですね。
やはり一番の女子の課題は4継だと思います。先日からの個人のレースの流れを見ながら「最低でも48秒5は切りたい」と感がていました。というか、「切れないとおかしい」という感じでしょうか。が、試合の週になって1人体調を崩していたので練習に参加できませんでした。ここは別に責めるつもりはありません。それなりに走ればいいという感じではありました。練習ができていなくても12秒6くらいでは走れるレベルだと思っているので。
不在の選手を除いてのバトン練習。通常であれば1本で終わる部分を2本やることになっていました。かなりやっていますがいまだに出の安定がありません。合わせる前に1本流しで「出の確認」をやるようにしていますが、その時点で「届かないのでは?」という印象を受けていました。結果、やはり遠い。これがレースにどのように出るのか。また、1回目に50秒かかったレースではスタートして「4歩」でバトンをもらうという恐ろしい走りでした。「感覚を変えた」と言っていましたが、そういうことをしている間は「うまくいかない」と思います。こちらがやっていることをきちんと理解してやってもらいたい。
今回、1走を1年生に変更しました。ある程度実績のある選手です。13秒0くらいで走ってくれたら十分戦えるだろうなと考えていました。練習の様子からすると12秒台で走るかもしれないなと。順番が前後しますが、支部大会の予選でリレーメンバーである3人が少しの追い風の中で「12秒84」「12秒87」「12秒87」で走っていました。感じ的には「もっと出るだろうな」という印象でしたが。
で、4継の話に戻る。土曜日の一番最初の種目が4継でした。リレーの準備などの関係で一番最初に持ってきてもらっていました。ほかの支部と違って1日目に200mと400mH、100mHがあります。これはまた検討する必要があるのかなと思いますが。朝一の体がまだ動かない状況でのリレーです。それでも前任校では48秒15で走っています。時間帯とか条件とかではなく「力を出し切る」ことができるかという感じでした。1走は1年生。負担を考えて1走か4走にしないといけないと思っています。アンカーは2年生にしようと思っていたので1走を1年生に。ほとんどバトン練習をしていませんが、それでもまずまずの流れ。バックストレートが強烈な向かい風。その影響もあってからまたも「2走→3走」のバトンが流れる。そのまま「3走→4走」のバトンも微妙に流れる。結果、「49秒77」という想像できない記録になりました。
「49秒77」で走れば十分だと思われるかもしれません。前の記事にも書きましたが、「4人の合計タイム」から「2.5秒」を差し引いた記録が4継の目標タイムになると思っています。上述の3人の記録(もっと出ると思いますが、記録として出ている記録を参考にする)を合計すると「38秒58」です。2走を走るのは一応エースなのですが、同じくらいのタイムとして「12秒85」をプラスすると「51.43」になります。そこから「2.5秒」を差し引くと「48秒93」となります。上記の記録は「最低レベル」の記録の足し算ですから「最低でも48秒9」がでないとおかしいのです。それが「49秒77」という記録になる。恐ろしい話です。エースが12秒85という超低めに設定してこの記録ですから、通常であれば48秒5を切るくらいまで行っておかないといけません。
当然ながらこの記録では「インターハイに出場する」ことは叶いません。自分たちの持っている力を出せないという中で行けるほどインターハイは簡単に行ける場所ではありません。これだけのメンバーがいるのであれば最低でも「47秒台」に入らないといけないと思っています。それが果たせない。一応、バトンなどに関してはかなり時間をかけて勉強してきましたし、これまでのリレーで実績もあります。しかし、ここ数レースでは全くそのことが生かせていません。私自身の「指導方法」が狂っているのかもしれないなと思ってもいます。言い方は悪いかもしれませんが、「素人」であってももう少しまともにバトンが渡ります。この状況をどのようにとらえるか。
どれだけ「自分のこと」として考えられているか。バトン練習をすればいいという話ではありません。細かいことを徹底的にやっていく。これが私のスタンスです。中途半端なことやらない。やるからには「絶対いやりきる」という部分。それができていないのかもしれません。確かに「バトン練習」が不足していたのはあると思います。それだけではない。それ以上に考えるべき要因があるのだと思います。
「バトンパス」を正確にやるために色々なことを組み合わせています。10バトン、25並走は常にやっています。「加速しながら手を上げる」ことや「狙った場所でバトンを渡すこと」を意識した練習をしています。いつもより流れていたら「待て」をかける。いつも声がかかる場所で何も言われなかったら「少しスピードを落とす」というのを判断する。これをずっとやっています。出のタイミングに関しても繰り返し。それでも大きなミスになる。
どれだけ「試合を想定して練習をする」というのができているか。その場面だけで「渡ればいい」というのではありません。常日頃から「試合をイメージした練習」をしておきたい。練習でバトンを渡す。渡した瞬間にスピードを緩める。しばらく並走するように話していますがすぐに忘れます。バトンをもらってから「最大スピードに乗せて終わる」と話していますが、もらった瞬間に安心して緩めます。大切なのは「バトンの受け渡し」もですが、そこからきちんと最大スピードを出せる練習です。「加速の途中」でバトンをもらうことになるのですから毎回スピードに乗る練習はしておかなければいけません。ここができないようであれば「バトン練習」の意味がないと思っています。
結局、こういう部分は試合に出ます。それが「49秒77」という記録に出ているのだと思います。批判的なことを書いているのではなく「課題」について触れています。このメンバーで49秒台しか出ないのであれば今後リレーの指導はするべきではないと思っています。資格がない。それくらいのことだと思っています。
要因を探りたい。突風が吹いたのであれば3走がそれを判断して出を待つ必要があります。もっと考えると「春先の足長」と「現時点の足長」の変更も考えていかないといけない。昨年のように13秒台の選手と12秒5くらいの選手がバトンをつなぐわけではありません。走力差が縮まっているのであれば足長を詰める。これは選手任せにするのではなく指導する側も「足長のチェック」を常にやっておく必要があると思います。「渡ればいい」というのではない。そこを頭に入れながら選手も指導者もやっていく必要がある。
本当に力が出せていません。このタイム、今後の糧になればとは思っています。どれだけ戦えるか。戦おうという意思があるか。
また書きます。乱文ですが。
個人的な考え方を。プラス、選手に練習中に伝えている内容を。
昨年度、女子の4継で50秒04くらいで走っていました。これは恐ろしいほど「力に見合わない記録」だと思っています。何を言われても仕方ない部分かなと。ある程度実力がある選手が複数名いる中で4継で50秒かかるというのは「県のレベルの停滞を招いている」という感じはあります。最低でも48秒台はでないとおかしい。それなのに・・・。
できればリレーメンバーに関しては固定してやっていきたいと思っています。チャンスは与えますがバトンのことなどもあって上手く渡らないという状況では勝負になりませんから。ある程度バトンをこの冬の間にやってきました。が、先日の記録会ではまたも50秒05という考えられない記録になる。3走、4走に関しては「4歩」と「5歩」でバトンが渡っています。全く加速できないで詰まりまくっています。話を聞くと「出の感覚を変えた」とのこと。なぜ?冬の間にある程度やってきて感覚をつかんできたのにここで感覚を変えるとは。詳しくは割愛しますが「元に戻す」ことにしました。それによりある程度加速をしてからバトンが渡るようになる。女子が出てから「4歩」でバトンをもらうということがどういうことなのか。バトンで稼ぐというよりは「ロスをする」という感じでしかありません。
この時、追い風参考とはいえ2人が12秒6と12秒7で走っていました。エースは当然ながらそれ以上のスピードが出ると思っています。もう一人は足の痛みがありましたが無理をして走ってもらっています。その状態で50秒かかるというのはどういうことか。もう一度見直しをかけました。
2年生でこの冬にかなり走力が上がっている選手は「測定筋膜炎」のような症状が出ているので走らせることはできない、3年生も足首の痛みがあるの無理はさせられない。今後のことを考えるとこの二人は4継から外して考えたいなと思っていました。400mHのこともあります。できるだけ重ならないようにしておきたい。そうなると1年生を投入するしかないのかなと。女子に関しては1年生が2人しか入っていませんその状況で「戦う」ことを考えると「メンバー固定」しかないかなと。これまで1走を走っていた選手はアンカーへ持っていっています。これは春先から「アンカーは任せる」という流れにしています。記録会では「5歩」でバトンをもらうことになりましたが・・・。
1年生が思っていた以上に走れそうな感じがあります。先日12秒7で走った選手と同じくらいでは走れそうです。きちんと調整していけば「12秒5」以内で4人そろう形になるのかなと。もう少しいけそうな気はしていますが。計算上では47秒台が出てもおかしくない。出ないとおかしい。それくらいの状況ではあります。ここの4人は固定したいと思っています。これでまた50秒かかるようであればインターハイ行くという話にはならないでしょう。1+1+1+1が3くらいになっている状況ではインターハイ争いをする資格もないと思います。どれだけシビアになれるのかというのは気になりますね。
1年生を使って走ることに対していろいろ言われるのかもしれません。現状考えてベストの布陣で戦うというのは必須だと思っています。昨年のタイムが悪すぎるというのもあります。昨年のベストだけでいえば12秒6、12秒9、13秒1、13秒2です。これでも計算上は49秒3は出せる。それが50秒かかっていた。何か足りないものがあるのだと思います。
個人種目とリレーの兼ね合い。ここも難しいなと思っています。それほど余力があるわけではない。県総体のマイルの予選であれば何とかなるかもしれません。3人が400mHに出場する予定です。この中でどう戦うか。県総体もですが「中国大会」のマイルの予選、準決勝をどうするかも含めて考えないといけないと思っています。個人種目で出し切ってからのマイル予選を誰が走るのか。ここは戦略かもしれません。これが関西地区だったら考える余地なく「総力戦」になるのだと思います。まずは「インターハイに行く」ことを求められている部分があるうちの状況では戦略も大きく影響してくると思っています。
それぞれが力を発揮できるようにする。中途半端な結果を求めるのではなくやるからにはきちんと力を発揮してもらいたい。以前ほどガツガツやろうという気はありません。やらないならそれまでだと考えているからです。やるならこちらは力を貸しますが、やらないならこちらもそれなり。雰囲気がピリッとしてこない限りは上で戦うことは難しいと思っています。
4継で47秒台は今年早い段階で出せないといけないと考えています。マイルに関しては最低でも3分55秒は切る。ここはそれほど難しくない話かなとは思っていますが、どれだけ力を出してくれるか。故障気味の選手がきちんと復調してくれないとインターハイに進むことさえ危うくなります。それはそれで私の責任なのだと思います。潔く身を引くことも考えながら。結果を出させるというのは組織として成熟してきたり、安定してして力を出せる複数人のリーダーがいればそれほど難しい話ではありません。今はどこまでできるのか分からない。私自身が。
リレーは組みます。そのためにあれこれやってきました。どこまで戦えるか。戦うだけの力が身についているか。見ていきたいと思います。
競技をする上で。
基本的な考え方は「自分がどうするか」だと思っています。周囲がどうであれまずは自分自身がどこを目指すか。「勝った」「負けた」というのは「結果論」でしかありません。相手がいることなので「勝つ」こともあれば「負ける」こともあります。当然の話です。「勝つ」ことができればい良いのか。「負ける」ことがダメなことなのか。ここはそれぞれの価値観なのかもしれませんが、「勝ち負け」だけではない部分があると思っています。
昨年度の秋のシーズン、山口県は恐ろしいほど女子のハードルのレベルが低かった。女子の100mHで16秒を切れるのが1人。400mHで1分10秒を切れるのが1人という状況での新人戦でした。正直、このレベルでは普通にやっていたら「勝つ」ことができます。400mHに関しては春のシーズンでは6位までが1分5秒台。中国大会の準決勝に6人が進む。決勝に3人が進み2人がインターハイへ。その2人が二人ともインターハイで準決勝に進み、1人は4位入賞。これくらいのレベルであれば「戦える」と思います。2番手の選手は1分2秒を出しましたが、結果的には「県では勝てない」状況です。しかし、1分2秒を出せばインターハイで準決勝に進める。
この部分が重要なのではないかなと思っています。「県1位」だからといってインターハイには進めません。小さな世界で勝つことよりも負けても上のレベルの大会に進めるほうが大きいのではないか。これは私自身の考え方なので受け入れてもらえないのかもしれません。うちの選手には「まずはインターハイに進めるだけの記録を出す」ことを求めています。同じ学校に同じ種目の選手がいれば「勝ち」もあるし「負け」もある。私からすれば「それほど大事ではない」と思っています。そこの「勝ち」「負け」よりも目標とする記録を出して目指す大会に出場するほうが大切。この手の話は冬の間に何度も話してきました。
それでも選手は目の前の「勝ち」「負け」で一喜一憂します。「負け」て気持ちが沈む。それにより良い練習ができなくなる。これって本当に「正解」なのでしょうか。話はしていきますが、結局やるのは「選手自身」です。私が何かを与えてあげるわけではない。「勝ち」で満足している間はそれ以上強くならないでしょうし、「負け」てそこばかり考えていたら自分自身が強くならないので結果次も同じことになる。
故障も同じだと思います。練習をしていて足を痛める。「足が痛い」からという理由で「補強」ばかりする。それは「正しい」ことかもしれません。しかし、有酸素能力などは一気に低下します。「走れない」かもしれませんが、「スピンバイク」は漕げます。走っている選手以上に負荷をかけていくことはできる。「足が痛いから仕方ない」という一見「正当な理由」であっても「本当にやるべきこと」は「腹筋背筋をする」という補強ではないと思っています。これも考え方なのかなと思います。「怪我をしても耐えて補強をしている」というのが輝く日はそれほど来ないと思います。
「競技で結果を残したい」と思う選手に対してはこちらも「要求」してもいいと思います。「そのままでは目標には届かない」というのは突きつけないといけない。漠然と練習をしているだけで何かを生み出すわけではないからです。逆に「陸上競技を楽しむ」ことを求めているだけの選手には「細かいことは求めない」でいいと思っています。練習をする→試合に出る、ということだけでいいのであればきつい練習もしなくていいと思いますし、練習を途中で諦めてもいいと思います。「競技会に参加する」ことを目指している生徒に対して「そんな取り組みでは強くならないよ」と提言するのは「間違い」です。求められていないことを与えるのは違います。
そういう視点で最近は捉えています。それに対した不平不満も生まれるのかもしれません。細かいことは説明する必要はないと思います。普段からこちらの考え方は伝えていますから。それでも「指導が悪い」と言われるのであれば甘んじて受け入れれば良いなと思っています。私が辞めたら競技成績が劇的に伸びると思うのであればまたそれもありだなと。以前とは自分自身の感覚が変わっているのかもしれません。意識が高い選手なんて実はそんなにいないと思います。ここ最近は見たことがない。
その中で「選手の感覚が最優先」というのが最近の風潮ですから、それに応じた指導をしなさいと言われるのであればそれに合わせてやるのも一興。が、それくらいでやるなら別にやらなくても良いなと思っています。自分たちはやっている、こんなに頑張っているのにという主張が本当なら指導力不足は否めないでしょうから。私は学校の指導にこだわる気は全くありません。「強くなりたい」と真剣に願う選手に対した何か提供できれば良いなと。
勝った、負けただけにとらわれる。勝ちたいと望みながらも最大限のことができない。それに対してこちらが我慢して謙って「もっとできるよ」という声かけをする。それが「本当の競技の指導」であれば私はやらなくて良いなと思います。陸上競技が全てだと思われているのかもしれません。私自身はそんなことは思っていません。
インターハイに行くためにどうするか。ここが今年の課題だと思っています。来年戦うためには今年どうするか。3年生が個人で、リレーでインターハイに進むことは次年度以降に繋がります。3年生に対して失礼ではないかと思われるならそれまで。今の状況を踏まえて3年生が組織を引っ張って下級生をインターハイに連れていくことが必須なのです。飾って「インターハイで戦う」というのを求めても今は高すぎる目標になってしまいます。それぞれが自分の目標に近づけばインターハイにいける可能性が出てくる。そここから目を背けて「インターハイで勝つ」なんて事を求めても現実味がありません。
そう考えて指導したいなと思います。退けと言われたら別にいつでも退きます。そこまでのこだわりはありません。やるなら今できることはやりたいなと思います。「指導力不足だから辞めろ」という声が出て大きければ別に良いかなと。こういう事を書くと保護者から批判を受けるのかもしれませんね。それならそれで良いと思っています。私は私の考え方があります。周りから何かを言われたからといって今の考え方を曲がる気はありません。
今やろうとしているのは「勝負事」です。この勝負は「インターハイに行くかどうか」という視点での勝負です。そこから自分自身が目を背けることがないようにしたい。本当は日本一を目指したいという気持ちがずっとあります。現状でいきなり日本一は難しい。それなら今年何をするか。3年生が切り開いてくれるならそれに乗っかって来年度への道を作れば良い。作れないなら来年は難しい。それを事実として書くことが批判の的になるならそれまで。
思うことを書いておきます。目の前にいる選手たちがどうするか。何を求めるか。ここだと思います。
駄文。まとまりなく記しておきます。
年度当初。バタバタですね。色々と「やりたいこと」があるのでそれに向けて準備。これは仕事上のことです。3年生の担任になっているので「進路指導」に関しても時間をかけたいと思っています。当たり前かもしれませんが。それぞれと向き合う時間を作りたいと思っています。もちろん、これまで以上に生徒に迎合するのは辞めるつもりです。駄目なものはダメ。そうきちんと伝えていけたらと思っています。
中国合宿があってから以降、ほとんど競技について書いていません。これはどうなのかという話ですが。自分の中で「葛藤」があってそちらに向けての対応が大きい。競技指導に関しても自分の中で「もどかしさ」もあります。それが正しいかどうか。生徒に好かれるために何かをやるくらいなら「やらないほうがいい」とさえ思っています。ここも自分の中で明確にしておきたいですね。
中国合宿前に足を痛めた選手がいました。足の甲が痛い。これは疲労骨折ではないだろうなと感じていまいた。足底筋膜炎かなと。足底筋膜炎はなかなかやっかいです。簡単に治りません。kd先生に相談しながら対応してきました。実際に治療にkd先生のところに行かせたりと。かなり痛みが引いてきましたが、まだ全快とまで行きません。確認していく中で「足の内側」を緩めることにしました。ここが良かったのかかなり改善。ハードルを跳ぶと踏切足で痛みが出るということなので無理はさせず。本人と話をしながら確認です。
どうしても練習ができないと焦ります。この冬は比較的順調に練習ができていました。女子の100mに関しては昨年から比べると0.2~0.3くらいは上がっている感じがあります。もちろんまだまだ上がっていくと思います。そこに対して選手が「納得」するかどうかだと思っています。4月の記録会の後に「思うこと」があって指導から離れようと思っていました。ここは何となく書いた記憶が。こちらが「我慢」して指導しないといけないというのは違うと思うので。それ以後、様子を見ながら対応しています。
100mで0.3秒上がったところで本当に勝負できるのかどうか。13秒台でしか走れなかった選手が12秒台で走れるようになってくる。そこに「満足」してもらったら困ります。私自身は指導するのであれば「高いレベル」でやってほしいと思います。現状を自分自身で理解しながら「もっとできる」という感覚を持つ。私の感覚では12秒5は切るだろうなと思っている選手が12秒7くらいでした。シーズン当初なので間違いなく12秒5は切ると思います。が、12秒5では勝負できない。足りない部分を補いながら12秒3を切るくらいまで目指してもらわないといけない。
常にそういう視点で見ています。このあたりのことはまた別に書けたらと思ってはいます。2年生がある程度結果を残しています。満足できる結果かというと私的には足りないと思っています。もっと上を目指せる。目指さないといけない。最低でも両リレーでのインターハイ。ラウンドを進むことも必要です。個人でどれだけの選手がインターハイに進めるか。例年になくレベルが高い種目もあります。それでもやるからには狙っていきたい。私自身のモチベーションを維持することが最大の課題なのかなとも思っています。
ひとまず記録。このあたりのことをまた詳しく書いてみたいなと。ちょっと陸上関係になりましたかね。まだ全然ですが