kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

なかなか

2023-04-30 | 陸上競技
舎監とか仕事とかがあれこれあって。なかなか時間が確保できません。もう少し余裕ができたら更新します。

ひとまず織田記念に行ってきました。今回は調整をせずに。火曜日にトレーニングをしっかりとやってから水曜日は走練習メインで負荷を。通常の試合であれば調整して臨みますが今はそんな時期ではない。記録を狙ってやるというよりも「力を上げる」という方が優先。

雨が降って微妙な状況でしたがなんとかチームベストの49秒31。これでは到底戦えません。それでもバトンがきちんと渡ったのが大きいかなと。ここは大切なことだと思います。疲労度がある中でも試せるのは何か。バトンの正確性です。何度も何度も確認しながらやっています。素人みたいなことをやっていくわけにはいかない。最低でも48秒台に入りたいなと思っていましたが合格点だと思います。

今回mtm先生に久しぶりにお会いできました。色々と話をすることができてよかったなと。12秒6だった選手が11秒台へ。すごいことだと思います。選手をどのように育てるのか。熱意を持って向き合えるか。ここ最近、私自身が見失っている部分だったと思います。周りのことを考えて選手に対してやるべきことをできていない。以前のように徹底的にやる、勝負にこだわるという部分が圧倒的になくなっていた。甘くなっているのは自分自身なんだなと。もちろん、それに対してきちんと応えてもらえるかどうかは分かりませんし、周りが何というかも分かりません。それでも今の自分を見直すキッカケになったのは確かです。mtm先生とお会いできてかなり刺激をもらいました。感謝しかありません。

山口に帰って舎監。なかなかの日程です。その中で色々と考えました。今回の49秒31は1ヶ月前の1回目のレースで出ないといけない記録です。このレースで48秒台が出ないといけない。が、実際は出てない。結局、こちらがイメージしているものと実際の力が合っていないのだと思います。それさえ見逃していたのではないか。冬季練習で足りなかった部分が明らかにあります。冷静に考えてみると分かること。それができていなかった。tokushoやhoshoでやっていて今やっていないこと。削って良いものと削ってはいけないこと。ここを見直さないといけないなと。

これから45日。中国大会に向けてやれることはやろうと思います。技術云々ではなく。もっとしっかりとやらないといけないことがある。間に合うかどうかは分かりません。しかし、やるしかないと思っています。これに対しても色々な意見があるのかなと。やっていなかったお前が悪いんだろう、と。色々なことがあります。単純にできない部分もある。何度も指導することを辞めようと思ってきました。学校教育から離れようと思う部分もあるので。

が、kd先生にも諭されたように「今やらないといけないこと」があるのだと思います。それが本当に今の私がやらなければいけない使命であればやるしかないなと。それぞれにあったパターンになると思いますが。やってみようと思います。

出会いに感謝。本当にそう思います。熱伝導なんだろうなと。冷めた鉄に熱い鉄が近づくと熱が移る。ずっと冷めかけていた自分が少しだけ熱量を持てた気がします。冷めないようにしなければいけません。
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本当に戦えるのか2

2023-04-26 | 陸上競技

引き続き。あまり興味がないかもしれませんが。考えていること、やらなければいけないことを。

 

支部大会、変則的な内容でした。仕方ない部分もありますが。天気もかなり微妙。強風。記録が狙える感じではなかった。実施された競技場は維新公園のサブトラック。通常であれば天気が良ければホームストレートが向かい風になります。この日は朝からバックストレートが向かい風。時折突風が吹く。4継の時もすごい風でした。

 

400mHの時も同様。これはもうレースにならないなという印象。今回女子に関しては3人がエントリー。1人は週初めから体調不良で練習を一切していない。1人はずっと足首が痛い。着地足。さらにアキレス腱が痛いということでこれも2週間くらい動けていない。試合には出たいということなので説得しましたが出るとのこと。もう一人は3月末から足底筋膜炎になってこれも走練習ができない。難しいですね。足底筋膜炎の選手はエントリーだけして出場しないことに。出場者が少ないのでエントリーだけで県総体への出場権を得ることができます。ある意味ラッキーですが。本当は「インターハイへの戦い」という意味でのスタートですからしっかりと走れないといけません。こういう意味でも「指導力不足」なのだと思います。裏側にどのようなことがあったとしても「表面に見えるもの」で評価されます。それはそれで仕方ないかなと。

 

練習不足や体調不良もあり、この種目も狙っている記録と比べると全くでした。条件が悪すぎるというのもあります。前半3m以上の向かい風が吹く。やりたい流れが作れた部分もありますし、足りない部分もあります。3年生は前半からめちゃくちゃ突っ込みました。向かい風の中で突っ込むので最後もちません。突っ込んだだけではなく走練習がそれほどできていないので当然ながら失速します。が、これまではそれができなかった。走ってはいますがテンポ走のような感じです。ハードルは上手いですがこれでは。17歩で行っても稼ぐことができない。そこを克服するきっかけにはなったかもしれません。もう一人はこの週全く体が動かせていません。何とかギリギリ保てたかなと。ベストを出しましたが経験がないだけ。この記録では満足できません。中国大会で最低でも63秒台を出す。ここが実現できるかどうかがインターハイにつながっていきます。対戦相手云々ではなく「自分の目標とする記録を出す」ことが大切です。今のままで本当に戦えるのか。もう一度投げかけたいなと思います。

 

 

ずっとホームストレートは追い風。しかし、昼間の「200m決勝」と「100mH決勝」の時はホームストレートが強烈な向かい風。ありえません。風速計時自体はそこまで出ていませんが。幅跳びピットの様子を見ると直前までは最大追い風5.4mが吹いていたのにこの時間帯は向かい風3mくらいになっています。記録だけではない部分があるので仕方ないと思います。この条件の中で「勝負をする」というのは本当に難しい。しかし、「同じ条件」の中での勝負です。勝ち負けが伴います。その後、再びホームストレートが追い風になるという状況。なんなのか。

 

支部大会に100mの国体チャンピオンがいます。これはなかなか。とはいえ、この選手に追いつくようなレースができれば戦えるようになる。「勝てない」ではなく「差を詰める」ことができれば勝負することができるようになるのではないかなと思っています。もちろんん、相手はここをピークにする予定はないでしょう。が、それなりに走れるはず。大きな大会があるわけでもないのでそれなりに走るのだと思います。100mは向風がかなり吹いていましたが、表示は向風0.7。記録にこだわるわけではありませんが、ある程度の走りができた時には記録が出るといいなと思っています。トップが12秒40。うちの選手が12秒79。試運転の国体チャンピオンと比べるとまだ足りないというのもあると思います。それでも0.4秒差で走れると十分かなと。直後の男子のレースでは向かい風が2m以上計測されています。同じ状況下。記録云々だけではなく「勝負」や「差」の部分も考えていければと思っています。きちんと走れれば12秒5を切るくらいまでは出ると思います。3人が12秒3~5で走れるようになればインターハイでラウンドを進むことができるようになると思います。「たら」「れば」でしかないですが。


もう一度、個別に向き合いたいなと思っています。これまでとは少し違うスタンスで。責任を持ちながらもっときちんと向き合う。それがマイナスになるなら身を引く。それくらいの覚悟を持たないといけないかなと。もっとコミュニケーションを取らないといけないとと思っています。前任校のように、とはいかないかもしれません。色々な状況が違うので。それでもこちらが考えていることを伝えながら相互理解をしたい。どこよりも真摯に向き合えたらと思います。


本当に戦えるのか。常に頭に置いておきたいと思います。まとまりませんが。記録しておきます。

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本当に戦えるか

2023-04-26 | 陸上競技

本当にバタバタ。今後のことも考えながら。支部大会を迎え支部大会を終え。これがどのように次につながっていくのか。

 

結果的には「ぼちぼち」という感じでしょうか。条件が悪いので評価が難しい部分があります。単純に「勝ち」「負け」だけではない。記録的にどこを目指すのかという部分も含めてですね。

 

やはり一番の女子の課題は4継だと思います。先日からの個人のレースの流れを見ながら「最低でも48秒5は切りたい」と感がていました。というか、「切れないとおかしい」という感じでしょうか。が、試合の週になって1人体調を崩していたので練習に参加できませんでした。ここは別に責めるつもりはありません。それなりに走ればいいという感じではありました。練習ができていなくても12秒6くらいでは走れるレベルだと思っているので。

 

不在の選手を除いてのバトン練習。通常であれば1本で終わる部分を2本やることになっていました。かなりやっていますがいまだに出の安定がありません。合わせる前に1本流しで「出の確認」をやるようにしていますが、その時点で「届かないのでは?」という印象を受けていました。結果、やはり遠い。これがレースにどのように出るのか。また、1回目に50秒かかったレースではスタートして「4歩」でバトンをもらうという恐ろしい走りでした。「感覚を変えた」と言っていましたが、そういうことをしている間は「うまくいかない」と思います。こちらがやっていることをきちんと理解してやってもらいたい。

 

今回、1走を1年生に変更しました。ある程度実績のある選手です。13秒0くらいで走ってくれたら十分戦えるだろうなと考えていました。練習の様子からすると12秒台で走るかもしれないなと。順番が前後しますが、支部大会の予選でリレーメンバーである3人が少しの追い風の中で「12秒84」「12秒87」「12秒87」で走っていました。感じ的には「もっと出るだろうな」という印象でしたが。

 

で、4継の話に戻る。土曜日の一番最初の種目が4継でした。リレーの準備などの関係で一番最初に持ってきてもらっていました。ほかの支部と違って1日目に200mと400mH、100mHがあります。これはまた検討する必要があるのかなと思いますが。朝一の体がまだ動かない状況でのリレーです。それでも前任校では48秒15で走っています。時間帯とか条件とかではなく「力を出し切る」ことができるかという感じでした。1走は1年生。負担を考えて1走か4走にしないといけないと思っています。アンカーは2年生にしようと思っていたので1走を1年生に。ほとんどバトン練習をしていませんが、それでもまずまずの流れ。バックストレートが強烈な向かい風。その影響もあってからまたも「2走→3走」のバトンが流れる。そのまま「3走→4走」のバトンも微妙に流れる。結果、「49秒77」という想像できない記録になりました。

 

「49秒77」で走れば十分だと思われるかもしれません。前の記事にも書きましたが、「4人の合計タイム」から「2.5秒」を差し引いた記録が4継の目標タイムになると思っています。上述の3人の記録(もっと出ると思いますが、記録として出ている記録を参考にする)を合計すると「38秒58」です。2走を走るのは一応エースなのですが、同じくらいのタイムとして「12秒85」をプラスすると「51.43」になります。そこから「2.5秒」を差し引くと「48秒93」となります。上記の記録は「最低レベル」の記録の足し算ですから「最低でも48秒9」がでないとおかしいのです。それが「49秒77」という記録になる。恐ろしい話です。エースが12秒85という超低めに設定してこの記録ですから、通常であれば48秒5を切るくらいまで行っておかないといけません。

 

当然ながらこの記録では「インターハイに出場する」ことは叶いません。自分たちの持っている力を出せないという中で行けるほどインターハイは簡単に行ける場所ではありません。これだけのメンバーがいるのであれば最低でも「47秒台」に入らないといけないと思っています。それが果たせない。一応、バトンなどに関してはかなり時間をかけて勉強してきましたし、これまでのリレーで実績もあります。しかし、ここ数レースでは全くそのことが生かせていません。私自身の「指導方法」が狂っているのかもしれないなと思ってもいます。言い方は悪いかもしれませんが、「素人」であってももう少しまともにバトンが渡ります。この状況をどのようにとらえるか。

 

どれだけ「自分のこと」として考えられているか。バトン練習をすればいいという話ではありません。細かいことを徹底的にやっていく。これが私のスタンスです。中途半端なことやらない。やるからには「絶対いやりきる」という部分。それができていないのかもしれません。確かに「バトン練習」が不足していたのはあると思います。それだけではない。それ以上に考えるべき要因があるのだと思います。

 

「バトンパス」を正確にやるために色々なことを組み合わせています。10バトン、25並走は常にやっています。「加速しながら手を上げる」ことや「狙った場所でバトンを渡すこと」を意識した練習をしています。いつもより流れていたら「待て」をかける。いつも声がかかる場所で何も言われなかったら「少しスピードを落とす」というのを判断する。これをずっとやっています。出のタイミングに関しても繰り返し。それでも大きなミスになる。

 

どれだけ「試合を想定して練習をする」というのができているか。その場面だけで「渡ればいい」というのではありません。常日頃から「試合をイメージした練習」をしておきたい。練習でバトンを渡す。渡した瞬間にスピードを緩める。しばらく並走するように話していますがすぐに忘れます。バトンをもらってから「最大スピードに乗せて終わる」と話していますが、もらった瞬間に安心して緩めます。大切なのは「バトンの受け渡し」もですが、そこからきちんと最大スピードを出せる練習です。「加速の途中」でバトンをもらうことになるのですから毎回スピードに乗る練習はしておかなければいけません。ここができないようであれば「バトン練習」の意味がないと思っています。

 

結局、こういう部分は試合に出ます。それが「49秒77」という記録に出ているのだと思います。批判的なことを書いているのではなく「課題」について触れています。このメンバーで49秒台しか出ないのであれば今後リレーの指導はするべきではないと思っています。資格がない。それくらいのことだと思っています。

 

要因を探りたい。突風が吹いたのであれば3走がそれを判断して出を待つ必要があります。もっと考えると「春先の足長」と「現時点の足長」の変更も考えていかないといけない。昨年のように13秒台の選手と12秒5くらいの選手がバトンをつなぐわけではありません。走力差が縮まっているのであれば足長を詰める。これは選手任せにするのではなく指導する側も「足長のチェック」を常にやっておく必要があると思います。「渡ればいい」というのではない。そこを頭に入れながら選手も指導者もやっていく必要がある。

 

本当に力が出せていません。このタイム、今後の糧になればとは思っています。どれだけ戦えるか。戦おうという意思があるか。

 

また書きます。乱文ですが。

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リレーを組む

2023-04-21 | 陸上競技

個人的な考え方を。プラス、選手に練習中に伝えている内容を。

 

昨年度、女子の4継で50秒04くらいで走っていました。これは恐ろしいほど「力に見合わない記録」だと思っています。何を言われても仕方ない部分かなと。ある程度実力がある選手が複数名いる中で4継で50秒かかるというのは「県のレベルの停滞を招いている」という感じはあります。最低でも48秒台はでないとおかしい。それなのに・・・。

 

できればリレーメンバーに関しては固定してやっていきたいと思っています。チャンスは与えますがバトンのことなどもあって上手く渡らないという状況では勝負になりませんから。ある程度バトンをこの冬の間にやってきました。が、先日の記録会ではまたも50秒05という考えられない記録になる。3走、4走に関しては「4歩」と「5歩」でバトンが渡っています。全く加速できないで詰まりまくっています。話を聞くと「出の感覚を変えた」とのこと。なぜ?冬の間にある程度やってきて感覚をつかんできたのにここで感覚を変えるとは。詳しくは割愛しますが「元に戻す」ことにしました。それによりある程度加速をしてからバトンが渡るようになる。女子が出てから「4歩」でバトンをもらうということがどういうことなのか。バトンで稼ぐというよりは「ロスをする」という感じでしかありません。

 

この時、追い風参考とはいえ2人が12秒6と12秒7で走っていました。エースは当然ながらそれ以上のスピードが出ると思っています。もう一人は足の痛みがありましたが無理をして走ってもらっています。その状態で50秒かかるというのはどういうことか。もう一度見直しをかけました。

 

2年生でこの冬にかなり走力が上がっている選手は「測定筋膜炎」のような症状が出ているので走らせることはできない、3年生も足首の痛みがあるの無理はさせられない。今後のことを考えるとこの二人は4継から外して考えたいなと思っていました。400mHのこともあります。できるだけ重ならないようにしておきたい。そうなると1年生を投入するしかないのかなと。女子に関しては1年生が2人しか入っていませんその状況で「戦う」ことを考えると「メンバー固定」しかないかなと。これまで1走を走っていた選手はアンカーへ持っていっています。これは春先から「アンカーは任せる」という流れにしています。記録会では「5歩」でバトンをもらうことになりましたが・・・。

 

1年生が思っていた以上に走れそうな感じがあります。先日12秒7で走った選手と同じくらいでは走れそうです。きちんと調整していけば「12秒5」以内で4人そろう形になるのかなと。もう少しいけそうな気はしていますが。計算上では47秒台が出てもおかしくない。出ないとおかしい。それくらいの状況ではあります。ここの4人は固定したいと思っています。これでまた50秒かかるようであればインターハイ行くという話にはならないでしょう。1+1+1+1が3くらいになっている状況ではインターハイ争いをする資格もないと思います。どれだけシビアになれるのかというのは気になりますね。

 

1年生を使って走ることに対していろいろ言われるのかもしれません。現状考えてベストの布陣で戦うというのは必須だと思っています。昨年のタイムが悪すぎるというのもあります。昨年のベストだけでいえば12秒6、12秒9、13秒1、13秒2です。これでも計算上は49秒3は出せる。それが50秒かかっていた。何か足りないものがあるのだと思います。

 

個人種目とリレーの兼ね合い。ここも難しいなと思っています。それほど余力があるわけではない。県総体のマイルの予選であれば何とかなるかもしれません。3人が400mHに出場する予定です。この中でどう戦うか。県総体もですが「中国大会」のマイルの予選、準決勝をどうするかも含めて考えないといけないと思っています。個人種目で出し切ってからのマイル予選を誰が走るのか。ここは戦略かもしれません。これが関西地区だったら考える余地なく「総力戦」になるのだと思います。まずは「インターハイに行く」ことを求められている部分があるうちの状況では戦略も大きく影響してくると思っています。


それぞれが力を発揮できるようにする。中途半端な結果を求めるのではなくやるからにはきちんと力を発揮してもらいたい。以前ほどガツガツやろうという気はありません。やらないならそれまでだと考えているからです。やるならこちらは力を貸しますが、やらないならこちらもそれなり。雰囲気がピリッとしてこない限りは上で戦うことは難しいと思っています。


4継で47秒台は今年早い段階で出せないといけないと考えています。マイルに関しては最低でも3分55秒は切る。ここはそれほど難しくない話かなとは思っていますが、どれだけ力を出してくれるか。故障気味の選手がきちんと復調してくれないとインターハイに進むことさえ危うくなります。それはそれで私の責任なのだと思います。潔く身を引くことも考えながら。結果を出させるというのは組織として成熟してきたり、安定してして力を出せる複数人のリーダーがいればそれほど難しい話ではありません。今はどこまでできるのか分からない。私自身が。


リレーは組みます。そのためにあれこれやってきました。どこまで戦えるか。戦うだけの力が身についているか。見ていきたいと思います。

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どう戦うか

2023-04-20 | 陸上競技
まーぼちぼち。怒涛の日々を送っているのでなかなか時間の確保ができない。それを受け入れてやっていくかなという感覚はあります。唖然とすることが多くて本当に業務改善をしないと恥ずかしいなという気持ちが強くあります。他校と比べると恐ろしいほど遅れている気がします。勝手に情報推進をしていきます。

結局、生徒たちに何を身につけさせるかという視点に立てるかどうかです。従来通りの流れの中で何をするか。人は変えないことで自分自身の安定を図ります。新しいこと、時代に求められることをやらなくてもその場は乗り切れるからです。が、それが「裸の王様」状態だということに気づけるかどうか。生徒が必要な技術や考え方を身につけられないのは指導の結果だと思います。タブレットが配布されているのに使うことができない。授業で積極的に活用していこうと思っています。

自分の中でバランスを保ちながら。がむしゃらに強くなろうという選手になって欲しい。こちらが求めるからやるのか。本人が必要だと思ってやるのか。

先週末、大雨の中で前任校の生徒と食事へ。このことも書いたような気はします。競技をしていて引退と同時に自転車をやることにした。久々に会いましたが左手の膝の辺りを擦りむいていました。練習で担当したようです。追い込みすぎて途中で足が攣ってしまった。ブレーキがないので止めることができなくて担当。履いていたタイツも避けてしまったようです。擦過傷が至る所にあると。恐れずにやりたいと思うことに向けて取り組みたいという姿勢が出ていますね。

話を聞くと本当にすごいなと思いました。中国大会で100mHで14秒4を出しましたが決勝に進まない。ハイレベルなレースでした。数日前に練習日誌を読み直してみると自分が目標を「14秒3」に設定していた。が、結局14秒3を出してもインターハイには行かなかった。自分が甘すぎだと言っていました。1年時には17秒をやっと切るかなというレベル。冬季練習をしている間に「ん?これめちゃくちゃ強くなってないか?」という感覚。見ていてこれほど手応えを感じることは過去になかったかもしれません。転勤しましたが県総体では15秒0を出す。恐ろしい伸び率。

2年生はそれがベスト。そこからハードル練習会を定期的にやっていってそれに参加してもらう。毎回来るたびに課題を見つけて次に来るときまでに確実に克服してくる。朝練も毎日やっていたようです。メニューを見せてもらいましたが段々エスカレートしていってかなりの負荷をかけていました(笑)やりすぎです。が、それくらい「インターハイに行きたい」という気持ちが強かったのだと思います。元々の力というよりも努力する能力が高かったのだと思いますね。それも尋常ではないくらいの。

こういう選手と関わると本当に楽しいなと思います。こちらが求めることを理解してそれ以上のことをやる。こちらが抑えないとやりすぎてしまう。ウエイトコントロールも含めてきちんとやります。強くなるはずです。ここ最近でここまでストイックに自分が強くなるためにやっている選手は見たことがないですね。目の前で練習している選手たちも「真面目にやる」という部分では同じかもしれません。しかし、滲み出る「熱意」に差がある気がします。それはこちらがその気にさせてあげられていないというのも大きく影響しているのだと思いますが。

選手が結果を残さないのであればそれは指導者の責任だと思います。雰囲気作りも含めてです。何が何でもという気持ちの不足。間違った方向への努力。やったことにに対しても満足感。そういう部分の課題があったとしてもそれを引き上げていけないのは、資質の部分もあるのかなとは思いますが指導する側の責任なのだと思います。周りから何を言われても仕方ないかなと。昨年はかなり耳にしました。言われても当然。指導に関わっていて何も与えられていないなら私自身が辞める方が良いと思っています。それは今でも。私が辞めたところで何も変わらないでしょうし。

勝負するということ。それがどれだけシビアなものなのか。そこは感じ取らないといけないと思います。突然記録が上がるということは考えられないと思います。普段の考え方も含めて劇的に変わらないと競技で結果を出すのは難しいだろうなと思っています。前任校の選手はそれが自分自身でできた。稀なケースなのかもしれません。しかし、本当に強くなろうと思えば自らの行動を変えていくことが出来るのです。変えようとしない限りは強くはならない。間違いない事実です。

小さな枠の中で活動する。綺麗事ではなく。やるべきことをしっかりとやれば練習や行動に満足することはないと思います。もっと上を目指そうとする姿勢は教えられてできるというよりも、本人が「その気になる」ことが最重要事項なのかなと。私にできることはそれほどない気もします。最初からそんなことは求められていないのかもしれません。

やるかやらないか。やるならどこまでやるか。そこが勝負を決めていくのかなと。

もうすぐ支部大会が始まります。そこで何を思うか。少しのベストで満足するようなら上の大会には進めないと思います。何をするか。どこを目指すか。

また書きたいなとは思います。面白くはないと思いますが。記録することは必要だと思っています。飾らない。
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勝負事

2023-04-19 | 陸上競技

競技をする上で。

 

基本的な考え方は「自分がどうするか」だと思っています。周囲がどうであれまずは自分自身がどこを目指すか。「勝った」「負けた」というのは「結果論」でしかありません。相手がいることなので「勝つ」こともあれば「負ける」こともあります。当然の話です。「勝つ」ことができればい良いのか。「負ける」ことがダメなことなのか。ここはそれぞれの価値観なのかもしれませんが、「勝ち負け」だけではない部分があると思っています。

 

昨年度の秋のシーズン、山口県は恐ろしいほど女子のハードルのレベルが低かった。女子の100mHで16秒を切れるのが1人。400mHで1分10秒を切れるのが1人という状況での新人戦でした。正直、このレベルでは普通にやっていたら「勝つ」ことができます。400mHに関しては春のシーズンでは6位までが1分5秒台。中国大会の準決勝に6人が進む。決勝に3人が進み2人がインターハイへ。その2人が二人ともインターハイで準決勝に進み、1人は4位入賞。これくらいのレベルであれば「戦える」と思います。2番手の選手は1分2秒を出しましたが、結果的には「県では勝てない」状況です。しかし、1分2秒を出せばインターハイで準決勝に進める。

 

この部分が重要なのではないかなと思っています。「県1位」だからといってインターハイには進めません。小さな世界で勝つことよりも負けても上のレベルの大会に進めるほうが大きいのではないか。これは私自身の考え方なので受け入れてもらえないのかもしれません。うちの選手には「まずはインターハイに進めるだけの記録を出す」ことを求めています。同じ学校に同じ種目の選手がいれば「勝ち」もあるし「負け」もある。私からすれば「それほど大事ではない」と思っています。そこの「勝ち」「負け」よりも目標とする記録を出して目指す大会に出場するほうが大切。この手の話は冬の間に何度も話してきました。

 

それでも選手は目の前の「勝ち」「負け」で一喜一憂します。「負け」て気持ちが沈む。それにより良い練習ができなくなる。これって本当に「正解」なのでしょうか。話はしていきますが、結局やるのは「選手自身」です。私が何かを与えてあげるわけではない。「勝ち」で満足している間はそれ以上強くならないでしょうし、「負け」てそこばかり考えていたら自分自身が強くならないので結果次も同じことになる。

 

故障も同じだと思います。練習をしていて足を痛める。「足が痛い」からという理由で「補強」ばかりする。それは「正しい」ことかもしれません。しかし、有酸素能力などは一気に低下します。「走れない」かもしれませんが、「スピンバイク」は漕げます。走っている選手以上に負荷をかけていくことはできる。「足が痛いから仕方ない」という一見「正当な理由」であっても「本当にやるべきこと」は「腹筋背筋をする」という補強ではないと思っています。これも考え方なのかなと思います。「怪我をしても耐えて補強をしている」というのが輝く日はそれほど来ないと思います。

 

「競技で結果を残したい」と思う選手に対してはこちらも「要求」してもいいと思います。「そのままでは目標には届かない」というのは突きつけないといけない。漠然と練習をしているだけで何かを生み出すわけではないからです。逆に「陸上競技を楽しむ」ことを求めているだけの選手には「細かいことは求めない」でいいと思っています。練習をする→試合に出る、ということだけでいいのであればきつい練習もしなくていいと思いますし、練習を途中で諦めてもいいと思います。「競技会に参加する」ことを目指している生徒に対して「そんな取り組みでは強くならないよ」と提言するのは「間違い」です。求められていないことを与えるのは違います。


そういう視点で最近は捉えています。それに対した不平不満も生まれるのかもしれません。細かいことは説明する必要はないと思います。普段からこちらの考え方は伝えていますから。それでも「指導が悪い」と言われるのであれば甘んじて受け入れれば良いなと思っています。私が辞めたら競技成績が劇的に伸びると思うのであればまたそれもありだなと。以前とは自分自身の感覚が変わっているのかもしれません。意識が高い選手なんて実はそんなにいないと思います。ここ最近は見たことがない。


その中で「選手の感覚が最優先」というのが最近の風潮ですから、それに応じた指導をしなさいと言われるのであればそれに合わせてやるのも一興。が、それくらいでやるなら別にやらなくても良いなと思っています。自分たちはやっている、こんなに頑張っているのにという主張が本当なら指導力不足は否めないでしょうから。私は学校の指導にこだわる気は全くありません。「強くなりたい」と真剣に願う選手に対した何か提供できれば良いなと。


勝った、負けただけにとらわれる。勝ちたいと望みながらも最大限のことができない。それに対してこちらが我慢して謙って「もっとできるよ」という声かけをする。それが「本当の競技の指導」であれば私はやらなくて良いなと思います。陸上競技が全てだと思われているのかもしれません。私自身はそんなことは思っていません。


インターハイに行くためにどうするか。ここが今年の課題だと思っています。来年戦うためには今年どうするか。3年生が個人で、リレーでインターハイに進むことは次年度以降に繋がります。3年生に対して失礼ではないかと思われるならそれまで。今の状況を踏まえて3年生が組織を引っ張って下級生をインターハイに連れていくことが必須なのです。飾って「インターハイで戦う」というのを求めても今は高すぎる目標になってしまいます。それぞれが自分の目標に近づけばインターハイにいける可能性が出てくる。そここから目を背けて「インターハイで勝つ」なんて事を求めても現実味がありません。


そう考えて指導したいなと思います。退けと言われたら別にいつでも退きます。そこまでのこだわりはありません。やるなら今できることはやりたいなと思います。「指導力不足だから辞めろ」という声が出て大きければ別に良いかなと。こういう事を書くと保護者から批判を受けるのかもしれませんね。それならそれで良いと思っています。私は私の考え方があります。周りから何かを言われたからといって今の考え方を曲がる気はありません。


今やろうとしているのは「勝負事」です。この勝負は「インターハイに行くかどうか」という視点での勝負です。そこから自分自身が目を背けることがないようにしたい。本当は日本一を目指したいという気持ちがずっとあります。現状でいきなり日本一は難しい。それなら今年何をするか。3年生が切り開いてくれるならそれに乗っかって来年度への道を作れば良い。作れないなら来年は難しい。それを事実として書くことが批判の的になるならそれまで。


思うことを書いておきます。目の前にいる選手たちがどうするか。何を求めるか。ここだと思います。


駄文。まとまりなく記しておきます。

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雑記のような・・・

2023-04-19 | 陸上競技

年度当初。バタバタですね。色々と「やりたいこと」があるのでそれに向けて準備。これは仕事上のことです。3年生の担任になっているので「進路指導」に関しても時間をかけたいと思っています。当たり前かもしれませんが。それぞれと向き合う時間を作りたいと思っています。もちろん、これまで以上に生徒に迎合するのは辞めるつもりです。駄目なものはダメ。そうきちんと伝えていけたらと思っています。

 

中国合宿があってから以降、ほとんど競技について書いていません。これはどうなのかという話ですが。自分の中で「葛藤」があってそちらに向けての対応が大きい。競技指導に関しても自分の中で「もどかしさ」もあります。それが正しいかどうか。生徒に好かれるために何かをやるくらいなら「やらないほうがいい」とさえ思っています。ここも自分の中で明確にしておきたいですね。

 

中国合宿前に足を痛めた選手がいました。足の甲が痛い。これは疲労骨折ではないだろうなと感じていまいた。足底筋膜炎かなと。足底筋膜炎はなかなかやっかいです。簡単に治りません。kd先生に相談しながら対応してきました。実際に治療にkd先生のところに行かせたりと。かなり痛みが引いてきましたが、まだ全快とまで行きません。確認していく中で「足の内側」を緩めることにしました。ここが良かったのかかなり改善。ハードルを跳ぶと踏切足で痛みが出るということなので無理はさせず。本人と話をしながら確認です。

 

どうしても練習ができないと焦ります。この冬は比較的順調に練習ができていました。女子の100mに関しては昨年から比べると0.2~0.3くらいは上がっている感じがあります。もちろんまだまだ上がっていくと思います。そこに対して選手が「納得」するかどうかだと思っています。4月の記録会の後に「思うこと」があって指導から離れようと思っていました。ここは何となく書いた記憶が。こちらが「我慢」して指導しないといけないというのは違うと思うので。それ以後、様子を見ながら対応しています。

 

100mで0.3秒上がったところで本当に勝負できるのかどうか。13秒台でしか走れなかった選手が12秒台で走れるようになってくる。そこに「満足」してもらったら困ります。私自身は指導するのであれば「高いレベル」でやってほしいと思います。現状を自分自身で理解しながら「もっとできる」という感覚を持つ。私の感覚では12秒5は切るだろうなと思っている選手が12秒7くらいでした。シーズン当初なので間違いなく12秒5は切ると思います。が、12秒5では勝負できない。足りない部分を補いながら12秒3を切るくらいまで目指してもらわないといけない。

 

常にそういう視点で見ています。このあたりのことはまた別に書けたらと思ってはいます。2年生がある程度結果を残しています。満足できる結果かというと私的には足りないと思っています。もっと上を目指せる。目指さないといけない。最低でも両リレーでのインターハイ。ラウンドを進むことも必要です。個人でどれだけの選手がインターハイに進めるか。例年になくレベルが高い種目もあります。それでもやるからには狙っていきたい。私自身のモチベーションを維持することが最大の課題なのかなとも思っています。

 

ひとまず記録。このあたりのことをまた詳しく書いてみたいなと。ちょっと陸上関係になりましたかね。まだ全然ですが

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やれることを

2023-04-16 | 陸上競技
あまりにもバタバタし過ぎてエネルギーが足りません。新学期が本格的に始まり拍車がかかっている気がします。それでもやるしかないのですが。

流れの中で3年生の担任になりました。これが良かったのか悪かったのか。進路指導が入ってくるので余裕はなくなると思います。それ以外の仕事をできるだけ削減したいと思っています。だからといって前の記事に書いたような状況は打破したい。どこかでやっておかなければ改善できないからです。誰からも求められていないかもしれませんが。

年度末から足を痛めている選手がいます。この冬でかなり力が付いていてエースになるかもしれないなと思っていました。ほとんど走る練習ができない中で今を迎えています。ここに対して私に何ができたのか。治療は最大限やって来ました。私にできる治療は、という感じですが。足底筋膜炎だと思います。思った以上に長引いています。そこに対して私が何ができるか。治療家でもないですからできることは限られています。

そういう姿を見ていると、今自分が何をするべきなのかを考えさせられます。正解がどこにあるのか分かりません。あまりにも色々なことをやらないといけない現状があってその中で自分の時間をどのように使うか。あれこれやると「吐き出す場所」であったblogを書く時間は圧倒的に減ります。自分の時間は必要ないのかもしれませんが。毎日の通勤時間の2時間半をどうするか。意図的な舎監に入ると多少なりと時間ができるかなと思っています。帰宅する時間、通勤する時間を別のことに充てられます。電車の移動でも高速道路を使っての通勤ではないのでダメージがあります。

少し前に親しい先生からお土産をいただきました。今年度から再任用で働かせる方からです。定年を迎えたのを機に旅行に行かれたようです。

秋田の地ビール。驚くほど苦味が強い。地ビール自体はかなり独特です。その中でも癖が強い。私にはピッタリかもしれないですね。

幸い人には恵まれています。何かやりたいと思ったら手伝ってもらえることが多くあります。暴君のような性格ではないので。まー常に適当なことを言っているのでそれに対して面倒見てやるかという感覚なのかもしれません。

今の学校に来て自分の中で緩くなっている感覚があります。全てにおいて。それを受け入れるのか、変革を求めるのか。まー私は私なので。長いものに巻かれる気はサラサラありませんし、今の学校システムだったら波風立てずに何もしない方が上からは好かれるんだろうなと思っています。もちろんそんなことは絶対にできませんが。

blog自体はそれほど面白くないと思います。おっさんの葛藤みたいな内容が最近の常ですから。陸上競技のことはほとんど書いていませんし、更新頻度も激落。若干鬱になるんじゃないかと自分の中でもがきながら。

少しずつやれることをやります。

さっきインスタライブで息子のバスケの試合を見ました。バスケ自体はよく分からないのですが。残り10秒くらいまでで1点勝っていて最後に相手にフリースローが与えられて逆転負け。悔しいだろうなと思います。高校生だから感じる感情があると思います。私のようなおっさんになるとそこまでのことはできない気がします。この悔しさをどこに生かすか。県総体に向けて何をするか。対戦相手がどうなるか分かりませんが、やれることを最大限にやってほしいなと思っています。ほとんど関わっていない次男。何かに打ち込めるならそれで良いかなと思います。

まとまりませんが。少し時間を作ってblogを書いておこうと思います。


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あっという間に

2023-04-15 | 陸上競技
全く更新できず。疲労感もありなかなかたどり着けません。まー誰も何も期待していないと思うので好きな時に好きなことを書いておいたいなと。

競技のこと、全く書いてないですね。こちらに関しては思うこともあり。また余裕がある時に書けたらなと。

新学期に入って本当にバタバタしています。勝手に「業務改善」に取り組むと決めたのでそれにエネルギーを使ったり。無駄なことを止めるという方向で周りにアピールしながらやっています。これだけICT化が進んでいるのに「ガラパゴス化」している状況を打破したい。教員側の問題は勝手にすれば良いと思います。が、これから先の社会情勢に対応できない生徒を育てるのはアウトだと思っています。まー敵を増やしてもやりたいなと。誰かに認められるためにとかではなく、「最低限の情報機器の利用」は必須だと思います。「これまでからでやってきたから」という意味不明な理由から脱却したい。

こう考えると仕事自体は楽しくなります。もう徹底的に無駄なことを辞めてやろうと。これまで一番嫌いなのは「待つこと」だと話して来ました。今はそれに加えて「非効率的」」なことが大嫌いです。時間と労力の無駄。マニアックな教員がマクロを使ってエクセルでのシステムを作る。これは素晴らしいのかもしれません。が、それに汎用性がないのであればその人が転勤したら終わってしまう。誰もがシステム改善ができないからです。これは一時的な効率であってその後のことが考えられていない。作った当初は「すごいですね」と褒められるかもしれませんが、最終的に使えなくなるのであれば意味がなくなる。

私はどちらかというとプログラムを作るというよりも「利用して効率良くする」方です。かなり前は自分でWEBページを作ったりしていましたが、今はWEBよりも他の方法の方が効率良く情報伝達ができる。その辺りのことも考えていきたいですね。

学校はWEBやメールで情報を発信します。できるだけタイムリーにそれをする。簡単になりました。その時に思ったのが1年に数回発行する「PTA通信」って本当に必要なのか?ということ。毎日のように情報発信しているのに、年に数度WEBの焼き直しのような「PTA通信」を発行する。本当に興味関心があれば年に数度の通信よりは自分で情報を入手するのではないか。これって「昔ながらの方法」ではないのか。必要ない紙媒体をどれだけ提供し続けるのか。作成する労力も無駄になります。

働き方改革。ここは本当に考えるべきだと思っています。生徒に紙媒体で提出させる。もちろん必要な物もありますがGoogleフォームなどでやればあっという間に終わります。アンケートを書かせて記号と一文書かせる。それを回収する。提出しない生徒に「期限を守りなさい」とひたすら指導する。さらに提出されたものを一枚一枚チェックしてさらにエクセルシートに入力する。いや、もう笑うしかないくらい「無駄な積み重ね」だと思います。一瞬で終わることを多くの労力を要してやる。だから学校の仕事は減らないのだと思います。「業務改善」と言われますが、「仕事を減らす」というよりは「効率的にやる」ことを徹底的にやっていけば今の半分の労力で終わらせることができないか。全ては考え方だと思っています。

そういう考え方をきちんと生徒に身につけさせる必要があるのだと思います。無駄なことをやる。まー頑張ることを頑張るといえ感じでしょうか。そんなことを高校時代に生徒に求めていると「頑張ることは素晴らしい」という意味不明の価値観を身につけることになります。いや、そこはどうでも良い。必要な労力をどこに使うかではないか。教員自体がそこを考えていかないと何変わらないと思います。

タブレット導入をされても何もしていない。ここも勝手に打破します。誰からも何も言われていませんが。周りを勝手に巻き込んで活動自体を変えていこうと思っています。周りの人も使えるようにならないと自分達が困ります。今の学校だから許されていても転勤したら何もできない「ガラパゴス諸島」から来た人みたいになってしまいます。紙媒体を使いながら無駄に労力を使って配って集めて集計して。それをやり終えて「いや、大変な仕事だった」と苦労自慢をする。必要ないんです。

教員になる人が少ない。そこを打破する。「これまではこうだった」「うちの学校のやり方は…」という旧態依然の考え方を変えない限り何も変わらないと思います。生徒達にもそれをやらせながら時代に遅れないようにしないといけない。流行はこれまでの倍速とは言わず10倍速で進んでいます。遅れすぎていて追いつかない。すでにそんな状態になっています。何度も言いますが、別に私は管理職になる気はさらさらありません。何か実績を上げてそれを手柄に上にあがろうなんて気持ちはありません。そこに価値は感じないから。

単純に「無駄なことはしたくない」のです。頑張った競争をすることの無意味さを知ってもらいたい。「生徒のために」という美辞麗句で踊らされている「昔ながらのやり方」を変えたい。だって疲れるから(笑)時間をかけてあまり意味のないことをやって「こんなに頑張りました」って言ってもそこから何を得るのか。自己満足でしかありません。成果主義とは言いませんが、何も残らないことに時間をかけてお金をもらうなら意味がない。

まー私は私で勝手に生きていきます。自由に。
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どうでも良くなりつつありますが

2023-04-10 | 陸上競技
今日のネットニュース。山口県のことが書いてありました。


試行錯誤の教育現場・・・中学2~3年の1クラス生徒数が「38人」へ。背景は県内の“教員不足”(KRY山口放送) - Yahoo!ニュース

試行錯誤の教育現場・・・中学2~3年の1クラス生徒数が「38人」へ。背景は県内の“教員不足”(KRY山口放送) - Yahoo!ニュース

県内の多くの学校で10日から新学期をスタートした。中学校では教員不足を背景に1クラスの生徒数の上限が引き上げられている。宇部市の桃山中学校では新2年生は112人...

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すごい話だと思いますね。机の間の距離を測って生徒が入りやすくしたと。こうなると笑いが出ます。そこが大切でないですよね?それを甘んじて受け入れるのではなく、何かしらの対策をする。根本的な問題に目が向かずにパッチを当てるような感じで場当たり的に何かをする。本気なのかなと冷めた目で見ています。

部活動は目に見える負担です。そこの負担が大きく取り上げられますが、実際はそれ以外にも大きな負担があります。もう「やってられない」と感じる方が正常な感覚だと思います。嫌な思いをしてまで仕事をさせられる。お金のためには仕方ないのかもしれません。同程度の給与が獲得できるのであれば、今の割に合わない環境からは抜け出したいなと思う気持ちがあります。

周りは私に対して「陸上の指導をしないなんて無理だ」と言います。そういう目で見られて来たのだと思います。私がどんなことがあっても陸上を最優先にして、自分を犠牲にして指導をしたいと思っていると思われるのだと。まーそういうことなんだと思います。私はそれなりに仕事はします。自慢ではないですが結構できる方だと思っています。好き勝手言っていますが、仕事をやっているから認められている部分は大きくあると思っています。

それでも「指導がしたいんだろう」と言う評価を受ける。それなら別にならなくても良いなと言う気持ちが強くなっています。仕事の効率化に対してかなり関心を持っています。周りの人が無駄なことをしなくて済むようにしたい。今のままでは浦島太郎状態になってになってしまって時代に取り残されてしまいます。それは絶対的に避けたい。

他にもあれこれ仕事をする中で「管理職を目指しているので」という軽口を叩きます。まー本当に管理職を目指していて「管理職を目指す」と発言する人はいないでしょうが。まーそんなことは私にとってどうでも良いんです。やりがいがあるか。意味があるかというのが大きすぎるので。

仕事に対しても競技指導に関しても「それしかない」とは思ったことはありません。私は基本的に「納得できないことはやりたくない」という部分があります。こんな感じだったら「あいつは感じが悪い」と思われても短期間で転出させられる対象になるかもしれませんね。


教員不足で生徒のための「35人学級」維持困難に、学校現場は受け持ち人数増を危惧 山口(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

教員不足で生徒のための「35人学級」維持困難に、学校現場は受け持ち人数増を危惧 山口(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 山口県教委は2023年度、公立中の2、3年で1学級の生徒数の上限を35人から38人に増やす。教員不足のため、学級数を減らして教科の未履修などが起きないようにする。きめ細か...

Yahoo!ニュース

 
本当にこれで改善されるのか。本気で考えて今やろうとしていることが「最善の対策」だと思うのか。雉も鳴かずば撃たれまい。それでもやっぱり納得できないことに対して素直に受け入れることはできません。周りから変な人と思われるのかもしれないですが。コミュニケーション能力はそれなりにあると思います。多くの人と話はします。

嫌われるならそれまで。疎んじられるならそれまで。事実に対しておかしいと思えなくなる、自分を押し殺すならもう何もやらない方がいいなと強く感じています。

どこに向かうのか。本当に。

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