土曜日、夏休みの最後の練習としていました。私は山口に宿泊してから早朝に学校へ戻るという強行日程。まー好きでやっているので問題はないのですが。さすがにこの日は体調がMAXで悪い。前日の朝から喉の痛みと咳が気になってはいたのですが、この日は尋常ではないレベルまで来ていました(笑)。くしゃみが止まりません。それでも予定を変更できるほど余裕はないのでやり切ることに。
8時から練習開始。アップはダイナマックスから。一日練習を予定していたので慌てず午前中は動きを中心に行うことにしました。我ながらしつこいなと思いながらもやり続けました。この日も野球部の練習試合をやっていたので距離を走ることは不可能。下のグランドでは小学生の野球、陸上競技場ではサッカーとうちが使える場所が全くない状態だったのもあり、少し予定を変更して基本的なことをやることにしました。
動きの部分を徹底しました。最近はここまでやらなくても走れる選手がいることが分かってきています。走れる選手は技術云々ではなく速いのですから。それでもうちが戦うためにはこの部分は外せません。壁をやったりスティックを使ってしつこくやっていきました。足運びだけの部分とそれに重心移動を加える動き。あまり好きではないのですが、「出来ていない者の動き」を他の選手に見せました。本人はあまり良い気はしないと思いますが、自分が出来ていないという部分は理解させなければいけませんし、こちらが話をしている動きと異なる動きとの「差」を目で見てわかるようにしなければいけないと思います。重心移動がほとんどなく「脚で迎えにいく」動きがある選手はなかなか改善されません。中学時代は何も考えずに走れていたかもしれません。体型も変わってきてそれだけでは済まなくなります。ここは繰り返しやっていきながら自分自身に体感させていくしかないと思います。
走練習に入る前に先日合宿でやった内容の確認。ほとんど理解していない。これでは走りにつながることはありません。言われたからやる。その意味を考えずにひたすらやるだけで走れるようになるならもうすでに走れるようになっています。まだまだ甘いですね。チューブを使って練習をしますがその動きの中に力を加える方向を意識させました。加速段階での動きも徹底しておかなければいけません。ここは数日間、中間疾走の走りはしつこくやっていましたが加速段階が少し弱くなっていました。全体の部分をきちんとやっておきたいですし、加速がきちんと出来なければ中間に上手く結びつきません。大切な要素を疎かにして特定の部分にだけ特化するのは最終的にはマイナスだと思います。
その部分を意識しながらチューブをやって並走と30&60。更には前半マーク走まで。練習の流れとしてここまではしっかりとやっておきたいと考えていました。まずまず。
午後から2時間休息を挟んで更に練習。本来であればトレーニングを中心に行いたかったのですが、ちょっと思うところがあって走ることに。久々にハードル走を行いました。冬期練習ではかなりやっていたのですがここ最近は全くやっていませんでした。ハードルを上手く跳ぶというのではなく走りにつなげるための練習です。幅跳び選手もいるので必要になってくる練習だと考えました。踏切の感覚を身につけるためにはやはり実際に跳んでいく必要があります。うちは学校に砂場がありませんからこういう練習を取り入れながら対応していくしかありません。
見ていると「出来なくても一生懸命にやろうとする者」と「こちらが求めることをやろうとしない者」に明らかに分かれていました。これまでも何度も言ってきました。「苦手なことから逃げない」という部分は大切です。しかし、上手く出来ないことに向き合わずに誤魔化してしまいます。かなりの量をやったのですが最後まで出来ませんでした。ちょっと考え物ですね。私が激怒してやらせるというのは最近は違うと思っています。出来ないことから逃げていたら結果はついて来ない。実際に走練習をすると本数を重ねるごとに「差」がついていきます。練習中にも厳しく指示しましたが「言い訳」や「逃げ道」を作ってしまう傾向がある。その根本的な部分が変わらなければ同じところで止まったままです。最後には自分に返ってくる。ここに気づけるか。
他の種目でも専門をやりました。高跳びも真面目に。私は前に進む種目をやりたいと思ってきました。上に跳ぶ種目というのはイメージできません(笑)。それでも可能性のことを考えるとやるしかないのかなと。細かい技術は教えられません。それでも基本的にやるべきことはわかっているつもりです。元々器用な選手ではないので細かい技術を教えても身につかないと思っています。とにかく身体を浮かすためにはという話だけしてその練習を。最終的には短助走で145をクリアする寸前まで来ました。身体自体は155を越えるくらいは浮いています。全助走になってスピードが上がってくれば確実にクリアするんだろうなという感じでした。元々踏切とクリアランスは抜群に上手いですから、基本的な動きは教える必要はないはず。浮きさえすれば跳べると思います。
最後に全体的にジャンプトレーニングをして終了。ここでも感じることがありました。これではチーム全体に影響を及ぼします。ここは考えないといけないですね。戦うチームにするためには例外は認められない。逃げ道を作りながら本当に戦えるのか?ちょっと課題が残ります。
全体的にはかなりの取り組みの水準まで来たと思います。支部新人と比べるとかなりレベルアップしている感じがあります。これを県新人までになんとかもう少し引き上げたい。それができれば目標に届くと思っています。この夏の経験はなかなかできるものではありません。今後の私の指導に大きく影響を及ぼす夏だったと思います。多くの経験をさせてもらえたことに感謝したいと思います。
秋のシーズンが始まります。まずは自分の体調を戻さないといけないですね(笑)。一先ず書き記しておきます。
8時から練習開始。アップはダイナマックスから。一日練習を予定していたので慌てず午前中は動きを中心に行うことにしました。我ながらしつこいなと思いながらもやり続けました。この日も野球部の練習試合をやっていたので距離を走ることは不可能。下のグランドでは小学生の野球、陸上競技場ではサッカーとうちが使える場所が全くない状態だったのもあり、少し予定を変更して基本的なことをやることにしました。
動きの部分を徹底しました。最近はここまでやらなくても走れる選手がいることが分かってきています。走れる選手は技術云々ではなく速いのですから。それでもうちが戦うためにはこの部分は外せません。壁をやったりスティックを使ってしつこくやっていきました。足運びだけの部分とそれに重心移動を加える動き。あまり好きではないのですが、「出来ていない者の動き」を他の選手に見せました。本人はあまり良い気はしないと思いますが、自分が出来ていないという部分は理解させなければいけませんし、こちらが話をしている動きと異なる動きとの「差」を目で見てわかるようにしなければいけないと思います。重心移動がほとんどなく「脚で迎えにいく」動きがある選手はなかなか改善されません。中学時代は何も考えずに走れていたかもしれません。体型も変わってきてそれだけでは済まなくなります。ここは繰り返しやっていきながら自分自身に体感させていくしかないと思います。
走練習に入る前に先日合宿でやった内容の確認。ほとんど理解していない。これでは走りにつながることはありません。言われたからやる。その意味を考えずにひたすらやるだけで走れるようになるならもうすでに走れるようになっています。まだまだ甘いですね。チューブを使って練習をしますがその動きの中に力を加える方向を意識させました。加速段階での動きも徹底しておかなければいけません。ここは数日間、中間疾走の走りはしつこくやっていましたが加速段階が少し弱くなっていました。全体の部分をきちんとやっておきたいですし、加速がきちんと出来なければ中間に上手く結びつきません。大切な要素を疎かにして特定の部分にだけ特化するのは最終的にはマイナスだと思います。
その部分を意識しながらチューブをやって並走と30&60。更には前半マーク走まで。練習の流れとしてここまではしっかりとやっておきたいと考えていました。まずまず。
午後から2時間休息を挟んで更に練習。本来であればトレーニングを中心に行いたかったのですが、ちょっと思うところがあって走ることに。久々にハードル走を行いました。冬期練習ではかなりやっていたのですがここ最近は全くやっていませんでした。ハードルを上手く跳ぶというのではなく走りにつなげるための練習です。幅跳び選手もいるので必要になってくる練習だと考えました。踏切の感覚を身につけるためにはやはり実際に跳んでいく必要があります。うちは学校に砂場がありませんからこういう練習を取り入れながら対応していくしかありません。
見ていると「出来なくても一生懸命にやろうとする者」と「こちらが求めることをやろうとしない者」に明らかに分かれていました。これまでも何度も言ってきました。「苦手なことから逃げない」という部分は大切です。しかし、上手く出来ないことに向き合わずに誤魔化してしまいます。かなりの量をやったのですが最後まで出来ませんでした。ちょっと考え物ですね。私が激怒してやらせるというのは最近は違うと思っています。出来ないことから逃げていたら結果はついて来ない。実際に走練習をすると本数を重ねるごとに「差」がついていきます。練習中にも厳しく指示しましたが「言い訳」や「逃げ道」を作ってしまう傾向がある。その根本的な部分が変わらなければ同じところで止まったままです。最後には自分に返ってくる。ここに気づけるか。
他の種目でも専門をやりました。高跳びも真面目に。私は前に進む種目をやりたいと思ってきました。上に跳ぶ種目というのはイメージできません(笑)。それでも可能性のことを考えるとやるしかないのかなと。細かい技術は教えられません。それでも基本的にやるべきことはわかっているつもりです。元々器用な選手ではないので細かい技術を教えても身につかないと思っています。とにかく身体を浮かすためにはという話だけしてその練習を。最終的には短助走で145をクリアする寸前まで来ました。身体自体は155を越えるくらいは浮いています。全助走になってスピードが上がってくれば確実にクリアするんだろうなという感じでした。元々踏切とクリアランスは抜群に上手いですから、基本的な動きは教える必要はないはず。浮きさえすれば跳べると思います。
最後に全体的にジャンプトレーニングをして終了。ここでも感じることがありました。これではチーム全体に影響を及ぼします。ここは考えないといけないですね。戦うチームにするためには例外は認められない。逃げ道を作りながら本当に戦えるのか?ちょっと課題が残ります。
全体的にはかなりの取り組みの水準まで来たと思います。支部新人と比べるとかなりレベルアップしている感じがあります。これを県新人までになんとかもう少し引き上げたい。それができれば目標に届くと思っています。この夏の経験はなかなかできるものではありません。今後の私の指導に大きく影響を及ぼす夏だったと思います。多くの経験をさせてもらえたことに感謝したいと思います。
秋のシーズンが始まります。まずは自分の体調を戻さないといけないですね(笑)。一先ず書き記しておきます。