kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

自分たちで決めたメニュー

2017-08-31 | 陸上競技
火曜日。この日もあえて自分たちで。さらにメニュー自体も自分たちで考えさせました。事前に報告をしてもらいそのメニューの意味を説明させて実施。

加速段階と中間疾走、さらにはオーバースピードで重心移動。最後に120mの走練習。バー走もしたいと言っていたのでその辺りの判断は任せました。

本当に見ていないのでどのような雰囲気でどのような目標でやったのかはわかりません。報告だけは受けましたが。それでも実際にその場にいなかったのでわからない。任せたのであればそれはそれで仕方ないことだと思っています。「きちんとできなかった」のであればそれは受け入れるしかないと思っています。

やる意味があるのかどうか。トータルで3時間半くらいだったようです。その間、何を考え何をやったか。すごく大切なことだと思うのです。私にやらされている選手は絶対に面白くない。自分たちのためにやる感覚をもってもらいたい。そこがわかるかどうか。

「練習をやる」というのはできていると思います。が、それが「どの水準でやるのか」だと思いますね。グランドに来て「練習を頑張る」ということを頑張る。疲れるでしょう。疲労感と充実感はあるかもしれない。それ以外に何が残るか。そこはすごく大切なことだともっています。

こういう機会をどう生かすか。本当はtkg先生が「練習に行きます」という連絡をくれていました。が、あえて断る。本当の意味で自分たちでやることが必要だと思うからです。こういう機会で「強くなる」かどうかは決まってくる。前日の疲労が残っているのは間違いないと思います。それでもやる。どのような気持ちでやるのか。

がむしゃらに強くなることだけを求める。それは今のご時世に合わないのかもしれない。現代っ子はそこまでしてやらなくてもいいと思うのかもしれない。ここも難しいと思います。今の時代に私のように「何かに必死になることを求める」のは合わないのかも。が、実際は本気でやろうとしている子も数えきれないくらいいます。そのほうが人生の充実感を味わえるし、考え方自体も大きく変わると思います。

どれだけのことができたか。ここはわかりません。「やる気になった」といってIHを決めた選手の記事。こういう部分につながると思って事前に書きました。あえて書く。

このblogを読んでいる方がどれだけいるのかはわかりません。不特定多数だと思います。私が書いていることに「共感」してもらえる方もいれば「拒否」される方もいると思います。どちらが正解でどちらが間違っているというのはないと思います。価値観だったり感覚だったりするので。「共感」してもらえる方には私の書いている内容が「伝わる」のではないかと思います。逆に「拒否」される方には絶対に「伝わらない」と思います。指導に関しても教育に関しても同様のことがいえると思います。

伝わる。伝わらない。その部分の差は大きい。本当にそう思います。成長につなげていきたい。それだけを切に願います。
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自分たちで・・・

2017-08-31 | 陸上競技
前の記事の内容がわかりにくいですかね。まーいいんです。誰か個人を否定しているわけではないので。総じてという部分ですね。

少し前から男子キャプテンと話をしていました。試合続き。その中で「課題」も見つかったと思います。その状況の中で「自分たちでやる」という時間を作りたいなと。すべて私が付きっ切りでやる。簡単かもしれませんが「自分たちのためにやる」という感覚はなくなります。目標意識がはっきりとしている選手であれば「どのような状況でやっても効果がある」と思います。逆に「頑張ることを頑張る」という選手には「よくわからないままやる」というだけで終わってしまう。ここの差は大きい。

月曜日はメニューだけ事前に作りました。どのようなことをやりたいかという部分を聞いて。女子キャプテンが「練習ができていない」という話をしていました。バトン練習を含めて。さらにはトレーニング不足。試合が連続するとどうしてもできなくなる。その部分を補うメニューにしました。

アップメニューからDM投げ。そこからドリル。往復走は省略。シャフトトレーニング。10バトン、25並走、バトン合わせ。さらにシャフト補強とスパー体幹補強を入れて修正走。

実際にその場にいないようにしました。「見ているからやる」というのでは困るので。実際報告を受けると微妙なところもありました。バトン合わせに関しては「渡らなければ渡るまで」という指示にしていました。3本やっても渡らないところがあったと。渡らないので話を聞くと「前の1本と何も変えていない」という返答だったと。実際に市民選手権でバトンが渡りませんでした。その部分を踏まえての練習にしたつもりですがまったく意図は伝わっていません。本当にやろうと思えば「何故うまくいかなかったのか」を考えます。そして次にどうするかも。

あえてこの日には「リレーについて」の資料も配布しています。読むかどうかは本人たち次第ですが。決められた区間の中でバトンを渡す。早ければどうするのかまで細かく指示しています。が、渡らない。ここが「強くなるために決定的に足りないモノ」だと思っています。「明確な差」が生まれてきていると感じています。

否定的なことを書く。事実であってもそれが正しいかどうかは受け取る側によって違います。難しい部分です。が、本当に競技をやろうと思えばやはり行動を変えなければいけません。転勤してきて試合の時の話をしました。レースがあるのにトランプをしたり漫画を読んでいるチームもあります。その場に何をしに来ているんかを理解できていない。それだけは許せないと思っています。うちは「陸上競技部」です。競技をするために試合会場に行っています。5月の県選手権の時にも待ち時間にひたすらスマホのゲームをしている者がいました。注意したのですが今でもその状況があるとのこと。先に進んだ気はしません。どんどん上下の差が広がる感じです。

あえてこの手の練習形態を選びました。チーム内でどのような状況なのかを感じ取るためにも必要不可欠かなと。進むためには何が必要か。そこをしっかりと考えさせたいなと思っています。温度差が広がる可能性はありますが。本当の意味での「陸上競技」をしたいなと。まーなかなか分かりにくい感覚なのかもしれませんが。

とりあえず記しておきます。
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あえて

2017-08-31 | 陸上競技
月曜日。中国選手権、支部大会、市民選手権と3つの連続した試合が終わってからの練習。ここ1か月間で明らかに態度や行動が変わってきている者がいます。同時に「頑張って練習をしている」ことが最大に目標になっている者もいる。私の最大の任務は「その気にさせる」ことなのかもしれません。

ここ最近どこかで話したのですが初めてIHに出場した選手、中学時代は女子の400mで67秒くらいだったと思います。県の大会では一度も決勝に残ったことがない。それが1年生に入学して最初の県総体でいきなり決勝に残る。2年生の県総体は優勝。3年生も優勝して中国大会で6位となり沖縄IHへ。最終的には57秒5までいきました。その選手が引退するときに「な何故こんなに強くなったと思うのか?」と聞きました。すると「やる気になった」との返事。単純です。

中学時代はそれほどでもなかった。練習を休んで帰っていたこともあったと(笑)。そんな中で「私と一緒にやる」ことになり「どうせやるなら本気でやろう」と思ったと。きっかけは単純です。それでも「やる気」になっただけで明らかに結果は変わりました。こんなことを言うと「調子に乗るな」と批判されるのかもしれませんが一緒に競技をしていなかったら100%彼女がIHに行くことはなかったと思います。中学時代にどれだけ実績があってもIHにいけない選手のほうが多い。その中でIHを勝ち取ったのには間違いなく理由があります。

当時は本当に激怒することが多かった。怒られていることの意味が理解できていたのだと思います。ここ数年は特にその部分のギャップを感じます。怒られても響かない。「怒られた」という事実だけが残りその背景に何があるのかを理解しようとする子供たちが増えた気がします。前任校の保護者からすれば「kanekoは甘くなった」と言われるかもしれません。まさに。求めるものは変わりません。が、求め方を変えないと絶対に響かないと思っています。

別に私が「本気になる」必要性はないのかもしれません。力のある選手が集まってくれば自然に強くなる。これほど手間のかからないことはありません。が、私のスタンスは違う。ここに難しさがあるのだと思っています。チーム内にいる全員が同じ熱量で同じ方向を向いて「強くなりたい」と願う。それができれば確実に強くなります。

上述の選手がいたとき、本当に練習が楽しかった。毎日毎日良い練習ができました。本当に強くなりたいと願うメンバーが大半。同学年のメンバーに恵まれていたのはありますが本当に良い雰囲気で練習をしていました。取り組みの意欲としては私が見てきた中であの2年間は最高でした。当時、どれだけ話してもその内容を理解できない者もいました。表面的にはうまくやっていましたが裏では本当に酷かった。結局、そこから一気に崩れ始め最高のチームに最高の結果を出させてあげることができなかった。情けない話です。どれだけ意欲がある者がいたとしてもそれと同様に「そうでもない者」が存在すると一気に変わってしまいます。

ここ1か月で変わりつつある者はやはりそれなりに刺激を受けていますし、「強くなりたい」という姿勢が前面に出ます。いろいろな形で援助してもらい女子キャプテンをIHに連れて行きました。1年生の春にいきなり25秒90を出しましたがそれからは思うように走れない。今シーズンも故障あり結果というものを残せていない。その中でリレーでのIHを逃す。IHに行き「自分もこの場で走りたい」と願うようになる。これにより誰もが「変わった」と認めるくらいの行動になりました。

それがチャレンジスプリントでの中学校1年生以来の100mのベスト更新につながりました。さらには市民選手権でまた12秒8を出す。そのレースの後に「もっと速く走れる」と口にしていました。これは大きな変化だと思います。目の前に自分よりも速い女子が2人いる。最初はかなり嫌がっていました。「負けず嫌い」ですから。それが今では必死に勝とうとします。その変化。男子キャプテンが「彼女の取り組みを周りは見習ってほしい」ということを言っていました。評価です。

根性論ではなく本当に大切なのは「やる気になるかどうか」だと思います。その「やる気」というのがどのレベルなのかというのも大きいとは思いますが。練習をやればそれでいい。そう思っている間は絶対に強くなりません。

中学時代に強かったのだから走れて当たり前。世の中の評価はそうなります。が、実際は中学時代に強くても高校で結果を残せない選手も多い。私はそうならないように最大限のサポートをしたいと思っています。だからかなり話をする。それが響くかどうかは別問題ですが。Nが今年インターハイに行きました。確かに中学時代強かった。しかし、全中標準を突破していません。その中でIHを勝ち取ることの意味。中国地区で6人しか進めないIHへ。まだ甘い部分はたくさんありますが確実に成長していると思っています。

あえてこのような内容を書いています。意味はあります。「人は変われる」のです。そのきっかけはたくさん転がっている。強い選手にだけ声をかけて結果を出す。そういうスタイルは取りたくない。もちろん、取り組みの姿勢に見合ったかかわりになると思うのですが。

うまくまとまらない。無念。
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あー

2017-08-30 | 陸上競技
色々ありました。思うことが山のようにあります。まー細かくは書けないのですかあれこれあるのです。

月曜日と火曜日の練習とこちらの取り組みの姿勢について触れておきたいなと思っています。選手がどのように意識しているのか、私が何を求めようとしているのか。やはりここの部分だと思います。私のやり方、生き方はなかなか理解されないと思いますし。

とりあえず余裕があれば夜にでも書きます。書けなかったら...。お許しを(笑)
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市民選3

2017-08-27 | 陸上競技
続き。

全体の集合が終わって男女ともにまた話をしていました。結構厳しい話をしていた気がします。

棄権について。普段の練習量が足りない。そうであればこの日はしっかりと走っておく必要があるのではないか。自分で出場すると決めた種目を簡単に棄権するのは違うのではないかという感じの話が出ていました。確かに。練習の一環として出ています。そうであれば可能な限り走る。タフさは必要不可欠です。1本だけ強い選手は高校生としては戦えません。毎日毎日何本もレースをしなければいけない。できるだけタフになりたい。距離を走るのではなくきちんと出力を高めた走りをしたい。大事だと思いっています。

そのことに関連して30分くらいは話をしていたのではないでしょうか。厳しい話も飛び交います。それでも前に進む為には必須です。全員がもっともっと意見を言わなければいけない。前も男子キャプテンが言っていましたが「1年生だから・・・」と遠慮していたら進みません。状況に応じてきちんと意見を主張する必要があります。弱い。

以前、ある保護者に頼まれて話をしたことがあります。リレーがあるから個人種目は棄権したいという。どうしたものか?と言われたので少しだけ話をしました。本当に強い選手は全ての種目で戦えます。リレーがあるから個人種目は出ない。「リレーに賭ける」という気持ちはあるのでしょう。しかし、個人の戦いを放棄するのはどうなのか。「疲れて走れない」ではない。「疲れても戦う」という姿勢が必要だと思います。

県外の強豪校での話。リレーに賭けたいから個人種目を棄権させて欲しいと申し出てきた選手はリレーも外したとのこと。戦う前から「負ける」事を考えている選手を大事なリレーには使えないと判断したそうです。選手層が厚いからそれができるのかなと思っていましたが、本当は指導者の「覚悟」と「こだわり」だと思います。個人の力を集めてのリレー。リレーで上の大会に連れて行ってもらうという感覚の選手はやはり戦えなくなる。それぞれが「絶対にやってやる」という気持ちを持つことが重要だと思います。

まずは練習ができる身体を作ることです。合宿後、疲労困憊の中で元気よく遊びに行った者がいたという話が出ていました。別に遊びに行くことは悪いことではない。個人の自由です。しかし、今に限っては優先事項があるのではないか。故障して練習ができない日もあるでしょう。それなのに練習以外では元気いっぱいというのでは周りも納得できなくなる。どうすれば一緒に練習ができるようになるか。そこを考えてもらえるかは大きいなと思っています。

一部の選手はかなり「飢えている」と思っています。強くなりたい。勝ちたい。その雰囲気が伝わってきます。だからこそ勝たせてあげたいなと思います。全員が同じ方向を向いて進んでいくく。走れない選手、メンバー外の選手も含めて全員で「チーム」だと思っています。走れない選手はどうすれば練習が積めるか。メンバーに入れるかを考える。その部分は大切だと思います。自分には関係ないと思っているようでは先には進めないですから。

今回の選手同士の話には介入しませんでした。自分たちでどうするかを考えても良いなと思っていたので。厳しい意見が出て落ち込むかもしれません。しかし、止まっておく暇はない。前に進まないといけないのです。そうであれば下を向いている暇はない。進むために多くのことを受け止めていく必要があります。

まだまだ未熟。だからこそ強くなる要素がある。きちんと選手と向き合っていけば中学時代の実績を大きく超えることはあります。だからこそ面白い。私にできるのはうちに来て「競技をしたい」と願ってくれている選手をどう育てていくか。そのためには色々とやるべきことがあります。

なかなかです。進みます。
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市民選2

2017-08-27 | 陸上競技
色々とありました(笑)。

全ての種目が終わって全体で集合。審判の仕事がバタバタでほとんど選手とは会話ができていません。スタンスとしてはやはり話をしながら状況判断をしたいなと思っています。

支部大会と同じように男女キャプテンに話をさせました。いきなりのことで戸惑ってはいましたが。今回は練習の一環のような感じなので特別感想はないかなと思っていました。

男子キャプテンは「良く走れていたのではないか」と言っていました。個々の記録としては走れていたと思う、と。が、リレーに関しては大きな課題が残る。Bチームのバトンが渡らなかったのは「普段の取り組みの甘さ」だと断言していました。厳しいことを言うなと思われるかもしれませんが、「仲良しチーム」でやるわけではありません。現実を突きつける必要はあると思います。私が言うのも必要。選手同士で言うのも必要。

練習優先。この感覚について話をしていました。前回、あることがあって難しい状況でした。ケア優先するはずなのにそれ以外のことを優先していた。それをチーム内で許す雰囲気があった。これでリレーを組む意味があるのかどうか。そういう話でした。厳しいかもしれませんが。

全てを切り捨てるつもりは一切ありません。しかし、最低限のことを求める権利はあると思っています。それは私だけではなく選手同士でもあると思います。当然の話。もっともっと時間を有効に使ってもらいたいなと思いますね。

女子キャプテンは「力不足」の一言。まーそうなるでしょうね。「良く走れた」という評価がどのレベルでの「良く走れた」なのか。ここは「真剣さ」と「熱意」によって大きく異なると思います。「これくらい走れたら良いだろう」という感覚から抜け出す。それは全員です。

今回個々としてはある程度走れていたと思います。が、それがトータルとしてリレーにはつながらない。特に女子。12秒44、63、88、と14秒30。単純に考えたら49秒7。悪くても50秒は切れないといけない。誰かの責任というわけではない。が、やはり「チームとしてリレーをどうするか」だと思っています。ここの気持ちが弱い。これはきちんと考えないといけないと思います。

私からはそれほど話をしませんでした。「自分たちでやる」という感覚を持たせたいなという話はしました。単純に「やらされている」のではなく「自分自身のために練習をする」という感覚を持つ。リレーに関しては男子は中国大会、女子はインターハイが目標。女子は決勝を目指したいと本気で思っています。そのための流れ。今の力では100%無理。それでもやるしかない。そうであれば「自分たちで何をするか」です。与えられたものだけで終わらない。

体力的にはかなり低下しているのではないかと思います。トレーニングに関してはできていません。女子は特に。本来であれば強化期間に充ててもいいくらいの時期。それができていない。家に帰ってどうするのか。最低でも30分以上の体幹補強は必須だと思います。本当に目指すものがあれば自分で考えて動く。その感覚でしょうか。

ちょっと長くなりそうなので少し記事を替えます。
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市民選

2017-08-27 | 陸上競技
土曜日、この日は市民選。私的には完全に練習の一環として出場しています。選手は記録を狙いたと思うのかもしれませんが。全員2種目の出場をするようにと指示をしていました。先日の支部大会は1本だけの者が複数いますが今回は全員2種目。少しは練習になるでしょうか。

大会準備などが毎回微妙です。一応率先して手伝うようにしています。割り当てがあるわけではないのでやらなくてもいいのですが。そうはいっても高校生が手伝わなければできない部分もあると思います。7時30分集合にしていましたからそこから準備。全ての準備が終わってから開会式(笑)。8時30分くらいに終わって「競技場が使えるのは8時50分までです」と放送が・・・。アップできないじゃん(笑)。もういいんです。

そういえば前gt先生と話をしていました。「強い選手は今から走れと言われてもきちんと走る」と。そのレベルにならなければ勝負はできない。底力を上げていくという意味にもなります。どんな状態でもしっかりと走れるというのが必要。とはいえスパイクも履けず走ることもできない状況ではなかなか厳しいだろうなと思い直線種目の時だけはバックストレートで走れるようにお願いしました。短時間だけですが。

私はスターターをやっていたので直線種目の走り自体は見ることができませんでした。男子はSoが11秒33。公認ではセカンドベスト。まずまず。1年生が1人11秒台に入りました。まじめにやってくれていいます。身体ができていないのでこれからだと思いますが少しずつ結果につながっていくにはやはり理由があると思いますね。男子の何人か自己記録とほぼ同等に走っていました。十分。

女子はこれまでの大会記録を昨年度Nが作っていました。12秒89だったか。特別な記録ではない。レース自体は全く分かりません。本当は動画でも送ってもらってみないといけないなと思います。審判をしながらレースを見るというのは困難。まー仕方ない。レース後、リコールの先生から「大会記録が出たみたいですよ」との報告あり。そうかー。微妙な条件の中でまずまず走ったのかなと。後で確認してみるとNが12秒44、Mが12秒63、Sが12秒88とのこと。あら?結構走っている。雰囲気なども含めると十分な記録だと思いますね。ありがたいことに3人とも大会新記録だとか。少しずつ力がついているなと感じます。それぞれが最低でもあと0.2秒は上げないと話にはならないのですが。もう一人も14秒30で走りました。今回のタイムだけトータルすると49秒7は出る。最低でもそれくらいのタイムは出せないと・・・。

男子200mはほぼうちの選手のみ。社会人選手が2名参加でした。ここでおSoが良く走りました。22秒77。ベスト更新かなと思っていたら追風2.2mとのこと。うーん、残念。仕方ないですね。他の者はいまいち・・・。女子は100mと同じ順位で。本当はここで競争が生まれて逆転してくれるといいのですが。ここはこれからの課題。Nが25秒58、Mが25秒94、Sが26秒37。NMは大会記録更新だとのこと。Sは一時期の低迷を脱出しかけています。本人も「もっと走れる」と言っていたので秋にはベスト更新を期待したいですね。

やり投げ。先日発覚したのが「短助走しかやったことがない」という部分。もう少しきちんと話をしておけばよかった。前日に少しだけ教えてもらって助走を伸ばしました。37mくらいはいったようです。まだまだ足りませんがなんとか来年度は勝負できるようにしたいなと。

男子の4継。欠場もあり3チームで。2チームはうち。Aチームは何とか無難にバトンを渡ました。メンバーが固定していない中でのバトンです。まだまだ精度が低い。Bチームは1-2走で渡らず。日頃往生。「絶対に渡す」という練習ができていなければやはりこのようなことになります。Aチームも44秒9でした。タイム的にも微妙。やることは沢山あります。

女子の4継は1チームのみ。もう勘弁してください(笑)。タイムトライアルレベルでした。これにて記録の期待はできないなと思ってはいました。レース直前に2-3走のところが大きな声でやり取りをしています。バックストレートの向かい風が強いのでその確認。風で声が戻されて上手くコミュニケーションが取れていません。レース自体は2-3で少しバトンが流れる。3-4では「待て」がかかる。結果、50秒9・・・。どうなんでしょうか。単純計算ではないですが1秒以上遅いとは・・・。辛いですね。

まーまた別に書きます。

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スピード刺激とバタバタ

2017-08-27 | 陸上競技
金曜日。この日は競技場練習としました。翌日に市民選があります。絶対に出場しなければいけないというものではありませんが、市内で走る姿を他の人に見てもらうという意味でも重要かなと。練習の一環としての出場。女子は1週間で3試合。調整云々ではありません。

アップをしてからチューブ5歩へ。終了後はすぐにトーイングを。やりたいなと思っていることに対して不足分があるのであえてトーイングを使ったものに。中間疾走を作るためではなく「加速段階」を作るための動きにしました。最初の5歩の移動が不十分だと感じたのであえてその局面の練習をすることに。「重心移動を作り出す」という感じでしょうか。それを数本。

中学生も競技場での練習をしていたのでかなりの人数でした。安全を確保するためにバックストレートへ。今度は中間疾走を意識したトーイングを。Nに関しては男子と一緒に行わせました。走力的にはちょうどいいくらいかなと思うので。オーバースピードトレーニングをしたいのにその目的を果たせなければ意味がなくなってしまいます。速く動かすことと重心の移動を同時にやりたい。毎日やる練習ではないと思いますが、スピードを出すためには必要かなと。

少し前まではトーイングは「速く動かすことがメイン」という感覚がありました。最近は「速く進むことがメイン」だと思っています。同じじゃないかという突込みが入りそうですが。ちーいんぐでは無理やりでも前に進みます。自分の限界を超えて進む。この中で「足を速く動かすこと」で対応していた気がする。それを「前に進む」という感覚の中でできれば実際の重心移動につながるのではないかと。

同じ練習をしてもそこから何を感じ取るかだと思っています。トーイングで引っ張るという練習の中でどこの部分に重きを置くのか。それだけで随分結果は変わると思いますね。進みたい。

その後、追い風に乗ってショートスプリントを2本。風を見て走る方向を決めたのですがスタート直前に風が変わる。仕方ないので1本目は向かい風の中で走る。2本目は逆方向から走ることにしたのですがまたもスタート直前に風が変わって向かい風に・・・。どうなんでしょうか。そのままの流れで場所を移動しカーブ直線。スピードを上げる感覚です。

この辺りからリレーの練習をしたいという申し出が。翌日の市民選で男子は2チーム出場予定にしていました。1年生主体のチームは初めてのリレー出場。バトン練習が不足しています。本当は女子も不足しているのですがそれ以前に「速く走る」ことを重視したいなと思っていました。女子はスタートの確認。

ここで急遽職場に戻ることに。業務が・・・。最後の部分は任せました。スタート局面だけはある程度見ることができたので。女子は本当にバトン練習ができていません。細かいミスが多いのが気がかり。走力がないのだから3回のバトンで稼がないといけないかなとは思っています。

本来であればこの日は出張でした。県新人のプログラム編成会議。が、職場にいないとあれこれ対応できないことが多いので事前に欠席させてもらうことにしました。無責任ですね。とはいえ、就職関係のことはやっておかなければいけません。生徒連絡なども含めて対応。結局、食事もできずに夕方に。

翌日のためにまたも宇部まで氷を購入することにしました。5時過ぎに実家を出てまた防府に戻ってくるのはしんどい。そして2時間くらいかかるのでその後の疲労度を考えるとやはり前日にやっておくほうが良いかなと。

自分のことを何一つすることなくまたも1日が終わりました。日々修行です。
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ばたばた

2017-08-27 | 陸上競技
木曜日。この日は練習を休みにしていました。が、私は関係なく職場へ。「部活動の完全休養日を設ける」ということが求められています。私的には休みは与えている方だと思います。競技特性かもしれませんが休まず練習をすれば強くなるというのは違うと思っています。長時間練習も効果は薄くなる。まー「お前が言うな」という話かもしれませんが(笑)。短距離としては長い時間やるかもしれませんがそれは「必要な要素の強化」のためです。時間が足りないのが正直なところですが。

職場についてからバタバタ。あれこれありました。結局昼食をとる余裕もなく。他のことがあり過ぎて職場に行く機会が少ないというのはあるのかもしれません。「夏休み」という表現は本当に適切ではないと思いますね。「休んでいる」と思われるかもしれませんが全く皆無。部活動をやるからそうなるのかもしれませんが。別途やることはあります。

書類作成をしたり生徒対応をしたり。あっという間に時間が過ぎていきました。ヘロヘロ。特別何かをしたというわけではないのですが。まー能力の低さが問題なのかもしれませんね・・・。全てをかけて「仕事をする」という感覚になればできるのかもしれませんが。夏の状況を考えて私的には余裕なく。結構一杯一杯で動いているとは思います。

選手はこの日をどのように使ったでしょうか。身体のケアをしておくようにという話をしましたがそれがどれだけの選手に理解できるか。先日のセミナー合宿後はかなり酷かったという話でした。ここは割愛しますが「その時に何をするのか」を考えてもらいたいなとは思います。

内容はほぼなし。記録として書いておきます。
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支部新人2

2017-08-27 | 陸上競技
続き。考えるきっかけになればと思って書いておきます。

この日、ちょっとした(?)事件がありました。その際「報告をする」という基本的なことが抜け落ちて時間が過ぎていきました。「結果」は仕方ないと思います。が、そこに至るまでの話。ここがきちんとできていなければ次につながらない。

全てはつながっていると思っています。「きちんと現状を報告する」という基本的なこと。ここができるかどうか。欠場する、トラブルが起きた。それをすべて自分たちで勝手な判断でやるのは違うかなと思います。足が痛くて欠場する。これは仕方ない部分がある。基本的にはよほどのことがない限り棄権はしません。昨年、mmに対して競技場内で厳しく叱責したことがあります。「できない」ではない。意図があってやろうとしているのだからそれをどうするのか。ここの理解です。

「後回しでいい」という判断は間違っていると思います。特に報告に関しては必要不可欠。状況を逐一報告してもらわないとこちらとしても指示が出せません。すべてにおいてこちらから「どうしたのか?」「大丈夫なのか?」を問い続けるのは違うかなと。至れり尽くせりでやっていたら自分自身に力が付きません。「怒られるから」という理由であれば尚更。大切なことは「怒られないこと」ではない。

上述のように「結果」だけで怒っても仕方ないと思っています。起きてしまったことはどうにもらない。男女の4継の話もそうです。女子が15m差を逆転される。かなりショックでした。が、それはそれで仕方ない。総合力で力が足りないのです。49秒台は最低でも出せる水準ですが出せないのは「力不足」です。アンカーが抜かれたからアンカーの責任だとは言い切れません。「結果」だけではなく「そこに至るまでのプロセス」の問題です。

中国選手権で予選落ちしました。その後、かなり厳しく話しました。「結果」ではなく「プロセス」に対してです。逃げ道を作ってやっている間は強くなりません。やれることをすべてやっての「結果」であれば受け入れるしかない。しかし、そこまでに達していない。だからこそ「取り組み方」や「考え方」について話をするのです。

同じことを繰り返す。ここも考えるべきだと思っています。無断棄権。これはダメ。自分のことしか考えられなくなると良いことはありません。ここも繰り返し言っていますがなかなか。中学時代はそれほど「細かいことの指摘」はないのかもしれません。怒られる経験が限りなく少ない。その中でどうするか。自分自身が成長していかなければいけないと思っています。

そのあたりの話を私からしました。ちょっとありえないなという感じだったので。全体で話が終わってから男子の数名、女子は全員で集まって話をしてました。これまでにはない流れです。私が言わなければできなかったとこが少しずつ変わってきている。女子は「飢えている」と思っています。もっともっと強くなりたいという欲求がある。だからこそこちらが言っていることに対して反応がある。変化だと思います。

細かいことは省略しています。「個人情報」だと言われたら疲れるので。

この1日だけで本当に疲れました。肉体的にも精神的にもかなりです。それでもやるしかないなと思っています。進むしかない。

「指導をする」という意味。競技に関してもかなり指導しています。メニューだけを与えてやらせるスタンスとは異なる。できるだけグランドレベルで近くで選手の動きをみる。課題となる部分を共有しながら指導していきます。かなり徹底してやっているつもりです。それに加えて「取り組みの姿勢」についてもかなり指導します。根本的な部分ができなければ競技力の向上は見込めないからです。まー本当に力があればその部分は度外視していいのかもしれませんが。勝手に強くなるのですから。

私は選手と向き合う形で進んでいきたいと思っています。それが周囲からどう思われるかは分かりませんが。進みたいと思っています。
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