またも更新が滞っていますが。水曜日は競技場練習でした。
競技場練習の時にymg高校が一緒になっていました。先日セミナーパークで一緒に練習した際に、最後に足を痛めた選手がいました。申し訳ないなというのもあったのでこちらから申し出て治療を。kd先生と比べると全くできないですが、最低限のことはできるので。かなりの時間をかけて。股関節周辺が硬くなっていたり中臀筋が硬くなっているというのもあってそれを弛めることに。それだけでずいぶん軽くなったということでした。多少なりと役に立てたのであればよかったなと。
それ以後は全体の練習を客観視しながら。積極的に関わるというのではなく「どうかな」と思いながら見るという感じです。ほとんど走練習ができていません。この夏で走ったのは先日のセミナーパークだけ。それ以外は数本走って終わりという状況。ちょっと走り足りないのかなと。短長は「見守る」ということで。スタート練習をした後に250m+150を2セットが設定されていました。レースペースでの250mで最後の150mは全力という設定。見ていると競り合いながらペースが上下していました。目的とは異なる走りをしている。もったいないなと。そこに関しては何も触れず。
ハードルは1足詰めで。アプローチからです。刻む5歩で速く動くというか降りる部分を意識させています。が、浮いてしまう。1台目までのアプローチもしながらですね。先日初めてレースに出た選手もいます。まずは跳ぶことなかなと。細かい部分をやるよりもでしょうか。大半の練習パターンは「1台目まで跳ぶ」「3台目まで跳ぶ」「5台目まで跳ぶ」という感じです。 もうそれでもいいのかなという半ば投げやりな気持ちもあります。これくらいのことやっておけば「力のある選手は強くなる」からです。ハードルのセンスがある選手は細かいことをやらなくても跳べます。走れます。先日から「存在意義があるのか」と自問自答していました。自分の価値が見出せません。
とはいえ、「跳ぶだけ」では普通の選手は強くなれないと思っています。この日は5歩ハードルと3歩ハードルの組み合わせを数本やることに。「走練習が足りない」と感じています。少しは走らせていますがやはり圧倒的に量が不足しています。5台目まで跳んだところで結局「足りない」ことには変わりありません。強制的に5歩ハードルと3歩ハードル。
ハードルはリズム種目だと思っています。特にショートハードルはこのリズムをどのように作るのかが大きくなってきます。4のリズムを保ち続ける。5歩ハードルも6のリズムで走り続けることが重要だと思っています。走りの中にハードルがある。まだほとんどやっていない選手にとってはそれはしんどいと思いますが。それでもやり続けないと変わらないと思います。継続的に指導させてもらった前任校のハードル選手。1年生のこの時期までほとんどハードルを跳んでいません。試合の前に1回跳ぶかどうか。「足が遅い者がハードルをやっても戦えない」というのがあります。そのことを実践していました。冬季には入ったくらいから様々なハードル練習を入れていきましたが。結果、15秒0を2年生で出して3年生では14秒4。十分すぎる伸びだと思います。やはり「走れること」は大きい。
その部分もあって走る練習は不足している選手たちには「しっかりと走らせる」というのが重要だと思います。ハードルを使って「リズムを維持」させながら走る。5本くらいは行ったでしょうか。途中、昨年の夏にやっていた動画を見せながら「走りの中のハードル」と意識させました。2パターン作って走力に合わせて対応。この部分は重要だと思いますね。リズムをどれだけ保てるか。
木曜日にかなり「もう無理だ」と思うことがありました。自分自身を保つのが難しくなるなという感じがありました。未来を見てやっていくというのには正直しんどすぎる。一気にいろいろなことから冷めた感じがありました。このままの状況でやっていくのは自分の中で「不可能」だと強く感じました。まーそんなことは他の人には関係ないことでしょうが。
限界を感じる部分もあります。私自身がダメなんだろうなと思っています。すべてのことにおいてこのままでは難しいなと。考えさせられます。自分自身と周囲を客観視しながら。それが一番難しいのかもしれません。俯瞰するというのが苦手なのでそれをできるようにしていきたいなとは思います。難しいですが。