kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

強風が吹く

2010-03-31 | 陸上競技
水曜日の練習、専門練習をしようと考えていました。前日に専門練習をするための準備をしていたのでその流れで実際のレースに備えていくための練習を入れようと。が、グランドに行くとバックストレートがかなりの強風が吹いていました。少し位なら問題はないのですが…。天候自体も曇りでしたが風のおかげで体感温度は実際異常に寒く感じました。もう4月になろうかというのにこの状態というのは何なんでしょうか。仕上がり自体も遅れていく可能性があります。これはうちだけの問題では仕方ない部分かもしれませんが…。

アップはサーキットとラダーをやってからフリーとしました。各自でやるべきことを考えながらやるように指示を出しました。練習前に少しだけ全体に話をしていました。「考える」という行為をかなり求めています。だからこそ「考えすぎる」事が出てきます。400mでレース展開を考えるあまり、前半抑えすぎてしまう傾向があります。中学生が400mで比較的良い記録を出すことがありますが、これはレース展開等をあまり考えずに前半から行けるところまで行くからです。考え始めたら上手くいかなくなるというパターンがかなりあります。
うちの女子はこの辺りが結構あります。前半のペースを考えすぎて自然にスピードを上げていく事ができない事が多い。前回の強化記録会でも自分はしっかりと走っているつもりでも客観的に見るとスピードが出ていない。ラスト150m位で「力が残っている」というのに気づいてスピードアップするような展開でした。

県内だけを見ているつもりはありません。あくまでも全国で戦うという目標のためにやっています。守りに入る必要はないのです。オーバーペースにならないようにしながらも攻めていかなければいけません。乳酸が蓄積してからのスピード維持のための練習はかなりやってきています。前半から攻めてもラストきちんと処理できるようにしています。もっと自信を持って攻めていきたいと思っています。

その流れもあって前半の入りの練習をしようと考えていたのですが、前述のようにバックストレートは尋常ではない向風。どうしようか悩みましたが、「向風のレースもある」と思い走ることにしました。本当ならある程度感覚が出来てからやるほうが良いのでしょうが…。400m系はカーブから直線に入る時に向風にあおられてスピードに乗りきれませんでした。実際のレースもこのような事があります。タイムが狙えない中でどうやって勝負をしていくかにかかってきます。
400mHに関しては歩数の関係があります。400mよりも影響は大きい。うちの選手には導入段階から両足が使えるように指導してきています。こういう悪条件の中でもある程度対応できる選手が多いですね。まータイムは狙えませんが。それでも勝負に徹するというのも求められていくと思っています。結局6位以内に入らなければ次の段階には進めないのですから。

それにしても風が強すぎました。1セット実施した後に練習を切り替えました。150mと100mを組み合わせて爆発的に乳酸を蓄積させながら身体を動かし続けるというものです。こんな条件ですから少し考えなければいけないなと思い変更しました。風は冷たかったですが気温自体は低くありません。スピードが出せないわけではなく、かなり出ます。前日にトゥトレをやっていましたからその延長だと位置付けました。
これからの練習は「ハイスピード持続」を実施していきたいと思っています。実際のレーススピードを意識していかないと対応出来なくなる部分があります。スピードを上げた中で持続させる事が必要となります。冬期と比べるとワンランク上のスピードが出ます。故障が怖い部分もありますが、かなり負荷をかけることが出来ます。ここ最近練習後に倒れ込む姿はほとんど見ていませんでしたが、今回はかなり乳酸負荷と心肺負荷がかかったようです。動けなくなる者が多かったですね。

何度か書いていますが「倒れ込むから良い練習」というわけではありません。女子は雰囲気で倒れたり過呼吸になります。目的にあった練習が出来て本当にきつくてしゃがみ込むなら仕方ありませんが、ポーズでは意味がありません。今回はかなり乳酸が蓄積したと話していました。ハイスピード負荷でガンガン走っていますから当然です。乳酸が蓄積するということはそれだけ高いパフォーマンスをしているということです。乳酸が蓄積しないような練習ではあまり効果はない。エネルギー供給形態からもその事が証明できます。長い距離をそれなりに走っていくというのを避けるようになったのはそのためです。

今回は少し最初にやろうとした内容と変わりましたが、かなり負荷がかけられたと思います。明日以降天気が崩れるようですからしっかりと走っておきたかったのでちょうど良かったかなと。良い練習が出来たと思います。バランスを取りながらしっかりと取り組んでいこうと思います。焦らず慌てず。まだまだやらなければいけないことはたくさんありますからね。
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スピード負荷をかけていく

2010-03-31 | 陸上競技
火曜日、少し風があり肌寒いかなという感じがありましたが日が照っていて暖かかったと思います。合宿が終わり、次に向けて全体で動き始めました。本来ならこちらから話をしてスタートというのが必要だったのかもしれませんが、あえて何も言わずにスタートしました。前日に自分達でミーティングをしていますからその取り組みが現れてくるはずですから。

練習はいつも通り。少しスピードを意識した練習にしたかったのでショートをしたあとにトゥトレを実施することに。これから新入生が入ってきて今の道具では若干効率が悪くなります。トゥトレの道具をもう1つ購入してもらうことにしました。待ち時間がかなり無駄になっていますから、その辺りをきちんと対処できるようにしていかなければいけません。出来るだけ短時間で回していきたいので。
今回はトゥトレとショートを組み合わせて数本走りました。引っ張ってオーバースピードを出した後にすぐ自分の力で走る。筋肉に刺激を与え、それを自分の意志で動かしていく。それがきちんとつながっていくことでスピードの向上につながっていくと考えます。速さに動きがついていかなければ走れませんから。

スピード刺激を入れた後にバトン走を。女子の4継に関してはオーダーを少しずつ考えていかなければいけません。すでに決まっているチームもたくさんいると思いますが、うちはまだ流動的です。チームの状態からしてもかなり良いところまでは行けると思っています。県の表彰台を狙える位置まで来ていると思います。2年連続で4継の中国を逃していますから今年はきちんと実力で勝ち取らなければいけません。12秒台の実力がある者がいますからここを中心にしっかりと4継にも目を向けていければかなりの力は出せると思います。マイルで戦うためには最低限のスピードが必要となります。きちんと取り組んでいきたいと思います。

その後は少しフリーにしました。短距離とハードルに分かれてスタートの確認とハードル練習としました。特別な動きをやるのではなく基本的な事の確認です。シーズンに入っていくにあたりもう一度しっかりと意識付けをしとおく必要があります。時間を与えそれぞれがしっかり自分の課題を明確にしておく事で専門練習の質が高まります。

ハードルで脚が合わないという選手をどうするか。このあたりは非常に難しいと思います。適応能力や調整力が高い者は何も考えずに合わせることができますが、そうでない者もいる。ここは選手を見ながら変えていくしかない部分です。スタブロを変えたりストライドを調整しながら合わせていきました。何とか形にはなりましたがもう少し時間がかかりそうな感じがあります。このあたりは判断しながらやっていかなければいけないと思いますね。

少しずつ準備を進めていきたいと思います。
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春の合宿に想う

2010-03-30 | 陸上競技
今回は私が見ている短距離は中国合宿に8人が選ばれました。他校の辞退者もいたため人数が増えたというのもありますが大人数で参加すると客観的な視点で選手を色々と見ることが出来るので今後の指導に活きてくる部分があると思います。来年度は山口県開催ですからその辺りも考えながら指導を見るように心掛けました。

師事している方から常々言われているのは「春の指導の難しさ」です。こういう合宿では指導する側が自分の型にはめてしまうのが一番怖いと思います。選抜合宿は数日間しか練習を見ることが出来ません。他県の選手を見るということになりますが、ほとんど大会で見たりはしていないのでその選手の特徴をつかむことは出来ていない状態からのスタートになります。
また、冬期を越えてきて今からシーズンインに入る大切な時期の合宿となります。数ヵ月間、目指す動きを身に付けるために繰り返し練習をしてきています。その段階だということを意識して選手を見ないといけないと思っています。ノーマルな動きではなくてもこれまでの動きを根本から覆すような指導は良くないのかなと思います。私のように指導実績もなく競技レベルもそこそこだった者が偉そうな事を言うなといわれるかもしれませんが、見ていて思っただけです。他の指導を否定しようというわけではありません。

実際色々な指導者と話をしている中で「これまでやってきた動きとは違うことをやって崩れてしまった」というのを聞きました。選手は素直に話を聞くので今までの動きと違っても素直に従って動きを変更するのだと思います。そして自分の良さを失ってしまう。情報の取捨選択がきちんとできるなら問題はないと思うのですが、高校生では難しい部分もあると思います。春先に崩れてなかなか戻らないという話もよく聞きます。指導する側も気を付けていかなければいけない部分かもしれません。

今回、カーブのハードリングで左リードの者はリード脚を外側に開くようにして爪先と膝を外転すると上手く走れると言われたようです。分かりづらい説明かもしれませんが、外に振られるのを防ぐために内側に力を使うようにするということです。うちの選手は不器用なため出来なかったのですぐに諦めたようです。なかなか難しい動きですからね。高校生の女子には少し(かなり?)難しいと思います。私はカーブのハードリングに関しては腕を使うように話します。こちらはそれほど難しくありません。技術的な部分は人それぞれですから私の説明では理解できない者もいると思いますが。

高校生レベルの指導に関しては基本的なモノが一番合っているのではないかと思います。特別な指導をしてもなかなか身に付かないと。短期間で一気に修正するというのは難しいですし、それぞれの学校でやっている内容があるでしょうからオーバーコーチングにならないようにしなければいけないと思います。

こういう合宿に行くと目新しいモノがいくつかあります。指導者の意図が分からないのであれば取り入れる必要はないと思っています。冬の中四合宿ではハイテクACで実践しているような動きをやっている所もありました。ミニハードルを使うため脚運びが良くないというのがありました。練習というのは「目指すモノがあってそれを身に付けるために何をするか」だと思います。練習手段が違うだけではないかと。根本的に動きの目的が違うのであればそれは高校生には適していないと思います。難しいですが。

「怪我をしないできちんと帰らせる」というのも大きな目的の1つになります。シーズンを棒に振ってしまうというのは選手にとっても辛いですからね。しかし、軽く軽くでは意味がなくなります。わざわざお金を払って合宿に参加しに来るのですからそれなりの収穫が必要となります。だからこそ現在の仕上がり程度の確認というのが大きな意味を持つのではないかと。インターハイを賭けた勝負をする相手が今どれくらいの力があるのか。それが分かるだけでも今後のモチベーションにつながっていくと。

この時期の合宿の難しさを感じました。色々な人に聞いてみたいと思いますね。考えさせられる合宿でした。
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色々と話す

2010-03-30 | 陸上競技
県外の合宿では出来るだけ他県の指導者と話をするように心がけています。大学つながりで話をするという指導者は私にはいません。私が知らないだけかもしれませんが、私の卒業した大学の先輩後輩は県外にはあまりいません。だから自分から図々しく話をしていくしかないのかなと。

合宿に参加する頻度が増えるとなんとなく顔見知りになる方が増えます。でも余程の事がないと話をすることにはなりません。懇親会で勢いで話をするようにしています。こういう場では強いですから(笑)。
今回は前回の中四合宿の懇親会で少し話をした岡山の指導者の方と話をすることが出来ました。夏に合宿をやるから一緒にやろうと誘われていたのですがいろいろなつながりがあって今後実現可能な感じがしました私が想うことも少しだけ話しましたがかなり意気投合しました。合宿終了時に挨拶に伺ったら握手をして下さいました。こうやってつながりが生まれていくというのはすごいなーと改めて思います。

また、鳥取の強豪校でうちのライバル関係にある学校の指導者の方とも話をすることができました。これも懇親会で図々しく自分から話をしに行きました。年齢的にはかなり上の方ですが話をしてもらうことが出来ました。鳥取の練習環境や学校での練習内容、チームの仕上がり具合などの話を合宿中にトータルで1時間以上は話したと思います。ご迷惑をおかけしているのかもしれませんが色々と話をして下さいました。面識がなければ何も始まりませんがこうやってつながっていくというのは大きな事です。

基本的に「話をする」と言っても私は「聞く側」に徹しています。普段の感じとは全く違います。県内の仲の良い指導者と話をするときは冗談半分で軽口を叩きながら話をするので「こいつは何なんだ」と思われる部分があると思います。別に弁解するつもりもありませんし、必要もないと思います。実際にそんな奴ですから。単に子供がワガママを言っているように聞こえる部分もあるとは思いますが、本気で言っている分けないのは相手には分かってもらえていると思っていますし、そういう相手にしか軽い話はしませんから。
少し話がそれましたが、とにかく話を聞くようにしています。師事している方と話をするときにも基本的にほとんどが聞く側です。それが大事だと思っています。実際はそこまで考えてはいませんが、話を聞いているともっと聞きたいと思うので次々に質問をしてしまいます。私が話をするようなレベルではないから話す必要がないという気もしていますが(笑)。聞く事で考えることが出来ます。相手がどのような意図で話をしているのかも分かってきます。一面的な理解にとどまらず相手の話の本質をつかむように心掛けて聞いています。自己満足なのかもしれませんが。

ある程度、中国地区でもチームは認識されてきていると思います。多分上位チームや選手はもっと先を見ていますから眼中にないのかもしれませんが、競合する種目にいるライバルチームはかなりうちを見てくれているなと感じました。特にそんな話があったわけではありませんが、そんな雰囲気がありました。今までは「どこなんだ?」というレベルでやっていましたが、この夏に向けてはある程度注目されているのかなと。マークされるまでいかないかもしれませんが、同じ組にいたら嫌だなと思うチームになっていきたいと感じました。それにより少し精神的に優位に立てますから。こういう部分の積み重ねがレースで大きなアドバンテージになるのではないかと感じています。

とにかく県外の指導者と話が出来るチャンスを活かしていきたいと思っています。名前を売るというのではなく単に色々と話を聞きたいだけですが。今回はコーチの方々とも話をすることが出来ました。少しずつつながりが出来ていく感じがします。小さな枠にとらわれずに大きな視点で見ていく必要性を感じています。そういう意味でも収穫は大きかったと思います。
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中国合宿最終日

2010-03-29 | 陸上競技
天候に恵まれなかった中国合宿、こればっかりはどうにもなりませんね。合宿最終日はメイン競技場ではちびっこマラソンが実施されていたため練習会場はサブトラックや投擲練習場等に分散していました。施設利用からしたらイベントが優先されるのは仕方ないかなという感じもします。鳥取ではその状況でも他の施設が充実していますからある程度は回すことが出来ます。すごいですね。

男子の400mHはファルトレク。様々な地形を利用して身体を動かし続ける練習です。専門的な練習というよりは総合体力を上げるような練習です。前日と同様にうちの選手は集団の後ろのほうになんとかついていくという感じでした。本人とも話をしましたがスピードやハードルでは大差を感じないようですがこの辺りの部分での差を感じます。冬期ではかなりの事をやっていますが、それでもなかなか差が詰まりません。戦えそうな手応えはありますが、3本きちんと走るという部分でどうやっていくのかを考えていかなければいけません。

男子の短短は何とか最終日の練習には参加できました。無理をさせる必要は全く無いのですが本人の強い要望があったため走らせました。技術的なものというよりは力関係の把握というのがメインですから走らないと分からない部分があります。10m+50mの加速練習で他県の選手と一緒に走り互角に渡り合えたといっていました。11秒0台の選手ですからうちの選手も走れるようにはなってきている感じはあるようですが、県内の3人はかなり強いと感じたようです。10秒8台で行きそうだと話していました。まずは県内での戦いが激化しそうです。加えて生まれて初めて300を走りました(笑)。これまで練習では最長で150mしか走っていません。苦しい中でそれなりに走れたと思います。37秒台で入りましたから悪くはないと思います。まー最初で最後の300mだと思いますが(笑)。タイプ的に長い距離は向きません。これからはしっかりと質を上げていきたいと思います。

女子400mはフリーアップの後、(600-400-200)、(500-300-150)、(400-200-100)のテンポ走。普段やらない距離ですしやらない距離とリズムですが良い経験となります。持ちタイムで分けられたのでrinaだけが1組目。最初の600mはスタートの並び順が決まっていたので後ろのほうに置かれて走りにくいようでしたが、2本目以降はオープンになったので先頭で走っていました。あくまでテンポなので力関係の把握は難しいですが走れるようになってきているのは間違いないと思います。58秒前半の走りが安定して出せるようなレベルになってもらいたいですね。他の3人は2組目に入っていましたがうちの練習会のようになっていました(笑)。うちの400m組はスピードタイプではありません。周りからみたら脅威は感じないかもしれません。800mに対応できる選手が多いですから決勝までの消耗戦でも戦えると思っています。力的にも上がってきているとは思いますが課題もあります。

女子400mHはフリーアップの後、REST15分で400mHを実際に3本走りました。トライアル形式ですからベストタイムと比較しても意味はありませんが、トータルで走る経験というのはなかなかありませんから今後のレースを占うためにも他県の選手と走るというのは大切かもしれません。
akaneは全く走れませんでした。前半から自分の走りをすることができずにバウンディングのような走りで17歩で押していくような感じでした。スピードタイプがこのような走りをしている間は絶対にタイムは上がりません。これまでこのような走りの練習をしたことはありません。3本とも自分らしさを出せずに終わりました。何をやっているのか…。このような部分を克服しなければインターハイには届きません。課題が残ります。
mikiは昨年も同じ形式で合宿をやっています。その時は73~74秒かかっていたと思います。今回は1本目から69秒台で安定して走っていました。昨年62秒3で走っていた選手も69秒台でしたからかなり力がついてきている感じを受けます。2本目は69秒0。この時点で参加選手の中でトップでした。3本目は昨年インターハイに出場した選手と一騎討ち。相手も「負けられない」と感じていたようです。タイムは相手が67秒台、mikiが69秒3で2秒近く差をつけられましたが、手を本気にさせるレベルまできたと思います。

合宿を通じて課題と成長を感じることができました。天候には恵まれませんでしたが、力がついてきていることは実感できました。他にもかなり思ったことがありますがこれはまた別に書きます。色々疲れました。
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中国合宿3日目

2010-03-28 | 陸上競技
中国合宿3日目、前の2日間と違って天気が持ち直しました。一気に気温が上がった感じがあります。しかし、前日までの寒さにより男子が1人体調を崩してしまいました。微熱があり少し頭が痛いということで大事をとって休ませました。無理をする必要はないので。本人は身体を動かしたいという気持ちがありましたが今後のことを考え我慢させました。悪化させて他の方に迷惑をかけるわけにもいきませんからね。

午前中の練習は女子400mが鳥取砂丘に行ったので少しだけ練習を見に行きました。鳥取砂丘に行ったことがないというのもあったので(笑)。私が着いた時には8の字走をした後でした。同じ場所を走り続けたので遠くから見ても分かるくらい跡がついていました。砂丘の関係者(?)から注意を受けたようで場所を変更していました。私はそれについていく元気はなかったので少し砂丘を歩いてから競技場に戻ることにしました。よって走る姿は全く見ていません(笑)。何をしに行ったのか。

戻ってから他のパートの練習を見ようと思ったら全てが終わっていました。男子が300mHをやると聞いていたのでもう少しやるのかと思っていたのですが。同様に女子の400mHも終了していたので結局何もみないままでした。それはそれでいいかなという感じで。

午後からは男子400mHは様々なバリエーションの持続系の練習をしていました。全身持久力を高めるような練習で、ハイスピードのジョグを繰り返すという感じでしょうか。広島や岡山の選手はかなり強かったですね。この辺りの差もレースには影響しているのかもしれません。考えないといけませんね。
女子の400mHは寒かったため補強とハードルを跳ぶのを繰り返していました。少し遅いスピードでハードルを越えていたので少し動きが崩れてしまっている感じがありました。akaneはスピードを生かした走りをしなければいけないのですがバタバタ走る動きになってしまっていました。ゆっくりだからリードの降り下ろしに意識がいきますから普段よりリードの動きが速くなります。ちょっと嫌な動きでしたね。後で指摘はしましたが。速く走ってきちんとリズムを作ったほうがいいんですけどね。この辺りは練習の意図もあるから外部からどうこう言うべきではありませんが…。本人が意識して動くべきですね。

女子400mはひたすらサーキットをやっていました。2時間近く補強中心のメニューでやっていました。やはり基礎的な練習が必要となりますね。ここは大切な部分かなと。補強をしては走るという繰り返しでした。この辺りは強いと思います。

本人達も課題を見つけながら取り組んでいたようです。情報の取捨選択をしながらしっかりとやってもらいたいものです。
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中国合宿2日目

2010-03-27 | 陸上競技
合宿2日目、朝からかなり雨が降っていました。そのうえ寒い。どうも周南市は晴れていて外で普通に練習できるという話でした。この時期の山陰はやはり寒い。午前中の練習はほとんど室内でやることになりました。外では無理。少し持ち直すかなと思ったら強風&雪かみぞれかわからないモノが降り始めてきました。これにより午前中はほとんど走れず。

午後からは寒かったですがそれなりに天気が回復したのでどのパートも外で練習をしていました。技術的な練習も必要ですがこの時期ですからいきなり動きを変えていくというのは不可能ですし、崩れます。どちらかというと他県の選手との力関係を把握するという意味合いが強いと思っています。技術的な事の比較というよりは仕上がり状況であったり、走力みるという感じです。
400パートは500から下りていくテンポ走。500はマックスでそれ以後は設定に従って走るというものでした。rinaは1組み目に入れてもらっていましたが、明らかにアップ不足。ウインドスプリントをスパイクで1本程度で終わっていました。この寒さでこれでは動きません。もっとしっかりとスピード刺激を入れていくべきです。結局身体が動かず500mでは先頭集団に置いていかれてしまいました。それ以後のテンポは問題なくついついけていましたが最初がいけません。2セット目は500は2番目でフィニッシュしていましたさタイムが上がっていました。もったいないですね。復調の兆しが見えたのでいいかなと。
他の3人は2組目に入っていました。こちらは集団で走っている感じでした。昨年60秒1位で走っている選手と良い勝負をしていましたからこちらは合格レベルでしょうか。まだスピードが足りないなという感じです。

400mHは少し足長を詰めて3台目まで。ひたすら繰り返していましたが左リードのmikiは右手の使い方が悪く身体がブレます。ハードリング自体はかなり良くなってきていますがハイスピードのカーブではこういう部分で差が出ます。改善の必要あり。akaneは身長もスピードもあります。見ていて踏み切りが近いため少し身体が浮いてしまっていました。遠くから踏み切るように意識させましたが、ハードル間を詰めていたようですから仕方ない部分もありますが。振り回されて身体がブレる部分もありますからコントロールしていかないといけません。参加選手の中ではかなり上位ですから良い動きに見えます。1人62秒台がいますからこことどう戦うかが大切になってきます。3日目以降しっかりと勝負をしてもらいたいですね。

男子400mHは200mHをやっていました。こちらは自分よりも強い選手と競り合いながら走っていました。本人の話によると全体の6番目位だったようです。まずまず走れるようになってきていました。上半身がバラバラになるので指摘をしましたが改善されて抑えられるようになったようです。あとは走力を上げていく事が課題になります。

他県の先生ともかなり話をしました。これはまた書きます。ひとまず2日目の内容です。
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中国合宿始まる

2010-03-26 | 陸上競技
春の中国合宿が25~28日に鳥取の布勢の競技場で開催されます。今年の中国大会が行われる場所ですから慣れるという意味でも貴重な経験だと思います。今回はうちからは短距離と投擲で10人選ばれています。部員のほとんどが合宿参加ということになります。

朝7時に徳山を出発してひたすら鳥取に向かいました。ずっと移動して到着は12時半過ぎ。昼食を取って競技場についたのは13時20分前後でした。いやー長い。岡山と鳥取の県境の辺りでは雪が降っていました。3月末に雪が降るとは…。天候不良がかなり続いています。おかしな天候です。

練習自体は雨のためほとんどが身体ほぐしのレベルで終了。この天候では仕方ない部分だと思いますね。天候が悪いのでそれぞれがいろいろな場所で練習をします。なかなか全てを見ることは出来ません。春先ですから指導に関しては色々と大変なことがあると思います。各校の流れがありますからそこを大きく崩すことはできないと思います。気にしていたら指導はできないとは思いますが、来年は山口引き受けですからその辺りもついつい考えてしまいます。

とにかく雨が降る。困ったものです。その中でも自分の競技パフォーマンスを向上させるものをつかんでもらいたいですね。遊びに来ているわけではありません。鍛えに来ているわけでもないと思います。冬期でやってきたことをうまくシーズンに結びつけて行くために来ています。感覚を磨くための機会だと思います。良い刺激をもらえたらと思いますね。
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細心の注意を払う必要性

2010-03-24 | 陸上競技
先日から練習量をかなり上げていました。先日ogawa先生と話しているときに「kanekoさんがかなりやったという位だから本当にかなり走ったんでしょうね」と言われました(笑)。かなり走りました(笑)。冬期も練習量の増減をしながらもかなり走ってきました。これくらいやらないと目標には近づけないという気持ちでやってきました。

その中で身体が動かなくなっていく時期がありました。練習量が増えるということは筋肉にダメージを与えることになります。筋肉の損傷がありますからそこからの出血がありますから貧血症状につながっていきます。貧血の可能性を感じて「動かない」と思ったときは必ず病院にいって検査を受けてきました。その時に血清鉄の値が低ければ対応するという形でやってきました。これは師事している方から常々言われている事ですから忘れずに実行してきました。

2月から3月にかけてかなり走れるようになっていた者が、高負荷をかけたあとに本数が持たなくなってきました。疲れもあったとは思いますが3本くらいは維持できるのですがそこからスピードが激落ちしてしまって全く走れなくなる事が2度続きました。すぐに病院に行きましたが結果を聞きに行く前に記録会を迎えてしまいました。行けないことはなかったはずですが、確認をしたら行っていませんでした。もう少し私が早い段階でチェックをしておけば良かったかなと感じています。

昨検査結果を聞きに行ったようですが血清鉄の値が前回の半分になっていました。それでも平常値の範囲内には入っていましたが少し低くなっているのは気がかりでした。しかし、更に問題がありました。白血球の値が尋常では無いくらい上がっていたのです。これまでCPKの値は気にはしていました。筋肉の損傷度合いを表す値ですが、走り込み等をしたあとは基準値ね上限の3倍くらいの数値を示します。ちなみに私はこの値が2000以上になって病院から電話がかかってきて「大きい病院で精密検査を受けてください」と言われたことがあります。身体に負荷をかけすぎて歩いただけで激痛が走るくらいの足の状態でした。触れただけでも痛かったですからね。吐き気がする位具合が悪かったですから。

選手の値は私の4分の1程度でしたがかなり高い値です。ここを見逃すと貧血や慢性疲労の状態になっていきます。かなり大事な要素だと思います。まー自分の身体がそういう状態になったからCPKの値というものに注目をするようになっていきました。
今回はその値が高いだけではなく白血球の数値がかなり高い値を示していました。これがどういう事なのかよく把握できなかったのですぐに師事している方に連絡を取って確認をしました。白血球の値は体内の炎症反応を示すものであり風邪を引いたり、切り傷などの怪我などがあった場合そこから細菌などが入ってこないようにするために上がっていきます。盲腸等では1万という数値を基準として薬で散らすか手術をするかを決めるようです。今回はその値を軽く上回っていました。保護者の方も心配されておられたので大きい病院に行って検査を受けてもらうことになりました。目に見えない部分ですから不安になります。

精密検査を受けに行ってもらいましたが今回はかなり白血球の値が下がっており、前回検査の3分の1、完全な平常値でした。一先ず安心です。
考えられるのは検査に行った時は「走れなくなってきている」からです。その時の体調としてはあまり良い状態ではないと思います。これがきちんと走れる状態であったら正常値だったかもしれません。予測の域を脱しませんが。CPKが高くなっているから身体が動かないのか、白血球が増えてきているから身体が動かないのかは現時点では分かりません。しかし、その状態が続けば慢性疲労の状態となりパフォーマンスが低下してしまいます。見た感じで動いていないと思えば練習量を落とします。それで調整をしますが、きちんと血液検査を受けることで数値として表れるので判断の参考になります。大切な事かもしれません。

選手の体調を把握するためにも1~2ヶ月に1度は定期的に検査を受けていく必要があると思います。こちらが細心の注意を払っていかなければ手遅れになるかもしれません。今年は勝負の年ですからきちんと確認をしていかなければいけません。今回の事で選手との関わり方について考えさせられました。完全に任せているわけではありませんが、こちらが主導権を握りながらやっていく事がもっと必要になる部分かもしれません。

まだまだ気を配らなければいけないことがたくさんあります。日々勉強していかなければいけません。
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卒園式と関わり

2010-03-24 | 陸上競技
今日は真ん中の息子の卒園式でした。ここ数年いろいろあって幼稚園の行事にはほとんど参加していません。年少の運動会だけは国体から帰った翌日だったのでなんとか見に行く事が出来ましたが、それ以外は全くといって良いほど参加していません。申し訳ないなと思いますが試合等の関係で行くことができません。見るのは後日ビデオで見るだけ…。

そのためせめて卒園式くらいは見に行きたいと。結局一番下の息子の世話をしないといけないので式自体には参加できませんでしたが、教室での最後の場面には立ち会えました。返事をして卒業証書をもらいに行く姿はきちんと見ることができました。一生懸命に返事をしているので何だか嬉しかったですね。

今回は縁がありうちの高校の卒業生が私の息子の担任でした。私が赴任したときの2年生でしたが、私の事も知ってくれていましたからなかなか複雑な感覚でした(笑)。卒業生の晴れの舞台と息子の卒園式が重なるのでぜひ見に行きたいと思っていました。成長をみるという意味では2人の成長を感じましたから非常に貴重な時間だったと思います。

あっという間に小学生になります。私との関わりが少なくてもいつの間にか成長していきます。感慨深いですね。ひとまず感情を記しておきます。
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