テスト期間中の練習について。ここについて触れようと思っていたのに話がそれていました。書こうと思ったら色々と話が飛ぶ。いつものことですが。
今回のテスト期間からメニューの部分を少し変えました。このことは前の記事に書いています。実際に前のメニューも書いておきます。毎回変えるというのではなく「3パターンのローテーション」というのは同じです。メニューを毎回変えると時間がかかるので。
Aメニュー
「バランス系」
「体幹補強系」 種目間はジョグ(有酸素系) 20分
「加速段階T走」 出力を上げて重心移動を作り出す 実施距離20m
「TDM走」 60BT-60T-60DM-60m 2サイクル
Bメニュー
「BCT」
「シャフト補強」 30m 6種目ずつ
「スイッチング&片足スキップ」 B持ち×1ずつ DM持ち×1ずつ なし×1ずつ
「合流走」
「60mバトン」
Cメニュー
「軸系」 2人1組で実施 身体のラインを意識
「瞬発系シャフト」
「ハードルジャンプ」 瞬発系 一瞬で力を発揮して身体を浮かす 空中で重心移動
「片足キップ走」 50m 1本目:B持ち 2本目:DM持ち 3本目:なし
「チューブドリル」 シザースの動きをチューブでコントロール 空中でのタメ 速いリズム
「10バトン」
「25並走」
「走練習」 120-120-90
大きな流れとしては変えない。Aメニューに関しては大きく変えています。ここが一番「予備負荷」と「走練習」の繋がりが生まれてくるかなと。他の補強メニューもこれまでと変えています。種目を変えるのではなく「セット数」を、これまでは「補強は大切」という感覚でやっていたのでここは外せないなと思ってやっていました。
が、しっかりと考えていく中で優先順位が違うという部分が浮き上がりました。補強は絶対必要だと思います。それは「補強」という意味合いではなくです。考え方が難しいのですが。「予備負荷」としての「補強」にしたいなと。時間があれば2サイクルやっても良いと思います。が、1時間しかない練習の中で「補強」に大きな時間を割くというのは「主たる目的」に向かうには弱いかなと。
走るための「準備」としての「補強」にしたいなと考えています。これまでの練習は「補強をする」ということに重きが置かれていました。「筋力を上げる」という部分がメニューに出ていると思います。
あとは「枝葉」の部分があるかなと。チューブシザースなどは「膝の引き出し」と「重心移動」を生み出すための練習です。しかし、その前段階をしっかりとやる必要がある動きがあるのではないかと。時間があるなら「時々必要」かもしれませんが「絶対に外せない練習」ではない。
補強のサイクルを増やすのではなく「必要な刺激」として配置する。2学期の中間考査時は「補強をする」ことに重きが置かれていました。走りに繋がる補強になっていなかった。補強をした後に走ることで「走りにつなげていく」と考えていましたが、実際のところ「補強」と「走り」の融合が十分にできていなかったのではないかなと思います。
前の記事と見比べてみるとその辺りの差があるのかなと。この練習自体が悪いというのではなく「改善の余地があった」ということです。自分の中で一本のラインが出てきたのでそれに合わせてマイナーチェンジをしていきたいと考えています。
この違い。なかなか分かりにくいですね(笑)。とにかく考えます。何がいいのかを判断していきたい。常に最善を尽くしたい。やりたいことをどのように組み込むか。
楽しいです。