kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

伝わる日がくるか

2019-05-31 | 陸上競技
県総体の振り返りが十分ではないですが。今はそこに留まっておくわけにはいかないと思っています。通常であれば県総体の翌日は休みにしています。が、今は休む時ではない。そう感じていました。
 
 
火曜日は日課変更が入っていて午前中に3時間授業。昼から出張。かなりハード。その合間に日誌に目を通しました。今回の県総体で何を感じたのか。それを知りたいなと。色々なことが記してある者もいました。悔しさやNaへの想いを書き記す。こういう部分が必要だと思っています。
 
 
が、何人かは「補助員を頑張った」と書いている。出発係の仕事をきちんと出来た。時間を守って集合できた。いやいや、そこではない。何のために県総体に来させたのか。ここまで来て自分が仕事を頑張ったという日誌になるのか。県総体の時には基本的な私の部署で補助員をさせました。私の目の前ですから当然のように仕事をする。地区委員の仕事としてサブトラックの練習会場の準備もあるのでそこもやるように指示をしていました。私も付いていました。
 
 
表面的な部分ではテキパキ動きます。他の学校の先生からは「よく動きますね」という言葉かけをしてもらいました。いやいや、これは考えて動いているのではない。きちんとやらなければ私から指導されるから動いているに過ぎない。ここはかなり難しい部分です。0.2秒の話をしたにも関わらずその事に関しては一切触れず。自分のこととして捉えられないのだと思います。
 
 
火曜日の練習前にNaに少しだけ話をさせました。私は話す内容を示さずにです。入学当初の頃の話をしていました。当時の3年生の話。特別強い選手はいませんでした。が、競技に対する想いはかなり強かった。男子が全体をしっかりと引っ張ってくれて組織として動いていました。だからチームが機能していた。それがいつの間に崩壊していた。男子に変わってほしいと直接的に言葉にしていました。
 
 
先輩たちと一緒にリレーを組みたいと思ってずっとやってきたけど怪我ばかりしてそれが果たせなかった。1年生の時からきちんとやっておけばよかったという後悔。3年生になって「勝ち取った」とはいえないがリレーを走ることができた。ずっと力が出せなかったけど最後のリレーできちんと走ることができた。決勝に残って走ることしか考えていなかったので準決勝で落ちてしまったことを受け入れることができなかった。
 
 
こういう言葉の端々に現れるものをどれだけの者が感じ取ることができるのか。
 
 
私からも少し話をしました。これも分かってもらえないかもしれないのですが。前任校の県新人での出来事。翌年に初めてインターハイに進んだ時です。2年生が男女合わせて6人いました。400mを中心にやっていた時期。2年生の中で5人が中国新人に進みました。中学時代は誰も中国大会に進んでいません。それでも6人中5人が中国新人。その時キャプンテンだけが中国新人に進めませんでした。涙を流して悔しがっていました。「私だけ弱いから中国新人に進めなかった」と。
 
 
県新人では3位までしか中国新人に進めません。かなりハードルが高い。人数が少ないチームでは出場者がいないというのもある。その中で「弱いから自分だけ進めなかった」と涙を流す。中国新人に進むのが当たり前だと感じていたからだと思います。特別なことではなく「みんなが行くのだから私も行くんだ」という感覚の中で練習をしている。
 
 
去年インターハイに進みました。しかし、実際に走ったのは1人だけ。他の3人に引っ張ってもらってインターハイに届いたという部分が大きい。女子は一緒に行っていましたがその厳しさを実感するほどの事ができなかった。個人で中国大会を経験した者もいません。ここは危機的だと思っています。中国大会が「特別なもの」になってしまうからです。最大目標が中国大会になる。いやいや。
 
 
hoshoに赴任した時に「インターハイ」を常にくちにしていました。何人かは「この人には付いていけない」と感じていたはずです。県大会のアップでメイン競技場で走るのが怖いと言っていた時期です。雲の上の話というだけではなく夢のまた夢という話だったと思います。その中で本当にインターハイに進めると周りもその気になる。環境や雰囲気というのは大きい。そこに本当に必要な指導が入れば選手は大きく伸びます。信じられないくらいの力が出せる。
 
 
この話は本当に伝わるまでに時間がかかると思います。受け止めるだけの資質が育っていなければいけないからです。少なくとも県総体に行って「補助員を頑張った」という感想しか示せない間は遠過ぎる話になると思っています。
 
やるしかない。そう感じました。もうやるしかない。考えることを求めています。それができないのであれば別のやり方も考えなければいけない。強く感じました。
 
 
また書きます。
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目の前にあるもの

2019-05-30 | 陸上競技

思うことを。

 

これまで「選手に恵まれている」と言われることがありました。ある程度力がある選手がチーム内にいてくれるというのは大きなことだったのだと思います。それは私自身の指導ではなく「本人の持っている力」による部分も大きかったのだと思います。勘違いしているつもりはありませんが。中学時代に実績がなかった選手がある程度県で活躍できるようになる。それは指導の方向性が保てていたからだと思っています。

 

この数年でスプリント系の指導に関しては一定水準に達したと思っています。これも分かってもらいにくいと思いますが。技術的な部分であったりスプリントに対するアプローチは自信が持てるようになっていました。それなりに力がある選手がいてくれれば技術的な改善をしていくことで結果につながる。それを数年間で実感していました。

 

が、そこに大きな落とし穴がったと思っています。ある一定水準の選手であれば「身体づくり」と「技術指導」で対応ができる。それなのにここ数年は「身体づくり」の部分が明らかに疎かになっていました。トレーニングの量が減っていたと思います。普通のチームからすれば「多い」と言われるのかもしれませんが。どこの水準を目指して「身体づくりをするのか」によって大きく変わってくると思います。前任校で本当に無名な選手がインターハイに進んだ理由。そこをいつの間にか忘れてしまっている。見逃してしまっている。

 

前任校で0からチームを作っていた時、「補強では県内のどこにも負けないようにする」というのがテーマでした。走力では勝てないかもしれない。しかし、補強の強さでどこよりも強いという自信があれば必ず結果に繋がっていくという考え。マイルでインターハイを狙っていた時には「中国地区で一番補強をするチーム」を目指していました。

 

もちろん、その負荷に耐えられるだけの「想いの強さ」があったから成しえたことです。単純に補強をするというだけではそこまでは届かないからです。競技力を上げるために何が何でもやる。苦しくても補強を乗り切る。そういう部分がありました。

 

同時に「スマートな練習」が増えていました。これまでいた選手が「量を走る」というのを嫌がっていました。以前の私であればそこまで選手の意見を聞かないようにしていた。どうしても「易きに流れる」というのがあるからです。走り込みといえるような練習はほとんど皆無。そのスタイルは「ある一定水準の競技力」の選手にはあっているのかもしれません。しかし、本当の意味で「普通の選手」には足りないと思います。ある程度量を追う中で分かってくることもある。それを避けていた。自分自身の甘さが顕著に出ていたのだと思います。

 

補強も足りない。練習量も足りない。その中で「柱となるもの」が持てなかったと思います。13秒7の選手が13秒02になった。確かに記録的には伸びています。しかし、「戦える水準」には達していない。100mなどは「才能種目」ではあると思います。練習をしなくても記録が伸びていく可能性がある。しかし、「普通の選手」であればそれは期待できない。13秒02で満足するのではなくこの水準を「12秒5」にもっていかなければ勝負にはならないのです。

 

それで本当に戦えるのか。人数が少ないから仕方ない。そんなことを自分の中で「逃げ道」にしていなかったか。本当に「仕方ない」のか。伸ばせる部分をきちんと伸ばせていないままここまで来たのではないか。そう感じました。

 

もちろん、選手の性格的なものもあります。意識的なものもあります。扱いが難しい選手もいる。こちらの考え方が伝わらない選手もいる。それも踏まえて「指導」だと思っています。私自身に「覚悟」が足りなかったのではないか。そうであればもう一度「原点に返る」という部分が必要なのではないか。

 

技術的な練習を一切しなくても「速い選手は速い」と思います。専門的な指導を受けられなくても速い。その現実を受け止めながら今から何をするのか。うちにしかできない練習スタイルがあるのではないか。それを見失っていないか。自分自身の指導の方針はどこへ向かっていたのか。本当に考えさせられる数日間でした。

 

弱いのは選手ではない。私自身だと思います。どれだけ悔やんでも時間は帰ってきません。そうであれば今の私に何ができるか。そこは大きな話だと思います。以前、mihoが中国大会の準決勝で敗退して「先生、ごめんなさい」と泣き崩れたことがありました。その時誓ったことがありました。「選手がこんな涙を流さないですむようする」ということ。今回、また同じような想いをさせてしまった。情けないですが変わらない事実です。

 

こちらも覚悟を決めたいと思います。このままでは何も生み出さない。強く思います。

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何を感じるか

2019-05-30 | 陸上競技

思うことを。

 

県総体を終えました。力が出し切れたか。それは分かりません。できる限りのことをやってきたつもりですが本当にできたかどうか。競技に集中できる環境を整えることができなかった事実。どれだけ話しても「こちらの想い」が伝わらない現実。それを言い訳にするわけにはいかない。分かっています。が、本当にやり切れない思いがありました。

 

2か月間書き続けている。ここには書けないようなこともたくさんありました。競技に集中できない環境がある。全員加入という部分の弊害。「自分のやっていることは正しい」という思い込み。私は常に自分のやっていることを疑っています。本当にこれでいいのか。間違っていないか。これを気にしながらやっていかなければ人間としての成長はない。

 

支部大会が終わってもう一度作り直そうという段階で大きな停滞を生みました。競技に集中すべき時期に全く違うことにエネルギーを使う。「これからやるぞ」というところで雰囲気っが一気に弛緩しました。それによりほぼ崩れかけていた部分が完全に崩壊。チーム内で「温度差」が明確になる。この部分を立て直すことができなかったのは大きな痛手だと思っています。

 

県総体の2日目が終わってから「弱い」という話をしました。「よくやった」と言ってい上げたい部分もあります。選手が力を出したことには間違いないのですから。しかし、どれだけ話をしても変わり切らない部分があったというのも事実。声を出して雰囲気を作る。それを2年生男子ができない。女子も気が付けば自分のことを中心にしてしまう。更に女子が指導しても全く変化が見られない1年生。こういう部分も含めて「弱い」という表現になります。ほかの人にも聞かれる状況だったので「批判」や「クレーム」が来る可能性はありますが。

 

最終日に話をしました。私が一番嫌いな言葉を使いながら。これも最近blogに書いています。「頑張る」というあいまいな言葉。これを使っている間は本物にはならないと思います。中途半端な表現なのです。過去の自分と比べて「やっている」という話ではない。本当に必要な努力ができるのか。「真面目」だといわれる選手が「自分は真面目だとは思わない」のと同様、「必死になっている者」は「自分が頑張っている」とは思わない。全力でやっていることが自分にとっては「当たり前」だから。自分はこんなに頑張っているのに結果が出ないという感覚は持ちません。

 

ありがちなのは「頑張ることを頑張る」という状況。自分たちはこんなに頑張っているのだからという雰囲気に酔う。そこからは何も生み出さない。やっているという事実に満足してしまった本来目指す部分を見失ってしまうからです。そのことも何度か口にしてきましたが私自身チームを変えるまでには至らなかった。

 

我慢する。これも練習の時にしっかりとやっておくべきだと思います。県選手権の前後に「疲れている」「足が重い」という言葉がチーム内にありました。そこまで追い込んでいなかったと思います。それでも「重い」という言葉が何度となく出てくる。それは本当にチームにとってプラスなのか。「今日は全然走れない」と公言する。それによりチーム全体の士気も下がる。中心になるべき選手がマイナスな発言をすることで周りも不安になる。そういう負のオーラが漂っている状況でどれだけ練習をしても質が上がるわけがないのです。それが分かっていたのか。

 

「重いから走れない」という考え方ではなく、「どうすれば走れるのか」を考えていくほうがチームにとっては間違いなくプラスです。感情的になったり不平不満を言い続ける選手がいれば間違いなくチームは進みません。そういう選手は自分自身の行動に気づかない。分からないのです。それが分かるようにならなければいけない。

 

感じ取らなければいけません。組織力。普通であれば組織は少しずつ積み上げていってよくなります。それが出来なかった。そこに問題はある。昨年、活躍していたいチームが一気に活躍できないというのはそこに至るまでに問題があったのだと思います。私自身のチーム作りの甘さが出ていたというのもあると思います。情けない限りですが。

 

組織の見直し。必要不可欠だと思います。指導に関してはまた別に考えていきたいと思っています。また書きます。

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最後まで足掻く

2019-05-30 | 陸上競技
断片的な内容になってしまっていますが。記録として残しておかなければいけないと思っています。
 
 
1日目に4継で9番目。他地区であれば予選さえ通過しない記録ですが今のうちのチームとしては最大限のことができたのかもしれないと思っています。世の中はそれほど甘くない。うちに残されたのは女子100mと200mのみ。戦えるレベルまでまだ達していないのは分かっていましたがそれでも最後の最後まで足掻いてみようと思っていました。
 
 
Saは春先に追い風参考で13秒02を出している。12秒8まで行けば可能性がある。Toも13秒2を出していましたから何とかならないかという部分。安定感はどちらもありません。この数ヶ月、Toは負荷をかけると動けなくなるというのが何度も何度も続きました。ここに関しては考えなければいけない部分だと思っています。
 
 
予選でSaが13秒02。公認記録としてはベストです。それでも着順で準決勝には進めず。前半の遅れが大きい。Toは前半良かったものの中盤から進まず。13秒25。今回はプラスのタイムが13秒10を切らないといけないという状況。かなり厳しかったと思います。予選で記録が出すぎました。
 
 
Saの準決勝。スタートは予選と比べてまずまず。それでも遅れていましたが。後半驚異的な追い上げを見せました。タイムは13秒02。全体的にタイムを落としていく中で予選と同じタイムというのは大きな事だとは思います。世の中は甘くない。これくらいのタイムでは決勝には残れませんでした。12秒98までが決勝進出。たらればの話にはなりますが、1組目は+1.8、2組目は+1.3。同じ条件だったら12秒台に入っていたかもしれません。負けは負け。認めなければいけない。
 
 
Saは中学時代のベストが13秒72でした。それが13秒02まできている。成長はあります。中学時代は予選通過さえしたことがないと思います。それでもここまでこれた事は評価できるのかなと感じています。しかし、結果的に9番目のタイムで決勝に進めない。やはり力が足りないのだと思います。
 
 
同時にToはうまく走れない。Saが走れていて自分が思い通りに走れないというのは精神的にもキツイと思います。中学時代や入学当初と比べるとかなり成長しています。ある程度我慢ができるようになっています。しかし、上述のように練習中ち動けなくなることが多々ありました。焦りからくるものだと思っています。何とかしてあげたいとこちらもあがきます。日程終了後、かなりの時間をかけて話をしました。面白くないと感じる部分が多いと思います。それでもやるしかない。ここで投げ出してしまう事は出来ない。19時過ぎまで話しました。こちらも自分をコントロールしながら。
 
 
最終日。Toには話に来るようにと伝えていましたが来ませんでした。ここがコントロールできるか。こちらも我慢しながら対応しなければいけないと思っています。200mは棄権してもいいと伝えてはいました。今の状態で走るのは難しいかなと感じていたので。しかし、見てみるとアップをしています。レースは思ったように走れない。28秒8。やはりレース後に動けなくなりました。こちらは落ち着かせる事しか出来ない。本人も苦しいと思います。どこかに解決の糸口があると信じています。
 
 
Saは前日のレースの流れからして200mにほんの少しながら可能性があるのではないかと感じていました。後半型です。きちんと維持できれば。200mのための練習は一切していません。最後までスピード維持ができるかどうかさえ危うい。それでもなんとかなるかもしれないという淡い期待。予選で26秒82でした。初めての26秒台。少しだけ可能性が。
 
 
準決勝は前半からスピードに乗れず。27秒23かかりました。1組目は向かい風が強かったためプラスの2番目でギリギリ決勝へ。ほんの少し、ほんの少しだけ繋がりました。決勝に向けて整体をしてもらって身体の準備をする。あとはやるしかないという感じです。
 
 
準決勝の反省を生かして前半から行けるところまでいく。そこだけを求めました。ある程度のところで競り合っていました。一番インレーンでした。隣のレーンの選手と競り合い。間違いなくここが6番目争い。完全に並んでいます。ほぼ同時にフィニッシュ。どちらが勝ったか分からない。何人かの先生方は「勝ったやろ?!」と言ってくれていました。が、結果は0.01秒差で7位。負けていました。これにより中国大会出場は果たせず。現実は甘くない。突きつけられました。
 
 
中学時代28秒台だったSaが26秒台を出す。決勝に残って中国大会争いをする。この事の意味は分かる人には分かってもらえると思います。これまで全くの無名。誰も知らないのではないかという選手がある程度の結果を出す。周りからの評価ではなく私自身この子達に対して評価しています。これまで勝てなかった選手に勝っているのですから。
 
 
負け惜しみに聞こえると思います。中国に行けなかった事実は変わらない。しかし、こういう部分で選手は間違いなく力を付けています。進んでいる。それを認めていく事で変わっていく。普通の選手がある程度戦えるようになってきているという事実。目立ってはいないですがここは大きな事だと思います。足搔けるだけ足掻いた。しかし、それでは届かなかった。これが現実。
 
 
受け止めていかなければいけないと思います。力が足りない。それでも0.01秒のところまできた。たった0.01秒ですが大きな大きな0.01秒でした。
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申し訳ない

2019-05-29 | 陸上競技
県総体でリレーの準決勝落ち。これは指導してきてほとんどなかったと思います。指導を始めて3年目からはずっと中国大会には進んでいました。リレーで決勝に残れなかったという記憶はありません。そういう部分で自分の中にも慢心があったのではないかと思います。最後は何とか出来るのではないかと。
 
 
実際問題、力不足はありました。それでも何とか出来るという気持ちはあった。51秒46。去年より3秒落ち。それは選手が入れ替わったからだけではないと思います。県代表レベルが3人いた昨年と単純に比べられるわけはない。が、その間にチーム自体が育っていなかったという事実はあると思います。
 
 
必死に練習してくれた選手たちには本当に申し訳ない気持ちしかありません。自分自身を責めて何か生まれるわけではない。それも分かっています。しかし、足りない部分があったのは確か。
 
 
この2ヶ月間、競技の指導をする以前のことが毎日のように続いていました。練習をする前段階で何度も何度もストップする。これはblogにも書いています。このことを言い訳にするつもりはありません。他の部分に時間を割かなければいけなかった組織であったという事に最大の問題があります。きちんと組織ができていれば「取り組みの姿勢」や「物事に対する考え方」は自然に伝わっていくものだと思います。
 
 
人数が少ない上に取り組みの姿勢が甘い。これで結果を出せるほど簡単な話ではない。そこに気づいていながらチームの中を変えることができなかったというのは指導者の責任だと思っています。変化を生み出せるかどうか。普通チームは年々良くなっていきます。しかし、今はそれができなかった。大きな敗因だと思っています。
 
 
そこに気づいていながらきちんと対応できなかった。本当にやるべきこと以外に莫大なエネルギーを費やすという浪費。そのエネルギーを選手の練習に費やすことができていたら。そこは大きな話だと思います。力がない。それは分かっていた。自然に競技力が上がっていく雰囲気づくりができていたら...。技術的な部分だけではないと思っています。
 
 
戦えたかどうか。それは分かりません。
 
 
実は県総体前日信じられないことがありました。練習場所を競技場にしていた。とにかく早く練習開始したいと伝えてきました。学校から競技場まで自転車で20分弱。15時40分に学校が終わるので16時10分前後にはある程度揃います。が、1年生が来ない。1番早く学校を出たはずの者たちが来ません。県総体前日、本当に大切な日です。それなのに来ない。待ちきれずに先に始めることに。結局到着は16時40分くらい。考えられません。制服で出たはずがいつのまにかジャージになっている。
 
 
指導する気にはなりませんでした。理由だけ聞きました。来る途中にコンビニに寄っていたと。更に複数人でメンバーの家に寄ってきた。それで他の者よりも30分近く遅れてきたようです。掛ける言葉もありませんでした。3年生にとって本当に最後の県総体。その前の日に競技とは全く関係ない自分達の行動でチーム自体を待たせている。開始時間が分からなかったという話もありました。「出来るだけ早く始める」というのでは分からなかったのか。時間の感覚は人それぞれなのかもしれませんが。それにしても。
 
 
前日練習。これまでの中で一番悪かったというのも確かです。並走で2ペアバトンが落ちました。普段の練習では絶対にありえないことです。こちらも少し感情的になりかけました。この期に及んでありえない事が多すぎる。しかし、ここで激怒する事は何も生み出さないと思いグッと堪えました。上手くいかない予兆は前段階に幾つもあります。それが顕著に出たレースになる。
 
 
走った選手以外の選手がサポートできていない。どちらかというとマイナス要因になっていたと思っています。批判されるかもしれませんが。私自身がもっとどうにか出来た部分と何度も繰り返し話してもどうにもできなかった部分もあります。温度差というか理解の差というか。
 
 
県総体は3年生にとって本当に大きな大会だと言い続けてきました。その意味が分かってもらえなかった。
 
 
選手以外の要因がレースにどう出るのか?それは後付けだと言われるかもしれない。練習に集中できない状況だったのは間違いないと思います。練習以外の部分にエネルギーを注がなければいけなかった事実。本当に競技に集中できる状況で練習が積めていたら全く違う結果になっていたとは思います。
 
 
そういう環境が作れなかったこと。本当に申し訳ないなと思います。それは全て私がきちんと指導できなかったから。そう思っています。高校生の力。それを引き出す。私にはできませんでした。この事は絶対に忘れてはいけない。心に刻んでおきたいと思います。
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力及ばず

2019-05-29 | 陸上競技
県総体が終わりました。人数が少ない中で出来ることは必死なやってきたと思います。選手はしっかりと走ってくれた。
 
 
女子のリレーはかなり厳しい状態でした。14秒台が2人。13秒中盤が2人。これで中国大会を狙うというのは普通であれば「不可能」かもしれません。それでも必死だ上を目指してやる。その中でしか見えないものがあると思ってやってきました。支部大会で初めてリレーが組めました。去年は人数不足のためインターハイ以降はリレーができていません。この経験不足というのも大きな要因かもしれません。支部大会で52秒3。中国を狙うには程遠い記録。県選手権も52秒5。とても戦えるレベルには達していない。
 
 
それでも鼓舞しながらやってきました。バトンの不安定さも露呈していました。圧倒的にバトン練習が足りない。メンバーが固定されるまでにかなりの時間を要したのも一つの要因だと思います。体調不良で休むと者もいたのでバトン練習をするタイミングを逃してしまっていたのもあります。走力がないのであればバトンで稼ぐ。そこをどうするか。
 
 
予選で52秒2で走りました。致命的な記録でした。最低でも51秒5を切らないと決勝にさえ残れない。0.7秒上げるというのは通常であればかなり厳しい。だから諦めるという話にはなりません。最後まで足掻きたい。室内練習場でアップを手伝いました。私自身出来る事は全てやりたい。課題となる部分を徹底したい。そこをやり続ける。
 
 
1走の唯一の3年生であるNa。唯一というのは短距離として一人という事です。この冬様々な事に耐えながら練習をしてきました。男女合わせて5人しかいない中での練習。男子2人、女子3人。苦しい苦しい状況でした。周りに力を借りながら練習をしていました。うちに練習に来てもらって一緒にやる中で人数不足を補う。足りないものを他のチームから借りているという感覚。
 
 
準決勝、1走で内側のチームに抜かれはしましたが初めてきちんと最後まで走れたのではないかと思います。そこからは何とか繋ぎ続けました。結果は51秒46。予選から0.8秒記録を短縮。2組目の4着が51秒2だったのでプラスでの決勝進出はならず。リレーでの中国大会出場という最大目標は絶たれました。
 
 
バトンはある程度改善できていました。
 
 
少しだけ全体に話をしました。良く戦ったと思います。誰一人うちのチームをマークする状況ではなかったと思います。それでも決勝進出まで0.2秒という所まで近づけた。この価値は他には分かってもらえないと思います。目に見える結果で表現されるのがこの世界です。どれだけ苦しい状況であったか。そんなことは関係ない。しかし、私は近くでこの姿を見ていました。良くやったと思います。
 
 
しかし、それだけではない。結果として「準決勝敗退」という部分は受け止めなければいけない。完全に「力負け」です。バトンで稼ぐといってもやはり限度があります。ここに至るまでにそれぞれの力を上げきれなかった事はやはり苦しい現状を物語っています。
 
 
厳しいようですが「うちは弱い」という言葉を何度か使いました。その認識をもっと持たなければいけない。それぞれが力で戦えないからリレーで戦おうとしている部分がありました。4人揃えることができれば可能性が出てくる。頭数は揃って走る事は出来た。それでも「弱い」部分は克服する出来ませんでした。この1ヶ月で1秒短縮できました。しかし、力が足りない。
 
 
バトンの技術などでのミスではありません。これまでと比べたらバトンはきちんと渡りました。そうであれば単純に走力が足りない。足りないから勝てない。そこだけの話です。速く走るために何をするか。簡単な話ですが簡単ではない。今の走力では勝負するまでの力はなかったという現実を私も選手も受け止めなければいけない。
 
 
うちは弱い。そこからのスタート。悔しさは計り知れないくらいあります。が、リレーが終わってそこだけを考える意味はない。まだやれる事はあると思っていたので。
 
 
まとまりない断片的な話になります。それでも記しておく。ここに意味があると思うので。
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県総体終わる

2019-05-28 | 陸上競技
県総体が終わりました。
 
 
女子4継51秒47で準決勝9番目のタイムで敗退。
 
 
女子100m、Saが13秒02で9番目のタイムで敗退。
 
 
女子200m、Saが27秒03で0.01秒差で7位。
 
 
中国大会に進むことができませんでした。
 
 
応援してくださった方々には良い報告が出来ずに本当に申し訳ありません。本気で取り組んでくれた選手にも本当に申し訳ないなと思います。
 
 
「今の戦力で良く戦った」と声をかけてくださる方もいました。しかし、結果は「敗退」です。ここの部分は変わらない現実。「今年はhoshoは存在感がない」という厳しい言葉も。客観的に見たときにそれが現実。全ての批判は私が受け入れるつもりです。
 
 
この2ヶ月、競技に集中できなかったというのは言い訳だと思います。私自身がそれだけの度量がなかったに過ぎない。
 
 
また書きます。きちんと現実を受け止めていかなければいけません。
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発芽する

2019-05-24 | 陸上競技
先日から教室で苺栽培を始めました。栽培キットを購入して育て始めました。この時期、教室内に日が射しません。金曜日に栽培を始めて火曜日までは教室内に置いていました。
 
 
しばらく様子を見ていましたが何も変化なし。授業中も日が射し込まないので日光が足りないのかなと感じていました。やはり植物が育つためには日の光が必要だなと。室内で育てる事はできるのだと思いますが水だけではなく日の光が必要。そう考えて水曜日に設置場所を変更。
 
 
外廊下の所へ移動。校舎の影になるのでずっと置いておくのは難しいですね。クラスの生徒に外に置いておくという話を伝えておきました。すると生徒がかなり気にかけてくれていたようです。時間帯によって苺を置く場所を変更してくれていました。
 
 
日光に当て始めて2日目。木曜日の終礼時に見てみると一つだけ発芽してきました!本当に少しのことなので分かりにくいですが。
 
 
 
全然分からないですね(笑)
 
 
 
拡大しても分かりにくいと思いますが。種が発芽しています。本当は溝の間に入っていないといけないのかとしれませんが。苺の種は小さくて軽いのでなかなか間に入れるのが難しい。入っていたら発芽に気づかないかもしれない。
 
 
地味なことですがこうやって少しずつ変化が分かるというのは楽しいですね。それが生徒同士の会話にも繫る。少しずつ気を使ってくれているのは大きいなと。設置場所を自分達で考えて変える。私も気にかけてはいますが会話自体が増えることも大きな影響です。
 
 
今の段階ではまだ発芽しただけですがこれから少しずつ芽が出て行くのではないかと思います。少しずつ。少しずつ。植物が育っていく楽しさ感じていきたいと思います。
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やるしかない

2019-05-23 | 陸上競技

思うことを。

 

去年は県総体、少ない人数ながら戦えた感じがありました。ここ数年間は力のある選手がいてくれたというのもあってそれなりに。私自身、運がよかったのだと思います。これまではやはりそれなりに選手がいてくれた。元々力がなくても年数を重ねるにつれて戦えるようになっていく。その感覚がありました。

 

もちろん、毎年万全の状態で県総体を迎えたことはありません。何かしらの問題があってそれ克服しながら進んできた。10年近く前に県総体で総合優勝した時は「負ける要素がない」という感覚でした。それだけ自信をもって県総体を迎えていましたから。400mHでmikiが怪我から回復していなかったというのはありましたが個人でもリレーでもトラック種目で活躍をしていました。

 

4継で初めてインターハイに行った年。makinoとkanaのダブルエースがいた。余裕をもってレースを迎えることができるだろうなという予想。が、県総体直前に「遠足」が実施され20キロ近く歩くことに。それにより翌日から3走のmanamiが足が痛くなる。ハムストリングが張って走れないという状況。人数がいない中でのレースでしたから変わりはいません。薄氷を踏む想いで県総体を迎えました。苦しい状況。

 

今回は「戦えるかどうか」という部分で迎える県総体。支部大会で直前でメンバー変更をして52秒3という恐ろしい記録。さらに県選手権ではタイムを落として52秒5。現時点ではランキングが10番目だと思います。中国大会に進むという前に「決勝に残る」ことが最大の課題になるかもしれない。大きな部分です。それでもやるしかないと思っています。

 

周りは「今年は関係ない」と思っていると思います。私が客観的に結果だけを見たときに「今年は大丈夫だな」と思うくらいのタイムしか出せていないからです。52秒5というのはかなりしんどい。それでも「中国を目指す」という思いは変わりません。そこを目指さなければ戦えないからです。

 

選手同士で話をしていました。「14秒0-13秒1-13秒0-13秒4」で51秒0を目指す。それが今のチームの最大目標です。52秒3のチームが1秒以上上げるというのはほぼ不可能だと思っています。普通の状況であれば。しかし、この数週間は本当に必死にやってきました。冬季練習自体もきちんと詰めている。感覚のずれを修正するだけで復調するのではないかと感じてやってきました。

 

2年生が必死になる。これだけでかなり違っていました。「何とかしたい」という気持ちが練習に出ている。さらにHoが復調の兆しを見せる。14秒1だった選手が「13秒4」を目標に掲げています。「大風呂敷」と思われるかもしれませんが。実際にそれくらいの走りに戻っていると思います。練習内容を配った次に日にスタートが改善されていました。ひたすら資料を読んだのだと思います。

 

3年生は1人。Naのみ。現時点では14秒かかります。それでも何とかしたい。14秒かかる選手がいて中国を目指せるのか。スーパーエースがいてくれればできるのかもしれませんが普通は無理。それでも目指す。練習では13秒8くらいのスピードでは走っています。決して速くはないですが。

 
隠すほどのものはありません。これが実情です。他地区では支部大会も通過できないレベルかもしれません。それでも今のうちができる最大限のことはやってきたと思います。今のうちにはsuzuneはいません。naoはいません。michiはいません。それはどうにもならない現実です。だから諦めるのか。そんなつもりはサラサラない。最後まで足掻く。周りにどのような評価を受けようと私にとっては今目の前で「何とかしたい」と思って取り組んでいる選手が全てです。卒業した選手も特別。今いる選手も特別。ここは変わらない。
 
誰もうちのチームには期待していないと思います。私はめちゃ信じています。下馬評があるのかどうは分かりませんが、必ず届くと信じています。それくらいのことはやってきたという自負があります。選手を信じたい。そこだけです。
 
応援してくださる方がいると信じています。見守ってくださる方がいると信じています。我々にできる事は「やれることをやる」だけです。それ以上でもそれ以下でもない。この子達と一緒に過ごした時間は本当に大切なものです。だからこそきちんと走らせてあげたい。そう思っています。
 
応援を力に。ドラゴンボールの元気玉ではないですが力を入れて少しずつ分けてください。背中を押してやってください。この子達が持っているチカラを最大限に出してくれたらと思います。
 
私に何ができるか。分かりません。やれることを最大限にやりたいと思います。力を貸してください。信じたいと思います。
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なかなか3

2019-05-23 | 陸上競技

思うことを。なかなか競技指導にたどり着かない部分があります。これは受け止めていくしかないのかもしれません。このご時世ですから。万人に考え方の統一をするというのはほぼ不可能。その中でどうするのか。

  

前の記事にも少し書きましたが、「教室の施錠」が出来ていない部分がありました。指摘したにも関わらずです。本当は県総体のことだけを考えたい。そこに至らないのは何故か。これまでの積み上げがうまくいかないからだと思います。もちろん、時代時代に合わせて指導は変わっていきます。しかし、根本的な部分に関してはやはり変わってはいけない。譲れない部分があります。

  

月曜日に休もうと思っていたのですが女子が「練習をしたい」と申し出てきたので1時間程度動きの確認をする。結局はこういう部分が出てくるのだと思います。「自分が強くなるために練習をしている」という感覚があればその時に何をしなければいけないのかは分かってくる。不足する部分があれば自分で補う。

  

火曜日の朝練は女子は動きの確認。男子に関してはミーティングとしました。「男子にだけ厳しすぎる」と言われるかもしれません。しかし、実際問題考えさせなければいけない。月曜日に日誌の提出をしました。その内容についてです。明らかに「差」がある。土日に色々と話をしたのですがその部分が一切書いてありません。それは何意味するのか。

  

明らかに「書いただけ」という者が複数。「提出しなければいけない」のでまとめて書いたというのが分かります。ある者は字が全く読めません。何と書いてあるのか判読ができない。それが数日分。ある者は「今日は天気が良かった」とか「雨が降っていた」という小学生の一行日記のような内容になっている。これはどういうことなのか。

  

私に見せるために書いているわけではありません。しかし、完全に私に怒られないために書いている。そこに意味があるのか。繰り返し話しをしていますがなかなか伝わりません。練習自体も自分のためにやっているという感覚が持てないのかもしれません。何気なくやっている。そこからでも変われる子はいるのだとは思いますが。「先輩に迷惑をかけてしまった。次からは迷惑をかけないようにしようと思う。」と書いてあってもそれがどう活かせるのか。原因が何で次から具体的に何をするのかを考えなければいけない。それはひょっとしたらハードルが高いのかもしれません。とはいえ...。

 

指導の中で「練習日誌」はかなり重視しています。単に書けば良いというものではない。技術的なまとめをするのはもちろんですが、「想い」を記録しておく必要があります。その時に何を思ったのか。上手くいった時、上手くいかなかった時。それぞれ何を感じて何を考えていたのか。それが次につながる財産だと思っています。毎日練習をやれば良いというものではない。

  

今回、練習中に勝手に抜けたりスマホを触っているというのがありました。かなり注意をしました。当然のことだと思っています。練習をするために集まっています。そうであればきちんと考えて行動をしなければいけない。当然のことだと思っています。「分からなかった」ではなく分かるべき内容だと思っています。「次からはスマホを触らない」「抜ける時は報告をする」と書いてある。それは当たり前のことであってわざわざ日誌に書かなければ忘れてしまうようなことなのか。辛くなりました。

  

日誌についてはたくさん記事がありました。一応紹介がてらリンクを貼っておきます。私自身も見直してみて原点に帰るという意味で。

  

練習日誌について

これは前任校でやっていたときの内容。makinoが高校2年生の時ですね。中国大会直前に書いています。本気でインターハイを狙っている選手がいる中でも競技と向き合えない選手がいる。そのことについて触れています。

  

日誌

この記事は東京国体から帰ってきた時のものだと思います。学校に戻って選手の日誌を見たときの感想。後にリレーと高跳びてインターハイ出場をする選手がいましたがこの頃は本当にダメでした。寝坊する、遅刻する、忘れ物をする。そのときのことを書いています。

 

やっと・・・

この記事は2012年1月の記事。山口国体で一緒にやってきた選手からコメントをもらったのでそのことを書いています。高校時代から何のために練習日誌を書いてきたのかを記してくれていたのでそれを紹介しています。

  

日誌だけではない。道具についてもです。日曜日に練習をしました。月曜日は女子しかやっていない。その時に荷物を降ろすという作業ありました。休みですが私の車の中に荷物が多い置いてあります。誰が降ろすのか。私の車は荷物置き場ではない。練習で使うので積んで運びますが私自身が使うものではない。そこに対してどう考えているのか。女子が月曜日に雨の中で全てを降ろそうとしたので止めました。男子もきちんと降ろさなけばいけないからです。

  

火曜日に女子が練習を始める際、まだ、荷物は積んでありました。女子がセラバンドを新しく作ろうとしていたので確認すると荷物は車の中だから、と。降ろしていないので当たり前のように車に乗っています。ここも気づかない。女子は私が話をしているので気を使って言わなかったようでした。本来であれば部員全員でやるべきこと。もちろん女子も特別ではないのでやるべきです。今回は私が止めたので降ろしていませんでしたが。このことに関しても「言われたからやる」というのでは困ります。荷物を運ぶのは当たり前ではない。その部分をきちんと理解する必要があります。この手のことも何度も言っていますがなかなか浸透しません。

  

一事が万事。こうやって挙げていったら数え切れないくらいの内容になります。全てについて話はできませんし、blogに書くこともできません。根本的な部分からの見直しが求められるのだと思っています。怒られるからとかではなく、本当にやるべきことはどこにあるのかというのなかなか伝わらない。

 

最初から全てができるとは思っていません。基本的な部分に関しては「伝統」というか上級生から下級生に自然と引き継がれなければいけません。ひょっとしたら上級生女子が女子には伝えてるが男子には伝えていないのかもしれない。そういう部分も含めて考えていく必要があります。

 

朝、ミーティングした内容に関して報告がありませんでした。このことも指摘。こうやっていくと「怒られた」ということしか記憶に残らなくなるのかもしれません。本当は怒られているのではない。指摘されているだけです。どのように受け取るのか。そこだと思っています。

 

なかなかです。多かれ少なかれどこのチームにも存在することなのかもしれません。目につく人もいれば気にならない人もいるのかもしれません。この部分も踏まえて私も自分自身を見直さなければいけないのかもしれないと思っています。

 
自分と向き合うのは私も同じ。考えたいと思います。
コメント
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