kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

何をやろうとしているのか?

2012-01-31 | 陸上競技
日曜日は検定。この検定終了後2人を呼び出して話をしました。前日「あまりにも理解できていない」と感じることが重なったのできちんと話をしていく必要があると感じました。とはいっても、これまで何度も何度も繰り返し話してきた内容です。「言われたことだけをやる」というのは最低ラインですが「言われたことさえもやらない」という状態で「強くなりたい」といっても誰も信じてくれません。今回はさすがに酷いですね。一人は何故呼ばれたのかも分かっていない状況でした。前日、勉強会が終わって激怒していたことの意味が分かっていなかった様子。かなりしんどいですね。それでもやっていくしかないのかなと思いながら話しました。

一人は他の者が足を痛めて走れない状況の時にあり得ない発言をしました。悪気はなかったのかもしれませんが言われた本人はどのように感じていたでしょうか?他の者が練習をしている時に自分だけ練習ができない。治療をしないといけない。それで「足湯」を使って温めているときに「良いな~」と発する。本当に良いのか?自分が逆の立場だったらどう感じるのか?相手の気持ちを考えることができない発言はチームとしては許されないと思います。体重管理と疲労回復のために「プール」に行って身体を動かすことを指示していました。昨年から「どうにもならない状況」を脱するためには普通の練習だけではどうにもならないのです。そのことに対して「遠いから近くを歩くだけではダメなのか?」という質問。何を言っているのかっていう話です。それで今まで何も変わらなかったから言っているのです。それで十分対応できるのならそれ以上のことを求めはしません。「できていない」からきちんとやるために話をしているのです。全く分かっていません。カチンと来ました。

また、木曜日から体調不良ということで2日間練習をしなかた者、先週の日曜日検定終了後に「プールに行って身体を動かすように」と話していました。検定週間のため練習時間が毎日1時間削られていました。5時間が減っているわけですからどれを補うためには自分で身体を動かすしかありません。かなりの量やらないと体重が増えていきますからここはしつこくしつこく言い続けていました。勉強会が終わってから「2日間全く練習していないので日曜日も身体を動かすように。先週と同じくプールに行くほうがいいだろう」と話しました。が、反応がいまいち。他の者が行かないから行かないのかと問いましたがこれも反応がありません。「場所は分かるだろう?」と問うと「行ったことがないから分からない」との返事。先週、行くようにと言って返事をしたにもかかわらず行っていなかったのか?本来ならそこまでやらなくてもいいのにそのような状況を招いた自分の責任です。「歩く」といってもどれだけの消費エネルギーがあるのか?女子エース、毎日朝練の前に歩いたりして約10キロは歩いているようです。それでもなかなか減るものではありません。菓子パンを食べているということも分かっていましたからそのことについて先日話をしたばかりです。日誌に「きちんとやる」と書いておきながら全く実行できていません。この状態で何を信じろというのか?先週運動しに行っていると思っていたのに・・・。

プールに行くことが大事だと言っているわけではありません。どういう取り組みをしているかです。「そこまで厳しく求めなくても」と思われると思います。私も全てを厳しくしようと思っているわけではありません。しかし、、ここまでの段階で「言われたことをきちんとやらない」の積み重ねがあったからこういう状況になっているのです。言われたことに対して「聞いているだけ」では何も変わりません。さらに激怒していることさえも感じ取っていないというのは・・・。

かなりの時間話をしました。これで分からないようなら本当に厳しいですね。繰り返し繰り返し指導はしてきましたが、「表面的な部分」だけではなく「本質的な変化」が必要になります。ここが分からない限りはいつまでたっても同じことを繰り返します。このような状況ではどれだけ指導をしても何も伝わりません。指導者の「自己満足」で終わってしまいます。私はかなり選手や生徒と関わります。それぞれの性格や考え方についてはある程度把握しているつもりです。以前、付きっきりで体重管理をしたことがあります。自分では行動をコントロールできなかったので毎日私が体重の推移表を作成し、運動をしているかどうか、食事はどうかを逐一確認をするような生活をしていました。そこまでやらないとできないというのはかなり難しい話しなのですが・・・。そこまでやる必要はないと思われるでしょうが、「一生懸命やる」という経験をさせないと見えないモノがあるのです。結局は私の管理下を離れたときにきちんとできないままで終わってしまいました。かなりの時間をかけてきましたか残ったのは「喪失感」だけでした。

「感じ取る力」が重要になります。ここがなければ何をやっても意味がありません。blogに書く内容ではないかもしれませんが、しっかりと考えてもらいたいと思っています。「自己管理」をするためには「強い意志」が重要になります。半強制的にでもやらせないとできません。これが「当たり前」になるときが必ずきます。自分のために努力するということができるようになれば全ては変わってきます。真剣に考えてもらいたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晴天練習

2012-01-29 | 陸上競技
土曜日、この日はかなり暖かかったですね。前日は練習がほとんど見れなかったのでこの火はしっかりと見ていこうという気持ちでした。また、午後からは検定のための勉強時間を確保しようと思い先週に引き続き朝練の時間から練習開始としました。

サーキットをやって身体を温めてから学校の下のグランドで走練習としました。前日まで体調不良で練習を休んでいるものが1名いました。体調不良になったのだから仕方ないといえば仕方ないのですが、その前の対処が十分だったのかが気がかりです。こちらが求めていることがなかなか分からないので・・・。「通常通りできる」ということだったので参加させました。考え物です。

足を痛めていた者、なんとなく走れるかもしれないという感じまで回復していたのですがここで走る意味はないと思い別メニューへ。うちの選手が怪我をした場合、よく利用してきた坂道があります。これを時自転車で上がっていくというものです。足首や足の甲の痛みがあると走れません。自転車であればある程度の負荷はかけられます。エアロバイクもいい練習なのですが時間があるので別の場所でやらせることにしました。ここ数年、この坂を本気で取り組めたものは見違えるように強くなることが多かったです。「坂をこぐから強くなる」のではありません。この坂は本当にきつい。最後の50mくらいはスピードが鈍りますし、なかなか思うようにペダルを踏み込むことができません。そこをどう乗り越えていくかで「心」が試されているのだと思います。本当に強くなった選手は最後までスピードレベルを落とさないようにペダルを踏み込むことができるようになっていました。乳酸が蓄積してとても動く状態ではないのにその中でしっかりと踏み込むことができる。「心の強さ」が問われる練習です。
最初は私も付いていって内容を説明しました。目的意識と課題も。1セットだけ練習を見て私は他の選手のところに戻りました。私が見ているからできるというのではこの坂の意味はありません。「強くなりたいなら自分の意志を持て」という練習ですね。

本体の練習はいつもどおりです。この週は比較的走っていると思います。月曜日も寒い中走りましたし、水曜日は雪の中で走りました。疲労度は高いと思いますが今はしっかりと溜め込んでいかないといけない時期だと考えています。多少疲れがあってもこの時期に練習が積めないというのはシーズンでの失敗を意味します。多少スピードが出ない状態であっても「目的意識を持って走りこむ」というのは必要だと思います。
本来なら月曜日にハードルを跳びたかったのですが暗くてハードルが見えづらかったので明るい所でハードル練習をすることにしました。走りこみもさせておきたいのですが週に1度はハードルを越えさせておきたいというのがありました。まだユースハードルの高さでやっていますが、1ヶ月間股関節周りの柔軟を意識させてやってきたおかげか抜き足の動きがかなりスムーズになりました。以前は抜き足を持ってくるのが遅くて泊まってしまう感じがありましたが、この日はめちゃくちゃ良かったですね。本気で14秒台が視野に入ってきた感じがあります。もちろん、まだハイハードルでやっていませんから違ってくると思いますがスプリントも上がってきていますから面白いと思います。課題である集中力が高まれば十分闘えると思いますね。

他の者は通常通りの走練習。1セット目、女子エースが思うように身体が動いていませんでした。ここ最近hあ比較的安定して走れていたのですがこの日は男子に大きく置いていかれる感じがありました。もたつく感じです。「走れない」という感じがあったのでしょう。少し表情も曇っていました。しかし、これでは強くはなりません。「走る」だけの練習にならずにしっかりと「課題」を持って走ることが大事です。全体にも言いましたが「無駄な1本」を無くしていくことが大事です。走れないなら走れない理由を探り、目の前の1本に課題を持って走る、どうすれば動きが良くなるかを工夫して走ることが大事です。ここで大きな差が生まれてくるのです。意識をしていくことでかなりスピードが戻ってきました。当然です。後ろ向きに考えても走れるようになるわけではありませんから。

かなり走ってからハードル選手と跳躍選手を加えてタイヤ引きをしました。この1ヶ月かなりの頻度で行っています。最初は全く走れませんでしたがここ1週間は最後までスピードが鈍らなくなってきました。女子エースも最初の頃はラスト40m止まりそうなスピードレベルまで落ちていましたが膝も比較的でてくるようなりました。これが本物になってくれば面白いですね。男子はやっとそろってきたなという感じです。4継とマイルで勝負できそうな感じがあります。

走練習の途中で自転車に行っていた者が戻ってきました。かなりぐったりしていましたが他の者が走っているのですからその代わりになるような負荷をかけておく必要があります。スクワットや上半身の種目を組み合わせてサーキット形式でやり続けました。これはかなりきついと思います。それでも「できることをやる」以外にはありません。「強くなりたい」という言葉が本物であればやるしかないのです。

合間合間に体調不良になった選手、技術的な進歩が見られない選手に声を掛けました。いままでの取り組みを見直させる必要があります。これまで毎日のように話してきたこと、「聞いているだけ」です。日誌に書くことも「書くだけ」になっています。大きな問題ですがそのことに本人たちは気付きません。そのことが後で私の怒りを買うことになるのですが・・・。

これはまた書きます。多分。今までの時間は何だったのかと虚しくなるようなことがありました。発言に責任を持つ、自分の置かれている立場を考えるということが全くできません。辛いですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

治療に行く

2012-01-29 | 陸上競技
金曜日、この日も相変わらずでした。授業は午前中に3つ。午後は日曜日の検定のための準備、放課後はかなり大事な作業の手伝い。息つく暇がありません。だいぶ慣れてきましたが結構動いていると思いますね。

で、練習はスタート練習。本当はゆっくりと見たい所なのですが前日に引き続き足の痛みがある者への対応。本人はいたっってまじめに物事に取り組みます。「走れない」というのが辛いと思います。なんとかしてやりたいという気持ちが出てきます。これは預かっている選手全てに共通することですが「責任を持って関わる」というのが大事です。放置しておくわけには行きません。前日に痛みが少し引いたということでしたがこの日はまた前日と同様の痛みがありました。この状態では練習どころではありません。前日の「枇杷」の治療が効いたということなので「枇杷の葉」を採取しに行きました。数枚手に入れましたが少し不足している感じがありました。その時ふと以前からお世話になっている酒屋さんのことを思い出しました。「枇杷」に関する治療方法や民間療法についてかなり詳しく教えてもらったところです。そのままの勢いで行ってみることにしました。
久しぶりでしたが私のことを覚えていてくださりいろいろとアドバイスをしてもらえました。足首や足底に痛みがある場合、やはり温めるのが効果があります。ここで「足湯」について話を聞きました。筋肉が硬くなってしまうのでそこを緩める必要があります。普段は色々な方法で温めていますがこの日は「足湯」の効能について教えてもらい早速試してみることにしました。1日限りでしたが私物の「足湯セット」も貸してくださいました。「日本酒」を足湯に入れることで効能が増すということでお酒も少し分けてくれました。いつも感じるのですが本当に人に恵まれていると思います。こうやって親身になって色々と教えてくださる方が周りには多くいます。この方々のおかげで何とかやっているという感じがします。心から感謝。また、枇杷の葉も分けてくださいました。何から何まで本当にありがたいですね。

その後、学校に戻り早速足湯。なかなか温度調節が上手くいきませんがかなり温まったようです。この間は選手の練習は完全に任せています。長い目で見たときにこの治療に関する知識が他の選手にも役立つと思います。申し訳ないですが・・・。なかなかスタートが上手くいかなかったようです。もう少し確認をしたかったのですが足湯が終わった時点で次の治療に予約を入れていたので移動。

これも秋に女子エースが足を痛めたときに発見した治療院です。かなり効きます。少し離れているので連れて行くしかないのですがある程度回復するまで見てくれるのでありがたいなと思っています。治療院に対してこちらは「治してもらう」という感じがあります。しかし、何でもかんでも治るわけではありません。基本的には自分で治していくという心構えが大切になります。1時間程度の治療でしたがかなりの回復を見せました。しかし、これも前日同様また元に戻ってしまう可能性が高いので次の対策を考えていかないといけません。どのようにして温めていくか。ここは今後の大きなポイントになると思います。

帰宅はかなり遅くなりました。完全ダウンです(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひと段落?

2012-01-29 | 陸上競技
本気でバタバタでした。いやー我ながらよく動いていると思いますね。

木曜日は総合実践の発表会。この日は基本6時間ぶっ続けですから昼食を取る余裕もありません。仕方ないかなという感じで諦めています。時間がないときはなんとなくお腹がすかないのでそれで何とかなっているというところもあります。普段は注意することが多いですがこの日は珍しく(?)「1年間よくやった」という話を最後にしました。通常では経験できない授業形態ですからこういう中で学んでいくことが将来の見えない「力」になると思います。
その後はよくわかりませんがクラスの生徒が怒っていたのでその対応。基本的にはクラスの生徒の味方になりたいと思っていますし、守ってやることができるのは私だけだという自負が有ります。しかし、守ってあげるだけではなく「問題点に気付かせる」ことも大事です。やりたいことがあるのは分かるがこれまでの生活を見直してみて改善する部分をきちんとやっていかないと「口だけ」と言われてしまいます。「教えてやること」が大事なのです。わがままを聞いてあげることが守ることではない。そう思います。

会議もあり放課後は練習に行くのが少し遅れました。私がグランドに行った時には外補強が半分以上終了していました。前日ロードレースを走ったものがやはり足が痛くて動けないという状態になっていました。私が来る前に練習をしようとしたようですが痛くて何もできなかったとのこと。良い事ではありません。中途半端な状態で練習をすると更に長引きます。どうにもならないので治療院を探しました。とはいってもほぼ行くところは限られています。秋に女子エースが足を痛めた時に行った「枇杷」を使った治療をしてくれるところに予約を入れて練習終了前に連れて行くことにしました。秋の御礼もかねて。完全には治りませんがある程度のところまでは痛みが引いたようです。この手の治療は効果が高いのですが時間がたつとまた元に戻ってしまうということがあります。それでも「できる事は全てやる」というのを心がけていますから最大限のことはやりたいですね。

それにより練習は全く見れず。申し訳ないですが・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の中で走る

2012-01-27 | 陸上競技
水曜日、朝からかなり寒かったですね。これが来週も続くということでした。例年並みの寒さなのかもしれませんがこの冬は比較的暖かい日が続いていたので特別寒く感じます。もともと寒さには非常に弱いのでここ数日間の冷え込みは応えます。雪が積もるのではないかという感じでしたがなんとか持ちこたえてくれました。良かった。

朝練の時点では多少雪が積もっていたので室内で補強。これは完全に選手任せ。2人1組でじゃんけん補強をさせました。ここ最近「遊びの要素」がほとんど無くなっていましたからこういう機会に少しくらい気分転換ができたらという感じですね。

午後の練習は「外では走れないかも」という可能性がありました。。雪がちらついていてちょっと難しいかなと。練習開始時点ではほぼ問題なさそうだったので走ることにしました。しかし、どう考えてもこの状態では身体が温まりません。そこで武道場でサーキットを行った後、すぐに「エアロバイク」と「内転筋マシーン」を組み合わせて身体を動かしました。ほぼレストなしでひたすら動かし続けて強制的に身体を温めることにしました。私は所用によりなかなか外に出ることができませんでしたが、この練習が終わったくらいから参加できました。

寒かったですが練習は継続。一歩ハードルから二歩ハードルを行ってそのままマーク走へ。課外組が遅れてきたので少し別枠で練習。途中から合流させました。前日のロードレースを走ったので足が痛くて練習ができない者が1人。予測された結果です。最初からこうなることは分かっていました。問題な状態でロードを走ったのとは違って最初から「危険」だというのは分かっていたことです。体育行事ですから「走らなければいけない」という気持ちがあったのかもしれませんがロードレースを走らないと練習をする資格はないという訳ではないと思います。難しい部分ですが。これにより数日間は間違いなく練習できないだろうなという感じです。この段階から別メニューへ。

他の者は通常通り走らせました。この辺りから雪が強く降ってきましたがここまできたら関係ありません。根性論ではありませんが「雪が降ったから風邪を引く」ということは無いと思います。身体が冷えたらその後にどのような対応をするかです。関係なく走ることに。
とはいえ、かなり寒かったですから思うように筋肉が温まっていませんでした。スピードが少し落ちた(身体が動ききらない)状態での走練習となりました。しかし、「今」走っておかなければいけません。他の学校が練習できないであろうとき自分たちはできているという「気持ち」は重要だと思いますね。2セット目は身体も温まってしっかりと走れました。「雪だからできない」という思い込みは捨てないといけないですね。

最後に全体に話をしました。体調管理をすることは当然ですが、気持ちの部分の話しです。陸上競技はスタートラインに立ったときにはすでに勝負のほとんどは決まっています。そこまでにどれだけ準備ができるかです。余程のことがない限り大きな逆転はありません。ということは、スタートラインに立つまでにどれだけのことをやってくるかが重要なのです。精神的に「自分は大丈夫」と思えるような状態でなければ良い結果は出せません。準備をしないで結果だけを求めるというのでは意味がありません。

寒かったですが練習はできました。ひとまず記録として・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

火曜日(ロードレース&練習)

2012-01-26 | 陸上競技
火曜日、この日は校内ロードレースでした。先週の予報では平野部でも雪が積もるという話だったのでどうなることかと思っていましたが、風は冷たいものの天候は晴れ。問題なく実施できる状況でした。先延ばしにするとすべての予定がくるってくるのである程度の天候でもやるという話でしたが一安心です。うちの学校は3年生もロードレースに参加します。ちょっと目に余るものがありますね。最初の300m位は「ワー」と言いながらダッシュ、その後はグダグダ。「瞬間的」に楽しければいいという傾向が強い。自分たちは楽しいのかもしれませんが、その行為を客観的に見たときにどう思われるか?最近の高校生はこういう傾向があります。はぁ。

担任をしているクラスの生徒、はっきり言って足が遅い。こればっかりはどうにもなりません。運動部はほとんどいません。「クラス対抗」と銘打ってありますがとても対抗できるレベルではありません。しかし、全員が最後まで一生懸命走っていました。手を抜いてダラダラ走るわけではなく一生懸命に走っていた。大きな意味があると思っています。「苦手」だからやらなくていいわけではない。やるからには全力でやる。全力でやって得た結果なら評価できます。「結果が上手くいかなかったらかっこ悪い」と思うのかもしれませんが、手を抜いて適当にやるほうがかっこ悪いと私は思います。遅くてもいいのです。自分の最大限の「力」を出すことに意味がある。部活動とは位置づけが全く違います。こういう「やらないといけない」ことを常に全力でやれる人間になってもらいたいと強く思います。15クラス中、12位(笑)。1・2年生の中では最下位。問題なしですね。

ロードレースがあったため学校は午前中授業となりました。商業系の生徒はそのまま課外。工業系の選手は休息がてら動的柔軟をしっかりとやることにしました。前日に資料を配布しましたが「やるだけ」になってしまうと意味がなくなるので正確な動きを意識させるためにDVDを見せました。「伸ばすところを伸ばす」という一番大事なことをやらないといけません。「形だけ」のストレッチでは意味がなくなってしまいます。「できているように見える」だけで本当は伸びていないというのでは時間を有効に使っていることにはなりません。1時間半程度ですがかなりのやらせました。ポイントを理解することで練習の中身も変わってきます。あとは本人たちがどれだけやってくれるかですね。

練習は身体づくり。午後から一気に気温が下がってきて屋外でやるのは難しくなってきました。もちろん、できるとは思いますが集中して練習できるように工夫をしてやろうと武道場で練習をすることにしました。「雪が降っている」ということで集中力が切れている者がいました。これでは練習の効果は上がりません。自分は「一生懸命やっている」と思っていても集中していない練習ほど効果が上がらないものはありません。なかなか・・・ですね。

最後にロードレースの内容も含めて少し話をしました。うちは基本的に短距離です。長距離練習はしません。不要だと思っています。これは顧問の考え方ですから。だからといって走るときに手を抜いて走るというのでは意味がありません。やるからには全力で。また、長距離種目は「我慢」の種目です。苦しくなった時に「我慢」することができればペースは保てます。どれだけ「我慢」することができるか。練習も同じ。練習がきついと「手を抜こう」という気持ちが誰にでも生まれます。しかし、そこで「強くなるためにはここで手を抜いたらダメ」だと「我慢」して続けることができるか、「楽をしよう」と思ってばれないように手を抜くか。これで大きな差になります。「自分では最大限やっているつもり」であっても本当はもっとできるというのもあります。「妥協点」を低く設定してしまうようではこれから先はありません。

普段よりは早く終わりました。時間の使い方。あとは選手次第です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月曜日

2012-01-26 | 陸上競技
余裕なし・・・。すみません。本当は書きたいことがたくさんあるのですが・・・。

月曜日、この日は少し休みをとってコンタクトを買いに行きました。卒業生が務めている眼科に行くことになっています。なんだか恥ずかしいですが「来て」としつこいので諦めて光まで行くことにしています(笑)。こうやって卒業生が働く姿を見るというのはなんだか嬉しいですね。私が面倒なので予約を入れなかったら気を使って予約を入れてくれていました。正確にいうと「予約入れますね」というメールが来ていたにもかかわらずかなりのバタバタで返信を忘れていました。かなり感じ悪いですね(笑)。この眼科には陸上部の卒業生が3人勤めています。この日はそのうち1人が検査をしてくれました。これも照れくさい(笑)。予約を入れてくれたおかげで20分程度で終わりました。光近辺にお住まいの方は是非「田中眼科」へ(笑)。かわいい(?)受付がいます(笑)。

で、練習はいつも通り、と言いたいところなのですが今週も検定課外。工業系の生徒は待つことになります。翌日はロードレースだったので最初の1時間は動的柔軟を実施させておくことにしました。男子のほうが圧倒的に身体が硬いですからこういう時間を確保することも大事かもしれません。やろうとしている動的柔軟を私が説明しながら1つずつやらせました。一応配布資料も配っていますがなかなか理解できない部分があると思うので。やはり、股関節が硬い。これはいかんともしがたいところです。時間がかかりますが本人たちの自覚でしかないと思います。やるしかない。

その後は短い距離でのタイヤ引きとしました。寒いのでレストをしっかり取っていると体が冷えてしまいます。そのため短いタイヤ引きをひたすら繰り返しました。これで十分かなと。寒いのもあってなかなか思うように体が動きません。こういう時にどうするかですね。短いので加速段階意識という感じでやりました。身体が起きてしまうと意味がなくなるのでこの部分だけは意識。短い距離をかなりやって最後に120m程度の距離を走り、ショートスプリントで終わり。2時間程度の練習となりました。

覚書程度の内容です。すみません。余裕ができたらもう少し書きたいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早朝練習&勉強会

2012-01-24 | 陸上競技
土曜日、翌日が簿記の検定だったためとにかく勉強時間の確保に努めました。担当しているクラスの生徒も「勉強したい」ということだったので午前中から教室を開けておき、午後からは教えることになっていました。そのため練習開始時間を朝練の時間からとしました。かなり速い時間からの練習開始となります。この日まで5時起き、6時には学校という生活をしていたので何もしなくても目が覚めました(笑)。余裕をもって早めに学校に向かいましたがすでに数人は練習の準備をしていました。以前話をしたことがある程度は浸透しているなと感じました。こういう準備も練習のうちです。やる人間が固定されてくるというのは避けたいですが、世の中の常として「分かる者は分かる」という感じになりますから全員がこういう活動に自ら参加することができません。こういう部分は練習に出てきます。なんとかしないといけないのですが。

練習は比較的暖かい中でできました。検定週間のため毎日の練習時間が1時間程度少なくなっています。この時期に練習が十分積めないというのがどれだけ大きいことかをもっと感じてもらわないといけません。「勉強だから仕方ない」というのは単なる言い訳です。普段からしっかりと勉強しておけば絶対に対応できます。「できない」を放っておくから段々と大変な事になっていくのです。練習がきちんとできるときにはやっておかないといけません。この部分の差が今後の競技を大きく分けることになるのですから。とはいえ、私がやるわけではありません。選手がどれだけ本気になってくれるかにかかっています。もう一歩の選手が大半です。なんとか「やるぞ」という気持ちになってくれると大きいのですが・・・。

サーキットから始めて縄跳び、一歩ハードル・二歩ハードルと進めていきました。これも「何を目的としているか」です。たんにやるだけでは練習の意味はありません。「狙い」があるのです。ここがなかなか意識できません。勉強会で見ていても同様かなと思いました。「勉強をする」ことに満足してしまって「身に付ける」というところまでいっていません。たんに時間を使っているだけです。なかなか動きが変わらない者はやはり勉強面でも何かしら不足しています。「全てはつながっている」とよく言いますが、練習と日常生活もつながっています。「考え方」が全てに影響してきますからこういう部分から変えていかないとなかなか練習の結果も変わらないかもしれませんね。

マーク走まで実施してスタート。前日にはスタート練習をある程度やっていたのでこの日はスタブロから30mと60mを実施。タータンではありませんから力を使わないと進まない部分が出てきます。冬期であってもある程度タータンの上で練習ができるほうがいいなとは思いますが「時間」との戦いですから移動するのがもったいない(笑)。今は与えられた環境でできることをしっかりとやっていきたいと思いますね。スタートに関してはそれなりに修正できてきたかなと思います。一歩目で止まることも少なくなってきました。まだブロックを押し切れないという者もいます。これは上述のように「やるだけ」になっているからだと感じています。目的意識が明確になってくるともう少し押せるはずですから。60mくらいまで行きましたがまずまずかなと。男子も接戦になっていました。高いレベルで安定してくるともうワンランク上がれるのですが。女子も30m位までは女子エースについていく者が出てきました。後半が課題ですが上手くいけば・・・ですね。

走練習はしっかりと。水曜日の実施したメニューと同じ感じで実施しました。120mと60mの組み合わせ。暖かいこともあってかなりいい感じで走れました。翌週から寒くなるという話を聞いていましたからできるだけしっかりと走っておこうと思っていました。男子も今まで以上にしっかりと走れていました。ハードル2種目でインターハイを狙う者が跳躍選手と競り合いながら走っていました。2人とも冬期に入って飛躍的にスピードレベルが上がっています。調子と気持ちの上下が多少あるので毎回良い感じにとはいきませんがここ最近はいい感じで走れています。疲れてくると短長の選手が良かったですね。2本目以降はかなりのスピード持続を見せていました。800mも視野に入れていかないといけないですね。男子キャプテンも先週は女子に負けそうな感じでしたがこの日は集団について走れていました。「やればできる」のです。男子は全体的に走れるようになってきていますがまだまだ声が出ません。これができるようなると本物になるのですが・・・。何度言っても「ムードメーカー」になろうという気迫が感じられません。実はここがかなり大きなことなのです。なかなか行動に移せないというのが課題ですね。

女子エース、この日も安定して走れていました。これに関しては「目指す場所」が明確になっているので自分で意識してコントロールできるようになってきました。1年前の「やらされている感」は全くありません。これが1年前にできていれば本当にすごいことになていたとは思うのですが今更言っても仕方ありません(笑)。真剣に取り組まないと分からないことがあります。これをみて他の女子がどう感じるか?「速いから特別」ということはありません。やろうと思えばどれだけでもできるはずです。何度も言いますが体重管理や体のケア、補強・柔軟性の向上を「きちんとやれ」と言い続けないといけない状態では絶対に強くはなりません。「やらされている」からです。言われたことさえもできない状態では進歩はないと思います。「できない」わけではない、「やらない」だけなのです。なかなか浸透しませんが・・・。

走練習後は補助的な練習。動的柔軟性を高めるためにも必要だと感じています。かなりきついですがしっかりとやっていかないといけません。こういう「きついが自分のためになる練習」への取り組み方で本人の「強くなりたい」という気持ちが分かります。ごまかすのではなく真剣にやる子は絶対に強くなります。きつから早く終わらせようという感じの選手は成功しません。当然の結果です。これは本人がどれだけ本気になれるかだと思いますね。大半の者はしっかりと負荷をかけることができていました。全体としてはまずまずの練習だと思います。

その後、少し休憩をはさんですぐに勉強会。ひたすらやりました。こうやって「一生懸命やる」という経験は大きな財産になります。今後このような精神的にも肉体的にも大きな負荷をかけることはなかなかできません。少しずつ成長していってもらいたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スタート

2012-01-23 | 陸上競技
金曜日、この日も私は朝から課外。これは陸上部の選手だけ。短距離と投擲の勉強を見ました。とにかくポイントを絞って勉強させるしかありません。見ていると「勉強のやり方が分かっていない」という感じがあります。同じ問題を何度も間違えます。ある程度覚えるだけで済むような内容であっても「分からない」という感じになります。もう少し効率よく勉強しないと「勉強をしているだけ」で終わってしまいますね。これは練習も同じです。「練習をがんばる」という本当の目標とは全く違うところでエネルギーを使っている感じがします。「強くなるための練習」ではなく「練習をがんばる」ことに満足をしてしまうというのでは困ります。やはり流れはつながっていると思いますね。「上手くいかないやり方を改める」というのは大事なことです。

授業は午前中全て。午後からは金曜・土曜の勉強のためのプリント印刷。相変わらずバタバタでした。加えて朝の時点で少し気になることがあったので昼休みに1人、終礼から補習までに1人、練習前に1人呼んで個別に話をしました。「何かあったら即対処」を心がけるようにしています。あとあとに残すと話がこじれてなかなか改善できなくなってしまいます。それぞれ思うことがあるようなので話を聞きながら「進む方向」を示さないと何も変わりません。「自分で考える」というのも大事なのですが最近は「どうしていいのか分からない」という感じを強く受けますのである程度の方向性を示していくことが大事になるかなと。いつもいつも私が出ていって解決するのではなく「自分の力で乗り越える」「解決策を見出す」ということができるようになってもらいたいですね。

放課後は私は課外。工業系の1年生は検定、商業系の生徒は全て課外。いやー、練習にはなりません。他の者は「専門練習」を行うことにしました。完全にお任せ状態です。課外終了後は練習に行きました。色々と話をしたので少し雰囲気が変わっていました。まー誰のためにやっているのかという感覚が大事です。男子は言われたことをやれますが「考える」というところまでは到達しません。もう数段レベルを上げることができると思うのですが今のところはまだまだですね。「声を出す」という最も基本的なことが率先してできません。「ある程度」はできるようになっていると思います。しかし、どうしても「目指す場所」を考えてしまいます。「求めるレベルが高すぎる」と言われるかもしれませんが、これが「当たり前」だと思っています。「これまでの努力」「これまでの取り組み」が「目指す場所」に対してどれだけ必要なレベルに達しているかです。かなりやるようになりましたが「自分なりの一生懸命」から抜け出せません。ここができれば本当に強くなるのですが・・・。

この日も2時間程度の練習となったのでスタートだけとしました。先週と同様、いろいろな「補助運動」をしてからすぐにスタート練習に入るようにしました。スタートをしたらまた「補助運動」。これの繰り返しです。タイヤ押しをやろうと思ったら前日の雨で地面が少し緩くなっていたのでこれでは練習の意味がないと思い止めました。無理やりパワーで押し切るような動きになるのは避けたいというのと、滑るので最後まで足が残ってしまいます。この状態では「疲れるだけ」で終わってしまいます。見極めが肝心かと。

女子エースのスタート改善を試みています。今までのスタートが悪すぎたので少しでも「出遅れないようする」ために練習の積み重ねです。これまでは腰が落ちたり無理やりパワーで持っていく、足は動くが進まないとう「悪い例」のようなスタートでした。ベストを出した大会でも前半かなり置いていかれて最後の40mくらいで劇的に追い込むというレース展開でした。この部分が改善されない限りは上のレベルでは戦えません。昨シーズンの後半はスタートが少しずつ改善されてきていたのですがいかんせん「練習不足」で本来の武器となる部分の伸びが全くありませんでした。最後の県体は苦手であるスタートで流れに乗ることができたのですが、中盤以降失速。まー仕方ないですね。これは今後の課題だと思ってやっています。練習さえ積めれば問題なく戦えると感じていましたから来シーズンに向けての大きな課題を克服するためにしっかりとやっていきたいと思っています。

特定の選手だけの練習を見ているわけではありません。こういう「強い選手」がいるときにきちんと「練習」を確認していくことが大事だと思っています。「流行の練習」「難しい理論」ではなく「基本的な練習」の中でしっかりと「速くなる方法」を見出していきたいと思います。こういう取り組みが間違いなく他の選手にもプラスになります。指導者が何もしないで「優れた指導者」になるわけではありません。実際に目で見て考え、工夫を重ねて良い指導ができるようになるのだと考えています。私も成長してくことが大事ですから。重心の移動を生み出すためにどうするか?まだまだブロックが押しきれないのと重いものを遠くに運ぶことができません。膝の引き出しの方向はかなり言っていますがうまく運べません。それにより「やりたくない動き」が時々出てしまいます。大きく引き出すだけではなくもっと全体につながる動きを身に着けていかないといけないですね。

練習後、卒業生が来ました。少し話をしましたが凹んでいた一時期からは回復したようです。社会に出るというのは本当に大変な事です。高校時代では考えられないようなことがたくさんあります。こういう経験をしていきながら自分で大きく成長していくしかありません。愚痴を言うことで少しでも気が楽になるのであればいくらでも聞きます。少しずつ慣れてきているようですから安心しました。こうやって来てくれるというのはやはり嬉しいですね。疲れが一時的とはいえ抜けた気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと・・・

2012-01-22 | 陸上競技
現在、日曜日の朝6時。やっとパソコンに向かえます。いやー、本当に大変でした。この一週間のバタバタ感は久々でしたね。朝課外(陸上部対象)+放課後課外(クラスの生徒対象)+授業の入れ替えで5時間程度ですから普通に考えて30時間近く授業をしています。いやー我ながらよくやった(笑) ひとまず思い出しながら。木曜日、この日は通常でも5時間授業+打ち合わせ会議ですから6時間全て埋まります。加えて2時間の課外ですから余裕は全くありません。それでも何とかやっていくしかないのでエネルギーを爆発させながら乗り切りました。そのうち尽きてしまうのではないかというい一抹の不安がありましたが結構大丈夫でした(笑)。

練習は上記の通りなかなか時間が確保できませんでしたから、男子は完全に任せました。この日は朝から雨が降っていて屋外では練習ができません。仕方ないの武道場で。運良く(?)他の部が全く練習をしていない様子だったので武道場の中で外補強を実施。身体作りの日としていますからある程度のことは自分たちでできます。本当はこのような意識が必要時は付いてひたすら指示をしていく方が良いのですが・・・。男子は問題なく全てのメニューを消化できます。時間的には問題なしですね。女子は課外があるので1時間不足。こればっかりは何を言っても仕方ないので与えられた時間でやるしかありません。

私は放課後課外が終了した後、気になることがあったので関係の先生方と話をしました。自分から情報収集をしないとなかなか話しが回ってきません。このことに関しては私の管轄だと思っているので後日きちんと話をしなければいけないと考えていました。

武道場の中で練習をすると補強での距離が足りません。最大でも25m程度しかないので・・・。そのため武道場の中を往復する形にします。これにより普段よりは練習する距離が長くなる気がしています。それはそれでありかなと。シャフト補強×2とプレート歩行×1はこの往復の形で実施します。往復するので効率が多少悪くなります。戻ってくる間は次の者が進めないからです。この部分をどれだけ工夫できるかだと思いますね。「生きる知恵」といった感じでしょうか。言われたことをひたすらやるだけではなくどうすれば練習効率を高めることができるかを頭を働かせることで他の部分でも活用ができるようになります。見ていてどうなるかと思いましたがあ比較的上手くやっていたようです。

この日の朝、少し時間を作って(5時起床)blogを更新しました。全く更新できていなかったので。そのblogの内容に対してfacebookを通じてコメントをもらいました。かなり良いコメントだったので本人の了承を得てから選手に配布して話をすることにしました。普段私が言っていることに近い内容ですが「現役の選手」の言葉から感じることの方が多いのではないかと思ったので。
この選手は山口国体で2位になり今後の活躍を期待されている選手です。「強くなりたい」という想いがかなりあって高校生や他の選手のお手本になるような選手です。その選手が自分の経験や感じたことをコメントしてくれました。

以下コメントを紹介します。


自分も工業高校だったので、実習が時間内に終わらなかったり実験で求めている結果が得られなかったりした場合は放課後に補習がありました。
自分は部活をやりたかったですし、補習は同じ事をやるだけなのでそれが嫌で授業内で全て終わらせる努力をしていました。専門教科での補習は一度もありません。

練習日誌も高校生から毎日書いていますが自主的に始めたもので練習内容はもちろん投げた日や走ってトライアルを行った日はその記録を記入。良い記録が出た日は、「何が良かったのか」「何を意識したのか」なども書いていました。高校生の言葉なので簡単に表現していますが。
自分の場合は顧問の先生が投擲専門ではなかったので、それもあって練習会や他校に練習に行った時は「何でも吸収しよう」として行動していたのを覚えています。それは今現在、専門の先生に見てもらっていても同じです「強くなりたい」とういう「欲」が選手の意識を変えるのだと自分は思います。
そう考えているので厳しい言い方かもしれませんが大学生には「目標に対してその練習、意識が妥当か」を問うことがあります。話にならない学生には、その程度の練習では他校の学生には勝てないとハッキリと言います。
他校の学生がどれくらい努力しているかも知っていますし、関東や全国で戦う厳しさも知っているので選手が自信を持って試合に臨むには練習しかないと思うからです。

全力で競技に取り組んでいる選手からの言葉には重みがあります。「戦っている」という強い気持ちがあるからこのような言葉が出てくるのだと思います。わざわざうちの選手のためにこういうコメントを送ってくれるというのは本当にありがたいことです。このコメントを選手に配布して意味を説明しました。普段は本のコピーなどを配布しますが、現役選手の「意識」や「想い」を感じ取る機会というのはそれほど多くはありません。
勉強と練習について、練習日誌について、取り組む姿勢について。本当に大事なことを伝えることができました。私の言葉で言うだけではなくいろいろな人から刺激を受けるというのはありがたいことです。選手が何を感じるか?本気で感じ取ってもらいたいですね。

やっと木曜日終了。かなり後れをとっています何とか今日中には追いつきたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする