土曜日。前日に学校のグランドが使えないということが判明。辛すぎます。他の部活動が練習試合をするとのことでもう諦めるしかない。まーグランドが狭いうちの学校では仕方ないことだと思っています。
急遽練習場所を探すことに。といっても競技場に行くしかないという感じではあったのですが。この日は狙ったかのように他校から1人練習参加の予定となっていました。そのため早めに決めなければいけなくなります。金曜日の練習前に決めました。
ポール選手がいた時は比較的競技場まで行っていました。が、ポールの練習をしなくなってからはほとんど行かない。去年最後に行ったのは市民選手権の時だと思います。学校で練習する方が色々な意味で効率が良いので。タータンで走る部分。最後に走ったのは11月にあった大会だと思います。タータンの上ではなくてもきちんと練習さえできていたら問題ないんじゃないかと勝手に思っていました。
練習は試合のアップを意識して。バランス系から初めて回数を少なくしたBCT。更に軸系を。今考えているのはこの辺りです。これまでのアップの概念を変えたい。ジョグして体操してという練習の流れではない。そうであれば試合の時にだけその流れでやるのは違うかなと。意識する部分を明確にしていくことが走りに繋がると思うので。
基本的なことをやってコンディショニング。そこからセラバンド補強をやってからハードル股関節。普段は学校でやるのですが今回は競技場で。限られた範囲の中でやるしかないかなと。使えるものを使いながらですね。せっかくタータンの上でやるので反発系をやっておきました。ここも任せながら。そのまま膝締めのための縄跳びとスティック腿上げ。壁を使っての壁抜きと股関節回し。本当に簡単なことだけを。
そこから走るための準備。片足スキップをしてチュプ腿上げ。チューブ5歩。それなりに。スイッチング、スピードスイッチング。そこからスイッチングラン。走るための準備ですね。実際の試合の時にはそこまでできないと思いますが。追い風に乗ってスピードでを出してから10バトン、25並走、合流走。動き的には悪くないなと感じながら見ていました。筋肉痛が多少残っているようでしたが関係なく。
前半マークをやってカーブ直線。ひさびさに競技場でカーブを見ました。学校で適当に置いて走っている時はカーブがキツい(笑)「先生、もっとカーブ緩いですよ」と言っていました(笑)。走練習をやる中でこういう部分は大切さかなと。自分達で分かってくるというのは必要。タータンの感じをつかんでもらうことが一番のメイン課題でした。それだけで十分。いきなりタータンで記録会に出るというのではなくこういう時に少しだけでも走っておけば感覚はつかめると思うので。
タータンの上でスタート。この冬それなりにやってきているのである程度形になってきているかなと思います。Saはこの区間がきちんと走れればこれまでとは大きく違う結果を出せると思います。Toはここは得意。それぞれ意識しながら走っているのだと思います。近くにライバルがいるというのは大きい。今回はピストルを撃ってスタートしました。競争ですね。60mまではToが圧勝。これくらいだったら卒業した子たちとも競争できるくらいだったと思います。感覚的な話になるのですが。
そこから40↑30→。マークを使って。これも2本。最後に120-90-60。走りました。この1週間かなり負荷をかけています。その中で最後までスピードを持続する。大変なことだと思います。やらないのは簡単ですがやるのは大変。全く走れなくなるほど追い込むというのはしません。この週は意図的に負荷をかけ続けています。疲れがある中で良く走れたと思います。
久々に学外で練習をしました。指導の様子を見た他の方が「力を入れて指導してないのか?」という感じで言われていました。最近のスタイルはこんな感じです。もう2年くらいは学外でやっていない部分があります。大きな声を出してあれこれやるというのは減っています。そっいう指導というよりは「練習の中身」かなと。それをやる選手がきちんと課題意識を持っていたら何とかなると感じています。動きは去年と比べて別人レベル。
この「価値」はなかなか分かってもらえないと思います。目立つ所が評価される。それほど力がなかった選手が走れるようになったというレベルでは誰もが評価はしません。目立つわけではないので。私はどちらも大切にしています。hoshoという完全に無名な学校。強い選手がいたからインターハイに行ったんでしょう?というくらいの感覚だと思います。それでもいい。内情は誰にも分からないから。
今やっている選手達の表情を見てもらえたらそれで分かると思います。私にとってはそれが一番大切。周りの評価よりも目の前にいる選手がどんな気持ちで練習をするか。ここに尽きます。
やります。それだけです。