kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

競技場練習

2022-03-31 | 陸上競技

火曜日。この日は競技場での練習。防府で実施。この日も動けるのが私だけだったのでついに一般道路でのマイクロバスの運転となりました。早朝に長距離が合宿しているセミナーパークへマイクロバスを借りに行ってそこから学校へ。練習道具と選手を乗せて防府へ。45分くらいかかります。できるだけ広い道をと思いながらも最短距離で。移動だけでかなりのエネルギーを使いました(笑)。ダメですね。

 

競技場にはかなりの選手が来ていたので接触がないようにという指示だけ出しました。競技場の「回数券」があるのですが、防府に住んでいる選手に購入を頼んでいました。入場するための券は競技場では購入できません。少し離れたところにある体育館で販売しています。そちらによってから競技場に来ると時間のロスなので選手に購入を依頼。が、「券」だけを持っていました。実際は券売機で券を買ってそれを受付で「回数券」に変えなければいけません。中学時代にやっているはずなのでわかるだろうと安心していましたが忘れていたとのこと。結局私が購入しにいくこととに。場所が変わればこの手の対応が増えます。まー仕方ないのかなという部分もあります。

 

人数が多いのとアウェイなのが重なって女子の一部がトラックの横断などができなくなっていました。タイミングを見計らってという感じだったのだと思いますが遠慮してできません。声をかけて渡らせましたが。あとで全体に話をしましたが「自分たちのやるべきこと」を優先してできないといけません。遠慮していたらそれができない。「〇レーン行きます」などと大きな声を出して自分たちの練習ができるようにしなければいけません。大きな大会に進んだ時にこんなに遠慮してやっていたら勝負をする前に負けてしまいます。とにかく指導していくことが多い気がします。一つずつ一つずつでしょうか。

 

フリーでアップしてからバトンへ。バトンが始める時間を確認して。その時間に合わせてバトン。バトンが終わる時間まである程度決めておけばよかったかなと思います。跳躍系の専門練習があるのだからそれに合わせてある程度の時間制限は必要だと思います。限られた時間の中でやっていくという感覚が必要です。

 

衝撃的な部分が。あるペアが「バトンが渡らない」といっていました。確認をすると「前日と同じ距離でやった」とのこと。前日は「追い風」でやっていました。この日は「向かい風」です。その状況で「前日と同じ距離でやった」のであれば渡るはずがありません。ここが「陸上偏差値」といっている部分です。追い風であれば前走者がスピードに乗ってきます。向かい風であれば前走者はスピードが落ちます。当然の話です。そうであれば「マーク」を置く場所が近くなるはず。移動する距離が短くなるのだからその部分も踏まえて調整しなければいけません。実際の試合の時には「自分たちで判断」することも必要になります。そのための「知識」は身に付けておく。「渡ればいい」というのではなく「最大スピードで」というテーマの中でやっています。「どうすればいいのか」「何が目的なのか」を明確にしながら、理解しながらやっていく。「考える」ことの必要性を改めて感じています。

 

男子はある程度の修正ができています。1本目で上手くいかなかった部分を修正しながら。それぞれが加速に乗った状態でバトンの受け渡しをする。特に2-3走は絶対にやってもらわないといけません。勝負がかかるのはここですから。

 

ショートスプリントはスタート。ここは自分たちで。私はヨンパのほうに。同時展開でロングスプリントの選手に前半の入りの練習をしました。競技場でしかできないことをここでやっておきたいというのがありました。ショートスプリントと違って加速の部分にポイントがあります。がむしゃらにスピードを上げていくのではなく力みなくスムーズに加速していく。そのためにはある程度の距離が必要です。「感覚」でできればそれでもいいですが、今の選手の感じからすればある程度「練習」をして習得する必要があると考えています。

 

ヨンパも風を想定しながらやっていきます。予定した歩数でいけないかなという感じもあるので女子に関しては歩数を増やして初戦を迎えることにします。2か月近くまともに走れていない状況からの今です。3月当初と比べるとある程度動くようにはなっていますがまだまだ、昨年末の感じからすると物足りません。何とか県総体までにという感じでしょうか。「中国大会で」といいたいところですが今は「県総体を抜ける」というのが必要になります。次年度は3年生が強い。そこに対応できる力は今はありません。それでも残りの2か月間で間に合わせたい。そのための準備はしています。焦らずでしょうか。男子も歩数を増やして対応する予定ですが、17歩で4台目以降がしんどくなります。17歩で勝負することを考えると最後まで17歩で押していくというのが必須です。走力の部分も影響してきますが「完走する」ことが目的ではなく「勝負する」というのが目標であればやはり「17歩で押し切る」というのは必要不可欠です。

 

課題も明確になってきています。どうしても「専門練習」になると「ハードル」に目が向きやすくなります。が、やはり基本は「走力」です。走ることができなければハードル種目で戦うことはできません。小手先の技術でごまかすのではなく「力」が必要なのです。そこが忘れられてしまうのでとにかく走らせたい。まー「走らせすぎ」という人もいるのでしょうが、今の練習はそれほど走っていません。足りないかなという感じもある。ここは人それぞれの判断だと思いますが。

 

練習が終わってから必死になって学校に戻る。これが一番しんどいなという感じがあります(笑)。何とか無事に。その後は何かをしたような。次年度の打ち合わせなどもそれなりに。なかなか大変な感じがします。1年前に感じたこと、同じようなことを感じている部分があります。「意見の主張」がどれだけ認められるのか。去年感じた怒り。「働き方改革」ってなんですかね。本当に。どこの現場も同じだと思います。

 

ぼちぼち書いておきます。ぼちぼち。

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競技場練習に備えて

2022-03-31 | 陸上競技

遅れていますが。月曜日。翌日に競技場練習になっていました。そのため練習は次の日の準備という感じが大きくなっていました。とにかく「専門練習」の時間を確保したい。いつも競技場に行くときには跳躍系の選手の練習時間が不足してしまいます。できるだけ専門ができるようにしたいので、月曜日にバトン系の練習を増やしておいて翌日は最小限にしたいなと。前の土曜日にもバトンはやっています。積み重ねの部分があります。

 

アップをしてバトンメインで。今のメンバーで出場するのは最初の高体連記録会だけになるかもしれません。勝負することを考えると新入生をメンバーに入れて走ることも想定しています。「1年生の力を借りて」というのは指導者側からすれば面白くない部分はあります。それでも「戦う」ことを考えると「一番走れる選手」でやっていくことも必要になります。男子は中心になる選手が2名いますからその2人を軸にリレーを組むことができます。ここで稼がないといけない。そのことは話をしています。

 

女子に関しては正直どれくらい走れるのか不明な部分があります。一番順調に練習ができていた選手も故障のためしばらく走れないという状況。単純な走力だけで選べば今の状況では「対応できない」というのは確かです。バトンで稼ぎたいですがこれも微妙な感じがあります。だからこそ丁寧にやっていきたいなと思う部分があります。全体的にバタバタしていてグランドに常駐できるのが私だけという感じもあります。そうであれば私自身きちんと役割を果たしたいなと思う部分があります。しつこく丁寧にやっていく。

 

「陸上偏差値」を上げていきたいと思っています。競技が好きであれば自然に上がっていきます。私自身、高校時代一切の指導を受けることがなかったので自分で本を購入してひたすら勉強していました。トレーニングに関してもその当時からいろいろと調べてやっていました。今は当時の情報量と比べると何倍も競技に関するものがあります。当時は専門雑誌以外はほぼなかったですから。オリンピアンのkrk君は高校時代、マニアックなくらい選手について知っていました。超感覚派ですが他の人に教えるのも上手かった。そういう意味では本当に「天才」だと思いますね。

 

そこまでできないかもしれませんが、「練習の意味」をもっと理解してそれをどう身に付けるかを大切にしたいなと思っています。普段はkbt先生のフォローのような感じでやっています。それが一番選手にとってプラスになるだろうという感じで。不足する部分を私が補っていくことでより良い練習になると思っています。

 

土曜日の練習の補足という感じでしょうか。この日は「バトンを渡す位置」の確認までやりました。前任校では明確に「この区間で渡す」というのを決めていました。加速してバトンをもらうためにです。詰まってしまうと次走者が上手く走れないのでスピードピークをできるだけ高くする感じでやっていました。この日は「渡す位置」をある程度決めてそこまでにしっかりと加速してバトンをもらうという練習です。何本か繰り返しました。

 

とにかく「コミュニケーション」も大切にします。今のバトンがどうだったのか。出のタイミングはどうだったのか、渡るまでの距離はどうだったかなど確認することはたくさんあります。正直、「バトン練習だけの日」があってもいいくらいだと思っています。それくらいこだわって最大スピードを出す練習をしていくことでより精度は上がっていくと思います。

 

その間、ハードルは各自でやるという感じになります。より専門的にという感じで考えるとこちらにもついておきたい。優先順位としてこの日はバトンだと思ったのでそちらに付いていました。これも難しい部分ですね。ざっくりやっていくというのができないタイプの人間ですから人数が多くなったり種目が多くなると対応できないというのがあります。まー指導できる範囲が狭いというのもありますが(笑)。スプリントとハードルしかできないので、他の種目に関しては「見守り隊」になります。他の種目の勉強もしないといけないんだろうなと思いながらも。

 

そんな感じで過ごしました。何か午後からやって気がするのですが。その記憶はすでにありません。なかなかです。夜はちょっとだけ食事を。こういう機会が劇的に減っているのでさみしい部分があります。少人数で。感染予防に最大限の配慮をしながら。

 

また書きます。

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1日練習2

2022-03-30 | 陸上競技

かなり遅れていますが。前の記事の続き。

 

土曜日の午後。これはなかなかでした。元々1日練習にしていました。予定ではスプリント系とハードルを別にして実施するはずでした。が、諸事情により私がどちらも一人で見ることになる。これはなかなかです。予定していない部分なので対応に追われます。スプリント系は13時30分から開始にしてハードル練習会は14時からの開始。30分ずらすことで何とか対応しようということに。単独であれば問題はないのですが前の記事にも書いたようにsmsと合同練習でしたから。もうなるようになれという感じです(笑)

 

スプリント系は午前中にかなり細かくやっていたので午後からはいつもの練習の流れにバトン中心で組もうと。前日、あまりにもバトンの感覚が悪いので「どのようにして対応するか」を考えながらやることに。もちろん、付きっ切りでできないので選手にやってもらうことが多かったですが。男子に関しては先日からある程度のことができるようになっています。バトンのことに関しては話をして伝えることができます。女子は話をしても「??」という感じになってしまう部分もあるので「やれることを」という印象です。

 

「なぜこの練習をやるのか」については説明をしました。kws先生についてもらってみてもらいながらです。ショートスプリント、25バトン、合流走、バトン合わせの流れで。前任校でよくやっていた流れです。「バトン練習」は最高のスピード練習だと思っています。もっともっとできることがある。この冬はできなかったことが多いのでここで詰め込んででもやっておく必要があると思います。kbt先生に任せてもらっている部分もあるのでこの日にしっかりと。「渡す位置」をある程度明確にして「加速に乗ってもらう」という部分を重視しました。「渡ればいい」とは思っていません。これは顧問の共通認識です。いかにして「バトンで稼ぐか」です。

 

技術的な要素が大きいと思っています。だからこそ「理解してやる」というのは必要不可欠。タイミングの問題であったり、加速の部分であったり。多くの要素が含まれています。もっともっと細かく見れるとよいのでしょうがなんぜ「一人で見る」ことの限界があります。一つに集中すると他が疎かになる。これは難しい部分です。

 

同時展開で「ハードル練習会」を。前回の反省を生かしてこの日は最初からnsy先生に来てもらうことに。ショートハードルもヨンパも同時展開なので前回ヘロヘロでした。細かく見たいと思う部分があるのでこれでは「練習会」をする意味がなくなってしまいます。信頼できる先生ということで無理を言ってnsy先生に来てもらうことに。高校生の女子にとっては来てもらうことで大きな刺激になります。

 

最初はピロティの中で基礎的なことをしてからドリル。ある程度やってからそれぞれに分かれて実施。ショートハードルに関しては前回鹿児島でやった内容を再確認。動画を作成していたのでそれを見てもらって。興味を持つ選手とそうではない選手がいます。ここに関しては「人それぞれ」だと思います。1台目までのアプローチから「頭の位置を変えない」という中でのハードリング。この日は複数の先生方が協力してくださったので「動画撮影」や「タッチダウン」も測りながら。これも指導者育成につながっていくと思っています。基本的な練習について知ってもらうことは大きい。目安のタイムなどを示しながらやっていきました。

 

同時展開でヨンパ。これは真反対で実施していましたから、移動が大変(笑)。最初はそれぞれの「歩数」に合わせたマーク走を実施。自分が何歩でハードルインターバルを走るのかを事前に決めてそのストライドパターンを覚えていきます。6本程度やってから今度は実際に3台目くらいまで跳びながら「インターバルの安定」をする。直前で足を合わせるのではなく「トータルでのストライド調整」をしていきます。これはなかなか難しいのですが「ハードルの直前」で無理やりピッチを上げて足を合わせるのではなく全体でバランスよく上げていくという感じでしょうか。行き当たりばったりで足が合うという選手もいます。調整能力が高ければそれで対応できるはずです。が、そういう選手は多くない。それでもヨンパをやろうと思うのであればこちらも「そのための方法」を示していく必要があります。幸いnsy先生もいてくれたので一緒にやっていくことができました。ありがたいですね。

 

こうなると多くの人の協力が必要だなとあらためて感じました。今の段階では完全なボランティア活動でしかありません。日当も出ませんし(笑)。それでも今自分ができることをやっていきたい。先日競技場でkgh先生と話をする中で「山口国体」の前は「投擲練習会」を頻繁に実施して競技力向上に結び付けていたというのがありました。やはり、頻度と継続が必要なのです。指導ができるかどうかというよりも「興味を持ってもらう」というのは大きなことだと思います。トップ選手だけを見るというのではなく幅広い指導の中で競技力を高めていければと思っています。

 

とにかくあちこちを走り回りました。ある意味幸せなのかもしれません。これで選手に少しでもプラスになるのであればと思います。感謝されるかどうかは分かりませんが、「競技」に興味関心をもって好きでいてくれたらいいなと思っています。

 

なかなかバタバタでした。協力してくださった先生方に感謝。nsy先生は岩国から来てくれました。この日はおそろいのウインドブレーカー。「以心伝心」という話をしていましたが、帰るときにnsy先生が私のウインドブレーカーを間違えて持って帰って危うく車に乗れなくなるところでした(笑)。うちの選手が「ひょっとしたら」といってくれたので気づくことができました。いや、車のカギが入ったウインドブレーカーを岩国まで持って帰っていたらは車中泊さえできません(笑)。なかなかのオチでした(笑)。

 

選手にとってプラスになる1日だったらよかったなと思います。

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1日練習

2022-03-30 | 陸上競技

土曜日。この日は1日練習となっていました。が、天気が大崩れする。電車が止まるというレベルになっていました。午後からは持ち直すという予報になっていましたが、それでもこれだけ崩れると大変な話になります。朝早い段階で「無理のないように登校」と伝えてからバタバタ。普段はkbt先生に任せっぱなしなのでこの日くらいはと。顧問がそれぞれバタバタしているので余裕がありません。とはいえ、練習に関してはきちんとやらないといけない。当然の話ですが。

 

更にこの日はsmsと合同練習になっていました。午後からはハードル練習会。こいういう日に限って色々なことが詰め込まれています。練習に関してはピロティがあるのでそこでやろうと。が、台風のような暴風雨。ピロティの中にまで雨が降りこんできます。いやーどうなんだ。練習に関しては走ることができないので「身体づくり」と「身体のコントロール」についてやることに。重心の取り方や体の使い方を。本当は普段から少しずつできればいいなと思うのですが。時間の合間にやれるといいなと思います。

 

片足立ち。それを目を閉じて行う。30秒という短時間ですが大半の選手ができません。以前に比べると「身体感覚」も鈍くなっているのかなと。以前は外遊びなども多く自然に身に付いていたものが今はそれができない。時間を作ってそれをやる必要が出てきます。「差」をつけるためにもここは重要なのかなと。元々の身体能力だけではなく「身体の使い方」に目を向けてやっていくことも必要だと思いますね。「隙間産業」ではないですが「戦える場所」を見つけてそこに力を注ぐ。面白いかなと思いますね。

 

股関節周辺の補強を兼ねてハードルを使って。これも普段からやっているものを丁寧にという感じでしょうか。ハードル股関節補強に加えて入れ替えなどの感じも。よくハードル練習会でやることをここでも。ハードルを使った練習というのは「強制的に股関節から動かす」という部分があります。嫌でもそこから動かすので自然に強化されます。何も使わずにやるのではなく「道具」を使うことでやりたい動きも明確になります。

 

さらに足運びも。これもハードルドリルの中に入っているのですが、「片足での引き出し」です。先日から見ていて「できていない」と感じる部分です。が、本人たちは「できている」と思ってやっているので動きの変化は生まれません。本当にやりたい動きをするためには「段階を追う」というのが必要だと思っています。人は忘れていくのでやっているうちに違う動きをするようになります。定期的に「やりたい動き」をすることが必要かなと。この機会に徹底的にやりたいなと思って「片足の足運び」をやりました。3足長から伸ばしていって6足長まで。膝の引き出しと接地。伸びていくとそれができない。丁寧に段階を追うことで少しずつ動きの変化が生まれます。

 

まずまずかなという感じで午前中終了。やれることをという感じです。ここまでは比較的スムーズでしたが午後が(笑)。このことはまた書きます。ひとまず。

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記憶が飛びながら・・・

2022-03-29 | 陸上競技

記憶があやふやになりつつありますが。これは毎回のことです。バタバタしすぎて。

 

24日の木曜日は天気は雨だったような。練習計画としてはフィジカル中心。私は練習に参加した記憶がほぼありません。行けなかったのか。新入生が数人来ていたのを見た気がするのでやはり私は言っていますね。書きながら思い出すという始末・・・。新入生に「体幹補強K」を実施してから簡単な腹筋背筋をやる。そこから壁を使っての股関節回し。足運びをある程度という感じだったでしょうか。

 

ある程度のところで解散して他の選手はウエイトだったか。もはや「陸上日記」としてのタイトルの意味がなくなっている感じもします。

 

金曜日は朝から会議。それが終わってからグランドへ。練習としては1日練習になっていました。午前中は基礎の確認と簡単な専門練習だったか。2時間程度の練習の後に仮入学のために体育館の準備を。休憩をはさんで午後は13時半からの練習。が、仮入学の誘導係などがあったため時々グランドに足を運ぶという感じにしかなりませんでした。仕方ない。

 

この日、バトン練習をしていましたが「距離間」や「タイミング」が狂っています。この冬は故障者が多かったこともありきちんとしたバトン練習がほとんどできていません。出のタイミングや声掛けのタイミングなども含めて「全くできていない」感じがあります。女子には「バトンパス」の話をしましたが、「??」という感じの選手も。バトンを渡すためには「ハイ」と声をかける必要がある。その「ハイ」のタイミングや声をかける場所。バトン走という感じで頻繁に「15m地点で渡す」というのをやっていますが、これも「なぜやるのか」を理解していないのかもしれません。何度も話をて来たつもりですがきちんと伝わらないのかなという心配もあります。

 

バタバタする中でやっているのでどこまで話ができているのか不安な部分はあります。可能な限りできることをしたいと思っていますが。自分自身に余裕がなくなるとできなくなることも増えます。良くないなと思いながらも。

 

記録しておきます。

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いやー

2022-03-26 | 陸上競技

とりあえず、現在に追いつきたい(笑)。色々とやりたいことがあるのですが。

 

23日水曜日。合宿から戻ってきましたが「やるべきこと」があったので6時に職場へ。そのためには5時前には出ないといけない。まーこれがどういうことを意味するのかという感じですが。きちんと説明がない中で「やって」といわれても。「書いてあった」とか「掲示してあった」といわれても「その存在」を知る機会さえなければやはり分かりません。こういう性格ですから「あーそうですか」という反骨精神でやることに。「印刷方法」さえ示されていない中で「やるように」といわれてもなかなかできることではありません。やりましたが。

 

8時半から競技場練習ということになっていました。それに合わせてぎりぎりですが行くことができました。他の2人がバタバタしていたので私が行かなければ誰も引率がいないという状況になります。それは避けたい。ということでバタバタの中行きました。競技場の近くの体育館では大学の卒業式が実施されていました。私が在籍していた時とは全く違う感じですね。コロナの関係もあって在校生は一切いない。私のころは「場所取り」ということで泊まり込みで体育館前の場所を確保するというのがありました。まー昔の「体育会」という感じだったのだと思います。

 

練習に関しては試合の時にアップに加えてバトン合わせを。そこからSDをやって最後の走るという感じでした。細かい部分がどうなっているのか把握できていませんでしたが。バトンに関しては「精度が低い」と感じていました。もう少し丁寧にやるというのが必要です。これはどこかのタイミングで徹底できればいいなと思っています。流れの中でのバトンではなく「特化してやる」というのも必要かなと。これは要相談ですね。

 

ヨンパの練習もあったので見守っていました。前日までの国体候補選手の様子も最初の段階で説明していました。が、「足が合わない」という段階で同じことを繰り返す。厳しいようですが放置しました。どうするのかを見るためです。1台目まで足が合わない。2台目まで予定の歩数で届かない。これを何度も繰り返す。やりたいことの半分もできていません。その中でどうするのか。結局最後までできませんでした。無駄に意地になってチャレンジしていましたができるはずがありません。すべての練習が終わってから厳しく話しました。「自分だけでなんとかする」というのができればもうすでに強くなっています。が、それができないのです。そうであれば「指導を仰ぐ」というのができるのではないか。「教えてもらえる」と思って待っているのか。何とかしたいと思えば自分から「聞く」というのができる。

 

「与えられる」ことに慣れてしまっているのかもしれません。保護者も含めて「やってあげる」ことが増えている。学校業務自体も「生徒のため」という「やりがい搾取」みたいなところあって「本当に必要なこと」を教えられない。あえて突き放す時も必要だと思います。結局は将来的に子供たちが社会人になった時に困るのです。明らかに時代の流れがあります。その中で「これまでの考え方」が古臭いといわれるのかもしれません。が、「不易」も間違いなくあります。分かってもらえるといいなとは思いますが。

 

終わってから職場に戻って修正などを。やるしかない。詳しく指示があればそれに合わせて最初からできていたのに・・・という気持ちもありながらですが。

 

更にこの日は舎監(笑)。代わって欲しいといわれたので。最早、家にいないことのほうが圧倒的に多い。長男とは1週間以上あってない気がします。大学が決まって遊び歩いている(笑)。私が寝るのが早いので帰ってきたとしても会うことはない。まーそういう年代ですから仕方ないなと思いますね。大学受験のころから会話が増えていてやっと仲良くなったと思っていたのですが(笑)。

 

舎監だったので合宿の時にハードルの動画を作ることに。かなり時間をかけましたが半分くらいできたかどうか。かなり興味が持てるものだと思います。マニア受けする可能性がある。今後のことを考えてやりたいことを「動画」として残しておきたい。それが後世の役に立つのであればというのがあります。自己満足かもしれませんがやっておかないと勿体ないなと。指導者が「専門性」を持たなくなるであろう今後の指導体制の中で「伝える手段」はあるべきだと思っています。困っている人の役に立てるかなというのもあるので。

 

途中まで作って点呼の後寮生の選手と1時間くらい「ハードル」について話をしました。動画を見ながらやるべきことを確認して、ハードル種目の特性やどのような流れでやっていく必要があるか。そんなことを理解しなくてもやっていけると思われるかもしれません。それでも「共通認識」が必要です。様々な形でアプローチしていけたらいいなと。

 

まーそんなな感じだったのでblog更新ができなかったというのもあります。結構色々とあるのです。毎日更新といいながら何もできず。せめて写真などを撮って載せておきたいなと思いながらも。余力がないですが。ぼちぼちやります。

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鹿児島合宿3

2022-03-26 | 陸上競技

22日。鹿児島合宿最終日。朝からかなりの雨でした。当初は29㎜の予報でしたがなんとか6㎜くらいになっていました(笑)。どちらにしてもかなりの雨だったのですが。この日は練習後の移動のこともあり早く練習を開始することに。8時半開始なので8時前に宿舎を出ることになっていました。本当は散歩したかったのですが雨がひどすぎてそれどころではありませんでした。競技場に移動するくらいにはほぼ止んでいたので問題ないのですが。

 

この日は選手との約束通りスタートの感じをつかむことに。スプリント系は足の張りがあるということでそれほど走れないかなと。元々スピードがある選手たちなので足にかかる負担も大きいのかもしれません。ここは様子を見ながらです。2時間強の練習しかできません。その中で課題となる部分の克服がどれだけできるのか。

 

スプリント系は1㎏MDを使っての重心移動。壁に向かって投げるタイミングと重心移動を合わせる感じです。これをかなりの時間やりました。0からの移動なので大きく動きたい。その部分を確認しながらですね。なかなか「スタートに特化した練習」というのはできません。こちらとしても「スプリンター」に対して技術的な話ができるというのはありがたい部分です。11秒台で走る選手の感覚を確認しながらやっていくことで何かしら得るものがあります。

 

最初の5歩までの練習ということで壁引き出しとスタブロからの出の組み合わせをひたすらやりました。1時間以上確認作業をしたと思います。飽きずにやってくれる。これが強くなる秘訣かもしれません。重要な部分を自分たちでわかっているのでやってくれる。反応もあります。言われたままやるだけではなく感覚の確認ができるというのは大きい。すり合わせをしながらですね。

 

同時展開でハードルも。ハードルドリルをやりました。基本的な動きの確認。これまで何度もやっていますがポイントになる部分を再確認しながらです。そこから1台目までのアプローチ。今度はスタブロからの出の確認です。スタンディングからのスタートで上手くできてもスタブロから出ると上手くいかない。よくあるパターンです。見てみると腰の位置が上がりすぎている。近隣の県のスタートでは以上に腰が上がっているパターンを見ます。理由がどこにあるのか聞いてみたいとは思うのですが、感じが悪くなるので聞きません(笑)。そういえば、最近周囲の人から「心の声が漏れている」といわれることがあります。「おかしい」と思うことに対してはいつの間にか声が出ているようです。とにかく「無駄なこと」は辞めるべきだと思っています。不親切な部分に対しての憤りもあります。

 

話が愚痴になりましたがスタートの腰の位置を修正しました。とにかくスムーズに入りたい。時間に余裕があればもっとやりたいところです。技術的な変化というよりは「構え」を変えるところからです。まずまず。今後も定期的に確認させてもらえるとありがたいなとは思います。走りを改善するためにどうするかです。

 

2時間強の練習が終わってから食事。駅まで1時間40分くらいの移動。やはり遠い。駅についてお土産を買う。娘が好きな「ご当地キャラクター」があるのですが、駅で探しても見つかりません。近くにそのキャラクターグッズのショップがあったので行ってみました。が、販売していない。なぜなのか。選手にはお土産で「しろくま」を買うといいと話しておきましたが「しろくま??」という感じでした(笑)。「買って帰ったら溶けますよ」という突っ込みを期待していたのですがそれには到達しませんでした。残念(笑)。

 

2時間くらいかけて新山口まで戻ってそこで20分待って乗り換え。選手には「ういろう」を買って渡しました。「鹿児島の帰りに買った」という話をすると面白いかなと思って(笑)。こういうことばかりしているから「めんどくさい」といわれるのかもしれませんが。

 

徳山駅到着後、歩いて帰宅。時間の余裕があるからそれでいいかなと思っていましたが、2つ前の記事の載せている「カップラーメン」の箱を持っているのでめちゃくちゃ歩きにくい。キャリーの上にのせていましたが100mくらい歩くとお握力が落ちてきて落としてしまう。お土産で勝った「焼酎」をバックに入れているので方が痛くなる(笑)。もう散々でした。汗をかきまくって帰りました。そして力尽きて泥のように眠る。こうなるとblog更新なんてできるはずがありません。

 

そんな感じの鹿児島合宿でした。もう少し動画や写真を撮っておけばよかったなとは思います。今更ですが。貴重な経験ができました。やりたいことが少し見えてきた感じがあります。ぼちぼち。

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鹿児島合宿2

2022-03-24 | 陸上競技

鹿児島での合宿2日目。朝の時点で小雨。少し早起きして宿舎の周辺を散歩してみました。広大な敷地があちこちにあります。幹線道路だけを歩きましたがドラッグストアが閉店しているなどちょっと寂しい感じがありました。

 

練習は9時から。選手の上場に合わせてという感じです。股関節周辺やハムストリングに張りが出ると思うのでそこを重点的に弛めながら。動的柔軟のようなイメージでハードルやDMを使って体を動かしました。

 

ある程度やってからは選手がやりたいと思っていることに合わせての練習。スプリントは「切り替えが遅れる」というのがあったので午前中はその部分の確認を。前日にある程度やっているところがあります。今回は「タタタ」をやって前に進みながら早く切り替えるという感じでした。今回は11秒台の女子もいます。タフなタイプではないのでそれほど負荷を増やせません。普段は少ない本数でやっているということだったのでそれに合わせて少なめに。

 

速い動きをする中で素早く入れ替えるというのは簡単なことではありません。1本目は詰まっている感じがあったのでその部分を調整しながら。3本を3セットやったでしょうか。2セットだったかも(笑)。最後のセットは動画を撮りながら自分たちで動きを確認しながらやっていきました。1本ずつ本人たちと動きの確認をしてみる。どうだったか。どうしたいか。それに合わせてやっていく。感じ的にはかなり良かったと思っています。もちろんあくまで「個人的」な話ですが。最後にスプリントを2本やって午前中は終了。

 

同時展開でハードルも。こちらは13秒台ですから。こちらのやりたいこともできます。同じタイミングでスプリントとハードルをやっているので両方を細かく見れない部分もあります。軽く5歩ハードルをやってから1台目までのアプローチ。今回の練習の様子を動画に撮影して「解説動画」を作ろうと思っていました。本人には許可を得ていますので動画配信ができればと思っています。1台目までのアプローチの課題。目線と前傾。ここは「当たり前」という部分なのかもしれませんが、周囲からはあまり聞いたことがありません。

 

ハードル練習会などもやっていますが、細かい情報を提供することができていません。何度も見ることができればいいなと。さらには「指導したい」と思っている指導者に少しでも手助けができればいいなと思っています。もちろん、「導入段階」では使えない部分もあるかもしれません。一定水準以上の選手に対してのサポートになる。この部分を考えるともっと「初めてのハードル」くらいの内容を作っておくのもいいかなと思っています。時間があるのかどうかの問題もありますが。

 

ハードルに関しては何度も指導をしています。確認をしながら。こちらのやりたいことを伝えながらも。どちらかというと頭で動きを理解するというよりは「感覚」でやるという感じの選手です。「バン」とか「ビュン」とかのほうが分かりやすい。踏切位置を確認しながらやっていきました。タータンがかなり硬いので様子を見ながらという感じではあるのですが。1台目まできちんと加速して。そこから3台目まで走る練習を。最終的には踏切の位置も改善できました。「理論」的な話と感覚の部分を擦り合わせながらですね。この辺りはまた書きたいですね。

 

練習の合間に食事を。志布志にあるという「マルチョンラーメン」の本店へ。全く分かっていませんでしたがkd先生が調べてくれていました。レンタカーで移動。前日に宿舎の方や食事場所で聞いていましたが「意見が分かれる」という感じでした。

 

こんな感じの店構え。

博多ラーメンとは違う豚骨ラーメンです。久留米とも違う。少し薄めの豚骨ですが美味しかったですね。麺がもう少しよかったらとは思いますがそれぞれの好みもあるので。私的には美味しかったです。

 

志布志駅も見に行きました。JRの最南端駅だそうです。鉄道好きにはたまらないのでしょうね。私はよくわかりませんでしたが(笑)。

 

午後の練習はスプリントは「加速段階」の練習。翌日にSD練習をしたいなと思っていたのでその前に「加速段階の動き」を作ることに。午前中にスピードを上げているのでどれだけ体がもつかなというのもありました。細かい技術的な部分を変える気はありません。元々の本人の動きに合わせて「走りの基本」を教えるという部分です。一歩目の足運びが良くないのでその部分を確認しながら。壁を使っての引き出し、そこから1歩目を大きく動かす。重心移動を生み出すための練習を。段階を追って「大きく移動」しながらも「速く接地」する。接地の角度も含めてです。ここをやってから「5歩」のリズムを作る。さらには「二次加速」のところをしっかりとやる。これは「ホワイトボード」に練習の意味、角度、イメージなどを書き込みながらやっていきました。真面目です。

 

こちらも動画を撮りながら。本人たちが確認をすることで動きも変わってきます。悪いほうに変わらないようにしたい。「間違った動き」をさせない限り大きく崩れることはありません。それでも強制的な動きの変更はしない。当然ですね。

 

ハードルは午前中の復習をしてから5歩ハードル。課題となる部分の確認を。ハイスピードで走っていますから後半ピッチが保てなくなります。6台跳びましたが最後の1台の前でピッチが落ちます。ここに課題があります。見ていて気付いた部分を修正する。実際のレースではハードルインターバルを「1.10」前後で走れるかです。目標が13秒7くらいなのでここは重要。後半落ちていくと狙ったタイムは出ません。ピッチの落ち込みがタイムの低下につながります。15秒を切るくらいになると「1.20」くらいが目標になるでしょうか。たった「0.1秒」かもしれませんがこれが9回になるだけで0.9秒です。これも目安にはなると思いますね。

 

タイムが落ちる選手ほど後半のタッチダウンが悪くなります。最後にバウンディングになるようなかんじであれば当然のように落ちます。ここも確認をしながら。結構奥が深いと思います。トップを狙う選手と一般的な選手で求めることも違ってきます。「17秒台」の選手に多くのことを求めても意味がないと思います。それぞれの競技力に合わせた内容が必要です。

 

午前午後とやりたいことはできたかなと思っています。選手がどのように感じているのかは分かりませんが。一生懸命に取り組んでくれていたとは思います。もう少し細かくできたらよかったのかなとは思いますが、これくらいの距離間のほうが「自分で見直す」こともできるのでそれでよいかなというのもあります。

 

ぼちぼち。書いていきます。ぼちぼち。

 

 

 

 

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鹿児島へ

2022-03-23 | 陸上競技
また滞っていますが。

実は20日の日曜日から22日の日曜日にかけて国体合宿で鹿児島に行ってきました。一昨年の12月に行く予定になっていましたが、コロナ禍の影響で中止。こればかりは仕方ない部分です。今回は人数を絞っていくことに。21日にハードル練習会が実施できたら良いなとkbt先生と話をしていましたがこちらの合宿と重なったので取りやめに。なかなかタイミングが合いませんね。

私は徳山駅から新幹線で乗る予定。この駅から3人が乗ることになっていましたが、乗車券を忘れたらどうしようかと心配でなかなか眠れませんでした(笑)自分自身を一番疑っています。まーなんとか乗ることもできましたし、他の人達と合流することもできました。新幹線で2時間くらいでしょうか。そこから宿舎のマイクロバスで移動することに。これが1時間40分以上かかる。なかなかの遠路です。

一度宿舎に行ってからジャパンアスリートトレーニングセンター大隈へ。日本代表の選手達がトレーニングをしている場所です。場所的にはかなり大変な場所にありますが施設は可なり充実しています。

屋外にはブルータータン。傾斜路もあります。




更に室内練習場は直線で150mくらいありそうな雰囲気。もっと長いかもしれません。公認の記録会が実施できるとのこと。




ポールの練習も大丈夫。gt先生はここに24時間いても大丈夫ですね。




距離を示すために。写真を撮っておきました。










なかなか近づいてきません。とにかく距離があります。高校生は1日使っても400円程度。近くにそれほど学校はなさそうですから利用する選手がどれだけいるのか不明ですが、雨が降っても関係なく練習ができます。すごい環境だと思いますね。

この日は軽くということで。14時から17時くらいまで。全体で一緒に練習をして最後に専門に分かれるという感じでした。他校の選手を預かっているのでこの時期怪我をさせるわけにはいきません。更に明らかに動きを変えて崩れてしまうというのも絶対に避けなければいけない。ここは譲れない部分ですね。

最初の段階で「やりたいことに合わせる」という話をしました。私はショートスプリントとハードルを1人で見ることになっていました。より細かく見るためにはなかなか大変な話なのですが。それでも課題に合わせながらという感じです。

初日は色々な練習道具があったので30分くらいはそれを使いながらやってみる。遊んでいる感じですが。今の選手達に必要なのは実は身体づくりだと思っています。何度か補強のことは伝えていますがなかなか強くなっていません。素質は抜群ですから身体づくりの必要性を感じてしっかりやってくれるだけでも違うのですが。

その辺りも含めてハードルを使って股関節周辺の強化を。動きと強化を兼ね合わせたようなものです。以前「普段やらないから合宿でハードルをやって股関節を痛めた」と言われたことがあります。それにより合宿には参加しないと。仕方ないと思います。我々がやっていることは過剰な練習ではありません。強くなるために何をするかという部分です。かなりの時間をかけてやりました。

専門に分かれてからはスイッチングとスプリントを組み合わせるような動きを。身体の前で足を入れ替える。そのフォロースイングを使って身体を前に進める。ガンガンやるというのではなく「なぜそれをやるのか」を説明しながらやっていきました。ここはかなり大切かなと思っています。ある程度競技力がある。感覚的にも鋭い部分があります。それに対して「型にはめる」のではなく本人達の感覚の中で「何をやるのか」という感じです。

スイッチングと片足スキップ、スイッチングとシザースのようにスイングを意識した足を使って更に前に進む感じを作る。シューズでやりましたがそれだけでも十分な練習になります。なかなか片足スキップができなかったりというのもありましたが。進む感じをつかんでからスパイクを履いてから更にスピードを意識した練習。

片足スキップからのスプリント、シザースからのスプリント。これをやってから最後にスプリントのみ。やはり力があって進む選手の動きを見るのは楽しいですね。こちらが伝えたことを理解して自分でやろうとする。感覚的に1本ずつ確認しながら違うというのであれば別のことをやる。こういうプロセスは陸上競技をやる中でかなり楽しい時間です。純粋に「速く走ること」を考えるだけだからです。

あっという間に時間が過ぎました。こちらもモチベーションが高くなるので色々とアイディアが浮かんできます。何が必要かコミュニケーションを取りながらやることで次の段階に進めます。とはいえ、普段から見ているわけではないので余計なことをせずに、本人達に合わせてです。大きく動きを変えるようなことはしません。

貴重な時間でした。宿舎の近くにコンビニがあったので寄ってみました。鹿児島限定のカップラーメンを販売していました。kd先生がお土産に買って帰ろうと言われたので箱で購入。




12個入りですが在庫が10個。2個はssk先生が買ったので残り8個。空いたスペースに指宿鰹節ラーメン?みたいなものを6個詰め込んで購入。いや、旅行でカップラーメンを箱買いするって。そしてこれを持って新幹線に乗って帰ることを考えると(笑)

なかなかの1日でした。また書きます。










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練習は

2022-03-20 | 陸上競技
曖昧な記憶の中であれこれやっています。何が何だか。

2年生が修学旅行から帰って来て木曜日から練習を全員で実施。この日はクラスマッチということもあり午前中で終わり。午後からの練習でした。基本学年ごとに練習を分けて行うことに。2年生が修学旅行の間の行動について色々と話を聞きました。

前日に戻って来てから数人は練習をしていたようです。体育コースは練習があるということで気持ち早めに帰ってきたとのこと。が、残念ながら「旅行メイン」だった選手もいる様子でした。練習日誌に目標は「旅行先を知る」「楽しむ」と書き込まれていたと。楽しむのは悪いことではありません。日誌はあくまで競技について記す場所。向こう側での練習について触れる。これが1月や2月に修学旅行にいくのであればまた違うかもしれません。が、強行日程で3月末に行く修学旅行です。そうであれば「シーズンを意識した行動」が求められます。

何人かは朝早く起きて1時間から1時間半の練習をしていたようです。坂道を走ったりなどもしていたと。同じことを話していても「競技者」としてどうするかという部分で全く行動が異なっている。ここに「意識」が出てくるのだと思います。何度も話をして来ました。複数人でそれぞれの視点から同じことを伝え続けています。それでも「楽しむ」というのが日誌に書かれる。難しいですね。こういう場面での行動が「気持ち」なら現れると思います。残念ながらこの辺りは改善されないのかもしれません。

何度も「変わらないと」という話をしています。が、本人達は「自分たちはやっている」と思っているのでしょう。客観的に見てどうなのかというのが大きいのですが。

翌日にkd先生が1時間以上厳しく話をされました。これだけ話をするというのはかなりのエネルギーが必要です。雨が降っていたので軒下での話でした。私は途中からの参加になっていたのですが、なかなか質問に答えられない。言葉を選びながらなのかもしれませんが上手く返答ができません。かなり厳しい話をされていました。覚悟の問題。目的意識の問題。そこを問われています。本当に本当にこれが最後なのかなと。ここで変化が見られなければシーズンを戦うのは無理。

どこと比べるか。男子はある程度変化しています。が、比べる対象が「自分たちよりもやっていない人」では意味がない。本当に戦うために何をするかだと思っています。県内云々ではなくもっときちんとやっているチームと比べていく。その辺りのことも男子にはこちらから伝えました。目指す場所をどうするかです。

kd先生からも話がありました。高い目標を掲げる。それに向けて逆算する。目標達成のために必要なことは何かを考えて行動する。目標だけを設定しても意味はないのです。このことも何度も何度も言っています。目標設定さえすれば勝手に強くなるわけではない。その部分がどれだけ分かるか。これはskyに行ったら強くなるという盲信的な考え方にもつながると思います。どこでやるかではなく何をやるかだと思います。今はスタッフが揃っています。どこにも負けないと思っています。しかし、その環境をどう活かすか。

結局は本人達がどのような意識で取り組むかなのだと思います。もちろんこちらも環境を整える必要があります。しかし、最後は選手の「何が何でも」という気持ちなのかなと。当たり前の話ですが、我々は走ることはできません。紐をつけて引っ張って練習をすることもできない。そうであれば本人達が何を感じてやるのか。こういう話があったときに「次からは」みたいな話になって同じ反省が挙げられる。何も変わっていない証拠だと思います。現実を突きつけられてはじめて気づくのかもしれません。それでは手遅れ。その部分に対してどのように伝えていくか。かなりしんどい部分ですが。

やれることをやる。伝えられることを伝える。その繰り返しなのかなととは思います。最後に後悔して欲しくない。その場面にならないと分からないことなのかもしれません。伝えられることは伝えていきたい。

一進一退。留まっている印象があります。それでも何とかしたい。何とかしなければいけない。こんな内容ばかり書いていたらまた批判されるのかもしれません。それはそれで仕方ないかなと。私の捉え方が間違っているのかもしれませんし。

やれることを。ただただそれをしていきます。
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