kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

特別練習?

2013-07-28 | 陸上競技
日曜日、通常であれば練習は休みにするところです。しかし、合宿終了後から小さなエースが体調を崩していて土曜日まで練習を休んでいました。病院では「疲れが蓄積しているから」と言われた様子。病院の診断はそれなりにということで(笑)。確かに追い込み練習が続いていましたし、合宿では先頭に立ってしっかりと走っていました。疲労はあるでしょうね。とはいえ、合宿以後休み過ぎると今後の練習に大きく影響します。月曜日からはインターハイに行くことになっていましたからさすがに練習をしておかなければいけません。

一人で練習をさせても良かったのですが、1年生の2人も「サポート」として練習に参加させることに。あくまで「サポート」で来るようにと指示。結局2人とも来たので一緒に練習をさせることに(笑)。合宿で課題と感じたのは小さなエースの動きでした。中国大会以後は本当に縦の動きしかしていません。この動きがある程度定着しています。これだけでは走れないというのは分っています。時期的に次の段階に進まなければいけないので、合宿後にやろうと思ったら本人が体調を崩す。うーん、悪循環ですね。しかし、この動きの感覚をつかんでくれれば間違いなく変わってきます。苦手な部分だとは思いますが。

1年生も今後のことを考えてドリルだけ一緒に。というか、この日はドリルしかやるつもりはなかったのですが(笑)。とはいえ、この子たちは素直に練習に取り組んでくれます。非常に良いことです。この気持ちがもっと高くなってくると競技力も大きく伸びると思います。金曜日、土曜日とやった動きをもう一度やりました。この動きをやる中でこれまでの「反省」が見えてきました。脚運びを意識するあまり他の部分が抜けていた気もします。やっと「基本的なこと」が見えてきた気がしています。これまで色々と教わってきたことがうまくつながってきた感じでしょうか。

スティックとハードルの組み合わせを何度か繰り返しました。腰が進まない選手は「脚」の意識が強い。脚だけ動いて一番重要な動きができていない。ここが私自身見えていなかった気がしています。その部分を意識させました。単純にやるのは難しい部分もあるのでサポートしながら。どうしても膝の締めの意識が強いので締めてから動くという動きになります。これを時間をかけて修正しました。もちろん一回でできるようになるとは思っていません。繰り返しです。

やっていくうちにこれまでと比べて随分動くようになってきました。一緒に動かすという感覚が明らかに不足していましたからそれを補うだけでも絶対に走りが変わってきます。インターハイ選手だけでは勝負はできません。これ以外の選手がどこまで力を上げることができるか。一番大事で一番苦手な動きです。しっかりと取り組ませたいと思います。

トレーニングの部分は小さなエースだけ。ウエイトをさせました。これを40分程度行って終了。結局3時間以上はやったでしょうか。時間があるとき(時間が取れるとき)にじっくり練習をすることで絶対に走りは変わってきます。支部新人では最低でもリレーで「大会記録」を出す必要があります。50秒7が大会記録ですが、通常考えると「49秒6」は出せるはずです。上手くいけば49秒前半が可能だと思っています。そのためにも「個人のレベルアップ」が必要になります。そのことはしつこく練習中に話しておきました。

月曜日からはインターハイ。しっかりとやってきたいと思います。
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最終刺激

2013-07-28 | 陸上競技
土曜日、インターハイ出場選手のための最終刺激としました。レースが水曜日ですから本当に最後の刺激となると思います。

フリーアップで行おうかと悩んだのですが、もう一度動きの確認をしておきたくて前日の流れの中で練習をしました。強い負荷を長い時間かけることはできません。最低限の本数で効率よく刺激を与えることができればと考えていました。県合宿やプライベート合宿で基本的な動きをやっています。前に進む感覚を意識させておかなければ「その場足踏み」になってしまいます。ここは意識的に進む感覚を持たせないといけないと思います。

スティックを使って縦の動きから前への動きへ。単純に広げて行くだけではなく腰の移動と同調させる意識で行いました。ここが簡単そうで難しい。走力に比例しています。どれだけやっても脚だけの動きになってしまう。この部分がスタートからの加速段階にも影響を及ぼしています。この状況ではなかなか進みません。インターハイ選手も悪い時にはスタート局面で全く進みません。国体合宿の時が一番ひどかった。走りにも大きく影響してきます。それ以後少しずつ改善されてきています。

重心移動をしてからスキップとシザースを行いました。課題は同じ部分です。ここは短時間で。そのままの流れでカーブから直線で走りました。しっかりと加速してからトップスピードを出す。合宿の時に「上半身の傾き」についてアドバイスをもらいました。この部分を本人と確認しながらです。ここ最近で一番スピードに乗っているという感じがあります。感覚的には良いかなと。

スタート練習も行いました。本数は最低限に。男子と一緒にスタートをさせました。スタートの動きとしてはかなり良かったと思います。バタバタ感はありませんし、スムーズに加速してから上手く中間につなげることができていた感じがあります。本人が「スタートは低く出た方がいいのか?」という質問をしてきました。自分の感覚としてはどうなのか?と確認すると「これ以上低く出ると転びそうだったので」ということでした。いや、ここまできて余計なことをする必要はありません。「自分の感覚で」「一番出やすいように」とだけ話しました。動きが悪いわけではないので変な意識をしない方が良いと思います。上手く加速出来れば十分。

中国大会ではスタート局面で抜群に加速出来ました。加速出来たがゆえに硬くなってしまった。また、上半身が上手く起こせなくて中間からバタバタしてしまいました。一番得意な局面でのもたつきが目標とする記録まで届かなかった原因だと思います。男子と一緒に走る中で中間でスムーズに身体を起こしていくことができました。

このスタート局面で高跳び選手がかなり良い動きをしていました。60mまでは同じ1年生よりも間違いなく速い。まだまだ技術的な部分では不足するほうが多いのですが、これだけ抜群の跳びだしができるという選手は今までいませんでした。上級生を脅かすくらいの走力があるのではないかと思っています。この選手の走力が本物になるとうちのチームのリレーはかなりのレベルで安定すると思っています。

最後に120mを1本。これは全員で行いました。もちろんハンデを付けて。男子とは3m差で。ここの部分も良く走れていたと思います。これくらい走れれば十分戦えるのではないかという感じですね。本人も自信を持ってくれたと思います。大きな動きが最大の武器になるタイプです。中間以降のスピード持続ができれば目標記録に限りなく近づけるのではないかと思います。ちなみに高跳び選手はビビって加速できませんでした。120mという距離に恐怖感を感じています。ここが「最初から」という走りができれば大きく変わってくるのですが。全ての面で「心」の部分の成長が大きく影響してきます。伸びる可能性が高いだけに思い切りが欲しいと思います。

その後、インターハイ選手以外はトレーニングを。調整する選手とこれからに向けて強化しなければいけない選手ではやることが違ってきます。2時間程度行いました。トータル練習は4時間くらいだったでしょうか。しっかりとやらなければいけないことをしてもらいたいですね。

インターハイ選手はトレーニングをしないで帰宅させました。帰るときには他の選手から声をかけていました。こういう部分は大切だと思います。本当であればリーダーになる選手がこういう場面を想定して自分たちから「激励をしたい」と申し出てもらえたらという部分はありますが、そこまでは気が使えないでしょうね。キャプテンは一緒にインターハイに行きます。それ以外の選手が「想い」を伝えることができるのはここが最後です。「チーム」としての意識がどれだけ持てているかです。どうしても「自分のことだけ」になってしまっている気がします。ここが今後の大きな課題ですね。

インターハイ前までの準備はほぼ終わりました。あとは落ち着いて自分の力を出すだけ。力を出し切ってラウンドを進むことができれば今後に向けての「目標意識」も高くなると思います。まずは力を出すことを最大テーマにして勝負してきたいと思います。
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段階を追って

2013-07-27 | 陸上競技
金曜日、この日は朝から天候が微妙。職場に7時前に着いたのですが車から降りて昇降口に到着した瞬間バケツをひっくり返したような大雨。前が見えなくなるくらいの雨が一時的に降りました。いやーー、いつもなら降りた瞬間に雨が降るパターンなのですが今回はついていた。というか、最近目に見える「不幸話」が発生しなくなっています。その代りに仲の良い指導者に「笑いの神」が降りてきています。「kanekoと一緒にいる時間が長くなるにつれてキャラが変わってきた」と言っていました。ひょっとして私は周りを不幸にするタイプなのでしょうか(笑)。

雨の関係で屋外で練習をしようと思っていたのですが室内で。前日にキャプテンが発熱したので練習を休むと連絡をしてきました。疲れがたまっているのもあるでしょう。体調管理に細心の注意を払わなければいけません。せっかく練習をしても休みが続けば台無しです。特にこの日はこの子の動きの改善のための練習を計画していました。もったいないですが、まずは体調を万全にすることが大切。

このことにより、「練習について」聞きに来る者がいません。前の記事にも書きましたが「人任せ」なのです。練習を聞きに行くのはキャプテン。だから自分は関係ないという部分がるのでしょう。しかし、担当の者がいないのであれば他の者が動かなければいけないのです。当然の話。これだから声も出せない。「誰かがやってくれるだろう」という人任せの雰囲気がチーム内にあるのです。良いことではありません。練習の初めに全体に話をしました。来週はインターハイのため前半私はいません。2年生両エースも不在です。そのなかで自分たちでどのように動くのか?ここが考えられないようでは話になりませんね。しっかりと声を出して練習に取り組むように指示をしました。

この時点で外は雷雨。ここ数日間の暑さとは真反対ですね。とても外で練習ができる状態ではありません。廊下でドリルをすることにしました。合宿で「縦の動き」をしっかりやりました。また、県合宿でも同じようにやっています。ある程度のことはできるようになってきていると思うので、少し早いですが次の動きに進むことに。合宿で見ていて「膝」だけの動きになっている感じが強くありました。大切なことなのですがこれだけでは前に進めません。ここを改善しなければどれだけ膝がしまっても進まない。小さなエースはこの辺りの動きが顕著に出ていました。もともとピッチで走るタイプなので足は動きます。しかし、これに移動が伴わないと「その場足踏み」のような動きになってしまうのです。

この動きを改善するために次の段階へ!!と思っていた矢先に体調を崩しています。まー言っても仕方ないのですが(笑)。練習場所も限られているのでできることを最大限にやることにしました。縦の動きから横の動きへ。この部分に時間をかけてやっていかないと進まなくなります。勢いでごまかしてしまわないように丁寧に丁寧にやっていきました。これを2時間強やったでしょうか。スティックを使ったドリルだけではなく他の動きも組み合わせながらやっていきました。階段ドリルなどで膝締めはかなりやってきているので1年生にも大きな変化が見られました。やはり「地味な練習」は大切です。

私は面談もあったので途中抜けたりしましたが集中して練習ができたようです。後半はかなり良くなってきていました。インターハイ選手も同様に練習をさせました。負荷的にはそれほど高くないので問題はないと思っています。時間的に長くなるのが心配ですがここで進むことができるようになれば目標まで届くかもしれません。バネを使うような練習を避けて基本的な動きの確認です。

感じ的には良かったと思います。段階を追ってしっかりと取り組んでいきたいと思います。

やっとカレンダーに追いつきました(笑)。
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面談

2013-07-26 | 陸上競技
木曜日、練習は休みとしていました。土日合宿、一日おいてまた合宿ですからさすがに疲労度も高いはずです。土日の合宿では量を走っていませんが基本的なことをしっかりとやったり、トレーニングもやっています。一日練習をやるというのはこの暑さの中では大変な事です。2日練習をして1日休むという流れになっていますがこれは仕方ないかなと。

月曜日に引き続いて担任をしているクラスの保護者との面談を行うことに。この日はとにかく「面談の日」と決めていました。どれだけハードな日程になろうとある程度を終わらせておきたいと考えていました。「やれば良い」という訳ではありませんから一人一人の学校の様子ときちんと伝えます。学校であった特徴的なことを伝えるのはこの日しかありません。

この日は9時開始としていました。それから16時30分までノンストップで15人、30分休息の後4人。19人の面談を入れていました。一日にそこまでやらなくても良いのではないかと思われるかもしれませんが、金曜日は練習があります。インターハイが目の前まで来ていますから一日一日の練習がすごく大切になります。詰め込みでできるのは月曜日と木曜日だけ。そのためにはどれだけ大変でもやっておかなければいけないのです。

ひたすら面談をやっていきました。途中、約束の時間を忘れておられたらしく30分待ちぼうけ(笑)。あとから連絡があり「16時30分に入れてほしい」ということだったのその時間帯に面談。結局9時から19時までずっと教室にいました。面談時間を30分とっていますが15分くらいで終わります。だからといって教室を離れてしまうといつ次の保護者が来るか分からない。待ち続けました。

終わった時にはさすがにぐったりしていましたが、このおかげで2日間で34人終了。性格的にのんびりやるというよりは一気にやってしまうというのが合っています(笑)。

取り立ててこのblogに書ける内容がない一日でした。中身はかなりあったのですが(笑)
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合宿2

2013-07-26 | 陸上競技
合宿2日目。退所があるので早く動きました。朝練が6時半から食事が7時半から。朝練は早めに終わっているので食事の前に片付けを終わらせておくように指示を出してもらっていました。食事の時には8時には部屋を片付けて代表者一人を残して移動するようにと伝えました。

が、確認をすると他の指導者に厳しく指導されている部屋がありました。直接その場にいたわけではないので詳細は分かりませんが、「自分から動く」ということができていない様子でした。誰も何もしないでボーっと立っているだけ。「誰かが動いたらやる」という感じで「動くのを待つ」という状態です。これは良くありません。本当にやることが分からないのであれば隣の部屋を見て確認をする、やることを聞くというのは当然です。チェックリストもあるのですからそれを見ながらやることはできます。様々な合宿でこの施設を何度も使っていますがこのようなことは初めてです。我々の指導が不足しているのかもしれません。とはいえ、1から100まで一つ一つ指示を出していくのは難しい。先を見て動くということも必要になります。

昼食は弁当を注文していました。が、10時過ぎに「今から持っていく」という連絡が。この暑い時期に10時に弁当を持ってきたら痛む可能性が高い。こちらは11時半でお願いしてました。忙しい時間帯を避けて持ってきたいというのも分からなくはありませんが、弁当が痛んでしまって生徒が体調を崩したらどうするのか?たまたま体育教官室があったのでクーラーを入れてもらいそこで保管しましたが暑い中で2時間近く置いておくと大変な事になります。ちょっと次からは考えたいと思います。別の所に注文するかもしれません。こちらとしても「生徒の健康状態」には注意を払わなければいけませんから。

練習は午前中に基本的な動き。前日に引き続きかなり時間をかけました。私はサポート。この段階で走りを見ていていくつか気になることもありました。昨日走った選手は激しい筋肉痛に襲われているとのこと。まー仕方ありません。それでも動きで気になるところは今後の練習の課題だと感じました。また、昨日のインターハイ選手の走りに関してのアドバイスももらいました。一人で何とかしようというのではなく多くの人に力を借りて戦えるようにしていけたらと思います。強くなるのであれば全ての力を借りたいと思います。

午後は走り込み。これまたかなりの量を走りました。うちの選手、1本目は少し抑えて走っていました。先のことを考えると1本目で力を使ってしまうと最後まで持たないという不安があるのでしょう。しかし、この手の練習で「量をこなす」ことを考えてしまうと絶対に強くはなりません。先のことを考えて7割くらいで走る。特に女子にはありがちなパターンです。しかし、これでは獲るものはありません。選手を呼んで「全力で走るように」と指示をしました。出せるところまで出してあとはもがく。この中で感じることがあるはずです。「最後の1本だけ速い」というのはチームカラーには沿いません。がむしゃらにがむしゃらに練習をしていくこと。もちろん動きを考えながらやっていく必要がありますが、最初抑えて最後に体力を残すというのは練習としては良くないと思っています。

その後はしっかりと走れました。最後のセットは動かすだけで精一杯という感じではありましたが・・・。30秒で150mも走れない状態でした。それでも意味があると判断。勝ち負けではなくしっかりと力を出し切れるかどうかです。

とにかく「元気がない」というのが今回の合宿の一番の印象です。数年前にもありましたが中心となる選手たちが「自覚」を持たなければいけません。全体を引っ張っていくためには誰かがやらないといけないのです。「人任せ」でやっていたら絶対に雰囲気は変わりません。これは何度も何度も言い続けています。しかし、なかなかできません。このような状態が続くようであれば今後県内で戦っていくということも難しくなると考えています。それだけ大きなことです。「力がある」だけで終わってしまったら意味がない。多くの人から注目される選手として「雰囲気づくり」もできないといけないと考えています。「チーム」としての活動も大きくあります。感じ取ってもらいたいですね。

私個人としては多くのことを感じることができました。次につなげていけたらと思います。
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合宿

2013-07-26 | 陸上競技
遅くなりました。火曜日・水曜日と長期休業中恒例の合宿を行いました。ここ数年は1泊2日を2回に分けて行っています。こちらのほうが効率が良いだろうという考えです。2泊3日にすると体力的にも精神的にもしんどい部分があります。技術的な要素を詰め込むには2泊3日のほうが良いのかもしれません。宿舎の関係でインターハイ前に行うことになってしまったので1泊2日が一番いいのではないかという流れになっています。

今回の合宿にはインターハイ選手も参加。同じ練習をするのは難しいので出来るところと出来ないところを分けて実施。チームとしての合宿です。練習は異なっても同じリズムで生活をするというのも大切です。普段から一緒に行動していますが、寝食を共にするというのは大事な要素だと思っています。この中で普段気づかないところに気づいたり、目が向いたりする。チームとしての成長を促すためには必要な部分だと思います。

基本的に指導力のある指導者が何人もいるので私は完全にサポート。普段言われていることを他の人から異なる言い方で言われると理解が進むということもあります。私自身も勉強の場になります。言い方や選手への関わり方も見ているだけで感じる部分があります。今回の練習のメインは「縦の動き」でした。段階を追ってやっていかなければいけない部分です。すぐに前に進む動きをすると間違いなく膝が開いてしまいます。時間をかけて丁寧に基本的な動きをやってから次へ。今回は「縦」だけ。インターハイ選手には別の指示があったようです。この動きだけをやると前に進まなくなりますから試合が近い選手は意識しすぎると走りにつながりません。

かなり暑かったので私は水分補給用のドリンクと塩タブレットを購入しに薬局へ。必要なものだけを購入したのですがほぼ「買占め」のようになってしまいました。申し訳ないですね~。大量購入するというのは一般の家庭ではあまりないと思います。炎天下のスポーツは非常に危険です。指導する側は練習をさせるだけでなく「体調管理」にも気を配らなければいけません。合宿中はサポートする指導者が最大限に気を使います。それでも足りない部分はあるかと思いますが・・・。

午前中に基本的なことをやって午後からはインターハイ選手とそれ以外の選手に分かれての練習となりました。ちょっと色々とあって練習場所を移動して行うことに。うちのインターハイ選手、以前の合宿でスタートの感覚がつかめませんでした。その後走練習をする中で改善されつつあったのですが、確認のためにもう一度タータンの上で走ることに。卒業生に協力してもらい練習をすることに。卒業後、なかなかゆっくり話をする機会がなかったので今回の練習で近況報告や大学での目標などの話を聞けて良かったです。長いスランプから抜け出しつつあるとのこと。冬期練習はしっかりと出来ています。あとは「感覚」の部分だと思っています。しっかりと力を出してもらいたいですね。私の個人的な期待なのですがこの大学生とうちの選手が国体チームで4継を組んでくれるとすごくうれしい。そのためにはタイムを出さないといけないのですが、今年・来年でなんとか達成したいですね。

スタートはまずます。この区間だけを見ていると他の人から「加速段階の意識」のアドバイスを頂きました。スタート局面だけを見ていたのですが遠くから見ていて「前傾しすぎでは」と感じたとのこと。60m地点まで突っ込んでいたようです。うーん、なかなか難しい部分です。こちらの指示としてはもっと早い段階から身体を少しずつ起こしていくという感じで伝えているのですが本人との感覚のすり合わせが上手くいっていません。こうやって他の指導者に見てもらうことで選手にとってプラスの方向に向かいます。本当にありがたいことです。時間はそれほどありませんが感覚的な調整をしっかりとやっていきたいと思います。

他の選手は走り込み。ここ最近、うちの練習もスマートな練習となっていました。ヘロヘロになるまで走りこむということが激減していました。1年生にとっては初めてここまで走る事になったと思います。これも経験だと思います。いつもいつもスマートな練習をしていたら強くはなりません。技術的な練習も必要、しっかりと「頑張る」練習も必要。どちらも大事なのです。私自身、どうしても偏りがちになるのでこういう部分は本当にありがたいと思います。トータルで3500mくらいは走ったのではないかと思います。かなりのダメージです。

全体を見ていて「元気がないな」と感じました。もっと声が出るはずです。練習がきついからといって元気がなくなるようでは「本物」にはなりません。このレベルで止まっている間は本当の勝負はできないと思います。女子がもっと前に出てくれると全く違うのですが。自分たちの練習の雰囲気をどこでも作れるようにならなければやはり勝負はできません。大きな課題です。

バタバタしながら1日目終了。
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限られた時間なので・・・

2013-07-25 | 陸上競技
月曜日、練習は休みとしていました。2日連続で一日練習をしているので少し休みを入れておきたいと思っていたので。「疲れを抜く」というのも大きな理由の一つですが「限られた時間を有効に使う」という意味合いが一番大きかった気がしています。

火曜日・水曜日とプライベート合宿を行うことになっていました。で、来週の月曜日からは大分に向かいます。7月に学校にいるのは月・木・金の3日間しかありません。この間に担任をしているクラスの保護者会を行わなければいけない状態でした。8月に入れば国体最終予選、国体合宿、地区新人と怒涛のように色々なことが押し寄せてきます。そのため何が何でも7月中に保護者会を終わらせておかなければいけません。

月曜日は9時から19時まで面談時間を取りました。準備なども含めて6時過ぎには職場に行っていましたから13時間労働(笑)。15人の保護者との面談を行いました。1年生なのでそれほど多くの時間がかかりませんが空き時間を作らずに面談ができるようにしました。こうやって保護者と話をするという機会は1年に1度しかありません。中学校は学期末に通知表を渡す際に面談を行っているはずです。こう考えるともう少し面談があったほうが良いのか?高校は授業時間確保のために面談を行うのは「休業中」という形です。大変。

翌日の合宿の準備も合間にしながらですからバタバタでした。かなりの疲労感の中で一日を終えました。なかなかのものです(笑)
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県合宿2

2013-07-23 | 陸上競技
日曜日、県合宿2日目。というか2日間しかありませんから最終日です。やりたいことはたくさんあるのですが限られた時間の中で何ができるのか?非常に難しい部分です。せっかく合宿に参加しているのですから何かを身に着けたもらいたいと思っています。費用対効果ですね。「参加してよかった」と思ってもらえるかどうかは分かりませんが何かしらの「収穫」があるといいなと。

1日目に学校でやったのでそのまま2日目も学校で。非常に感じ悪いですね(笑)。流れがあるので道具が使えないところでやるよりは学校のほうが効率がいいだろいういう判断。後で聞くとこの日も学生が練習を行っていたとのこと。学校でやって正解だったかもしれませんね。やりたい練習が遠慮してできないという状況ではちょっと困ります。思い切りできる環境下で合宿ができるというのは大事だと思っています。

練習は壁を使っての練習から始め、ハードルの連続抜き。股関節が使えていないので連続とはいえ一台ずつ超えていく形にしました。無理に連続で越えていってやりたい動きと異なってしまったら意味がないかなと。これも感覚的なモノなのですが。できない選手はハードルを越えることを最大目標にしますから膝から下を大きく使って前に行きます。結局重心の移動ではなく無理矢理進む。これでは股関節の部分が使えません。日ごろから使えていないので言い方は悪いですが「誤魔化す」動きをしてしまうのです。一台ずつでも怪しい部分がありましたがそれでも連続よりはいいかなと。

ある程度やってから今度は平地での脚運び。前日に階段でやった動きの続きです。足運びと接地ポジション。ここを繰り返しました。本当に地味な練習です。ワーッと走ってしまったほうが選手は「疲労感」である程度「練習をやった」という気持ちになるのかもしれませんが(笑)。基本的に地味な練習の繰り返しで動きを作っていくしかないと思っています。うちの選手は最初からめちゃくちゃ強いということはありません。時間をかけてやっていってやっと「普通の選手」になるくらいです。短時間でそれをさせるというのは非常に難しい部分なのですがそれでもやっていくしかないと考えています。

ある程度やってからスパイクを履いてチューブ。これも丁寧にやりました。腰の移動の感覚をつかんでもらいたいと。できない選手は足が付いた時に腰が沈み込みます。これでは加速できません。潰れてしまう感じになるのでまっすぐまっすぐ運ぶイメージで引っ張らせました。これだけでかなりのダメージがあるのではないかと思います。その勢いでタイヤ引き。これも短い距離で。午後の練習を16時までに終わらないといけないということだったので午前中の練習をそれほど引っ張ることができません。本当はもっと走りたかったのですがそれも叶わず。

せめて60mは走ろうと思い60m×3本を3セット。少ないですね~。気分よくスピードを出して終わる練習にしておきたかったので。とはいえ各自で走ると最大スピードが出せないので並走で。初めてバトンをやる選手なので難しい部分も多々ありましたがそれでもある程度の競技レベルの選手が集まっているだけあってそれなりに走れていました。感覚的には悪くないなという感じです。これにて午前中の練習終了。12時でした。

午後は選手の希望もあってトレーニング。シャフト補強などを2時間半やりました。これはあえて書かず(笑)。最初の勢いはなくなっていました。が、一生懸命にやる姿が印象的でした。この手の練習は「きつい」ので手を抜いてしまう選手が出ます。しかし、「強くなりたい」という雰囲気がありました。通常考えると筋力的にかなりきついはずです。正確な動きができないのはある程度仕方ないのですが、「早く終わらせよう」と手を抜く選手がいなかったのが印象的でした。

さらに本当に「声が出る」というのがありました。普段の練習でもこれくらい声が出ると雰囲気が全く違います。「楽しみながらやる」という雰囲気です。「出せ」と言われてから出すのではなく自分たちで雰囲気を良くしようという感じがありました。うちの選手も良く声を出していたと思います。この経験がどこまで自分たちの力になるか。この日だけの終わってしまったら何の意味もありません。すごく大切なことです。

この合宿の振り返りは後程やりたいと思います。本当にできるかどうかは謎ですが。えーっと、このblogを書いているのが23日の朝です。今からプライベート合宿に向けて出発してきます(笑)。更新できるのかな(笑)。
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県合宿

2013-07-22 | 陸上競技
土曜日から県合宿が行われました。うちからも数人選ばれていたので今回の合宿には参加することにしました。昨年は記録会と重なったので不参加。インターハイ出場選手もいますからそちらが優先。今回もインターハイ選手がいますが「短短」を見ても良いという話だったので普通の練習に他校の選手を入れて行うという感じで行うことにしました。

練習場所が周南ということだったので「学校でやる」と勝手なお願いをしました。一つに競技場で様々なパートが練習を行うというのが合宿としては良いのかもしれません。プライベート合宿であれば「チーム」としての意識づくりのためにも同じ場所が良いと思います。しかし、今回のように県内から「寄せ集め」(言葉が悪い?)という形での合宿であればどのような形で練習をしても同じだと思います。「勝手なことを」と言われるかもしれませんが、練習効率を考えるとある程度自分の計画通りの練習ができるほうが良いと思います。

実際の所、グランドには大学生と高校生が入り混じって練習をする状態でした。それはそれで良いのかもしれませんが「限られた時間」の中で練習を進めていくためには何を優先するかだと思います。プライベート合宿と違って技術的な部分の考え方が一致していない選手が大半です。時間をかけなければいけないことがたくさんあると考えています。我が師匠は「選手を強くするには指導者講習会をするのが一番早い」と常々言われています。「効率」の問題ですね。普段から「同じ考え方」でやっているのかどうかというのは大きな部分です。いきなり異なる技術的な話を伝えても混乱が生じます。そこを踏まえての考え方ができるかどうか。

ということで周りから「協調性がない」と批判されることを覚悟で学校で練習をしました(笑)。基本的な部分をやりたかったので。これも考え方だと思います。夏休みに入ってすぐの合宿となります。これからは時間がかなり取れます。その中で技術的な改革をしようと思えば間違いなくできると思っています。そのきっかけづくりの合宿にできるのではないかと。うちの選手のためにもじっくり時間をかけて動きを作るというのは必要だと思います。「走り込み合宿」というのも必要です。しかし、この時期の合宿に位置づけをどう考えるか。走るのはどこでもできると思っています。まずは「基本的なこと」を徹底する時間にできるほうが良いのかなと。

10人の参加者だったので一人で見るのは大変です。学校の10人と他校の選手を含めての10人では意味合いが違うと思います。細かい部分まで見ようと考えていたので前日に前キャプテンに練習を手伝ってくれるように頼んでおきました。脚運びと重心移動の練習を行いたかったので一人ではちょっと・・・。どちらか一方の練習を見ている間、他のメンバーの練習が見れなくなります。場所の関係もあるので「同じ練習」をひたすらやるのは難しい。半分に分けることで効率が良くなると考えました。「面倒だから」ではありません(笑)。

これにより練習効率が飛躍的に上がりました。私が伝えるだけではなく前キャプテンが気を配って練習を見ていましたから参加選手もやりやすかったのではないかと思います。股関節の使い方が上手くない選手がかなりいました。普段の練習の中でやっていない部分なのだと思います。ここ最近のうちの練習はこの手の練習ばかりです。別にこれが良いという訳ではなくて選手の練習の状況を見て判断しています。基本的な足運びの練習が不足している部分はあったのでこれはこれでうちの選手にとっても良かったのではないかと思います。

休憩時間には教室を使って休ませました。一応クーラーも使えるので涼しい場所での休むことで疲れも取れるかなと。優しい(笑)。

午後は午前中と同じように基本的なことをやってからハードル。ここまで行くのに1時間半くらいかかりました。いやー、やりすぎですね。地味な練習ですが良い機会なのでじっくりと。この時点でばてている雰囲気もありましたが、参加者は真面目にやっていました。当たり前ですが。他校の選手を見ると「強くなりたい」という気持ちが伝わってきます。少しでも何かを学び取ろうという姿勢が見られます。そして元気が良い。うちの選手もこの日はかなり声が出るようになっていました。雰囲気ですね。こういう雰囲気の中で練習をするほうが「良い練習」ができます。これを肌で感じることができるかどうか。大きなことだと思います。

チューブをやって短いタイヤ引きをやったところで16時40分くらいになりました。全く走っていません(笑)。最後に動きの確認で30mを数本走って終わり。各校顧問の先生に怒られるかもしれません・・・。まー一応「基本的なことをやりたい」と思っていたので問題はないのかなと。長い距離をひたすら走ろうと言ったらうちのキャプテンに速攻で却下されました(笑)。まーそんなもんでしょうね。

感覚的には良かったのかなと思います。自己満足かもしれませんが(笑)。明るい雰囲気の中で練習ができて良かったと思います。
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1学期終了

2013-07-20 | 陸上競技
金曜日、気が付けば終業式の日となっていました。うーん、期末考査が終わってからの2週間はあっという間に過ぎてしましました。決して余裕を持って過ごしたわけではありません。時間に追われながらの日々でした。練習をしながらもそれ以外のことがかなりありました。「人を動かす」というのは想像以上に色々なことがあります。細かく決めていてもやはりその場その場に応じて対応が変わってくる。難しい部分です。それに伴うあれこれ(割愛)で気分的に大変な事もあります。ここ最近「スルー」という大きな技を身に着けたのでどうにもならないことは流すようにしています。ストレス軽減。

練習は朝練のみ。翌日から合宿となるので先を見据えて休息としました。土日で県合宿、一日おいて火水でプライベート合宿です。月曜日は休みにしようと考えていますが少しは休ませてあげないと(笑)。良く考えるとこういう授業日の放課後に「休み」というのはあまりなかった気がします。当然ですが「友達と遊ぶ」という機会も少ない。競技優先の生活をしているのですから仕方ない部分だとは思いますが、時にはこういう時間も必要なのかもしれません。気分転換として位置づけられたらと。今後あるかどうかは未定ですが(笑)。

短距離系の練習を午後から休みにしましたが、3年生の商業系の生徒にあれこれ指示を出さなければいけないのでこれはこれで大変でした。体験入学があるのでその準備。授業での取り組みを簡単に発表させることになりました。これも別枠で準備を進めていかなければいけないので大変です。生徒は快く引き受けてくれました。人まで発表したり、考えをまとめてくというのは「練習」だと思います。どれだけ場数を踏んで経験するか。紙の上で書いたものを覚えていくという作業ではなく実際に行動を起こして人前に立つというのが重要です。

他にもあれこれとやることが。うーん、バタバタでした。

書きたいことがたくさんあった気がするのですが記憶がなくなっています(笑)。お許しを。
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