kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

期末考査2日目

2018-06-30 | 陸上競技
金曜日、この日は雨でした。朝の段階でかなりの雨。雨雲ズームレーダーを見てみると山口県の西側には雨雲がかかっています。真っ赤になっていました。通勤途中、職場に近づけば近づくほど雨脚が強くなりました。電車が止まったりしなければいいなと思いながら職場へ。無事に考査の実施ができました。良かった。テストが変更になると後々大変なことになりますから。

考査終了後、室内での練習を。練習開始時に話をしました。前日に動きがアバウトになっているなと感じた部分がありました。正確性を欠く。これでは強くなる要素としては少ないと思います。声を出す、正確にやる。この辺りは「やろうと思えば誰にでもできること」です。それをきちんとやるかどうか。

メニュー的にはバランス系をしっかりとやりました。そこで確認してシャフトトレーニング。ここも久しぶりです。私はインターハイに向けての準備を。先日OBの方が発起人になってくださって趣意書を作成し賛助金を募ることになりました。中国大会前に横断幕を作成して頂きました。こうやって物心共に支援していただけることに本当に感謝しかありません。選手がやりやすい環境を作り出していただける。本当に感謝しかありません。各方面に連絡を取りながらです。

室内になるので練習のバリエーションが少なくなってしまいます。更には限られた練習時間の中でやらなければいけません。シャフトトレーニングが終わってからそのままスキップ走へ。Bスキップ→DMスキップ→スキップ走。前日に膝の引き出しの感覚と腰の移動を作ったのでその流れの中で。場所も少ないので同じ流れでB走→DM走を2本ずつ。普段は1本ずつやってスプリントに繋げていきます。しかし、この日は2本ずつやってスプリントはやらず。感覚です。見ていてやらなくていいなと思ったので。

一旦中断してシャフト補強、久々です。種目を減らして距離を30mにしました。選手主導でやる種目も決めました。お互いに見合いながらです。見ているとやはり弱い部分があります。うちはウエイトをガンガンやっているわけではありません。筋力的にはまだまだ伸び代があると思います。ここを伸ばしていくだけでもっと速く走れると思いますね。一朝一夕で結果は出ません。それも含めて時間をかけて取り組んでいきたいと思います。

トレーニングを見ていると弱い部分が明確になります。女子は内転筋群を強化する必要があります。スクワットからの立ち上がりで内旋してしまう。この部分も含めて強化していく。自分達では一生懸命やっているはずです。だから出来ていない事には気づかない。それは仕方ない。しっかりとした視点で見ていきたいと思います。

終わってから再び走練習。先ほどと同じメニューで。折り返しの形でやる。あれこれ考えていました。どこにマークを置くのか。少し前であれば私が設定していました。この日は選手に任せました。あーだこーだ言っていました。どこにマークを置いて折り返すと安全にできるのか。私が置いてしまったらそこで終わってしまう。自分達の練習を自分達で作らせたいなと。無駄な時間かもしれませんが長い目で見たときには必ず必要になる。

B走2本→DM走2本→スプリントで終わり。廊下で走ると下が硬いので脚にダメージが来ます。そこも含めて本数の調整はしなければいけないと思います。かなり汗をかいていました。ここに対する対応も必要。

帰ってからの指示もしました。私が見ていないところで何をするか。選手として何が必要かを自分達で考える。本来であれば走りたいところですが雨が降れば家ではそれはできない。2時間連続で補強をする必要はないと思います。分割して10分ずつでも何セットかやれば対応できます。ここもやるかどうか。柔軟性を高めるというのも同様。最後は選手がどうするかなのだと思っています。

練習終了後、テスト対策。更に簿記を教える。繰り返しになりますが勉強も練習もさせます。どちらか一方だけではない。このスタンスも保ち続けたいですね。

また書きます。
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期末考査始まる

2018-06-30 | 陸上競技
遅れていますが。木曜日から期末考査開始。今回はテスト範囲も広くなっていると思います。さらに中間テストが実施されていない科目もあるので大変だと思います。勉強時間は必ず確保したいと思います。練習をきちんとやるためにもこういう部分が必要になるので。

2時間考査後、練習開始。蒸し暑かったですね。単純に暑いだけではなく湿度が高い高い。水分補給に関してはかなり意識させていますがそれでも具合が悪いという者もいました。テスト勉強で睡眠時間が減っていたのも影響しているのかもしれません。この辺りもしっかりと考えて行きたいですね。

練習は体幹強化サーキットから。他の種目を若干減らしています。とはいえずっとやっていますからそれなりに慣れてきていると思います。見ていると動きが雑になっている者も。正確な動きを教わっていないのかもしれない。いや、私からも何度も説明しています。トレーニング系はやはりキツイのでしっかりとやれるようにならなければいけない。ここも本人次第というのもあります。

10分程度で終わってしまいました。思っていた以上に早い。そこから補強の一環でパワーローブを使った縄跳びと二重跳び。感覚的に必要な練習だと思っています。動きの確認をする時間がなかなか確保できないのでその勢いでその場の縄跳び。足運びを意識させます。流れの中で縄跳走まで。見ているとここの動きがきちんとできない選手が多い。足が遅れてしまいます。やりたい動きとは違う。縄跳びを跳んで進むとフォローレッグが遅れてしまう者は進みません。接地時間も長くなります。やはりこういう練習を取り入れていかなけれないけないですね。できていない動きが明確になります。

スパイクを履いてスキップ走。Bスキップ、DMスキップ、スキップとしました。ここの動きをしっかりとやりたいなと思っていました。膝の引き出しと腰の移動を作り出したい。腕を使わずに膝の引き出しだけで進むというのは簡単ではない。身体で覚えさせたいなと。チューブ走をやってからBT→B→T→スプリントの順番で走ることに。この練習中入る前から電話対応することがあって細かい指示は出せませんでしたがきちんとやっていました。

段階を追って動きを作る。ここはうちの練習の特色かもしれません。あれこれやります。ワンパターンにならないようにしたいなと思っています。あれこれやる中で自分の感覚を作りやすいモノを大切にしていけばいい。一方的に与えられるガチガチのメニューではなく「自分で探る」というのも本人達にとってプラスに働くのではないかなと考えています。

1時間で終わり。動きが良い者としそうでもない者の差が大きくでていました。この時期に多くを求めることはプラスではないのかもしれないですね。まー出来る事を最大限にやるしかないですね。

既得権。ここについて考えさせられる出来事が幾つかあります。「今まで〜だったから」という話で新規参入や新しい考え方を取り入れることがない。これまでやっていたやり方を改めるというのではなく「これまで通り」でやっていればそれでいい。そういう考え方をしている限り物事は絶対に先に進まないと思います。企業も同様だと思っています。なかなか理解ができない部分。そんな閉塞した状況で何かをやって本当に楽しいのか?考え方の違いです。

このことはまた気が向いたら書きます。またそのうち。
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練習する?

2018-06-29 | 陸上競技
水曜日、練習は休みにしました。勉強させなければいけません。前の土曜日はリレーを走っているので女子は午前中が潰れてしまいました。それにより勉強時間の確保ができなくなった可能性はあります。これを理由に勉強に向き合えないというのでは困ります。一応試験前日なので勉強させたいなと。私自身疲労気味の部分があったので少し休みたいなと。体力低下が著しいですね。

テスト終了後の練習のことを少しずつ考えるようにしていました。インターハイに向けて強化練習をしたいという気持ちもありました。しっかりと練習をするために競技場で1日練習をやろうと。それも連続で。tb高校のハードル選手のこともあり出来れば一緒にやりたいなと考えていました。単独でやるよりは刺激になります。もちろん同じメニューをやるというのではなくそれぞれが自分たちに必要な練習をやっていくと形になると思います。

最初は空いている場所をつかってやれば良いと思っていたのですが、二日連続でタータンで走る環境を探すのがかなり困難でした。というか、県内全てを探しても無理。ほとんどの競技場がサッカーで抑えられています。投擲系の練習ができる場所という意味では人工芝のグランドではできません。防府の競技場では「決勝戦は天然芝でやる」という話で抑えられているという話でした。うーん。なかなかですね。

土曜日は夕方からクラブチームの練習が入っているということだったのでそれまでの時間練習しようかなと。少し伸びた場合はなんとかお願いして邪魔にならないように練習させてもらおうかなと考えていました。日曜日はどこもなかったのですが、日本選手権の時に師匠が各方面に声かけをしてくださって一ヶ所確保できました。こちらも何度かお願いして使わせてもらえるようになりました。いや、本当にありがたいですね。場所の確保が出来るかどうかによって全く変わってきます。

その流れで土曜日は専用使用にさせてもらおうかなということになりました。別に他の人がいたらできないというわけではないのですが安全面と集中の部分を考えるとその方が良いかなと。ハードル練習とバトン練習をするとそれなりに場所を使うことになります。お互いにやりにくくなると困るので思い切って専用使用にさせてもらう方がいいかなと。他の団体が使いたいと言われたら使ってもらおうと思います。人数の問題もありますが。その手続きの前段階をやりました。

その流れで以前一緒に練習したいと言っていたgt先生に連絡。どうする?という話をしました。どうも女子ポールを本格的に始めたらしく女子の練習を見たいということでした。一緒に練習したいと言ってくれる人がかなり少ないのでこういう機会はありがたいですね。話をしながら夏休みの間に何回かうちで練習をしてもらうことに。スプリント力を上げないと行けないんじゃないかと思っているらしく走ったりトレーニングしたりしたいと。お世話になっている部分がありますから断る道理もなく。

少しだけ他の学校と一緒にやれる日が出てくるとありがたいですね。うちのような少人数のチームではこういう刺激は大切です。自分たちだけで強くなれるほど簡単ではありません。そういう部分も含めて力を借りながらやっていきたいと思っています。来るもの拒まず(笑)。とはいってもなかなか一緒にやろうと言ってくれる学校は少ないのですが。

一応練習計画を少しずつたてています。まー本当にざっくりでしかありませんが。やりたいこと、やらなければいけないことを考えながら進めていきたいと思います。

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バトンをする

2018-06-28 | 陸上競技
更新滞っています(笑)。記事が間に合わない(笑)

火曜日、この日も短時間練習。1時間と決めていました。が、中国大会で不在だった時に行われた生徒向けの研修がこの日に当てはめられました。やらないという話にはならないので。30分程度と聞いていました。こういう時に限って大掃除があり30分間遅れて研修が始まる。なかなかです。

結局練習開始は17時半過ぎだったでしょうか。そのタイミングでメーカーに来てもらってスパイクについて質問とサイズ合わせ。以前からスパイク大きいなと思っていましたがやはり大きい。そのことも含めて相談することにしました。様々なメーカーさんとお付き合いさせて頂いています。若干クレーマー的な部分もあるかもしれませんかます。まー約束事を守ってもらったりするのは必要不可欠な話しだと思います。メーカーによっては考えられない対応をされることもあります。業者さんも同様。ここは厳密に対応したいなと思いますね。

練習に関しては時間がない。私はメーカー対応していたのもあって選手が自分達で進めていく感じでした。バランス系をやってから動的。ハードルを使ってのドリルを。試合の時にはハードルが使えません。そのためそれに合わせた動きをさせます。先週はほぼそんな感じでした。女子は道具を使っての練習ができていなかったのでこの日は正確な動きをさせたいなと。

久々にやらせてみると動きが鈍い。タイミングが遅れています。こういう部分は「狙い」を明確にしてみていかなければいけないなと思いますね。やっているうちにアバウトになってしまう。それでは効果はなくなります。前の記事にも書いたかもしれませんが「やるだけの練習」になってしまう。効果を生み出せない練習を継続するほど無駄なことはありません。下級生は特にアバウト。気をつけないといけないですね。任せられる部分とそうではない部分を明確にしていきたい。時間がある時にもう一度基礎からやりたいですね。

そのままスパイクを履いてスキップ。チューブを使わずにシザース。チューブ走。そこからは並走に。10バトンと25並走。これも本数を1本ずつとしました。男子も同様のメニューで。先日から思っていたことを実施。練習をしっかりとみるためにそれぞれが別々に走る機会が多くなっていました。せっかくハイスピードで走っている選手がいるのにも関わらず別々で走るというのはもったいないなという感じがあります。男女共にそういう部分を大切にしなければいけないと思います。こちらか指示をして並走の隣で走らせることにしました。置いていかれないようについていくだけで練習の質が上がります。

そこからバトン合わせ。ここは本当に久しぶりにノーマークで実施しました。以前はよくやっていたのですがいつのまにかやらなくなっていました。距離感をつかんでやるためには必須。線を引いたりする時間の節約にもなるので。少し前から書いていますがいつのまにか「安全バトン」になっています。「渡らないのではないか」という不安から早い段階でバトンを渡してしまいます。加速に乗れない中でのバトンパスにより明らかにロスが生まれます。ここを改善したい。単純に本数をこなせばいいというのではなく「渡す位置を決める」ことと「距離感を掴む」という両方をやりながら対応です。

一応1本目から渡すことはできました。が、距離感は全く。この感じだからレースでバトンが詰まるのだと思います。ここは様々な工夫をしてやっていきたいなと思いますね。まだまだ手段は沢山あります。色々な引き出しの中からやっていくことで加速段階も中間の維持もできるようになると思います。こうやって書いていく中でまた練習を思い出しました(笑)。やりたいことに対しての練習のバリエーションを増やすことで様々刺激が入ると思います。バトンだけではなく加速段階も出も維持も全部改善していきたいと思います。

選手が全力で取り組んでくれています。バトン一つにしても少し前と比べてかなり会話をするようになりました。今の1本がどうだったかも確認しています。当たり前の話なのですが。この手のことをしつこく確認するというのは重要だと思います。大半は「早かった」「遅かった」で終わってしまう。もっともっとこだわってやらないといけません。うちにはスーパーエースはいない。だからこそこういう部分は徹底したいのです。

マークなしのバトン合わせだったので時間をそれほどとりませんでした。こうやって色々な工夫をすることで充実した練習になります。やれることをしっかりとやりたいと思いますね。

こんなこと書いていて読んで面白いと言ってもらえるのか?よく分からないですが私的には楽しいのでいいかなーと。とりあえず記録しておきます。
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トレーニングと加速

2018-06-27 | 陸上競技
月曜日、この日は選手に練習を任せることにしました。本当であればblogには土日にあった日本選手権について書くと良いのでしょうが。いや、書くと9割以上は愚痴になるので。競技会のあり方を考えさせられます。

体力的にかなり落ちている感じがありました。私自身が。人前にいる時はそれなりにエネルギーが保てます。動き続けていないと「元気がないね」と言われてしまうので(笑)。自分自身でkane koを演じている部分もあるのだろうなと自覚しています。シーズンインしてかなり気を使ってやってきています。気分転換が苦手な部分もあるのでかなり溜め込んでしまいます。あまりにもキツいので午前中の授業が終わってから代休を使って帰宅することにしました。

今年度は試合は引率ではなく職専免で行くことが増えています。運営委員の仕事もあるので。こ!により代休はなし。仕方ない話ですが流石にキツい。少しは身体を休めたいなと思っています。なかなかできないので思い切ってやらないといけない。

そのため練習は選手に任せることにしました。女子に関しては明らかにトレーニングが不足しています。本来であれば中国大会が終わってからもう一度身体を作り直す時間にしなければいけないのですが、日本選手権のリレーがあったのでしっかりとしたトレーニングができていません。細かいところまで気を使って練習をするようにという指示は出しておきました。この辺りは言うまでもないのですがやはり不安で(笑)

そのまま加速ドリルを。中国大会の際、やはり弱い部分がモロに出ました。見えないプレッシャーも大きかったのだと思います。このことに関しては県外の先生方にも質問をして要因を探りました。技術的な部分だけではない所がある。一時的なものだけではなく長い目で見た時にプラスになるようにしていきたいなと思います。絶対的な自信を持ってレースに臨むために。しっかりと加速段階の動きを作りたいと思います。

私は不在なので動きに関しては見ていません。やるべき事は以前から示しています。最終的には自分自身で動きを理解してそれを体現できるかどうかの話。理解できるまでこちらはアプローチしていきます。本人達がどこまでやろうとするかです。自主性に任せるというのは「基礎基本を教えてやるべきことを示す」という後の話だと思っています。何もないところから「考えてやりなさい」は単なる責任の放棄。私はきちんと向き合いながらやりたいと思います。

それほど楽しくないblogの内容になっています(笑)まー思うことをひたすら書くのがこのblogの特徴だと思っています。時にはもっとラフな事を書いても良いかなとは思うのですが。基本的に真面目なので。

とりあえず書いておきます。
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思うことを

2018-06-26 | 陸上競技
思うことを書きたいと思います。

「マニュアル」が必要かどうか。これは大切な部分だと思います。何もない状況から始めるというのは難しい。参考になるものが必要になるというのは当然ある。例えば何かをやろうと思えば「真似る」というのは当然必要な要素になります。競技の指導に関しても最初からできるわけではない。何かもとになる部分があってそれを参考にしながら進めていく。その中で「こうしたほうがいい」というアイデアが浮かんで来たらそれを取り入れる。単純に「○○高校がやっているからやる」というのは意味はないと思っています。

以前、ある指導者と話をしていた時に「○○高校の真似をして指導している学校がある」という内容が出てきました。強豪校といわれる学校の練習内容を表面的にまねして実施しているというものでした。そこに対して「劣化版」だと手厳しい言葉が(笑)。もともと、オリジナルの練習というのはそれほど存在しないと思っています。何かをベースにアレンジしていくことでオリジナルになる。どのような練習でもそこに「明確な意図」があるかどうかは大きい。やればよいというのではなく「何のためにやるのか」が重要になる。

「~をやってはいけない」とか「他校ではこうやっている」「他県では・・・」という話が出てくる。本当にそこに理由があるのかどうか。必要でやっているのか慣例でやっているのかは正直分からない。組織として成り立っている部分であれば改善の余地もあるが寄せ集めという部分では一時的なものでしかなく、修正できる可能性は著しく低い。合理的な話をしてもそれを必要としている、その意味を考えることがなければ「絵に描いた餅」でしかない。何も意味をなさない。

「今までこうだったから」というのがどれだけ成り立つのか。基本的に「選手主体」で物事を考えるようにしている。それは私にとっては絶対譲れない部分。しかし、その感覚で物事を考える人がどれだけいるのだろうか。大会などを見てみると主体が「選手」から「運営」に移っているなと感じることが多々ある。確かに競技会自体は「運営する人」がいなければ成立しない。しかし、もっといえば参加する「選手」がいなければ競技会そのものをやる必要性がない。競技会における審判やスポンサーはあくまで「補助的なもの」である必要があると考える。もちろん、資金がなければ大会自体が運営できないので参加料は必要になるだろうしある一定レベルの「イベント」も必要になるのかもしれない。

うちの県でも「日本GPシリーズ」の大会が実施される。しかし、極端に参加者が少ない。今年は日本選手権があるので多くの選手が参加するのではないかという話もあったがふたを開けてみると例年通り。昨年は小学生、中学生、高校生のリレーのみの実施だったのでさらに閑古鳥が鳴いていたようだ。今年は県内学生の100mを実施していたので多少なりと参加者が増えていた。それでもかなり少なかったと思う。

まったく同じ時期に「布施スプリント」が実施される。これはGPシリーズのレースではないが日本有数の高速トラックであり記録が出やすいというメリットがある。有名な選手を呼んできてレースを行うためさらに参加者は集まる。選手は「記録が出やすい競技会」を選ぶ。シーズンオフであれば違うかもしれないが、シーズン中はやはり「記録を狙うために競技会に出る」のが当たり前。この辺りも本当に考えていかなければいけないのではないかと思う。「やればいい」という話ではない。

陸上競技が好きで指導をしている。審判や役員をするためにやっているわけではない。それでも年齢を重ね「誰かがやらなければいけない」という部分があるので昨年度から運営委員をやらせてもらっている。しかし、私は委員をやるために陸上競技に関わっているのではない。そこは絶対に譲れない部分。委員の仕事をしないというわけではない。与えらえたことはやる。さらに工夫してやる。当然の話。しかし、選手を放置し続けてやり続けるのは私のスタイルではない。競技会自体も中心は「選手」だと思っている。

強い選手がいればその学校の名前が売れる。それはそれで大きいことだと思う。しかし、うちがインターハイに行ったからといって私自身が認められたいとは思わない。実際に走っているのは選手。選手の努力があるから上の大会に進める。私はそれをサポートしているだけのこと。勉強しに他県に行くも結局は「選手にとってプラスになるのであれば」というところしかない。自分自身が勉強したいという部分も大きくあるがやはり「選手のために」という感覚がある。

blogを書いていると「言葉が独り歩き」するところも出てくる。一言一句を取り出して叩こうと思えばそれもできる。しかし、私自身と直接関わってもらえればそれなりの部分が理解してもらえると思う。別に上から目線で何をするつもりはない。まーなかなか理解されない部分だと思うが。

話が飛びまくっていて何を書いているのかよくわからなくなったが(笑)。まー直接的な話は書けないので。比喩表現に近い話が増えてしまって抽象的な内容になる。申し訳ないですね(笑)。ちょっと書いておきたかったので残しておきます。
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報告をする

2018-06-26 | 陸上競技
土曜日。朝からリレー対応に追われていました。とりあえず出るだけのレースにはできないと思っています。課題となる部分は明確にしておきたい。その部分の克服をどのように行うかは大きなことだと思います。きちんと準備してレースに出る。ここは譲れない部分です。

レースが終わり表彰式が終わる。そのあとは荷物の片付けをしておく必要がある。選手は家で勉強させなければいけません。私は残って審判をしなければいけない。そのため選手が帰る段階で車に荷物を積んでおく必要があります。あちこち閉鎖されているので大回りしながら荷物運搬。大変な話です。

片付けを始めた時にタイミング良く大阪のmtm先生から連絡が。木曜日から選手を連れて山口にいらっしゃっていました。挨拶をしたいと思っていたので絶妙なタイミングでした。今の3年生は2年連続でmtm先生の所に行って練習をさせてもらっています。大きな刺激を受けて戻ってきて力をつけてきたというのがあります。mtm先生の配慮で京都のtcb高校の選手と一緒に走らせてもらうこともできました。閉鎖的な山口県から飛び出して関西に行く。その中で大きな刺激を与えてもらっています。

3年生を連れてmtm先生の所へ。きちんと自分達の口から報告をしてお礼を言わせたいと考えていました。大阪に行かなければ今のチームはありません。mtm先生にお会いした瞬間に「インターハイ出場おめでとう!」と笑顔で声をかけて頂きました。これによりうちの娘達は頭が真っ白に(笑)「先生のおかげでインターハイに進むことができました!」と言おうとしていたと思います(笑)。こういうのはアドリブで対応できないてますから。mtm先生、苦笑い(笑)本当に申し訳ありません。

今の状況を報告しました。冬に大阪に行った時に「三重で会いましょう」と話をしていました。それが実現できますねと。近畿のレベルの高さは尋常ではない。mtm先生も新天地で色々な苦労をされながら勝ち抜いている。楽な戦いはない。女子のリレーのレベルの高さを再確認。県記録を出してなんとか通過できるかどうかの話だと痛感しました。しっかりと準備をしていきたいと思います。

更に3人を連れて補助競技場へ。mysのtks先生に会うためです。日本選手権に社会人選手を連れて来られているので挨拶に行きたいなと。うちの選手は補助競技場には入れないので100mのスタート地点の外側から話をさせて頂きました。今度はきちんと「一緒に練習させて頂き、中国大会で4位に入ることができてインターハイに進むことができました」と簡単な報告本人達がしました。小さなステップですがやはりこういう部分をやっていきたいと思います。

県総体でバトンを落としたこと、それにより渡す位置がかなり手前になってしまっている事を話しました。今のバトンの流れを教えて頂いたのはtks先生です。きちんとスピードに乗った状態での受け渡しをやらなければいけない。まだまだ記録を短縮できる可能性がいくつもあります。「もうこれ以上失うものないんだから思い切ってやれば良いよ」と声をかけて頂きました。確かに。選手たちには「守りに入る必要はない」と言い続けていました。それでも「バトンミスはできない」という感覚がある。それにより無難にバトンを渡すようになっています。もう一度チャレンジャーとしての感覚をもちたい思いますね。

日本選手権が実施されたことによりお世話になった県外の先生方にお会いできました。こうやって直接選手から報告をするという機会があったというのは大きなことだと思います。うちとしてもまだまだやることがある。mtm先生やtks先生のチームと一緒にインターハイで走れるといいなと思います。どう考えても力の差がありますがそれでも勝負したい。その気持ちを持ってインターハイに向かいたいと思います。

前向きにやっていきます。応援してもらえると力になります。進みます。
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日本選手権のサブイベント

2018-06-25 | 陸上競技
土曜日。この日は朝から山口へ。山口で開催される日本選手権のサブイベントで行われるリレーに出場するためです。他県では予選決勝をやるくらい人が集まるようですが参加チームが少ないので高校女子は1組のみ。まーそれでも走れるチャンスがあるだけありがたいなと思います。

本来であれば大きな大会の後にレースに出るのはあまりしません。次に向けての準備をするためです。今回はインターハイまでにしばらく時間があるので課題となる部分をしっかりと改善するためのレースにしたいなと考えていました。インターハイに進めなかったら辞退するつもりでいました(笑)。出る意味がなくなってしまうので。

この週はblogに書いている通りの流れ。放牧してからのバトン練習のみ。これはなかなかですね。調整という話ではありません。火曜日水曜日は室内で2時間半くらいやっていますから足のダメージもかなりあると思います。それでもバトンに関してはやっておきたいなと思っていました。選手がどれだけ意識して競技に取り組むのかを見ていきたいなというのもありますし。

私は審判もありましたが時間的に余裕があったので朝のアップには付き添いました。とはいってもずっとではないのですが。アップをしていると突然招集所の審判がうちの選手を呼びにきました。リレーのオーダーを出さなければ失格になるとのこと。私はちょっと離れた場所にいたので確認すると早くオーダーを出せと急かされたようです。リレーオーダー用紙の提出まであと1時間あります。練習の途中で呼ばれて提出しなければいけないというのは選手が提出時間を間違えていたのかもしれない。確認しに招集所まで行きました。

すると「まだ提出していないチームが1つだけだったので呼び出した」とのこと。ちょっと意味が分かりませんでした。オーダー提出の時間とズレがあるのではないか?と問うと「オーダーが集まったら早く渡して欲しいと言われていたから」と。いや、ルール上そういう話ではないですよね??と再確認。「昨日突然招集をするように言われたので知らない」とのことでした。うーん。そんな状態で練習をやめてオーダーを出しに行かなければいけなかったのか?運営に迷惑をかけるつもりはありません。こちらも流れの中でやっていますからそれを止められるのはちょっと。

朝の段階ではバトン合わせを2本ずつやることにしていました。タータンの上で確認をする。やりたいことは明確ですからそれをどうやってレースの中に体現するのか。合わせをやろうとしていたらまたもトラブルが。中学生がマークの代わりにバトンや靴を置き始めました。え?それは危ないのでは?チームでマークテープを持っていないのかもしれません。とはいえ、練習会場でレーン上にバトンや靴を置くのはルール違反では?そのレーンで走ろうと思っても踏んでしまうかもしれないので走れません。一度私の方から指摘。すると今度はちゃんと別のチームが起き始めるのでmtb先生が指摘。かなり呼びかけていましたがスルーされていました(笑)なかなか。

こういうことを書くとまた私が批判されるのかもしれません。しかし、やはり最低限のことはやらなければいけないと思います。以前田島記念の時にはバトン流しの時にバトンを落としてそのまま走り続けているチームもいたという話でした。いや、踏んだら危ない。試合会場で怪我をしたらどうするのか?こういう部分は徹底しておかなければいけないと思います。優しいのでうちのテープをあげました。自分達が安全に練習をするためです。

話が飛びまくっていますが。その後のバトン練習はまずまず。比較的長い距離を走って距離感の確認をしました。渡すべき場所にテープを貼ってそこに近づける感覚で行いました。詰まっていたバトンから少しずつ流れが出るようになってきた感じがあります。県総体の予選のバトンは落ちなければほぼ完璧でした。バトンに流れがありました。あのレベルまで戻さないといけません。シーズン一発目に48秒38を出しています。感覚的にはあそこから1秒は上がってくるはずです。それがまだできないのはやはり走力以外の要因があると思います。この段階で一次アップ終了。

少しして招集所周辺で話をしていると中学生リレーの招集が始まると。「ユニフォームになって集まって」と。ん?「スパイク以外は持って入れないからユニフォームになってそのまま入る」と言われていました。え??招集完了からレースまで20分以上あります。その時間、ずっとユニフォームで過ごす?聞いたことがありません。すぐに確認。「陸連からの指示で商標があるからジャージは着て入れない」とのこと。本当に陸連がそんなことを言ったのであればサブイベント自体辞めるべきです。身体が冷えて怪我をしたらどうするのか?最大パフォーマンスを発揮するためのレースでないイベントならやるべきではない。冗談ではない。

更に確認をしていくと商標の関係の話があっただけの様子。トラック上でカメラに商標が映ると問題なのでひたすらその話をしているようです。それは当然分かります。が、それとレース前にユニフォームだけで20分以上過ごすのは別問題では??荷物を置く場所がない、取りに戻ることができないなどの事を言われました。いや、スパイクに履き替えるんだからその靴を取りに行く場所にジャージ類も置いておけば良いだけの話。

確かに日本選手権などの全国大会では衣類運搬係がいてスタブロを合わせるまでジャージを着ていてその後、脱いで籠に入れて運ぶという姿があります。その時にテレビに商標が映ると問題になるのかもしれません。しかし、小学生、中学生、高校生はレーンに出た時には既にユニフォームです。そこに商標の問題は発生しません。やはりきちんと理解しておかなければいけないと思います。マニュアルに何が書いてあるのかわかりませんが、「選手がきちんと力が出せる競技会」出なければいけないと思います。うちは必ずチームTシャツを着せています。そういう問題にならないようにです。選手はチームTシャツ、ロングタイツにジャージで中に入るようました。商標は外には出ていません。レース以外の対応が多々ありました。

そしてレースの話。他のことが多すぎて。

レースは1走なTが随分走れるようになってきています。もちろん他県の選手と勝負をするとまだ力不足ですが県レベルであれば全く問題ありません。1走でトップタイでバトンを渡す。が、また詰まりました。前のように完全に追いついて詰まるという感じではないですがそれでも詰まりました。周りから見れば良いバトンなのかもしれませんがやりたいことはできていません。

2走のNが爆走しました。この日は向かい風もなくグランド状態としてはかなり良い感じでした。こういう時のNは本当に強い。あっという間に外側にいるチームを抜き去る。中国大会の重圧から解放されて本来の走りができていると思います。そのおかげでまたも2-3走がすこし詰まり気味になる。目標としている場所よりも3m近く手前で渡りました。悪くはない。が、まだ加速に乗れる余裕がある。こういう部分をしっかりとやっていかなければまだいけません。

3走のSも良く走れていました。3走は他チームとしては繋ぎの区間かもしれません。うちはここで差をつけることができると思っています。安心して任せられるのはSだけですから。外側を引き離しながら走っていく。この辺りからは大型モニターに大きく映し出されていました。3-4走のバトンは一見するとかなりスムーズにいったように見えました。距離感としてはいい感じでした。

後で確認をするとMが0.5足分くらい早出してしまったとのこと。それにより「待て」がかかり一旦スピードを落としてのパスタだったようです。そのため加速に乗り切れず最後の15mくらいは動きのタイミングが合わない感じでした。ここもしっかりと考えなければいけません。スピードだけを見ている観客の方にはなかなか分かってもらえないかもしれませんがまだまだ課題が残るレースでした。

タイムは48秒05。チームベストです。いやいや(笑)。47秒台を狙って出場するという話はしていましたが、どちらかというとバトンの流れを作るために走ったレースです。それもあれだけのバトンでこのタイムとは。多分、良いレースをしていると見られていたと思います。それはどこを基準にするかという話です。まだまだ目指すレースには届きません。が、数日間でやりたいことをやろうとしてきた。それにより万全の状態ではなくてもチームベストが出る。それなりに選手も手応えを感じていました。少しずつ少しづつ積み重ねていきたいと思いますね。

なかなか思うことが多い時間帯でした。私は選手のためにやれることをやろうと考えています。そこに尽きます。
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バトン練習をする

2018-06-25 | 陸上競技
なかなか書けません(笑)時間的な余裕がなくて。

木曜日と金曜日、この日は男子と女子で別メニュー。男子はトレーニング中心に練習をしました。目の前に大会があるわけではないので秋に向けての準備です。女子に関しては週末に日本選手権のサブイベントでリレーに出るのでそのための準備。中国大会を抜けてインターハイに向かう。その中での課題をどのように克服するかという話です。

この日はありがたいことに愛媛からsri先生が来校。日本選手権のためにわざわざお手伝いに来ていただきました。その途中で挨拶に来てくださいました。ついでに練習を見てもらうという流れです。今年はsri先生の男子4継も四国大会に進んでいます。なかなか選手が集まらない中で結果に繋げていくというのは本当にすごいことだと思います。

リレーに関してはかなり思うことがあります。このままでは戦えない。県総体でのバトン落下以降、完全に守りに入っている感覚がありました。そこの部分を改善しない限りこれから先はない感じていました。動画を見ながら課題となる部分を明確にしています。「安全バトンだね」と言われていました。いや、そこは一切狙っていません。早く渡してしまいたいという感覚が強なり過ぎているだけです。

ここに関してはこちらから強制的にテコ入れしようと思っていました。「失格しないためのバトン」を目指してやってきたわけではありません。戦うためのバトンをやってきたつもりです。高校生ですからやはり「不安」が先に立ってしまう。そのためいつのまにか守りに入っている。

アップ自体は選手に任せました。試合の流れの中でのアップ。テスト期間中ですから練習時間は1時間と限定されています。その中でどうやって練習をしていくか。10バトン25並走をやってバトン合わせへ。この段階でsndのfgk先生が来校。日本選手権で山口に来られていて宿泊が防府ということでした。うちのグランドを見て驚いておられました。まーなかなか想像できないグランドの広さ。他の部活とシェアしているといってもなかなかのものです。このグランドからインターハイに向けて進めるというのは誇らしいことだと思います。

バトンに関してはこちらから「渡す位置」の指定をしました。これは木曜日も金曜日も同様です。両日共にバトン練習しかしていません。後半対策云々の練習ではない。やるべきことはパスの精度だと思っています。本気で4継に取り組み始めて色々と勉強させてもらいました。今のスタイルにたどり着いた時に「バトンを渡す位置を決める」としました。渡す場所はリレーの中間の2〜3m手前。お互いのスピードを活かして走るためにどうするかを考えた時にそこに至りました。

実は県総体前後からリレーゾーンに入ってから3m程度で渡っていました。詰まっているのです。スムーズなバトンとは言えない。中国大会の時も県内の多くの指導者から「まだ余裕があるね」と言われていました。周りから見れば「バトンが繋がればインターハイに進める」という感じで見えると思います。それくらいの所まではきていました。準決勝が終わった時にこのままでは表彰台はないなと話をしました。詰まりすぎです。

朝の段階でかなり話をして本人達の不安を取り除きました。その結果、他チームが記録を0.3秒近く落とす中でうちはほぼ変わらず走れました。それでもまだ詰まっていました。

二日間の練習でその感覚を払拭したいなと。やっている中で「待て!」をかけることがありました。しかし、緩めることなく渡る。ここの感覚の差なのだと思います。距離感がつかめていない。本当は渡る距離なのに不安が先に立って「待て!」をかけてしまう。それによりロスが生まれている。待てをかけない時には渡す方が減速してしまう。アンダーハンドパスの一番の問題点はここだと思っています。距離感が近すぎて減速して渡すことになる。否定的にアンダーハンドを見ていますが、実際の今のパスではうちも大差ない。もちろん、側から見れば「安定したバトン」に見えると思います。我々としては「不十分」と感じる部分は多々あります。

時間が限られているので二日間で4回しか各区間のバトンはできていません。もっと伸ばせるのではないかなと思っています。基準を伸ばしながらやっていって自分達にあったバトンをやる。それがこの先に繋がると思います。

内容がマニアックになりつつあります。知らない人が見たら全く面白くないかもしれません。しかし、バトンを渡す位置を決めるというスタイルをもう一度徹底したいと思います。これにより様々なメリットがあります。単純に渡すだけの練習ではなく早出などによるオーバーゾーンの失格なども劇的に防げると思っています。きちんとこの辺りができるようになってからオーバーゾーン出の失格はありません。そうならないように練習しているからです。

まだまだやるべきことがあります。一つ一つをやっていけたらと思っています。

また書きます。多分。
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放牧?

2018-06-24 | 陸上競技
更新滞る(笑)別に病んでいるわけではありません。バタバタして。ブログの話になることもあるのでやはりきちんと書いておかなければいけないなと思いますね(笑)

火曜日と水曜日。天気が悪く日程的にもなかなか難しいなという感じがありました。1番の問題は選手のモチベーションがどれだけ保ているかという部分。インターハイが決まってひと段落したいだろうなというのもありました。前の記事にも少し書きましたが練習をしてみると案外前向き。すでに前に向かって進んでいました。

そうであれば私は選手が出来る事は限られています。

が、思うことがあって「自分達でやって」という形で2日間を過ごさせました。いつも全てが準備されていて練習メニューを提供される。それに慣れてしまっている。本人達が考えてやる機会が減っている。言われた通りにやっていたらそれなりに力が付きます。それだけでは面白くないなと。こんな書き方をすると批判されるのかもしれませんが「放牧」のように「好きにやってみな」という機会を与えたいなと考えていました。

そのため火曜日、水曜日はこちらから一切メニュー提供はせず。「休んでもいいんでしょ?」となって誰も来ないという感覚はないと思います。水曜日に関しては私は練習に顔を出しませんでした。成熟していない状態であればやはり適当に終わってしまう者も出てくると思います。高校に入って陸上競技を始めた子もいます。まだまだ分からないかもしれませんが誰のためにやるのかというのが分からなければいけません。

私の指導は「めちゃ厳しい」と思われるのかもしれません。tnk先生には「先生の方が怖いですよ」とよく言われますが。いやいや(笑)。長距離は規律が重視される傾向が強いと思います。自分を律することができなければあれほど長い時間ペースを保って走り続けるのは難しいでしょうから。「列が乱れている」とか「ピッチ計の音とリズムが合っていない」と結構細かいことが指摘されています。

どこかのグランドで長距離の指導者が200mの通過のラップを読んでいて「0.1秒遅い!」とめちゃくちゃ怒っていました。いや、それは無理だろう?!理不尽な怒りだと感じた記憶があります(笑)それくらい細かい(笑)

以前は私もグランドで一挙手一投足を見ておかなければと考えていました。今でもその傾向は強くあります。が、前ほど一本一本声かけをすることはなくなっています。余程動きの気になる部分があれば言いますがそうでなければいちいち言わない。指導者によっては「何も言わない」という人もいると思います。これは「分からないから言えない」のか「分かっているけど言わない」のか。

まーそんなこんなを考える中で「好きにやらせておこう」というのがありました。自分達が必要だと思っていることをやればいいやという感じですね。二日間とも室内。あとでメニューをみるとDM走やDMスキップをしていたようです。やりたい事がそこにあったのだと思います。

放牧という表現がいいのか悪いのか分かりませんが(笑)。時には好きにやらせてみるというのも必要だと思います。

また書きます。
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