土曜日。この日から練習が再開となりました。とはいえ、10日くらいは「自主練習」という形になっていました。どれくらい身体が動かせるのかというのがあります。臨時休業でした。身体を動かせる選手もいればそうでない選手もいたでしょう。基本的にはある程度コントロールするほうがいいのではないかと思っています。「自分で考える」というのも重要ですが。
練習の開始時間を男女で若干ずらして実施。同じ場所に人が密集しないように配慮。アップサーキットと体幹補強Kに分かれて行うことで練習の流れに差が生まれます。ズレることで密にならない。さらに可能な限りマスクを着用しておくようにということになっていました。状況を考えながらですね。
人によっては「練習をするなんてとんでもない」という感じもあるのかなと思います。体調に少しでも不安がある場合は参加しないという流れになっていました。こうなると任意な活動という部分が強くなります。まーもともと「任意」の集まりでなければいけないと息はしています。「やりたい」と思っているから集まる。誰かから強制されてやるという活動ではないんですから。「競技力を上げたい」と思う「理念」が一致するから集団になるだけであって、「そこまでではない」という選手にとっては実はそれでもいいのかなと。
1週間近く「競技」から離れていました。明けても競技のこと、暮れても競技のことという感じではありませんでした。目の前に選手がいないのですから何もできない部分もあります。少し気になることはあったのでアプローチをしましたが、「普通の補強の日以下」でやっていると大きな差にはなります。しつこく言い続けてもよかったのかなと思いますが最後は「自分自身がどうするか」かなと感じてもいます。シーズンが始まって「間に合うかどうか」となっても時間自体が足りなくなります。
読書の部分にも書いたのですが、「その日を摘め」です。結局、その日その日、その瞬間その瞬間に「できること」に目を向けていないといけない。自分自身が「足りている」と思えば足りているのでしょうし。「足りない」と思えばもっとやればいいだけですし。走れる選手は走ればいい。走れない選手は走れる選手のできない補強を3倍以上はやらないといけないでしょうし。それを「やる」と思って実行できるかどうか。
これから数年後には今の形の「部活動」が存在しなくなる可能性があります。「部活動」という学校のシステムの中に押し込まれたスポーツ活動が衰退する可能性がある。国の方針が「部活動」を学校現場から切り離そうというのが流れですから止められないと思います。そうなったときに「何が何でも競技力を上げたい」と思う選手と「活躍できたらいいな」と思う選手と「試合に出れたらいいな」と思う選手の「格差」はより大きくなります。「部活動」のカテゴリーの中で「しっかりと頑張らせる」というのもこれまではありましたが、これからはそこまでにならないかもしれません。外部指導員の存在も大きくなるでしょう。我々も「指導員登録」をして競技指導に関わることになる日は近いと思っています。
そうであれば「その日を摘め」というのはさらに難しくなるでしょう。自分自身は現役時代、「やるのが当たり前」という部分しかなかった。それ以外の選択肢を持てなかった。それくらい没頭していました。すべてにおいて「競技」が優先されていた部分が大きい。が、今は多くのことが周りにあります。「強くなりたい」と思っていても「おいしいものを食べたい」「好きなだけ食べたい」というのは相反する部分があります。こういう性格だから徹底的にやるというのがあるのかもしれません。が、今は時代も流れも違うのかなと。「強くなりたい」という言葉の「度合い」がどれくらいなのかなというのはあります。数値化できないですから。
この日は軽く動きをやってからスキップ、バウンディングなどをやって8割で120×3、140m×4or 90m×3。土の上で走るというのも10日ぶりだったりします。こうなると過剰に負荷をかけるというのは無理ですから。様子を見ながら。色々なことが遅れてしまいました。やりたかったことはもちろんできていません。ここに関してどうするか。相談しながらなのかなという感じです。
最後はトレーニング。男子はウエイト、女子はウエイト代替。ある程度スムーズにできるようになってきました。空白の10日間がなければもう少し違っているのかもしれませんが。筋力的なものは間違いなく落ちます。普通にやっているだけでは落ちてしまうのは確かです。
色々と書きたいなと思ったことがあったような気はしていますが。まー久々に練習のことに少し触れたという感じです。ひたすら書いてもいいのですが、まーぼちぼち書いていけたらいいのかなと。焦らず。
変化する自分自身が存在する。それを受け入れながら何をするか。この歳になって色々な感覚や考え方の変化を感じる部分があります。まーぼちぼち。