kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

最後の日

2015-03-31 | 陸上競技
これに関しては色々と書きたいのですが、心の余裕がなくてそこまでたどり着きません。また明日にでも書きます。

一言だけ。本当に幸せな13年間を過ごすことができました。これもこの学校で出会った先生方、一緒に時間を過ごした生徒、一緒に夢を追い続けた陸上部の選手のおかげだと思っています。感謝。これしかありません。

振り返りたいことは山ほどあります。書きたいことも。また書きます。振り返ってばかりではなく前に進まないといけませんから。

感謝。
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卒業生2

2015-03-31 | 陸上競技
前の記事の続き。卒業生からもらったケーキを見て感動していたのですが、そのタイミングで来客が。奥さんが集金だと思って急いで出てみると別の人だったようです。「生徒さんが来てるよ」と言われて「え??」となりました。何の話か分かりません(笑)。慌てて出てみると卒業生でした。今でも毎年何度も会う女子(女性?)達です。うちが「マイルで全国へ」を本気で狙い続けてきたときの子供たち。shokoの2期生と3期生です。この子たちの時代からうちが飛躍的に伸びてきました。私が転勤することを知って会いに来てくれたようです。

実は数日前に当時のキャプテンが「学校に先生に会いに行きます」と言っていたので「特別なことをしたくない」という理由で個人的に食事に行こうと言って終わらせていました。その時にはもう予定を立てていたようです。申し訳ない(笑)。で、今度にしようとなっていたのですが6人が集まって来てくれました。花束とアルバムを持って。




そのアルバムの中にはshokoの1期生からこの春卒業した選手のメッセージがびっしりと詰め込まれていました。当時の写真が各所に入れられていて当時を思い出すことができました。驚きです。金曜日に新聞発表があってその後、月曜日に来てくれる。どれだけの時間と労力をかけてくれたのかは分かりません。ユニフォームの写真と個人のメッセージが詰め込まれたものでした。この子たちと一緒に見ていました。いや、本当にありがたい。本当は1ページ1ページ乗せたいところですが、個人的なものが多いので割愛。







本当に良い選手たちに巡り合えました。この子たちの出会いが今の自分を作ってくれていると思います。これに関してはもっと時間を使って書きたい。振り返りたい。時間的に余裕がないのでこのことを記録しておきたいと思っています。嬉しい限りです。私のために何かをしてくれるというのは本当にありがたい。私がこの子たちに何かを与えることができたか?それ以上のモノを私がもらった気がします。大きな存在ですね。心より感謝。
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卒業生

2015-03-31 | 陸上競技
月曜日、卒業生が来てくれました。少しだけ書いておきます。

異動が決まった時にすぐに連絡してくれた子が仕事が休みだということで学校に来てくれました。個人的には「特別なことをしたくない」という部分があったのですが、遠くから来てくれるということだったので会うことに。クラスの担任をしていた子です。今年21歳になる。先日成人式を迎えた子ですね。

会いに来てくれて更にはケーキを持ってきてくれました。自分が働いている職場作っているケーキをわざわざ柳井からこちらに運んでくれました。感謝したい。お互いに話が上手くできませんでした(笑)。微妙な空気(笑)。それでも時間を共有できるというのがありがたいです。卒業してから会う機会はかなり減っているのですが、いろいろな部分でつながっている。それを感じることができました。

この子と同じクラスの卒業生に渡し忘れたモノがあるので託す。いつかみんなに会って渡して欲しいという伝言とともにたくさんの荷物を渡しました(笑)。完全に押し付けたのですが(笑)。

自宅に帰ってケーキを見てみると「徳商13年間お疲れ様☆これからも先生らしく!!」とメッセージが書いてありました。ありがたいことです。良い生徒に巡り合えたことを心から感謝したいですね。

   
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土曜日の練習

2015-03-31 | 陸上競技
この日の練習、前日の夜のダメージが(笑)。それでも時間を有効に使いたいと考えていたので最大限のことを。

天気も良く身体が動きやすい。そのなかで何をするのか。とにかくやったことだけを書いておきます。

いつも通りにアップをしてその後並走、バトン。バトンに時間をかけました。まずまずの走り。それから走練習。ここにも時間をかけました。短長のためにどのような練習が良いかと考えておきました。短長男子が一人練習ができないので120mのバトン走をすることに。本数を少なくして質を上げる感じでしょうか。春休みに入ってかなり練習をしていますからダメージも大きいと思います。それでもしっかりと走らせておきたいと思っていたので、120m×2を3セット。少ないと感じるでしょうか?1本1本の質を上げたいというのもあったので。走り的には良かったですね。

そこからトレーニング。いつも通りの流れ。13時半くらいまで引っ張りました。これが良い練習になったと思いますね。負荷的には強いと思いますが良い練習になったと思います。

記録程度に。
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金曜日の練習

2015-03-31 | 陸上競技
一応練習について書いておきます。金曜日の練習。すでに記憶があやふやになっています。なんだかわかりませんが、他に考えることが多くて・・・。

この日、練習は専門練習としていました。新聞発表があったもののクラスの生徒にも部活の選手にも何も伝えられず。それでも普通通りの練習開始となりました。今考えると選手が気を使ってくれていたのだと思います。私が微妙な気持ちにならないように配慮してくれていたのだと思います。情けない話ですが。それでも通常通りの練習をす進める。やはり「日常」の積み重ねだと思いますね。だ

前半部分はバトンまで。とにかくこの時期はシーズンに向けてこういう練習をしっかりとしておかなければいけません。自分が居なくなるからと言ってそれは選手には関係ない。私が居たから競技ができたというような評価を受けさせたくないなと思っています。私が居てもいなくてもこの子たちの「取り組み」に関しては評価される必要があります。一生懸命に取り組む姿勢は月日を重ねる中で大きく変わってきています。今の取り組みであればどこに出しても恥ずかしくないくらいの水準まで来ています。指導力?違うと思います。選手各自の「意識の変化」です。

専門練習ではスタートドリルと跳躍。スタートに関してはもっともっと定期的にやらないといけないと思います、冬期練習中もずっとやっていましたがシーズンに入る前に細かい部分の修正を。指導できる部分が限られているので「ポイント」となる部分を絞って指示をしました。最後の1本で男子が一人足を痛める。うーん。このタイミングか・・・。様子を見ながらやらせるしかないですね。大きな故障ではないと思います。それでもこの時期に「痛い」というのは焦りを生みます。どうやってコントロールするか。

跳躍系はまだ「ダメージ」が抜けません。この部分は非常に難しい。やりすぎてしまう部分があるので故障させないようにしないといけません。抑えながら抑えながらですね。高跳びはかなり良いところまできました。まだ安定はしませんが150を余裕で越える感じです。それでもまだ技術的に微妙な部分があります。私は専門ではないので細かい部分は分かりませんが、見ていておかしいなという部分は少しは修正できるようになってきました。こちらからの一方的な指導ではなく感覚を確かめながら取り組む。時間はかかりますがこれが一番の方法だと思いますね。

ちょっと職員室に戻る。途中でクラスの生徒のに出会う。「あ、先生・・・」という感じでした。こちらもかなり気を使ってくれているのだと思います。言い出せない自分が悪いのですが、必要のない気づかいをさせていました。反省。

練習の最後に少し話をしてそこから「転勤について」の話。もうこれは何を話したか完全に記憶にありません。きちんと伝えることができたでしょうか?不安な部分ですね。これから何をしていくのか。そこをきちんと見極めないといけないと思います。まずは「自分たちの力で勝ち上がる」という感覚を持つ。誰かに頼るのではなく自分の力です。ここがなければ今後の勝負はできないと思いますね。上述したように「私がいないから駄目になった」というのは良いことではない。卒業生が作ってきたものを一瞬で終わらせるわけにはいきません。ここは期待したいと思っています。

夜は親しい方が懇親会を開いてくれました。感謝。

実感がわかない中での生活。考えることが多い中での生活。それに伴い瞬間的な記憶が残っていません(笑)。その時その時に感じたことを記録できたらいいのですが。感情というものをどう表現するか。非常に難しいですね。もっと上手く書けると良いのですが。すみません。
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言葉にすること

2015-03-29 | 陸上競技
移動が確定し数日間が過ぎました。情けないことにまだまったく実感が湧きません。新聞に自分の名前が載っていて「やっぱり転勤なんだ」と客観的に見ることができました。それでもまだ他人事のよう。

金曜日、自分から転勤が決まった事を口に出来ませんでした。練習開始時に選手の様子も普通でした。更にはクラスの生徒に会ったのですがそれも普通。冷静に考えるとすごく私に気を使っていたのだと思います。教え子に気を使わせるというのは私的にはすごく情けないことなのですが、現実から少し目をそらしている私は「みんな気付いていないのかな」というレベルで考えていました。そんなことあるはずないのに。

生徒や選手にはなかなか言い出せませんでした。言葉にする事で現実を受け入れるということになるからです。本当はかなり前に内示が出て心の整理を付けていたはずなのにやっぱりなんか受け入れられない自分がいる。この葛藤は複雑です。クラスの生徒には結局直接言えていない。他の手段で私の「想い」を伝えましたが、礼儀として直接伝えないといけないと分かっています。

私が転勤をする。選手やクラスの生徒にとってどのような感情が湧くのかイメージができません。それでも変えようのない現実です。私も選手も生徒も受け入れないといけない。私より子供達の方がこういう部分では大人かもしれません。私はなかなか割り切って物事を考えられないタイプです。だから転勤ができなかったというのもあると思います。

こんな内容を公の場に書くのはどうなのか?書くことで、言葉にする事で自分の心の整理をしている。何度も書いています。私にとってはクラスの生徒と陸上部の選手は特別です。転勤が決まったから言うのではなく、「時間」と「空間」を共有し続けているからだと思います。私か感情移入しやすいというのもあると思いますが、ずっと一緒に過ごしたいという気持ちがあります。変な意味ではなくて。成長を近くで見続けたいという部分です。

ずっと自分の感情を言葉にするということを考えてきました。感覚や感情を上手く言葉として伝えたいというのが大学生の時からの課題です。が、言葉として上手く表現できないもどかしさがずっとあります。「寂しい」と書いたとしてその感情は千差万別。どれ位の度合いなのかは誰にも伝わりません。別に伝える必要もないのかもしれない。自分だけが思っていればそれで良いのかも。しかし、blogを使ってずっとずっと「心」や「頭」の整理をしてきました。私自身のために書いている部分があります。

前に進む。この事の意味をもう一度自分自身考えないといけません。部員やクラスの生徒に私のことを心配させるようでは今の仕事はできないと思います。この子たちに心配させるような人間であってはいけない。それでも自分の中の弱さが浮き彫りになります。上手く表現できません。書きながら心を整理していきたいと思います。本当にすみません。
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異動

2015-03-28 | 陸上競技
平成26年度末の人事異動に伴い、13年間お世話になったTokushoから母校であるHoshoに転勤をすることになりました。

今の仕事に就いてから13年間同じ学校で仕事をし続けるというのは珍しいのだと思います。私の「今」があるのはこの学校で出会った多くの先生方、多くの生徒のおかげだと思っています。全てが上手くいったとは思いません。でも思い出すのは楽しいことばかり。それだけこの学校に思い入れがあります。

冷静に文章にするまで1日かかりました。気持ちの整理をつけないと文章化できないから。今でも全くと言っていいほど実感がわきません。すぐに感情移入するタイプですからこういう「別れ」というものを目の前にしてそれを受け入れることができないのです。情けない話ですけどね。

やっぱり文章にできないですね・・・。もう少し時間をください。すみません。
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トレーニング

2015-03-27 | 陸上競技
木曜日、この日はトレーニング。ずいぶん疲労も蓄積してきていると思うのですが先のことを考えるとしっかりとトレーニングをしておく必要はあります。シーズンに入るとトレーニングを一切やらないというチームもあると思います。大学などでは冬期練習で筋肉を肥大させてその後、絞っていくという流れでやるところもあります。この方が主流なんだと思っています。が、せっかくつけた筋力をまた落とすならやらなければいいじゃないかというのが私の考え(笑)。否定的な書き方かもしれませんが。肥大させてから細くするという感覚が理解できないというのもあります。そういう部分もあり私は肥大させないまま強化するという形を選んでします。毎回の事ですが正しいかどうかは一切分かりません(笑)。それなりに結果がついてきているので方向性は正しいと信じています。

この日は仮入学の駐車場係だったので最初の30分は練習に参加できず。シャフトをという指示を出していました。シーズンが近づいてきているので軽いシャフトでの練習がメインとなっています。が、細かく指示を出せなかったので重いシャフトでやってから軽くしてもう一セットという形でやっていました。私の確認不足ですね。軽いシャフトだけなら30分くらいで終わるので問題ないだろう思っていたのですが。練習に行ってもまだシャフトをやっていたのでおかしいなと思ってマネージャーに確認をすると「え?軽いのだけでいいのですか?」という感じでした。その話をする前に「いつまで冬期の形で練習をするのですか?」という質問があったのでそのあたりの話をしていました。軽く速くというのをやっていかないといけないからね、と(笑)。どうりで話がかみ合わないはずです(笑)。

火曜日にも軽くしてやっていたのですが(土曜日も)、これは「先に走ったから」という感覚だったようです。ここ最近はずっと軽くしていたつもりなんですが。こういう部分でもっとコミュニケーションを取らなければいけないなと感じます。ある程度の情報の共有はできているのですが細かい部分は打ち合わせが必要になります。まだまだ十分ではないなと反省させられました。

そのため30分ほど練習がオーバー。もったいないですね。本当はもっともっとできることがあったと思いますし、疲労貫という部分でも工夫できたと思います。それでも補強サーキットを実施してからバランスディスクへ。春休みになると朝練がありませんからバランスディスクの練習ができなくなります。時間があるときにしっかりとやらせておきたいなという感じですね。特別な練習をしてるわけではないのでこういう基礎的な部分をしっかりとやっておきたいですね。

このあたりで卒業生が来てくれました。昨年卒業した陸上部の子です。この子たちの時代はなかなか上手く行かないことが多くてチームとしても厳しい状況でした。2年連続でバトンミスで中国大会出場を逃す。県新人では結果を残すのですが県総体でミスをする。その前段階にはチーム作りが上手く行っていなかったというのも大きく影響していたと思います。選手同士のコミュニケーションが十分取れていなかったのです。会話が少ない、周りが見えないという部分が多々ありました。この子たちも「難しさ」を感じていたと思います。今はずいぶん成長していると思います。笑顔で現状について色々と話をしてくれました。それぞれが夢に向かって少しずつ進んでいるというのを感じることができました。実習を伴う学校に進学しています。その中で高校時代の部活での経験が生かされているようです。当時は分からなくても今になって分かってくる。大きなことだと思います。

あっという間に時間が過ぎてしまって練習終了。時間を作ってマッサージや半身浴をするように指示をしました。疲労を抜くというために何をしないといけないのか。私が見ている前だけ何かができるというのは意味がありません。自宅で自分自身のケアをできないと勝負をする前に終わってしまいます。自分の身体を自分で管理する。こういう心掛けはしておいてもらわないと困ります。以前に比べるとある程度できるようになってきているのだろうなと思いますが、念押しですね。

雰囲気的には良い練習ができたと思います。
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ごちゃごちゃの練習

2015-03-26 | 陸上競技
水曜日、この日は「走り込み」を予定していました。サッカー部が学外で練習をするということだったので長い距離が走れるかなというのもあってある程度の予定を立てていました。400mHの選手がいるのでそのための練習をしておきたいと考えていました。が、世の中は予定通り進まない。いろいろ事情があって野球部の練習試合がうちのグランドで実施されることになりました。そのため大幅予定変更。練習試合開始が12時とのことだったので11時くらいまでは何とか使えそうな雰囲気。慌ててアップをすることにしました。

省略できる部分は全て省略。スティックを使ったドリルと壁のドリル、チューブを止めてなんとかアップが早めに終了。そこから並走、バトンパスという流れ。並走、やはり微妙です。この状況でバトンパスが上手くできるでしょうか??自分からもらい行く者もいます。「手を高く上げよう」と努力するあまりいつもと異なる場所に手を挙げてしまう選手も出ます。ここはダメ。「いつも通り」というのが重要だと思っています。並走の時にマネージャーと一緒に見ていて「離すのが早い」と指摘している者がいました。これは以前から指摘しています。なかなか改善されません。バトンパスの時、あろうことかバトンを落としました。最も許されない行為だと思っています。1年間で数回しかこのような場面は見ません。というか「落ちる」というのは絶対にあってはいけないことなのです。

こういう状況になると良い練習にはなりません。「落ちる」というのはその前の段階から問題があるのです。一番の理由は「離すのが早い」から。持ってきた者が離さなければバトンが落ちることはありません。相手が受け取ったのを確認しないで離すから落下する。当然の結果です。このような練習をしている間は安定してきたとはいえレースで失敗する確率が高いと思います。受け取る側も慌てることがないようにしなければいけない。繰り返し同じことを話していますがなかなか浸透しません。

この日の練習中には一回でバトンが入らないことが多々ありました。上述のように「手の位置が安定しない」というのが最大の理由だと考えています。高いスピードの中で安定しなければいけない。それができない。そのために並走などでバトンパスをしているのです。これも以前から書いていますが並走で上手くバトンパスができないようであればやはり実際のバトンパスでも渡りません。それぞれの練習が独立しているのではなくつながっているのです。その部分が理解できなければ意味がなくなります。うーん、いまいちの部分でした。反省しなければいけません。

その段階で時間に余裕があるかなと思ったのですが10時過ぎに野球の対戦校が来てしまいました。このままでは走れない。本当はスタート練習をしてから最後に走り込みをしたかったのですがこのままではできません。仕方なく予定変更で先に走ることに。卒業生が大学に行く前の最後の練習ということだったので是非とも一緒に走らせたいと思っていました。練習も2時間程度しかできないということだったので普段とは異なる形で走ることにしました。短長に200mを走らせたかったので200m+120m+200m。400mHの選手には折返しの120mでハードルを跳ばせることにしました。疲労がある中で調整してハードルを越えるという練習です。きれいに跳ぶというよりは上手く調整するというのが最優先。

女子の200mは5人で走らせました。エース候補の2人は卒業生と一緒のタイミングで出ました。卒業生が一番外側だったこともあり走りにくかった部分もありますが2年生が100mまでは勝っていました。いや、この走りが本当にレースでできればかなり面白いと思います。高跳びとの兼ね合いもありますが、スプリントも面白いと思います。スピードレベルがこれまでとは大きく違います。実際のレースで力を出せない部分がありますが本物になれば県決勝で十分表彰台が狙える位置に行くのではないかと思いますね。全く油断はできないですが(笑)。この1セットで卒業生がうちで練習をするのは終わり。春休みになりなかなか練習に参加できませんでしたが冬期練習はきちんとできたのでなんとか大学で活躍をしてもらいたいなと思います。

400mHの選手がハードルをミスしたのでもう1セット走りました(笑)。本当は3セット位できると良いのですが、試合が始まると絶対に走れません。ノックなどが始まると迷惑をかけるので無理。慌てて走って終了。走り自体はまずまずかなというレベルでした。男子のエース候補、抜群の走りをしていました。昨年の夏は股関節の痛みでほとんど練習できていません。冬期となりほぼ予定通りの練習ができたことで大きく飛躍した感じがあります。面白い存在だと思いますね。

その後しばらく休息を挟んでやりたかったスタート練習。ここも細かく細かく。疲れがあるので最高の動きとは行きませんがなんとか形にはなりました。何人かは「どうでしたか?」と直接聞きに来る者もいました。指摘するとそこの部分を修正する練習を自分でやっていました。自分で何とかしようと思っている選手にはしっかりと手を差し伸べたいと思います。それで動きが変われば今後につながっていきます。成長が見られます。

時間が許す限り技術改善をやっておきたいと思います。やるころ、やりたいことがたくさんあってどれだけ時間があっても足りません(笑)。
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練習時間の使い方

2015-03-25 | 陸上競技
ちょっと思うことを。

長期休業中などでは練習時間が比較的長く取れます。そのため通常の練習よりも長くなりがちです。良いこともあれば悪いこともあると考えています。実際、授業が始まると今のように長時間を使って練習をすることができなくなるからです。ここに関しては私も選手ももっと監上げないといけない思っています。難しい部分ですがやはり重要なことだと。

他校がどのような練習形態で練習を進めているのかの情報が少ないので単純に比較はできませんが、うちは「アップ」の時間が長い気がしています。私が「アップ」としてバトン走が終わるまでと考えているから長いというのもあります。普通の練習形態であればジョグをして体操、そこから適度にストレッチをして身体ほぐし、スプリントドリルという流れでしょうか。終わってからシューズ流し、スパイク流しで「アップ終了」でしょうね。これが一般的な「アップ」だと思います。このアップの在り方を否定する理由はないので私もこれが「普通」だと思っています。

うちはこの手の「アップ」をしません。基本的にジョグはなし。体操、ストレッチをしている姿は別の場所で練習をするときだけでしょうか。学校では絶対にしません。理由は「他にやりたいことがあるから」です(笑)。ダイナマックスを使ったりメディ投げをするだけでかなり身体は温まります。以前はサーキットをメインにやっていました。最近は道具を準備する時間がもったいないという単純な理由と武道場でやるのが難しくなったという理由でほとんど(全く?)やりません。「身体を温める」という意味であれば方法論は様々だと考えるからです。何が正しくて何が間違っているのかという議論にはならないと思います。これで時間の短縮にはなっていると思っているのですがどうなんでしょうか(笑)。

そこから動的柔軟をやってすぐにドリルに入るようにしています。身体が温まったら動く方が早いという考え方です。これも正しいかどうかは分かりません。もっと体操やストレッチに時間をかけるべきだという意見もあると思います。色々な本を読んでいて「小学生が鬼ごっこをするのにアップはしない」というように紹介されることがあります。まーこれは極論ですね。小学生は筋肉自体が発達していませんからいきなり動いても大きなダメージを受けることはないと思います。スポーツとは異なる部分があります。それでも必要な筋肉が動く状況を作りさえすればある程度動けるのではないかというのが持論です。そのためドリルもアップの一環として位置付けています。股関節周辺を動かすアップとしてドリルも利用するという感じでしょうか。そこで故障するというのはほとんどいません。この冬期にはそれ以外の部分で故障した者が数名いましたが・・・。ひょっとしたらアップ不足というのもあったのでしょうか?見直さないといけないかもしれません。

ドリルが終わったらすぐにスパイクを履きます。試合の時も同様。シューズで流しをするという感覚はいまのところありません。必要あるかないかは別にして「スパイクで走っても怪我はしない」と思っているからです。総じて練習中にスピードレベルを落とすことを好みません。全ての練習の中でできる限り最大スピードで動くように心がけています。これも驚かれるのですが全く問題ないと考えています。できるだけ短時間で身体が動く状態を作りたいと思って取り組んでいます。スパイクを履いて走るときには全く問題なく走れます。これも私が考えているだけなので良いのか悪いのか分かりません。

それなのに練習の時間が長い!!(笑)。ここに大きな問題があると思っています。どこでそれほど時間を使っているのか?ひょっとしたら(かなり)ハードルを使ったドリルなどが他の学校より長いのではないかという気はしています。比較したことはありませんから分かりませんが(笑)。とにかく時間を有効に使いたい。時間を省略する方法を考えないといけない。これが最大の問題点なんですけどね(笑)。

何とかしたい部分です。上手く時間が使えるようになると色々なことができるようになります。まだまだ工夫する余地はあるのだと考えています。先は長い(笑)。
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