kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

リレー練習?

2017-02-28 | 陸上競技
月曜日、この日はかなり暖かかったですね。朝は少し寒いかなと思っていたのですが、日中はかなり暖かい。風が少し冷たい中というのはありましたがそれでも過ごしやすくなってきました。スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに変更しても大丈夫そうな雰囲気。油断できないのですが。

この日は商業系と工業系でテスト実施科目数が異なりました。商業系は2時間、工業系は3時間。そのため練習は別々に実施しました。人数が少なくなるので盛り上がりに欠けますがそれでも以前に比べると随分声が大きく出るようになってきたかなと。逆に男子が少し元気が足りないかなという感じがあります。男子が引っ張ってくれるとチーム自体の雰囲気も大きく変わるのですが。

少人数での練習となったのでてきぱきと。ダイナマックス投げのバックフロントをやってからそのままおんぶダッシュ。人数が奇数になるので私も手伝いました。できる限り偶数でやっていきたい。おんぶ系は偶数になっても男女では組ませません。そうなると効率が悪くなる。このあたりも何とかできるといいなと思います。非常に難しい(笑)。

そのまますぐにスパイク。この最近はスキップ走をするようにしています。特に理由があるわけではないのですが(笑)。これが一番効率よく動きが作れる気がしています。細かいことをあれこれ指示しなくてもできる。切り替えや重心の移動などもできるので。とにかく流れの中で実施するにはいいかなと。

加速段階の動きが不足している気がしたので「壁の引き出し」と「タイヤ押し」を。引き出しを数回ずつやってタイヤ押しを8mくらい。膝の締めと引き出し。ここを重点的に。とはいっても2サイクルしか実施していないですからよほど意識しなければ身につかないのですが。

そこからはバトン系。すべて1本すつとしました。短い距離ので「受け渡し」の確認。そこからは少し加速してからの並走。これも1本ずつ。続いて「合わせ」も。距離的なものがあるので60m+50mとしました。本当はもう少し距離を走りたいのですが。60m+50mと書くと110mでやるのかと思われますが実際は70m。うちのグランドではこれ以上の距離が取れません(笑)。久々に合わせをやるとなかなか上手くいかない部分もあります。それでも随分スムーズになってきたのかなという感じはあります。

続いて50m+50m。途中の30m地点を並走。これも本当は60mずつでやりたいのですが距離が・・・(笑)。20m地点で合流。その後30m区間を並走。バトンの「出」のタイミングで。これはリレーの距離感の確認になります。普通に走るだけではなく少しずつリレーの要素を取り入れていくことは大切なのではないかと。

早く出すぎても遅すぎても練習になりません。そうならないようにしっかりと相手を見ておかなければいけない。ここはノーマークで実施しました。相手との距離感のみ。実際のレースを想定しての「出」です。これからはこの手の練習頻度を増やしていきたいなと思います。

最後に60mの並走。60m走ったところでバトンパスをする。相手との走力差やその日の調子を見極めながら実施する練習です。これは絶対に手が抜けない。少しでも緩めるとバトンが渡らないからです。後ろから追う選手が速くて追いついた場合は無視して抜いてしまうようにしています。高いスピードの中で我慢して走るというだけで練習効果は高いと思っています。

ここまででちょうど1時間。計算しているわけではないのですが。ほとんど休んでいないので結構キツいかもしれません。それでも短時間でできることを最大限にやる。ここはすごく大切だと考えています。

詰め込みすぎかもしれませんが「気を抜けない」という意味では効果あると思っています。

女子が終了したら男子が来たので結局私は2時間グランドへ(笑)。見ていて楽しいと思える練習であればこれは苦にはなりません。グランドで練習を見続けるのは私の楽しみでもあります。明るい雰囲気の中であればどれだけでも見ていられます。

その後、勉強を教える。まーこれも必要だと思うので。

あっという間に1日が終わりました。書けることだけ書いておきます。少しは練習日誌らしくなったでしょうか(笑)
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コミュニケーション

2017-02-28 | 陸上競技
少し感じていることを。

私はどちらかというと人見知りだと思っている。周りの人は「絶対に違う」と言うが(笑)。本当に必要があればどんなことがあっても自分から突き進む。そうでなければ「できるだけ人と関わらないようにしたい」と思っている。

色々とあって選手ともう少しコミュニケーションをとらなければいけないなと感じている。普通の指導者と比べるとかなりコミュニケーションをとっている方だと思う。ここは譲れない部分。指導をするうえで選手とのコミュニケーションは必要不可欠。

これも多くの学校で見てきたがどのような関わり方が正しいのかは分からない。私は私なりの関わり方がある。できるだけ多くの話をするようにしている。どうでもいい話も含めて結構話すようにしている。技術的な話もするがそれ以外の話も多い。というか、雑談の方が多い気がする。

距離感。これも意識しないといけない。近すぎるのは困る。が、遠すぎるのはもっと困る。練習をする中でどうするのか。友達ではないので「何でもかんでも許す」という関係は作らない。ある一定の距離を保ちながらコミュニケーションをとる。

前任校でリレーでインターハイに進んだ年。この時期の関係は最悪だった(笑)。キャプテンのイライラは絶頂。「本気でインターハイを狙う気があるのか?」という部分。キャプテンのkanaは「絶対に行く」という強い思いがある。しかし、それ以外の者は・・・。こちらも「インターハイには行けない」と突き放す。それにより「先生のやりたいことは分からない」という話になる。行動の一つ一つがこちらが求めるものとは違う。

ある日、防府の競技場に練習に行くことになった。前の日に「4人しかいないメンバー、一人でも怪我をしたら終わり」と話した。それなのに競技場に行くときにあろうことか「ランニングシューズ」を忘れる。普通のスニーカーで練習をするのか?怪我をしたら終わりと言っているのに・・・。

こちらも精一杯コミュニケーションをとろうとした。それでも「伝わらない」という現実があった。上述のように「本気で行く」という気持ちが感じられないという状況の一番の顕著な例だった。

その中で宮崎に行った。tks先生の指導を受けた。他校の選手だが積極的に話しかけてくださった。「本当にインターハイに行きたいのか?」「インターハイに行くためにはどれくらいの記録が必要なのか?」「そのためには各自がどれくらいのタイムで走らなければいけないのか?」という投げかけ。選手は考えることができた。

更には「目標達成のためには自分たちの力だけでは無理。顧問の先生としっかりとコミュニケーションをとって目標に進む」というところまで。私が選手とコミュニケーションが取れていないというのを感じとってもらえたのかもしれません。もっというと「目標を達成するためにはきちんと選手と向き合え」という意味だったのかもしれません。個人的にはこれは大きな転換期だったと思います。

結果的に選手もこちらが伝えようとしていることをきちんと感じとってくれるようになりました。こうなるとやはり流れが変わってきます。選手がその気になったというのもありました。様々な事に関してきちんと話をするようになりました。もちろん、それまでも話はしていました。コップが下を向いている状態でどれだけ話をしても水は入らない。コップを上に向けるだけで同じことをしていても全く伝わり方が違う。

本当に目指すところがあるならきちんと選手とコミュニケーションを取りながらやる必要があると思います。細かいことまで把握しながらやっていかなければいけないなと。その方法は人それぞれ。最近もずっと同じような感じではありました。コミュニケーションは比較的とっていたと思うのですがなかなか伝わらない。それがずっと続いていた。

そういう感覚の中でこちらが何を伝えても「また怒っている」くらいにしかならない。コップが下を向いているからです。コミュニケーションを取らないと先には進まないのにそれが上手くできない。これまでの「殻」を破るという部分ができない限り何を伝えても上を向くことはない。

ここ最近は随分変わったかなと思います。こちらも歩み寄りを見せている所があります。しっかりと個別に話をするようにもなりました。わざわざ呼び寄せて話をするのではなくちょっとずつ話をしていけばいい。こちらが思う事を素直に伝える。それだけで随分違ってくるかなと。

コミュニケーションの取り方。これは以前と比べて本当に変わってきていると思います。全然違う。環境も違えばモチベーションも違う。その中で何をするか。こちらも考えていかなければいけないと思います。簡単なことではないですがここが出来ないとチームは変わらない。こちらの持って行きかたによってまったく違ってくると思います。

毎日が勉強だなと思います。人見知りの私には結構大変な事です。それでも向き合ってやっていきたいなと思います。人見知りなので。
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許さない世の中

2017-02-27 | 陸上競技
競技とは全く関係ない内容を。前も書いたかもしれない内容ですが。

今はネットで情報があふれています。正直、知らなくても良いことがネット上に溢れている。別に自分の人生に関係なくても異常なまでに「許さない」という姿勢が出てくる。多少なりと関わりが出てくれば言うまでもなく「絶対に許せない」という感じになる。

もちろん、殺人事件を起こすような者に対しては「許せない」という感情が生まれるのは当然だと思います。それは誰かの人生を奪っているのだから。生きて様々なモノに出会い輝くはずだった人の人生を奪う権利は誰にもない。そこに対して「許せない」と思う感情は生じる。自分に直接かかわることだから。そして「大切にしているもの」を失うことだから。

しかし、マスメディアから流れてくるのは「自分自身に直接関係ないこと」に対する情報。必要か不要か分からない情報。なぜかそれに対して無関係の者が「これでもか」という感覚で叩く。無責任なバッシング。物事と関係ないところで勝手に盛り上がる。

許さない。こんなことを許していいのか?そういう風潮がある。それに乗っかってさらに叩く。例えば自分が気に入らない芸能人であれば容姿であったり発言の一部分を切り取って叩く。本人が見るかどうかは関係ない。自分自身が「気に入らない」「許せない」と思うから批判するだけのこと。その人が自分の人生に関係あるなしは関係ない。

出る杭は打たれる。他者と異なる行為は許さない。そんな世の中。以前であればここまで情報が出回ることはないので何かやっていてもそこまでの話にはならなかっただろう。が、今は違う。揚げ足を取ることが素敵なことであり、ミスを犯した人間を徹底的に吊し上げる。

多分、これから先もっとこの傾向は強くなると思う。以前、教員免許更新にジャージで行ったとblogに書いた。これは自分のお金で受ける研修。学校からの職務命令でもなんでもない。きちんと講習を受けなければ免許が失効してしまう。車の運転免許と同じレベルの話だと思う。そういう感覚で書いたが「研修にジャージで行くというのは常識がないのではな?」というコメントがあった。驚いた。

職務命令の研修であればジャージで行くことはない。フォーマルな場だという感覚。それは分かっている。卒業式の日にジーンズで参加することもない。きちんとネクタイを締めてスーツで出席する。が、教員免許更新は「自費」で可能な研修に行くのです。平日に仕事を休んでいくわけではない。休日を潰して自費で行く。それなのに「ジャージで行くのは非常識だ」と批判される必要があるのか。

blogに書くから叩かれる。それもあると思う。芸能人がblogを書いて炎上するなんてことは日常茶飯事。バラエティ番組で何かをすれば「やらせだ」と言われる。今の子供たちにはわからないと思うが「ドリフ」のコントを見て「そんなバカなことがあるのか?」とバッシングする人はいなかったと思う。面白い番組を見て「なんだよ~」と笑っている。それだけで済んでいた。今はそれがネット上で炎上する。

自分の意に沿わないことに関しては「許せない」のです。自分の「枠」の中に入っているものでなければ異を唱える。分からないでもない。しかし、そこまでして叩くことで何が生み出されるのか。結局、何も形を生み出さない「精神的優位」だと思う。本当に優位に立っているのではない。反論できない相手に対して「許せない」と示すことでそれに同意してくれる人が出てきて自分が精神的に「優位な立場にある」と感じるのだと思う。実際は何もない。

私自身、許せないなと思うことはたくさんある。理不尽な批判を受けることもある。まー別に私を批判してそれで気分が満たされるならそれはそれでいいのかもしれない。気分はよくないが。意図的に感情を逆なでしようとしている人もいるはず。全員が全員だとは思わないが。

「許せない」と思う感情はある。私は器が小さいので根に持つ(笑)。まー親しい人にしか言わないようにしているが。愚痴と思って聞いてもらうようにしている。

私が感じている「許せない」と世間の「許せない」は違うかなと思う。どうにもならないことに対して「許せない」と思うこともたくさんあるが。それでも「すべてを許せない」と思っていたら生きていても楽しくないと思う。全てのことが気になってしまって「これは許せない」「あれも許せない」となる。そこを考えていたらしんどいだろうなと思う。

全てを受容する気にもなれないが「自分の人生に関係ないこと」に関して一喜一憂しても仕方ないのかなと。自分の関われる範囲でどうするかなのかなと。選手に対しては「許せないな」と思うことはある(笑)。それはその選手を成長させるために必要不可欠だから。

まー何の話か分からない(笑)。思うことをひたすら書くのです(笑)。
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トレーニングに関すること2

2017-02-26 | 陸上競技
続き。になるかどうか分からないのですが。このblog、どこを目指しているのかよく分かりません(笑)。ここ最近は教育的な話をほとんど書いていない気がします。まーそれはそれで良いのかなという気はしていますが。書きたいことを書きたいように書く。それで良いかな、と。

で、話はトレーニング。

様々な場所で様々な話を聞いてきました。もちろん、なんとなくやっているという指導者の話を鵜呑みにするつもりはありません。そこに意味は存在しませんから。こちらとしては「何がその時にベストか」を考えていきたいなと思っています。関西の方で話を聞くと「中学時代の延長」という言い方になります。最初はその感覚が分かりませんでした。が、よくよく聞いてみると見えてきます。

関西の方では中学時代にもある程度のトレーニングをします。器具を使うというのではなく自重中心のトレーニング。それを軽くではなくしっかりとやる。「時間がないから」という部分はどこも同じだと思いますが「スペックを上げる」という感覚がすごいなと思いました。

アップをしたらそれで時間が終わってしまう、という話を聞きます。多分、関西などではアップなどほとんどせずに補強に時間を割いているのだと思います。ジョグをして体操をしてーみたいな流れはない。特に中学時代に「決まり切った流れ」の中でやっていたら本当に時間がなくて終わってしまう。30分しかないのであればその30分を全て補強になる使うというのもありかなと。

これまで指導してきた選手、高校に入学して練習をさせると冗談抜きで腹筋ができない者が複数いました。補強は雨が降った時にしかやったことがない。元々筋肉質の選手もいるかもしれません。いわゆる早熟型の選手。この子たちは特別にトレーニングしなくてもある程度の身体が出来ます。女子は中学時代、なんとなく走っていて上手く走れているが高校に入って全く走れなくなるというパターンがある。ここにも大きな理由があると思います。

それぞれがそれぞれの考え方や中でやっていると思います。正しいとか正しくないとかの判断は非常に難しい。それでも安定して結果を残すために必要なことがあるのかなと。

うちの練習、どちらかというと「いきなり本格的な練習になる」という感じがあるのかもしれません。最低限必要な事をやっているつもりですが。これまでの選手が「腹筋ができない」という段階からスタートしているのですから考えないといけないかなと。多分「やるだけ」の補強はどこでもやっていると思います。腹筋みたいな事、背筋みたいな事。が、そこにどのような意図があって何のためにやるのか。ここだと思っています。

取り組みの意識がそれほど高くない選手であればウエイトトレーニングの方が効果が早く出ると思います。特別意識しないでやっていても筋肉自体は肥大していきます。ある一定のところまで筋力を上げてから補強中心に切り替えても面白いのかなと思います。

ウエイトをやる。油断するとスクワット系で腰を痛めたりしてしまいます。これも怖い。また、男子が身体がきちんと出来始めるのは高校2年生の中頃からかなと思います。それまでにウエイトをやっても狙い通りの効果が期待できないのではないか?!という感じですね。まーこれも後付けかもしれませんが。それほど強くない負荷で土台作りをしていきたいなと思っています。

どちらかというと補強をやりながら「軸」感覚が身につけば良いなと思っています。勢いで誤魔化すと何とか出来るのですがそうではなくて正確な動きをさせたい。更には動的柔軟性を高めたい。土曜日の練習でハイキックをやりましたがこちらが想定するほどの柔軟性がない。こうなるとどれだけ基礎筋力が上がっても走りに繋がらない気がします。

野球のイチロー選手が「初動負荷理論」に基づいたトレーニング器具を使って練習をしているのは有名な話です。力の使い方を覚える事と筋肉の柔軟性を保つ。筋力を強くするというよりも「上手く使う」という感覚なのだ思います。室伏選手が途中からウエイトを減らしていき「身体の使い方」にこだわった独自の練習を取り入れてたのもマスコミで取り上げられていました。

そういう部分を踏まえて「鍛える」という部分だけに捉われず「使える」という感覚を大切にしたいと思っています。

そうなるとウエイトに時間を割くことは今のスタイルに合っていないのではないかと。まだまだ狙いとする部分が出来ているとは思えませんがもっと効率よく身体を動かせるための練習に時間を使いたいなと思っています。そのために補強と動的柔軟性と動きを組み合わせる。

今やっていることには私なりに意味を持たせています。何故やるのか。そこが自分の中で明確になっていれば良いのかなと。まー自己弁護みたいになっていると思うのですが(笑)実際問題何が正しいのかは分かりません。ウエイトも正しいと思います。私は自分が信じる形でトレーニングを組み立てたいなと。

うーん。長くなって何を書いているのか分からなくなりましたか(笑)。まー自分の中で思いつくままに書いています。誰かの気分を害するような内容ではないとは思っています。自分が正しいかという話をしているわけではないですから。

ひとまずこのくらいで。
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トレーニングに関すること

2017-02-26 | 陸上競技
前の記事に少し書いた内容について。少し補足しておきたいなと思っています。まー別に私の自己満足なんですが(笑)

前任校の選手と話をした時のこと。我がBOSSはウエイトに関してかなり徹底しています。継続してやる中で明らかに身体つきが変わってきます。投擲に特化しているというのもあるのですがこの取り組みはすごいなと思っています。だからといってウエイトだけではない。様々な補強を取り入れています。私自身もBOSSから学ばせてもらっている事が多くあります。

やり投げのmk、考査が終わり大学で少しずつ練習をするようです。高校での練習とは大きく異なる部分が出てくるでしょう。周りと比べるとハイクリーンやスナッチが強いということでした。多分大学生と比べても強い方なのではないかと思います。最近は「ウエイトが楽しい」とのこと。ウエイトは目に見えて結果が出やすいですから楽しくなるでしょうね。やりがいはある。

投擲選手はかなりの筋力が必要になると思います。これが一番手っ取り早い。そこまでの筋力を上げるというのはかなりのことだと思います。新潟インターハイの時に砲丸投げの選手の付き添いをしたのですが明らかに身体つきが違う。身長も高いと思いましたがものすごいパワーだなと。男子は特にですね。

ここに関してはかなり考え方があると思います。投擲系に関してはやはりウエイトが強い方が競技力も高いという傾向はあると思います。パワーは筋力×スピードで表されます。筋力は筋断面積に比例すると言われていますからある程度の筋肥大は必要だと思っています。特に投擲は「一発で力を出し切る」という部分があります。最大筋力は必要不可欠なのだろうなと。

が、高校時代はBOSSの指導の中である程度バランス良く強化されていたと思います。だから競技成績も上がっていた。しかし、これからは自分で考えてるやっていかなければいけなくなります。そうなった時に「筋力が上がればいい」という考え方に偏るのは危険だなと思いました。目に見えて効果があるからウエイトを中心にする。それだけではないと思うのですが、記録が停滞し始めた時には「もっと筋力を上げなければいけない」という考え方になってしまうのではないか、という心配がありました。

あえてこの日の練習の中で「軸」の部分を意識した練習をさせました。手押し車をやらせるとバランスが上手く取れないところもあります。気がつくと自分の好きな練習に偏っていく。そうなると高校時代に培ってきた必要な要素が割合的に小さくなる気がします。また「重心の移動」が小さくなり「末端の動き」だけで処理しようとしている感じがありました。

筋力をあげると細かい部分が出来なくてもある程度ののことはできるようになります。パワーで押し切れるからです。ショートダッシュなどは比較的速いなと思いました。が、それはパワーで持っていっている。それはそれでありなのかもしれないですが。これまで強くなってきた主な理由は筋力だけではなく「技術的な改善」があったはずです。そう考えると「筋力をあげる」だけではない様々な練習をバランス良くやっていく事が必要になると。その辺りの話を少しだけしました。

スプリント系とは違うと思っていますしかし、。高校でもウエイトをしっかりとやるチームもあります。来月お世話になるmyzshはかなりウエイトを重視させれています。あれから数年経っているので流れが変わっているかもしれませんが。その部分は指導者のこだわりだったり考え方だったりするので何が正解なのかは分かりません。

大学生や社会人選手はウエイトの頻度が高いのではないかと思います。更に記録を上げようと思えば筋出力を上げていく必要があるのかなと。高校時代ウエイトをしないでも走れていた。だから大学ではやらなくていい、というのも違うのだろうなと。高校時代にウエイトをしっかりとやっておいたらもっとスピードが上がっていた可能性もある。これは結局「結果論」でしかないので判断が難しくなります。私は私なりの考え方でやっていきたいなと思ってはいます。

高校生のトレーニングにウエイトを導入する。ここを否定的にだけ捉えるつもりはありません。実際に前任校ではウエイトを取り入れていました。ある一定水準までは筋肥大も必要なのではないかと思う部分があります。が、男子はウエイトをするとそちらが楽しくなる傾向がある。目に見えて身体つきが変わってくるので。少し方向性が変わってしまうのかな?と。女子も強くなる。が、それが本当にスプリントに直結しているのかどうかは分かりません。

ここからは私の考え方。ウエイト、効果はあると思っています。が、道具の関係などでこちらが想定するよりも時間がかかります。私のようにあれこれやりたいタイプからすれば、ウエイトではない部分に時間を使いたくなります。大筋群の強化に関しては間違いなくウエイトの方が効果があると思っています。が、それ以外の部分のパワーアップも必要不可欠なのではないか?そう考えています。

この事について書くと毎回毎回長くなってしまいます(笑)。記事を変えてもう少し書いておきます。感覚的な話なので(笑)
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暖かい中で走る

2017-02-26 | 陸上競技
土曜日、休みにしようかなと考えていました。色々とあって「練習をしたい」という流れになりました。積極的に「練習をするんだ!」という部分とは若干違う部分があるのですが(笑)。ポールに関しては午後から競技場でやることになっていたのでわたしは午前も午後も練習。まー仕方ないですね。基本的に「休み」というのは存在しないのではないかと思っています。

勉強時間を極力確保したいので練習開始時間を早くしました。勉強以外にもやらないといけないことがあるということなのでそちらの時間も確保しなければいけません。暖かいのもあって早くても問題なし。練習中には半袖で練習をしている者もいました。少しずつ春が近づいているんだなと感じますね。

時間が限られていますからアップメニューは省略。最初から補強と動きを加えたものを実施。この日は前任校の教え子が「練習をする」ということで参加してくれました。大学に進学して競技を続けるということ。多少なりとこちらも貢献できれば良いなと思うので受け入れることにしました。まーうちのshoの姉ですから断る理由もありまへんし(笑)せっかくなのでしっかりと練習をさせておきたいなと。少し話をしたことはまた別に。

補強系をやってから動きを少しだけ。久々にハードルを使ったドリルを。足運びドリルをやっておくことも必要かなと。どうしても不足する部分が出てくるのでここを練習の中に取り入れておきたい。最近は時間がある時に徹底的にやるというよりは少しずつバランスよくやっていく方が身につく気がしています。この辺りは考えていかなければいけないですね。

有酸素系の練習が不足するのでこの日は往復走を。ボールを使っての往復走にしました。それほど時間が取れないので4往復で。暖かいのもあり結構汗をかいていました。短い距離だけをやるのではなくこういう部分も必要になると考えています。限られた時間の中ですがやはりやっておきたい。

休憩という意味合いも含めてシャフトトレーニング。10分もかからず終わらせることができるのではないかという感じですね。

スパイクを履いてスキップ走。シャフト、バー、ダイナマックス、なし。競争形式で実施しました。基本的に休みません。とにかく連続でやり続ける感じですね。終了後すぐに並走。短い距離でのバトンにしました。距離感を保つバトンと渡す感覚を確認するバトンで分けていくと面白くなるかなという気はしています。バリエーションが多い方が飽きずにできますし。まー対応する選手は大変かもしれないですが。本数は少なめに。

終わってからは先日行ったスティックのトライアル。うちは適当に距離を取っています。タイム自体も怪しい(笑)。テストが終わったら正確な距離を設定してみようかなと思っています。毎回距離を測るというのも時間が有効に使えないことになります。正確性も怪しくなる。せっかく記録を測るのであればやはりその辺りのことも考えていきたいなと思います。

この形式にすると最後まで手を抜けません(笑)。まーこの後に及んで手前でスピードを緩めるような状態では話にならないのですが。自分が少しでも速く走ろうと思えばタイムを意識する必要もあるかなと思っています。走る中で工夫することもできる。多少の誤差があったとしても目標が目の前にあるのでそこを目指してやれる。まー面白いかなと思います。

ある程度の時間が経過したのでタイヤ引きをやって終わらせることに。この日は10m事に距離を設定して60mまで。休む暇はほとんどないかもしれません。時間の関係もあり全て1本ずつ。

この数ヶ月間で練習の組み立てが随分変わってきたかなと思っています。一昨年は「練習をする」ことがメイン。とにかく継続して練習をする事が狙い。やっていなかったものをやるだけで「違和感」があったと思います。練習時間が1時間だったものが3時間近くになる。それは大きなギャップだったのではないかと。とにかく「練習をする」という部分に慣れる事が最優先でした。

前任校では「ひたすらやる」というのが多かった気がします。それぞれのメニューの本数が多い。出来ないものを出来るようにするために徹底的にやり続けるという選択をしていました。それでも「強くなりたい」と思っている選手であれば問題なくやってくれていました。今考えると私自身の「怠慢」かもしれないですね。もっと工夫をしなければいけなかったのですが、選手の「意欲」に頼っていた部分がある。

昨年はある程度の練習が出来るようになり、年末くらいからはバリエーションを増やすようにしました。同じ動きを徹底する。この中で感覚を作るというのも必要だと思うのですが刺激が少ない。そうであれば幕の内弁当のように様々な事を少しずつやりながらトータルで技術や体力の向上を図る方が良いのではないか。そう考えるようになっています。もちろん正解かどうかは全く分かりませんが。

見ているとある程度の力が付いてきている事が分かります。男子はもうひと頑張りしないといけないかなと思います。女子は戦うための土台はできているのかな、と。もちろんまだまだ上のレベルで戦えないのですが。目指す場所は県内云々ではない。その感覚を持っておかなければいけない。軽く見ているというわけではなくそういう感覚でないと先には進まないからです。

予定通りの時間で終わりました。雰囲気も明るくなってきた気がします。もっと出来るという部分はありますが全体が声を出しながらやっていかなければいけません。そうやって高め合う関係を作りたい。練習中にきちんとコミュニケーションをとりながらやっていく事で随分変わってくると思います。

まずまず。限られた時間の中でやれることはやったかなという感じです。また書きます。

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少しだけ走る

2017-02-25 | 陸上競技
このタイトル、これまで何度も付いている気がします(笑)練習の流れの中で短時間しかできないことがある時には毎回「少しだけ走る」というタイトル(笑)。実際にそんな感じなんですけどね。

テスト週間に入ってからは朝練の時間は「勉強会」にしています。朝はそれほど練習負荷をかけていませんがテスト週間は全くやりません。勉強優先。毎日練習だけやるつもりはありません。毎回1時間程度と決めています。それ以上やらない。選手にもそういう約束をしていますから。

一応私は早い時間に出勤して図書室の鍵を開け電気をつけてストーブに火をつける。これは当たり前の感覚かもしれませんが。全てにおいて「事前準備」は大切だと思っています。この準備が当たり前なのかどうかは分かりません。自己満足なのかもしれません。全てにおいて「環境を整える」というのは我々の義務なのかもしれません。まー「当たり前」の事ではないというのだけは確かなんですけどね。

午後の練習。大掃除などがあったので放課になるのが遅くなりました。毎日毎日こんな感じ。1時間しかやらないと決めているのですがそれでも終わるのが遅くなるのは面白くない(笑)。更には私は放課になってあれこれやる事があるので最初からいけない。最初は選手に任せることにしました。アップはダイナマックスで。補強を兼ねてですね。

私が練習に行った時にはアップが終わりチューブもも上げになっていました。短時間での練習では動きに時間を割くことができません。全くやらないというわけにはいかないので本当に少しだけ。足運びを意識して練習をしました。終了後すぐにスパイク。スパイクを履いてスキップ走を実施。本当はこの間に色々とやりたいのですが「走る」事をメインに置いています。1時間という制約の中でやるので省略するのは当然。

スキップしてからバトン走。長い距離でやりたいのは山々なのですがとにかく時間が(笑)パスを重視した練習をメインに。上手く渡らないところもある。本当はもっと細かくやっていかないといけないと思います。頻度をもっと増やさないといけないですね。この練習もパターンが増えたので毎日少しずつでも取り入れておきたいなと思います。

走練習に関してはボール走にしました。もちろん特別な理由はなし。全力で走り続けるためにこのメニューにしました。二人一組でひたすら走る。この日は男子も女子もそれぞれの中でローテーションにしました。毎回毎回同じ相手と走るのではなく1本ずつ相手を変えながらやるようにしました。本数は少ないかもしれませんが手が抜けない状況を作り出す。それだけでも随分違うと思います。

本数的にはそれほど多くない。前はとにかく走るという感じでしたがあれこれ考える中で今のスタイルになりました。多分これは今からまた変わっていくことになると思います。「少しだけ走る」というタイトルが同じであっても中身が全く違う。同じような事をやっているのかもしれませんが変わってきていると思います。

スタイルが変わってきています。色々上手くいかない部分、難しい部分があるかもしれませんがこちらとしてはその時に出来ることをやりたい。短時間だからこそこちらが出来ることを工夫して取り入れたい。

あー。なんか上手くまとまらないですね。とにかく記録しておきます(笑)
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またも任せる

2017-02-25 | 陸上競技
木曜日、この日は午後から出張が入っていました。おかげでこの週はほぼ練習を見ることができていない。月曜、水曜、木曜。先週も見ていないので結果的にほぼ見ていない。まーどうなのかという話なんですが。

こちらも思うことがあったので「自分達でやらせる」というのも必要かなと考えていました。私が付いているから練習ができるというのでは困ります。いなくてもやるのが当然。ある一定レベル以上の練習が出来なければ意味がありませんから。これからのことを考えると自分達でレベルを引き上げていく必要があります。

狙ってこのパターンになっているわけではないのですが。性格的に練習をしっかりと見たいなと思います。まー物理的に見れないところがあるのでこういう時だからこそ「我慢」しておきたいなと。

朝の段階で雨が降っていたのでなかなか練習が厳しいかなという感じがありました。そのため前日とは違うパターンでトレーニング中心としました。補強と動的柔軟性、さらに動きにつなげていく。これは短時間でも出来ることなのでやっておきたい。更には体幹補強のみを短時間で連続して。走れないのであればトレーニングをする方がいいと思っています。それもトレーニングに特化してではなく上手く動きと組み合わせながら。

1時間しか出来ない中での練習。出来ることは限られています。ある程度ポイントを絞りながらやる方が効率がいいと思います。浅く広くやる練習も必要だと思います。バランスよく短時間で練習することで効果も上がる。しかし、私が不在の時は細かいことをやったらこちらも指摘できないので「やれば必ず出来ること」をやる方がいい。感覚的なものですが。

私は出張の帰りに合同練習のために競技場を予約しに行きました。ogw先生と話をしたのですがやはり一番は定期的に練習会をすることだと思っています。今回は男子はhys先生とogw先生、女子は私が見ることにしました。せっかくタータンで走れるので細かい練習が出来れば良いなと思っています。

強化をする。それを掲げてきました。別にそういう立場でも何でもないのですが「県全体の強化」はしていきたいなと思っています。人間的にできていないので「自分のチームの選手」が最優先。他の学校の選手に親切丁寧に指導できません(笑)。それでもそんな器の小さいことを言っていたら私自身の人間的な成長がありません。合同練習の時は積極的に指導していきたいなと。それでも最優先はうちですが(笑)

県合宿や中四国合宿で指導しているメンバーが集まって合同練習をします。それは実は貴重な機会なのかなと。本当はもう数人呼んでやりたいなと思っています。タイミングもあるので。わざわざ合宿というでやらなくてもこうやってやる事で一定以上の効果が狙えると思います。

こちらもやれる事をやっていきたいなと思います。こういう機会を与えてあげる事で成長を促していけたらと思います。

色々と思うことはあります。また書きます。
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再会

2017-02-24 | 陸上競技
水曜日、この日は雨。朝からバタバタしていました。余裕なし。遊んでいるつもりは全くないのですが。あれこれやっている間に時間が過ぎていってしまいました。

来月、また合同練習会を開催しようと思っています。そのために競技場の専用使用手続きをしなければいけません。実は前日に書類を取りに行ったのですが狙ったかのように休館日でした(笑)。水曜日に合間をみて書類をもらいに行きましたが一度では終わらないのでまた別日に再訪することに。

放課後、早急に選手を連れて移動。治療に行くことにしていました。練習自体はシャフトトレーニングとシャフト補強。トレーニングのみとしました。短時間しか練習できないので最低限の練習だけですね。

この日の治療。これは「縁」あってのことでした。先日北海道に行っていた時に知人からFacebookにコメントをもらいました。偶然北海道に来ているとのとこ。講習会があってその指導者として来ているという話でした。

8年くらい前でしょうか。本気でインターハイを狙い始めた時。3年生エースが春先に足を痛めました。冬の間は男子と互角に走るくらいの力がありました。かなり強かったと思います。それが3頭に痛みが出始める。腓骨の疲労骨折か?という感じでした。なんとかかんとか練習を積んでそれなりに走れるようになって来ましたが県総体直前、全く走れなくなりました。疲労もあったのかもしれません。

週初めのポイント練習、250mで40秒を越えたのではないかと記憶しています。いや、シャレになりません。努力度と前へ進む推進力が全く合わない。このままでは勝負にならない。だからといって負荷をかけると回復しない。ネットで検索して酸素カプセルがある治療院を探しました。刺激を入れてからすぐに酸素カプセルに連れていって回復を図る。数日間連続でやりました。普通の調整ではありません。

県総体、決勝まで進みましたが力尽きて中国大会進出ならず。それでも決勝の舞台に立てたというだけでも奇跡的な話だと思っています。この大会で優勝したのはうちのriでした。冬季練習では全く相手にならないくらいの差がありました。それくらい強かった。秋には様々な大会で優勝しています。強かったが私が未熟だったために力を出させてあげられなかった。

その時にお世話になったのが今回のkmnさんの所。時間などもこちらに合わせてやってくださいました。当時は光でやって治療院を開いておられましたが今は周南で。駅からすぐ近くで開院されているとのこと。あれからスポーツに対して力を入れるようになって今ではマッサージの指導員て全国各地で指導されているとのこと。

絶妙なタイミングで連絡をもらったのでこれは「縁」だなと思って訪問することにしました。電車で通学している選手がいたので連れて行くことに。

30分程度の施術。久しぶりにお会いしたのもあり様々な話をしました。どのような意図があってどのような施術をするのかを聞きながら。明るく楽しい話でした。見ていると整体の施術もやっておられたので聞いてみるとその辺りも勉強したとのこと。頭が下がります。

特に宣伝などもせずに営業されているということでした。それでもたくさんの来店者がいる。人気商売ですね。治療院によっては「これは酷いですね」「治らないですね」というような場所もあります。治療云々よりもkmnさんの人柄が大きいなという感じを受けました。こちらが元気をもらう感じですね。

貴重な時間を過ごせました。駅から徒歩30秒。良い場所にあります。またお世話になりたいなという雰囲気があります。

やはり人と人との繋がりは大きいなと改めて感じました。再会に感謝。
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1時間でできること

2017-02-23 | 陸上競技
火曜日。月曜授業と火曜授業が入れ替えのため7時間・・・。練習はできる限り短時間で終わらせたいなと考えていたのですがそれもかなわず。なかなか思い通りにいきません。

練習に関しては先日の合同練習の際に少しだけ指摘してもらった部分を修正する練習をしたいなと。具体的に「これ」と言われたわけではないのですが話をする中で感じた部分などを取り入れていきたいなと思っています。1時間しかないなかでどれだけのことをするか。通常通りやっていたら到底終わりません。延長はしたくない。限られた時間の中でやるようにしたいなと。

アップを最小限にしました。DM投げのみ。それが終わってからすぐにおんぶダッシュ系を。そのままスパイクを履いてスキップ系の練習。

その間私はウエイトの手伝い。短距離系の練習を見ることができませんが一人でウエイトをさせるわけにはいきません。ウエイト自体はかなり強くなっているのかなという感じを受けました。これを専門の動きにつなげていけるかどうかです。合間にメディシンを投げていましたが上手くいきません。筋力が上がったとしてもそれが競技力につながらないのであればあまり意味がないかなという気はします。きちんと意識してやっていかなければいけません。

短距離はスキップ終了後、始めてやるメニューを。「初めて」という感じではないのですが一応「初めて」ということで。中間で少し大きく動けるようにしました。それが「膝の引き出し」「重心の移動」につながっていくからです。切り替えだけで走るのではなくこういう部分も意識していく必要があるかなと。

さらには「TT」をしました。タイム測定です(笑)。私の練習の中では「タイムを計る」というのはほとんどありません。ストップウオッチの使い方は「休憩時間」をとる、「補強の運動時間」をとるくらいしかありませんでした。実際にはかると「誤差」が出ます。出るタイミングとフィニッシュのタイミングで「誤差」がでるのであまり意味がないかなと。

それでも「指標」にはなるかなという気がしてきました。勝負にこだわる。そう考えると「自分の中での勝負」も意識させると良いかなと。1本目よりは2本目、2本目よりは3本目という感じで少しずつでも記録を伸ばしていく。そのために1本目を振り返って1本目は何を意識するか。その部分が自分自身で「工夫」することにつながるかなと。

実際に自分が今どれくらいで走っているのか、ほかの選手と比べてどうなのか。ある意味「競争」になります。今後は定期帝に記録を計っていきたいなと思っています。多少時間はかかるかもしれませんが選手のモチベーションを上げるためにも。私が声をかけて無理やりモチベーションを上げるというのではなく「内発的」にモチベーションが上がっていくようにしたいなと。

その後、タイヤ走を。これは完全に競争で。男女別に直接対決をする。チーム内で勝ちあがるという意識を持たせるためにです。この練習時は投擲に付き添っていたので細かい部分は見ることができていませんでしたが。それでも自分たちで競争することでいい動きができるのではないかなと思っています。最後に60mを1本走って終了。各自で行っていました。本当はこの60mも競争をさせたい。または60mの記録を測定して毎回の比較をしたい。それが次につながる部分かなと。

たった1時間です。そのなかでできることは限られています。それでも良い練習をする。様々なことがあって精神的にも上手くいかない部分があるかもしれません。「どうにもならないことを考えても前には進めない」と思うのです。そうであれば「目の前にあること」をやっていくしかない。それ以外に強くなる方法はないのですから。

前の記事にも書きましたが「4月より」という比較ではありません。「12月より」は間違いなく良い練習ができるようになっています。さらには「1月より」良い練習になってきていると思います。それでも満足はしない。当然のことかなと思っています。

これまでは「キャプテン」に頼っていた部分があると思います。一人が負担するのではなく全員でやっていく。矢面に立つ者を他の者がサポートする。当然の話です。「自分さえよければいい」というのではない。そういうチーム作りが今後の課題かなと思っています。

変わってきているのは確か。
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