前の記事にも書きましたが「すごいこと」がありました。このことはまた別に書いておきたいと思います。まずは自分自身の「整理」をしないといけない。
とはいえ、もうすでに中国総体が終わってから1週間が経過しています。今から何をするのかどうかを自分の中で明確化しておかなければいけません。とにかく頭の整理をしなければいいことはない。
中国総体が終わる。ここから次に向けてのスタートになります。中国総体で終わってしまった選手はもう来年のインターハイに向けての準備になります。秋の大会もあると思いますが、やはり高校生のメインはインターハイ。そこに向けてどう準備をしていくのかを考えていきたいなと思います。複数顧問がいるのでkbt先生の方針に合わせながら自分にできることをしていきたいなと思っています。
インターハイに出場する選手。冗談抜きで勝負だと思っています。何人かは入賞が狙えます。その水準までもっていくことができるかどうか。まずは気持ちの部分の確認とどれだけやることができるかという部分だと考えています。
私がハードルを見させてもらっている選手。本気で優勝を狙いたいと思っています。そこを目指さないとインターハイに遠足に行くだけになってします。予選通過を目標に、決勝進出を目標に。それくらいだと途中で降下してしまいます。そうであれば表彰台の一番端っこを狙いたい。中国総体で3位の選手が全国で優勝できるかの?という話もあるのかもしれませんが。高校生です。その気になれば劇的に変われる。
「最低でも県記録更新」という話をしています。13秒82です。これをクリアして13秒7台に入る。そこで初めて可能性が出てくると思います。kd先生と話をする中で「1か月で技術的な変化は難しい」と言われました。しかし、「基礎筋力を上げることはできる」と。Mさんの最大の課題は「筋力」だと思っています。13秒台で走る高校生の中で間違いなく最も筋力的に弱い。逆にいうと「伸びしろ」がかなりあります。
この部分はとにかく徹底的にやりたい。上半身と下半身の連動も含めて。男子のリレーも行くからには最低限でも県記録更新。数日前に「補強」をさせる機会がありましたが、インターハイ出場選手には厳しめに。今はほとんど厳しく言っていません。これまでの流れがあります。しかし、私は気さくなおっさんではない。やるときには徹底的にやります。言い方は優しいかもしれませんが、ここできちんとやれないと勝負できないのですから補強に関しても最大限のことをやりたいと思います。
1か月で基礎筋力はある程度上がると思います。それだけで全く違うレースができると思っています。抜き足を持ってくる。締めて落とす。リードアームで身体を抑える。上半身で回転運動が生まれるのでそれを抑えてハードルに正対して踏み切る。これは「技術」なのかもしれません。が、Mさんにとっては筋力的な課題です。これが少しでも克服できれば信じられないくらいの伸びを見せてくれるのではないかと考えています。「人並」になれば本当にすごいことになる。信じてもらえないかもしれませんが(笑)。
幸いいろいろな角度からのアプローチができまず。kbt先生とkd先生と意見交換しながら取り組んでいくことができる。これにより1か月という短期間であっても変化は生まれると思います。ハードル練習をすることも必要だと思いますが、とにかく時間をかけて身体づくりを徹底する必要がある。もちろん、ほぼ付きっ切りでいいと思います。回数も含めて正確に大きな負荷をかけ続けるためには「自主的にやる」という部分からは逸れるかもしれませんが、最大限の練習をさせていく必要があります。
今の私の役目としてはここなのかなと。krkくんがオリンピック出場を決めました。実は数年前から山口県のヨンパはかなり活躍をしています。先駆者であるymd選手を始め、国体での入賞が続いていました。福井国体の時には女子選手が優勝しています。複数入賞もしている。これは本当にすごいことだと思います。その流れを続けたい。そうなると今回のインターハイでMさんが活躍してくれると大きな波が生まれます。それだけの力がある選手だと思っているので。
やらないといけないこと。ここをどれだけできるか。目標があっても正確性と負荷をかける部分はできない部分があります。そのために私がしつこく言い続けること。これが今の役目なのかなと。他の選手も同様です。最大限のことをやってく必要がある。強化していくためになにをするのか。ここは重要だと思っています。技術的な変化よりも基礎的な部分をっかりとやる。まずは支えるための筋力アップです。
しつこく言い続けています。「やる」のは必ずやってくれます。それ以上の部分をどうやってするか。最大限のことをやっていきたいと思います。見守ってもらえると幸いです。
途中まで書いていたのですがバタバタしていた間に消えてしまいました。これによりモチベーションが低下・・・。書けるかな。
前も書きましたがkrkくんが日本選手権で優勝してオリンピック代表に内定しました。これは本当にすごいことだと思います。やはりkd先生とkrkくんが出会ったというのが大きいと思っています。kd先生は最初から「400mHで勝負」という話をされていました。一目見てkrkくんのポテンシャルと適正に気づかれたのだと思います。だからといって最初から400mHをやるのではなくショートスプリントを上げながら少しずつそちら側に移行していく。長期的な視点に立って考えられるkd先生だからだと思います。早期に結果を出すのではなく3年生の時に勝負する。この感覚だと思います。
インタビューで「ここまで来たのは多くの人の支えがあったから」という話をしていました。これは感動です(笑)。きちんと受け答えをしている姿は素晴らしいなともいました。。性格的に素直でいい子です。純粋な部分が大きいのでかわいい(笑)。オリンピアンにこのような言い方をするのはどうかと思いますが(笑)。
1年生の冬くらいからハードルの練習を見させもらいました。学年を進めていく中で「天才」だと感じる部分が増えていきました。いろいろな意味で。3年生の時には「日本一」が視野に入る。こういう選手と関わらせてもらえたことは大きいなと思います。
当時のことを振り返ろうと思ったのですが長くなりそうなので記事をあげておきます。
予選の前にkd先生とkrkくんと私で四葉のクローバーを探するがたはシュールだったと思います。他県の先生も一緒に探し始めるという(笑)。
このあたりの記事を振り返ると今と同じようなことを感じていました。
色々と思うことがあります(笑)
とにかくkrkくんの活躍は素晴らしい。kd先生との出会いは「必然」だったと思います。他校であればここまでにならなかったのでは。近くで見てきたからこそ感じる部分はあります。本当にすごいことだと思います。
日の丸をつけて走る姿が見たいと話をしていましたが、こんなに早く実現するとは(笑)。楽しみです。山口県の関係者は応援しています。書きたいことは山ほどあるのですが。一旦記事が消えてしまったので意欲が(笑)
とにかく疲労から抜け出したい。数日間休んだくらいでは回復しません。雨に打たれ直射日光に当たり動き続けた反動は半端ない。これが30代だったら違ったのかもしれません。今はそこまで若くない。身体を休めないとなかなか回復しないなという感じが強くあります。
ぽつぽつと書いているので記憶が曖昧になります。結構な疲労がありblogを更新する前に力尽きて寝てしまいます。このままでは居眠り運転になってしまうのではないかという不安もあります。なかなか回復しません。考査もあるのでその作成もしなければいけません。余力を残せていないというのはあります。
今回、任されている(?)部分はハードルのところでした。ハードルに関してはある程度の指導ができると思っています。近くで見ていてkd先生はほぼ全ての種目(棒高跳と競歩)以外は指導ができます。スーパーマンです。それに比べると私は短距離系とハードルのみ。短距離にはkbt先生がいらっしゃるので私は気づきを伝えていく感じです。もっと勉強しておけばよかったなと思います。が、間違いなくkd先生にはなれない。「当たり障りのない指導」であれば他の種目もできるかなと思いますが、「勝負をする」というレベルの指導はできません。自信をもって「指導ができる」といえるのは「短距離」「リレー」「ハードル」です。この部分は未熟だなと思います。kd先生の「視点」は他の人とは違う。それを間近で見ながら話を聞けるのは本当に勉強になります。
話が大きくそれましたが。任せてもらえているであろうハードルに関して。今回は何とか勝負したいと思っていました。周囲がどのように思っているか分かりませんが、Mさんに関しては「勝ちに行く」というのが目標でした。4月に赴任して約2か月半。その前にハードル練習会と国体合宿で指導をしていました。赴任してからはハードルで全国で勝負させたいと思いながら見てきました。ハードル練習ももちろんですが半強制的に「補強」をする時間が増えたと思います。
ハードル練習会の時に全体で補強をさせたら「圧倒的に弱い」というのがありました。国体合宿の時にも同様。その時に「補強は嫌いなので補強をしないで速く走る方法を知りたい」と話していました(笑)。こういう意味では天才的だと思います。悪意は全くありません。そういう部分では「素直」なのだと思っています。その部分を克服することがこれから先の競技にとって大きなプラスになるのではないかなと。
県総体の幅跳びで足が痛くなる。県総体以後、1週間は全く走れませんでした。補強中心に実施。治療のために下関まで行くこともありました。何が何でも治す。もちろん、走れるようになるだけではなく「優勝する」ことを目標に掲げてやっていました。本人は「幅跳びにも出たい」という想いがありましたが顧問3人でそれを止めながら。「選択と集中」です。一番全国で戦える場所で勝負する。そのために何をするかだと思います。
アップの時だけは時間を作ってみさせてもらいました。朝のアップは競技場内。男子のハードル選手も同じ場所で練習をしていました。一度に両方見れるのでこちらのほうが理想的。種目が多岐にわたると難しくなる部分があります。中国大会で勝負するためにどうしてもMさんにかかわる時間が増えます。そうならないように選手全員に声をかけながら状況の確認や課題の克服に努めてきたつもりです。それでも全く「同じ時間」ではなかった。自分の中で「個別指導のほうが向いている」と思う部分はこのあたりです。不平等を感じる選手も出てくるのかもしれません。申し訳ない部分です。
アップの時点でレースがない選手が手伝いに来てくれていました。実際問題、ハードルのアップに関してはこの部分が大変です。1台目を跳ぶ場合は2台目以降を倒しておかなければ危ない。3台目まで跳ぶ場合は4台目、5台目を倒しておかなければいけない。実際のレースでも試合前に1本走るときには4台目、5台目を倒しています。止まれないからです。これを選手一人でできることはありません。大会によっては「ハードル係」がいて役員にお願いして倒してもらう。ここはすごく大切です。ショートハードルの選手を抱えていなかったので昨年度からは結構アップの時にやっています。ここは重要。
アップで5歩で走るときには意図的に1歩詰めます。試合会場では「ハードルの移動は禁止」という場合もあります。状況に応じて対応しなければいけません。試合の時と同じ感覚ではない。Tシャツなども着ていますしね。できるだけ感覚をよくするためのアップをしたい。前任校の選手もいたので同時展開でハードルを倒したり起こしたり。そうするとなぜか他県の選手がスタートしません。そちらを見てみると選手が「3台目以降倒してください」と(笑)。これは完全に「ハードル係の役員」と認識されていたのだと思います。いやいや、関係の学校だけというつもりだったのですが。とはいえ、こうなると断りにくい。「いや、自分の学校のハードルしかやらないから」と大きな声で叫ぶ勇気はありません。気が小さいので。
アップの時には通常1歩詰めて「速く動く感覚」を持たせます。これはある一定水準の選手になってからだと思いますが。前任校の選手は「まずは3歩で行こう」というところからスタートしていますから「大きく走る」というところが必要でした。ある程度走れるようになってからやっと「速く動く」という感じになってきました。が、Mさんは「刻む」という感覚になってきています。昨年相談された時には「ハードル間を3歩で届かない」という話でした。抜き足が大きく開くので身体が起きてしまうのと止まる部分がありました。その部分をkbt先生に話してやってもらうと次の大会では改善されていました。能力的にかなり高いのだと思います。筋力は別にして。
これまでの数か月の練習は本人の特性を活かしながらどうすれば速く走れるようになるかを考えてきました。レースを重ねるたびにある程度の課題が見つかってきます。その克服のための練習を入れる。同時にトレーニングをやらせていく。こうやって「ハードル」と「筋力向上」をスパイラルのように組み合わせてやっています。ハードル練習をしていたら自然にスプリントが上がる感じもあります。ここも重要。
この日は本人がアップで「正規の距離で行きたい」と言っていました。こうなると本人の感覚を優先です。本人的には「不安」があるのだと思います。正規の距離で走れるかどうかの不安。問題ないんですけどね。そういう部分も聴きながらかもしれません。だからこそ私のスタイルは「個別指導」があっているのかなと思っています。時間がかかるパターンです。
レースまでの話を書こうと思ったらかなり長くなってしまいました。いったんここで切ります。すみません。また書きます。面白いと思ってもらえる内容なのかどうかわかりませんが。漠然と見ているわけではないので。結構真面目にアップを見ています。
今回の中国総体。色々と思うことがありました。かなり印象的だったのが女子のマイルでした。
skyとしては何とか準決勝進出というのが目標だったと思います。選手はインターハイを目指していたと思います。県総体で4分9秒。インターハイに進むためには3分55秒を切るくらいまで行かないといけないと思います。ちょっと遠い。県総体が終わった時にkbt先生が「1人が1.5秒短縮できるのでは?」という話をされました。男子のマイルで2年生男子が当初の予定の走りよりも1.5秒速く走りました。1人で1.5秒。これが4人だったら6秒。単純な話ですが実際に同じチームの選手が1.5秒短縮しています。そうであれば可能性はある。
こちらも故障者が多い中でした。3年生2人が引っ張ってくれている。エースが個人で中国総体に出場していました。個人のレースは悔しい結果になっていましたが練習の感じからするともっと走れるのではないかという印象でした。1走の選手もリレーにかけるという部分が大きくありました。1走2走がこの二人。それで流れができれば面白くなるなと。
私の係としては出発係です。マイルのレースが始まると細かい流れが見れなくなります。コーナートップの確認や走り終わった選手をレーンの外に誘導するという役割があるからです。これまでのレースの中で県総体で1度だけレースを見ることに専念させてもらったことがあります。これはtokushoが大会新記録を作ったレースだけです。それ以外は基本は仕事をしていました。きちんとレースを見たいなという気持ちが強くあります。今回は引き受けというのもありミスは許されない。そんな中で自分がやるべきことをやる。選手にとっては私がどのような部署でどのような仕事をしているかはあまり関係ないかもしれませんが。
3走の2年生も積極的に走っていました。ほとんどレースに出れない状況でした。アンカーの1年生に至っては本当に走れていない。それでも二人とも積極的に走っていました。前の集団に食らいつく。圧倒的な力の差があるにもかかわらずです。結果は4分3秒。本当に県総体から6秒短縮しました。それによりプラスで準決勝に進出することになりました。すごいことです。全員が最初から積極的に走った結果だと思います。
3年生が作ってくれた「流れ」を下級生が崩さずに走り続けたことで想像以上な結果を得ることができたのではないかと思っています。3年生に感謝です。本当に。
2日目。少しだけ仕事を任せてハードルのアップを見させてもらいました。朝の段階で少しやっていたのですが本人たちの要望により昼間にもう少し走っておきたいと。細かい部分も含めてみておきたいなと。別に私がいなくても選手はやると思います。それでも「見てほしい」とと言ってもらえるのはありがたいことです。途中大きなアクシデントがありました。私がその場にいたから次の対応ができたという部分はあります。もし不在だったらどうなっていたのか。
その場面に一緒にいた前任校の選手は衝撃を受けたようで練習になりませんでした。これも可哀想。うちの3年生は自分のやることに集中してくれていました。ここも大きいなと思います。さまざまなアクシデントがあります。その中で何をするのか。どう対応するのか。考えなければいけません。大丈夫だと思いますが、やはり細心の注意を払っておかなければいけません。
この日もかなり疲弊していました。出発係の他の先生方に申し訳ないなという感じでした。2日目も8人で対応しないといけなくなる。これは本当にハードでした。前日は雨、2日目はかなりの日差し。体調も崩します。何人か走り終わってから具合が悪くなる選手もいました。実際のところ昨年はこの大会が実施されていません。そうなると「勝負」がかかった場面で最大パフォーマンスを発揮するという経験が明らかに不足することになる。その反動も大きいのだと思います。
なんとなくそんな感じでした。もう疲れすぎてblog更新に辿りつけることもありませんでした。自分でもよく働いているなと思います。働き者です。誰も言ってくれないので自分で言います(笑)
また書きます。
中国総体。色々と大変でした。
ほとんど「役員」の仕事のため動き続けていた中国総体でした。金曜日はとにかく審判が少ない。招集係もいっぱいいっぱいだったようです。前半は本当に座ることができなかったと。以前は中国大会に参加できなくても「お手伝い」という形で平日に都合をつけて来てくださる顧問の方も多くいました。最近は「陸上競技」に興味を持てない人が多く顧問になっている感じがあります。そうなると「職専免で休んで手伝おう」という感じにはならないのだと思います。多くの部署で「初めて見るな」という顧問の先生が複数いらっしゃいます。
このことは仕方ないと思います。我々は興味関心があって顧問をしていますが、「公務分掌」として「部活動の顧問」になっている人はたくさんいます。そうなると「なんで手伝わないといけないのか」という気持ちになります。私たちも別の場面ではそうなると思います。先日私が経験した「何もわからない文化部の大会」の時のように「わからないけど引率するだけ」という部分はあります。他人事ではないのです。とはいえ、これだけの大きな大会をこれだけの人数で回すというのはしんどい。
skyは初日にはリレーと400m、幅跳び、ハンマー投げだったと思います。リレーのバトンを見ることもほとんどできない感じがありました。申し訳ないですね。この日のリレーが終わって400mの準決勝が終わるまでは本当に息つく暇もない感じ。レース自体をまともに見れなかった気がします。部署によって差があります。このタイミングで高跳びなどもやっていたので高跳び審判も大変だったと思います。休むことができない状況。疲弊。女子のリレーはアンカーを走っていた選手が高跳びで狙う部分がありました。県総体後にメンバー変更。高跳びに専念。雨の中でしたが1m68を跳んで優勝。強いですね。声が大きいので跳躍の前にはわかります(笑)。
ハンマー投げは先週の火曜日にkd先生に頼まれてH高校に連れていきました。kd先生が取材があったのもありますが、私の自宅のほうに学校があるので私が連れて行くほうが効率的。この日は「足が痛い」という話で本当に連れていけるのかな?という感じもありましたがなんとか。初めてハンマー投げをきちんと見ました。esk先生に解説をしてもらいながら見ているという感じでした。え?結構飛んでない??と思って聞いてみる。「これが3投目までに投げられたらベスト8に残る」と。見ていると何本か47mオーバーの投擲も。これを投げたら間違いなくインターハイだと(笑)。kd先生が何度も何度も「投擲練習」ができるようにあちこちに連れていかれていました。春先は40mに届いていなかったようです。真面目にコツコツやります。なんと5位に入ってインターハイ出場。すごいことです。練習は偉大。
男子の4継。県総体の決勝で1走が肉離れ。そこからアンカーのヨンパの選手も足が痙攣してまともに走れませんでした。結局、このベストメンバーで走ったレースを見たことがない(笑)。それでもkbt先生が目標に掲げていた「40秒5」に向けて少しずつ力が整ってきました。1走にヨンパの選手が入り4走に今シーズン初めてリレーを走るエースが(笑)。もう行くしかないという感じです。予選を抜けて準決勝。準決勝のレース直前まで幅跳びをやっていました。もうバタバタです。準決勝では4着。プラスで入るかどうかのタイムでしたが無事に滑り込む。決勝に残りさえすれば十分に可能性があります。
これによりヨンパ選手はリレーに専念することに。翌日のヨンパの予選を回避することになりました。より確率が高い種目へ。県総体で55秒前半で優勝するのが目標でしたが、4継の予選で足が痙攣してしまいヨンパの決勝は走り切るのが精いっぱい。その後、最大で3台目までしか練習ができていませんでした。足の状況を確認しながらという感じでしょうか。こうなると「上手くいけば55秒台が出るかも」という感じでした。55秒を切るくらいにならないとインターハイには届かないかなと。経験がもう少し必要だったのかもしれません。最初はリレーメンバーから外れていました。故障者が増えたのでスプリント力を買われてアンカーへ。専門種目としてのヨンパに専念する時間が足りませんでした。赴任してから2か月強。もう少し力になってあげられたらよかったのですが。申し訳ないです。
男子の4継は接戦の中で力を発揮してくれて5位となりインターハイに進みました。春先の状況を考えたら本当に「奇跡」のような結果です。県総体の時には野戦病院のような感じになっていました。次から次へと足の痛みを訴えていて万全の状況で練習が積めなかった。それ以後もベストメンバーで練習ができる機会は少なかったと思います。元々地力がある。kbt先生の手腕で持ってこれたのだろうなと思っています。インターハイで予選を通過するために40秒台を目指さないといけません。それぞれがどれだけ速く走らないといけないのか。覚悟だと思います。レース終了後、エースが「自分たちに何が足りないと思うか」と聞いてきました。私としては今できることを伝えました。これから先どうするのか。しっかりと考えてもらいたいなと思っています。
幅跳びはランキング1位でした。しかし、跳躍系というのは怖い。当日の状況でどのようになるかわかりません。1跳目は6m75くらいだったか。どうもぎりぎりのようです。バタバタしている間に4跳目になっていました。7m05くらい跳んでいました。これもかなりギリギリの感じでした。4継の準決勝もあるので大変だと思います。それも最初から分かっていたことです。県総体よりも競技時間が押していました。レース直前まで幅跳び。それでもなんとか6位に入ってくれました。本人的にはかなり悔しいだろうなという部分です。それでもインターハイに進めた。やはり3回目までに7m20くらいの記録が出せていないといけないのかなと。インターハイは予選があります。まずは3回で力を発揮することなのかなと思いますね。頑張ってほしい。
ダラダラ書いています。他にも複数種目が出場していたのですが。主だったものを書き記しておきたいなと思います。今の自分に何ができるのか。何をするべきなのか。この部分も考えながらやっていけたらいいなと思います。記録として。
6月18日から20日までの3日間中国総体が実施されました。昨年度はコロナの影響で開催できず。多くの選手がやってきたことの発表の場がなかった。今年は最大限の配慮をしながら開催。私は一応運営委員なので水曜日の午後から日曜日の夕方までかなりの時間働き続けました。木曜日からは6時過ぎから19時過ぎまで。この辺りはまた書けたらと思いますが。
我々は「肉体労働」が大半。が、専門委員長、競技力向上委員長、駅伝委員長の3人は「対外的なこと」が主になります。これはかなり大変だと思います。他県からの指摘、外部からの質問やクレーム。現場からの不満(笑)などにも対応しなければいけません。これは過酷です。大変だとわかっていてもこちらも愚痴ってしまいます。
私は出発係の主任となっていました。今大会はミスが許されない。外部からの指摘もあります。この部分も含めて細心の注意を払う必要があります。例えば「マイル」で走り終わった選手が倒れこむことがあります。女子選手が倒れた場合我々が触れるのは避けます。今年度の大会では出発係に女性がいないのでスターターから借りてきて対応しています。今回は腰ナンバーやビブスのチェックも細かくやりました。女性に見てもらうように心がけました。女性の役員がいないので補助員を使いながらの確認になりましたが。
他県がどれくらいの人数で実施しているのかわかりませんが今回は1日目、2日目共に8人でした。2つのグループに分けて4人ずつ。一方のグループがスタートの場面にいる間は「次の種目」のスタート地点に行って選手を座らせてビビすなどの確認をしないといけない。こうなると「休みなし」です。初日はスタートしてから10時スタートで椅子に座れたのが14時前だったか。これはなかなか。愚痴りたくもなります。私はまだ良いですが他の先生方に申し訳ないなと。金曜日はどこも部署に人が足りない。準備も出発係はかなりあります。全員がヘロヘロでした。
そんな中で棒高跳びを見てみるとgt先生がひたすら旗振りをしている。これは過酷を通り越しています。アップの段階からずっと付いていますから8時前から競技終了までの6時間くらいひたすらやっている感じでした。土日にどちらも競技があるので2日間連続で。これを見ると我々も過酷ですがポールはもっと過酷だったかなと思います。話を聞くと「これは三度の飯よりもポールが好きな人しかできない」と言っていました。なるほど。それなら気にする必要はない(笑)。完全にそういう人ですから。ここに関しては何も言わない。「好きでなければできない」という部分はあると思います。別に私は出発係が好きなわけではありません。ずっと表彰係を狙っているのですがうまく変わることができない。
サブトラックでの練習会場の準備もしました。雨が降る。それでも「高跳び」のマットの準備を行います。間違いなく誰も跳ばない。これはかなり気持ち的にきつかったですね(笑)。誰も跳ばないのがわかっていての準備というのはなかなかです。わざわざ雨の中でマットに飛び込んでいく選手もいません。テントの設営なども目に見えませんがかなり大変。毎回毎回運営に関わると気持ち的にもしんどくなるなと思います。選手と話をする機会もなかなかない。朝のアップも少し手伝えたかなという感じですが。こうなると「役に立っているのか」という気持ちになります。
私は「運営」をするために顧問をしているわけではない。もちろん誰かがやらなければ回らないからやります。それでも「選手」と向き合うことができるかどうかは大きいと思っています。すべては選手が最大パフォーマンスを発揮するための時間にしたい。そのための「運営」だというのもあります。審判が「声掛け」をすると「助力」だといわれる部分もあります。確かにそうなのでしょう。厳密にいえば。しかし、「高校生の大会を運営している」という部分もあります。アップも見れない。競技も見れない。それはなかなか大変なことです。厳密なルールは必要だと思いますが、やはり柔軟性は持ちたい。出発係をやっている身としてはマイルに関してはほとんど見れません。そういう部分も含めていろいろと考えさせられることもありました。
とにかく競技のこと以外でかなり疲弊しました。過剰労働(笑)。前回の時よりもハードだった気がします。疲れ果てました。
一度も更新していないのになぜかアクセス数が増えていました。結果を更新する余力もなかったので申し訳なかったなと思います。また少しずつでも書けたらなと思います。のんびりと。
月曜日。この日はなぜだかわかりませんが少し早く目が覚めました。理由はわかりません。まー基本的には5時前には目が覚める感じなのですが。それもあって早めに出勤。時間の確保ですね。授業準備なども気になっていたので。眠りが浅いのが以前からあります。寝ても回復しない状況かなと。
練習。この日は競技場での最終刺激。中国大会に向けて。限られた時間の中でどのようにするか。連取の最初の段階でkd先生が「行動を早くする」という話をされました。ここに関しては以前から何度も言っています。練習計画があるのですが行動が遅いためか上手く回らない部分があります。練習量としてはそれほどではありません。しかし、終わらない。次の行動を早くするという感覚がないのかなと。私からは「中国大会で戦う」ことについて話しました。週末が中国大会です。ここに「参加するだけ」という選手は練習をしても意味がなくなります。インターハイを狙っての勝負の舞台です。インターハイに届くかどうかは別として「最大のパフォーマンス」を発揮することを考えないといけません。戦うというのはそういうことだと思います。「足が痛い」とか言っている場合ではない。グランドでは「中国大会でどのように戦うのか」を考える。勝負する気がない選手は今練習をしても仕方ないと思います。冷たいかもしれませんが。
ショートハードルの指導を中心に。ホームストレートに人がたくさんいました。これではなかなか練習ができません。選手が「バックストレートでやりたい」と申し出てきました。そのタイミングで短距離もSDをバックでやるということになりました。移動。無駄な時間を減らしたい。試合前に長時間練習する必要はない。ましてや待ち時間が長いだけであれば意味がないと思います。効率よくやることの必要性を感じてもらいたいなと思っています。
ハードル。男子の練習もしました。1年生はいきなりハイハードルを跳ぶというのは怖いと思います。今年は県内のレベルもそれほど高くなく1年生男子も中国大会に進むことができました。しかし、ほとんど技術的なことはやっていません。今は戦える選手のレベルを引き上げていく時期。1年生は経験の時期。ユースハードルでの練習で十分かなと思っています。見てみると1台目までが遅い。ハードルをなくして思い切り走る練習をしました。これで少し改善。見ていてやれることをやるしかないと思っています。いきなりのレベルアップはありません。時間をかけてやっていく。練習を積む以外に方法はないと思っています。
女子のほうは先週1週間はきちんと練習ができました。不安もあると思いますが。ハードル練習をする。土曜日は1台目までのアプローチを中心にやっていきました。ここは本人に任せてです。月曜日は全体の流れを確認していく感じ。本人が5台目まで跳びたいということだったので。スプリントの感じはかなり上がってきていると思います。ハードルのリズムも悪くない。本人が「筋力不足で着地でつぶれるといわれた」と話していました。これは今の段階でどうにもできません。あと数か月あれば筋力的な部分も改善できるのかもしれません。できないことを考えても仕方ない。できることを最大限にという感じですね。
途中もう一人の選手が5歩ハードルをしたいといってきました。「きれを出すように」と言われたようです。そのための5歩ハードル。やらせてみると「詰まります」とのこと。前の記事にも書きましたが「速く動いて処理する」というのが狙いです。詰まるから・・・ではなく詰まらないように速く処理するのです。これを見ていても3年生も「1本5歩ハードルやりたい」ということだったので実施。速いなと感じながら見ていました。本人は不満げですが。これは毎回のことなので。かなり動いていますがなかなか認めません。手ごわい。
ヨンパ選手はリレーとの兼ね合いもありなかなか大変。疲労などの関係もあり3台目までの練習としました。1台目まで合わなかったりというのもありましたが最終的にはかなり良い感じになりました。3台目までもスムーズ。あとは体力的なものとリレーとの兼ね合いでしょうか。この部分が最大の課題となります。前回のようになると本人もしんどいと思うので。
私に何ができるか。それを常に考えます。万人受けするわけではない。しかし、選手にとってプラスになるために何をするかは他の指導者よりも考えているとは思います。このご時世。私のような考え方は疎まれるのかなという気はしています。それでも。自分が信じる道を。そう思います。