kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

見違えるほど

2018-01-31 | 陸上競技
火曜日。この日は通常通り。3年生が考査が終わったのでしばらくは家庭学習日になる。下級生は普通に生活をすることになるのだが。

練習に関してはいつも通りの流れで実施することに。前半部分に体幹補強のサーキットを入れているが時間がかかるので種目を削ることにした。重複する種目に関しては後でやるので割愛。ハードルを使っての練習をしたりスイッチングランなどをやり、走練習の前までで17時前。早い・・・。先日やった時にはトレーニングだけで1時間は経過していた気がするがこの日は以上に早い。こうなると練習が2時間で終わってしまうのではないかという不安になった。選手に何度も「これは早く終わるんじゃないか?」と聞きながらやっていった。

スイッチングランが終わってからタイヤ引きをやって往復走。そこからジャンプサーキット。往復走はきちんと走ることにしました。昨年は誤魔化しながら往復走をやっていましたが「できる練習を最大限にやる」という感覚の中できちんと往復走をすることに。女子がマイルに出るかどうかは分かりません。1本だけなら結構行くんじゃないかという気はしています。タフさを求めていきたいなという感覚があります。200mを3本全力で走ってもばてないタフさは必須。決勝でベストを更新するくらいの感じでないと。

ジャンプサーキットも。冬期に入った時から「ジャンプ系」に課題を置いていました。ホッピングがしたい。その準備段階としてgt先生やssk先生に相談して色々な動きをやってきました。1月中に前に進むホッピングまで持っていきたいというのが目標でした。hktでやった部分もあるのでもう思い切って進むことにしました。もちろんすぐにはできませんが女子である程度届くようになったものがいます。1人は両足で1人は片足のみですが届きます。もう少し距離を広げていもいかなという気はしますが。バネを活かした走りが出来ればこれまで以上いスプリントが上がる。

で、最後にバトン練習を。見ているとかなり力が付いているなと思いました。速い。かなり。順調にいけばかなりのところまで行くんじゃないかという感覚があります。blogだから過大評価しているかと思われるかもしれません。実際問題「速い」と思います。このスピードでバトン練習をしましたが面白い。スピード感があります。47秒台が見えるんじゃないかという気がしています。簡単な話ではありませんがそれくらいの水準に近付いているかなと。

前任校では12秒1が2人いて残りの2人が13秒5くらいだったんじゃないかと思います。特別集まる学校ではなかったのでこれくらいのメンバーで走れたら御の字です。それで48秒2までいきました。今シーズンの目標は12秒2が最低でも3人と考えていますからそれであれば・・・。もちろん簡単ではないのは分かり切った話です。そこを目指すから面白い。

女子でこれくらいのスピードで走れれば面白いと思います。強いなと感じました。まだまだ磨き足りないところはあります。未熟な部分も含めてこれからの持っていきかたでブレイクするんじゃないかと思います。かなり手ごたえがあるかなと。

先週、かなり厳しく指導しました。その中で自分たちに足りないモノ、やるべきこを少しは考えたのではないなと思っています。表情も変わってきました。それができれば勝手に強くなると思います。これまでは「強くなりかけている」という感じでした。自己中心的な部分が抜けきらないままやっていた。が、ちょっと変わった気がします。集団としてどうするかを考えられるようになってきたかなと。

まだまだ冬期でやらなければいけないことがあります。一つずつ一つずつですね。
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考える日々

2018-01-31 | 陸上競技
適度に。

練習について考えることがあります。性格的に「あれもやりたい」「これもやりたい」という感覚がある。そうなると自然と練習メニューが増えていく。時間内に消化できることもあればできないこともある。本来であれば「きちんとできる内容」にするべきだと思う。前の記事にも書いたかもしれないがやはりここは苦手分野。もう少し工夫できればいいなと思う。

月曜日、練習は選手に任せた。ちょっとした出張があり講演を聞きに行ったので。以前はこういう時になんとかして帰って練習を見なければいけないという感じだった。が、ちょっとスタンスが変わっているかなという気はしている。この日は朝から衝撃的なことがあったので一人で考えたいなと思う部分があった。それも含めて選手が自分たちで練習ができるようにメニューを立てて任せた。結果、2時間で練習終了。この日は7時間なので丁度いいタイミングだった。

前は「自分が付いていなければ練習ができないのではないか」という感覚が強くあった。しかし、普段はかなり練習を見ている。メニューだけではなく動きに関しても気になる部分があれば指摘するようにしている。だからこそかなり細かく見ていると思う。そうであれば「自分たちの中でやる」という時間も必要なのではないか。感覚を自分自身の動きに落とし込む時間というのがなければ「メニューを消化する」だけで終わってしまう可能性がある。それでは練習の意味がなくなるのではないか。

意味がなくなるというのは言い過ぎだと思うが。もっと伸びる可能性があるのではないか。与えられたものをやればいいという感覚では一定水準から伸びないのではないか。そう思う部分がある。

gt先生に「そろそろ大砲が出てもいんじゃないか」と言われた。一定水準の選手は比較的安定して出る。中学時代の実績云々ではなく確実に結果に結びついてきていると思っている。が、「一定水準」でしかない。県で勝つレベルであったりインターハイに出場するレベルであったり。この5年くらいで女子100mで4回、200mで3回インターハイには進んだ。それは県内であれば「実績」なのかもしれない。が、そこの水準は越えられていない。

自分には足りないものがある。強い選手が自然と集まってくることはない。それはそれでもういいかなと思っている。選択しなかった選手がその後伸び悩んだとしてもそれは私には縁遠い話。「選択」をしたのであれば自己責任だから。その代り私の指導を選んでくれた選手には最大限の結果を出させてあげたい。そうなると「一定水準」を超える指導ができないといけないのではないないかと感じている。

それが何か。見つけないといけない。これまでのスタンスが大きく間違っていたとは思わない。が、全国で戦うという感覚の中では間違いなく足りない。そこが何か。見つけ出して対応できれば選手はかなりのところまで行くだろうなと思う。組織づくりとはちょっと意味が違うかなと。

まとまらない。それでも記しておきたいとは思う。
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練習・・・

2018-01-30 | 陸上競技
練習について書きたいなと思う部分があるのですがなかなか。

色々なことがあって更新する余裕がありません。気持ち的にも。なんなんでしょうか。私がこのタイミングで何をするのか。自分自身の生き方についてまで考えさせられるなという感覚もあります。

練習に関してもあれこれ考える部分がある。単純に練習をやればいいという話ではありません。どのような心構えで何を目指して練習をするのか。「勝てばいい」「強ければいい」という気持ちはありません。そこに至るまでにどうするかというのを考えながらやりたい。

今やっていることは一定水準を超えていると思っています。それはどこと比べて一定水準なのかという話になるのですが。今やっている練習をきちんとできれば見違えるくらいの強さが生まれると思っています。スタートラインがどこなのかは別にしてですね。

先週、ちょっとしたことがありました。まー、私的には「違うだろう」という部分。これからの指導をしていく中でやはり考えないといけないなと思います。一定水準以上の意識レベルでは取り組んでいます。練習をする姿を見ていたら十分。見劣りすることはないと思います。が、そこに至るまでに足りない部分がある。ここはやはり伝え続けないといけないなと思います。

走り自体は冬期前と比べると2ランクは上がっている気がします。目標にかなり近づいている。それなりに強くなるという感じではなく「かなり力がついている」という雰囲気。ある程度の明確な目標があってそこに向かって進んでいる。そこは間違いない事実。

先日はgt先生と食事を。自分の生き方や考え方、競技指導という部分も考えさせられました。こんな状況が続いています。

走れるようになっています。自信はあります。色々と思うことがある中でやっていきます・・・。
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時間配分

2018-01-28 | 陸上競技
練習に関して。

昔から「時間配分」が苦手なところがある。2時間練習計画を立てたとしても結局3時間かかってしまう部分。ここは考え直さないといけないと感じている。短時間で練習を終わらせよう棟思っているわけではないがある程度のところで終わらせていきたい。

先日1時間練習計画を立てた際、「かなり少ないな」と思いながらやってみるとちょうど1時間で終了。計ったように1時間。ほとんど休みなく動き続ける1時間なのでかなりハードだと思う。それでも「少ないな」と思うレベルの内容。他がどれくらいやるのか分からないので判断基準は自分自身の中にしかないのですが。

どうしても「やりたいな」と思うことを詰め込んでしまう傾向がある。前までは「3セット」のように同じ種目を何度も何度もやっていく傾向があった。今は少し変えてあれこれやる形になっている。練習の準備なども含めてかなりやることがある。hkt高校ではマネージャーが複数いて彼女たちが円滑に練習をサポートしていた。こういう部分で効率よく練習が進むのだと思う。

うちはマネージャーがいないので準備も片づけも全て自分たちでやる。そうなるとその時間も含めての練習計画にしなければいけない。どうしても「練習のバリエーション」を増やしたくなるので練習道具の出し入れなどが関係してきて時間配分が上手くいかない。

最近は走る量自体は減っている。走り込みといってもそれほどの量は追わない。一定水準の競技レベルまでは「走り込み」が必要だと思っている。走る中でしかつかめない感覚もあると思うので。が、走練習ばかりやっていると他の部分が追い付かない。走れる本数というのは案外限られている。それ以外の方法で「予備負荷」をかけておいてそこから走れるようにする。

あれこれ練習パターンを考える。最近はちょっと固定化しつつあるが。練習の準備に時間がかかる種目は極力減らしたい。が、「強制的に動きを作る」という意味では道具を使った練習の効果は高い。ここもバランスだと思う。こうやってやりたいことをピックアップしていくとどうしても練習時間が長くなる。練習強度が高いかどうかは別にして時間配分が上手くいかなくなる。

もっと絞ってやっていくほうが良いのかもしれない。ここに関しては未だに試行錯誤中。性格的に「あれこもこれもやりたい」というのがあるので。今はできれば最大でも2時間半程度で練習自体を終わらせたいなと思っている。色々なバランスも考えながら。「鍛える」という部分に特化し過ぎてしまうとそれに対する弊害も出てくる。見逃せない部分かなと。

練習に関しては必死にやるようになっている。以前に比べると細かいところにこだわりながらやる。できない部分は質問をしながら互いにチェックする部分も出てきた。そういう部分では「質」は間違いなく上がっている。そうなると「負荷」が自然と大きくなる。故障のリスクも大きくなる。だとすれば「練習量」の考え方自体も変えていかなければいけない。

時間配分。これをどう考えるか。答えはないが自分なりのやり方をもっと模索していきたいなと思う。
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考えさせられる

2018-01-28 | 陸上競技
色々と思うことがあります。

良い練習をする。そこはすごく大切なことだと思います。練習さえすればいいのか。ここも考え物だと思っています。ちょっとしたことがありました。どの立場から見るかによってその正当性は異なると思います。が、私的には「違うな」と思う部分。「自分の都合」を最優先することで誰かほかの人に迷惑をかける可能性がある。約束していた部分を反故にする。これはやはり違うのではないかと思います。

この数週間、限られた時間の中で練習をするという部分がありました。その「限られた」という部分の解釈の仕方はそれぞれ違ってくると思います。「練習時間が1時間になる」というのであればそれはそこで受け入れていくしかない。しかし、その部分に対して「事実とは異なる」のであればそれは「互いの約束」が成立しなくなる。それで本当にいいのか。

これまで指導してきて「中国大会に行きたくないな」と思ったことがありました。チームとしては「勝ってはいけない」という状況があった。それでも勝ち上がれていた。それは次につながる意味があったのかもしれない。苦しい状況の中で「戦う」という意味。

ここ最近、練習自体はかなりの質の中でできていたと思います。かなり力がついてきているなと感じている。が、「良い練習をする」ことだけを求めるのか。比較対象がどこなのかという部分はありますが、技術的な指導や練習に関してはある一定水準を越えてできていると思います。メニューだけをやる。技術的な指導を受けられないという環境も驚くほどある中で「恵まれている」という部分はある。

が、本当にその意味が分かっているか。「約束事」の意味。前回のblogに書いていますが「検定課外があるから練習ができないのは仕方ない」というのは違うと思っています。勉強時間の確保は必須。そこに対しては異論はありません。が、「意味」が違う。勉強をしなければいけないので練習できないのは仕方なないというは自己正当化でしかない。

「勝負」という部分では関係ないから。自分の都合を最優先するというのでは組織は存在できない。集団で行動する部分が出てくるから。競技であれば「個人」で争う部分がある。が、練習などは一人ではできない。だから力を合わせながらやっていくことになる。その視点が失われるようなことはあってはならないと思っている。

考えさせられます。
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なんとか・・・

2018-01-25 | 陸上競技
長い闘病生活から復活しました。病院に行ったときには最低でも火曜日までは休むように。それ以後は様子を見てとのことでした。一応水曜日から動くことに。本当は水曜日までが休み?この辺りも状況によって異なるのだと思います。「最低でも火曜日まで」ということだったので最低限の休息で終わらせることに。もう少し休めたほうが良かったのかもしれませんが・・・。

不在期間、練習に関しては完全に選手に任せていました。月曜日から学級閉鎖もあったようで本当に少人数での練習だったようです。すべてを報告するようには伝えていませんでしたから行ってみて初めて分かることがたくさんありました。2時間程度練習という感じで思っていたのですが月曜日は7時間目終了後、1時間半課外があったとのこと。練習開始18時半(笑)。終了19時・・・。何の話か分かりません。火曜日は課外終了が17時45分(笑)。練習時間1時間。もうしんどい(笑)。

課外などに関しては選手はどうにもできない部分があります。実業高校ですからこういう時にはしっかりとやらなければいけない。当然のことです。私自身もそこは理解しているつもりです。が、選手が「検定があるから練習ができないのは仕方ない」という気持ちになるのは避けたいなと思っています。本当であればそういう話もしておかなければいけなかったのですがそれどころではなかったので・・・。若干後手に回っていますが。

選手がそのような考えを持っているかどうかは別。やはりくぎを刺しておかなければいけません。「検定があるから練習できなくて仕方ない」というのは「自分自身にとっての説明」です。こんなことは他校の選手にとっては関係ありません。検定があるから練習ができない、だから中国大会ではうちい0.5秒のハンデを下さいと言ってももらえない。当然のことです。自分たちの内部の話しでしかない。そうなると大切なのは何か。

3時間練習しているところもあればうちは1時間もできない。それがどうなのか。そうであればその「1時間」の使い方だと思います。どう使うか。中身のある充実した時間にできれば2時間分以上の効果はあります。「取り組み方」一つでその成果は大きく異なるのです。「とりあえずやる1時間」と「一つ一つに気を配りながら全力で取り組む1時間」であればどちらが効果は高いか。そこの部分です。考えるまでもない。

が、こういう部分は高校生では難しいと思います。だからこそこちらも逐一言わなければいけない。「出来ないから仕方ない」ではない。hrk高校に行く前、うちの選手で怪我をしている者は「自分は精いっぱいやっている」と思って補強などをしていました。が、hrkに行って自分が甘かったと気づいた。「怪我をしているから仕方ない」ではない。hrkの選手は怪我をしていてもできることを最大限やる。走れる選手よりももっとやっているかもしれない。そう考えると何をしていたんだろう・・・と。

同じなんです。「怪我をしているから練習が出来なくても仕方ない」と「検定があるから練習が出来なくても仕方ない」は本質的に同じ考え方。「仕方ない」で済まされるのは自分自身の感情だけ。誰にもプラスにならない。そこを理解しなければいけません。みんなが「検定の勉強」をやっているから自分もそこだけ考えればいい。違うと思います。そうならないようにする。それには私もしっかりと選手の様子を見なければいけない。考え違いをしてしまったら競技者としての成長はないですから。

真面目に考えました。どうすれば1時間で強くなれるか。こちらも選手に求める分、考えなければいけないと思います。当然のことです。give&takeです。基本、giveが多い気がしますが・・・。選手がいてくれるから競技に関われるというのはありますからね。

また書きます。久々にまじめにblog書いた気がします。本当に久々(笑)
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病日記

2018-01-23 | 陸上競技
blog更新にたどり着きませんでした。

えー、インフルエンザになりました。そのお陰でかなり苦しんでいたのでそれどころではなかったというのが現状です。

少し前から咳が出るな、と感じでいました。島根に行っていた時も少し咳が。戻ってきて寒い中であちこち走る。まーこれは自業自得。その日は爆睡。翌日は少し寒いなと思いながらも練習へ。2時間半か3時間程度練習。終わった時からなんか寒いなという感覚。風邪気味だなという気はしていたのでずっとマスクはしていたのですが。

帰る前に連絡があり息子がインフルエンザにかかったとのこと。うーん。早めに帰宅しておこうと思って帰る。

息子が寝込んでいるのですがなんだか私も寒気が。疲労だと思い速攻で寝る。しばらく力尽きたように眠っていましたが目が覚めても全くダメ。うーん、熱を測ってみよう。39度2(涙)。発熱してるじゃん。病院に行きたいなと思っていたのですが家には私と息子のみ。出ることはできません。結局、夜間診療に19時から行くことに。かなりの寒気。

検査してもらうとインフルエンザB。息子はAですから違うところからもらってきたのだと思います。辛すぎる。イナビルを吸って帰宅。解熱後3日は休むようにと。水曜日からはまー大丈夫だろうとのこと。熱はそれほど出ていない気がしていましたが身体のダメージがでかい。

あばらと腰がかなり痛い。寝続けているから痛いのかと思っていましたが関節痛?のような痛み。インフルエンザの菌は既に死滅していると思うのですがその影響が大きい。過去最高のダメージが身体に残っている感覚があります。

息子はかなり元気になっています。私も回復はしているのですが身体に残った痛みが半端なくて。辛すぎる。

ということです引きこもっています。動く元気がありません。はぁ。辛い。
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島根で

2018-01-21 | 陸上競技
更新が遅れました。というか体調が微妙で。一気に疲労が来たのかなと。抵抗力も著しく落ちている気はします。若くない。

金曜日、高体連関係で日本トップ選手のコーチが講演をされることになっていたのでその話を聞くことに。わざわざ誘って頂いて感謝です。講演は1時間半。初めて日本人で10秒を切ったということもあり昨年からかなり多くの場面でニュースに取り上げられていました。そこにたどり着くまで様々な事があったと。まーあれだけ強い選手を預かれば少し結果が出ただけでは評価されない。本人も周りもしんどかっただろうなと推察されます。

目に見える部分ではない所での苦労は計り知れません。トップ選手と関わる事がほぼないので。うちに来てくれた選手に対しては最大限のことをする。それだけです。コーチ主導でやるのか、選手主導でやるのか。日本人で初めての事をやろうとしている。模索しながらやるしかないという感覚だと思います。苦しさの方が多かったのではないかと思います。

講演の中で「自分の身体に目を向ける」という話しが。今の私の最大テーマの部分です。ハンマー投げで世界で活躍したmrfさんの所でトレーニングについて教わっている。1週間に1度だという事ですが画期的なことかもしれません。mrfさんは現役の後半、ウエイトをしないでいかに投げられるかに拘って取り組んでいました。自分の身体を上手く使うことで筋力に変わるくらいの事ができるという視点。まさに。特に高校生であればこういう部分は最も大切にしていかないといけないなと。

帰りの電車ではkbtさんとひたすら話をしながら。ここにも練習のヒントがたくさんありました。あれこれ話しながらでした。いや、本当に貴重な時間。

周南に帰って余裕があったので歩いて帰ることに。30分近くかけて歩いたのですが帰宅する寸前にセカンドバックが無いことに気づく。キャリーに引っ掛けていたのですが。師匠からは落とすんじゃないかと思っていたと(涙)。通りかかった場所を全て探す。走って駅まで戻りました。が、見つからず。あちこち探し回りました。ひょっとしたら新幹線の中に置いて来たのでは?と思って駅で聞いたり。見つからず。

最終的に交番に行くと落し物で中央警察署に届いていると。警察署は家の近く。悲しい気持ちになりましたがトボトボ駅の近くからまた歩いて帰ることに。拾ってくださった方には心から感謝したいですね。

寒い中で走ったり歩いたりしたことも多少なりと影響していると思いますが。体調が。情けない限りです。いつになったらこの手のことがなくなるのか。絶望感しか残りませんでした。

貴重な経験をさせてもらったにも関わらず、です。強く生きます。
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島根へ

2018-01-19 | 陸上競技
木曜日、色々な事情があって島根に行くことになりました。数ヶ月前、かなり精神的に弱っていた時にfjt先生が「元気がないみたいだから気分転換も兼ねて行ってみないか?」と声をかけてくださいました。ありがたいことです。すでにいつなのか忘れていましたが気がついてみると木曜日出発とのこと。バタバタです。大阪から戻ってきて練習をしっかりと見たいなと思っている時期(笑)。とはいえ、せっかくの機会なので行くことに。師匠とkbtさんと3人で。

行程に関しては全てお任せしていました。言われるがまま。新幹線で岡山まで行ってそこから特急に乗って松江へ。このパターンで松江に行くというのはほとんどありません。貴重な経験です。到着は夕方になりました。

駅から宿舎まで歩くことになりましたが街並みがかなり変わっています。というかほぼ記憶がないのですが。今回宿泊したホテル、前回松江に来た時に泊まったホテルでした。陸上の指導をさせてもらって4年目、中国選手権の時に泊まりました。懐かしい。あの当時のことも思い出しました。まだ中国大会に行き始めて2年目の時。力はないですがなんとか女子の4継で中国選手権に参加させてもらいました。女子4人しかいなくてその中でどうするかというのを模索していました。

ここの年が4継で初めて中国に進んだ年だったと思います。52秒台を出して何とか中国。今考えるとどうなのかという話ですが。秋にも中国新人に進んだと思います。なかなか厳しい状態でしたが。その時の気持ちを思い出しました。なかなかしんどかったなーと。こちらの指導力もなく、選手のモチベーションも上げられず。それでも何とか戦っていた。今の感覚で指導できていたら随分違う結果になっていたらもしれないですね。中国でもひたすら予選落ちを繰り返す時代でした。

そんな時代があって少しずつ前進。なんかかなり懐かしく感じました。

地元の食べ物をかなり食べさらに蕎麦を食べました。いや、幸せな時間でした。気分転換ですね。
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室内での練習

2018-01-18 | 陸上競技
水曜日。この日前日から雨が降っていた為グランドが使用できず。仕方ないですね。朝の段階では簡単な補強の確認。身体を保持しながら動かすという基本的な補強を。リストアップしましたからそれをやってみることに。単にやるだけではなく正確な動きをすることを重視。本人達の取り組みや意識を変えていく必要があります。経験したから分かることもあると思います。このチャンスを生かしたい。

午後も同様。室内で。湿度が高いため廊下はかなり水浸しになっていました。練習場所の確保はなんとかできていたので助かりました。練習に関しては前日同様、検定課外組は別枠で。最初の段階でバランス系を。この手は毎日でもやりたいなと考えています。朝の練習を見たときに「自分の身体のコントロール」ができていない者が複数名いました。上手く使えていない。そのためにも体軸を保ちながら何をするかという部分にはこだわってやっていかないといけないなと。年末makinoに教えてもらった種目をやりました。気がつくと三点倒立ができるようになっている者も。継続することは大切ですね。

そこからは股関節サーキット。道具の関係もあり少し形を変更して。私は細かい所を指摘しながら見ることに。そのままの流れで走るための動きの確認。室内ですからそれほど様々なことはできません。出来ることを最大限にという感じですね。軸を作りながらスイッチングをする。これは以前からやっていました。足運びや軸なども考えながらやっていく。後半組の動きに関しては課題が多いですね。タイミングが取れない。残念ながらスーパースターではないのです。普通の選手がどうするかという話。地道にやっていくしかない。

明らかにタイミングが取れない選手もいます。初めてやる動きに関しては本当にできない。自分ではできていると思っているのですができていない。この感覚の「差」を埋めていきたいですね。ここは大きな課題になると思います。これまで指摘してきた事、実は本人達は「できている」と思っています。だから修正する必要性を感じていなかったのだと。課題です(笑)。しつこく言い続けたいですね。

この冬期に入って同じことを何本も繰り返してやるのをやめています。本当に動きの変化を生み出すためには必要なのかもしれないのですが。それよりは様々な動きをやる中で「共通する感覚」を見つける方がいいんじゃないかと。丁寧にドリルをやることも必要だと思います。実際にそれでスプリント能力が上がった選手もかなりいます。しかし、それだけでは上手く噛み合わない選手もいる気がしています。様々な動きをやる中で「あーこういうことか」という感覚をつかむことができる。そのためには選手自身が理解していないとダメだとは思いますが。

やりたい動きがあってそれを身につけるためにどうするか。道具なども使いながら強制的に動きを身につける。やっているうちにそれが自然とできるようになる。意識して意識してやっと身につく動きというのもあると思います。その基本は抑えながら更に何をするか。ここの部分なのかなと。ミニハードル、昨年まではほぼ使いませんでした。が、この冬期は使っています。ミニハードルを使うと足が回る感覚があります。それは今でも変わりません。しかし、他の部分で使い道がある。足の動きだけではなく他の意図で使えばかなり効果があるかなという気がしています。目的に合わせてスティックを使ったりミニハードルを使ったりしていけたら良いなと思います。

余談が長くなりまくっていますが(笑)

基礎的なことをやってからスイッチングとスイッチングラン。狭い中でどうするかも課題ですね。本当に久しぶりに階段走をしました。別に階段の昇り降りをするわけではありません。追い込むだけなら階段サーキットでやれば良いのですが。取り組みの意識レベルがある程度までいかないと手を抜いてしまうので。いや、話がまたそれてきている(笑)階段走。これは1階から2階を回って帰ってるだけ。別に階段走というわけではないですね。有酸素系の練習も週に何度か入れたいなと。それもできる限り止まらずやりたいのでその部分も含めて。

男子も女子もやりました。うちはマネージャーがいないので私がタイム測定。5秒おきにスタートさせました。1人ずつタイムを計ることはできないのでこれで対応。速い者からスタートしていきました。女子だけのグループ、途中1周差がつきました。30秒ですね。トップの者が速いというのもあるのですが。男子のトップと1秒差。男子が焦っていました。このタイムが基準になるでしょうから。次の雨の時もここで走れたらと思いますね。hktでの練習でジョグになっていた者も何とか走りきりました。倒れ込んでいましたが。確実に変わってきました。前なら明らかに抜いていましたから。苦手でもやり続ける。その中で大きく変わる。ショートスプリントにも繋がる部分があると思います。

シャフト補強もやりました。ここは継続したいなと。これまでの私の練習の中心にあります。その代わり負荷を変えることに。重いモノと軽いモノを組み合わせることで感覚の差を作り出していました。ここはすごく大切なものだと位置づけています。が、やりたい事をやろうと思ったら重さがあると怪我をしてしまう。本当に軽くしました。シャフトのみ。それだけでもかなり負荷がかかることが判明。廊下は硬いのでそのダメージも考えないといけないと思います。これまでよりは短時間でできるようになりますが、一つの動きでかなり負荷がかかる。最新の注意を払いながらやっていきたいと思います。怪我をしたら元も子もないので。

そこからランジジャンプをして速い動きをやってスキップ走。最後にショートスプリント。検定課外組はかなら端折っていきました。2時間半と1時間半で終わり。可能なら2時間半くらいを最大目標にやりたいなと。自分の中で制約を作らないと増えすぎるので(笑)とはいえなかなか難しい部分なのですが。やっていく中で調整していきたいですね。やりたい欲求が大きいので。走るメニューと上手く組み合わせていく必要性を感じています。腹八分目を目指したい。毎日お腹いっぱいになります(笑)

少しずつ少しずつ。方向性を定めてやっていこうと思います。
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