kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

個として

2015-04-30 | 陸上競技
陸上関係の内容を書けるといいのですがなかなかそんな気持ちになりません。誤解なきよう書いておきますが、選手の大半は「強くなりたい」と思って生活をしてくれるようになりました。ここは本当に大きなことだと思っています。精神的な成長も著しい。チーム作りは少しずつ進んでいます。秋にはかなり変わってくると思います。上手くいけばこの時点である程度の水準まで達するでしょう。細かいことは気が向いたら書きます。ここに関して誰かに言われて書くというものではないと思っているので。

で、今回何を書きたいかというと「個」という部分です。チーム作りをする。これは大切なことだと思っています。が、それは本当はすごく難しいことです。陸上競技は「個」でもできる種目です。競技としての位置付けは「個人競技」だと思っています。それでも本当は「チーム作り」が出来なければ「個」は伸びない。一人の強い「個」のために「チーム」を犠牲にするやり方は私にはできません。甘いのかもしれないなと思いますが、実際問題その辺りのことはすごく大切なんだと。

クラス経営も同じように考えています。クラスというひとくくりで考えるのではなく、「個」としての関わりがあってその上にクラスか成立するのだと思っています。生徒や選手と向き合う時には基本「個」だと思っています。全体に話すこともたくさんありますが、個と向き合わなければ絶対に何も変わらない。まー私がそう思っているだけなので何が正しいかは分かりませんが。

全体をコントロールする。これは本当に難しいことです。人数が多くなればなるほど価値観は多様になる。芸能人の人気ランキングでも好感度が高いからといってその人がすべての人に受け入れられているかといえば違います。そこを理解した上で人と関わることが必要になってくるのだと思っています。だからこそ、大切にするのは「個」との関わりなのではないかと思っています。ここの部分を度外視して物事を進めていくの話すほぼ不可能。個と向き合うことでそれをやっていかないといけないと思っています。

うーん、何を書いているのか分からなくなってきています。すみません。また書きます。多分。

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書きたい事は

2015-04-29 | 陸上競技
えー、書きたい事はたくさんあるのですが心の部分が色々とあるので書けない(笑)。それでも多少は心が落ち着いてきたかなという感じがあります。私が今までやってきた事、ここにどれくらいの意味があるか分かりません。しかし、関わってきた生徒や卒業生達が多少なりと私の影響を受け、良い方向に進んでくれていたりらこちらに気を配ってくれるという状況を目の当たりにすると「今の仕事、やっていて良かった」と感じます。

一週間前から気分的に全く乗らない感じがありました。色々と感じる事がありました。「価値観の相違」を感じる。私にこれまで関わってくれた生徒や卒業生達、私との出会いに価値を感じてくれる。しかし、それと比較して物足りなさを感じてしまう生徒もいる。それは申し訳ないなと。私と同じことを他の人ができるかどうかは分かりません。ちょっと偏っている部分がありますから私と同じことをほかの人に求めると無理だと思います。私のベクトルは基本的に「他人のため」に向かっています。もっとクールに「自分の時間だから」とか「忙しいから」と割り切って人と関わる人もいるでしょう。

こんな関わり方をしていたら「あいつのやり方はおかしい」と言われる部分が増えると思います。周りとの調整がうまく取れなくなるからだと思います。でも、最後は子供達のためになるという大きな目標が達成できればいいのではないか?偏った価値観の押し付け?そう言われるのであっても最終判断は子供達なんじゃないかと。もちろん、万人に受け入れられる訳ではありません。すべての人間に好かれるようなら政界にでも立候補して票を集めます(笑)。まーそんな気は全くないですが。

万人には好かれない。それでも多くの人の心と向き合いたい。それが周囲の人から認められないかもしれない。でも、ある意味雑音だと割り切る必要があるのかなと。誰のための仕事か?子供達の成長を促して、多くの感受性を育てる。正しいもの、正しくないものを感じ取れるようになる。そこに表面的な発言や自己弁護は含まれません。私のような人間の真似をする人はいないでしょう。周りから見たら「変わっている」と思われるでしょうから。変わってる。それは「生徒との向き合い方」だと思い思っています。最終的な子供達が何を感じて、私という人間をどう評価するか。そこで全てが決まるのだと思います。

何を書きたいのかよくわからないですね(笑)。一先ず今の気持ちを書いておきます。陸上の話はどこへ?!そこも書きたいとは思っています。病んでいるBlogのままかもしれません。お許しを。
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blog

2015-04-27 | 陸上競技
ここ最近のblogの内容が「病んでいる」ということで数名から「大丈夫か」と連絡をもらう。心配をかけて申し訳ありません。別に今の職場に適応できていないわけではないので。「誰かのために」という感覚を問われている感じがあります。このような性格ですから「割り切る」というのが苦手。さらにきれいごとで物事を済ませるのも苦手。本気で考えるといろいろと自分自身の存在、自分自身の生き方を見直すことになります。これまでの自分自身のやり方、万人に受け入れられるわけではない。そこから目をそらさずにどのように考えていくか。

前の記事に「異端」と書きましたが、私のような人間は通常の「枠」の中にいないかもしれません。「誰のために生きるか」という部分。自分自身のために生きている。当然です。しかし、自分の力を一番発揮できるのはいつなのか?それは「自分以外のために」何かをしているときだと思っています。

以前は「他の人に情報を出す」ことをあまり良くないと思っていました。「自分の学校が強くなればよい」という感覚。もちろん最優先事項はそこだと思っています。目の前の選手を大切にできないことはいいことではない。が、本当にそれだけでいいのか?今まで自分が学んできたことを必要とする人に提供する必要があるのではないか。もちろん、「押し売り」はダメ。必要とされるのであればほかの指導者や選手に提供するのは悪いことではないのでは?そういうスタンスを持つようにしています。この半年くらいでしょうか。それほど積極的に質問されることはないので自分から「走りに関して」云々というのは言いたくないなと思っています。

こういうスタンス。いいのかどうかわかりません。実際、数人はかなり話を聞いてくれるようになりました。自分だけで何とかしようというのではない。ここの感覚の差。難しい部分です。誰かのために役立てるのであればアクションを起こす必要があります。世の中には「指導をしたいけど知識を得る場がない」と感じている人もいると思います。これまで私が多くの諸先輩方から学ばせてもらったことを誰かに伝えていく必要はある。が、実際はそこまで「学ぶ必要がある」と感じている人は少ない。そこのギャップに苦しむ感じがあります。

上手く表現できません。気が向いたらもう少し書きます。今は・・・。
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異端

2015-04-24 | 陸上競技
多分、私は異端者だと思います。何をもって「正統」とし何をもって「異端」とするのか。これは分かりません。組織として動くときに「異端者」というのはあまりいいことではないと思っています。個人の感情、本質を度外視して「組織」として動く。この部分が若干苦手なんだと思います。周りから疎まれることも多々あります。自分自身の存在を正当化するつもりはありません。これまでの感覚が「間違っている」部分がある。ここに関しては深く反省すべき点だと思っています。

私の行動、発言により「嫌な想い」をする人が出てくる。ここに関してはやはり避けないといけない。自分の中の「価値観」と「一般的な価値観」の「差」を埋めていかないといけないと思っています。私の最優先事項は「生徒のためになる」「選手のためになる」という部分です。しかし、それは私がそう思っているだけであり実際求められていない可能性というのも十分にあります。それなりに関わるほうが実は良かったのかもしれません。求められてそれに応える。正しいかどうかは分かりません。どうすれば誰かのために役立てるのか。わかりません。

「正統派」ではない。かなり偏っている部分があります。それをもっと考えていかなければいけないと思います。何が生徒のためになるかどうか。自分自身の「エゴ」ではないか?なんかこのようなことを考えていると自分自身の行動に関しても考えるようになります。物事を割り切ってドライに考える。これができるようになると私自身も変わってくるのでしょうか。それができない分「青い」と言われるのかもしれません。現時点ではそれができない。

人と関わること。ちょっと疲れています。そのことをどうとらえるか。それでも空元気で前に進む必要はあるのでしょう。もっともっと冷めた目で物事をとらえるようになるといいのかもしれません。変わるべきは自分自身。そうかもしれないなと思っています。

すごく面倒だなと思うことが増えてきています。この感情は何なのか?自分自身でもわかりません。
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いろいろと

2015-04-23 | 陸上競技
かなり考えることがあります。

練習は前日に刺激を入れていたので本当は少し動いて終わりにしたいところです。が、やらないといけないこと、やっておきたいことがたくさんあるので・・・。いきなり変革をするというのは難しい。それでもやる必要がある。やりすぎると効果がなくなる。このあたりのことを考えながらやっていかないといけません。

まーどこまでやるのかという部分。選手の疲労を見ながらやっていかなければいけません。必要ないところに無駄なエネルギーを使うのは避けたい。が、そうもいかない。何だか真剣に疲労感が抜けません。表現できないですが、めちゃくちゃしんどい。選手と向き合いたいと思っています。それ以外にエネルギーを使うのはやっぱり良い事ではないのかなと。なんの事か分からないですね。まー漠然と書いておく事が必要だと思っているのでお許しください。

何を求めるか?何を目指すか?そこってすごく大切なんだと思います。100人いたら100人求めるものが違う。そこの部分の対応が難しくなります。こういう経験を積んでいくことで自分自身が変わっていくのかもしれません。100人に私のスタイルを受け入れてもうのは不可能。分かりきっていることです。「肩の力を抜く」という部分がなければ指導していくのは難しい。

目の前の選手のために何かをやろうと思えばやはり何かを捨てないといけない。かなり抑えてやっているつもりですが、それでもまだまだ足りません。もっと自分を抑え込まないといけなくなるのでしょう。頭では分かっていてもなかなか処理できなくなる。仕方ない部分です。

これが半端ないストレスとなり、なかなか夜眠れない(笑)。仕方ないと分かっていてもです。ドライになって割り切って生活できると違うんだと思います。それができないから苦しい。簡単にできることではないから苦しい。難しい部分です。簡単に出来ていたことでもなかなかできなくなる。本当は簡単ではないのかもしれません。

真剣にしんどい(笑)。なんだか分からないですが疲労困憊ですね。
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なんか疲れた

2015-04-22 | 陸上競技
blogにマイナスなことを書くのは避けたほうが良いなと常々思っています。誰が見るか分かりませんし、誰かの気分を害する可能性があるからです。

が、全体的に疲れました。精神的にも肉体的にも疲れ果てたという感じでしょうか。あれこれ考えることがあるけれど、考えることにも疲れたという感覚があります。これは月曜日からすごくあった感覚です。面倒だなと感じることも少なからずあり、バーっと投げ出してしまいたい感覚があります。

新しい環境に馴染む。以前の環境を懐かしむ。この感覚がある。が、何となく物悲しさというか空虚感というか。後ろを向かず前だけを見て進みたいと頭では分かっているのですが、それが簡単にできません。色々なものを捨て去ってしまえば精神的にも楽になるのだと思います。ある意味「シビア」になれば全く変わってくると思っています。それが今はできない。やりたいこと、やるべきことのために何を捨てられるか?ここは難しい部分です。

こちらが思っていることが独りよがりなんだろうなと感じることが増えてきました。信頼関係というものを構築するのは本当に難しいなど痛感しています。いや、本気で疲れ果てた。

練習は少しだけやりました。バトンをやらないといけないのですが、やはり時間が足りません。新天地で「それなりにやる」と言うのが一番楽なんだと思います。これまでの練習で技術的なこと、取り組む姿勢のことをきちんと伝えきれていません。もっともっと時間があればあれこれできるのですが、今のところそんな余裕はありません。毎日の自分の生活で精一杯な感じがあります。もっと力があればあれこれできるんですけどね。今はそこまでのことができないのです。

求める水準が高いと言われます。が、そこまでのことができないのは分かっています。様々な場面で自分が求めたいものがあるのですが、そこはできないと思っています。それほどバカではないので現状を冷静に判断できるような生き方をしてきたつもりです。エネルギーが枯渇するというか、求める事のしんどさ、自分のため以外に何かをやる大変さを改めて感じています。今疲れています。

何をやっているのか分からなくなる。自分を見失う。そんな感覚でしょうか。私のやっている事を正当化するつもりはありません。批判され否定される事もたくさんあると思います。その中で何をして生きるのか?分かりません。何をやっていくか。見極めないとダメですね。

かなりマイナスな記事でしょうか。お許しください。
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楽しみと微妙さ

2015-04-21 | 陸上競技
月曜日、天気は雨。どうにもなりません。さらにこの日は授業が7時間のため雨が止んできた放課後も競技場まで行って練習をするというのが不可能な状態。いろいろな部分が難しいなと感じています。その中でどうやって練習を進めていくか。意欲の部分だけでいうと選手によっては差があります。すべてに平等に接するのが教育なのかもしれません。が、限られた時間をどのように使うかと考えたときに今のままでいいのかという葛藤もあります。更には前日の「微妙な感覚」が自分の中に残っていて・・・。うまく表現できないんですけどね。

練習は学校の校舎内で走る。それほど距離が確保できるわけではありませんから、できることを最大限にやるという感じでしょうか。膝の引き出しと腰の移動。この部分を朝練で少しやりました。それを午後に結び付けていく。新入生の大半は「股関節痛」になっています。正確に言うと「大半の部員」です。新入生であろうが上級生であろうが十分な身体づくりができていなければやはり身体への負荷は大きくなります。こういう意味で練習の組み立てなども考えていかなければいけません。「基礎筋力」があって初めてできることもある。まだまだそこの段階まで届いていないのかもしれません。

選手によってはすごく意欲をもって取り組んでくれています。最初に比べると声も出るようになり雰囲気が一気に変わった気がします。が、これが「変化」なのだと思います。変化を生むことで何かが変わる。ここに強制力が生まれていたから変わってきたのか「心」が変わりつつあるから「行動」も変わるのか。ここは分かりません。声が出るようになったという変化をどのように受け止めるか。前向きにとらえたいと思います。この変化を素直に受け止められる者もいればそうでない者もいる。ここが私自身の「葛藤」です。すべてをコントロールすることができるのか。できないのか。全員をこちらに向けることができるのか。そしてこちらを向ける必要があるのか。そこは難しい部分ですね。

救いは一生懸命になれる選手がいてくれること。先日渡したバトンについての紙をしっかりと読んでくれているようでした。バトンに関してはこれまで何度も痛い目にあってきています。それでもその度に課題を明確にしてきたおかげである程度はできるようになってきたと思っています。昨年秋もミスりましたが(^^;;。そのノウハウを持ってここでやっていく。それを早速実践てくれました。良い動きをしながらもバトンも渡せました。走力的にはまだまだなんですが、こういう部分で戦える素地を作っていきたいと思います。戦いたい。

高校生はまだまだ未熟な部分がたくさんあります。よほどの力がない限り簡単に活躍はできません。そこを上手くコントロールできるようになると違ってくると思います。ここに関してもすごく思うことがあります。私が余計なことをすると色々なところで歪みが出ます。そこをどうするのか?それを受け流すドライさも必要になるんだろうなと感じています。なかなかできません。

これまでにない感情の中で生活をしています。良いことなのか悪いことなのか。経験をするという意味では大きいかもしれないと思っています。しかしながらこのストレスのなかでどれだけ自分を保てるか。なんだかすごく疲労感があります。残念なんですがすごく疲れています。うーん、どうするかな。それでもやるしかないと思っています。

何が言いたいか分からない文章ですね。すみません。病んでます(笑)。
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気分的に・・・

2015-04-21 | 陸上競技
日曜日、徳山支部大会を手伝いに行きました。役員として。

これに関してはいろいろと思うことがあります。ここに書くのはふさわしくないと思う部分もあるので書きません。時間の経過ともにあれこれ考えることがあります。こればかりは仕方ないかなと。

そして今の現状。ここの部分の葛藤を自分で受け入れていくことができるか・・・。受け入れるしかないのですが。気分的に上がってこないのでこの日のことは最小限に。

技術的なこと、ここが自分で少し成長したかなと思っています。指導するということの意味は考えたいと思いますね。
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基本的なことをする

2015-04-19 | 陸上競技
土曜日、他地区では支部大会が開催されました。が、山防地区はサッカーの影響で大会は来週になりました。時間を与えてもらえたのは大きいなと思います。実際に2週間ちょっとでできることは限られています。私自身こういう性格ですから最後まで足掻きたいと思っています。

この日は社会人で競技をされている方が来校されました。先日の記録会の時に私が選手を指導しているところを熱心に見ておられたので、興味があるならどうぞということで来ていただきました。一度見ただけで、体験しただけで理解してもらうのはなかなか難しいと思いますがこうやって来てもらうことで選手には刺激となります。様々な力を借りながらチーム作りをしていきたいと思います。

練習の初めに少しだけ話をしました。「変わるのか?否か?」という内容です。私が学校に転勤してきたことで「変わる」事が増えました。これまでの環境と異なる部分が出てくる。それを良しと感じるか、嫌だと感じるかはそれぞれだと思います。万人に受け入れられるほど簡単な事ではないと思います。特に上級生にとっては「今までやってきた事」と異なるため「変えられていく」という感覚があるはずです。試合の前の週の土曜日は近くの山で坂道を走るのがこれまでの流れ。練習をする時に競技場ではタイツを履くが、学校ではジャージを脱ぐ事はない。それが伝統として残っているのです。それを全面的に否定できるのか?分かりませんが、私はもっと違う事ができるのではないかと思っています。

極論で言うと私が投げ出すか、選手として変わっていくのかを判断しないといけなくなると思います。残念ながら私には楽しい陸上はできません。私の価値観を押し付ける形になるのかもしれません。ここは以前Blogに書いた時に「押し付けだ」とコメントされた事があります。やりたくない事をやらされているという感覚が生まれると思います。3年間かけてこちらの考え方を浸透させていくのが普通なのかもしれません。しかし、その間に「強くなりたい」と願う者はどうなるのか?一緒に顧問をしている先生と話をしています。ソフトランディングにするかハードランディングにするか。どのような形を選んでも何かしらの問題点は生まれる。私が器用に選手対応をしていけば良いのかなと思います。それをどう判断するかですね。

これまで自分たちの中で「順位付け」をしていたと思います。近隣の高校には勝てないと決めつけている。実際、今の力では勝てないと思います。でもその考え方が「当たり前」「仕方ない」となっている現状を打破したい。私はどんな学校であっても「勝ちたい」と思っています。勝つために一生懸命に努力をしていく。そこが大事だと。結果勝てないかもしれない。でも最初から負ける事を考えてやるのは面白くない。今はまだできる事全てをやっているわけではない。試合に出て「やり切った」と思えるほどできていないと思います。少しの間でもやり切る感覚を持ってもらいたい。繰り返しになりますが、上級生にとっては「新しく来たくせに自分達の居場所を変えようとする者」とみられているでしょう。受け入れは難しいかもしれません。それでもやっていくしかない。

そのような話を少しだけしました。どれだけ伝わっているかは分かりません。コミュニケーションを取りながら私という人間を理解してもらわないといけなくなります。

練習は基本的な事を。時間的な事もありますが、移動感覚をつかませたいと思っていました。マンネリ化してしまうと感覚が鈍るので様々な方法を考えていきたいと思っています。これまでやってきた事だけではなく、新しい手法を作り上げていかないといけないと思います。真似をする指導からの脱却。もうすでにオリジナルの練習をいくつもやっていると思いますが、それだけでは足りません。一つの手法にこだわり続けるのではなく様々な形で感覚作りをやりたいと思います。やりたい事は一つなのですがその方法論はたくさんあって然るべきだと。

結局、説明を含めてやっていくので時間がかかります。本当にやりたかったことはもっとあるのですが、時間の関係で割愛。社会人選手の方にも参加してもらいながら簡単に説明。本当はもっとゆっくり時間をかけて説明できると良いのですが選手の動きを見ながらやらないといけません。そちらに力を使わせてもらいました。ある程度やってからスパイクでシザース、スピードスキップ。これも毎回やるとマンネリ化してしまうのでパターンを変えないと各自が意識しなくなる気がします。工夫ですね。

そこからバトン。距離的に50mしか取れないので並走がギリギリできる。並走に関しては簡単に説明をしてから実施しました。細かいことを徹底する。バトンを渡してからきちんと走る。ここには細かく書きませんがやりたいことがあります。並走の課題は絞っています。それを説明。最後まで走りきることを伝えました。一本走って緩める選手が多かったのでもう一度念押し。が、2本目が終わっても3本目が終わっても緩めてしまう。ここは徹底しないといけないと思っています。やればできることはやらないといけない。意味があるからやっているのですから。かなりに厳しく指摘しました。環境が変わって初めてかもしれません。でも、許されないことはあるのです。

30分程度自主練としました。前半の課題を各自で確認をするなり、バトンについてまとめた紙を見て自分達で考えるなりしなさいという指示。その間に前日走れていない者を走らせることに。タータンで走らせたかったのですが上手くいきませんでした。そのため学校で走る。50mを数本やって身体浮いてしまうのでピッチが上がらないので別の練習に切り替え。マーク走を実施しました。それにより少し走りが改善。まだまだ練習が不足しています。中学時代にはそれなりに走っていた選手です。故障してからなかなか力が出せなかったようです。偶然とはいえ私が指導することになりました。なんとか復活してもらってチームの中心選手として育てたいと思います。まだまだ出来ないことが多いですから焦らずやっていきたいですね。

最後にシャフト。まだまだ動きはできません。それでも基礎筋力アップとしてやっています。本当にやりたい動きの10分の1の動きです。正しい形になりません。上級生であっても新入生と大差ない筋力だと感じています。限られた時間ですから手っ取り早く筋力アップにつながる部分をやる方がいいと思います。形にこだわる部分もありますがそこだけにこだわるのではダメ。様々な形で身体作りと技術的な話を一緒にやっていけたらと思います。

かなり疲労していました。私はそこから支部大会の手伝いに。夜は本当に親しい指導者達と楽しい時間を過ごせました。感謝。
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競技場練習

2015-04-19 | 陸上競技
金曜日、競技場での練習としました。翌日が競技場が使えないのでポイント練習をここでやっておこうという考えです。タータンの上で走っておくことはすごく大切だと思います。感覚作りという意味もありますし、スピードを出すことをきちんとやっておかないといけませんから。

が、放課後私は会議。頻繁に会議があるのでなかなか思うように練習に時間を割くことができません(笑)。まーメインは練習ではないので仕方ない部分はありますが、それでもなんとかしたい(笑)。ここ最近、動きを見ることがすごく楽しくなってきています。私自身原点に帰るという意味合いがあるからだと思っています。また、「できない選手をできるようにする」ためには何をすれば良いかをひたすら考えるようになりました。これまでも考えてやってきましたが、もっともっと考えるようになったのです。楽しい。陸上競技が大好きになりました。元々かなり好きですがもっと好きになったという感じですね。

こう思えるようになったのはやはりtokushoの選手の存在とhoshoの選手のおかげです。tokushoの選手は私の中で大きな存在です。そこから学ばせてもらった。学びの中でどうすれば速くなるのか、どうすれば選手を伸ばせるのか?をずっと考えることができるようになりました。この子達との出会いが私を作ってくれています。どうやって恩返しをしたら良いのか分からないくらい大きな存在です。今は細かい事をやっています。全員かどうかは分かりませんが、数人は間違いなく「技術的な指導を受けたい」と思って練習に来てくれています。それを目の当たりにするとこちらが出来ることを全てやっておきたいと素直に思います。難しいと感じる場面も多々ありますが、多くの人に還元していくことが大切なんじゃないかと考えるようになりました。真面目か(笑)。

で、練習に行けたのは17時半を過ぎていました。その間にほぼアップが終わっていました。が、数人は「病院に行く」ということで練習が18時くらいまでしかできないということ。うーん、1年生は仕方ないと思いますが、やはりこの辺りのことをきちんと指導していく事が必要になります。技術指導も必要なのですがそれよりも心の部分の指導をしなければいけません。ここが大切ですから。一朝一夕でできるなら楽なのですがなかなかそうはいきません。たくさんの試練を乗り越えながらやっていかないといけないですね。

高跳びの指導とバトンパスの練習を並行してやりました。並走をやってから合わせを。驚くべきバトンパスのレベル(笑)。これまで何度も失格をしてきました。ここに来てやっとバトンの受け渡しに関してはある程度出来るようになってきたと思っています。環境が新しくなった事でまた一からのスタート。バトン技術を磨く時間が今はまだありません。それ以外にやらないといけない事が多すぎます(笑)。並走などはすごく効果のある練習だと思っています。しかし、そこの練習の意味をきちんと理解していかなければ意味がない。渡した事で安心して緩めてしまう。ここは絶対に許されない事です。意味のある練習にしていきたいと思っています。

そこからは早く終わった者からマーク走へ。中学生や他校の選手も練習をしているので場所の確保が難しくなります。なんとか1レーン確保してそこで練習。前半50mで男子のマーク走、後半50mで女子のマーク走。女子は一人だけしかマーク走ができませんでした。こういう状況の中でどうやってチームを作っていくのかというのが大きな命題ですね。数は力。まずは人が集まってくれないと話にはなりません。魅力あるチーム作りをしていく中で多くの選手を見育てていく。そうやって認めてもらうしかないのかなという気はしています。

やっとスタートからの動きもできました。見ている中で改善するところを指摘。多くの指摘は混乱を招くので最低限に。限られた練習回数の中でどうやって変えていくかだと思います。時間をかけて変えていくという余裕はありません。その時その時に頭で理解させながら動きを変えていく努力。これしかないと思います。まだ十分にコミュニケーションを取れていない中でこちらの意図を伝えるのは難しい。こちらの指導力という部分を磨いていって「動きが変わった」と実感させることで意欲を高められたらいいのかなと思いますね。

かなり遅くなりましたが最後にセット走。今は短短が数人いる状況ですし、本数をこなせない部分があります。男子の有望選手(これから伸びると信じています)が「スピードに身体が耐えられない」と言っていました。動きが変わってきたおかげでスピードが少しずつ上がってきています。しかし、これまでの筋力では上がってきたスピードに耐えられないのだと思います。どのレベルで物事を考えるかだと思いますが、トップ選手であっても高校生レベルであっても「走りが保てない」と感じることはあると思います。だからこそ、走る練習をしないといけません。追い込みという練習ではなく「高いスピードを出す」という練習が必要なのです。
女子は走るのが苦手(笑)。なんとかなだめすかしながら走らせることに。これが自分達で積極的に取り組めるようになるのが理想。劇的に取り組みを変えるというのは難しいと思いますが、やるしかないのかなと。万人に受け入れられる体制ができると良いのですが今はまだできません。時間をかけながらでしょうが、それほど時間はありません。

やることはたくさんある。私が何をするべきか?考えていきたいと思います。
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