kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

思うことを

2023-11-27 | 陸上競技

自分自身で今後どのような方向性に進むのかは考えていかないといけないと思っています。前回のハードル練習会の失敗を踏まえて今後どのようにやっていくのか。ここは冷静に判断しないといけないと思っています。

 

今後のことを考えると「練習会」をやるのは一人では無理だなと思っています。競技レベルが違ってくるので「導入段階」の選手と「ある程度の競技力がある」選手が同じ練習をするというのは無意味になってしまいます。ある一方の選手にとってはプラスだとしてもある一方の選手にはマイナスになる。これでは「練習会」をやる意味がなくなってしまいます。もう少し「協力者」を増やしていかないといけないなと考えています。どれだけ手伝ってもらえるのかは分かりませんが。

 

今度、短距離練習会があります。これもほぼ「単独」でやる感じになると思います。50人近い人数を一人で見るというのは難しいなと思っています。普段どれだけ鍛えられているんか分かりません。「走り込み合宿」にするのであれば問題ないと思いますが。走練習をするだけでいいのなら道具も必要ありませんし、細かいことを求めなくて済む部分があるからです。しかし、「競技力向上」のために練習会をやるのであれば「必要な要素」を教えていく必要があると思っています。冬季練習をする中で必要なことを伝える。それを冬の間にやってもらう。それが競技力の向上につながっていくはず。場当たり的な練習になると継続性がないので強化できないかなと。

 

こういう部分で自分自身の取り組みについて考えさせられます。本当に私が指導するので良いのか。もともと、「強化したい」と思っている部分があります。どこを対象にするのかも含めてですが。幅広い選手を対象にした練習会は私自身のスタンスに合っていないのかもしれません。本当は中学生なら中学生、高校生なら高校生という感じで「対象」に合わせて計画を立てるほうがいい。より細かい指導が必要になる状況を考えれば当然ながらそのような形が望ましい。しかし、その形になると中学校の指導者にもお願いして回らないといけない。日程的にも実施するのが難しくなる。「やりたい」と思うことが「できない」というのはなかなかのストレスだと思います。

 

どこを目指すのか。単独チームであれば「方向性」が同じなのでやりやすい。他のチームがいるとそれができにくい。前の記事にも書きましたが「県内」自体が「多様化」しています。「競技会」を目指してやっている選手ばかりではない。いや、正確には「競技会」に出場することを目指しているのかもしれませんが「戦う」ことを求めていないのかもしれません。昔であれば「合宿」に参加して「遊んでいる」「きちんとやらない」選手に対しては「もう帰っていい」という話もしていました。「強くなるため」に合宿に参加するはずだという思い込みがありました。しかし、今の状況を考えると「競技」を本気でやって「戦いたい」と望むほうが少数派なのかもしれません。指導者から強制されないので「自分なり」にやる。そこに対して「足りない」ことを指摘されても「いや、自分はやっているし」という形になる。そうなると合宿などでも「取り組みの姿勢」について触れるのは場違いなのかなと思っています。「技術的なこと」を淡々とやるのか、「走練習」でひたすら走らせるのか。どちらにしても「やり方が難しい」と感じる部分があります。

 

ほめて伸ばす。今の主流です。できていないところからは目をそらし、「自分でやっている」という感覚の中で先に進んでいく。欠落している部分に関して手当てをしない中で「年齢を重ねる」ことになると思います。本当に相手のことを思えば「必要なこと」は伝えるべきだと思っています。しかし、この社会の中で「伝える」という部分には「リスク」が大きくなっていきます。受け取る側が「パワハラ」だととらえたらそれは「問題行動」となります。自分はそのような意図はないとしても「受け取る側」がそう感じたのだから「パワハラ」です。これまで考えてみると「やっている」人に対してではなく「やらない」人に対して指導する場面が多かった気がします。もともと「求めていない」のに「やらせる」のだからお互いにストレスを感じることになります。「なんとかしたい」と思うからダメなんだなと最近は感じています。「将来」に関して責任を負う必要があると考えていたので「このままではよくない」と思うことに対して指導をしてきた。が、それは「求められない時代」になっているのかなと。

 

教育現場も含めて様々な場面で「変化」が生まれています。そこに抗うのはもう不可能なんだろうなと。教育に関わる「偉い人」が「日本の未来」のことを考えてやっていることですから。我々のような「一般市民」には縁のない話だと思っています。無意味な施策を打ち出して、気が付いたらやめている。そこに対する「責任」はとらない。目の前で生徒がどのような変化をしているのかうを感じ取るのではなく「机上の空論」で話が進んでいく。これって本当に「意味がある」行為なのか。いまさら何を言っても変わらないと思いますが。

 

給与を得るという面だけを考えてやっていくのかどうか。ここも考えさせられますね。

 

競技のことを書いていたつもりですが話が「飛ぶ」感じですかね。「思うこと」を書くと決めて書き始めたので。とりあえず記しておきます。

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自己責任という無責任さ

2023-11-26 | 陸上競技
すごく書きたいことがあって。それでも自分自身の時間がなくて。自分の考え方や想いを示すためにこのblogを書いてきたつもりですが、それができないというのはなかなかの苦痛で。

ニュースなどで「イチロー氏」の発言が取り上げられていました。

イチローも警鐘を鳴らした…「大人に叱ってもらえない」Z世代が直面する「やさしさという残酷」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

 現役引退後、MLBシアトルマリナーズで選手の指導にあたっている元プロ野球選手・イチロー氏は近年、日本全国の高校野球部でスポット的に指導を行っていることが知られてい...

Yahoo!ニュース

 


まさにここの部分が重要だと思っています。今は「仲良く」やることが求められています。県内の競技会を見ても「練習を積んでいない」状態でも平気で試合に出てくる。それが間違いなく県全体のレベルの低下につながっていると思っています。しかしながらそれが「今の時代」なのかなと。別にそこまでして「競技」をしなくてもいいんです。「スポーツ」だから。勝つとか負けるとかではなく「試合に出る」ことで十分な目的は果たせている。

イチロー氏が挙げていますが以前であれば「一定水準」までは指導者が引き上げることができていたと思います。「頑張り方」を知らない選手に対して「引っ張っていく」というスタイルで選手を強くすることができた。本人が望むか望まないかを別として「部活動」はそのような場面でした。厳しいことも言われる。言われないほうが楽。言われたくないからその場を去るというという選手も多かったのかもしれません。

が、基本的なことができないと最終的に困るのは自分自身です。記事にも書いてありますが「自主的に」という理想論の中で「誰も責任を取らない」という状況が生まれます。最終的に「自分の好き勝手にやる」ことがまかり通る世の中になる。誰からも何も言われないのだから「好きにやる」ことができる。それが間違っていたとしても「聞かない」のだから気づくこともない。最終的に「評価」されることも気づかない。それでも世の中なの風潮は「自主性」や「自己責任」という話が出てくる。

「自主性」を重んじるといっても自分自身がどのように行動すればいいのかを知る機会は必要だと思っています。常識を逸脱している行動に対して「間違っている」ということさえ今では少なくなっているのかもしれません。今の状況であれば「分からない」中でも「自分で自分をコントロール」してやっていく必要が出てきます。

今は「ウエイトコントロール」に関してほとんど何も言わないようにしています。無理矢理何かをさせたといわれて自分自身が損をする可能性が高いからです。今回の記事にもありましたが「そもそも教える側にはメリットはほとんどないのに、教える相手の尊厳や心理的安全性まで慮ってまるで「お客様」のように遇しなければならないというのは、こう言ってはなんだがさすがに面倒くさい。」という部分。まさにそうだと思います。「結果」を出したところで給料が増えるわけではない。どちらかというと「リスク」のほうが大きい。それなのに「指導」という大きなリスクを背負って何かをするというのは「無謀」だと思っています。

「頑張れない」と言われたら「頑張れるようになるまで休めばいい」と伝えるようにしています。背中を押すというのが必要なのかもしれませんが。もちろん、きちんとやることに対しての「可能性」については伝えます。それでも「気持ちが」と言われたらそれ以上のことは「無理強いしない」ようにしたいなと思っています。近隣の自動車学校のことがネットニュースになっていました。「ほめちぎる教習所」として「ほめて伸ばす」というのがコンセプトだと。今の若者にはそれが必要なのかもしれません。
ちょっと前。あまりにも行動が目に余る生徒に対して話をしました。別に話をする必要性はないのですが。遅刻する。時間を守らない。連絡なしに休む。小学生でもやらないようないたずら(?)をする。誰が楽しいのか分からない。そんな状態で何を求めるのか。高校は義務教育ではありません。別に「来たくない」と思うなら来なければいいと思っています。勝手に帰宅するというのはなくなりましたが、それでも「常識」ではない部分。こういうのをblogに書いたら炎上するのかもしれませんね。「出席日数も足りるしもう良いんじゃないか」と伝えました。無責任だと言われますか?教員が「もういいんじゃないか」と話すことはダメでしょうか。きちんとやっている生徒もいます。が、「好き勝手にする」という生徒がいるのも現実です。これは「日本全国」での問題だと思っています。「怒られる」ことがあればそれは「怒るほうが悪い」というのが主流になっていますから。

授業の中で「クレーム対応」について話をしました。まー私は不在だったので他の先生が話をしたのですが。「問題点は何か?」という部分を考えさせました。そうすると「客が悪い」という意見が半数近くあったようです。きっとそういう時代なのだと思います。「自分は悪くない」「悪いのは相手」というスタンス。こういう部分が大きくなっていくのだと思います。だから「注意」を受けても改善されない。「変える必要はない」のです。悪いのは「他の人」だから。

イチロー氏がいう「自主性の危うさ」はここにあると思っています。「自分を律する」ことができる人間だけが「可能性」をつかむ。それができない人間は「埋もれていく」ことになる。それをどうとらえるか。世の中の風潮がそれを「良し」としているのであれば仕方ないのかなと思います。それなのに我々にだけ「求めらえる」のは違うかなと。「自己責任」という無責任な話の中で「自分で勝手にやれ」と求める。目の前だけではなくこれから先の「未来」をどうするかという話になるのです。その時には気づかない。だから大きな「差」が生まれていく。仕方ないのかもしれないなと思っています。

「事なかれ主義」が一番無難な生活を送れます。それが求められているのかも。こうなっていくと「教育」自体にそれほど興味関心がなくなっていきます。授業も「オンライン」で動画を流しておけば問題なく時間が過ぎていくでしょうし、「知識」だけがあればいいのであればわざわざ学校に来る必要はない。通学時間が削れればそのほうが「自分の時間」が作れますから。

根性論。勝利至上主義。言葉だけが先走ってしまう部分があるのかもしれません。実際はどうなのか。そのプロセスの中に「大切なこと」は埋もれていなかったか。これまでの流れは全てが「悪」なのか。これはもう今更言っても仕方ないと思っています。どこに向かうのか分かりません。それはそれで受け止めていかないといけないのかもしれないなと。
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1週間をまとめて

2023-11-26 | 陸上競技
ちょっとまとめて。11月20日からの1週間のことを。

本当は月曜日は休みにしてあげたかったのですが今後の日程のことを考えて練習をすることに。前日駅伝の補助員を1日しているというのはかなりの疲労だと思います。それでも水曜日からテスト週間に入るというのもあって練習を強行。この辺りは説明しているつもりです。skyではテスト週間に入る日は「寮の大掃除」があります。そうなると練習開始時間も合わなくなる。思い切って休みにしようと思っていました。そうなると月曜日火曜日はる程度走っておきたい。今後のことを考えたらという感じですが。

月曜日はバトン練習をメインに。これも先週と同じ。火曜日は前半スプリント系をやってから後半は専門。これも先週と同じ。微妙に変えている部分がありますがあまり大きく変えると混乱する部分もあります。故障しないようにする、先を見越して練習をする。ここは重視したいなと思っています。メニュー的には本当に全く同じという感じでしょうか。少しずつ練習に参加している選手もいるので無理はさせずに。とはいえ、ある程度の負荷をかけないといけないというのはあります。ここも微調整しながら。穏やかに。

前から少し書いていますが「ピッチを上げる」練習をしたいなと思っています。重心移動がある中でのピッチの向上です。練習の中で「ピッチを落として大きく動く」という話も出てきますが、今は「やりたい動き」を徹底したいなと思っています。単純にピッチを上げるのであれば「重心移動」はなくなります。小さく速くというのは絶対にやりたくない動きです。だからマークを使う。切替を速くさせているので股関節周辺に疲労がたまりやすくなっているようです。「補強」でやっているというのもあると思います。それでも「やりたい動き」をすることで必要な負荷がかかるというのは個人的には「よし」という感じです。ここは細心の注意を払う必要があります。「負荷」が大きすぎて故障につながるという本末転倒になるのだけは絶対に避けないといけないからです。

水曜日は休み。私は別件があったので帰れず。

木曜日は祝日でした。かなり暑かった。テスト週間ですが1時間半くらいの練習をしようということになったので練習を。ここで無理するのは避けたいなと思っていたのでひたすら補強をしました。予定通りに1時間半で。補強に関しては「最優先事項」と考えています。他の練習を削ってでもやっていきたい。もちろん走らないといけない部分はありますが、それでも「補強」は欠かしたくない。走る練習を入れるとどうしても「補強」が手薄になります。全員が集まってやる方がしっかりできるかなと。きっちり1時間半。

金曜日は午後から休みをもらっていました。息子が再び怪我をした感じがあるので病院に連れていく。しんどいですね。私よりも息子が。何かをやりたいと思ってもこうやって怪我をしてしまうと思い通りにできない。大学生です。生活に支障があると思います。授業にはいくように話していますが、松葉づえで移動するというのはしんどいでしょうね。MRIを撮って終わり。診察結果はまた次回ということでした。戻ってきてから練習。寒かったですがショートスプリント中心で。1時間きっかりで終わりました。そのまま夜は食事会へ。「kanekoが空いている日」ということで設定されました(笑)。いや、別に私に合わせてもらう必要性はないんだけどなと思いながら。貴重な時間でした。

土曜日は練習。少し走って専門の時間を取りました。週に2~3回はやりたいと思っています。負荷をかけるというよりは「慣れておく」といういう意味合いが強い。ハードル陣に関しては少しずつ負荷が増えています。増えているというか「距離設定」が変わってきています冬ですし、土の上なのでそれほどインターバルの距離を長くしないようにしています。それでも「詰まる」部分が大きい。「刻む意識」を持たせたいと思っていますが、「詰まる」のはよくない。距離を微調整しながらです。ハードル練習会とは違います。目の前で見ていて「それぞれに合った距離」を設定します。ヨンパの選手に100mHの高さを跳ぶようにさせています。まだまだです。しかし、この冬にしっかりやっていくことで「技術的な改善」は間違いなくされると思います。踏切位置を遠くしていこうと思っています。どうしても「怖い」というのがあって近づいてしまいます。しかし、そんなことをやっていたら勝負はできない。冬だからできることというのもあると思っています。これまでの踏切よりも遠くから。さらには「抜き足」の意識とハードルインターバルのリズムアップ。これが様々な部分に生きてくると思っています。週に何度か専門をやるだけで全く違ってくる。20日もやっていませんが、最初やり始めたときよりもかなり改善されてきています。こうなると練習会が難しくなるのですが、まー仕方ない。

そんな感じです。思った以上に時間の確保ができません。それでもやるしかないのですが。まとめて書いておかないときちんと書けないなと思ったので。中身は薄くなりますがそれでも書いておきたいなと思っています。記録として。
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疲れているなと

2023-11-23 | 陸上競技
日曜日。駅伝がありました。何年かに一度回ってくる中国駅伝。これまでは運営委員だったので準備段階から手伝いに行っていました。今は競技力向上委員という肩書きなので運営委員から外れています。実際問題、今の状況で数日間学校を離れて手伝いに行くというのは現実的ではなかったので救われました。とはいえ、恐ろしいほどの疲労感の中でまたも日曜日に休まずに働くという状況。しんどい。

短距離の女子は補助員として手伝うことに。本来は帰省の日でしたが補助員として参加することになったので前の週と帰省を入れ替えています。なかなかしんどいでしょうね。この週はテスト週間に入るので翌日も練習の予定としていました。思い切り休めないというのがあるのでキツイかもしれないですね。

これにより私自身は本当に休むことなく11月までを過ごしています。過去最高かなという気はしています。1日も休めないというのはこれまでなかったですから。舎監なども土日に入ったりしています。何もせずに横になっていたいという気持ちがあります。叶いません。ストレスの影響かまた暴飲暴食に走りつつあります。周りの人が気を遣って特茶をプレゼントしてくれています。それだけでは今のストレスは解消できないですね。

短距離女子には気持ち程のプレゼントを買っていきました。本当に申し訳ないなという気持ちがあったので。それで許してもらうというのはないですが、こちらの気持ちとしてですね。多くの試合は役員や補助員がいないとできません。駅伝になると走る場所が広くなるので多くの補助員が必要になる。色々な人の支えで試合ができているというのを感じ取って欲しいですね。

私は過剰な疲れとストレスのため元気は全くありませんでした。特別忙しいというわけではないですが、やはりキツいというのがあります。時間的な制約を受ける部分もあるので。前日に比べると寒さは若干和らいでいましたがそれでも風が冷たかった。

女子は記念大会ということもあり、前日まで学校で練習されていたチームが圧倒的な力を示して優勝していました。素晴らしいなと思いますね。こういう場面を見れるというのは貴重です。

とはいえ、本当に疲弊しています。普段の過剰労働に加えて休みがない。休みがあったら何をするかということさえ考える余裕がない。読書したいなという気持ちがありますが、とてもそんな時間を作れる余裕がありません。何故なんでしょうか。分かりません。

とにかく日曜日も回復せずに終えました。シャレにならんなっていう感じです。
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第2回ハードル練習会

2023-11-23 | 陸上競技
今更ですが。土曜日の午後にハードル練習会を実施しました。中学校はテスト週間に入っているのもあって参加は少ないだろうなと予想していました。当然の話です。勉強優先してもらいたいですから。15人くらいの参加と聞いていましたが蓋を開けてみると40人を優に超えていました(笑)。いやいや。

ありがたいことです。しかしながらあまり人数が増えると細かい練習ができなくなります。それでもこちらも工夫をしながらやっていかないといけない。

最初は武道場でいつもやっている身体の使い方を意識するための練習。なかなかできません。倒立もできないというのがあるのでここでかなり時間を取られました。この辺りはほとんどやらない人が多いと思います。それでもきちんと練習をするためには必要な要素かなと。1時間くらいかかったでしょうか。

屋外でDM♾️もやりましたがここも細かいことができませんでした。できれば中学生にも取り組んでもらいたい練習です。トレーニングをする時間がほとんどないと思うのでこういう時にきちんとやっておくといいなと思っています。男子も筋力がないなと感じる選手が多い。ウエイトもですがこうやって身体を上手く使ってトレーニングする方が絶対にいいと思います。練習紹介をするつもりはありません。それでもやっておいてもらいたい練習 何度も繰り返していく必要があるかなと。次はやるかどうか分かりませんが。

時間が足りなくなるのでハードルドリルをやってから一歩ハードルへ。ほとんど初めてハードルを跳ぶという選手もいたので3年生やhsm先生に見てもらいながら、ミニフレキで跳ぶイメージ作りをしました。本当に初めてという感じがあったのでここはかなり大変だったと思います。物を跳ぶという経験をさせてあげるのは本当に必要なことだと思います。走るだけではなく色々な練習を早い段階から取り組むことで可能性が広がるんだろうなと。やはりこういう機会を作ってあげることが必要かなという気がします。

この日やりたかった練習がありました。一歩ハードルから3歩ハードルへの切り替え。リズムを変えながらです。何度かやっていたので問題ないかなと思っていました。うちの選手は、ですが。今回は参加選手が多いのもあって競技レベルの幅が本当に大きかった。そうなるとハードルの距離設定が難しかしくなります。きちんと跳べる選手にとっては狭くてもまだ技術的な課題がある選手は届かなくなります。こうなるとパターンを増やさないといけなくなります。狙いが大きく変わってくる。本当に難しいなと。

今回はホストとして選手が準備するのに手間取った部分もあります。そうなると待ち時間が長くなってしまって練習の流れが滞ります。これは個人的にはかなり嫌なことです。練習の流れを切ってしまうことになるので。少し時間がかかりました。そして跳んでいる様子を見ながら距離設定を変える。こちらも準備不足でしたし、想定しておかなければいけなかったと思います。こういうのは良くない。本当に忙しいというのはあるのですが、言い訳になってしまいます。来てもらった選手に満足して帰ってもらわないといけないのにそれができなかった。個人的には恥ずかしくてもう辞めたいと思うレベルです。偉そうに練習会をやっておいて100点満点のサービスを提供できないのですから。これは本当なダメ。

色々と考えました。去年の中国大会前には複数人で対応して中国大会出場者とそれ以外でメニューを分けたというのを選手が覚えていました。複数人でやらないとできないことですが本当ならこの方がニーズに合った内容を提供できるのだと思います。そうでなければ満足できる練習ができなくなるからです。競技レベルに応じてそれぞれ求めることが違ってきます。

本当に高いレベルだけを求めるのであれば私的にはskyの選手だけで十分かなと思っています。実際県のレベルでいえば女子はskyの選手が全国レベルに近づいています。そこを普段から見ていくことでより高い水準の練習や技術を求めることができます。それだけで良いという気持ちもありますが、今の県のレベルをなんとかしないといけないというのもあります。うちの選手がお手本を見せたり他校の選手に教えたりすることはプラスになると思う部分もあります。

そういう気持ちの揺れ幅が大きい中でやりました。求められるのかどうかわからない部分はあります。選手が満足しないような練習会であればやらない方がマシなのかなという気もしています。どこが正解か分かりませんが。今後のことを考えながらやっていけたらと思います。どこをゴールとするかですね。

複雑。
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恐ろしいほど寒い

2023-11-20 | 陸上競技

土曜日。舎監だったので朝散歩しようかなと思っていましたが雨・・・。そして悲しくなるくらい寒い。天気予報では雨はそこまではなかったはずですが。練習計画を大きく変えるほどではないかなと思っていましたが、とにかく寒い。小雨が降る中で外で走るという気にはなりません。

 

練習は予定通り。ダブルダッチから始めました。暖かければ色々と違ってくると思うのですがピロティで実施するとなるとテンションが上がりません。私は寒すぎてひたすら歩いていました。技なども覚えてもらいたいとは思いますが、止まってみていると寒いので時々声掛けをしながら歩く。終わってからは久々にDM投げのフロントバック真上。2kgで実施しているのでそれなりに飛ぶようになっています。目に見えて分かりやすい部分です。コントロールテストなどを行うと明確になるのかもしれませんが、個人的にはあまり指標にしていないので。真上投げは天井に当たるようになっていれば力がついているのかなという感じです。女子で3kgで実施すると初速が出なくなるのでどうかなというのもあります。これも様子を見ながらかなと。2kgでは軽すぎるという選手も出ているのは確かです。

 

屋外での練習は避けたいなと思っていたので短い距離をピロティ内で。距離が取れない部分もありますし、平たんではないところもあるので可能な限りの練習としました。腰押し、チューブ5歩、スティックスプリントまではできましたが他の部分は距離が足りない。前半マークは数を少なくして実施しました。そのまま室内で股関節周辺の補強を行う。屋外は寒いのでどうしようか悩み続けました。それでも全く走らないというのはどうかなと思う部分もあったので、タータンで10バトン25並走を。基本的にタータンが硬いのでよほどのことがない限り走らないようにしています。この日は寒さもありましたが土の部分は水たまりができているので走れない。どうにもならないので諦めてタータンで。4本走ってこの勢いであれば合流走もできるだろうということで4本行うことに。

 

合流走は普通に走るだけです。20m地点で待っていて60m走る選手が15m地点まで来たらスタートする。そこから競争する練習です。20m地点で待っている選手は「しっかりと加速する」ことで抜かれないようにします。60m走る者はトップスピードに乗った状況でどれだけ維持できるかという練習になります。どちらも「課題」があってそれを克服するための練習です。もちろん、「意図」が分かっていて初めて成立する練習となります。適当に走っても意味がありません。走力差がある場合は距離の調整が必要なのかなというのもあります。が、複数の選手が同じようにやるのでいちいち変えていたらめんどくさい。ある程度の「最大公約数」の距離にマークを置いてでるだけでいいかなと。完全に追いつけないようであれば調整が必要かなと思いますが、この辺りは「ある程度」でいいかなと。

 

寒かった。本当に寒かった。心から寒かった。それでも練習はできます。本当は有酸素系の練習を少し入れたいなと思っていたのですが。あえてやらないという選択をしました。この日は午後も練習をする予定としていたので過剰な負荷は避けたいなと思っていました。足りなくなる可能性はありますが。「腹八分目」というよりも「お腹が空いている」という状況なのかもしれません。正しいかどうか。今は焦る時期ではないと思っています。量を追うというのではなく基本的なことに時間を置きながらやるだけでいいかなと。

 

寒さの中でした。この日、中国駅伝に参加する女子のチームが学校で練習していました。地区代表として都大路がかかっている状況でした。ピロティも使ってもらいました。お互い様なところもあります。最近は「やれることをやる」というスタンスに代わっています。練習が計画通りいかないというストレスを考えると「できないから別のことで」と考えるほうが気持ちが楽です。感謝の言葉を頂きましたが、それほど大きなことをしているわけではありません。できるだけ穏やかな気持ちを持ち続けながら活動したいなと思っています。

 

それがどこまでできるかわかりませんが。穏やかに。

 

 

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雨予報の中で

2023-11-20 | 陸上競技

金曜日。この日もバタバタ。どうなのかなというのもあります。大金を振り込みに行く必要もあったので。授業でもそのあたりの話をしました。「許される」のかどうかをきちんと考えないといけないと思っています。高校生は「学校」の中での価値観で活動します。それも以前と比べると全く違う感覚になっていると思いますが。それでも「自分が中心」ではないというのは重要なことだと思っています。「不易」と「流行」ですね。

 

練習に関しては「雨予報」だったので室内やピロティで練習ができるようにしました。元々それほど走る予定はなかったので問題はないのですが。こう考えると「移行期」とはいえ、明らかに他の学校よりも走っていない気がします。それがどのような成果になるのか。今は慌てる時期ではないと思っています。やるべきことを丁寧にやる。数週間だけでも「基礎的なこと」をしっかりやれば色々なことが変わっていくと思っています。

 

武道場で「連続倒立」をやりました。思っていた以上にできません。こういう部分なのかなと思っています。重心を取るというのが上手くできないので走りにも生かせない。「走ること」「技術的なこと」をやる前の段階がきちんとできるようにならないと「走りにつながらない」のかなと。

 

ピロティで「DM∞」をやりました。見ていると「勢い」が強くなっている選手が複数名います。かなり筋力的に「使える」ようになってきたのかなと。他校の選手と一緒にやるのは難しいなという感じがします。DMの勢いが強くなりすぎてけがをさせてしまう可能性が出てくるからです。それくらい「強い」投げができるようになるといいなと思ってやっています。結局は「身体を使う」ことにつながるからです。どこでもやっている練習だとは思います。それでも「強く投げる」ことにこだわってやっていくことで「効果」は違ってきます。やればいいという話ではないので。

 

台を使った練習をしばらくやりました。「接地」「切り替え」の部分を。スイッチングの練習と通常のドリルと実施。最初のメニューには記載していましたが「スティックもも上げ」に関しては止めました。股関節周辺への負荷が高いなと感じたからです。故障しないためにもある程度セーブしながらやっていく必要があると思っています。

 

走る練習ができないなと思っていたのでせめて「有酸素系」だけでも少しできたらいいなと。グランドが乾いていたので外で「DM往復走」を。ほとんど有酸素系の練習をしていないので「リレー形式」でDMをもって50mを往復することにしました。短距離系であってもそれなりに必要な動きだと思っています。ガンガン走るというのではなく「楽しみながら」できればいいかなと。少しずつスピードが上がっていきました。勝手に。本当は2人1組くらいでできるといいのかなとは思います。この日は3人1組で5往復。500m程度です。

 

またピロティに戻って「シンプル補強」を。本当にシンプルな補強です。プレート補強と軸ドリル、リズムスキップをやってからアジリティ。最後に20mくらいのタイヤ押しです。走れないけど足に負荷をかけたい。競争形式でやりました。もっと早く押せたらいいなと思いますね。ウエイト的な練習をするのではなく「原始的な練習」でいいと思っています。道具を使う場面では使いますし、それ以外は「昔ながら」のような練習でもいいかなと。それがどれだけ求められるか分かりませんが。できるだけのことをやります。

 

この日は舎監でした。本当に寒くて・・・。かなり厚着をしました。秋はどこに行ったのか?夏と冬しかない気がしています。健康に悪い。気を付けないといけません。

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遠い記憶になりつつありますが・・・

2023-11-20 | 陸上競技

バタバタ。どうなんでしょうか。これで本当にいいのか分かりませんね。

 

木曜日のことを。前にも書きましたが、木曜日は気分転換も含めて「ダンス教室」をすることにしています。20分程度。この時間は選手に任せて自由にさせています。以前のようにガツガツやるのは嫌だなというのもあって。月曜日の内容にも書いたかもしれませんが、「自分に返ってくる」だけだと思っています。昔ながらの「部活動」という雰囲気はもういいなと。人間は「経験則」で活動することが多くなります。自分の成功体験が「正しい」という考え方。多分、これまでの私もそうだったと思います。

 

数年前から思うことがあって完全にスタンスが変わっています。元々「やりたい」と思って入ってきているというのが「部活動」の前提だったと思います。それが「やりたくない」のに入ってくるという理解しがたい状況が複数年続いていました。そのなかで「やらせる」ことで様々なストレスを感じるようになりました。私学で「競技をやる」と思って入ってくる状況とは異なるので「なにがなんでもやってやる」という雰囲気になりがたいと思っています。県内の状況を考えても「楽しくやる」のが中心となり「競技」としての「陸上競技」とは離れていく傾向が強くなっています。その中で「がむしゃら」になって「俺についてこい」みたいな時代ではなくなったのかなと。それが正しいかどうかは分かりませんが。

 

そう考えると「気分転換」も必要になると思っています。毎日毎日練習をしようというのではなくてもいいのかなと。それ以外の日にきちんとした練習をしておいて休めるときには休む。充実した時間を過ごせればいい。そう考えています。もちろん、やる時には練習をさせますが。

 

20分程度のダンスの後は「体つくり運動」としてバスケットボールを使って遊ぶ。武道場でやっているのでドリブルとかはできません。ボールを使ってその場であれこれやるという感じでしょうか。ボール回しをしたり、馬跳びとボール投げを組み合わせたり。本当に遊んでいる感じです。正直、この手の運動が「効果が高い」かどうかはわかりません。この運動をしたら「競技力が上がる」という保証も確証もないからです。それでも「意味がある」と感じながらやるだけです(笑)。どこにも正解はないのだから。

 

ある程度の時間身体を動かして終了。私は「面接練習をしてほしい」という要望があったのでそれに対応。2時間近くやったでしょうか。経済系の学部を受けるということだったのでその基礎の話を。「起業したい」という話はよく聞きます。が、何も考えずに「起業」というのはできません。ある生徒は「自分のブランドを作りたい」と言っていましたが、いやいや「誰が買うの?」という話です。そのあたりの基礎的なことも含めて話をしていきます。商業系の生徒ではなく普通科の生徒であればそのあたりの知識が不足します。面接で話をするために材料も必要になります。

 

色々と思うことがあります。仕方ないなと思う部分も。しんどいですが。

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少し走る

2023-11-18 | 陸上競技

水曜日。とにかくあれこれやっています。本当にこんな生活でいいのかどうか疑問。

 

水曜日の練習に関しては前の週と同じようなメニューにしようと考えていました。1回やって終わりの練習というのはありません。何度か繰り返す中で「感覚づくり」ができると思っています。ここは大きな課題かなと。

 

アップで「ダブルダッチ」をやりました。2年生が体育の「体つくり運動」でやっているというのもあって。私自身は前任校で「アップ」の代わりにやっていました。タイミングだったり体の動かし方であったりというのが身に付くのかなと。運動能力云々ではなく「慣れ」というのもあると思いますが。やっていく中で「できるようになる」というのは必要な要素。「速くなる」というのは分かりにくいけど、「できるようになる」というのは目に見えて分かります。男子が「ウエイト」が好きなのは「筋肉」が肥大してきたのが実感できるからだと思っています。「やった」ことが「成果」に結びつきやすい、分かりやすいというのが大きい。

 

アジリティ系もやってから通常通りの練習へ。スプリント練習を実施。他の部分を少し削りながらになりますが、やはり「必要なこと」を入れていきたい。水曜日は「スプリント練習」をやって10バトン、25並走で前半の走りを終わるようにしています。それ以外のこともやりたいので。できるだけコミュニケーションを取りながらやりたいと思っています。が、いつものことですが「必要とされているのか」に関しては真剣に考えさせられます。どれだけ「信頼」されているのかは分かりません。その中でどうやっていくのか。


相変わらずのメニューになりますが股関節周りの補強をやってからシャフトトレーニング。マンネリしないような工夫はしたいなと思っていますが、やらないといけないことは変わらないと考えています。飽きてしまう可能性もありますが「外したくない部分」はあります。今は「幕の内弁当」のようなイメージで考えています。バランス良く腹八分目でやり続けること。そのためには溜め込み過ぎないようにしたい。どこかに特化してそこだけをやるというのではなくです。


そう考えると「速く動く」という部分が増え過ぎている気はします。毎日やるというのは負担が大きくなるかなと。これは週3回くらいにしておこうかな。選手からの意見も聞きながらになりますが、あまり重視する部分を増やしすぎるとオーバードーズではないですが、副反応が大きくなり過ぎる気がします。それにより股関節周辺を痛めてしまったら意味がなくなるので。バランス重視したいのに偏る。それは避けたい。


少しだけタイヤ押しをやってから先週と同じようにタイヤを使った練習を。前回の反省を活かしてメニューの時点でタイヤ足の距離は8mに変更しました。さらに走練習ではDM走を入れる。まだまだ模索している部分もあります。きちんとメニューを作っているつもりですが細かい部分がまだできていない。毎日メニューを作るというのはなかなかの大変な作業です。本当は決まったメニューをやる方がスムーズになると思うのですが。それでも状況を見ながら判断する必要がある。ある程度作ってはいますが、そこから変更も必要になってきます。


前回は股関節周りが筋肉痛だったというのもありました。今週は2日練習をして3日目。疲労度もあるでしょう。元々この期間に詰めて練習する気はありませんでした。様子を見ながら増減させていければなという感じで。動きの質は上がっていると思います。徹底的に1週間強の時間を使ってやっていますから。とはいえ、一気に動きが変わるというのはありません。定着させるためには時間が必要です。走りの方が良くなったとしてもそれは一時的なものだと考えています。やらなくなったらすぐ元に戻る。そうならないように時間をかけたい。それができるのが冬季練習ですから。


やれることを続けていきたいなとは思っています。それがどこまでできるかの話だと思っています。しっかりと時間をかけていけたらと思います。

 

 

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専門練習をする

2023-11-17 | 陸上競技

火曜日。この日も朝も昼も面接練習。ほかの時間にも面接練習。

 

午後の練習に関しては様子見かなと思っていました。自分たちがどのようにするかですから。特別話をすることもなく練習を開始。この日から男子も冬季練習に入るとのことでした。全体で話があってから分かれてそれぞれがやるということで。

 

練習に関しては武道場でブリッジ系から。身体を巧みに動かすという視点で。これがどのように競技力に繋がるのかは分かりません。目に見えて出てくるというわけではありませんから。時間があるときに「体つくり運動」についても調べるようにしています。負荷をかけるというだけではなく「どのように動くか」というのが重要だと思っています。走るという動作の「精度」をあげるために何をするか。必要以上の動きはそれを習得するために時間がかかってしまいます。難しくなく体を動かせるかどうかだと思っています。

 

DM∞、DM投げwith台、台ドロップをやってからスプリント練習。この日の前半部分はここまで。たくさん走る気はありません。動きの習得のためにある程度のことを継続的にやっていければいいかなと思っているので。今は「練習量」に頼りたくないなと思っています。ウエイトとしたり走る量を増やすと強くなるのかもしれません。これは「エゴ」なのかもしれませんが、本当の意味での「陸上競技」に触れながらやると面白いかなと思っています。「能力」だけではない。「量」に頼った練習で強くなったとしたら次はもっと「量」を増やさないといけない状態が生まれる。どのように体を動かしていくのか。走るために必要な「知識」や「技術」を習得しながらやっていくほうが最終的に強くなれるのではないか。探求するという姿勢があるかどうかだと思ってはいます。もちろん、「結果を出す」ことをだけを求めるのであれば手っ取り早い方法をとるのが正解なのかもしれません。

 

股関節周辺の補強を入れてから専門練習へ。スプリント系の選手が一人だけになるならハードルを跳ばせようと思っていたのですが、複数名になったので予定通り「加速段階」の練習を。スプリント系の選手にとってはこの部分は大きいと思います。中間の動きに関しては色々といわれる部分がありますが。加速段階のことはそれほどいわれません。この局面がきちんとできなければ最終的に中間疾走に繋がらないと思っています。時間をかけて「加速する」ことに関しての動きを身に付けさせたいと思っています。

 

ハードルに関しては先日のハードル練習会でできなかった内容を。一歩ハードルなどを行ってからハードルインターバルを詰めての3歩ハードル。ハードル間を7.5mで行いました。詰めすぎかもしれませんが。この冬ではヨンパの選手であったも100mHの練習をさせようと思っています。100mHの高さでハードルを越える練習を増やす予定です。結局、スプリントとハードリングどちらもやっていく必要がある。ヨンパのハードルは低いのでそこまで技術が求められないかもしれません。しかし、本当に戦おうと思ったら今のロスをどれだけ減らせるかにかかってくると思っています。そうであれば100mHがきちんとできるようになっておく必要があるかなと。将来的に大学で競技をやりたいという選手が出てきたときに、最低限の技術を習得させておくことは重要ですから。

 

7.5mのインターバル。土の上ですから8mより少し短い間隔かなと思います。そうなると刻み切れない選手も出てきます。それでも「速く動く」ということを求めます。身長がある選手がこのインターバルでは詰まってしまう。当然の話です。それでも「刻む」感覚を身に付けることで様々な状況に対応できるようになると思っています。最後の1本は1足長伸ばしました。もともと100mHを専門にやっている選手はそれでも詰まります。当然ですね。スプリントをあげていくためにこの手の練習は必要かなと。ヨンパの選手もそれなりに。この距離で間延びするようであればレースでは走れません。来シーズン100mHに出ても中国大会に進めるくらいでなければ上のレベルで戦うことはできないと思います。実際にきちんと走れば15秒前半くらいでは走るようになると思います。14秒前半まで行けばそちらで戦うことも視野に入れないといけないかもしれません。最低限の水準まで上げていくことで本当の勝負に備えたいなと。

 

こういう練習をしっかりと

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