ついに今年も終わりそうです。この一年は私の人生の中で本当に大きな一年間だったと思います。本当はめちゃくちゃ時間をかけて振り返りたいのですがそんなに時間はありません(笑)。ちょっとだけ。
私が指導を始めてからずっと目標にしてきた「リレーでのインターハイ出場」を果たすことができました。これがやはり一番大きなことだったと思います。うちのような普通のチームがリレーでインターハイを狙うというのは周りから見ると「無理に決まっているだろう」と言われるでしょう。4人しかいなかった女子がその4人で遠い目標であったインターハイを勝ち取る。中学時代の実績から考えれば到底想像出来ない話だと思います。それでも達成できた。これは全て小さなエースの存在のおかげです。この子がいなけれは100%インターハイはなかったと思います。
一年前、本当にリレーでインターハイを狙う気があるのかというのが私の中の大きな疑問でした。結局本当に目指しているのは小さなエースだけだと感じていたからです。温度差が激しい。今の二年生、全くもって自主性や主体性がなく小さなエースにおんぶに抱っこ。全ての面で人の後ろについていくだけでした。何度か激怒して小さなエースも怒る。それでも変わり切れませんでした。それぞれの想いがあったと思いますが「真剣にインターハイを視野に入れている」のは小さなエースだけだったかもしれません。
紆余曲折ありなんとかたどり着いたインターハイ。更には中国大会決勝、100mと200mで二人が並んで立っている。この姿を見ることができたのは指導者冥利に尽きます。更には国体で同じ学校のメンバーが1走と2走でバトンをつなぐ。誇らしい気持ちでした。ここに来るまでに本当に多くのことを学びました。指導者としてかなり成長できたと思います。技術的にも指導スタイルとしてもかなり成長できたと自負しています。この子達と一緒に競技が出来たことでこちらが学ばせてもらったという感じです。我慢も覚えましたし(笑)。
この場を借りて多くの人にお礼を言いたいところ思っています。特に競技面、選手との関わりの部分の面で支えてもらい指導をしてもらった師匠の存在は私の中で本当に大きいと思います。この方がいたからこそ普通のチームを指導している私のような指導者がここまで来ることができたと思っています。更には県内の多くの指導者から「期待しているよ」と声をかけてもらい気にかけてもらいました。同年代の指導者はインターハイが決まった瞬間に自分の事のように喜んでくれました。師匠と仲間たちのおかげで前に進んで来ることができたと思っています。皆さんとの出会いがなければ私は何も出来なかったと思います。ありがとうございました。
また、県外の指導者にも大変お世話になりました。冬には東京へ、春には宮崎へ。ここで学んだことは選手に大きくプラスになったと思います。特に宮崎へ行ってからチームは大きく変わりました。私自身も。他県から来た無名の指導者に対して真剣に話をしてくださいました。私の取り組みを変える大きなきっかけになりました。優れた指導者とは奢らず高飛車にならず、人間的に優れた人物なんだと感じました。大きな転換期だったと思います。心から感謝します。
そして選手を影となり日向となり温かく見守ってくださった保護者。この存在が本人たちの支えになっていたのは間違いない事実です。物心共に支えてくださったからここまで来ることができた。子どもは一人では育ちません。一番近くで保護者が支えてくださるからこそ、やりたいことができるのです。学校では出せないストレスを家庭で出していたに違いありません。それを受け止め選手を支援してくださった保護者がいたから私自身の目標も達成できたのだと思います。本当にありがとうございました。
そしてこれまでうちのチームを作って来てくれた卒業生。この子達がいたから今があります。現役選手達だけでインターハイには届きませんでした。私とともに苦楽を共にしてくれた卒業生がいてくれたから目標に届くことができた。この子達と歩んできた競技に対する取り組みがなければうちが全国に進むことはなかった。選手が努力をしてくれたのももちろんあるのですが、そこまでの流れを作ってくれた卒業生がいたからです。4年前、マイルで7位となり息が止まる位泣き続けたあの日。あの日があったから今の私がいます。あの日の悔しさは晴らすことはできません。それでも同じ鳥取で雪辱を果たすことが出来た。それを自分のことのように喜んでくれた卒業生。私の誇りです。あなた達の指導が出来たことを本当に誇りに思います。
最後に選手。やはり厳しい指導の中で様々なことを乗り越えてくれたこの子達の存在がなければ届きませんでした。特に中心となった3年生2人。普通のチームから大きく伸びてくれました。県総体の時、周りに気を使いながらチームを支えてくれた小さなエース。レース前に「どんなことがあっても絶対に抜く」と言い切ってそれを実現してくれた大きなエース。勝ってみんなが集まった時、普段涙を見せない小さなエースが人目をはばからず大粒の涙を見せた。そこにどれだけの「想い」があったか。中国大会でこの2人が「絶対に何とかしてくれる」という大きな存在感を示してくれた。だからこそ届いたインターハイ。この子達に出逢えて一緒に目標を目指せたことは幸せでした。言葉では上手く表現出来ませんが本当に感謝の言葉しかありません。
多くの人がこんな私を支援してくださり、支えてくださる。本当にありがたいことです。どのような形で恩返しができるか分かりませんが時間をかけて感謝の気持ちを伝えていきたいと思います。このようなことをblogに書いておくというのはどうなのかという話ですが、今年最後の日にどうしても感謝を伝えたかったので。すみません。
来年、もっともっと私自身成長していきたいと思います。このような私ですが叱咤激励を受けながら進んでいきたいと思います。来年もよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。感謝。
私が指導を始めてからずっと目標にしてきた「リレーでのインターハイ出場」を果たすことができました。これがやはり一番大きなことだったと思います。うちのような普通のチームがリレーでインターハイを狙うというのは周りから見ると「無理に決まっているだろう」と言われるでしょう。4人しかいなかった女子がその4人で遠い目標であったインターハイを勝ち取る。中学時代の実績から考えれば到底想像出来ない話だと思います。それでも達成できた。これは全て小さなエースの存在のおかげです。この子がいなけれは100%インターハイはなかったと思います。
一年前、本当にリレーでインターハイを狙う気があるのかというのが私の中の大きな疑問でした。結局本当に目指しているのは小さなエースだけだと感じていたからです。温度差が激しい。今の二年生、全くもって自主性や主体性がなく小さなエースにおんぶに抱っこ。全ての面で人の後ろについていくだけでした。何度か激怒して小さなエースも怒る。それでも変わり切れませんでした。それぞれの想いがあったと思いますが「真剣にインターハイを視野に入れている」のは小さなエースだけだったかもしれません。
紆余曲折ありなんとかたどり着いたインターハイ。更には中国大会決勝、100mと200mで二人が並んで立っている。この姿を見ることができたのは指導者冥利に尽きます。更には国体で同じ学校のメンバーが1走と2走でバトンをつなぐ。誇らしい気持ちでした。ここに来るまでに本当に多くのことを学びました。指導者としてかなり成長できたと思います。技術的にも指導スタイルとしてもかなり成長できたと自負しています。この子達と一緒に競技が出来たことでこちらが学ばせてもらったという感じです。我慢も覚えましたし(笑)。
この場を借りて多くの人にお礼を言いたいところ思っています。特に競技面、選手との関わりの部分の面で支えてもらい指導をしてもらった師匠の存在は私の中で本当に大きいと思います。この方がいたからこそ普通のチームを指導している私のような指導者がここまで来ることができたと思っています。更には県内の多くの指導者から「期待しているよ」と声をかけてもらい気にかけてもらいました。同年代の指導者はインターハイが決まった瞬間に自分の事のように喜んでくれました。師匠と仲間たちのおかげで前に進んで来ることができたと思っています。皆さんとの出会いがなければ私は何も出来なかったと思います。ありがとうございました。
また、県外の指導者にも大変お世話になりました。冬には東京へ、春には宮崎へ。ここで学んだことは選手に大きくプラスになったと思います。特に宮崎へ行ってからチームは大きく変わりました。私自身も。他県から来た無名の指導者に対して真剣に話をしてくださいました。私の取り組みを変える大きなきっかけになりました。優れた指導者とは奢らず高飛車にならず、人間的に優れた人物なんだと感じました。大きな転換期だったと思います。心から感謝します。
そして選手を影となり日向となり温かく見守ってくださった保護者。この存在が本人たちの支えになっていたのは間違いない事実です。物心共に支えてくださったからここまで来ることができた。子どもは一人では育ちません。一番近くで保護者が支えてくださるからこそ、やりたいことができるのです。学校では出せないストレスを家庭で出していたに違いありません。それを受け止め選手を支援してくださった保護者がいたから私自身の目標も達成できたのだと思います。本当にありがとうございました。
そしてこれまでうちのチームを作って来てくれた卒業生。この子達がいたから今があります。現役選手達だけでインターハイには届きませんでした。私とともに苦楽を共にしてくれた卒業生がいてくれたから目標に届くことができた。この子達と歩んできた競技に対する取り組みがなければうちが全国に進むことはなかった。選手が努力をしてくれたのももちろんあるのですが、そこまでの流れを作ってくれた卒業生がいたからです。4年前、マイルで7位となり息が止まる位泣き続けたあの日。あの日があったから今の私がいます。あの日の悔しさは晴らすことはできません。それでも同じ鳥取で雪辱を果たすことが出来た。それを自分のことのように喜んでくれた卒業生。私の誇りです。あなた達の指導が出来たことを本当に誇りに思います。
最後に選手。やはり厳しい指導の中で様々なことを乗り越えてくれたこの子達の存在がなければ届きませんでした。特に中心となった3年生2人。普通のチームから大きく伸びてくれました。県総体の時、周りに気を使いながらチームを支えてくれた小さなエース。レース前に「どんなことがあっても絶対に抜く」と言い切ってそれを実現してくれた大きなエース。勝ってみんなが集まった時、普段涙を見せない小さなエースが人目をはばからず大粒の涙を見せた。そこにどれだけの「想い」があったか。中国大会でこの2人が「絶対に何とかしてくれる」という大きな存在感を示してくれた。だからこそ届いたインターハイ。この子達に出逢えて一緒に目標を目指せたことは幸せでした。言葉では上手く表現出来ませんが本当に感謝の言葉しかありません。
多くの人がこんな私を支援してくださり、支えてくださる。本当にありがたいことです。どのような形で恩返しができるか分かりませんが時間をかけて感謝の気持ちを伝えていきたいと思います。このようなことをblogに書いておくというのはどうなのかという話ですが、今年最後の日にどうしても感謝を伝えたかったので。すみません。
来年、もっともっと私自身成長していきたいと思います。このような私ですが叱咤激励を受けながら進んでいきたいと思います。来年もよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。感謝。