kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

身体のコントロールと走練習と

2023-09-30 | 陸上競技

月曜日。この日は学校での練習を予定していました。が、会議があったため練習に関しては一切見ることができませんでした。舎監でしたが夕食もほぼ食べられない。うーん。

 

練習自体は武道場を少し使わせてもらうことにしました。柔道部の許可を得て。畳の上で身体をコントロールする練習です。これまでやりたかったけど手が痛くなるというのもあって止めていました。しかし、大きな筋群を鍛えるだけではなく自分の身体を上手く使うためにどうするかを考えてく必要があります。前任校では軍手をしながら土の上でやったり、廊下でやっていたような練習を継続的にやる。そのためには武道場を使わせてもらうことがいいなと。思った以上に時間がかかったようでした。先を見越して動けるようになるというのも必要だと思います。定期的にやっていこうと思っています。今だけではなくもっと先を見て。

 

ドリル系を少なめにしていました。身体づくりと走練習の連動。ここをどうするか。来年のIHに向けて同準備するかだと思っています。「何となくやる」というのは好きではありません。練習量を増やすというのも避けたいと思っています。何をやるかだと思っていますが、走練習と補強をうまく組み合わせていきたいなと。スプリント練習とバトンの並走までは実施。合わせはやらず。そこからスパイクを脱いで補強系を入れる。で、専門練習。短距離は「タイヤ押し」とマーク5歩。そこからスタートの確認。ハードルは5歩ハードルと7歩ハードル。とはいっても全く見ていないのでどのような感じだったのかもわかりません。難しいですね。

 

火曜日。競技場練習。そして面接練習と翌日の体験入学の準備。どうも「偏り」がある気がしています。これでは「仕事が大好き」な人みたいになっています。「陸上競技」がすべてだとは思っていません。が、「仕事」が全てだとも思っていません。結構真面目にやっていますが、やってもやっても「増えている」気がします。ここの対する憤りは半端ありません。私はすぐに口にしますが、それだけではこの「理不尽さ」は消化しきれない部分があります。「平等」ではないというのは分かっています。が、あまりにも「偏り」がないか。他の部分もそうですが「やりたくない」と言ってもいいんじゃないかと自分の中で思う部分があります。

 

一つどうしても納得できないことがあって。良い大人ですから喧嘩するほどのことはしません。しかし、「理不尽」であったり「不利益」になる部分に関しては納得できません。私自身がというのもありますが、生徒が我慢を強いられるのは違うかなと。最も効率的に効果的なことをやるというのは重要だと思っています。自分自身の「エゴ」や「承認欲求」のために何かをするというのは私は考えられません。とはいえ、そのスタンスでやっている人もいる。それはどの社会にもあることだと思っています。こういう性格だから「嫌われる」ことも多いと思います。しかし、「本当に必要なこと」は示さないといけないと思っています。「言いにくいから言わない」というのが「美学」なのかもしれませんが、それにより我慢を強いられる人が複数いるというのはよくないことではないか。

 

競技場での練習。私が到着した時にはバトン練習に入る直前でした。中国新人も4継は県新人と同じメンバーになると思います。12秒44の選手が走れない中でどう戦うのか。0.5秒はタイムが変わってくると思います。それでも「戦う」というのは決まっています。だからバトンを1本にして「チャンスは何度もない」という感覚を持たせたい。1-2走は詰まり気味。これは「はい」という声掛けのタイミングが遅いのが原因だと思います。ここに関しては10バトンや25並走のときに確認をしています。決められた場所よりもいつも渡す場所が流れています。ここに大きな原因があります。

 

「はい」と声掛けをして手が上がってくるまでの「タイムラグ」が当然発生します。その「タイムラグ」がどれくらいなのかを知っておく必要があります。すぐに手が上がる選手もいれば少し遅れる選手もいる。それを「知っておく」のです。10バトンは「加速しながらバトンをもらう」という練習です。声をかけてどこでバトンが渡るのか。10m地点で声掛けをしてどこで渡るのか。それにより次の25並走に繋がっていきます。25m地点でバトンを渡す。そのためには何m手前で声掛けをすればいいか。距離感を確認しながらです。ここは「同時スタート」なので通常のバトンの感じとは違うかもしれません。複合的に「感覚作り」をしていくことで「声掛けのタイミング」が分かってくると思っています。

 

が、なかなかの「鈍さ」です。上達しません。冬は全員がこの手の練習をしておこうと思っています。安定してバトンを渡す、もらうために誰が走っても大丈夫という状況にしておく必要があるからです。走れる選手が少ないというのもありますが。それでも「最大スピード」を出すために何をするのかは重要だと思っています。バトン練習をうまく使いながらやっていこうと思います。まだまだ先は長いなと。

 

そこからは専門。短距離はSDと120m+60m。1年生だけでここはやりました。1人は県新人で優勝していますし国体にも出場します。かなりいい感じで走れるようになっている。後半無駄に力まずに走れるようになれば12秒2~3は出ると思っています。もう少し出ると期待しています。国体で予選通過させてあげたいなと。そのために120mでは少しハンデをつけてスタート。後半力んでしまうところに他の選手がいたら追いかけられるかなと。良い走りができていました。もうひと頑張りです。無理はさせません。量を追うと怪我をしてしまうリスクもあるので。

 

ショートハードルは3台目までの練習をしてから5歩ハードル8台を3本―2本です。8台置くと約100m走ることになります。先日の県新人でインターバルが全く走れていませんでした。2か月ぶりのレースだったというのもありますがあまりにも走れない。後半対策というのもありますが、「しっかりと走る」というのが狙いです。ハードルインターバルでスピードを落とさず走り続ける。ここがどれだけできるか。この日は最後まで我慢して走れていました。失われた2か月間を取り戻すためにはある程度の負荷をかけないといけません。まずまず。

 

ヨンパは7台目まで。若干の向風の中でどう走るか。県新人で体調不良になった選手はやっとある程度の走りができるようになってきました。4台目まで17歩で切り替えて18歩2回、7台目が19歩。ここ最近で言えば一番かなという走りでした。まだ余力がある。最低でも66秒台では走っておきたい。中国大会で65秒で走っていますがまだまだ安定しません。ハードルイングの改善が見られます。エースは「最悪な時期」は脱したかなという感じです。まだまだ本来の走りには程遠いのかなと。色々な負担もあると思います。5台目まで16歩。そこから17歩への切り替え。もう少し走れないといけないですね。エースの活躍がチームに力を与えます。この子の活躍が必要。

 

7台目までを1本だけやってそこから150m×4本。久々です。涼しくなっているのもあるのである程度の負荷はかけられます。段差でスタートしました。二人ともしっかりと走れていたと思います。爆発力はまだまだですがスピード維持ができるようになっている。とにかくこれをレースで出すだけ。400mと400mHを兼ねる部分もあるのである程度の「タフさ」も重要です。乳酸が蓄積する中でどう身体を動かすか。今シーズンの中でどこまでいけるかもあります。しかし、冬季練習で飛躍的な伸びをしてもらいたい。強くそう思っています。

 

ざっくり書いておきます。もう少し思うことはあるのですが。まー書ける範囲で。続けられる範囲で。

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不思議

2023-09-28 | 陸上競技

結構しんどいなと思うことが続いています。何なのか。理不尽だなと思うことも多くあります。私自身は何も変わらないままやっていきたいとな思い続けていますが、きっと色々なことが変わっているのだと思います。

 

数日間、blogを放置していたらまったく理由がわからずアクセスが増えていました。650人くらい(笑)。いつものことながら理由は全く分かりません。もしもこれがユーチューバーなら多少なりとお金が稼げるのかもしれません。何万人とかの登録者数ではないので1円くらいにしかならないかもしれませんが。

 

特に宣伝をするつもりもありませんし、多くの人に見てもらいたいとも思っていません。私自身がどのようなタイプの生き物なのかはある程度親しい人ならわかっているとは思います。別に飾る気もありませんし、人気を集めようという気もありません。閲覧者が増えるというのはある意味「怖いな」と思う部分の方が大きい。言葉尻をとらえられて批判の対象になりやすいですから。「教育公務員」なんて「攻撃対象」に最もなりやすい存在だと思っています。毎日のように「教員の不祥事」がネットニュースに取り上げられる。その中でこうやってblogを書いているという事実が出てくると「どこか切り取って批判してやろう」という部分もあるのだと思います。

 

自分自身の考え方を表に出すというのはいつもながらリスキーではあります。こういう性格ですから飾る気はありませんし。一応大人ですからそれなりに言葉を選びながら書いてはいます。それが正しいかどうかは分かりませんが。元々は「競技のこと」をメインに書いていた気がします。ここ最近は「雑感」みたいな部分が増えています。というか、吐き出さないと我慢できない部分もあるので。何もかもを書くという場所ではないというのは分かっています。だから言葉を選びます。しかしながら「現状」についての憤りを感じる部分はあります。それはストレートに生徒に話します。「おかしい」ことを「おかしい」と言わないのはやはり「おかしい」と思うので。

 

だからこうやってblogの訪問者が急増する理由が分からないのです。何かのきっかけで増えるのか。以前はご当地アイドルのことを書いたらアクセスがめちゃくちゃ増えました(笑)。私がアイドル好きというのではなく、その振り付けをしているのが教え子だったのでそのことを書いただけです。実際にコンサート呼んでもらってみたこともあります(笑)。すごい勢いだなと感じた。もう何年前でしょうか。そういう「特別なこと」があったとしたらアクセスが増える部分があるのかなと。しかし、今回は何もありません。そして「面白いこと」を書いたわけでも何でもないのです。

 

不思議だなと思いますが、相変わらずのペースで書いていきたいなと思っています。訪問者が何を望んでいるのかは分かりません。しかし、そのニーズに応えて内容を変えるというのも違う気がしています。ぼちぼち書き続けるだけです。何が求められるか。このblogを通じて陸上競技の指導者と出会ったこともあります。何年続けているのか分かりませんが。そう思って確認してみたらblogを開設して今日で6667日でした。20年は書いているんでしょうか。万一に書いていた時が懐かしい(笑)。そこまでの時間がないので。

 

まー不思議だなと思いながらも書いておきたいと思います。また200人くらいに戻ると思いますが。気にかけてくださる方々に感謝しながら。

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やりたいことをやろう2

2023-09-26 | 陸上競技

思うことを。久々にまじめにblogを更新した気がします。とにかく・・・ね。自分自身のキャパがあってそれに対して何をするか。すべてをやることはできないと思っています。必要とされるかどうかも含めて。「承認欲求」が全くないとは言いません。しかし、「他者から認められる」という部分にはそれほどの価値を感じていないのも事実です。「やりたいこと」があってそれに対して自分自身が「なにをするのか」ということだけなのかなと。

 

競技について。バトン練習の頻度を増やしていました。これは「渡らない」という部分に対しての「不安」を取り除くためです。1週間に3回は「合わせ」をやっていました。私の中ではこれは普通のことですが。チームによっては「試合が近づいてきたらやる」という感じになるのかもしれません。が、これからは「最大で週2回」くらいにしようと思っています。それも「合わせは1本ずつ」という限定にする。

 

結局、試合の時には「1本で合わせる」必要があります。それに対して練習で「2本ずつ」やっていたら「緊張感」が異なってくる。「やるべきこと」が明確であればそれほど頻度を増やさなくていいのではないか。その代り冬季練習の間も「週2回」で「1回ずつ」は続ける。基本をどのように身に付けておくかだと思っています。こちらが「渡らないかもしれない」という不安を抱えている状況では本当のところでの勝負にはならないと思います。バトンには毎日くらい触れておきたいとは思っています。しかし、「合わせ」に関しては限定的にする。それ以外の時に「準備」はしています。10バトンや25並走の意味が分かれば十分対応できると思っています。そこで作り出した「時間」をほかの練習に回せばいい。だらだらやるのではなくパッとやってパッと終わる感じにしたいなと。

 

それだけではなく「補強」も。「きついから良い練習」ではないと思っています。もちろん、ある程度の負荷をかけないと強化はできません。しかし、もう今の私にとっては「やらせる」というところにエネルギーを使いたくないのです。もちろん、「競技に取り組む姿勢」に関してはひたすら言い続ける必要があると思っています。しかし、「やる気になれない」とか「本気になれない」のであればお互いに「時間の浪費」になります。それは誰も幸せにならない。そうであれば「一定の水準」に対しての指導ができればいいなと。

 

もちろん、「一生懸命にやりたい」と思っていて「やり方がわからない」場合だったり、「自分はやっている」と思っていても本当は「できていない」という場合に関しては「言葉かけ」が必須だと思います。しかし、「そこまでしてやりたくない」というのであればもういいかなと。今の学校では「やりたくないのにやっている」という選手はいないと思います。それだけは大きなことです。しかし、「本気になる」という部分では足りないなと思う部分もあります。それは「自分自身の物差し」で見ているから。私の物差しの「メモリ」とほかの人の「メモリ」は異なるのかもしれません。「中国大会に行きたい」と思ってやるならそれでいいと思います。何度も書いていますが「目指す場所」はどこでもいい。しかし、それに必要なことを「やる」のか「やらない」のかは別問題です。

 

これは前の記事にも書いた気がしますが「補強」に道具を使うの最小限にしたいなと思っています。道具の準備などが時間がかかるからです。前任校では「上半身下半身」をやるのに20分もかかりませんでした。今は準備や片付けも含めると30分くらい要しています。前任校は学校が駅から近いこともありました。16時から練習を始めることができて17時まで3時間近く練習ができていた。しかし、今は早くても16時15分くらいからの練習開始になって19時には必ず終わっておく必要があります。そうなると2時間半くらいの練習になるのかなと。この「30分」というのは大きい。その分練習時間を長くするというのではなく「与えられた時間」を有効に使うことを考えたいと思っています。そうなると「道具の準備・片づけ」に時間がかかってしまう練習は避けるべきだと思っています。本当は2人1組になる補強もやめたいなと思うくらいです。1人がやっている間にもう1人が待っているという状況では「非効率的」になるからです。

 

本当にやりたいことが何か。ここは自分の中で大きなことです。「練習をさせたい」というわけではないのです。「強くなるために必要なこと」をやりたいだけ。そうであれば「既成概念」を打ち破って「本当に意味があること」をやっていく必要があると思っています。それができない限りは「現状維持」しかできない。無理やり間に合わせたIH路線とは異なる。無理がたたってしまう危険性があるからです。自分がやりたいこと。それは「選手がやりたいこと」とイコールではないかもしれません。だから聞きながらやりたいなと。「いやだ」という反応であればこちらもそれに合わせて「やらない」という選択をする。「シャフト補強」のように効果は高いかもしれないが、「精神的な負荷」が大きなものは前向きにできない。そうであれば「代替の練習」を行う。それでいいんじゃないか。

 

誰が何をやりたいのか。私が「陸上競技」を通じて「結果」を出して周囲から「評価」されたいのか。それは違うなと思っています。そこに対する欲求はほぼありません。選手が何をしたいか。それに応じてやる。「強くなりたい」と本気で思うならそれに応じる。「それなりでいい」というのであれば別に私が関わる必要はない。誰がやっても同じ。だからやる必要はない。そういうスタンスでいたいなと思っています。

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やりたいことをやろう

2023-09-24 | 陸上競技

なかなか更新できませんでした。余力がない。これだけは確かです。真面目に進路指導もしています。練習に行くこともしています。さらには体験入学があってそれであれこれやる部分もあります。「そんなのは仕事だから当たり前」といわれるのでしょうが。同じ条件で労働をしていないというのだけは確かです。これって何なのか。別に自分自身が評価されたいと思って何かをしているわけではありません。それでもここまでしんどいというのはちょっと・・・。「部活だけをやりたい」なんてことは言いません。それ以外にもやることはあるから。偏りがなくなるといいなとは思いますが、それはきっと不可能なのだろうなと思っています。

 

練習のことを。久々に前の記事に陸上競技のことを書いた気がします。Nonさんが来てくれて話をして。色々と刺激になることがありました。以前からずっと「やりたいな」と思っていることがあって。それを練習の中にどうやって取り入れるのかというのがあって。「本数を走る」という部分から離れたいなと思っていました。手っ取り早く競技力を上げるのは「走り込み」と「ウエイト」だと思っています。徹底的にウエイトをすれば筋力が上がるのでスプリントも上がると思います。が、それから先のことがない。というか、高校で競技を辞めてしまう選手が大半なのでそれはそれでありなのかなという気もしていますが。「先のこと」を考えるという余地があるのかどうか分かりません。「地道にやって筋力を上げる」というのがいいのか悪いのか。

 

個人的には「無駄な筋力」をつけたくないなと思っています。重りにしかならないからです。特に女子は筋力を上げてやることで必要ない筋肉も一緒についていくのではないかなと思っています。ウエイトをやるにも時間がかかります。これまで「あれこれやる」というのを考えていましたが、Nonさんと話しながらも「必要な筋力をどのようにつけるか」ということに特化していくほうが早いのではないかなと感じました。当たり前の話なのですが。

 

ここ最近、時間もなくて余裕もなくて。本当に競技のことを考えることができていたかと言われると十分だったとはいえない部分があります。本当に競技に特化して活動していた時は24時間、寝ても覚めても「どうするか」を考えていました。年齢を重ね、競技に対する熱量も変化しているのかもしれません。しかし、こうやって「ヒント」をもらうことで自分自身のやり方についても考えることができます。県新人の結果を踏まえ。このままでは「戦うのは不可能」という状況の中でどうするか。これは自分自身が感じている部分なので何ともいえないですが。

 

ずっとやりたいなと思っていたことをやろう、そう思っています。まーこれまでもやっていたのですがより「特化」しながらかなと。何度も書いていますが「予備負荷」をどのようにかけていくかを考えていきたいと思っています。「走るために必要な筋肉」に刺激を与える。それをその後動かす。ある程度走ったらまた同じように「刺激」を与えて走る。単純な話です。これまで自分自身があちこちに行って学んできたことを活かしたいなと思っています。県内であれこれ考えていても無理だなというのもあるので。

 

身体づくりをするためにあれこれ道具を使っていました。これも最小限にしようかなと思っています。道具の準備が面倒なので。その時間を他のことに使ったほうが良い。前任校では準備も片付けも早かったと思います。今は道具が置いてある場所も離れていますし、次への行動がスピーディではない。そのなかで道具を使うトレーニングをしていたらそれだけで時間がかかりすぎます。もったいない。その時間があれば別のことをやればいい。筋力を上げるために様々なことをする必要がありますが、こうなったら「自重」を中心に進んでいく形にしたいなと。アップサーキットをやっていない部分があります。これは復活させるかどうかも含めて考えていきたいと思っています。今の選手は「きついこと」を避ける傾向があります。アップサーキットも「意識の差」によってかける負荷は変わってきます。もちろん、どの練習であってもそれは同じだと思いますが。できるだけ「差」が出ないようにしたい。

 

シャフト補強は効果的だと思っています。しかし、何度も何度も止まってしまいます。それによりやりたい練習ができなくなる。これも「何が何でも」という気迫が足りないのかもしれません。しかし、それを待っていたら結局練習ができなくなるのです。きちんとできる日が来たらシャフト補強を再開すればいい。そうでないのであれば「走るために何が必要か」を取捨選択しながらやるほうが良い。今更ですが。何を捨てるかという話だと思います。

 

自分自身の「常識」を優先していたら本当に取り返しがつかないことになります。とはいえ、厳しい指導をすれば「なんてことを言うんだ」という批判も飛んでくるでしょう。そうであればもうやらないという選択肢もあると思いますしかし、「厳しい」から練習をきちんとやるというのは今の時代の流れに逆らっています。迎合する気はありません。しかしながら、「時代の流れ」があるのは確かです。そこに合わせて自分自身も変えなければいけない。今自分ができることはなにか。本当に「やりたいな」と思うことをやりたい。それは練習の内容に関しても同じです。やはり、何かに合わせるのではなく「必要」と思うことをやりたいなと思っています。自分自身が「効果的」だと思うことを。できるだけ時間も短くしたいなと思っています。最大で2時間半できるといいなという感じで。時間も短くする。足りない分は朝練で補ってもらう。やるかやらないかは任せる。強制的に「強くなるためにやれ」というのは今の私には厳しい。結局「自分自身」のことだから。

 

練習の合間に話していたらある選手が「卒業するまでいてください」と言っていました。来年のことですね。来年学校にいるのかどうかという話だと思います。何度か書いていますが「クラブチーム」だったり「競技指導」だけをしたいという気持ちは強くあります。全てを指導するのではなく「ハードル練習会」のように「特化してやる」というのも私の中では選択肢として存在しています。今は目の前のことだけを考えていきたいなと思ってはいます。

 

漠然と書いています。もう少し詳しく書けたらいいなとは思いますが。久々に体を休めることができました。気持ち的にリフレッシュしているかどうかは別として。ぼちぼちですね。

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卒業生に任せる

2023-09-24 | 陸上競技

またも全くと言っていいほど時間が取れません。それなら書く必要もないのではないかという話もありますが。それでも「記録」だけは取っておきたいなと思っています。意味があるかどうかは別にしてい。

 

火曜日と水曜日。この日っはskyの卒業生が練習に来てくれました。とはいっても、私が直接指導したとかではないのですが。高校、大学と混成種目と400mHで全国入賞を続けていたNonさんが来てくれました。彼女は中学3年の時に山口国体があってその時に100mH で入賞。それ以後国体関係でずっと関わってきました。本当に陸上競技が好きで「ストイック」に競技と向き合います。ほとんどの人は彼女と同じ気持ちで競技に向き合えないと思います。尋常ではない(笑)。何度も選手生命が終わるというケガなどをしていますが、それでもずっと前向きに競技に取り組んでくれています。ある時「9月に戻ってくる」という連絡を受けたので学校に来てもらって選手と一緒にやって盛ることにしていました。そういう意味では私は「外部の人とのつながり」が多いほうかもしれません。krk選手も来てくれますし。こういう部分は大切にしたいなと思っています。

 

火曜日は舎監に加えて面接練習が入っていました。そのため私自身はあまり活動に参加できない。その状況でしたがNonさんに「任せる」という形で練習をお願いしました。県新人が終わって「上手く走れない」選手が大半を占め、また「グランドに立てない」という選手も半分くらいいました。これは私が来る前からずっと続いています。それを打破したい。kd先生からは「お祓いにいく必要がある」とも言われています。そういう状況が「慢性化」しているというのは私的には許容しがたいという感じがあります。そして「怪我をしてしまった」ときの「気持ちのコントロール」をどのようにするか。これは彼女から聞くのが一番だと思っていました。OGというのもありますが「目標とできる人物」ですから。

 

私は不在でしたがNonさんに話をしてもらいました。選手が日誌等に書いている内容をみるとかなり伝わっているようでした。とはいえ、「真似ができるか」というとこれもまた別問題だと思います。どんなしんどいことがあっても前を三期続けることができる選手というのは少ない。手を変え品を変え選手に対して話をしてもらうというのは必要だと思っています「ぬるま湯」から抜け出すためには強い刺激が必要だと思っています。簡単なことではありませんから。この日は話をしてもらって補強や身体のコントロールなどをやってもらいました。貴重な時間だったと思います。

 

引き続き水曜日もNonさんと一緒に練習をさせてもらいました。この日も基本はNonさんに任せることに。長い目で見たときに「変わるためのチャンス」だと感じていました。練習量を増やすというのではなく「どのように練習をするか」だと。こういう場面で現役選手から何かに指導を受けるということはほとんどありません。感覚的なことを現役選手が伝えると高校生は「混乱」を招くことがあります。それまでの「プロセス」と「感覚」が異なるので何段もも飛ばして「やりたいこと」をやるというのは大きなリスクが伴います。我々の話よりも「現役選手」の話のほうが入りやすかったりするでしょうし。それでも今回は「Nonさんに任せる」ことにしました。

 

やりたいことは「同じ」だとしても伝え方やアプローチの仕方が異なる。ここは重要だと思います。色々と話しをしながら実演をしてくれていました。こうなると「任せる」というのでいいかなと。言葉が足りなかったり、普段とは異なることやっているときにはフォローして「意図」を伝えればいいかなと。身体の使い方や股関節強化の必要性など「今求めていること」を伝えてくれました。まーこの部分は「常識」なので逸脱する話にはならないと思いますが。2時間くらいやってもらったでしょうか。私は「見守り隊」として見ていました。それ以上でもそれ以下でもない。せっかく指導してくれているのでその流れを壊すことがないようにしなければいけません。

 

この手の機会を与えていくことは重要だと思っています。本気で「日本一」を目指してやっている人から学ぶことは大きい。どれだけしんどくても必ず声を出して前向きに取り組んでいました。それから比べると高校生は「元気がない」という印象です。元々Nonさんは「追い込む」タイプです。彼女のようにやっていたら到底今のうちの選手はもちません。身体のケアの部分に対しても同様ですが。Nonさんは「すべてを完璧にやろう」とするタイプです。すごいことだと思いますね。やりすぎる部分も往々にしてありますが。ここから選手たちが何を学ぶのか。「別枠」として考えるのか。「本物」としてとらえるのか。ここは大きな違いがあると思います。「本気でやる」選手の姿は自分に置き換えて考えてもらいたいなと思います。

 

Nonさんは「また来たい」と言ってくれていました。私自身が落ち着いたらハードル練習会をやるという旨を伝えると「ぜひ参加したい」とのこと。仕事の融通はきくようなのでタイミングが合えば来てもらいたいなと思っていますこうやって「陸上競技」を通じて様々な出会いがあります。その出会いは「縁」であり、どこかでつながっているのだと思っています。今の自分がどれだけ「部活動」と関わり続けられるのか。明日にでも「辞めている」可能性がありながらも、こういう「つながり」があるから保てているのかなという気もしています。本当にありがたいことです。

 

まとまりませんが。記録しておきます。

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見直し

2023-09-21 | 陸上競技

結局、県新人が終わって得たものは何か。明確なものはありません。収穫といえる部分は何か。課題となる部分は何か。ここは考えていかなければいけないと思っています。

 

まずは高跳びと三段跳びで自己ベストを更新して中国新人の出場権を得たことは大きなことだと思っています。跳躍系の指導は全くと言っていいほどできていません。その代り身体づくりと走練習はある程度やっています。それが競技力に繋がるというのは間違いないと思います。棒高跳びでIHに進んだ時も基本的には「身体づくり」と「走練習」のみ。棒高跳びの専門練習は定期的にgt先生に見てもらっていました。それである程度跳べていたのでもっと専門的にやれば違った結果になっていたかもしれません。とはいえ、「基礎的なこと」は重要だなという認識です。

 

あとは「走練習」が少ない1年生の100m選手が思った以上に長い距離に対応できるという部分。これまでずっと考えていた部分です。当たり前なのですが選手には「タイプ」があります。少ない本数で練習を積んでいくほうが向いている選手と本数を重ねながらやっていく選手。今回の1年生は間違いなく前者です。本数を増やす必要性がない気がします。ここに関しては2年生数人に伝えています。練習の「差別化」をするべきではないか。中学校や高校の「部活動」というカテゴリーでは「メニュー」が存在していてそれを全員でやっていくという流れです。こうなると「合う」「合わない」が出てきます。ある人にとっては「ちょうどいい」練習であってもある人にとっては「多すぎる」練習になる。

 

これまである程度「個別対応」をしていたつもりです。しかし、より細かく見ていく必要がある。そして、その「タイプ」に関してほかの選手も理解しないといけない。出力が高くて練習量が少なくても大丈夫な選手に対して「あの子だけ練習が少ない」という批判的な意見が出やすくなるというのでは意味がなくなります。状況に応じてやっていく。その中で「これがいい」という部分に合わせていく必要があると思っています。批判的に現状を見るのではなく「特性」を周囲が理解しながらやっていく必要がある。

 

同時に100m選手が400mを走る。これは今まであまりやりませんでした。本当にショートスプリント型が多かったというのもあります。しかし、今回1年生が今シーズン初めて走った200mで25秒9で走った。100mでは中盤以降動きが硬くなりスピードが落ちてしまう部分がある。それなのに200mは後半まで持つ。この200mのリラックスした走りの感覚を100mの後半に生かせればもっと記録が出るようになると思います。前半の走りは間違いなく12秒2くらいで走る感覚です。しかし、本当に中盤から止まってしまう。「苦手意識」というよりも「タイミングを合わせる」部分だったり、「力の使い方」が分からなかったりするのだと思っています。それができるようになればいろいろなことが変わってくる。全体がマルチスプリンターになることで少ない人数でも上のレベルで戦っていけるのだと思います。

 

さらにはIH出場選手たちの流れの悪さです。一番の要因は「筋力の低下」ではないかと思っています。冬季練習では「朝練」をやっていました。ハードルのドリルのみという感じですが。股関節周辺の筋力の向上なども含めて「技術的な変化」や「基礎筋力」が重要だと思っていたからです。午後の練習では不足する部分を「朝練をする」ことで補っていました。しかし、中国大会が終わってからはテスト週間に入ったこと、夏休みに入ったことで「ルーティン」としていた「基礎練習」を一切やらなくなっていました。8月末に学校が始まっても体育大会の準備などで「やりたいこと」「やらないといけないこと」ができていません。明らかに「不足」しています。IHが決まったから油断していたとは思いません。しかし、まだ「やるべきこと」が本物になっていなかったというのだけは確かだと思います。毎日やるべき補強的な練習ができない。積み上げてきてやっと走れるようになってきていたのにそれが「やらない」状況になるとあっという間に元に戻ると思っています。

 

IHがあるとそこに向けて走練習が増えてしまいます。これまでやっていたトレーニング的な部分もいつの間にかやらなくなる。暑さもあって「無理はできない」という判断に繋がり「やっておかなければいけない練習」である「身体づくり」「技術練習」の圧倒的な不足を生んでいます。分かっているようで私自身もその部分の徹底ができていなかったというのがあります。「補強をやるように」というのはずっと言い続けてきました。夏休みは1日あります。夕方に補強をすることは可能だと思います。それが実際にどれくらいできたか。陸上競技に賭ける思いがどれだけ行動に移せたか。今考えるともっと明文化して徹底する必要があった気がします。体調不良なども相次ぎ、練習ができないという状況が続きました。「任せる」というのも必要なのかもしれませんが、「自主性」というきれいな言葉にごまかされてはいけない。分かっていたのにいつの間にか雰囲気にのまれていた自分がいたのだと思います。

 

言い方が厳しいかもしれませんが、「覚悟」という部分では足りないと思っています。何かあればすぐに落ち込みますし、「自分が辛い」というのでいっぱいいっぱいになってしまいます。結局、IHに行ったというのは「中国大会で6番以内に入った」時点で終わっていて、すでに「過去のこと」です。前を向いて次にやるべきことに迎えていない気がしています。IHに進んだことで止まっているというのでは「戦える組織」にはなりません。それを忘れていないか。勿体ないなと思いますね。

 

明らかに「足りない」ことが増えている。それは絶対に心に刻んでおかなければいけません。今のままでは来年も戦えない。「戦う」と言いながらもそれを満たす内容ができていない。「本気」で目指しているチームとはこの段階で「差」が広がってしまいます。

 

厳しいことを書いているのかもしれません。「中国大会に行く」というのを目標にするのであればそこまで言いません。それはそれで良いと思っています。全員が「IHで戦う」というのではない。当然の話です。しかし、「IHで戦う」というのを目標として掲げるのであればこの状態では難しいと思っています。県内で戦える可能性があるチームは本当にごく一部だと思っています。その中でどうするのか。

 

もう一度考えてもらいたいなと思います。本当に。

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何が起きるのか分からない

2023-09-20 | 陸上競技

驚くほどバタバタしています。休みであった月曜日は朝から進路指導。総合型選抜で受験する生徒を複数名対応。さすがにハードだなと思っています。家にいる時間というのは本当に「睡眠時間」だけになっている状態。「Quality of Life」はどうなっているのか。疑問を抱えながらですがやるしかないという感じです。

 

県新人のことを。2日目はある程度計算できるかなと思っていました。とはいえ、マイルはどうなるか分からない。インターハイに行ったとはいえ他校が1・2年生チームで4分00秒を出しています。中国大会で3分54秒を出したメンバーのうち2人は走りません(1人は3年生だったので走ることができないのですが)。それを考えながらある程度事前に想定していました。県のレベルがかなり低いので1人が64秒で走れば十分かなと。4分16秒で走ればいいかなと。そのため4人のうち2人は初めてマイルを走る選手を投入。2人のうち1人は1度だけ走ったことがあると思いますが何も準備をしないでのレースでした。実質今回が初めて。

 

今回は最初から200mに出場する選手は「予選は走らせない」と決めていました。200mがあるからです。400mHもありますが、普通に走れば予選が通過できるだろうと思っていたので。ヨンパは普通に走れば上位入賞です。そうであれば余裕を持ってもらって走るくらいでいいかなと。これがあとで大変なことになるのですが・・・。

 

マイル1走は不安もあるので400mで2位に入った選手を。安定して400mを走れる選手がいいかなと。2走は1年生。これは本当に初めて走る状態です。練習を始めて2週間くらいでしょうか。入学当初からほとんど走っていません。それでもこの子に走ってもらわないとレースが成り立たない。3走は100mH の選手。この日は何もレースがないので走ってもらうことに。練習ではそれなりに走っていますからマイルも対応できると思っています。これくらい走れないと上のレベルでは戦えません。それでも「万が一」のことがあったらいけないのでアンカーはエースを配置。酷いことになったらカバーしてもらうためです。レース的には最初から独走状態。何も問題なくでした。4分17秒くらいだったでしょうか。

 

400mHは問題なくいくだろうと思っていました。予選の前に声をかけると一人反応が薄い。これは危険だなと思っていました。かなり暑かったのもあるので体調不良になっているのではないか。ずっと氷嚢で冷やしていましたが・・・。エースは問題なくレースを終えました。タイム的にはかなり悪いですが。もう一人がレースに出ましたが最初から全く走れません。これは最後まで走ってこれるかどうか分からない状態です。最後はほぼ無意識で帰ってきたのではないかと思います。すぐに医務室に連れて行ってもらって保護者に病院にいくことをお願いしました。重度ではないですが熱中症気味でした。こうなるともう走る選手がいません。複数人が走れない状況でしたから。更に今回のマイルでアンカーを任せようと思っていた選手が熱中症によって離脱。

 

決勝に臨むにあたってマイルでインターハイに出場した選手は1人だけという感じになりました。100m選手を初めて決勝に投入する予定でした。どれだけ走れるか未知数。経験している選手がエースだけという状況。1走100m選手、2走エース、3走1年生、4走100mH選手という形で対応するしかないなと。走れる選手が4人しかいない状態での対応です。100m12秒4の選手、400m59秒7の選手を外しての勝負です。通常考えるとこれだけで8~9秒は違ってきます。その中でどうやって勝ちに行くか。厳しい状況ではありましたがやるしかないなと。

 

選手にメンバー変更を伝えていましたが連絡が「走順」についてです。もうすでに400mHが終わった時点でマイル決勝のオーダーが提出されていたようです(笑)。エースが400mHの決勝のアップに行くときに出すと言っていたのですが誰かが気を利かして出したようです。これにより「欠場者」の走順としかメンバー変更ができなくなります。アンカーは65秒かかる1年生に。これはかなりのプレッシャーだったと思います。予選が終わった時点で「よくやった」という感じで話していました。予選のみ走るとずっと言っていましたから。それがいきなり「決勝」を走る。それも「アンカー」という流れ。それでもやるしかないなという感じではありました。

 

400mHではエースが全く切れのない走り。バックストレートが強烈な向かい風。それでも上手く走れていないなと。67秒かかりました。ベストよりも4秒落ち。なかなか調子が上がってきません。練習ではかなり走れるときがあります。が、試合になると力が出せない。これは本人も面白くないと思います。何が足りないかも含めて冷静に判断しないといけないなという感じでした。それでもエースが走るしかない。2日間で100m×2本、400m×6本というハードスケジュールではあります。それでもやるしかないのだと思っています。「出場しない」という選択肢もあったと思います。それでも「勝ちたい」というので出場。正直、かなり厳しいなというのはありました。選手がどうしたいか。ここはこれから先を見据える中で重要なことだと思います。

 

決勝は逃げました。1走が100m選手。ほとんど走っていませんが200mで25秒9で優勝していました。初めて走るマイルでしたがよく走ってくれました。さすがに最後は力尽きていましたが59秒くらいでバトンを運んできたでしょうか。2走はエース。調子が上がり切らない中で走っています。単独走になると全く走れませんでしたがこのは我慢して走っていました。59秒くらいだったようです。3走に100mH選手。これも単独走。予選と同じくらいでは走ったでしょうか63秒くらいだったということです。59秒台で走れるのではないかと思っているだけにもうひと頑張りしてほしいところです。それでもこうやってマイルに出ることは今後につながると思っています。

 

アンカーにわたった時点で5~6秒差あったでしょうか。ギリギリ。相手は60秒切るくらいで走る選手です。前半は逃げていましたが最後の直線に入る辺りで勢いが違うなという感じでした。残念ながらラスト50m逆転され2秒差をつけられました。スプリント種目全種目制覇が達成できませんでした。しかし、この状況下で選手はできることをやってくれたと思います。メンバーがいなかったという事実だけではありません。トラブルが重なってその都度対応を迫られることも多かった。「競技だけ」に専念して取り組むことができなかった。ここは申し訳ないなと思いますね。

 

県新人の2週間前の体育大会前後からいろいろなことが起きていました。それに対するストレスも半端なかったと思います。ここをどうするか。マイルは勝ちたかったなとは思いますが現状考えると仕方ないなと。こういう部分をどう乗り越えていくのか。今後どうするのか。しっかりと見極めていきたいと思っています。

 

まだ書きたいことはあるのですが。時間が作れたら書いておきたいと思います。

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スクランブル体制

2023-09-18 | 陸上競技
疲弊しています。本当に。これは本当に大丈夫なのかという感じ。眠りもかなり浅い。寝ている感じがあまりない。これは危険なのかなと思いながら。それでもやることが減る雰囲気もなく。身体を休めることもなく。どうなのかなという感じです。

県新人が終わりました。結果は・・・。どうでしょうか。記録的には全く出せなかったというのが正直なところです。この状態で国体に向けて準備ができるのか。エースの調子が上がってこないというのがあります。中国大会以降思うようなスピードが出せていません。暑さなどの影響もあるのかもしれません。県のレベルが低いのでなんとかなっているという感じです。どうするか。

短距離系の女子で試合に出場できたのは6人。ショートスプリントのエースは体育大会の前日から足が痛くなり色々やってみましたが結局走れませんでした。体育大会の前日にかなり話をしました。体育大会は棄権しようという話にしていましたが、結局リレーを走っていました。本当に大切なことは何か。リレーを1本走ったから痛みが増したとは思いません。しかし、「どこで勝負するか」という話になった時に体育大会のリレーの1本が必要だったかどうか。12秒4で走る選手を欠いてのレースになるというのは大きな痛手でした。

人数はそれほど多くありません。その人数で戦うというのは厳しい部分があります。総合優勝を狙うという気はそれほどありませんでした。しかし、トラック出場が5人だけ(個人種目に出たのは4人だけ)という状況ですから「厳しい」というのを通り越しています。フィールドに出場したのは2人。2年生が高跳びで3位、三段跳で2位に入りました。これは大きなことだと思います。大きな怪我もなくコツコツと練習を積み重ねてきました。それがやっと花開いたかなと。無事これ名馬なり。続けていくことの必要性を強く感じました。

これだけ上手くいかないというのは何か要因があると思っています。練習の見直しなのかどうか。選手の状況を見ながら練習の増減はしてきました。それでも普段の練習から上がってこない感じが強くありました。先日250mを走ったのですがそれはまずまずのタイムかなという印象でした。スタンディングからですが33秒2で走っています。他の選手の34秒くらいで走っていました。通常これで走れれば58秒台くらいは出せるかなと思っていたのですが、実際のレースは1分01秒かかりました。考えられません。レースでここまで力が発揮できない。こうなると「何か」を変えるというレベルではなく全てを変えないといけない感じがあります。4継も49秒6もかかっています。1人メンバーを変えたからといって1秒5以上落ちるというのは考えられません。指導者の力のなさだと思います。

それでもなんとか1日目は100m、400m、100mH、4継とスプリント系の種目は勝つことができました。競技レベルの話もありますが。100mに関しては決勝に残るボーダーのタイムが13秒4くらいでした。少し前の県総体であれば当然ながら予選さえ通過しないレベルです。この状況下で「勝った」ということにどれだけの価値があるのか。もちろん、負けるよりは勝ったほうが良いに決まっています。しかし、この状況では県外の選手と戦うことは不可能だと思います。練習が積めていないとはいえこの結果をどのようにとらえるかだと思っています。

分析することは必要だと思います。選手が・・・という話ではなく、自分自身がどのように考えるかだと思っています。独りよがりのような練習スタイルはしたくないと思っています。必要とされるかどうかです。今の状況であれば他の指導者のほうが上手くいくのかもしれません。それは分かりません。何かを変える必要がある。それはずっと続いています。が、変えきれない。そこをどのようにするか。2日目にはもっと「どん底」だと感じる出来事がありました。歯車がかみ合わないとここまで来るのかという話。

書けたらまた書きます。批判を受けるかもしれませんね。それはそれで受け止めます。こういう時代ですから。考えていること、感じたこと、話をしたことを書くことさえ「不適切」となるのかもしれません。まーそうなったらその時のこと。強くそう思いながらやっていきます。
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ギリギリのところで

2023-09-14 | 陸上競技

思うことを。

 

県新人が近づいてきています。この夏、「練習が積めた」という感覚がありません。体調不良が続いたりする部分もあったのでやりたいことの6割くらいしかできませんでした。1日練習のような合宿的なこともほとんどできていません。それでも「足が痛い」という状況が生まれます。それを考えると「根本的な部分」の見直しが必要かもしれないなと思っています。メリハリのレベルをもっとつける必要がある。競技レベルに応じて1日の負荷を変えていく。これも難しい部分だと思いますが。

 

「個」で見たときに走れるようになってきているなと感じる部分はあります。4継に関してはこれまでのエースが「4番目」という感じさえあります。それはそれでいいことだと思っています。競争が生まれるので。しかし、全員が「万全の状態」で臨めるかどうかという感じはあります。走れれば速いと思います。が、痛みなどがあるので本当に出場させられるのかどうかという問題が。無理はさせたくありません。最悪のことも考えながらリレーを考えています。マイルもIHに出場したメンバーは1人で組むということもあり得る。4継は4人ともかなり走れるようになっていると思いますが、不安要素も大きい。メンバーの変更、走順の変更も視野に入れながらかなと。そこまでしてリレーに出る必要があるのかという話もありますが。

 

「きちんとできる」のであればベストメンバーで組みたいと思います。それが難しければ「中国新人に出場する」ためのレースを考えなければいけません。高校生にとって「県新人」は大きな意味があると思います。先を考えると「負けてもいい」と考える部分もありますが、来年のことを考えると「次につながるレース」をしていかなければいけない。「走ればいい」というものではありません。支部新人とは位置づけが違います。

 

少ない人数の中で「戦うこと」を考える。本当に「ギリギリ」のところだと思っています。何人かは国体の候補選手にもなっています。そこで戦うためには今回の「県新人」である程度の結果を出しておく必要があります。「勝った」という事実ではなく「きちんと戦う」ための準備が必要だからです。そうなると「リレー」の負担も出てくるかもしれない。それでも「先のこと」を考えるのであればやっていく必要があります。

・・・。と、ここまで書いてあまりの多忙ぶりに止まっていました。これって本当に大丈夫なんですかね?!あまりにもやることが集中していないか?そこに対して「従順であれ」といわれても従う気にもなりません。かなり頭にくることもあります。いや、本当に。

 

こう書いている中で疲労が抜けて少し身体が動くようになってきていました。そして出場が困難かなという選手も出てきました。一時的なことだけを考えないようにしたいと思っています。長い目で見た時にどうするか。勝てるか勝てないかだけではないと思っています。それよりももっともっと大切なことがある。常にギリギリのところでやっています。私自身もかなりギリギリのところでやっています。保てるんですかね?3年生の担任をしています。慕われるほどの人望もないでしょう。それはそれでいいと思っています。何度も書いていますが生徒に好かれるために何かをしているわけではないので。「ダメなものはダメ」というのを伝えるのは必須だと思います。生徒に迎合して何かをするというのであれば今の仕事の価値はないと思います。友達感覚でやる気にはなりません。だからと言って理不尽な話にならないようにしたいなとは思っています。「○○ハラ」と叩かれる部分も出てくるでしょうから。

 

競技のことはそれなりに書きたいなと思っています。が、本当にそれどころではありません。志望動機の添削などの依頼が来ます。当然やりますが。しかし、「義務」と「権利」があると思っています。自分のやりたいことだけ、必要なことだけを求める。が、自分自身は何もやらない。それってありなのか?時代が変わってきているといっても「不易」の部分があります。これを認めてしまったら大変なことになる。それが許されるなら「私はやらない」と宣言するつもりでいます。冗談じゃない。何でもかんでも開けて通すことが許されるのであれば「教育活動」ではないですから。

 

まとまりません。何を書いているのか怪しい部分もあります。また書きたいなとは思います。

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どのように戦うか

2023-09-12 | 陸上競技

思うことを。

 

本当にバタバタして時間的な余裕がありません。どうなのか。変更などが入って1週間に4回舎監(笑)。これはどうなのか。眠れるような眠れないような感じです。思いのほか疲れが抜けないという現状の中で活動しています。木曜日が体育大会で金曜日が平常授業という「気持ちの切り替え」が難しい中での学校生活です。就職試験があるのできちんと切り替えていかないと大変なことになります。商業と普通科が併設されているというのは難しい部分があるなと思います。それでもやるしかないなというところですが。

 

練習はある程度続けています。前の記事にも書きましたが「疲れを抜きながら」という感じです。とはいえ、負荷をかけないというのもこの時期はできません。いつもの夏の終わりよりも負荷が軽くなっていると思います。暑さもあるので仕方ない部分かなと。貯金を使い果たしているかもしれないという怖さもありますが、ある程度できている部分もあります。こうなると「現状を把握しながら」というところです。

 

本当は365日、練習で最大負荷がかけられるといいのだと思います。毎日高いスピードが出せて質の高い練習ができる。それは今の状況を考えると難しい。この時期にはこの練習をしておきたいというのは常にありますが、やはり状況によって微調整が必要です。少し休ませながらというのも必要かもしれません。「やりたいこと」を全て詰め込むと間違いなくオーバーワークになります。今の練習時間などを考えると「膝締め」などができない。本当はやる必要があると思います。去年の夏はずっと「膝締め」でした。それが上手くかみ合わない部分もありました。動きがなかなか変わらない。そうであれば「別のアプローチ」でやっていくことが必要かなと。

 

ドリル系を減らしながら「走りながらやっていく」というのが増えています。その分、接地の場所がずれてしまうというリスクもあります。ずれたまま何本も走ると故障の原因になる。だから遠回りだとしてもやっていく必要がある。分かっています。生徒は「結果を出したい」と思う部分があります。1年後の結果よりも今の段階での結果が欲しい。そうなるとうまくかみ合わなくなります。ここも本当に難しい部分だなと思っています。

 

状況に応じて「戦い方」は変えないといけない。それでもどうやって今の状況にアジャストさせるのか。ここも難しいなと思っています。パーソナルトレーナーのほうがやりやすいなとも思っています。それはなかなかできませんが。ニーズもないでしょうし。もう少しメジャーになっていれば引く手あまたになっていたのかもしれません(笑)。ならないですが。本気で「指導をする」というのがどれだけのことなのか。今の私が比べるのは周囲ではなく「本気でやっている」人たちだと思っています。それがどれだけ続けられるか。どれだけ保てるかは分かりませんが。私自身が「戦う」という気持ちを持ち続けなければいけない。もっといえば「戦いたい」と思っている選手に出会えるかどうか。出会いの中で「戦いたい」と思うようになってくれるかどうか。

 

「これまでやってきたこと」がどれだけ活かされるのか。見ていると「変わってきている」と思っています。昔のように「走練習」を中心に練習を組むのが難しいのかなと。「走れ走れ」で強くなることも以前はあったと思います。強くなる選手と同じくらいの選手が伸びずに終わっていく。目立つのは「結果を出した選手」なのでそれ以外は分からないまま終わってしまいます。そういうのは避けたいなとずっと思っています。ずいぶんやり方も考え方も変わっていく。「不易」と「流行」がありますが、「変えてはいけないもの」は「ベースの部分」でそれ以外の部分は「工夫して入れ込む」というほうがいいのかなと。それは分かりませんが。

 

かなり練習量を減らしてきたつもりですが、それでも「足が痛い」というのが出てきます。何が原因なのか。筋力的なことはやっていますが、ひょっとしたら以前よりも減っているかもしれません。シャフト補強も初任校のように一気に最後まで行くという選手が減っています。それは「気持ち」の部分なのか「現実の変化」なのか「環境」なのか。「根性論」で押し通すのは無理。何か違う手段で対応していく必要がある。「不易」の部分をどれだけきちんとやるかです。

 

色々な部分を見ていると「陸上競技の基礎」が著しく欠落している気がします。バトンであったり、スタートであったり。細かいことではないですが「常識的」な部分であってもなかなかできません。教わる機会が少ないのだと思います。それをどうするか。私がやるのか。それとも廃れていくのを横目に見ながら流していくのか。「どうやって戦うか」というのを考えると難しくなります。状況に応じて「今までやってきたこと」が生かせない部分も出てくる。これは痛烈に感じている部分です。

 

今後何をするか。自分自身の課題だと思います。上手く表現できませんが。記録だけしておきます。

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