月曜日。この日は学校での練習を予定していました。が、会議があったため練習に関しては一切見ることができませんでした。舎監でしたが夕食もほぼ食べられない。うーん。
練習自体は武道場を少し使わせてもらうことにしました。柔道部の許可を得て。畳の上で身体をコントロールする練習です。これまでやりたかったけど手が痛くなるというのもあって止めていました。しかし、大きな筋群を鍛えるだけではなく自分の身体を上手く使うためにどうするかを考えてく必要があります。前任校では軍手をしながら土の上でやったり、廊下でやっていたような練習を継続的にやる。そのためには武道場を使わせてもらうことがいいなと。思った以上に時間がかかったようでした。先を見越して動けるようになるというのも必要だと思います。定期的にやっていこうと思っています。今だけではなくもっと先を見て。
ドリル系を少なめにしていました。身体づくりと走練習の連動。ここをどうするか。来年のIHに向けて同準備するかだと思っています。「何となくやる」というのは好きではありません。練習量を増やすというのも避けたいと思っています。何をやるかだと思っていますが、走練習と補強をうまく組み合わせていきたいなと。スプリント練習とバトンの並走までは実施。合わせはやらず。そこからスパイクを脱いで補強系を入れる。で、専門練習。短距離は「タイヤ押し」とマーク5歩。そこからスタートの確認。ハードルは5歩ハードルと7歩ハードル。とはいっても全く見ていないのでどのような感じだったのかもわかりません。難しいですね。
火曜日。競技場練習。そして面接練習と翌日の体験入学の準備。どうも「偏り」がある気がしています。これでは「仕事が大好き」な人みたいになっています。「陸上競技」がすべてだとは思っていません。が、「仕事」が全てだとも思っていません。結構真面目にやっていますが、やってもやっても「増えている」気がします。ここの対する憤りは半端ありません。私はすぐに口にしますが、それだけではこの「理不尽さ」は消化しきれない部分があります。「平等」ではないというのは分かっています。が、あまりにも「偏り」がないか。他の部分もそうですが「やりたくない」と言ってもいいんじゃないかと自分の中で思う部分があります。
一つどうしても納得できないことがあって。良い大人ですから喧嘩するほどのことはしません。しかし、「理不尽」であったり「不利益」になる部分に関しては納得できません。私自身がというのもありますが、生徒が我慢を強いられるのは違うかなと。最も効率的に効果的なことをやるというのは重要だと思っています。自分自身の「エゴ」や「承認欲求」のために何かをするというのは私は考えられません。とはいえ、そのスタンスでやっている人もいる。それはどの社会にもあることだと思っています。こういう性格だから「嫌われる」ことも多いと思います。しかし、「本当に必要なこと」は示さないといけないと思っています。「言いにくいから言わない」というのが「美学」なのかもしれませんが、それにより我慢を強いられる人が複数いるというのはよくないことではないか。
競技場での練習。私が到着した時にはバトン練習に入る直前でした。中国新人も4継は県新人と同じメンバーになると思います。12秒44の選手が走れない中でどう戦うのか。0.5秒はタイムが変わってくると思います。それでも「戦う」というのは決まっています。だからバトンを1本にして「チャンスは何度もない」という感覚を持たせたい。1-2走は詰まり気味。これは「はい」という声掛けのタイミングが遅いのが原因だと思います。ここに関しては10バトンや25並走のときに確認をしています。決められた場所よりもいつも渡す場所が流れています。ここに大きな原因があります。
「はい」と声掛けをして手が上がってくるまでの「タイムラグ」が当然発生します。その「タイムラグ」がどれくらいなのかを知っておく必要があります。すぐに手が上がる選手もいれば少し遅れる選手もいる。それを「知っておく」のです。10バトンは「加速しながらバトンをもらう」という練習です。声をかけてどこでバトンが渡るのか。10m地点で声掛けをしてどこで渡るのか。それにより次の25並走に繋がっていきます。25m地点でバトンを渡す。そのためには何m手前で声掛けをすればいいか。距離感を確認しながらです。ここは「同時スタート」なので通常のバトンの感じとは違うかもしれません。複合的に「感覚作り」をしていくことで「声掛けのタイミング」が分かってくると思っています。
が、なかなかの「鈍さ」です。上達しません。冬は全員がこの手の練習をしておこうと思っています。安定してバトンを渡す、もらうために誰が走っても大丈夫という状況にしておく必要があるからです。走れる選手が少ないというのもありますが。それでも「最大スピード」を出すために何をするのかは重要だと思っています。バトン練習をうまく使いながらやっていこうと思います。まだまだ先は長いなと。
そこからは専門。短距離はSDと120m+60m。1年生だけでここはやりました。1人は県新人で優勝していますし国体にも出場します。かなりいい感じで走れるようになっている。後半無駄に力まずに走れるようになれば12秒2~3は出ると思っています。もう少し出ると期待しています。国体で予選通過させてあげたいなと。そのために120mでは少しハンデをつけてスタート。後半力んでしまうところに他の選手がいたら追いかけられるかなと。良い走りができていました。もうひと頑張りです。無理はさせません。量を追うと怪我をしてしまうリスクもあるので。
ショートハードルは3台目までの練習をしてから5歩ハードル8台を3本―2本です。8台置くと約100m走ることになります。先日の県新人でインターバルが全く走れていませんでした。2か月ぶりのレースだったというのもありますがあまりにも走れない。後半対策というのもありますが、「しっかりと走る」というのが狙いです。ハードルインターバルでスピードを落とさず走り続ける。ここがどれだけできるか。この日は最後まで我慢して走れていました。失われた2か月間を取り戻すためにはある程度の負荷をかけないといけません。まずまず。
ヨンパは7台目まで。若干の向風の中でどう走るか。県新人で体調不良になった選手はやっとある程度の走りができるようになってきました。4台目まで17歩で切り替えて18歩2回、7台目が19歩。ここ最近で言えば一番かなという走りでした。まだ余力がある。最低でも66秒台では走っておきたい。中国大会で65秒で走っていますがまだまだ安定しません。ハードルイングの改善が見られます。エースは「最悪な時期」は脱したかなという感じです。まだまだ本来の走りには程遠いのかなと。色々な負担もあると思います。5台目まで16歩。そこから17歩への切り替え。もう少し走れないといけないですね。エースの活躍がチームに力を与えます。この子の活躍が必要。
7台目までを1本だけやってそこから150m×4本。久々です。涼しくなっているのもあるのである程度の負荷はかけられます。段差でスタートしました。二人ともしっかりと走れていたと思います。爆発力はまだまだですがスピード維持ができるようになっている。とにかくこれをレースで出すだけ。400mと400mHを兼ねる部分もあるのである程度の「タフさ」も重要です。乳酸が蓄積する中でどう身体を動かすか。今シーズンの中でどこまでいけるかもあります。しかし、冬季練習で飛躍的な伸びをしてもらいたい。強くそう思っています。
ざっくり書いておきます。もう少し思うことはあるのですが。まー書ける範囲で。続けられる範囲で。