今年も残すところ数時間。わざわざ振り返る必要があるかどうか分かりませんが簡単に振り返りをしておきます。長くなると年が明けてしまうかもしれないのでそれなりにということで(笑)。
今年は例年になくリレーでの出来事が大きかった気がします。大きいのはやはり県総体と県体。この二つは本当に印象に残っています。
県総体では普通にやれば中国大会に進めるレベルでした。準決勝で49秒49を出して上手くいけば48秒台に入れるであろうという大きな期待がありました。が、決勝ではまさかのバトンミスにて失格。一年間やってきた事が一瞬で終わってしまいました。これは表現できない気持ちの落ち込みがありました。どれだけ力があってもきちんとバトンが繋がらなければリレーにはならないのです。走力があってもバトンが渡らなければ記録も残せない。本当に0.5秒の間に全てが終わってしまうのです。人はその時の衝撃を忘れてしまいます。忘れないように今年の最後にもう一度記憶に刻んでおきたい。来年また同じようなことを繰り返さないように本当に最大限の練習をしておかなければいけない。バトンが渡らずに自分の出番を迎える事ができない選手を生み出してはいけない。そう思います。
また、県体では始めてバトンがきちんと渡りました。レース前に予想していたタイムとほぼ同じ48秒8が出ました。12秒前半が2人同じチームにそろってレースができるということは滅多にありません。残りの2人も13秒1と13秒3。きちんと一冬超えることができれば47秒中盤は見えてくるチーム力だと思います。チーム力というよりは「走力」と言った方が正しいかもしれませんが。これだけのメンバーが一つの学校にそろうということはなかなかありません。中学時代に12秒台を出した選手は一人もいません。そのようなチームが上のレベルで戦えるかもしれないという可能性を感じたレース。条件が良かったのかもしれませんがタイムが出たことでかなり前向きになれると思います。同じくこの日の100mでは初めてワンツーフィニッシュ。表彰台に同一校の選手が立つというのはやはり誇らしい。ここまで来たのかという自信にもなります。
インターハイで準決勝、県記録の更新が最大目標になるのではないかと思います。それだけの力がある選手を預かっているという責任もあります。この場で止まらず常に上を目指してやっていく必要があると思います。速ければそれで良いとは思っていません。先ほども書きましたがどれだけ練習をしてもたった0.5秒の間に全てを失ってしまう危険性があるのです。物事への取り組みは全て日常生活の中での「考え方」に影響されます。練習場面だけ真面目に頑張ろうと思っても行動の一つ一つに普段の「考え方」が現れるのです。嫌なことはやらない、苦しい場面になったら逃げるというような生活を送っていたら陸上だけ頑張るなんてことにはなりません。
10月の結果が来年の結果に直結はしません。結局は県総体で6位以内、中国大会で6位以内に入らなければ持ちタイムが何秒であろうとインターハイには届かない。それが現実です。「努力すれば夢は叶う」と言われますがそんなことはありません。どれだけ努力をしても来年の大会で6位以内に入らなければ夢には届かないのです。きれいごとだけを教えるわけには行きません。苦しい練習を乗り越え、最大限の努力をしても夢を叶えることはできないかもしれない。しかし、最大限の努力をしない限りは夢を叶える可能性さえもないのです。そこから目をそらすことはできない。
だからこそ「どんなことがあってもやり抜く」という姿勢を持たないといけない。目の前のことだけ考えたり、他の楽しいことばかり考えていたら大きな目標には近づけない。大きな。そのことを残りの冬期で徹底していかなければいけないと思っています。たった12秒のためにみんなが必死で練習をする。4継であれば4人で48秒です。そのために多くのことを犠牲にしてやって行く必要がある。ここは「覚悟」だと思っています。全てを自分のやりたいようにやって目標を達成することは不可能ですから。努力はしたくない、でも強くなりたいというのは成り立たないのです。頑張らないといけない時があるんだというのを私自身も理解しながらやっていきたいと思います。
来年は大きな目標に向けて取り組んでいけたらと思っています。当然ですが私一人が本気になったところで目標は達成できません。選手自身が本気で目指すことが必要不可欠なのです。真剣に進んで行こうと思っています。このblogを見てくださる多くの方に応援してもらえるチームになりたいと思います。保護者の方や関係者には様々な負担をおかけしています。私のやり方に不満を持たれる部分も少なからずあると思います。それでも大きな目標に向けてやっていかなければいけないと考えています。子供達の成長や私自身の考えをこのblogを通じて発信していけたらと思います。これからも多くの方に応援してもらえることを誇りに思い、前を向いて取り組んで行きます。来年も応援よろしくお願いいたします。
2014年が皆様にとって忘れられない一年になることを心からお祈りして今年最後のblogを終わりたいと思います。
今年は例年になくリレーでの出来事が大きかった気がします。大きいのはやはり県総体と県体。この二つは本当に印象に残っています。
県総体では普通にやれば中国大会に進めるレベルでした。準決勝で49秒49を出して上手くいけば48秒台に入れるであろうという大きな期待がありました。が、決勝ではまさかのバトンミスにて失格。一年間やってきた事が一瞬で終わってしまいました。これは表現できない気持ちの落ち込みがありました。どれだけ力があってもきちんとバトンが繋がらなければリレーにはならないのです。走力があってもバトンが渡らなければ記録も残せない。本当に0.5秒の間に全てが終わってしまうのです。人はその時の衝撃を忘れてしまいます。忘れないように今年の最後にもう一度記憶に刻んでおきたい。来年また同じようなことを繰り返さないように本当に最大限の練習をしておかなければいけない。バトンが渡らずに自分の出番を迎える事ができない選手を生み出してはいけない。そう思います。
また、県体では始めてバトンがきちんと渡りました。レース前に予想していたタイムとほぼ同じ48秒8が出ました。12秒前半が2人同じチームにそろってレースができるということは滅多にありません。残りの2人も13秒1と13秒3。きちんと一冬超えることができれば47秒中盤は見えてくるチーム力だと思います。チーム力というよりは「走力」と言った方が正しいかもしれませんが。これだけのメンバーが一つの学校にそろうということはなかなかありません。中学時代に12秒台を出した選手は一人もいません。そのようなチームが上のレベルで戦えるかもしれないという可能性を感じたレース。条件が良かったのかもしれませんがタイムが出たことでかなり前向きになれると思います。同じくこの日の100mでは初めてワンツーフィニッシュ。表彰台に同一校の選手が立つというのはやはり誇らしい。ここまで来たのかという自信にもなります。
インターハイで準決勝、県記録の更新が最大目標になるのではないかと思います。それだけの力がある選手を預かっているという責任もあります。この場で止まらず常に上を目指してやっていく必要があると思います。速ければそれで良いとは思っていません。先ほども書きましたがどれだけ練習をしてもたった0.5秒の間に全てを失ってしまう危険性があるのです。物事への取り組みは全て日常生活の中での「考え方」に影響されます。練習場面だけ真面目に頑張ろうと思っても行動の一つ一つに普段の「考え方」が現れるのです。嫌なことはやらない、苦しい場面になったら逃げるというような生活を送っていたら陸上だけ頑張るなんてことにはなりません。
10月の結果が来年の結果に直結はしません。結局は県総体で6位以内、中国大会で6位以内に入らなければ持ちタイムが何秒であろうとインターハイには届かない。それが現実です。「努力すれば夢は叶う」と言われますがそんなことはありません。どれだけ努力をしても来年の大会で6位以内に入らなければ夢には届かないのです。きれいごとだけを教えるわけには行きません。苦しい練習を乗り越え、最大限の努力をしても夢を叶えることはできないかもしれない。しかし、最大限の努力をしない限りは夢を叶える可能性さえもないのです。そこから目をそらすことはできない。
だからこそ「どんなことがあってもやり抜く」という姿勢を持たないといけない。目の前のことだけ考えたり、他の楽しいことばかり考えていたら大きな目標には近づけない。大きな。そのことを残りの冬期で徹底していかなければいけないと思っています。たった12秒のためにみんなが必死で練習をする。4継であれば4人で48秒です。そのために多くのことを犠牲にしてやって行く必要がある。ここは「覚悟」だと思っています。全てを自分のやりたいようにやって目標を達成することは不可能ですから。努力はしたくない、でも強くなりたいというのは成り立たないのです。頑張らないといけない時があるんだというのを私自身も理解しながらやっていきたいと思います。
来年は大きな目標に向けて取り組んでいけたらと思っています。当然ですが私一人が本気になったところで目標は達成できません。選手自身が本気で目指すことが必要不可欠なのです。真剣に進んで行こうと思っています。このblogを見てくださる多くの方に応援してもらえるチームになりたいと思います。保護者の方や関係者には様々な負担をおかけしています。私のやり方に不満を持たれる部分も少なからずあると思います。それでも大きな目標に向けてやっていかなければいけないと考えています。子供達の成長や私自身の考えをこのblogを通じて発信していけたらと思います。これからも多くの方に応援してもらえることを誇りに思い、前を向いて取り組んで行きます。来年も応援よろしくお願いいたします。
2014年が皆様にとって忘れられない一年になることを心からお祈りして今年最後のblogを終わりたいと思います。