普段から思っている事、意識している事を少し書きます。
私のスタンスは「教育」という部分が強くあります。「そこまでやらなくても…」とか「自分がそこまで出来るのか?」と言われることもあります。実際に私が今の選手に求めていることが出来ていたかと言われると出来ていなかったと思います。甘い部分もありましたし、「指導者がいないから仕方ない」と自分に言い聞かせていたような気もします。高校時代からトレーニング関係や練習方法に関しては多くの本を読んでいたとは思いますが、自分なりの解釈でやっていたのでかなりの遠回りをしてきたと思います。だから今の私があるのだとは思いますが…。
「自分がこんなにきついことが出来るのか?」というのも同様。今、やれといわれたら出来ないと思います。しかし、これは「東大に行く生徒に普通の大学を出た教師は指導ができない」と言っているようなものです。全ては出来ないかもしれませんが専門的な分野であればある程度指導できるはずです。以前がどうであれ「今」何ができるかが重要だと思います。
師事している方から「トップ選手が良い指導ができるかどうかは別」と以前から言われてきました。世の中では「過去の実績」を高く評価する傾向がありますから自然とそうなるのだと思います。「選手を育てた」という指導者がいたとしても毎年継続して選手がいるのかでも違ってきますし、元々強い選手が継続的に入ってくるのかもしれません。単純に「強いかどうか」だけで判断するのは難しい。
師事している方は「入ってきた選手をどうするか」を考えています。大切なのはその部分です。元々強かった選手が同じ力を維持するだけで結果がついてきますが、それではほとんど意味はありません。持っている力をどこまで引き出せるようになるか。ここに「強い」「弱い」は関係ありませんし、指導者の「過去の実績」は意味がありません。「今」何をしようとしているかだと思います。
話が若干逸れてきた気がしますが、「力を引き出す」ためには教育的な取り組みが必要になります。強い選手であっても「出来ていない」事に関してはきちんと指摘していく必要があります。技術的な指導が十分に出来ないとしても「生活指導」や「取り組む姿勢」の指導はできます。本人達がやっている事が分かってくれば見違えるように強くなっていきます。「考え方」を変えていくことが本人の競技力を高めるために必要なのです。ここが変われば自然に目指すものに向かって動き出します。
そこまで行くにはかなりの労力を要します。誰もができるわけではありません。特に力がある選手ほどそこまでやらなくてもある程度の「結果」が付いてきます。だから必要性を感じない。細かい事を意識しなくても問題はない。きちんとできればもっと上を目指せるのにある程度の結果で自分自身を納得させているだけなのです。本当に目指すものに向けてやっていかないといけないことは同じなのです。意欲を引き出す事が大切になります。「力」があっても出来ていない者もいますし、「力」が無くても出来ている者もいる。部活動とは何かをしっかりと考えさせていく必要があります。
「競技さえやればいい」というわけではありません。他にも大切なものがたくさんあります。逆に「勉強さえ出来ればいい」というわけではない。何か1つだけやれば良いのではなく様々なことをきちんとやっていくようにしなければいけません。それは自然に気づくものではなく誰かからきちんと教えられなければ出来ないと考えています。陸上競技を通して目指すものに向けて何をしないといけないかを伝えていく。これが「教育」であり、指導者として大切なことだと思います。ここが出来るようにならない限り意味がなくなってしまう。だから私自身も目指すものに向けて様々なことを学んでいく必要がある。
まとまりがありませんが、最近更にこの想いが強くなってきています。成長していきたいと。まだまだやらなければいけないことがたくさんあります。自分を高めていくために多くを学びたいと強く思います。
私のスタンスは「教育」という部分が強くあります。「そこまでやらなくても…」とか「自分がそこまで出来るのか?」と言われることもあります。実際に私が今の選手に求めていることが出来ていたかと言われると出来ていなかったと思います。甘い部分もありましたし、「指導者がいないから仕方ない」と自分に言い聞かせていたような気もします。高校時代からトレーニング関係や練習方法に関しては多くの本を読んでいたとは思いますが、自分なりの解釈でやっていたのでかなりの遠回りをしてきたと思います。だから今の私があるのだとは思いますが…。
「自分がこんなにきついことが出来るのか?」というのも同様。今、やれといわれたら出来ないと思います。しかし、これは「東大に行く生徒に普通の大学を出た教師は指導ができない」と言っているようなものです。全ては出来ないかもしれませんが専門的な分野であればある程度指導できるはずです。以前がどうであれ「今」何ができるかが重要だと思います。
師事している方から「トップ選手が良い指導ができるかどうかは別」と以前から言われてきました。世の中では「過去の実績」を高く評価する傾向がありますから自然とそうなるのだと思います。「選手を育てた」という指導者がいたとしても毎年継続して選手がいるのかでも違ってきますし、元々強い選手が継続的に入ってくるのかもしれません。単純に「強いかどうか」だけで判断するのは難しい。
師事している方は「入ってきた選手をどうするか」を考えています。大切なのはその部分です。元々強かった選手が同じ力を維持するだけで結果がついてきますが、それではほとんど意味はありません。持っている力をどこまで引き出せるようになるか。ここに「強い」「弱い」は関係ありませんし、指導者の「過去の実績」は意味がありません。「今」何をしようとしているかだと思います。
話が若干逸れてきた気がしますが、「力を引き出す」ためには教育的な取り組みが必要になります。強い選手であっても「出来ていない」事に関してはきちんと指摘していく必要があります。技術的な指導が十分に出来ないとしても「生活指導」や「取り組む姿勢」の指導はできます。本人達がやっている事が分かってくれば見違えるように強くなっていきます。「考え方」を変えていくことが本人の競技力を高めるために必要なのです。ここが変われば自然に目指すものに向かって動き出します。
そこまで行くにはかなりの労力を要します。誰もができるわけではありません。特に力がある選手ほどそこまでやらなくてもある程度の「結果」が付いてきます。だから必要性を感じない。細かい事を意識しなくても問題はない。きちんとできればもっと上を目指せるのにある程度の結果で自分自身を納得させているだけなのです。本当に目指すものに向けてやっていかないといけないことは同じなのです。意欲を引き出す事が大切になります。「力」があっても出来ていない者もいますし、「力」が無くても出来ている者もいる。部活動とは何かをしっかりと考えさせていく必要があります。
「競技さえやればいい」というわけではありません。他にも大切なものがたくさんあります。逆に「勉強さえ出来ればいい」というわけではない。何か1つだけやれば良いのではなく様々なことをきちんとやっていくようにしなければいけません。それは自然に気づくものではなく誰かからきちんと教えられなければ出来ないと考えています。陸上競技を通して目指すものに向けて何をしないといけないかを伝えていく。これが「教育」であり、指導者として大切なことだと思います。ここが出来るようにならない限り意味がなくなってしまう。だから私自身も目指すものに向けて様々なことを学んでいく必要がある。
まとまりがありませんが、最近更にこの想いが強くなってきています。成長していきたいと。まだまだやらなければいけないことがたくさんあります。自分を高めていくために多くを学びたいと強く思います。