kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

DVD・・・

2006-02-28 | Weblog
 恐ろしくDVDに手間取ってます。なんなんだこれは・・・。書き込みができん・・・。MPEG2に書き出しても、DVDitなるソフトがうまく頑張ってくれません。本日すでに10時間以上格闘中。おかしい・・・。プレミアで書き出すときにうまくいかなかったのか?理由が全くわからん。&kanekoの状況がかなりテンパってます・・・。間に合うのか?1本焼くのに30分かかるとして・・・。40本焼くには・・・。まだ1枚も焼けてないのはどういうことか?結構やってるんですよ。

 若干限界か?「ニンニクの力」なるものを飲んでみたがあまり変わらず。ピラミッドは建てられません・・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

欲求・・・

2006-02-27 | Weblog
 今日は検定のお手伝い。その後、散髪に行ってそれから再びビデオ作成に。目が痛い・・・。さすがに疲れたな~。とりあえず一通り完成!(26日26時現在)これからまたDVDに書き込むための作業をしないといけない・・・。あと少し・・・。

 今日は時間があるときに「教育欲を取り戻せ!」(斉藤孝著 生活人新書出版)を読みました。これは正月に買っていたんだけどなかなか読む時間がなくて先に進んでいませんでした。ちょこちょこ読んできてやっと2ヶ月で読破!とはいってもその間にほかの本も読んでいたので実質はそんなにかかっていませんが・・・。

 人は誰でも「ほかの人に教えたい」という欲求を持っている。自分の学んできたことを他者に伝えることでその欲求が満たされるという。40代の男性は「人から教わることを避ける傾向にある」と書かれていたがこの辺はkanekoの知り合いは当てはまらない人たちが多い。まー「大半の人」はという感じだろうか。基本的にその欲求を激しくぶつけてしまうと必ず弊害が生まれる。これはどんな欲求でも同じ。特に男性は「誰かを教育したい」という欲求が強い。言われてみれば分かる気がします。

 最後のほうに「かもめのジョナサン」の話が例に挙げられていた。かもめのジョナサンは群れるのを嫌い、ひたすら「どうすれば高等飛行技術を身につけられるか?」を探求していた。孤高を保って速く高く飛ぶことに集中していた。後半部分ではジョナサンにも生徒ができ、その技術を教えていくというものです。この本の中では「前半部分に孤独の時間の中で己を磨く時間がなければ」いけないと述べてある。自分自身しっかり考えて身につけたものでなければ、「教える」中で磨耗してしまい、自分自身のパワーが落ちてしまうのだという。なんとなく分かるんですよね。kanekoは群れるのを嫌うことはありませんが、結構自分自身で考える時間が好きです。考える中でさまざまなものを思いつきます。思いつかなければ、また人から学ぶ機会を作り、そのあとでまた考える。結構「ひきこもり」系なんですよ(笑)。これは昔からですが。

 自分自身で考える時間を持つことは幸せです。時間に追われると全くそのような時間をもてません。目の前にあることをするだけで精一杯になってしまう。この本を読んで「kanekoは教育欲が強いかも」と感じた。これは「教える」だけでなく「教わりたい」という欲求を合わせてます。職業柄当たり前といえば当たり前なのですが・・・。「孤高の人」なんてレベルではありませんが、さまざまな人やモノから何かを学び取りたい。それをいかに消化して自分のものにしていくか?これが大事なんだと思う。

 また本を読みたい欲求が高まってきています。今読みたいのは「マーケティング論」でしょうか。マーケティングの概念はすべてに通じると思ってます。もう一度勉強しなおしたい。それを授業で還元していくことで「経済的視点」を身につけることができるのではないかと考えています。

 まじめなことを書いていましたが、目がつぶれそう・・・。これはまずい・・・。今日は諦めるか・・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分らしさ

2006-02-25 | Weblog
昨日冬季オリンピックの女子フィギュアで荒川選手が日本女子初の金メダルを獲得した。

前評判は高かったが今回のオリンピックでは評判と結果が一致しない状況が続いていた。まースノーボードなんかはマスコミが勝手に持ち上げていた部分が大きかったが…。スノーボードなんかは小さい頃から活躍していた選手達が中心で「競技者」としての意識は夏のオリンピックとはかなり違う感じを受けた。小学校くらいから「プロ」として活躍していた選手も大勢いて、スポンサーから契約金をもらいながら活動をしていた。でもね、実力としては「プロ」だったかもしれないがその「意識」としてはどうだっただろうか?壮行会でラップを歌ったり、レース前に奇声をあげる。結局、趣味の延長だったのではないだろうか。小さい頃からやっていていつの間にか力が付いていて、意識しなくても大会で良い成績が出せ、それを認められて「プロ」になる。意識して取り組まなくても「趣味」の延長線上に「プロ」があったのではないだろうか?(完全に言い当てているわけではなく、違う部分が多々あるのは分かっているがあえていわせてもらってます)技術は成長して来ていて世界のトップレベルだったとしても、それを支える心が備わっていなかったのではないだろうか?だから4年に1度の大会では力が出せなかったのではないかという気がする。どれだけ高いレベルであっても心が育っていなければ、意識がついてこなければ力は発揮できない。

荒川選手は大学卒業時にフィギュアを辞めようと思ったとあった。それが周りの雰囲気が辞めさせてくれないような状況だった。だから昨年は技術に心がついていかず思い通りのパフォーマンスができなかった。だから「自分らしさ」を取り戻すため練習場所を変え、コーチを変え、曲を変え自分自身を探し続けた。周りが決めたレールに沿って走り続けるのではなく自分で道を探したのである。

本番では得点にはつながらない「イナバウアー」(身体を反って滑る荒川選手のこだわり)を演技の中にとりいれた。探し続けた「自分らしさ」を見つけ、大舞台で表現した。自信を持って自分を出せたから結果が伴ったのではないか?もちろんそれだけが理由ではないが…。

マラソンの高橋尚子選手も同様。小出監督の元を離れあえて苦しい環境の中で「自分らしさ」を取り戻すために模索した。誰かに決められたものではなく自分で納得したものを信じて大事な舞台を迎えた。これが大きな差を生んだのではないか?

みなさんは「自分らしさ」って何か感じてますか?きっと誰にでもあるはず。競技だけじゃなくて色々な場面でその「自分らしさ」が出てくる。何年か前、ある人に「お前だけのもの、お前の色を出していく必要があるんだ」って言われたことがある。今なら自分の色を出せる気がする。kanekoにしかできない人との関わり方があって、それが自分を支えている。言葉ではうまく説明できないけど「kanekoらしさ」っていうのがある。それは一生懸命に取り組めることだったり、他の誰かのために力を出せることだったりする。

勘違いしたくないのは「自分らしさ」と「自分勝手」は違うってこと。なんでもかんでも自分の思い通りにやるのは「自分勝手」でしかない。やはりそこからは何も生まれない。自分で考えて「自分らしさ」を見つけることができればきっと人間は成長できる。

今はテスト週間。kanekoがつきっきりで練習をすることはありません。基本的に自主練習です。選手にとってはある程度自分で動ける、動かないといけない状況があるんですよ。それをどう感じるか。自分の感覚を磨くチャンスがあるんですよ。言われて強制的にレールを引かれてそれで練習をするのは簡単。でもそれで本当に強くなるのか?基本の確認や自分の課題を意識して取り組むチャンスが転がってるんですよ。そのことに自分自身で気付けているのか?自分の長所を伸ばすために自分の感覚を磨けるか?今は勉強をするために時間を確保されてるはず。しかし、24時間のうち1時間は身体を動かすことに時間を割くことがきっとできる(残り23時間は勉強できる?)。その中で自分を見つけて欲しい。kanekoに引かれたレールではない部分で自分らしさに気付いて欲しい。「本当に強くなりたい」と思うならこのことの意味がわかるはず。分からないのはきっと「考える」ことができないから。一番大事な部分です。

どんな条件であろうと自分を強くすることはできる。それに気付いて欲しい。

この時期を自分で乗り越えて強くなって欲しい。本物の力を身につけて下さい!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

24日分

2006-02-24 | Weblog
気がつけば日付が変わってました…。そのうち直しますのでお許しを。

なんだかあっという間に時間が過ぎています。コンピュータと向かい合っていると時間が立つのが早く感じます。コンピュータのやっかいなのは「意味不明に機嫌が悪くなる」ところ。さっきまでできていたことがいきなりできなくなる…。ビデオ編集をやっていたら何を思ったか突然写真が取り込めなくなるんですよ…。理由は完全に謎。あと一歩でその部分が完成なのにそこから全く作業が進まない…。1つだけ写真を入れ換えようと思っただけなのに3時間格闘するはめに…。結局JPGという形式のファイルだけ読み込めなくなったみたいで他の形式(BMPやPSD)なら問題がなく使えるという意味不明の状態となりなんとか解決(根本的にはなんら解決していない)しました。謎だ…。

ということで今日も日記あやふや…。お許しを…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご心配おかけしました

2006-02-23 | Weblog
 体調が悪くなり、日記が闘病日記になってしまったことで多くの方々にご心配をおかけしました。申し訳ありません。本当に感謝です。今回のことを機に健康に気を使って生活していきたいと思います。結構気を使っていたつもりだったんですが・・・。甘かったですね。

 DVDの作成にひたすら追われてます。3月1日が卒業式なのでそれまでには何とか・・・。このDVD見たら一番涙するのはkanekoかもしれません・・・。何十時間とかけて作ったものが完成したという意味で・・・。あとは一番最後の部分を作れば完成。3分の内容を編集するのに間違いなく2時間はかかります。トータルで30分くらいの内容になりそうなので・・・、考えると恐ろしいですね。今使っているソフトはきちんと見るために「レンダリング」という作業が必要なんですが、これがまた時間がかかる。まだきちんと見ることのできるファイル形式に書き出していないのでそれにもかなり時間がかかる。
結局は時間との戦いです。負けるかこのやろ~!!

 さすがにつかれました・・・。もう眠い。ということで日記を終了します。お許しを・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

命懸け?

2006-02-22 | Weblog
咳は相変わらずです。なかなかおさまりません。とりあえず今飲んでいる薬がなくなったらもう一度病院に行ってみます…。

話しは変わりますがkanekoは昨日からビデオ編集に取り組んでます。理由は「クラスの卒業DVD」を作るためです。いつものことながら勢いで作り始めました。ずっと前から卒業の時には何かしたいなーと思っていたんですが、特別新しいことも思いつかずに結局DVDに落ち着きました。計画としては11月の頭からあったんですがなかなか作業が進まず今慌てて作っている次第です。
なんとか半分位までは来たか?静止画が大半なので加工するのにかなり手間取ります。最大30分くらいにはなりそう…。頭の中には完成したイメージがあります。頑張ればなんとか間に合いそうです。

元気がない状態でどこまで自分を追い込めるか?できれば無理せず作りたい…。まーきっと無理な願いなんですが。

基本的にkanekoはこういうのが大好き。やり始めたらあっという間に時間が過ぎます。細かい設定は秘密。出来るかぎり頑張ります!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

闘病日記2:辛い過去

2006-02-21 | Weblog
 闘病日記を連続で書きます。昨日の日記のコメントに「がんばれyamaguchi」さんがセカンドオピニオンを勧めてくださってます。これは1つの病院の診断結果に納得ができなかったら別の病院でもう一度確かめてもらうというものだと思います。

 実は昨日の病院がすでに「セカンドオピニオン」なんですよ。2月の頭に「原因不明の風邪」に襲われ、2日間仕事を休みました。このとき病院に行ったのですがここの診断もあやふやだったんですよ。

医:「どうしました?」
K:「昨日の夜発熱して、今日は悪寒が走っています。」
医:「インフルエンザでしょう。確かめてみましょう。」
  検査をする→「うーん、陰性ですね。風邪でしょう。」
K:「はぁ。寒気がするのでなんとかなりませんか?」
医:「では点滴を打ちましょう。これで大丈夫。」

 といわれて信じていたのですが、その夜再び発熱、次の日の夜も発熱。死にそうでした。このときもらった薬は「総合風邪薬」です。細菌をやっつける薬ももらいましたがいっこうに回復せず。ギリギリで仕事に戻ってそのままずっと咳が止まらない。あまりにも咳がひどかったのであきらめて別の病院へ。次の病院が昨日です。

 基本的にkanekoは病院に行って「これは良かった!」というものがありません。ちょうど下の息子が生まれるときに、kanekoは恐ろしいほどの腹痛に襲われました。夕食で食べたものを吐いてしまうくらいの腹痛。夜遅かったので知人に病院に連れて行ってもらって診察してもらったら「便秘ですか?」と言われました。いやーそれどころではないくらい痛いんですよとアピールしても「よく分からないですね~」と2時間くらいベットに放っておかれました・・・。そのベットでもひたすら吐き続け知人も「可哀想」と見守ってくれていました。その時一番心配してくれたのは、隣でベットで寝ている人。気を失いながら苦しんでいると「大丈夫ですか?」とずっと励ましてくれました。結局、「日付が変わったので明日の朝にします。入院です。」とだけ言われ病室に連れて行かれ、苦しみながら夜を過ごしました。
 次の日専門医に診断をしてもらうと「尿管結石」という病気でした。実は死ぬほど痛いんですよ。医者の人も「痛かったでしょうね~」と言うくらい。そんでもって病室で待っていると「もう少ししたら確認しに来ますので来たら帰っても良いですよ」と言われたのでひたすら待つ。5時間くらい待ってあまりにも来ないのでナースステーションに「確認に来るからと言われたんですが・・・」と告げると、「そうですか。もう帰っても良いですよ。お大事に。」と言われる。いやー、看護士さん、kanekoの腕にはずっと点滴の針が刺さりっぱなしなんですが(夜から)、自分で抜いても良いんですか?と思い聞いてみると、慌てて処置してくれました。なんだか患者として扱ってもらえなかった感じですね。

 それがあって病院不信にしばらく陥ってました。その上今回のこともありちょっと不安。基本的にkanekoが2週間全てを忘れて休めば回復するのかもしれません。でもさすがに無理。いつになったら治るのか・・・。

 3年前はこんな内容の日記がしばらく続きました。病気の報告ですね。だから知り合いからは「最近、日記が闘病日記になってるよ」という冷静な突っ込みを入れられてました。全くその通りです。病気になると日記が「闘病日記」に変化します。お許しを。

 病気自慢ではないのでお許しを。単純に苦しい・・・。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

闘病日記:咳が止まらない…

2006-02-20 | Weblog
実は2週間くらい咳が止まらないんですよ。うちの奥さんが「うがいをしないから治らない」とひたすらいうのでずっとうがいとのどぬーるスプレー、ノド飴でひたすら治そうと努力しましたがやっぱり無理でした。諦めて病院に行くことに。

行ってみたら病院はかなり空いていてすぐに診察してもらえました。ラッキー↑
医:「どうしました?」
K:「2週間位咳が止まらないんですよ(涙)」
医:「そうですか~。熱は?」耳で体温を測る。
「35度8かー。大丈夫ですね」
K:「咳が出て夜眠れないんですよ」
医:聴診器を当てて「うーん、変な音はしないですね」
「薬を上げるので様子を見てください。数日しても治らなかったらレントゲンとりましょう」
K:「はー」

このやりとりが3分程度で終了。一応薬はもらって昼夜と飲んだがいまいちおさまる気配がない。以前同じような症状で「気管支炎」と診断されたことがありますが…。まー1度や2度薬を飲んでも聞くわけがない。ひたすら飲み続けるしかないのでしょう。苦しいですが…。選手に「さすがに病院行ったほうが良いですよ」と言われたが、すでに行っているんですよ。薬を飲んでも咳が止まる気配はない。タスケテ…。

練習は疲労困憊状態ですがスピードを出す感覚を作ってテスト週間に入ろうということで加速走を実施。
土曜に走った男子は案の定ぐったり。動きのコントロールがイマイチです。それでも1月の頭に計った記録と同じくらいだから十分か?最後の追い込みでかなり疲労がたまっているのでさすがにスピードが落ちるのは仕方ないかな。大事なのはスピードを出すぞって感覚。まーまずまずでしょうか。
女子も同じように疲労により最近の中ではスピード感がない。疲労困憊か?と思っていたら案外走れてました。中でもともは自己ベスト更新。うーん、わからん。あれだけ疲労が蓄積してスピードが出る状況ではないのにも関わらずベストとは…。特別速いタイムではないですが秋から2秒近く上がってます。これで疲労が抜けたら…、もっと走れる?結局みなみが短距離の中では1番遅かった。確かにスピード感はなかったですがそんなに悪くはなかったんですが。みなみぐらいの状態が今の段階では普通のはずなんだけどね…。

これからは少し休みます。というか思い切り休みます。まーテスト週間に入るから当たり前なんですが。自主練習もしっかり落とします。これ以上無理してもオーバートレーニングになる。時には思い切ることも大事。と、選手に話したら疑ってました。どうも選手の中にはaneko(A)とkaneko(B)がいるらしい。二重人格と思われている。だからいまいち「休む」といっても信じてもらえない。基本的にkanekoは優しいんですが、どうも勘違いしてますね。いつもkaneko(A)ですよ。

自主練習ではやりすぎないようにセーブしないといけませんね。放っておいたら「練習しなければ…」と思って勝手に走ってしまう危険性があるので(笑)。大事なのは感覚を研ぎ澄ますこと。身体の疲労を抜くことで自然にスピードが出る状況になります。冬期の最後では疲労が抜け切る前に疲労をさせていたのでかなり疲れていると思います。だから思い切って休みます。安心して勉強に集中できるでしょ?

自主練習では「感覚」を忘れないように努めていかなければ。忘れたらまたもとに戻ってしまう。

思い切って休み、勉強をしましょう!
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サポート

2006-02-19 | Weblog
今日は朝からサポート事業のお手伝い。こういう場面でしか恩返し&貢献できないので。

色々話しを聞くことができ視野が広がります。結局何のためにサポートしていかないといけないかというのが最大の課題なわけで。もちろん国体に向けてどうやって競技力を高めていくのかがポイント。「良い」と聞いた練習を片っ端から導入しても強くはなりません。自分の信念に合わないものをどんどんやっても効果はでない。もちろん「信念」がなければどうにもなりませんが…。昨日夜テレビでカルロス・ゴーンの話しをやってました(ニッサンを立て直した人)。社員が「揺れないので信じられる」という話しをしていました。大事なんですよね。話しをするたびに取り組み方の柱がぶれてしまうと方向性は定まりません。理論的なものも同じ。「初動負荷理論」や「なんば」も一時期はトップ選手が実施しているという事で世
間を騒がせましたが今は…。このことはkuboi先生も言われてました。雑誌に紹介してある「トップ選手の練習メニュー」をそのままやったからといって効果が出るかといわれると?です。それぞれが信じるものがあるからこそ「揺れない」のだと思います。だから効果がでるのだと。

なぜこんな話しをするかといえばkanekoが担当しているのが運動心理の分野だからです。イメージトレーニングやメンタルトレーニングに関する本は実は沢山出ていてそれをそのまま導入してしまう危険性があるからです。メンタルトレーニングなんかは結局は「効果がある」と信じたもの勝ちなんですよ。それを信じることでそれだけに集中でき他に分散しない。だから結果がついてくる。「メンタルトレーニング」は万能薬ではなくて、それぞれが1番信じられるものを得られるかどうかに大きく結果が左右されます。自分自身信じるものがあるかどうかで競技場面でも「揺れない」のだと思います。

心理学もスプリント理論も研究されただけでは意味がない。それが現場でどう使えるかなんですよ。心理学を知らなくても現場で指導をされている優れた指導者は経験的にそれを知っている。後付けになってる部分が多いんですよ。だからこそ個別に処方箋を出していかないといけない。現場と理論が同じ方向を見て、互いの意見を参考にしながらより良い形を目指さないといけない。

kaneko自身様々な方の話しを聞き、理論を構築してきました。最初は机上だけのものだった。それが指導をしていく上で段々と形になって「揺れない」ものになってきている。基本コンセプトは全く変わりません。「乗り込み」と「切り替え」。それを身につけるために様々な言葉を学び色々な角度から伝えるようにしているだけです。理論が先行してしまったら結局何も生み出せないんですよ。現場でしかわからないこともたくさんある。指導していく中で様々なものが結び付いていきます。これが大事なんだと。

っていうのを心理学の分野でもつなげていかないといけない。現場と理論の橋渡しをしていかなければいけない。kanekoの役割はここにあると思ってます。サポートという形で国体に関わっていくなら何かしないといけない。陸上のために何かできるならkanekoは本望です。いろいろな話しを聞くなかで「揺るがない」ものを見つけていきたい。

そう思う今年度最後のサポート事業のお手伝いの日でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

……

2006-02-18 | Weblog
今日はkanekoの配慮不足により練習ジプシーに…。昨日、市営競技場が使えるかどうかの確認をしたところ「使ってもよい」とのことだったので安心してました。これが判断ミス…。朝競技場に行くと地面から水が染み出して全く使える状態ではない。しまった…。昨日の夕方の状況より「圧倒的に」悪い。天気等から考えて普通なら問題なく使えるはず。でも考えが甘かった。「普通なら」大丈夫でも最悪の事を考えることができなかった。他のグランドでは全く問題なく使えても我がホームは「普通」ではなかった…。ここまで考えることができなかったのは全てkanekoの責任です。「練習場所の確保は、想定範囲の下限で考えないとダメでしょう?」とhatadaさんからの指摘も頂き、自分自身の「配慮不足」を痛感…。通常の状況での練習
場所の確保ができない(学校のグランドは直線50mしかとれない)我がチームはジプシーでやるしかないのですが、kanekoがきちんと判断しなければこういうことになってしまう。昨日の時点でかなり悩んでいたのに「使える」という言葉を鵜呑みにしてしまったkanekoの甘さ。選手に申し訳ない。許して下さい。

結局TOKUYAMA高校のグランドをお借りしました。普通に走れるコンディションで非常に助かりました。感謝です。ありがとうございました。

練習は短短、短長が一緒に前半走りました。おーたといしべは300位ならおーたが強いはずなんですが前半からの突っ込みが足りないのか大差。200の選手が負けてたらいかん。とはいえ短い距離になったらやはりおーたのほうが強かった。150はかなり良いスピード。身近にライバルがいることで互いに刺激になるようです。専門は違っても「負けてはならない相手」がいることは良いこと。強くなってきたね。

女子はみなみ不在のためおーまちの独壇場。とはいっても300でおーまちとともが2秒差くらいですからかなり良い。なんせ冬期で1番練習ができたのはともですから。これくらいは走ってもらわなくては。なんだかんだいってもうちでいえばおーまちが強い訳で。あくまで「うちでいえば」ですが、最近の練習では他校とやっても先頭を譲ることはありません。力的にはあがってきているか?短い距離ならやまもとがおーまちに着いていく。長い距離では走れませんが短い距離ならうちでは2番手かな。

人数が少ない分、それぞれに役割があります。得意分野でしっかりと力を発揮してもらわないと勝負はできません。これは4月になっても同じ。少ない人数でやっていくからにはそれなりの自覚が大切。

今日で冬期における集中的練習はほぼ終わり。全体的に80点くらいの練習内容だったでしょうか。このままでどこまで勝負できるか?昨年よりは確実に力は上がってますが、それは他の学校も同じ。うちだけが練習しているわけではありません。他よりも伸び率が高くないと勝負に参加できない。本当に今の力で戦えるか?自分自身に問いかけてほしいですね。自己満足に終わって欲しくない。全国を目指すチームはもっと強くなっているでしょう。昨年悔しい想いをしたチームもきっと強くなっているでしょう。その中で自分達の力を最大限に出していかないと勝てるわけがない。個人で圧倒的な力を持った選手はうちにはいません。だからこそチーム力で戦うしかない。身近なライバルと勝負を続けていきできるだけ力を高めていこ
う。女子はおーまちに負けて当たり前ではない。勝たなければいけない。1本勝つだけでも良い。身近な目標がいるんだからやりやすい。負けんな!男子はおーた&いしべの勝負を人事と思っていてはいけない。参加しないと。2人は互いに刺激しあって高めてほしい。

来週から自主練習になる。どれだけ維持できるか。身体を動かさずのんびりしていたら一気に秋に戻る。勉強も練習のうち。集中力を高めるために利用しないとね。身体を動かして気持ちを切り替えて集中して勉強する。全てが自分を高めるために利用できる。その気持ちを忘れないで!

自分自身の未熟さを痛感しつつ次に活かしていきます。日々精進。大事な時間を預かっているという自覚を持ち取り組んでいかなければ…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする