kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

起業家教育をやることにする

2024-04-01 | 陸上競技
26日27日のことを少しだけ。

26日は練習を休みにしていました。土曜日~月曜日まで3日間練習していたので完全休養日としました。私自身は職員会議もあるので生徒対応ができないというのもあって。生徒は休めますが私は休めません。「部活だから」という話もありますが。本来必要な業務とそうではない業務をどのように調整していくのか。考えモノです。

職員会議後、すぐに外部からの来校に対応。次年度「起業家教育プログラム」というのを本校が受けることになりました。全国で20校が選ばれて行う事業です。商業高校が受けるだけではなく色々な学校でやっています。今自分が授業の中で必要だと思うことがあって、それをどのような形で生徒に伝えていくかを考えたときに「起業家教育」が一番適しているかなと。本当に「起業する」ことを求めているのではなく、その根底にある部分を様々な活動の中で身に付けさせたいなと思っています。

管理職志向なのでここで実績を上げて一気に校長に上り詰めようと思っています。色々なことをやれば評価も受けるでしょうし(笑)。まーこんなことを書くと「批判」もでるでしょうね。私自身がどのようなタイプの人間かを知っているのであれば何を書いても問題はないでしょうが、部分的な切り取りだけで評価されると「不謹慎なことを」といって学校にクレームが入るかもしれません。好きにしてください。自分の表現の方法を他者から強制される必要はないと思いますし。基本、「何が必要か」を考えて行動します。そこが評価を受けるかどうかは別問題です。もしもやることが評価を受けて「推薦」を受けることがあったら速攻で断りますが。管理職志向というのを公言しながら言われたら絶対に断る。それくらいの気持ちでやりたいと思っています。別にそのために何かをやろうとしているわけではないので。

来年度の授業の中で行う内容を担当の方と調整していきました。外部講師派遣もあるのでそこも踏まえて。自分自身イメージが湧いていないこともこうやって誰かと話をすることで目に見える形へと変わっていきます。こういう部分が将来的に子どもたちにもできるようになってもらいたいと考えています。「言われたことだけやる」というのは全く持って面白くないので。それを改善するためにどうするかだと思っています。

その後、今度は市役所から来校。こちらも「起業家教育」について。どうも様々な市町村で「ブーム」のようになっているようです。「機運」を高めるというピンポイントでの事業。1校1回のみ。それも2時間分くらいでということでした。個人的にはそうであれば別に引き受けなくてもいいかなという想いがあります。スポット的にやったところで力がつくわけではないから。「なにかやった」というのはやる側からしたら「評価」「実績」という意味で必要だと思います。が、受ける側としたら「どのような意味があるのか」「効果はどうか」という部分です。それがないのに引き受ける理由はありません。こちらの考えを伝えました。様々な部署と連携を取りながら「継続性」を持たせる提案をしました。

相手側からすれば「実績」が必要になると思います。お互いが良い関係を保てるようにする。それをどうやって進めていくかだと思っています。授業の中に取り入れることで他ではできない教育活動ができる。何度も言いますが別に私が自分の私利私欲で何かをしたいと思っているわけではありません。何が子どもたちの力になるかだと思うからです。こちらも1時間半くらいは話したでしょうか。できないなら別にこちらは構いませんというスタンス。強気だとか失礼だとかではないんです。限られた時間をどのように使うのかだけですから。

27日。この日は練習は軽く。ある程度動きました。翌日から鹿児島に行くことになっていたのでその準備も含めて。本来、試合があるというのであれば週の前半に軽い刺激を入れて終わるようにしています。今回はある程度のことをやってからの試合です。疲労が残っている可能性は十分にあります。とはいえ、ここで完全に調整をして臨む必要はないと思っています。特にスピード持久系の練習は一切やっていません。その中でどうするかだと思っています。必要なことだけやっておく。

その後、仕事の話が舞い込んできたのでそれをやる。上述の「起業家教育」に関して3年間を通じてどのように教育活動に落とし込むかを考えることに。それをワンペーパーにまとめて今後の会議などで提出しようと思っています。敵は内にあり。よくあることです。何かをやろうと思えば足を引っ張られることもある。そこに関してどう対応するか。丁寧な説明も必要になると思います。聞いていないという人も出てくるでしょうが。思った以上にやることが多いというのが現実です。それでもやらないといけない。使命感なんてものはありません。が、「やるだけ」の授業展開を面白いとは思わない。実のあるものにしたいなと。

これをきちんとやることが必要だと思っています。これにより来年度末の人事異動で校長になっていると信じて(笑)
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愛媛からの来校

2024-04-01 | 陸上競技
数日間、かなりバタバタしていたのでblogどころではなく。3月24日25日のことについて触れておきたいので。

3月24日と25日は愛媛からsris先生が来校されました。わざわざ山口まで・・・。申し訳ない限りです。うちに来ていただくメリットは全くありません。sris先生は週末にkyttbn高校に行くということだったのでそこに行けばすべて事足りるという気はします(笑)。とはいえ、こうやって来ていただくことは選手にとって大きな刺激になります。今回はハードル選手をメインに連れて来ていただきました。何を伝えるかだと思っています。

多くの学校では選手が選手に練習内容を伝えていくという流れでやっています。基本うちもそうです。が、まだまだ慣れていないというのもありきちんと伝えることができていません。せっかくなので「やりたいこと」を伝えていくことが重要かなと。それによりかなり時間がかかりますが。

今回は2日間ということ。24日の午後と25日の午前。24日は雨だったのでピロティで練習となりました。これは手狭なので申し訳ないなという感じでした。練習に関してはいつも通り。武道場で身体を動かしてから屋外へ。補強自体は少し多めにしました。屋外でできることが限られるので最初の段階である程度の補強をしておきたいなと思ったので。プレート補強、股関節補強、ロープ登り、腕立てジャンプ、回転片足立ち。特に面白い練習ではないですが「いつものこと」をやり続けたいなと。

でDM∞とDMwith台、台ドロップ。動きの基本的な部分も確認。台ドロップがなかなかできないですね。これはうちの選手も同様。「縦の動き」をしたい。空中でしっかりと入れ替えるためにどうするか。軽く浮いた状態でやらないといけませんがすぐに接地してしまう。色々なところがつながっていくというのを忘れてほしくないですね。

ドリルをやってから専門に分かれることに。スプリント系はうちの選手だけなのでいつも通りの流れで。久々にスティックもも上げも実施。そこから「加速練習」をいれて最後に屋外でスタートの確認。ここは完全に選手に任せることになりました。もう少し動きを見たいなというのもありましたが。

ハードルに関しては基本的なことを。一歩ハードル、二歩ハードル。一歩三歩ハードルを。実際に跳びながら課題を克服していく形にしました。というか、もうすでにどこを指摘してやっていたのか記憶があいまい。できるだけその日のうちにblogを書いておかないといけないとずっと思っているのですがその時間が作れません。情けない。抜き足の課題は明確でした。これはみんな同じ。更にリード足が開く。ここも準備していく必要があります。結局、「速く刻む」という感覚を持てるのは「一定水準以上」だと思っています。最後バウンディングになってしまう選手に対して「刻む」というのは不可能です。そこに対してのアプローチの仕方を話したと思います。少し補強をして終わり。

翌日は私自身がバタバタで・・・。午後から仮入学の受付となっていました。学校で練習の予定でしたが前日の雨の影響で競技場練習に変更。あれこれ手間取りました。一旦競技場に行ってからまた学校に戻るという流れになるので時間的な制約を受けることに。sris先生には申し訳ないことをしたなと。どうしてもこの2日間しか練習が取れなくて。週末に大会に参加するというのもあって。

スプリント練習を一緒にやってもらいました。うちの選手はすでに疲弊していました。3日間連続の練習になっただけで動かないというのはまだまだ足りないものが多いなという印象。県総体は3日間です。動きの切れがないというのをどのようにとらえるか。前日が夕方練習でこの日が午前中練習だったのもあると思います。それでもここまで動きに切れがなくなるというのは「何か足りない」なという印象。ダメですね。

せっかく来ていただいたのでしっかりとハードルの練習を。ショートハードルは通常通りの3台目まで。うちのKaさんがいるのでそれなりにお手本になるかなと。5歩の刻みと1台目までのアプローチ、3台目まで。1台目までにどれだけスピードに乗れるかが重要です。ここができるかどうかで全体の流れが変わるからです。届かない選手も出てくるのでそのあたりは細かく見ながら。やはり「跳んだら終わり」という感じがあります。ハードリング自体は「踏み切って終わり」ではありません。着地して次のハードルに対して減速せずに向かっていくこと。ここができるだけでずいぶん違ってくると思います。「空中での時間の確保」の話もしました。「届かない」のであれば浮いても構わないので「走る距離」を短くするほうが良いと思っています。タイムに大きく影響するのはやはり「ハードルインターバル」の走りだと考えています。ここをどうやってやっていくか。

ショートハードルは11.3mの5歩ハードルを4本程度やりました。走りの中でハードルを越えていく。3歩では出せないスピード感を体感してもらうことで走りとハードリングの結びつきを作っていきます。最初はなかなかスピードが上がりませんでしたが最後はずいぶん形になってきました。

ヨンパは距離を短くしての練習。これは慣れが必要な部分があります。男子選手は足が痛いということで抜けました。無理をする時期ではありません。少しずつ少しずつです。来校してもらった選手は19歩で行けたらいいなという感じだったので様子を見ながら。できないなりに一生懸命にやっていました。普段の指導の賜だと思います。届かない部分を走りながらどうやって調整していくか。最終的にはかなりできるようになっていました。歩数の切り替えの練習も少しやりました。ここは難しいですね。うちの選手も1人苦戦していました。不器用。それでもずっとやり続けていました。100m近い距離を全力で何本も走るのできつかったかもしれないなと思います。今はしっかりと練習をする時期。目の前の試合に左右されるのではなく長い目で見ながらやっていく必要があります。

なんだかんだですぐに終わってしまいました。仮入学へ・・・。申し訳ないですがここで終わりとなりました。もう少し何かを伝えられたらよかったとは思いますが、時間がないという致命的な理由もあって。来ていただいたことで選手には大きな刺激になったと思います。感謝しかありません。

私は午後から仮入学の受付。更に会議。その会議で衝撃的なことが発覚。完全な後出しじゃんけんです。どうなんだろう。偏りが著しくなってそれでも「やれ」という状況。1人でやる内容ではない気がしています。それって本当に正しいのか。憤りしかない。

あやふやになっている記憶を一気に書いておきます。すみません。
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