kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

課題

2024-04-06 | 陸上競技

全くですね。自分で「忙しい」という人は能力が低い人だと昔言われたことがあります。しかしながら実際問題「時間」が限られていてその中で様々な活動をするというのであれば本当に「忙しい」という表現が出てきます。それなりに消化しているつもりですがそれでもなかなか終わりません。「担任」「学科長」「起業家教育プログラムの引き受け」「県の商業の研究調査委員会の引き受け」「地区の専門委員長」という部分に加えて「部活動」という感じです。これくらい当たり前といわれたらそうなのかもしれないですが、物理的にそこまでの時間が確保できないというのはあります。情けないですが。

 

本来であればもっと早く書きたかったのですが。鹿児島での課題などを書いておきます。今更ですが。

 

一番気になったのは「アップ」の部分かなと。普段やっていることがアップの中でできていない。この冬の間に「ピッチ」をどのように作るかというのをやってきました。マークを使いながらです。今回、それが十分にできていない感じがありました。昨年のアップと同じ感じでやっているのですが走りの「リズムアップ」ができない。フォロースイングが遅れています。冬季の間にやってきたこと=意識づけの部分です。ここができていない中で走っても中間からのイメージが作れません。インドアでのレースでその部分を感じで全体に話を。アップの見直しが必要だと思っています。その日の夜に選手が集まって「アップについて」を考えていました。「スプリント練習」をすべて入れ込んでいましたが(笑)。それは多すぎるのでまた改善が必要になるかなと。

 

この時期は「課題」を発見することが必要だと思っています。このタイミングでベストが出たら「良い感じだ」と思うかもしれません。しかしながら長い目で見たときには「改善点」が明確になる必要があります。あくまで勝負は「県総体路線」です。ここまでにどうやって自分自身の課題を明確にしていき克服するか。それ以外のレースはそのためにあると思っています。記録が出れば自信につながるという意見もあるかもしれません。が、本当に勝負する時に力が出せなければ意味がなくなる。だから今回「アップについて」考える機会があったことは大きな部分だと思います。任せっぱなしにするのではなくきちんと見ていく必要があります。

 

また、屋外でのマイルフェスティバルでは「スピード持続」の不足を感じました。というか、全くといっていいほどやっていないので当然だと思っています。特にスプリント系の選手に関しては後半の減速が著しい。この冬、スプリント系は「150m-120m-120m」をwalkでつなぐという練習がメインでした。一応有酸素系部分も多少なりとやっておきたいので「50m往復走」を2往復やっています。walkも自分たちのペースでやっているので乳酸が蓄積してから動き続けるというのはそれほどありません。1本である程度出せるようになっていますが歩けなくなるまで乳酸が蓄積するというのではない。そんな状況で200mとマイルを走るというのは「無謀」だと思います。

 

ヨンパ選手に関しては「150m-150m-150m」が冬のメイン。ヨンパのことを考えて150m走った後に60mHの折り返しをしていました150m+60mHという感じです。短時間での負荷になるので本当に必よな「スピード持続」はできていないと思います。それでも今回のマイルフェスティバルではそれなりに維持できたかなと思います。まだまだですが58秒2ラップで走っていました。後半動いていませんでしたがこれくらいのタイムで走れれば十分なのかなと。本当はもっと走ってもらいたいところですが。ほとんど「持続系」のことができていない状況で「それなり」にできたのは大きなことかなと思っています。

 

結局、この課題を克服するために昨年やっていた練習を入れる必要が出てきます。今回は関西遠征と鹿児島先生があったのでそこまでの準備ができませんでした。3月に少しずつ入れておければよかったのですが。これから週に1回か2回入れれたらいいかなと思っています。実際こうやって書いている時点ではすでに「150mリレー」を実施している後なのでそのことも触れたいのですが(笑)。これまでとは違う感覚を得ています。

 

課題が見つかることは大きい。スピード持続ができずにへこんでいる選手もいましたがそこは今は関係ないと思っています。この部分の練習がきちんとできればショートスプリントの後半部分でも維持できるようになってくると思います。相乗効果は間違いなくある。専門練習とスピード持続系の練習ができれば色々なことが変わってくると思っています。

 

収穫が多い大会だったと思います。まーこうやって書いているのは1週間後という現実もありますが(笑)。私自身がどう対応するかだけだと思っています。働きます(笑)

コメント
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