kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習を任せる

2020-05-31 | 陸上競技

一応、「陸上日記」というテーマなのでそのあたりのことも書いておきたいと思っています。毎日更新する予定でいるのですがなかなか・・・。20時過ぎに眠くなるとblogを書く余裕がなくなります。どうするか。

 

前の記事にも書きましたが「学校再開」に伴って練習を再開しました。他の学校がどのようにしているのかは全く分かりません。今回、「自宅待機期間」が終わってからの1か月間、全員が「自分で計画を立てて行う」という流れにしていました。そのための準備をこちらがやって選手は「目的に沿って」計画をしていきます。

 

この1か月の取り組みの様子を見ようと思って「自分たちで考えてやる」という流れにしました。「やらされる」練習から抜け出すにはどうするかなという部分があったので。

 

この新型コロナで世界中が「停滞」した時期。終わったら「これまで通り」という人もいるかもしれません。否定はしません。が、私は「別の生活様式」で活動をしていく必要があると思っています。「競技」だけをやって「進学」を目指す。そのような形はこれから先はもう「通用しない」のではないかなと。もちろん、これまでもそんなことはほとんど考えていませんでした。が、「競技をやっておけば進学ができる」という考えの指導者もいるのだと思います。

 

そうであればどのように「部活動」の意味を考えるか。「練習をさせる」ことだけでいいのか。多くの指導者が「生活指導」や「人間的な成長」を重視しているのだと思います。しかし、それが「本質的なものかどうか」は別物だと思っています。指導者の顔色をうかがいながらやっていく活動は「旧態依然」ではないか。

 

「やりたくないならやらなければいい」とずっと言ってきました。これは今も昔も変わりません。選手が練習をすることで私にはメリットはありません。色々なところを見ていると「指導者自身が部活動に依存している」姿が見られます。生徒が来なければ「部活ができない」ので「早く再開するべきだ」とか「早く代替試合を開催するべきだ」と声を大きくする。

 

私自身、「部活動中心の生活をしている」と言われます。確かにそうでしょう。練習や合宿などもあるので休業期間中は大きく生活様式が変わりました。が、別に「部活動」が全てではない。授業準備や「これまでの取り組みを進める」ことができる期間です。部活動に依存し続ける意味はありません。元々、PCを使ってwebページを作ったり、画像加工や動画編集を得意としていました。「定型業務」というよりは「発想を生かして動く」ほうが得意です。自分のやりたいことを見つけてあれこれやる。それでいいと思っています。それでも「表面的」には「部活動ばかり」と言われるのでしょうが。別に「本質的なこと」が分からない人にあれこれ言われても関係ないなと思ってはいます。

 

今回、「自分たちで練習をする」という期間が1か月。この期間、選手がどのように過ごしていたのか。もちろん、練習計画は立てさせました。その「内容」には差があると思います。しかし、そこを大きく変更することはしませんでした。「自分で決めたこと」をどのようにするか。「強くなりたいな」と思えば「しっかりやる」でしょうし、「それなりに」と思うのであれば「適度にやる」と思います。

 

学校で部活動をやる。生徒によっては「雨が降る」ことを喜んだりします。「今日は練習が休みだ」と。私の感覚からすれば「練習ができないことを喜ぶ」というのであれば最初からやらなければいいんじゃないのか??と思います。「競技力を高める」ことをするのであれば「必要な練習をする」ことが求められる。「趣味で身体を動かす」のであっても「できない」ことを喜ぶのであれば「競技」ではないなと。そう考えると「無理矢理やらせる」ことに意味はないと思っています。誰も幸せにならない。

 

この1週間は「取り組みを確かめる」時間にしました。私自身、授業もあるので練習に付けない時が出てきます。1・2年生は3時間授業でしたから午後から授業があるときにはいくことはできない。その中で「何をするのか」を考えさせました。

 

3年生が不在の中で練習をする。この中で「何をするのか」です。強制的にやるわけではない。しかし、「組織」としてやるからには「一定のルール」を決めていく必要があります。正直、今の2年生男子は厳しい部分があります。それは以前からです。「基本的なこと」を指導してきていますができないことが多い。グランドレベルでの話ではなく「前段階」ができていないことが多い。そうであれば「競技をする必要はないのでは?」という話は何度もしています。

 

今回の「新型コロナ」の流れの中で「変わるチャンスではないか」という部分を感じていました。選手に「成長するチャンス」を与える。もちろん、できていない部分に関しては徹底的に指導する。「やりたくない」と思えば止めない。強制させられるほど面白くないものはないですから。

 

うーん、まとまらない中で長くなっていますね。また書きます。


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