碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

今週の「読んで書いた本」 2010.09.04

2010年09月04日 | 書評した本たち

今週、「読んで、(書評を)書いた」のは以下の本です。


マイケル・マイヤー
『1989 世界を変えた年』(作品社)

松岡正剛
『松岡正剛の書棚~松丸本舗の挑戦』(中央公論新社)

酒井順子
『ズルい言葉』(角川春樹事務所)

三橋俊明
『路上の全共闘 1968』(河出書房新社)

田中正恭
『夜汽車の風景』(クラッセ)



書いた書評は、発売中の『週刊新潮』9月9日号に掲載されています。

また、松丸本舗は、東京駅北口の前にある「丸善」の中に置かれている
<書店内書店>です。

東京ラブストーリーは突然に!?

2010年09月04日 | テレビ・ラジオ・メディア

合宿が終わって、山梨から信州へと移動。

実家に立ち寄り、母と共に、父のお墓参りをした。

お盆に来られなかったからね。


お墓から実家に戻って、テレビをつけたら、画面にいきなり『東京ラブストーリー』が現れたので、びっくり。



リカとカンチ、鈴木保奈美と織田裕二だ。

1991(平成3)年の放送だから約20年前になる。

しかも、流れているのは「最終回」じゃないか。

長野放送(フジテレビ系)さん、なぜ今、『東京ラブストーリー』の再放送? 

・・・と聞きたくなったが、ま、そんなことはいいや。

画面を眺めていて、映像もよかったんだなあ、とあらためて思う。

最終回の演出は永山耕三さんだ。

再会した二人が、再び別れる場面のロケは、確か代々木公園だった。

背中を向け合って、それぞれが反対の方向へと歩き出す。

ふと立ち止まるカンチ。

振り向いてみるが、リカは歩き続けている。

あきらめて、また歩きだすカンチ。

すると、背後から声がかかる。

「カンチ――!」

91年3月18日、この最終回の視聴率、なんと32.3%。

気がつけば、小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」が朗々と流れて・・・・

いやいや、つい、また最後まで見てしまいました(笑)。