市役所の、議員団控え室から、都営住宅の跡地利用で、新築なった都営住宅と、戸建の分譲住宅が立ち並ぶ場所が、よく見えます。
上から、町の様変わりを眺めつつ、
担税力のない人が多くて、財政が大変と、税金を多く払ってくれる人々を呼び込む計画に基づいた、まちづくりの様を、これで本当に市民を愛している町だろうか と暗澹とした気持ちにさいなまれる
さて、先日、ある市民が「孫ができて・・・」と嬉しそうにおっしゃり、同時に
「福田さん、娘が言うには、子どもの医療費助成とか、保育園に入れるとか、学童クラブに入れるとか、子育て支援のメニューが揃っていない町は、若い人に敬遠されるらしいよ」と、言われました。
あっ、そうだ! そのとおりだ と思いました
東村山駅西口再開発の100メートルビルに、どんな世代が入るのか、それによっては、保育所も、学童クラブも、今よりいっそう不足するのは 火を見るより明らかなのに、
その見通しをたずねても、「それは、別のことだから」と頬被りをする まち
それでは、保健福祉部が、そのことも見通して、計画できるかといえば、
いまでも、お金がない、どこの予算を削るかと、汲々としている福祉部門では、及びもつかない様子
すでに子どもの施設は、どちらの施設も定員を超えて子どもを預かっている状態。
こんご、東村山市で子育てをしようと願う家族にとっては、とても大きな困難が立ちはだかる。
これでは、やっぱり、若い世代は居ついてくれなくなるかな~
家を買った人たちは、引っ越すわけにはいかないけど、
アパートの人たちは、もっと子育ての条件のよいところに行ってしまうかな~ と暗くなった
これを書きつつ、思い出した
あるとき、市民の要望に、
「お金がない、武蔵野のように金持ちではないから・・・」と言う市長に、
市民が「だったら、私たちも、武蔵野市に引っ越すかね」といいました。
これを聞いた市長、なんと
「あ~どうぞ」と言ったっけ
市民が、東村山市を見限って越すのを、どうぞという市長は、
いつも 人間大好き がモットー と 言い続けているんだけど、
大好きな人間は、東村山市に暮らす、市民みんなではないのかな~と、
先の 見放される 発言から 思いを廻らせてしまった
若い世代に見放されては、将来に、希望が 持てなくなるではないか
なんとか、子育てのしやすい環境を、ハード面、ソフト面両方、
市民の力をあわせて作り上げなくちゃ
お孫さんのできた ホヤホヤのおじいちゃん(言われたくないかな!)に、ハッパをかけられました