議長も、副議長も、監査委員も、
み~んな与党が独占
日本共産党東村山市議団は、臨時議会の開催に先立ち、会派代表者会議で
今議会は、交渉会派(3人以上)が自民、公明、共産の3会派しかない事、多くの一人会派が議席を得ていることから、何らかの形でこれらの少数会派にも、代表者会議や、議会運営委員会への参加に門戸を開くよう要望することにしていました。
ところが、代表者会議に臨んでみると民主がネットと組んで3人会派に、
また自民党と組んだ会派も出てきて、少数会派は4人へ。
それでも、常任委員会への少数会派の希望を聞いて配分を行うことなど、民主的な議会運営も要求してきました。
しかし、自民、公明、民主がこれを拒否。
日本共産党はまた、議会によっては、第1党から議長、第2党から副議長、第3党から監査委員など、民主的にルール化していることもあり、当議会でもこれを実施するよう要求しましたが、結局これも拒否されました。
5月23日10時より、改選後初めての議会が開かれました。
*議会は定例的に年4 回開かれことになっており、
開催月は 第1回 3月、第2回 6月、第3回 9月、第4回 12月 です。
なので、今議会は臨時的な議会となります。
市議会は、はじめに、最年長田中議員が臨時議長を勤め、議長選挙を行い、
議長に自民党の丸山議員、ついで副議長に公明党の山川昌子氏を選出。
日本共産党は、先の申し入れによって民主的ルールも作られない状況で、独自候補を立て、議長に田中富造議員、副議長に福田かづこに投票しました。
また、市の監査委員会の議会からの選任は、先の申し入れも拒否され、また市長の推薦母体である自民党や公明党から監査委員を選出するのは、常識に見ても中立性が保てないことなどを理由に、
市長が推薦した公明党の川上議員の選任に反対しました。日本共産党のほかに反対したのは、草の根市民クラブ、希望の空、地元のチカラ。
賛成したのは自民、公明、民主でした。
私は、厚生委員会所属、委員長に就任しました。
議会運営委員会などは、まさに各議会の議事日程など、運営に関する委員会であり、本来は一人会派も含めて全会派が参加するべきだと思いますが、
自民3人、公明3人と委員9人中6人を与党が占めています。
実際の委員会協議会(非公開)には、議長、副議長も参加するので圧倒的に与党です。
コレで、民主的な運営など出来るはずもありません。
私は、こうした議会人事が行われるたびに、口先で、民主主義を云う議員達が、実際にはどんな事をしているか、自分が応援した議員達が、何を言っているか、本当の姿をぜひ見てもらいたいと痛切に思います。
市民の目が行き届かなければ議会も変わらないからです。
6月議会は、初日に新市長の所信表明もあります。傍聴をお待ちしています。