6月1日開会の議会本会議で、
旧保健所(野口町)を四億三千五百万円もかけて買い入れることが、
自民・自治の会、公明、民主・ネットの賛成で可決されました。
選挙前の3月議会では、東村山駅西口再開発の100㍍ビルへの10億円の施設買入れを決めたばかりなのに・・・。
この問題は、市役所の庁舎整備計画の杜撰さを如実に現しています。
次々に新庁舎が…
この間、市役所の建替えこそ無かったものの、
次々に新庁舎が建設、あるいは改修、買い入れされてきました。
12年前、都の制度であった母子保健の多くを市に移管されたことにより、
母子保健センターの設置を目的に、
約2億5000万円をかけて市民センター別館を建設。
ところが、H14年に豪華庁舎・生き生きプラザ(約24億5000万円)が建設され、母子保健センター機能が移転。
今度は、H18年度、突然、旧市民センター(解体予定だった)の改修が、
8000万円かけて行われました。
別館を建設した補助金要綱に違反していると指摘されたからです。
その上、今回の保健所買取で、4億3500万円。
別館、生き生きプラザ建設、旧館改修、保健所の買い入れ、
ここまでの費用は合わせて、33億2223万2千円です。(東村山市の答弁)
その上西口の100㍍ビルの買入れを含めると、
実に43億円もの税金が費やされたことに
こんなムダ使い見過ごすわけにはいきません
旧保健所買い入れの目的は、
①現在借地の社会福祉協議会を市の自前の施設に入居させる
②子育て支援の場を提供する(白梅学園が)ことだそうです。
これらを一概に否定する物ではありませんが、しかし、新しい施設を購入しなければならない合理的理由にはなりません。
自民・自治、公明党、民主・ネットなどは、7割引で買えるからと大賛成。
バーゲンのブラウスを買っているのとは訳が違うんですよね~
共産党市議団は、私が質疑に立ち、行き当りバッタリの庁舎計画を指摘。
これ以上、庁舎は必要ではなく、
それよりも萩山、青葉の学童クラブの建替え問題など、
他に税金を投入が必要な、緊急性の高い事業があると反対しました。