娘の成人式

2010-01-12 14:53:19 | Weblog
昨日1月11日、東村山市の成人式が執り行われた。
私は 基本的に成人式には行かないことにしている。
祝われている人々のマナーの悪さに閉口するからである。

下の娘が成人式に参加するという
友達に会うためである。

振袖は着ていかないが着物は着ていくというので
わがふるさとの工芸品でもある大島紬で着物を作ってやった。
大島紬は本来は 普段着であり 晴れ着ではないが
現代では着物そのものが普段着とはいい難く
あまり気にせずに、着せることにした
着付けの先生が、お祝いだからね と帯を華やかに結んでくれた。

赤ちゃんのときから育てていただいたなかよし保育園の園長先生宅に
兄弟のように育った友人と挨拶に伺い
その後会場まで送ってやった。

会場周辺の
美しく着飾ったお嬢さん方の顔は晴れやかで
着物はやっぱり着せてあげたいな~と思い
凛々しいスーツ姿の若者たちもいた。
そうした姿を見るのはうれしいものではある。

式典に参加する娘に
人が挨拶や話をしているときに、友達同士おしゃべりをするんじゃないよ
と、大人に言うにはおよそ不似合いの注意をして送り出した。

帰ってきて、どうだったと聞くと
うるさかった・・・と言う

成人式の日は必ずテレビで荒れた成人式の模様が判で押したように報道される。
テレビは荒れた成人式を待ち望んでいるかのようにである。
そんなことを繰り返す成人式を行う意味がわからないな~と思う。

ディズニーランドでの成人式のどこに大人の自覚を求める要素があるのかもわからない。
実施しなければならないのであれば、成人式の意味を問い直し、
そのあり方も問い直したほうがよいと、議員になって以来思っている。