明日9月議会最終日―リサイクルセンター発注仕様書作成委託予算計上―

2011-10-03 16:01:07 | 東村山市の政治、議会
最終日に提案される予定の
2011年度東村山市一般会計補正予算に
この間、市民的にも、議会特別委員会でも
見直しを含め議論をしてきた
秋水園リサイクルセンター建設の
発注仕様書作成業務委託予算1,000万円が計上されている。

国の交付金 333万3千円(事業費の3分の1)とセットである。

リサイクルセンター計画は、
この間の市民の議論も、議会の議論も全く無視して
リサイクルセンターで中間処理するゴミの種類を
全く無くさず、大きな箱を作る。

さらに、この夏以来、突然浮上した
秋津地域住民の就労の場にするという問題が、
会議室や、集会室や、見学用スペースや、託児室を作るなど施設拡張や、
秋津町の皆さんが2~3時間働くことができる場にするなど
議会全会派が疑問を呈し、全く理解していないにも拘らず

こうした計画を具体的に施設に入れ込んだ計画を、
民間プラントメーカーに作ってもらうための予算が
発注仕様書作成業務委託予算1,000万円
である。

こうした予算を 納得もしていないのに
東村山市議会が無傷で成立させて良いのかと
明日の本会議での審議を前に 思い続けている。
与党の皆さんは 悩まないのだろうか?

学校教室へのエアコン設置(請願)継続審査の怪!

2011-10-03 11:49:50 | 東村山市の政治、議会
ある会派が
「市内小中学校の教室へのエアコン設置を推進」
とのチラシを、最近巻いた。
「なぜこの通りなら、9月議会で請願を採択しなかったのか」と
市民から問い合わせをいただいた。
確かに この市民のおっしゃるとおりである。
開会中の9月議会の生活文教委員会で
エアコン設置の請願が継続審査となった。

市が、当初予算に計上していた教室へのエアコン設置について、 
国の補助採択が未定のため、今年度工事をしないと市長が6月に発表した。
それでは子どもたちの教育環境整備が遅れると、
今年度中の事業実施を求める請願が提出され、
7月、8月と審査が行われ、概ね全会派賛成の流れになっていた。

そして、9月議会において、
市長が 何とか実施したい と発言したことを受け、
市民は、請願が採択してもらえるかも知れないと考えたのである。
日本共産党のの山崎委員も
変ろう議会の佐藤議員も
採択を先送りする意味がなんら無いことを主張し
採択をするよう強く主張した。

しかし、与党の委員が、継続審査としたのである。
採択を先送りとする口実は、
市長が予算化したものを請願にするのは筋が通らない
というものであったらしい。

らしいと言うのは、私自身が傍聴をできなかったからである。

しかし、先にも陳べたように
国の補助金が決まりそうも無いから反故にすると市長が発言したために、
市民は それでは困る と 今年度の事業化を求めたのであって
市民の行動に、なんら問題は無い

問題は 党利党略で 市民の願いに 待ったを掛ける会派のやり方である。
市民の願いを真正面から受け止めていないと言わざるを得ない。

日本共産党は、エアコン設置に待ったが掛かった時点で
私の6月議会の一般質問でも
国の補助金が無くともエアコン設置を進めるべきであり、
市長会でも国に事業採択を要求すべきであると
主張してきた。

さらに、日本共産党の国会議員に この問題を取り上げてもらい
文部科学大臣へ予備費を使って事業採択するべきと要求し
また、市長に対して
ぜひ今年度分の事業を実施してもらいたいと要望書を手渡した。

明日、9月議会最終日に補正予算案が提出され、
そこにエアコン設置のための予算が提案されるらしい

らしい というのは
エアコン設置そのものの予算はそれこそ3月時点の予算に計上されているので、
今補正では、
前年度黒字分から8,100万円を公共施設整備基金に積み立てるところに
その計画を読み取ることが出来るからである。

正式には、明日の提案説明と質疑の結果を待たなければならないが・・・

こうしたことを、与党は、事前にわかっていたのなら
此処は気持ちよく 市民の請願に賛成して
市民の願いに気持ちを沿わせれば良かったのではないだろうか?

継続審査とした意味が待ったくわからない!!