批判すべき5点目は
これまでの検討経過と称するものだ。
時間的経緯は記載されているが、
検討経過の中で
厳しく指摘されたことや示された改善要求などは
自分たちに都合の良いことしか記載されていない。
市が言う 検討経過とは
市民も、市議会も、検討に参加していた
というだけである。
検討過程で 市が容認できるものだけを取り入れ
それ以外は あらゆる努力を傾注した検討もせずに
「できません」「ありません」
と言ってきた。
一つ一つ批判すると
1、学識経験、市民が決めた?
2005(H17)年設置の秋水園整備計画調査研究会
(学識経験、周辺対策協議会、一般公募市民などが参加)
が策定した
「秋水園施設整備のあり方について」の報告で
現施設の更新又は大幅な改修が必要とされた
から、
リサイクルセンター整備計画を策定した
と記載している。
つまりこれは市民と専門家が決めたことだと言っているのだ。
しかし、この報告書は、施設建設先にありきではない。
「民間委託も含めて検討する」
と書かれているのである。
市は、この記載については全く無視し、施設建設先にありきで計画を作ったのである。
2、市民検討会の議論で施設規模を縮小?
さらに、
2009(H21)年度、「リサイクルセンター整備基本計画検討会」(市民参加)での8回にわたる議論の末
施設規模を縮小、5000㎡が3000㎡に
費用も 23億から17億にした
としている。
しかし、ここにも本当のことを知らない市民を欺くトリックがある。
規模の縮小や建設費の縮小は
実は、初めの計画に60%を掛けて割り出しただけの机上の計算
だということだ。
だから、前回までの報告の通り、ランニングコストが示せないのである。
6掛けで作ったその証拠に、
9月議会初日のリサイクルセンター関連補正予算の審議の際
市民検討会で議論された
見学コースや会議室は必要ない
との意見は殆ど無視され
会議室や管制室も残ることが明らかになったのである。
さらに、この計画からはずすべきと多くの議員が指摘した
事務室の存在も続いている・・・
しかも、市民検討会の13人の委員の内、8人の委員が
議論は終わっていないと
議会に特別委員会での徹底審議を求める意見書を提出したのである。
市が、市民の賛同得るアリバイ作りに設置した(と私は思っている)検討会が
参加した市民の懸命な調査により、単なる賛同組織とならなかったことが
今日の 市民的な議論への道を開いたのである。
3、議会が決めた?
2010(H22)年~2011年~2012(H24)にかけて
市議会の特別委員会や環境建設委員会で議論した結果
ペットボトルの民間委託と、それに伴う施設の縮小が必要とされたが
一定規模の施設は必要と集約され
今年度予算審議で、予算が原案通り可決された
議会も賛同したから問題ないのだといっている。
しかし、
議会は、秋水園へのごみの持込を減らすために
ビンも缶も、民間に委託できないかと提案
した。
先に報告した、場所の移動なども含めてである。
これら直営と民間委託の比較検討も正確には行われなかった。
行政の都合の良い資料を作り、民間が高かったから施設建設する
と4面に記載されている。
わが 日本共産党は、
行政の行っている事業の民間への委託はできるだけ避けるべきで、
直営が望ましいと思っている。
しかし、このリサイクルセンター問題では、
施設建設を作らないことが、
秋津町へのごみの一極集中をなくすチャンスだと考え、
他の政党・会派が合意するならと
足並みを揃えてきたのである。
議会側(少なくとも何でも賛成でない会派)は、
積極的な提案で、改善策を打ち出してきたのに
東村山市は、これらの提案を殆ど何の根拠も示さず
真剣な調査研究も行わず
「できません」「ありません」と言い続け、
国の補助金が決まっている
着工が遅くれたら補助がだめになると
自民党、公明党、みんなの党が
審議打ち切りを強行し、予算を可決
リサイクルセンターにゴーサインを出した
これが これまでの検討経過 の真相である。
結局、ごみ見聞録8月臨時号は、
リサイクルセンター建設を住民投票で決めさせてほしいとの
住民運動を妨害するために出されたと言っても言いすぎではない
と私は考える
なぜなら この批判の冒頭明確にしたとおり
これは、市民に情報を知らせ
より良いものにするための意見を貰うことを目的にしておらず
住民が見直しを求めて運動を始めた今頃になって、
あわてて、
東村山市の計画は市民や議会からお墨付きを貰ったものだと喧伝し
市民の批判をかわすために出したことは明らかだからだ。
それが紙面構成によく現れていると私は思った。
これまでの検討経過と称するものだ。
時間的経緯は記載されているが、
検討経過の中で
厳しく指摘されたことや示された改善要求などは
自分たちに都合の良いことしか記載されていない。
市が言う 検討経過とは
市民も、市議会も、検討に参加していた
というだけである。
検討過程で 市が容認できるものだけを取り入れ
それ以外は あらゆる努力を傾注した検討もせずに
「できません」「ありません」
と言ってきた。
一つ一つ批判すると
1、学識経験、市民が決めた?
2005(H17)年設置の秋水園整備計画調査研究会
(学識経験、周辺対策協議会、一般公募市民などが参加)
が策定した
「秋水園施設整備のあり方について」の報告で
現施設の更新又は大幅な改修が必要とされた
から、
リサイクルセンター整備計画を策定した
と記載している。
つまりこれは市民と専門家が決めたことだと言っているのだ。
しかし、この報告書は、施設建設先にありきではない。
「民間委託も含めて検討する」
と書かれているのである。
市は、この記載については全く無視し、施設建設先にありきで計画を作ったのである。
2、市民検討会の議論で施設規模を縮小?
さらに、
2009(H21)年度、「リサイクルセンター整備基本計画検討会」(市民参加)での8回にわたる議論の末
施設規模を縮小、5000㎡が3000㎡に
費用も 23億から17億にした
としている。
しかし、ここにも本当のことを知らない市民を欺くトリックがある。
規模の縮小や建設費の縮小は
実は、初めの計画に60%を掛けて割り出しただけの机上の計算
だということだ。
だから、前回までの報告の通り、ランニングコストが示せないのである。
6掛けで作ったその証拠に、
9月議会初日のリサイクルセンター関連補正予算の審議の際
市民検討会で議論された
見学コースや会議室は必要ない
との意見は殆ど無視され
会議室や管制室も残ることが明らかになったのである。
さらに、この計画からはずすべきと多くの議員が指摘した
事務室の存在も続いている・・・
しかも、市民検討会の13人の委員の内、8人の委員が
議論は終わっていないと
議会に特別委員会での徹底審議を求める意見書を提出したのである。
市が、市民の賛同得るアリバイ作りに設置した(と私は思っている)検討会が
参加した市民の懸命な調査により、単なる賛同組織とならなかったことが
今日の 市民的な議論への道を開いたのである。
3、議会が決めた?
2010(H22)年~2011年~2012(H24)にかけて
市議会の特別委員会や環境建設委員会で議論した結果
ペットボトルの民間委託と、それに伴う施設の縮小が必要とされたが
一定規模の施設は必要と集約され
今年度予算審議で、予算が原案通り可決された
議会も賛同したから問題ないのだといっている。
しかし、
議会は、秋水園へのごみの持込を減らすために
ビンも缶も、民間に委託できないかと提案
した。
先に報告した、場所の移動なども含めてである。
これら直営と民間委託の比較検討も正確には行われなかった。
行政の都合の良い資料を作り、民間が高かったから施設建設する
と4面に記載されている。
わが 日本共産党は、
行政の行っている事業の民間への委託はできるだけ避けるべきで、
直営が望ましいと思っている。
しかし、このリサイクルセンター問題では、
施設建設を作らないことが、
秋津町へのごみの一極集中をなくすチャンスだと考え、
他の政党・会派が合意するならと
足並みを揃えてきたのである。
議会側(少なくとも何でも賛成でない会派)は、
積極的な提案で、改善策を打ち出してきたのに
東村山市は、これらの提案を殆ど何の根拠も示さず
真剣な調査研究も行わず
「できません」「ありません」と言い続け、
国の補助金が決まっている
着工が遅くれたら補助がだめになると
自民党、公明党、みんなの党が
審議打ち切りを強行し、予算を可決
リサイクルセンターにゴーサインを出した
これが これまでの検討経過 の真相である。
結局、ごみ見聞録8月臨時号は、
リサイクルセンター建設を住民投票で決めさせてほしいとの
住民運動を妨害するために出されたと言っても言いすぎではない
と私は考える
なぜなら この批判の冒頭明確にしたとおり
これは、市民に情報を知らせ
より良いものにするための意見を貰うことを目的にしておらず
住民が見直しを求めて運動を始めた今頃になって、
あわてて、
東村山市の計画は市民や議会からお墨付きを貰ったものだと喧伝し
市民の批判をかわすために出したことは明らかだからだ。
それが紙面構成によく現れていると私は思った。
おわりに
先の臨時議会で、住民投票が決まれば
その投票運動の中で
国政選挙の運動をする(政党が出てくる)のではないかと
質問した議員がいたが
住民投票に反対した姿勢の本音、民意を重視しないその本質が表れていると
私は思っている。
繰り返すが 直接請求運動に取り組んだ市民に、口先で何度『敬意』を表しても
住民投票条例に反対したのでは、敬意を表したことにはならない
それは、単なる枕詞であり、
市民にとっての誠意ある態度とはいえないことも改めて付記し、
ごみ見聞録臨時号批判を終える。
先の臨時議会で、住民投票が決まれば
その投票運動の中で
国政選挙の運動をする(政党が出てくる)のではないかと
質問した議員がいたが
住民投票に反対した姿勢の本音、民意を重視しないその本質が表れていると
私は思っている。
繰り返すが 直接請求運動に取り組んだ市民に、口先で何度『敬意』を表しても
住民投票条例に反対したのでは、敬意を表したことにはならない
それは、単なる枕詞であり、
市民にとっての誠意ある態度とはいえないことも改めて付記し、
ごみ見聞録臨時号批判を終える。