ごみ見聞録臨時号批判④-2 騒音・臭気・作業環境=改善提案するも、まともな検討なかった

2012-09-07 13:27:51 | 議会基本条例
批判されるべき4つ目のその2は臭気や作業環境の問題である。

― 臭気 ―

現在『悪臭』に対する対策が不十分、
夏場、ビン・カンのストックヤードからの臭いが 
柳瀬川対岸の所沢住民から指摘されていると言う。

しかし、臭気は環境基準を越えていない。
そのことの説明はどこにもない。

もちろん、環境基準を超えていないから何もしないで良いということではない。
悪臭の原因を明確にし、それを取り除けばよいことではないだろうか?

悪臭の原因は、
ビンや缶に残された液体である、
また、タバコなどの異物が入った状態で
洗浄されずにごみとして出されるために、
それが臭うのである。

施設を作る前に、そのことを市民に訴え、
排出するごみが、秋水園近隣住民に迷惑とならないよう徹底することこそ重要であると考えるが
所管の念頭にはその考えが一切ないのである。

― 作業環境 ―

屋外に近い作業場なので夏は暑く、冬は寒く、冷暖房効果もなく
改善が必要というものだ。

もちろん改善は当然である。

特別委員会では この問題でも
騒音対策も含め、場所を移動し、その際、扉をつけ
冷暖房かが上がるように改善すればよい
などの幾つかの改善提案がなされた。
しかし、無理なんですよね~ と、片付けられてきたのである。

― ほとんどまともな検討はされていない ―

ごみの減量はリサイクルセンターとは別に議論します。
機械の購入費はわかりません
ランニングコストは、今は、試算できません。
民間と公共との比較はそれぞれの出した条件でするしかなく
比較基準を統一する必要はありません。
等々、
結局、行政が、リサイクルセンター建設先にありきの検討しかしていない。

2面~3面の「現状(騒音、臭気、作業環境の課題)」
と称するものは、
リサイクルセンター建設の理由にしたい
という立場で掲載されているものであって、
これが即、建設をせねばならない理由にならないことは
議会での改善提案などで明らかである。
特別委員会や環境建設委員会の議事録を読んでいただければ一目瞭然だ。

検討経過については次回

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