その身にならなければわからないことー視覚障害と踏み切り

2013-04-08 10:39:55 | まちづくり
5日金曜日
市内視覚障害のある方に依頼され
佐藤議員、大塚議員、石橋議員、私とで
萩山駅の小平側の踏切などの調査を行いました。

調査といっても
視覚障害者の方々が感じている
踏み切りの危険性を
現場で教えてもらったといったほうが正確かもしれません。

萩山南口の踏み切りは
下の写真のように幅が広く、障害を持たない人でも
高齢者などは渡りきるのに一定の時間がかかります。
また遮断機の場所には点字ブロックもないので
どこからどこまでが踏み切り内かわかりません。


そして踏切内には
点字ブロックがありませんので
白丈 を持って 線路との境を確認しながら歩くのですが
下の写真のように
境に忠実に進むと 線路の中に誘導されてしまいます。


また広い踏切では
急いで渡るのに、線路との境を確認しにくく
下の写真のように 白い柵があるのですが
これが転落防止なのか
視覚障害者の通行に供するためなのかわかりません。


視覚障害に対するものなら
逆に 背が低くても良いので
踏み切りとの間に空間がないほうがよく
コンクリートで境を明確にしてもらったほうが良いとのこと
なるほど・・・です。

しかもこの踏み切りは道路に対して斜めに設置されています。
うっかりすると
視覚障害者の方向感を狂わせることにもなり
大変危険です。

縁石の意味
点字ブロックの意味が分かっていないと改善できません。
あらためて障害種別によって、対策は様々で
あらゆる障害を念頭において対策は立てるべきだと痛感。
改善に力を合わせることにします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。