点字ブロックの意味 視覚障碍者と踏み切り2

2013-04-08 11:13:31 | まちづくり
前回の続きです。

5日は 同じくとの管理する
多摩湖自転車道 についての苦情もお聞きしました。

多くの市民が利用する多摩湖自転車道(遊歩道)は
自転車の利便性をよくするために
車止めを あちこちで外しています。

そのために視覚障害者の歩行が困難になっています。

車止めは、本来自転車道と一般道が交差する位置にありました。
視覚障害者は、その車止めを確認して
車止めの先は 一般車両が通る道路であることを確認します。

それを外すのだから
自転車道と一般道路の区別がつかなくなってしまうのです。
せめて 点字ブロックでその境を示してほしいと
視覚障害者の方々はおしっやるのです。

当然といえば当然です。

道路行政の専門家たちが
バリアフリー法が施行されて久しいのに
なんで苦情を言われるまでそのことに気がつかないのでしょうか?


上の写真は
多摩湖自転車道と線路が交差している部分です。
ここも車止めが撤去されています。
分かりにくいかもしれませんが
線路は道路に対して斜めに走っています。
従って、踏み切りも斜めです。

今は老朽化した点字が
この線路と平行に設置してあります。

この点字ブロックの誘導する方向の通りに歩くと
線路内に転落することになるのです。
つまり通路を外れる方向に点字ブロックで誘導されることになります。

この踏み切りの場合
正しい点字ブロックの設置方法は

道路に対して直角に設置することです。

そうすれば、
点字ブロックのしめす方向にまっすぐに進むことで
踏切を抜け
反対側の歩行者道路に行き着くことができます。

点字ブロックの持つ意味を考えれば当然わからなければなりません。
点字ブロックは付ければよいというものではないのです。

また一つ認識を鮮明にすることができました。

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